JPS6161828B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6161828B2
JPS6161828B2 JP5224783A JP5224783A JPS6161828B2 JP S6161828 B2 JPS6161828 B2 JP S6161828B2 JP 5224783 A JP5224783 A JP 5224783A JP 5224783 A JP5224783 A JP 5224783A JP S6161828 B2 JPS6161828 B2 JP S6161828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner blade
blade
length
unevenness
electric razor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5224783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59177090A (ja
Inventor
Masao Tanahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5224783A priority Critical patent/JPS59177090A/ja
Publication of JPS59177090A publication Critical patent/JPS59177090A/ja
Publication of JPS6161828B2 publication Critical patent/JPS6161828B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ヒゲの捕捉剪断効果の向上を図り、
かつ快ち良い剃り音を発生する電気カミソリの内
刃に関する。
(背景技術) 従来、この種の内刃においては、米国特許第
3092904号明細書に記載されているごとく、ヒゲ
の捕捉剪断効果を向上させるには、刃先をジグザ
グ状に形成すれば良いことが知られている。
しかし、上記の内刃はジグザグ形状の長さが全
域にわたつて略均一に構成されているため、以下
の問題点が発生した。
(イ) 第2図に示すヒゲの導入領域および仕上げ領
域の内刃剛性が共に大となり、導入領域の切断
時の過負荷を満足させるように内刃剛性を設定
すると微妙な剃り音を決定する仕上げ領域で、
内刃剛性が大になり過ぎて快ち良いヒゲ剃り音
が出てこない。
逆に仕上げ領域で快ち良い剃り音を出すよう
に内刃剛性を設定するとヒゲ導入領域の内刃剛
性が小になり過ぎ、切味が不足して、このよう
に切味のバランスをとることが出来ない。
(ロ) 内刃剛性は導入領域に対応する内刃部で決定
され、仕上げ領域はそれより小に出来るが、従
来例は長さが同一なため、仕上げ領域でのジグ
ザグ部への毛屑の溜りが余分に多くなり、また
掃除してもとれにくい。
という欠点があつた。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、そ
の目的とするところは、ヒゲの捕捉剪断効果を向
上させ、尚かつ快ち良い剃り音を発生させ、ヒゲ
剃りを快適にさせ得る電気カミソリの内刃を提供
することにある。
(発明の開示) 以下、図面に沿つて本発明の実施例を説明す
る。
本発明は外刃に摺接する内刃ブレードの刃先縁
に、長さの異なつた凹凸部を形成した点に特徴を
有している。
第1図は本発明が適用される電気カミソリの一
例の縦断面図を示す。図中1はハウジング、2は
ハウジング内に設けられた電池、3はモータ、4
はモータ3の回転軸に設けられた偏心カム、5は
偏心カム4によつて往復動される駆動子、6は駆
動子5と連結され、かつ内刃体7を駆動する継
手、8は内刃体7を上方に押し上げる押上バネ、
9は内刃体7を構成する内刃支持部材、10はそ
れから内刃支持部材9によつて支持された弧状の
内刃ブレード、11は内刃ブレード10が弾接さ
れる外刃、12は外刃11が設けられ、かつハウ
ジング1の上方部に着脱自在に設けられた外刃フ
レームである。
しかして、ヒゲは、第2図に示すように、外刃
11に形成された多数の髭導入孔11aを介し内
部に導入され、この外刃11に対して摺接する内
刃ブレード10によつて切断されるものである。
この場合、内刃ブレード10はその略中央部近
傍のヒゲの仕上げ剃りをする仕上げ領域aとその
両側部分のヒゲの導入領域b,bとに区分するこ
とができる。
しかして、本発明においては、第2図ないし第
4図に示すように、内刃ブレード10の刃先縁の
仕上げ、導入領域a,bに凹凸形状が形成されて
いる。この凹凸部は曲げ加工などよりジグザグの
波形形状を呈するように構成し、厚み方向の突出
部間の巾t1,t2間Aを凹凸量とし、かつこの実施
例の凹凸量は素材厚tより大きく形成されてい
る。なお、本明細書では内刃ブレード10の中心
方向の長さtl、別言するとブレード支持方向
(外刃11との反対方向)の長さを凹凸量の長さ
と定義して用いている。また、第3図において一
点鎖線で示すOは内刃ブレードのセンターを示
す。
第5図は凹凸部の他の態様例を示すもので、こ
の例では内刃ブレード10′の素材の両側を弧状
に切削するなどして凹凸部を形成したもので、図
中tp′で示すように素材厚t′をMAXとして刃面に
凹凸形状を形成し、かつt1′,t2′間を凹凸量とし
ている。なお、この例では凸形状(凹凸量)が板
厚すなわち素材厚t′と略同一に形成されている
が、素材厚t′より小さく形成しても良い。
第6図以降は内刃ブレードに形成する凹凸形状
の各種具体的態様例を示すもので、先ず第6図に
おいては導入領域に対応する内刃ブレード10の
凹凸量の長さを大に、また仕上げ領域を小として
形成している。なお、前記第4図は第6図に示す
内刃ブレード10の要部に相当するものである。
第7図の内刃ブレード10″は凹凸量の長さを
センターから両側に向かつて順次連続的に増大す
るように変化させて形成してある。
第8図の内刃ブレード10′は第6図に示した
内刃ブレード10と凹凸量の関係が逆となつてお
り、仕上げ領域に相当する凹凸量の長さを大に、
かつ導入領域の凹凸量を小としたものであり、前
記第5図はこの実施例の要部に相当するものであ
る。
ところで、電気カミソリの内刃ブレードは次の
要件が必要である。すなわち、外刃のヒゲ導入
領域に対応する内刃ブレードの導入領域はヒゲを
大量に切断するので、十分な内刃剛性が必要であ
る。一方仕上領域は、短かくなつたヒゲをさら
により短かくするのと同時に快ち良い剃り音を発
生する必要があり、内刃剛性は適度な剛性値が存
在しそれはの導入域の剛性より小である。
しかして、前記第6図および第8図に示した実
施例は上記要件を充足するものである。つまり、
第6図のものは導入領域の凹凸量の長さが大であ
り剛性の向上化を図られている。また、第8図の
ものは素材を切削するなどして凹凸形状を形成す
るため、剛性が低下する。したがつて、このこと
に鑑み第8図の実施例では第6図のものとは逆に
仕上げ領域に相当する部分の凹凸量の長さを大
に、また、導入領域部分の凹凸量の長さを小に
し、導入領域の剛性を確保するかたわら、快ち良
い剃音を得るよう仕上げ領域の剛性を導入領域に
比べ小とすべくその凹凸量の長さを大に形成して
構成してある。
第9図および第10図は回転式の電気カミソリ
に本発明を適用したもので、この内刃ブレード1
0の仕上げ領域aの凹凸量の長さは小に、導入
領域bの凹凸量の長さは大に形成され、第6図の
実施例のものに実質的に相当している。なお、第
10図において一点鎖線で示すOは回転中心であ
る。また、第9図に示す如き回転式の電気カミソ
リ自体の構成は周知であるためにその詳細説明は
省略する。
なお、第9図および第10図における回転式の
電気カミソリの内刃ブレードの凹凸形状は第4図
および第6図に相当するものであるが、その形状
を第7図、第8図に示すように構成しても良いこ
とは勿論である。
以上の通り本発明においては、外刃に摺接する
内刃ブレードの刃先縁を凹凸状に形成し、その凹
凸部におけるブレード支持方向(外刃との反対方
向)の長さを異ならしめて構成したから、ヒゲの
捕捉剪断効果を向上させ、また仕上げ域で快ち良
い剃り音が発生し、快適なシエービングが可能と
なる効果がある。
また、往復刃および回転刃等において、凸形状
を内刃ブレードの板厚より大きく形成し、かつ周
縁部の凹凸の長さを中央部より大に形成したか
ら、仕上げ域の凹凸長さが小なので、内刃の仕上
げ域によく付着する肌の脂肪分およびヒゲ層が低
減出来る。
凸形状を内刃ブレードの板厚と略同一または小
で形成し、かつ、周縁部の凹凸の長さを中央部よ
りも小にすることにより、ヒゲ捕捉剪断効果の向
上、快ち良い剃り音を得ることができる。
また、凹凸量の長さの変化は、連続的に構成し
たから、加工にる発生応力が一様となり、局部的
な応力集中が発生しにくいので破れ等による歩溜
りの低下の防止、切味の寿命アツプが実現出来る
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される往復式の電気カミ
ソリの部分縦断面図、第2図は外刃と内刃との関
係を示す本発明の説明図、第3図はブレード支持
部材に取付けられた本発明の内刃ブレードの平面
図、第4図は本発明の一実施例の要部斜視図、第
5図は本発明の他の実施例の要部斜視図、第6図
は本発明の一実施例の側面図、第7図は同実施例
に属する内刃ブレードの側面図、第8図は本発明
の他の実施例の側面図、第9図および第10図は
回転式の電気カミソリに本発明を適用した例を示
す。 10,10′,10″,10……内刃ブレー
ド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外刃に摺接する内刃ブレードの刃先縁を凹凸
    状に形成し、その凹凸部の長さを異ならしめて構
    成したことを特徴とする電気カミソリの内刃。 2 凸形状を内刃ブレードの板厚より大きく形成
    し、かつ周縁部の凹凸の長さを中央部よりも大に
    形成した特許請求の範囲第1項記載の電気カミソ
    リの内刃。 3 凸形状を内刃ブレードの板厚と略同一ないし
    小に形成し、かつ周縁部の凹凸の長さを中央部よ
    りも小に形成した特許請求の範囲第1項記載の電
    気カミソリの内刃。 4 凹凸部の長さの変化を連続的に構成した特許
    請求の範囲第1項記載の電気カミソリの内刃。
JP5224783A 1983-03-28 1983-03-28 電気カミソリの内刃 Granted JPS59177090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224783A JPS59177090A (ja) 1983-03-28 1983-03-28 電気カミソリの内刃

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224783A JPS59177090A (ja) 1983-03-28 1983-03-28 電気カミソリの内刃

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177090A JPS59177090A (ja) 1984-10-06
JPS6161828B2 true JPS6161828B2 (ja) 1986-12-27

Family

ID=12909394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5224783A Granted JPS59177090A (ja) 1983-03-28 1983-03-28 電気カミソリの内刃

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59177090A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59177090A (ja) 1984-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3839046B2 (ja) 外刃および内刃の組合体、並びに外刃および内刃の組合体を製造する方法
JP2002058887A (ja) 電気かみそりの刃
JP2004516120A (ja) シェービングヘッド及びこれを有するシェーバー
JPS6225392B2 (ja)
US2234891A (en) Shaving implement
JPS6161828B2 (ja)
US7003886B2 (en) Inner cutter unit and outer cutter unit for an electric shaver
JP2546261Y2 (ja) 三枚刃安全剃刀における刃先の露出構造
JPS6031655Y2 (ja) 回転式電気かみそり
US2242180A (en) Process of making combs for shaving implements
JP2643999B2 (ja) 往復式電気かみそりの内刃
US3999296A (en) Electric shaver cutter of improved efficacy
JPS608846Y2 (ja) 振動式電気かみそり機の内刃
JP3616703B2 (ja) すき鋏の製造方法
JPH0716360A (ja) 外刃駆動型電気カミソリ
JPS5854061Y2 (ja) オオフクドウシキデンキカミソリノウチバタイ
JPS6335748Y2 (ja)
JP2001038071A (ja) 電気かみそり
JPH06104148B2 (ja) 電気かみそりの外刃
JPS6232537Y2 (ja)
JPH05220275A (ja) 往復式電気かみそりの刃
JPS6041952B2 (ja) 往復式電気かみそり
JP2005230237A (ja) 往復式電気かみそりの内刃
JPS6040871B2 (ja) 回転式電気カミソリの外刃の製造法
JPS5827953B2 (ja) デンキカミソリ