JPS5854061Y2 - オオフクドウシキデンキカミソリノウチバタイ - Google Patents
オオフクドウシキデンキカミソリノウチバタイInfo
- Publication number
- JPS5854061Y2 JPS5854061Y2 JP1975099239U JP9923975U JPS5854061Y2 JP S5854061 Y2 JPS5854061 Y2 JP S5854061Y2 JP 1975099239 U JP1975099239 U JP 1975099239U JP 9923975 U JP9923975 U JP 9923975U JP S5854061 Y2 JPS5854061 Y2 JP S5854061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cutter
- cutting edge
- cutting
- piece
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は金属箔状の外刃をアーチ状に懸架支持し、こ
の外刃箔の下面で基台に多数の内刃片を並設したはゾ半
円形の刃先を有する内刃体を往復動させる型の電気かみ
そりにおける内刃体の改良に係る。
の外刃箔の下面で基台に多数の内刃片を並設したはゾ半
円形の刃先を有する内刃体を往復動させる型の電気かみ
そりにおける内刃体の改良に係る。
従来のこの種の内刃体は平板からプレス加工により打抜
いた内刃片をダイカストまたは樹脂製の基台に多数並設
することにより形成されているため、刃先aが第6図a
、bに示すように直線で、その刃先角度は900に形成
されている。
いた内刃片をダイカストまたは樹脂製の基台に多数並設
することにより形成されているため、刃先aが第6図a
、bに示すように直線で、その刃先角度は900に形成
されている。
したがって、外刃箔との共働により毛の切断をする場合
、いわゆる剪断により毛を切ることになり、切断効果が
悪いという欠点があった。
、いわゆる剪断により毛を切ることになり、切断効果が
悪いという欠点があった。
これらの欠点を解消するものとして、均一厚みのアーチ
状内刃上部の内刃体摺動方向の両側面に凹溝を刻設し、
この凹溝の上部を研磨することによって鋭角の刃先を形
成したものや、内刃を基台の往復動方向に交互に傾斜さ
せて基台上に配置し、外刃の両面と内刃の先端との角度
を鋭角にしたものが提案されている。
状内刃上部の内刃体摺動方向の両側面に凹溝を刻設し、
この凹溝の上部を研磨することによって鋭角の刃先を形
成したものや、内刃を基台の往復動方向に交互に傾斜さ
せて基台上に配置し、外刃の両面と内刃の先端との角度
を鋭角にしたものが提案されている。
しかしながら前者のものは、内刃が基台上に直立してい
るので刃先がすべて内刃体の摺動方向と直交することに
なり、剪断抵抗がそのまま刃先に加わる。
るので刃先がすべて内刃体の摺動方向と直交することに
なり、剪断抵抗がそのまま刃先に加わる。
また、一般に実用的に使用されているこの種内刃の板厚
は2mm以下である。
は2mm以下である。
このため、凹溝を形成することによって、刃先を鋭角に
すると、凹溝の肉厚がさらに薄くなるため、刃先の機械
的強度が弱く長期間の使用で刃先が劣化してしまう。
すると、凹溝の肉厚がさらに薄くなるため、刃先の機械
的強度が弱く長期間の使用で刃先が劣化してしまう。
特にこの種の内刃を有する往復動電気かみそりでは、ア
ーチの頂部が毛を切断する機会の最も多い位置にあるの
で、長期間の使用でこの部分に集中的に剪断抵抗が加わ
り、刃先が欠損しやすいという欠点があり、後者のもの
は、各内刃を交互に反対方向に傾斜させ、内刃を基台上
にハの字に配設し、この傾斜させた内刃の基台側の先端
と、この先端が当接する外刃の内面との角度を鋭角にし
ているので、基台の移動方向側の内刃しか切断作用はな
く、反対側の内刃は鋭角となって、毛のひつばりを招く
うえに、切断領域と非切断領域が交互にできるため、毛
の良好な切断効率が得られないという欠点を有していた
。
ーチの頂部が毛を切断する機会の最も多い位置にあるの
で、長期間の使用でこの部分に集中的に剪断抵抗が加わ
り、刃先が欠損しやすいという欠点があり、後者のもの
は、各内刃を交互に反対方向に傾斜させ、内刃を基台上
にハの字に配設し、この傾斜させた内刃の基台側の先端
と、この先端が当接する外刃の内面との角度を鋭角にし
ているので、基台の移動方向側の内刃しか切断作用はな
く、反対側の内刃は鋭角となって、毛のひつばりを招く
うえに、切断領域と非切断領域が交互にできるため、毛
の良好な切断効率が得られないという欠点を有していた
。
この考案はこれらの欠点を解消するものではゾ半円形を
した刃先を有する内刃片の切断可能部、すなわち、外刃
箔と内刃片が圧接して毛を切断する作用が可能な領域の
両側面の刃先を内刃片の頂部にいくに従って摺動方向に
向って突出する曲線で構成し、かつ刃先から内刃片の内
方に向った傾斜面を形成したものである。
した刃先を有する内刃片の切断可能部、すなわち、外刃
箔と内刃片が圧接して毛を切断する作用が可能な領域の
両側面の刃先を内刃片の頂部にいくに従って摺動方向に
向って突出する曲線で構成し、かつ刃先から内刃片の内
方に向った傾斜面を形成したものである。
以下この考案の一実施例を図面で説明する。
1はアルミダイカストまたはガラス入りポリアミド樹脂
等で成形された基台2に多数植設された半円形の内刃片
で、本体(図示せず)に装着したときに外刃箔3と、内
刃片1の刃先1aが圧接して毛の切断を行うことができ
る領域、すなわち切断可能部すのはマ全域にわたって、
内刃片2の側面に、内方に向った傾斜面4が形成されて
いる。
等で成形された基台2に多数植設された半円形の内刃片
で、本体(図示せず)に装着したときに外刃箔3と、内
刃片1の刃先1aが圧接して毛の切断を行うことができ
る領域、すなわち切断可能部すのはマ全域にわたって、
内刃片2の側面に、内方に向った傾斜面4が形成されて
いる。
(第2図、第3図参照)
この内刃片1は半円形に形成されており、しかも、切断
可能部すの両側面の刃先1aは第4図すの実線で示すよ
うに内刃片1の頂部にいくに従って内刃体の摺動力向B
に向って突出した曲線で形成され、しかも、この刃先1
aから内刃片1の内方に向った傾斜面4が形成されてい
る。
可能部すの両側面の刃先1aは第4図すの実線で示すよ
うに内刃片1の頂部にいくに従って内刃体の摺動力向B
に向って突出した曲線で形成され、しかも、この刃先1
aから内刃片1の内方に向った傾斜面4が形成されてい
る。
すなわち、この内刃片1の切断可能部すでの刃先1aは
刃先線を内刃片1の頂部にいくに従って摺動方向に向っ
て突出する曲線で形成することにより、はさみ角を有し
、しかも第3図に示すように鋭角の刃先角度のをもつこ
とにより、すくい角を有することになるため、毛の切断
力(いわゆるシェアリングホース)はきわめて小さくて
すむ。
刃先線を内刃片1の頂部にいくに従って摺動方向に向っ
て突出する曲線で形成することにより、はさみ角を有し
、しかも第3図に示すように鋭角の刃先角度のをもつこ
とにより、すくい角を有することになるため、毛の切断
力(いわゆるシェアリングホース)はきわめて小さくて
すむ。
この傾斜面4はプレス加工または切削加工によって形成
すればよく、また前後の刃先1aの幅lは、刃先角θを
変えることにより調節できることは勿論、傾斜面4を形
成する際に傾斜面の下端での境界線dを変化させること
により調節できる。
すればよく、また前後の刃先1aの幅lは、刃先角θを
変えることにより調節できることは勿論、傾斜面4を形
成する際に傾斜面の下端での境界線dを変化させること
により調節できる。
すなわち、切削加工をする場合に境界線が第4図aの一
点鎖線に沿うように形成すれば刃先角θを変えないま〜
第4図すの一点鎖線で示すように刃先幅lを小さくでき
、逆に破線で示すように下方に湾曲させて形成すれば刃
先幅lを大きくすることができる。
点鎖線に沿うように形成すれば刃先角θを変えないま〜
第4図すの一点鎖線で示すように刃先幅lを小さくでき
、逆に破線で示すように下方に湾曲させて形成すれば刃
先幅lを大きくすることができる。
上記摺動方向に向った曲線の突起りは必ずしも切断可能
部すの全域に亘る必要はなく、所望に応じて、例えば、
外刃の切断領域ではわん曲した外刃の頂部が最も使用頻
度が高いので、第5図に示すように内刃片1の頂部のみ
に形成してもよい。
部すの全域に亘る必要はなく、所望に応じて、例えば、
外刃の切断領域ではわん曲した外刃の頂部が最も使用頻
度が高いので、第5図に示すように内刃片1の頂部のみ
に形成してもよい。
上記実施例は内刃片1と基台2とを別体で構成したが、
半円柱形に形成した鋼素材から直接切削により内刃片1
を切り出す方法によって製造してもよいことはいうまで
もない。
半円柱形に形成した鋼素材から直接切削により内刃片1
を切り出す方法によって製造してもよいことはいうまで
もない。
以上の構成を有するこの考案によれば、各内刃片1の切
断可能部すの両側面の刃先1aを内刃片1の頂部にいく
に従って摺動方向Bに向って突出する曲線で構成し、か
つ刃先1aから内刃片1の内方に向った傾斜面4を形成
することにより、各内刃片1にはさみ角とすくい角とを
有することになるため、従来のものに比し、切断力が著
しく向上し、また刃先1aに加わる剪断抵抗がきわめて
小さくてすみ、特に刃先1aが内刃片1の頂部にいくに
従って摺動力向に向って突出する曲線で構成したので、
毛を切断する機会の最も多い内刃片1の頂部で板厚が厚
くなって機械的強度が強くなるため、刃先1aの劣化を
防ぐことができ、長期間の使用に耐える。
断可能部すの両側面の刃先1aを内刃片1の頂部にいく
に従って摺動方向Bに向って突出する曲線で構成し、か
つ刃先1aから内刃片1の内方に向った傾斜面4を形成
することにより、各内刃片1にはさみ角とすくい角とを
有することになるため、従来のものに比し、切断力が著
しく向上し、また刃先1aに加わる剪断抵抗がきわめて
小さくてすみ、特に刃先1aが内刃片1の頂部にいくに
従って摺動力向に向って突出する曲線で構成したので、
毛を切断する機会の最も多い内刃片1の頂部で板厚が厚
くなって機械的強度が強くなるため、刃先1aの劣化を
防ぐことができ、長期間の使用に耐える。
さらに刃先1aを各内刃1の切断可能部すの両側面に形
成しているので、内刃体の往復動においても良好な切断
効率が得られる。
成しているので、内刃体の往復動においても良好な切断
効率が得られる。
第1図のうちaはとの考案の一実施例を示す平面図、b
は側面図、CはaのA−A線断面図、第2図は第1図の
内刃片の斜視図、第3図は第2図のE−E線断面図、第
4図は傾斜面と刃先幅の関係を示す説明図、第5図は他
の実施例、第6図は従来例を示す。 1・・・・・・内刃片、1a・・・・・・刃先、2・・
・・・・基台、4・・・・・・傾斜面、b・・・・・・
切断可能部、B・・・・・・内刃体の摺動力向。
は側面図、CはaのA−A線断面図、第2図は第1図の
内刃片の斜視図、第3図は第2図のE−E線断面図、第
4図は傾斜面と刃先幅の関係を示す説明図、第5図は他
の実施例、第6図は従来例を示す。 1・・・・・・内刃片、1a・・・・・・刃先、2・・
・・・・基台、4・・・・・・傾斜面、b・・・・・・
切断可能部、B・・・・・・内刃体の摺動力向。
Claims (1)
- 基台2に多数の内刃片1を垂直に並設したほぼ半円形の
刃先1aを有する内刃体において、各内刃片1の切断可
能部すの両側面の刃先1aを内刃片1の頂部にいくに従
って摺動力向に向って突出する曲線で構成し、かつ刃先
1aから内刃片1に向って傾斜面4を形成した往復動式
電気かみそりの内刃体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975099239U JPS5854061Y2 (ja) | 1975-07-16 | 1975-07-16 | オオフクドウシキデンキカミソリノウチバタイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975099239U JPS5854061Y2 (ja) | 1975-07-16 | 1975-07-16 | オオフクドウシキデンキカミソリノウチバタイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5213993U JPS5213993U (ja) | 1977-01-31 |
JPS5854061Y2 true JPS5854061Y2 (ja) | 1983-12-08 |
Family
ID=28580811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975099239U Expired JPS5854061Y2 (ja) | 1975-07-16 | 1975-07-16 | オオフクドウシキデンキカミソリノウチバタイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854061Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5455459U (ja) * | 1977-09-27 | 1979-04-17 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4997097U (ja) * | 1972-12-13 | 1974-08-21 | ||
JPS5324467Y2 (ja) * | 1973-11-09 | 1978-06-23 |
-
1975
- 1975-07-16 JP JP1975099239U patent/JPS5854061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5213993U (ja) | 1977-01-31 |
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