JPS6161649A - アジテータミル - Google Patents

アジテータミル

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JPS6161649A
JPS6161649A JP18595785A JP18595785A JPS6161649A JP S6161649 A JPS6161649 A JP S6161649A JP 18595785 A JP18595785 A JP 18595785A JP 18595785 A JP18595785 A JP 18595785A JP S6161649 A JPS6161649 A JP S6161649A
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JP
Japan
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grinding
agitator
agitator mill
chamber
diameter
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Application number
JP18595785A
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Inventor
ホルスト グロース
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Draiswerke GmbH
Original Assignee
Draiswerke GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/16Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及五公立 本発明は、特許請求の範囲第1項の上位概念に記載した
アジテータミルに関する。
−l辰技工 西独国特許公開第2629251号明細書(対応米国特
許第4129261号明細書)によって知られているこ
の種のアジテータミルの場合には、はぼ半径方向に突出
した円板が冷却可能なアジテータ軸に取付けられ、この
円板に攪拌棒が固定されている。
内側シリンダによって形成された粉砕室壁には、半径方
向から粉砕室内に突出た対向棒が設けられている。円板
の直径は粉砕室直径の約0.5〜0.6倍である。
西独間特許第1233237号明細書により、前記と基
本的に同じ様に形成されたアジテータミルが知られてい
る。この場合、アジテータ軸が冷却可能な中空シリンダ
として形成されている。この中空シリンダから攪拌棒が
半径方向に突出ている。粉砕室画成壁には同様に、半径
方向から粉砕室内に突出た対向棒が取付けられている。
この公知のアジテータミルの場合、アジテータ軸の直径
は粉砕室直径の少なく共0.6倍である。
これらの公知のアジテータミルはすべて、特に大径の粉
砕補助物と比重が重い材料を使用する際に、回転する攪
拌棒の範囲において粉砕室画成壁に大きな摩耗を生じる
。更に、特に比較的に粘性のある被粉砕物質を加工する
場合に熱伝達が不十分である。
置皿 本発明の基礎とする課題は、粉砕室画成壁の摩耗を大幅
に減少させることができ、被粉砕物質から粉砕室画成壁
への熱伝達が改善され、同時に単位時間当りの被粉砕物
質装入量および/又は被粉砕物質の粉砕度合を轟めるこ
とができる、前記様のアジテータミルを提供することで
ある。
、   び六 この課題は本発明では特許請求の範囲第1項の特徴部分
に記載した構成によって解決される。この手段により、
通常内側シリンダーによって形成された粉砕室画成壁と
攪拌棒との間に、粉砕補助物が挟まれることがなくなる
。公知のアジテータミルの場合には、外側の粉砕室画成
壁のところで粉砕補助物が微々たる周速を有する。一方
、攪拌棒の端部の近くに存在する粉砕補助物は最大の接
線方向速度を有する。粉砕室の半径方向のこの速度勾配
によって、回転する粉砕補助物の強い粉砕作用が発生す
る。実際に、本発明の範囲内で認められるように、粉砕
補助物は攪拌棒の範囲において異なる速度で回転し、内
側シリンダーによって形成される。粉砕室隔成壁のとこ
ろの速度が最低となる。その都度攪拌棒の前にある粉砕
補助物が攪拌棒の回転速度と同じ速度で最も強く加速さ
れる。エネルギーに冨むこの粉砕補助物は回転する粉砕
補助物の層に衝突する。これによって加えられる衝撃は
、その下にあるゆっくり回転する層を介して粉砕室画成
壁に伝達される。この粉砕室画成壁は非常に大きな衝撃
−摩擦一応力によって強く摩耗する。粉砕補助物のエネ
ルギー含有量がその質量ひいてはその直径の3乗と共に
線形に増大するので、特に比重の大きな材料から成る大
きな粉砕補助物を使用する際に、粉砕室画成壁の衝撃応
力が許容できない程となる。粉砕室画成壁の耐摩耗性の
硬質または焼き入れされた表面が破裂する1頃向がある
。この摩耗を減少するために実際に用いられた手段は攪
拌棒を一層短くすることであった。先行技術の場合、攪
拌棒と粉砕性画成壁の平均の間隔は、粉砕補助物の直径
の少なくとも3倍であった。この間隔は実際には摩耗を
減少させるためにさらに拡大された。驚くべきことに、
この摩耗の問題は、従来の如く攪拌棒を短くする代わり
に、粉砕室画成壁のすぐ近くまで攪拌棒を延長させるこ
とによって、充分に除去できることが判った。本発明の
この手段によって、粉砕補助物は粉砕容器璧の範囲でも
、粉砕室の軸方向と接線方向の衝撃だけを受ける。すな
わち、粉砕室画成壁の衝撃応力が最小になるので、粉砕
室画成壁の硬質コーティング、たとえば硬質クロムメッ
キの破裂が大幅に回避される。同時に、粉砕作用によっ
て有効な粉砕室が拡大される。特に、例えば泥膏状また
はそれと類似の被粉砕物質のような粘性のある物質を粉
砕する場合には、外側の粉砕室画成壁への熱伝達が増大
する。なぜなら、はとんど動かない被粉砕物質−粉砕補
助物一層がこの粉砕画成壁上に形成されないからである
。被粉砕物質の粘性が大きければ大きい程、熱伝達が改
善される。
特許請求の範囲第2項に従って、同様な手段を対向棒に
も設けると、アジテータ軸の範囲でも、熱伝達が前述と
同様に効果的にかつ驚くほど改善される。
特許請求の範囲第3.4項に従って、攪拌棒および/ま
たは対向棒の端部の間隔を、使用される最小の粉砕補助
物の半径よりも小さくすると、前述の効果が最適化され
る。この粉砕補助物の直径は5〜12關または5〜15
龍である。粉砕補助物はガラス製ではなく、例えば密度
が約5.4g/−の純粋な酸化ジルコニウムまたは密度
が約7.8g/dの鋼のような重い材料でできている。
攪拌棒と粉砕室画成壁の最小間隔または対向棒とアジテ
ータ軸の最小間隔は約2卑lである。
特許請求の範囲第5項に従って攪拌棒の端部を形成する
ことによって、あるいは特許請求の範囲第6項に従って
対向棒の端部を形成することによって、半径方向の衝撃
が棒の端部によって粉砕補助物に加えられにくくなる。
この端部ば平に形成してもよいし、また粉砕室画成壁の
曲率または攪拌軸に合った曲率を有する環状シリンダ一
部分として形成してもよい。しかし、棒の直径が粉砕室
またはアジテータ軸の直径よりも大幅に小さいので、棒
が平な終端部を有するだけで充分である。
棒は勿論その端部が強く摩耗するので、特許請求の範囲
第7項または第8項記載の手段がきわめて有利である。
混合スクリューを介して被粉砕物をアジテータミルに供
給する場合は、特許請求の範囲第9項記載の手段が非常
に有利である。これによって同時に、粉砕補助物が混合
スクリューに作用して摩耗を生じることが回避される。
共通の回転軸から離して複数のアジテータミルを設け、
一つの回転軌道に沿って駆動することが西独国特許公開
第3245825号によって知られている。回転軸に関
して見て、アジテータミルの被粉砕物質入口は半径方向
外側にあり、被粉砕物質出口は半径方向内側にある。従
って、分離装置の負荷が解除される。このアジテータミ
ルにおいても普通の如く回転駆動可能なアジテータ軸が
設けられ、このアジテータ軸から半径方向に攪拌棒が突
出ている。円錐形または円筒形に形成された粉砕室画成
壁には、同様に半径方向から粉砕室内に突出する攪拌棒
が設けられている。上記の構造および運転方法の場合に
は、円環渦が形成れる危険がある。このような渦の形成
を阻止または妨害するために、攪拌棒と粉砕室画成壁の
間隔と、場合によっては対向棒とアジテータ軸の間隔が
、粉砕?ili助物の直径よりも小さく成っている。こ
れは、定置された粉砕容器を有するアジテータミルで発
生する摩耗および熱伝達の問題と無関係である。
本発明の他の効果と特徴は、図に基づく、実施例の以下
の説明から明らかになる。
図に示したアジテータミルすなわち攪拌機ミルは普通の
如(コラム1を備えている。このコラムの上面には、突
出した担持アーム2が取付けられている。担持アームに
は更に、円筒状の粉砕容器3が固定されている。コラム
1内に―電気的な駆動モータ4が収納され、この駆動モ
ータは■ベルトブーIJ 5を備えている。アジチータ
フに相対回転しないように連結されたVベルトプーリ8
は、Vベルト6を介して前記Vベルトプーリ5により、
回転駆動可能である。
粉砕容器3は、粉砕室9を取囲みかつ粉砕容器壁を形成
する円筒状の内側シリンダー10すなわち粉砕室画成室
からなっている。内側シリンダーは、同様にほぼ円筒状
の冷却外壁11によって取囲まれている。粉砕室9と冷
却外壁11は底板12によって下側を閉鎖されている。
この底板は例えば溶接によって内側シリンダー10と冷
却外壁11に固定されている。底板I2には被粉砕物質
供給管13が取付けられ、被粉砕物質はこの被粉砕物質
供給管を通って下側から粉砕室9に押込まれる。
粉砕容器3内に同心的に設けられたアジテータ7は、ア
ジテータ軸14を形成する管を備えている。半径方向に
突出しかつ中空円板として形成された円板15がアジテ
ータ軸14に同心的にかつ相対回転しないように取付け
られている。この円板は環状で薄い上側の板16を有す
る。この仮には、下方へ突出た円筒状の外側リング17
と、同様に下方へ突出しアジテータ軸14を密接して取
り囲むボス18が取付けられている。外側リング17と
ボス18を有する上側の板16は一部材で形成すること
ができる。板はフェーザーキー継手19によってアジテ
ータ軸14に相対回転しないように連結されている。外
側リング17、ボス18および上側の板16によって囲
まれた中空室20は下側が下側の板21によって閉鎖さ
れている。
この下側の板21には環状のスペーサ22が取付けられ
ている。スペーサ22は間隔をおいてアジテータ軸14
を取り囲み、その自由端はすぐ下の上側の坂16に載っ
ている。この構造によって、アジテータ軸14に差込む
だけで中空円板15を組立てることができる。
スペーサ22の自由端面とそれに付設された上側の板1
6の間、および外側リング17の自由縁とそれに付設さ
れた下側板2Iの面の間にそれぞれシールリング23.
24が取付けられている。
各スペーサ22とそれに付設されたアジテータ軸14の
部分によって囲まれた環状室25はそれぞれ、上側の板
16の1個または複数個の孔26を介して、下の円板1
5の中空室20に接続されている。この孔26はボス1
8の範囲に設けられている。ボス18には更に、半径方
向外側へ突出し外側リング17の近くまで延びる案内円
板27が取付けられている。アジテータ7の最下方の円
板15″にはスペーサは取付けられていない。この場所
で、アジテータ軸14の孔28は横孔28゜を介して円
板の中空室に直接接続されている。
上記構造により、孔28を通って下方へ流れる冷却水は
、横孔28゛を通って下側の円板15゛の中空室20内
に入り、そこから上方へ流れる。
この場合、冷却水は孔26から環状室25に入り、そこ
から下側の板21の1個または複数個の孔26”を通っ
て中空室20に入り、そしてそこから案内円f!27の
周りを通ってすぐ上の孔26に流れる。この構造により
、円板15と、アジテータ軸14を囲むスペーサ22が
非常に強力に冷却される。各円板15の外側リング17
には、半径方向に突出た多数の攪拌棒29が例えばねじ
込み、溶接等によって固定されている。この攪拌棒は中
空室20の方へ開口した孔30を備えていてもよい。そ
れによって、この攪拌棒29の冷却が一層改善される。
内側シリンダーIOには半径方向から粉砕室9内に突出
した対向棒すなわち相手方枠31が取付けられている。
この対向棒はアジテータ軸の中心軸線方向で隣接゛する
2本の攪拌棒を29の間に位置するように設けられてい
る。第2図の左側に示した普通の構造の場合には、対向
棒31は半径方向で円板15と重ならないような長さを
有する。
対向棒31は冷却外壁11の方へ開放した孔32を備え
ている。冷却外壁11には、下側の冷却水入口管33と
上側の冷却水出口管34が設けられいてる。
第2図の右側に示すように、対向棒31゛が半径方向で
隣りの円板15と重なるような長さに形成されている場
合には、対向棒31”の各々の固定個所において、内側
シリンダ10まで達する溝付げ部35を冷却外壁11に
設けると好都合である。これにより、対向棒31”のヘ
ッド36が露出するので、例えばアジテータ7を粉砕容
器3から取り出すときに、対向棒31′を粉砕容器3か
ら簡単に取り外すことができる。第2図の下側の円板1
5゛から判るように、円板15°を極めて偏平に形成す
ることができる0円板15又は15’の外径は粉砕室直
径の役0.5〜6倍である。
粉砕容器3はその上側が、フランジ止めされた蓋37に
よって閉鎖されている。この蓋には粉砕物質出口管38
が取付けられている。粉砕物質出口管38の手前には分
離装置39が設けられている。この分離装置は、i37
の内面に取付けられたリング40と、フェザ−キー継手
41によってアジテータ軸14に取付けられた環状円板
42とからなっている。その際、リング40と環状円板
42は重なっている。この重なり部分において、リング
40と環状円板42の間に、少なく共一部が半径方向に
延びる環状隙間43が形成されている。この環状隙間は
、粉砕室9の50〜90%、好ましくは70〜85%を
占めるように粉砕室に充填され示唆的に示した粉砕補助
物44の流失を阻止する。同時に、液状被粉砕物質が擦
り砕き−およびせん断処理を受ける。これによって粉砕
効果が一層よくなる。前述の付加的な効果がある分離装
置は、西独間特許第1482391号に詳細に記載され
ている。
通常の如く、アジテータ軸14から上方へ管軸45が延
長している。管軸45は軸受46に軸承され、この軸受
は担持アーム2に取付けられた軸受は台47に支持され
ている。すなわち、アジテータ軸14は、片持支承され
ている。管軸45はグランドパツキン48によりMB2
に対してシールされている。管軸45の上端には■ベル
トプーリ8が取付けられている。管軸45の中を冷却水
供給管49が同心的に延びている。この冷却水供給管は
アジテータ軸14を形成する管に接続されている。冷却
水は冷却水供給管49と管軸45の間の環状通路50を
通うて還流する。管軸45の上端、すなわち■ベルトプ
ーリ8の上方には、冷却水を供給排出するための市販の
管継手51が取付けられている。
粉砕容器3はその全体が担持アーム2に懸吊されて固定
されている。
粉砕容器3の底板12には、粉砕補助物44のための閉
鎖可能な出口管52が設けられている。
粉砕容器3の上端の範囲には、粉砕?ili助物44の
ための補充管53が取付けられている。
隣接する2個の円板15に半径方向で重なっている対向
棒31゛の代わりに、対向方31”を設けてもよい。こ
の対向棒31”は冷却外壁11と内側シリンダ10を通
って、その自由端が円板15または15°と重なるよう
に、粉砕室9に挿入されている。このようにして取外し
可能に取り付ける場合、対向棒31″はシール31 ’
により内側シリンダ10に対してシールされる。
前述のアジテータミルは西独国特許公開第262925
1号明細書(対応米国特許第4129261号明細書)
によって公知である。
攪拌棒29は内側シリンダーの側の端部54がそれぞれ
ほぼ平に形成されている。攪拌棒29のそれぞれの01
11部54と内側シリンダー10の間隔aは、使用され
る最小粉砕補助物44の直径dよりも小さくなっている
。好ましくはa <’Q、5 dである。a<dである
ときには、攪拌棒29の端部54と内側シリンダ10の
間に、粉砕?i1i助物44が挾まれなくなる。粉砕補
助物44による内側シリンダー10の衝撃負荷は発生し
ない。a<0.5dであるときは、粉砕補助物44は、
内側シリンダ】0の軸方向および/または接線方向の衝
動だけしか発生せず、内側シリンダー10の内面の機械
的応力が最小となる。攪拌棒29のそれぞれの端部54
が平に形成されているので、粉砕?+li助物44は粉
砕室9の半径方向の衝動を発生しない。
攪拌棒29が回転する水平な面内で内側シリンダー10
の近くにある粉砕補助物44は、各々の攪拌棒29の回
転運動によって上方と下方へ押しやられる。粉砕補助物
44のこの運動は、内側シリンダ10上にある隣りの粉
砕補助物44に伝達される。その際、内側シリンダー1
0の接線方向と軸方向の運動成分が内側シリンダー10
の範囲の粉砕補助物44に強制的に生ずる。それによっ
て、被粉砕物質から内側シリンダ1oへの熱伝達、ひい
ては冷却外壁11の中を流れる冷却媒体への熱の通過が
大幅に改善される。
粉砕室9の中へ突出した対向棒31.31’。
31″は、エネルギー供給を増大させ、粉砕作用を高め
る働きをする。なぜなら、運動する粉砕補助物44がこ
の方向棒31.31″、31”のところで制動されるか
らである。回転する攪拌棒29の近くの粉砕補助物44
と定置された対向棒31.31″、31”の速度差が大
きいために、粉砕作用がきわめて良好となる。攪拌棒2
9が内側シリンダー10の近くまで突出しているので、
粉砕室9のほぼ全容積が粉砕作用を生じるために利用さ
れる。これに対して、攪拌棒の端部が粉砕補助物の直径
の少なく共3倍だけ内側シリンダーから離れている従来
のアジテークミルの場合にはこれが達成されない。
対向棒31′または31”のように対向棒が円板15ま
たは15゛の間まで達する場合には、アジテータ軸14
またはスペー号22の側の対向棒の端部55が同様に平
に形成されている。この場合、アジテータ軸14からの
間隔すについては、攪拌棒29の端部54と内側シリン
ダー10の間隔と同じ関係が当てはまる。
第4図に示した実施例の場合には、アジテータ軸14a
が中空シリンダーとして形成され、第2図の実施例の場
合と同じ原理で冷却可能である。
このアジテーク軸14aの外径は同様に粉砕室9の直径
の0.5〜0.6倍である。アジテーク軸14aには攪
拌棒29aが半径方向に突出させて取付けられている。
この攪拌棒は第2図の実施例の場合と同じ様に形成され
ている。すなわち、特にその端部54aは平に形成され
ている。この端部54aと内側シリンダー102の間隔
a′については1.第2図の実施例の場合と同じことが
言える。
内側シリンダーには対向棒31aが取付けられている。
この対向棒の平な端部55aはアジテータ軸14aの円
筒状表面まで達している。この場合にも、端部55aと
アジテータ軸14aの間隔b゛については、第2図の場
合の間隔すと同じことが言える。
アジテーク軸14aとそれに付設された対向棒31aの
平な端部55aの間隔b゛が、最小の粉砕補助物の直径
よりも小さく、しかも通常ははるかに小さいので、被粉
砕物質とアジテーク軸14al’Jの熱伝達が著しく改
善される。更に、アジテータ軸14aの円筒状表面から
内側シリンダー10aまでの粉砕室9aのほとんど全部
が粉砕作用を住じるために利用される。
被粉砕物質56と場合によっては分散媒体57を供給す
るために混合スクリュー58が用いられる場合には、混
合スクリュー58の後に設けられた内側シリンダー10
aの流入口59内において、環状シリンダ一部分−ウェ
ブ60を、この範囲にある攪拌棒29aに付設すると好
都合である。このウェブは内側シリンダー102の壁部
分と同様に、攪拌棒29aの各々の端部54aから間隔
a゛だけ離れている。このウェブ60は勿論混合スクリ
ュー58のケーシング61に連結することができる。こ
の混合スクリュー58の構造と作用は、ウェブ60を除
いて、西独国特許公開第2432860号明細書(対応
米国特許第3957210号明細書)によって知られて
いる。混合スクリュー58は、第2図の実施例の被粉砕
物質供給管13と同様に、第2図の分離装置39と反対
側の粉砕室9aの端部、すなわち通常は下端部に開口し
ている。第4図のアジテータミルの構造、駆動、冷却等
は第2図の場合と同じであるので、これ以上説明および
図示する必要はない。
粉砕補助物44は通常、直径が5〜12鶴の球として形
成されている。この粉砕補助物は特に鋼又は酸化ジルコ
ニウムからなっている。攪拌棒29または29aと対向
棒31、特に対向棒31′、31、″、31aは、それ
らの端部に硬質金属を備えてもよい。攪拌棒29または
29aの場合のこの硬質金底線部分62と、対向棒31
′、31″または31aの場合の硬質全屈端部分63は
好ましくは、その攪拌棒または対向棒にろう付けられ、
従って交換可能である。端部分62.63は通常はスリ
ーブとして形成され、硬1:q金屈のほかに、耐摩耗性
の適当なすべての材料によって作ることができる。
図示した前述のすべての実施例において、粉砕容器3ま
たは3aが定置されて設けられているので、被粉砕物質
と粉砕補助物44は重力と、アジテータ7または7aに
よって加えられる力だけしか受けない。
攪拌棒29または対向棒31の端部54または55を平
に形成するということは、この端部を平面で形成するこ
と、あるいは内側シリンダー10またはアジテータ軸1
4の曲率に合わせて環状シリ°ンダ一部分状に形成する
こと、すなわち接線方向で端部を内側シリンダーまたは
アジテータ軸に対して平行に設けることを意味する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアジテークミルの側面図、第2図
は第1図のアジテータミルの粉砕容器の垂直断面図、第
3図は第2図の矢印■方向から見たミルの詳細図、第4
図はアジテータミルの変形粉砕容器の垂直部分断面図で
ある。 3・・・粉砕容器   7・・・アジテータ9.9a・
・・粉砕室 10.10a・・・粉砕室画成壁 13.59・・・被粉砕物質入口 14.14a・・・アジテータ軸 29.29a・・・攪拌棒 38・・・被粉砕物質出口 44・・・粉砕補助物 54.54’ ・・・攪拌棒の端部 a、a’・・・攪拌棒の端部と粉砕室画成壁の間隔d・
・・粉砕補助物の直径

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定置された筒形の粉砕容器と、この粉砕容器の中
    に同心的に設けられた回転駆動可能なアジテータを備え
    、粉砕室画成壁によって画成された粉砕容器の粉砕室の
    一部に粉砕補助物が充填され、アジテータが中空のアジ
    テータ軸と半径方向に突出するようこのアジテータ軸に
    取付けられた攪拌棒とからなり、粉砕容器が被粉砕物質
    入口と被粉砕物質出口を備えているアジテータミルにお
    いて、攪拌棒(29、29a)の端部(54、54′)
    と粉砕室画成壁(10、10a)の間隔(a、a′)が
    、粉砕室(9、9a)内の最も小さな粉砕補助物(44
    )の直径(d)よりも短いことを特徴とするアジテータ
    ミル。
  2. (2)対向棒(31′、31″、31a)の端部(55
    、55a)とアジテータ軸(14、14a)の間隔(b
    、b′)が、粉砕室(9、9a)内の最も小さな粉砕補
    助物(44)の直径(d)よりも短いことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載した、粉砕容器に取付けら
    れ半径方向内方に向かって粉砕室内に突出した対向棒を
    有するアジテータミル。
  3. (3)攪拌棒(29、29a)の端部(54、54a)
    と粉砕室画成壁(10、10a)の間隔(a、a′)が
    、粉砕室(9、9a)内のもっとも小さな粉砕補助物(
    44)の直径(d)の半分よりも短いことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のアジテータミル。
  4. (4)対向棒(31′、31″、31a)の端部(55
    、55a)とアジテータ軸(14、14a)の間隔(b
    、b′)が、粉砕室(9、9a)内の最も小さな粉砕補
    助物(44)の直径(d)の半分よりも短いことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のアジテータミル。
  5. (5)攪拌棒(29、29a)の端部(54、54a)
    がほぼ平にかつ粉砕室画成壁(10、10a)に対して
    接線方向に形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のアジテータミル。
  6. (6)対向棒(31′、31″、31a)の端部(55
    、55a)がほぼ平にかつアジテータ軸(14、14a
    )に対して接線方向に形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のアジテータミル。
  7. (7)攪拌棒(29、29a)がその端部(54、54
    a)の範囲に耐摩耗性の端部分(62)を備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアジテータ
    ミル。
  8. (8)対向棒(31′、31″、31a)がその端部(
    55、55a)の範囲に耐摩耗性の端部分(63)を備
    えていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    アジテータミル。
  9. (9)少なく共1本の攪拌棒(29、29a)の各々の
    端部(54、54a)に付設され、かつ粉砕室画底壁(
    10a)の延長に沿った少なく共1個のウェブ(60)
    が、入口(59)内に設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載した、被粉砕物質を予備混
    合するためおよび入口を通って粉砕室に被粉砕物質を供
    給するための、粉砕室の手前に設けられた混合スクリュ
    ーを有するアジテータミル。
  10. (10)粉砕室(9、9a)の約50〜90%が粉砕補
    助物(44)で充填されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のアジテータミル。
  11. (11)粉砕補助物(44)の直径(d)が5〜15m
    mであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    アジテータミル。
  12. (12)運転中、粉砕室(9、9a)が粉砕補助物(5
    4)と被粉砕物質または被粉砕物質分散体によって完全
    に充填されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のアジテータミル。
JP18595785A 1984-08-28 1985-08-26 アジテータミル Pending JPS6161649A (ja)

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DE3431553A1 (de) 1986-03-13
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