JPS6161306B2 - - Google Patents

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JPS6161306B2
JPS6161306B2 JP54034176A JP3417679A JPS6161306B2 JP S6161306 B2 JPS6161306 B2 JP S6161306B2 JP 54034176 A JP54034176 A JP 54034176A JP 3417679 A JP3417679 A JP 3417679A JP S6161306 B2 JPS6161306 B2 JP S6161306B2
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JP
Japan
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signal
circuit
state
signal transmission
flip
Prior art date
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JP54034176A
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English (en)
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JPS54154947A (en
Inventor
Burunetsuri Romeo
Kasamatsuta Anjero
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HANEIUERU INFUOMEESHON SHISUTEMU ITARIA SpA
Original Assignee
HANEIUERU INFUOMEESHON SHISUTEMU ITARIA SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HANEIUERU INFUOMEESHON SHISUTEMU ITARIA SpA filed Critical HANEIUERU INFUOMEESHON SHISUTEMU ITARIA SpA
Publication of JPS54154947A publication Critical patent/JPS54154947A/ja
Publication of JPS6161306B2 publication Critical patent/JPS6161306B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1415Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex using control lines
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/18Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus based on priority control
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4265Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a point to point bus
    • G06F13/4269Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a point to point bus using a handshaking protocol, e.g. Centronics connection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ処理装置に関し、特に種々の装
置構成要素を接続するチヤンネル又は入出力イン
ターフエースに関する。
さらに本発明は送信及び受信回路に関し、この
回路はデータ処理装置の2つのユニツト又はエレ
メント間のインターロツクされた信号を二方向に
交換する信号接続線によつて行い得るようにする
ものである。
本明細書において、「インターロツク」とは、
複数のユニツトの動作を相互に依存させてそれら
の動作を適切に調整できるようにユニツトを制御
することである。より端的に言えば、現在処理中
の操作が完了するまでの次の操作を開始できない
ように装置をロツクすることである。ここで「イ
ンターロツクされた信号」とは、第1の信号を送
つた先から、その信号を受け取つた旨の応答をま
ず受けてからでないと第2の信号は送られないよ
うにされている信号をいう。
一般にデータ処理装置はそれぞれ独自の機能を
もつ複数のユニツトとして例えば中央処理装置、
動作メモリ、周辺機器を有し、それらのユニツト
を1組の伝送線によつて接続し、この1組の伝送
線を介して複合的な電気信号系を交換する。各信
号はその伝送に使用される伝送線によつて固有の
意味をもつ。
伝送線及び信号の組合せはすべて当該信号に応
じて電気的、論理的に順次進む特性をもち、接続
用インターフエースと呼ばれている。イタリア国
特許出願第22812A/74号(1974年5月16日出
願)及び第27258A/74号(1974年9月13日出
願)は、データ処理装置の異なるユニツト間の接
続用インターフエースのいくつかの例を開示して
いる。実施例として記載されているこれらのイン
ターフエースは適当な数の伝送線(数+のオーダ
ーの数でなる)を情報伝送のために具えている。
インターフエースは2進コードデータをユニツ
トAからユニツトBへ伝送するための例えば8本
の第1の伝送線群と、2進コードデータをユニツ
トBからユニツトAへ伝送するための例えば8本
の第2の伝送線群と、制御信号を1のユニツトか
ら他のユニツトへ伝送するための予定数の制御線
と、アドレス信号を1のユニツトから他のユニツ
トへ伝送するための一定数のアドレス線と、伝送
すべき情報を伝送するための一定数の情報信号線
と、タイミング信号を伝送するための一定数のタ
イミング信号線とを含んでなる。
このように多数のインターフエースのための信
号線を必要とするために、ケーブル自体の寸法及
び価格や、ケーブル接続点(すなわちコネクタ及
び電気的制御回路)の大きさ及び価格が膨大にな
るために、価格の点及び占有空間の点に問題があ
る。従つて従来長い間これらの不都合を最も効果
的に解決しようとする試みがなされて来た。例え
ば、信号線群は2進コードを伝送するために用
い、この2進コードの意味を所定の信号線に信号
かつ伝送されたことによつて定義する。同じグル
ープの線についてはその1つがデータ、制御信号
及びアドレスを伝送し、情報の性質は、所定の信
号線に信号が伝送されたときデータとしての情報
の意味を表わし、また他の信号線に信号が伝送さ
れたとき制御用指令信号としての情報の意味を表
わす。
さらに情報を表わす信号は同じ情報に対するタ
イミング信号としても用いられ、これにより必要
な信号線の数をかなり低減できた。最近では、必
要な時はいつでも同じ信号線を使つて二方向に情
報を伝送するようにする考え方が導入されて来
た。
例えば2進コードデータ用の一群の信号線はユ
ニツトAからユニツトBへ情報を伝送するために
使用される。
しかしこの伝送は同時にできるのではなく、干
渉を生じさせないように時分割で実行されなけれ
ばならない。このためには一方向信号線がなけれ
ばならず、これにより各ユニツトは情報を伝送す
るための一方向信号線を使用している他のユニツ
トへ接続されており、かくすることにより干渉を
回避できる。
この種の二方向信号線のインターフエースの例
は、分離している系の相互接続に関して、大規模
集積回路で構成されたデータ処理ユニツト、すな
わちマイクロプロセツサに見出すことができる。
この場合1つ以上のマイクロプロセツサ間の相互
接続は一般に二方向伝送路によつて行われる。
しかし注意すべきは、この場合に所与の一方向
に交換された情報と、他方向に交換された情報と
の間には関連がなく、常に互いに独立の情報であ
るということである。
これに対して、伝送されるべき情報が相互に独
立であつて、しばしばインターロツクされたとき
には常に、分離信号線を用いるようにされてい
る。
2つのユニツト間をインターロツクして対話す
る例としては、上述の米国特許出願の外下記の米
国特許に開示されたものがある。インターロツク
による対話の例は米国特許第3303476号の第4a
図のタイミングチヤートによつて与えられてい
る。このタイミングチヤートにおいて注意すべき
は、出力中央ユニツトは信号線SELECT OUTの
信号を論理レベル「1」に立上げることである。
この信号を受信ユニツト又は周辺ユニツトに受け
たとき、周辺ユニツトは応動して論理レベルが
「1」の信号を信号線SELECT INに伝達する。
この信号を中央ユニツトが受けたとき、信号線
SELECT OUTの信号は論理「0」レベルに立下
る。
信号線SELECT OUTが論理レベル「0」にあ
ることを周辺ユニツトが検知すると、信号線
SELECT INの信号は同様に論理レベル「0」に
立下る。そこで、2つの信号線SELECT OUT及
びSELECT INは二方向のインターロツクされた
情報の交換を可能ならしめるのである。
インターロツクされた対話の他の例は同じ図面
について見出し得、例えば2本の信号線
SERVICE OUT及びSERVICE IN間の信号の交
換、又は2本の信号線STATUS IN及び
SERVICE OUT間の信号の交換、さらに2本の
信号線ADDRESS IN及びCOMMAND IN間の信
号の交換がそれである。
インターロツクされた対話状態にある2本以上
の信号線から2本の信号線を用いることができれ
ば、伝送される情報に対して特定の意味を与える
ことができるし、また情報の交換がなされた特定
の状態を識別することができ、従つて非常に有効
である。しかしこのことは信号線の数を増大させ
るし、送信、受信論理を非常に複雑にしてしま
う。
これに対して回路側からみれば、互いに独立の
信号線対によつてインターロツクの情報交換を行
う上述の論理を単純にすることが望ましい。しか
しこのことはインターフエースにある信号線の数
をかなり増大させる結果になる。
この不都合は、本発明によるインターロツクさ
れた信号の二方向伝送回路によつて除去すること
ができる。本発明は信号を二方向に伝送するにつ
きただ1本の信号線を必要とするだけであり、論
理的に伝送及び受信する回路を格段的に単純化し
かつ価格を低減させる。
この特徴及びその他の特徴は以下図面と共に本
発明の実施例を説明するところから明らかになる
であろう。
第1図はインターロツクされた信号を二方向に
伝送する回路の望ましい実施例を示している。こ
の回路は破線を附した2つのブロツクCP及びPU
でなる2つのデイジタルデータ処理ユニツト又は
装置を接続するための情報交換信号線1を有す
る。これら2つのユニツトは、情報交換インター
フエースを構成するように信号線1及び2によつ
て互いに接続されている。これらの信号線の少く
とも1つは明らかに、他の信号線によつて形成さ
れる他の回路に対する接地線又は電気的帰還線と
して用いられている。
具体的な実施例を述べるために、ユニツトCP
が中央処理装置であり、ユニツトPUはこの中央
処理装置CPによつて制御される周辺ユニツトで
あると仮定する。また具体的実施例の場合、信号
線1は中央処理装置CPから周辺ユニツトPUにタ
イミング信号SERVICE OUTを伝送するために
使用されており、データとして他の信号線にある
情報を表わしているものとする。またこの信号線
1は周辺ユニツトPUから中央処理装置CPへ信号
SERVICE INを伝送するために使用され、上述
の米国特許又は米国特許出願において述べられて
いるように情報(インターロツクされた信号
STO及びSTI)を受取つたことを確認するものと
する。
信号線1は適当な電圧源+Vに抵抗Rを介して
接続されている。
中央処理装置CP側において、信号線1は「オ
ープンコレクタ」形のインバータ回路3の出力端
と、インバータ受信回路4の入力端とに接続され
る。信号線1の周辺ユニツトPU側は「オープン
コレクタ」形であつてインバータ回路5の出力端
と、インバータ受信回路6の入力端とに接続され
ている。ここでインバータ回路3及び5のような
「オープンコレクタ」形のノツトインバータは、
TTLバイポーラ回路で構成されているもので、
例えばテキサスインスツルメント社(Texas
Instruments)のコード番号SN554H05(商品
名)の回路によつて作られている。これらの回路
は正論理レベル(すなわち適当な正電圧)の入力
信号を受けると、出力端が導通状態のトランジス
タを通じて接地に接続される。これに対して入力
端に「0」論理レベルの信号(実質的に入力電圧
が0(V)になる)が与えられると、出力端は絶
縁されて出力端に接続された外部電圧源によつて
加えられている電圧(第1図においてこの電圧は
+Vと表わされている)に立ち上り、このとき他
の接地への接続を絶つ。
これに対してインバータ受信回路4及び6はそ
れ自体公知の、例えばテキサスインスツルメント
社のコード番号SN54H04でなるTTLノツト形回
路又は高ノイズ対策形の回路で構成され、線信号
受信回路の機能を果すように設計されている。こ
れらの回路は比較的高い入力インピーダンスを有
する。従つて信号線1はノツト回路3及び5が共
に「0」論理レベルの入力信号を受けたときに限
つて論理レベル「1」(正電圧+V)になること
に注意すべきである。2つのノツト回路3及び5
のいずれか一方は接地ライン(すなわち「0」論
理レベル)に対して論理レベル「1」の入力をも
つ。
伝送回路は信号線及びインバータ3,4,5,
6に加えて、2つのD−フリツプフロツプ回路
7,8を含み、この回路が正の立上り縁によつて
附勢される。
これらのフリツプフロツプ回路は集積回路とし
て市販されているもので、例えばテキサスインス
ツルメント社のコード番号SN54H74(商品名)
を使用し得る。これらの回路はダイレクト入力端
2と、プリセツト入力端PRESETと、クリア入
力端CLEARと、タイミングすなわちクロツク入
力端CKと、2つの出力端及びQとを有する点
に特徴がある。
「0」論理入力パルスがクリア入力端CLEAR
に与えられるとフリツプフロツプ回路はリセツト
モードにセツトし、Q出力端に論理「0」レベル
の出力が得られ、かつ出力端に論理「1」レベ
ルの出力が得られる。
論理「0」レベルのパルスがリセツト端
RESETに供給されると、フリツプフロツプ回路
はQ出力端に論理レベル「1」を送出すると共に
出力端に論理レベル「0」を送出する。
クロツク入力端に与えられるパルスはその立上
り縁によつてパルスが与えられる直前のQ入力端
の論理レベルが立上り時間の間にQ出力端に伝送
され、D入力端の論理レベルが反転されて出力
端に伝送される。フリツプフロツプ回路に関する
他の特性及び詳細は製造業者の技術シートに明ら
かにされている。
二方向伝送回路は2つのアンドゲート9,10
と、2つのオアゲート11,12と、2つのノツ
ト回路13,14とでなる。ノツト回路13,1
4は上述のテキサスインスツルメント社で市販し
たコード番号SN54H04のものでなる。またアン
ドゲート9,10はテキサスインスツルメント社
のコード番号SN5408のものを適用し得、オアゲ
ート11及び12はテキサスインスツルメント社
のコード番号SN5432のものを適用し得る。
第1図から分るように、2つの入力アンドゲー
ト9の一方の入力端には論理レベルが「1」の電
源に常に接続されており、他方の入力端にフリツ
プフロツプ回路7の1出力が接続されている。
同様に2入力アンドゲート10の一方の入力端に
は論理「1」の電源が接続され、他方の入力端に
フリツプフロツプ回路8の出力が接続されて
いる。アンドゲート10の出力はフリツプフロツ
プ回路8のD2入力端に接続されている。
2入力オアゲート11は出力をフリツプフロツ
プ回路7のクロツク入力CK1に接続されている。
オアゲート11の一方の入力端にはノツト回路1
3の出力が接続され、このノツト回路13の入力
端にノツト回路4の出力が接続されている。オア
ゲート11の他方の入力端は信号線17に接続さ
れ、この信号線17は論理ブロツク15からの所
定のタイミング信号を受ける。
論理ブロツク15は全体として中央処理装置
CPの論理を表わすもので、伝送回路へ信号を送
り、伝送回路から信号を受ける。ここで中央処理
装置の構成は本明の理解のためには必要ではない
ので、省略する。
端子19〜24によつて中央処理装置は伝送回
路と交信する。すなわち、端子19を通じて論理
レベル「1」のクロツクパルスを送出し、端子2
0を通じて論理レベル「0」のプリセツトパルス
をフリツプフロツプ回路7へ送出し、端子23を
通じて論理レベル「0」のクリアパルスをフリツ
プフロツプ回路7へ送出し、端子21を通じてフ
リツプフロツプ回路7の出力端の信号を受
け、端子22を通じてフリツプフロツプ回路7の
Q1出力端の信号を受け、端子24を通じてノツ
ト回路4の信号(この信号は信号線1に生じる論
理レベルの否定論理レベルをもつ)を受ける。
またフリツプフロツプ回路7のQ1出力はノツ
ト回路3の入力端に接続されている。
同様の接続が周辺ユニツトの側にも見出され
る。ブロツク16で示されている周辺ユニツトの
論理は、本発明の目的を越えるので説明はしない
が、端子25〜30を通じて伝送回路に接続されてい
る。すなわち、端子30を通じてオアゲート12
の一方の入力端にクロツクパルスを与える。オア
ゲート12の出力はフリツプフロツプ回路の入力
端子CKに接続されている。また端子29を通じ
てフリツプフロツプ回路8へクリアパルスを送出
し、端子26を通じてフリツプフロツプ回路8へ
リセツトパルスを送出し、端子27を通じてフリ
ツプフロツプ回路8の出力に生じる信号を受
け、端子28を通じてフリツプフロツプ回路8の
Q2出力端に生じる信号を受け、端子25を通じ
て受信回路6の出力端に生じる信号(この信号は
信号線1に生じた論理レベルを反転した論理レベ
ルをもつ)を受ける。
中央処理装置CPの側で示したと同様にノツト
回路6の出力はノツト回路14の入力端に接続さ
れ、このノツト回路14の入力端がオアゲート1
2の一方の入力端に接続されている。
同様にしてフリツプフロツプ回路8の出力
はノツト回路5の入力端に接続されている。
以上の説明から明らかなように、伝送回路は全
く対称であり、換言すれば同じ回路要素が中央処
理装置CPの側と、周辺ユニツトPUの側とに設け
られている。そこで相互に接続された2つのユニ
ツト間の役割は互に交換させることができ、換言
すれば2つの頭脳ユニツトを接続してその制御ユ
ニツトを交換することができ、これらのユニツト
として情報の伝送の開始に応動できるユニツトで
構成させることができる。この点については後述
する。
第1の実施例の場合は、中央処理装置CPは信
号線1上に信号が伝送され始めたときこれに応動
し、これに対して周辺ユニツトPUは能動的にな
り得ない受動的な従属ユニツトでなり、信号線1
上に生じた信号に応動するだけになる。このよう
な条件下で、ターンオフすると中央処理装置CP
は始動信号を端子23を通じてフリツプフロツプ
回路7のクリア入力端子に与えて未だリセツトさ
れていなければこれをリセツトする。
これに対して従属ユニツトPUはターンオンす
ると、始動信号を端子26を通じてフリツプフロ
ツプ回路8へ与え未だセツトされていなければこ
れをセツトする。
ここで、上述の二方向伝送回路の動作を第2図
のタイミングダイアグラムと共に述べる。
今フリツプフロツプ回路7がリセツト状態にあ
り、フリツプフロツプ回路8がセツト状態にある
とすると、信号線1上に生じた論理レベルは、ノ
ツト回路3が入力端に論理レベル「1」の信号を
受けて出力が接地状態にあるために、端子31及
び32の論理レベルが共に「0」となる。
従つて初期状態は次のようになつている。F1
はノツト回路13の出力端に生じた論理レベルを
表わし、論理「0」となる。実際にはこの信号は
信号線1に生じた信号を2つの反転回路を介して
到来する。CT1はタイミング端子に生じた論理レ
ベル「0」となる。CKはフリツプフロツプ回路
7のクロツク入力に生じた論理レベル「0」とな
る。D1はフリツプフロツプ回路7のD1入力端に
生じた論理レベル「1」となる。はフリツプ
フロツプ回路7のに表われる論理レベルとな
る。31は信号線1の端子31に生じた論理レベ
ル「0」となる。32は信号線2の端子32に生
じた論理レベル「0」となる。はフリツプフ
ロツプ回路8の出力に生じた論理レベルとな
る。CK2はフリツプフロツプ回路8のクロツク入
力端に生じた論理レベル「0」となる。D2はフ
リツプフロツプ回路8のD2入力端に生じた論理
レベル「0」となる。F2はノツト回路14の出
力端に生じた論理レベル「0」となる。最後に
CT2はタイミング端子30に生じた論理レベル
「0」となる。
初期の時点T0において、中央処理装置CPの論
理回路15は、例えばある情報が信号線2のいず
れかに出されたことを周辺ユニツトPUに知らせ
るために、は論理レベル「1」のクロツクパルス
CT1を発生する。この信号はオアゲート11を通
じて伝送され、その出力端に伝達時間に相当する
僅かな遅れをともなつて現われる。このとき信号
CK1は論理レベル「1」に立上る。
タイミングダイアグラムにおいて信号CT1の前
縁から信号CKの後縁に引いた矢印は2つの信号
の相互関係及び順序を示している。同じことは上
述のダイアグラムに示された他の矢印についても
言い得る。
信号CKの前線はフリツプフロツプ回路7をそ
のセツト時間に相当する遅れをともなつてセツト
する。このときこのフリツプフロツプ回路の
出力は論理レベル「0」になる。その結果(アン
ドゲート9の伝達時間に基づく遅れの後に)フリ
ツプフロツプ回路7のD入力に供給された入力信
号D1は「0」になり、同時に曲線31に示す如
く信号線1の入力信号31は論理レベル「1」に
なる(ノツト回路3の伝達時間による遅れをとも
なつて)。
端子31を論理レベル「1」に切換えたことに
より、信号F1は論理レベル「1」となる(2つ
の縦続接続されたノツト回路4及び13を通じて
の伝達時間に基づく遅れをともなつて)、一方信
号F1が論理レベル「1」に切換つたことはフリ
ツプフロツプ回路7のクロツク入力端には影響を
与えず、フリツプフロツプ回路7は信号CT1が存
在することにより論理レベル「1」のままとな
る。
同時に論理ユニツト15の端子24の信号が論
理レベル「0」となる。これは、周辺ユニツト
PUに向うコール又はタイミング信号(例えば冒
頭で述べた信号STO)が周辺ユニツトPUへ送ら
れていたことを確認するために論理ユニツト15
によつて用いられる。この曲線31に示す信号
は、前縁が論理レベル「1」になつており、信号
線1に沿つて伝達し、この信号線の伝達時間(す
なわちその長さ)に応じた遅れTPの後に端子3
2に到達する。
端子32の論理レベルが「1」になると、ノツ
ト回路6及び14の伝達時間に基づく遅れをとも
なつて信号F2が論理レベル「1」となる。従つ
てオアゲート12の伝達時間による遅れをともな
つて信号CKが論理レベル「1」となり、フリツ
プフロツプ回路8をリセツトする。そこで
号が論理レベル「1」になる(フリツプフロツプ
回路8のリセツト時間によつて決まる信号CK2
遅れをともなつて)。
周辺ユニツトPUの周辺論理回路16におい
て、入力信号25が論理レベル「1」に切換わ
り、端子27の信号が論理レベル「1」に切
換わり、かつ端子28のQ2信号が論理レベル
「0」に切換わると、これが中央処理装置15か
らコール信号を受取つたこと(信号STOを受取
つたことと等価である)の確認に用いられる。
インターロツク時の対話中にコール信号はアン
サー信号(例えば信号ST1)で答えられる。本発
明に依る回路においては、アンサーバツクは自動
的に同じ信号線に与えられる。
その後、フリツプフロツプ回路8をリセツトす
れば出力端が論理レベル「1」になり、従つ
てノツト回路5の出力端は接地され、端子32は
論理レベル「0」になる。その結果信号F2及び
CK2は伝達時間に基づく遅れとともに論理レベル
「0」になり、信号線1は接地すなわち論理レベ
ル「0」になる。
信号線1の論理レベル「0」への切換えは、信
号線の伝達時間TPに等しい時間の間に生じ、最
後には信号の立下り縁が端子31に到達し、遅れ
をともなつて信号F1及びCK1を論理レベル「0」
に立下げる。
ここで、伝送過程における駆動パルスCT1の立
上り区間を非常に短かいと仮定すると、このパル
スはすでに消失していることになる。
論理ユニツト15の入力端24は論理レベル
「1」になる。この情報は周辺ユニツトがユニツ
ト15から送出されたコール信号を受けたことを
確認するために用いられるが、この場合は周辺ユ
ニツトPUのアンサー信号であると解する必要は
ない。
ここで、1本以上の信号線についてインターロ
ツク時の対話が行われている場合には、中央処理
装置CPからのコールに応じて実行する必要があ
る動作の全てを周辺ユニツトPUによつて完了し
た時だけに、アンサー信号が送られる。かかる動
作を行うに必要な時間が第2図において実行時間
TEXとして示されている。例えば予定のレジス
タをロードし又はロードせずに、他のインターフ
エース信号線2上に情報を与えるに必要な時間と
して用い得る。
これらの動作が、フリツプフロツプ回路8がリ
セツトされて出力が時間区間TEXの経過後
すなわち時点T1において論理レベル「1」にな
つた時(この時点は第2図のタイミングダイアグ
ラムにおいて星印をつけて示されている)に開始
する場合には、論理ユニツト16はクロツクパル
スCT2を出力して信号線1のアンサー信号を発生
させ、中央処理装置CPの要求した動作を周辺装
置PUが完了したことを装置CPに知らせる。
信号CT2が論理「1」に切換わると、信号CK2
を「1」に切換えさせ、従つてフリツプフロツプ
回路8をセツトさせる。従つて信号は信号
D2と同じ論理レベル「0」になる。逆に、端子
32は信号F2と同じ論理レベル「1」となり、
その前縁は、端子31が論理レベル「1」になる
まで、伝達時間TPをかけて信号線1に沿つて伝
達する。
その結果信号F1は信号CK1と同じ論理「1」と
なり、従つてフリツプフロツプ7は、信号D1
(入力端子Dの入力)が論理レベル「0」になつ
てリセツトされる。このとき出力は信号D1
と同じ論理レベル「1」になり、端子31は論理
レベル「0」に戻る。その結果信号F1及びCK1
共に「0」になり、全ブロツクCPは原状態に戻
り、定常状態になる。
信号線1の信号の後縁は時間TPの間に端子3
1から端子32へ進行し、端子32で信号F2
びCK2を立下らせる。この時同時に周辺ユニツト
PUは原状態にリセツトされる。
上述の手順を要約すれば次のようになる。
(A) 中央処理装置CPが信号線1の信号のレベル
を立上げることによつて周辺ユニツトPUに対
してコール信号を送る。
(B) 周辺ユニツトPUは信号線1の信号のレベル
を立下げることによつてコール信号を受信した
ことを確認し(信号SERVICE OUTについ
て)、自分自身を動作状態にセツトする(フリ
ツプフロツプ回路8をリセツト状態にする)。
このことは従来の装置では実行されておら
ず、1つの技術情報を開示している。すなわち
フリツプフロツプ回路7の状態を全く変化させ
ないで、このフリツプフロツプ回路を中央処理
装置CPによつて必要に応じて使うことができ
る点がそれである。
さらに必要な動作が完了した時、周辺ユニツ
トPUは信号線1の信号レベルを立上げること
によつて確認信号を送り、自分自身を原状態に
リセツトする(フリツプフロツプ回路8をセツ
ト状態にする)。このことは信号SERVICE IN
を伝送することに相当する。
(C) この信号を受信した時、中央処理装置CPは
信号線1の信号レベルを引下げることによりそ
のインターフエース回路を信号線1によつて制
御して原状態にリセツトする。このことは信号
SERVICE OUTをリセツトすることに相当す
る。
(D) 信号線1の信号レベルが立下つた時、周辺ユ
ニツトPUはその原状態に戻る。このことは信
号SERVICE INのリセツトに相当する。この
ようにしてただ1本の信号線によつて2つのユ
ニツト間のインターロツク中の対話を実行し得
る。
ここで注意すべきは、伝送回路が完全に対称
であり、2つのユニツトの論理送信受信回路が
同一なことである。このことは2つの対話ユニ
ツト間の役割を効果的に交替できることを意味
している。
前述においては、中央処理装置CPが制御ユニ
ツトであり、かつ周辺ユニツトPUが被制御ユニ
ツトであると仮定して、中央処理装置CPのフリ
ツプフロツプ回路7が初期状態でセツト状態にあ
り、これに対して周辺ユニツトPUのフリツプフ
ロツプ回路8が初期状態でリセツト状態にあると
して述べた。この役割を逆にするためには、2つ
のフリツプフロツプ回路の初期状態を逆にすれば
十分であり、こうすれば上述の対話過程の実行を
なさしめることができ、この対話においては周辺
ユニツトPUが対話を行わせる制御ユニツトとな
る。もし回路を完全に対称にできない場合には、
本発明に依るインターロツクされた信号の二方向
伝送回路を単純な方法で適用すれば良く、かくし
てインターロツク時の対話をさらに一段と対称的
な形で実行できる。
この実施例を第3図に示す。実施例の説明をす
るに当つて、記憶サイクルを、同じメモリを同時
にアクセスすることができるようないくつかの処
理装置に、分割するために、実施例では従来の回
路を用いている。
第3図において、破線で囲んだ2つのブロツク
P1及びP2は2つの処理装置を表わしており、破線
で囲んだブロツクMM′は両処理装置P1及びP2
よつて読出し、書込み動作をアクセスされるメモ
リユニツトを表わしている。なおこの構成におい
て、処理装置の数はもつと多くの数に拡大しても
良いものである。
本発明の理解のために、インターフエース回路
だけが処理装置及びメモリ内に示されている。
この回路は次の構成を含んでいる。先ず処理装
置1内に、第1図のフリツプフロツプ回路7と同
種かつ等価なフリツプフロツプ回路40と、入力
端がフリツプフロツプ回路40の出力に接続
され、出力端が信号伝送線43(端子44を通じ
てメモリMMに接続されている)の入力端42に
接続されたインバータ駆動回路41と、入力端を
端子42に接続され、出力端をフリツプフロツプ
回路40のクツク入力端子CK4に接続してなるイ
ンバータ受信回路45と、第1図の論理ブロツク
15と等価な論理ブロツク140とを含んでな
る。
要素41及び45は第1図の要素3及び4と等
価である。
また次に、処理装置2(処理装置1の構成と同
じ構成を有する)内に、フリツプフロツプ回路5
0と、インバータ駆動回路51と、インバータ受
信回路55と、論理ブロツク150とを含んでな
る。
伝送線53は端子52及び54によつて第2の
処理装置をメモリに接続する。伝送線43及び5
3はそれぞれ抵抗R1及びR2を介して正の電圧源
+Vに接続される。
メモリMM′において端子44はインバータ受
信回路46(第1図の要素6と等価である)の入
力端に接続され、またインバータ駆動回路47
(第1図の要素5と等価である)の出力端に接続
されている。同様に端子54はインバータ受信回
路56の入力端に接続され、またインバータ駆動
回路57の出力端に接続されている。
ノツト回路46及び56の出力はノアゲート7
3及び173によつてそれぞれフリツプフロツプ
回路48及びフリツプフロツプ58(第1図のフ
リツプフロツプ回路8と同じ型のものでなる)の
D入力端に接続されている。回路73及び173
は第2の入力端に信号MEMBUZを受ける。この
信号が論理レベル「1」のとき、このことはメモ
リがビジーであり、さらにアクセスのリクエスト
をできないことを意味している。
フリツプフロツプ回路48のダイレクト出力端
Q8はフリツプフロツプ回路60のD入力端に接
続され、またフリツプフロツプ回路58のダイレ
クト出力端Q9はアンドゲート59によつてフリ
ツプフロツプ回路70のD入力端に接続されてい
る。
2入力アンドゲート59は第2の入力端にフリ
ツプフロツプ48の出力信号を受ける。従つ
て常時は論理レベル「0」にあるアンド回路59
の出力信号は、次の状態が生じたとき論理レベル
「1」に立上る。
(A) フリツプフロツプ回路58がセツト状態にあ
る。
(B) フリツプフロツプ回路48がリセツト状態に
ある。
後者の状態が生じたとき、すなわちフリツプフ
ロツプ回路48がリセツト状態になれば、このこ
とはメモリにアクセスするために処理装置P1から
出される未処理のリクエストがなく、従つて処理
装置P1は処理装置P2より優先する。
一般に、優先順位が低いN型の処理装置の場
合、第n番目の処理装置(ここで1<nN)か
らのリクエストは、第n番目の処理装置より高い
優先順位をもつ第(n−1)番目の処理装置によ
つてより高い優先順位のリクエストがないことに
基づいてなされる。
フリツプフロツプ回路60及び70のダイレク
ト出力端Q6及びQ7はそれぞれインバータ及び駆
動回路47及び57に接続されている。これらは
また(処理装置の数Nが2より大きい場合に、フ
リツプフロツプ回路60及び70と等価な他のフ
リツプフロツプ回路のダイレクト出力につい
て)、ノアゲート61の入力端に接続され、ノア
ゲート61の出力がフリツプフロツプ回路71の
セツト入力端に接続されて、論理レベル「0」に
なつたときフリツプフロツプ回路71をセツトす
る。
フリツプフロツプ回路71はメモリサイクルを
開始させるのに用いられ、そのQ出力は、メモリ
アクセスに対するリクエストが確認されてメモリ
アクセスサイクルが開始されたとき、論理レベル
「1」の信号MEMBUZを発生する。フリツプフロ
ツプ回路71は本発明の説明には必要がないので
図示していない回路によつて各メモリサイクルの
終端でリセツトされる。
またノア回路の出力端はフリツプフロツプ回路
48及び58にとどまらず、他の処理装置の他の
等価な受信インバータ回路の出力端と一緒に、オ
ア回路62の入力端に接続されている。オアゲー
ト62の出力はワンシヨツト回路72(例えばテ
キサスインスツルメント社のSN54122のような)
の入力端に接続され、このワンシヨツト回路は入
力信号の前縁の適当な区間の正の出力パルスを発
生する。
ワンシヨツト回路72の出力端は、3つのタツ
プC1,C2及びC3を有するタツプ型の遅延線74
に接続される。タツプC1はフリツプフロツプ回
路48及び58のクロツク入力端に接続される。
タツプC2はフリツプフロツプ回路60及び70
のクロツク入力端に接続される。タツプC3はイ
ンバータ174によつてフリツプフロツプ回路4
8,58,60及び70のリセツト入力に接続さ
れる。
図示を簡略にするために、これらの接続の全部
は図示していない。第4図のタイミングダイアグ
ラムについて、この二方向伝送システムの動作を
説明する。
処理装置P1がメモリMMに対するアクセスを要
求する場合は、処理装置P1が論理ブロツク140
によつて発生されかつフリツプフロツプ回路40
の入力端に供給された信号RC1によつてフリツプ
フロツプ回路40をセツト状態に動作させる。
フリツプフロツプ回路40のQ4出力は曲線Q4
に示す如く論理レベル「0」になる。その結果最
初は論理レベルが「0」であつた端子42は曲線
42に示す如く論理レベル「1」になる。フリツ
プフロツプ回路60が最初リセツト状態にあると
すれば、駆動回路47の出力は論理レベル「1」
に相当する開放状態になる。従つてフリツプフロ
ツプ回路40のクロツク入力CK4に供給された信
号は曲線CK4に示す如く論理レベル「0」とな
る。
信号線43の信号の前縁は曲線44に示す如く
時間TPの経過後端子44に進行し、インバータ
46の出力を論理レベル「0」に立下げる。
従つて信号MEMBUZがないか又はこの信号が
論理レベル「0」となると、ノア回路73の出力
は論理レベル「0」となり、これによりオア回路
62によつてワンシヨツト回路72を駆動する。
ワンシヨツト回路72が駆動すると、遅延線7
4の動作が開始され、パルスC1が発生する。こ
のパルスは、フリツプフロツプ回路48及び又は
他の等価なフリツプフロツプ回路、例えばフリツ
プフロツプ回路58のD入力が論理レベル「1」
のとき、これらの回路をセツトする。
従つてフリツプフロツプ回路48のダイレクト
出力端Q8の信号が曲線Q8に示す如く論理レベル
「1」になる。
これと同時に、出力端が論理レベル「0」
になつてアンドゲート(処理装置が2つ以上の場
合は他の等価な回路)を閉じ、これにより処理装
置P2によつて送出された中断リクエスト(優先順
位が低い他の処理装置によつて送出され得る)を
確認できなくなる。
フリツプフロツプ回路48がセツト状態にセツ
トされると、論理レベル「1」の信号をフリツプ
フロツプ回路60の「D」入力端に供給させ、フ
リツプフロツプ回路60がそのクロツク入力端に
パルスC2を受けたときこの回路60をセツトさ
せる。
フリツプフロツプ回路60のダイレクト出力端
Q6は論理レベル「1」となつて曲線PR1に示す如
き信号PR1を発生し、この信号PR1がノア回路6
1を介してフリツプフロツプ回路71をセツト
し、また駆動インバータ回路47によつて端子4
4を論理レベル「0」に立下げる。一方において
信号MEMBUZは論理レベル「1」になり、他方
において駆動回路47の出力端及び端子44が論
理レベル「0」になるのに対して、受信インバー
タ回路46が論理レベル「1」に立上る。
同時に論理レベル「0」の状態が、信号線43
を通つて端子44から端子42へ伝達時間TPだ
け遅れて伝達する。適当な遅れをもつ遅延線74
はタツプC3に出力パルスを発生し、このパルス
がインバータ174によつてフリツプフロツプ回
路48及び40をリセツト入力端子を介してリセ
ツトするために用いられる。論理レベル「0」が
端子44から端子42へ伝達されると、曲線CK4
に示す如く、立上り縁が受信インバータ45によ
つてフリツプフロツプ回路40のクロツク入力端
CK4に供給される。このときフリツプフロツプ回
路40はリセツトされる。出力が論理レベル
「1」になつても、端子42を論理レベル「0」
に維持する。
このとき上述の回路は部分的にインターロツク
されており、因みに処理装置の一方の回路はメモ
リとの実際の対話を終ると原状態にもどるが、メ
モリの側において種々の回路を原状態にするには
ワンシヨツト回路72及び遅延線74を含む自動
リセツト機構を介して実行される。
信号線43上に異常な論理レベルの遷移が生じ
ないようにするために、処理装置側の回路(特に
フリツプフロツプ回路40又はこれと等価なフリ
ツプフロツプ回路50)がリセツトされた時だ
け、メモリMMがフリツプフロツプ回路60(信
号の交換を信号線53上で行う場合にはフリツプ
フロツプ回路70)をリセツトする必要がある。
換言すれば、遅延線74は、伝送線43又は53
に沿つて進む信号の伝送時間TPより長い時間ま
で、パルスC3の発生を遅らせることが必要であ
る。
本発明の説明のために望ましい実施例として、
交換される信号が電気的な場合を述べたが、注意
すべきはインターロツクされた信号の二方向伝送
回路はこれに限らず非電気的な信号、例えば光学
的信号、さらには電磁波を伝送するようなものを
用いても良い。通信の分野で光集束及び接続系と
してオプテイカルフアイバを用いることが極く普
通になつて来ている。
第5図は光信号を電気信号の代りに使用する仕
方を示している。図は上述の実施例とは異なる素
子に限つて示している。第5図において接続線1
はオプテイカルフアイバ1′で置換えられ、その
両端には2つの発光素子3′及び5′と、2つの光
検出器4′及び6′とがあり、それぞれ駆動回路
3,5と受信回路4,6と置換えられている。
以上の説明においては、論理レベルと電気的レ
ベルとの間には次の対応関係があるものとして記
載した。先ず、正の電圧は論理レベルが「1」で
あり、0電圧すなわち接地電圧は論理レベルが
「0」である。
この関係を光の状態に対応させるならば、正の
電圧は論理レベルが「1」であり、暗状態に対応
し、0電圧(接地電圧)は論理レベルが「0」で
あり、明状態に対応する。
第5図の素子は上述の回路と同じ効果をもつも
のとして用いられる。
ここで、1つの発光器が収光器を励起して2つ
の受光器へ光を伝達させる。発光器は所定の電圧
(論理レベル「1」に対応する)を供給されたと
き励起される。従つてこの動作は駆動回路3及び
4の一方に相当する。
受光器4′及び6′としてはNPN型の2つのフ
オトトランジスタを適用し得、そのエミツタを電
圧源+Vに接続すると共に、コレクタは適当な抵
抗によつて接地されている。
暗状態において、フオトトランジスタは高い内
部インピーダンスを有し、従つてコレクタは実質
上抵抗を通じて接地されている。明状態におい
て、フオトトランジスタは低い内部インピーダン
スを有し、従つてコレクタは実質上電圧+Vまで
引き上げられ、従つて論理レベル「1」になる。
このようにフオトトランジスタ4′及び6′はイン
バータ受信回路4及び6と同様の動作をすること
になる。
本発明の説明のために都合の良い実施例を開示
したが、上述の回路を構成するために応用する目
的に応じて、構成要素を置換えたり、回路の接続
を変更したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に依り構成した単一の信号線に
よつてインターロツクされた信号を二方向に伝送
する回路の一例を示す接続図、第2図はその動作
の説明に供する信号波形図、第3図は本発明に依
り構成した他の二方向伝送回路を示す接続図、第
4図はその動作の説明に供する信号波形図、第5
図は第1図及び第3図の変形例として光学伝送系
を用いた場合を示す略線図である。 1…情報交換信号線、CP…中央処理装置、PU
…周辺ユニツト、7,8,40,50,48,5
8,60,70,71…フリツプフロツプ回路、
15,16…論理ブロツク、P1,P2…処理装置、
MM′…メモリユニツト、72…ワンシヨツト回
路、74…遅延線、140,150…論理ブロツ
ク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 信号伝送手段によつて相互に接続された2つ
    のユニツト間で少くとも部分的にインターロツク
    されている信号の二方向伝送を行なうための回路
    にして、 前記信号伝送手段は前記2つのユニツトのうち
    の一方のユニツトにおいては2つの論理レベルを
    表わす2つの状態のうちのいずれか一方の状態を
    前記信号伝送手段に与える第1の手段および前記
    信号伝送手段の状態を検出してその状態を表わす
    信号を提供する第2の手段で終端させられ、 他方のユニツトにおいては前記信号伝送手段は
    該信号伝送手段に対して前記状態のうちの一方を
    与える第3の手段および該信号伝送手段の状態を
    検出してその状態を表わす信号を提供する第4の
    手段で終端させられ、 前記2つの状態のうちの第1の状態は該第1の
    状態が前記第1および第3の手段によつて同時に
    セツトされたときのみ前記信号伝送手段がとるよ
    うになされ、また前記の状態のうちの第2の状態
    は該第2の状態が前記第1若しくは第3の手段の
    いずれか一方又は両方によつてセツトされたとき
    前記信号伝送手段がとるようになされている二方
    向信号伝送回路において、 (イ) 前記第1の手段を制御するようになされ、制
    御信号を前記第1のユニツトから受信した結果
    として第1の論理状態をとり、この第1の論理
    状態にあるときには前記信号伝送手段に前記第
    1の状態を与え、また前記第2の手段によつて
    前記信号伝送手段の状態の変化が検出されたこ
    とに応答して第2の論理状態になるようにされ
    た第1の二安定要素と、 (ロ) 前記第3の手段を制御するようになされ、前
    記第4の手段によつて前記信号伝送手段の状態
    の変化が検出されたことに応答して第1の論理
    状態をとり、この第1の論理状態にあるときに
    は前記第3の手段により前記信号伝送手段に前
    記第2の状態が与えられるようにし、また前記
    第2のユニツトにリセツト指令が発生された結
    果として第2の論理状態をとる第2の二安定要
    素と、 を具備することを特徴とする二方向信号伝送回
    路。 2 信号伝送手段は抵抗によつて電圧源に接続さ
    れた電気的線路からなり、第1および第3の手段
    は該電気的線路を大地に接続する電子スイツチか
    らなる特許請求の範囲第1項記載の二方向信号伝
    送回路。 3 信号伝送手段はオプテイカルフアイバからな
    り、第1および第3の手段は該オプテイカルフア
    イバの各端部に光学的に結合された発光素子から
    なる特許請求の範囲第1項記載の二方向信号伝送
    回路。 4 第2のユニツト内には、第4の手段によつて
    状態の変化が検出されたことに応答して第2の二
    安定要素に対する遅延されたリセツト指令を発生
    する遅延手段が設けられている特許請求の範囲第
    1項記載の二方向信号伝送回路。
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