JPH0650858B2 - トークン伝送通信回線網を作る局 - Google Patents

トークン伝送通信回線網を作る局

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JPH0650858B2
JPH0650858B2 JP61205266A JP20526686A JPH0650858B2 JP H0650858 B2 JPH0650858 B2 JP H0650858B2 JP 61205266 A JP61205266 A JP 61205266A JP 20526686 A JP20526686 A JP 20526686A JP H0650858 B2 JPH0650858 B2 JP H0650858B2
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アール.エングダール ジヨナサン
エイ.ハネマン ジエフレイ
シー.スウイートン デビツド
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アレン−ブラツドリイ カンパニ−,インコ−ポレ−テツド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/417Bus networks with decentralised control with deterministic access, e.g. token passing

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トークン伝送通信回線網を作る局に関する。
本発明は、プロセス制御器、数値制御器、プログラマブ
ル・コントローラのような産業用制御システムの分野に
係わり、特に、このような制御器を相互接続するための
局域回線網に係わる。
局域回線網は、通信媒体で相互に連結された2つ以上の
ノードすなわち局を有している。通信媒体としては、同
軸ケーブル、光フアイバあるいはより線対など多くの形
態のものを用いることができる。また、局間の連結構造
も星形、マルチドロツプ形またはリング形など多くの形
態がある。
使用される媒体または回線網の構造がいかなるものであ
つても、回線網上の1つの局から他の局へ順序正しく情
報を転送するための制御方式が必要とされる。最も初歩
的な制御方式では、回線網の動作制御を司さどる親局を
用いる。親局が回線網上の各子局を「指定」することに
よつて他局への情報伝達を行なうか、親局は指定した局
に、該指定局のメツセージの他局への直接発信を行なわ
せる。このような回線網では、親局が誤動作すると回線
網全体がその影響を受けるので産業上の応用に不向きで
ある。
他の方法は、イザーネツト(Ethernet)規格で定められ
るような搬送波検出マルチアクセス(CSMA)方式を
採用している。CSMA回線網では、各局は回線網が空
くのを待ち、もし局が発送メツセージを持つていれば自
身で回線網を制御して発信を開始する。2つ以上の局が
同時にメツセージを発信する場合の「衝突」を検出しつ
かつどちらに優先権があるかを競合する局に判断させる
ための機構を設けなければならない。CSMA回線網は
事務営業用には適しているが、「実時間」制御システム
で必要とされる情報を伝送する産業用回線網には適して
ない。産業用回線網としては、他のもつと「決定的」な
回線網制御方式が要求される。
他のもつと決定的な回線網制御方式は、タイムスロツト
予約、スロツト化したリング、レジスタ挿入リングおよ
びトークン伝送などにもとづく回線網を採用している。
トークン伝送方式では、回線網上の局間で識別ビツトパ
ターン状のトークンを伝送する。1つの局はトークンを
有する間、他の局へメツセージを発信したり他の局にメ
ツセージ発信を指令したりすることができる。トークン
伝送方式はその概念が単純であるが、トークン紛失とか
重複トークンの問題があり実施するのはなかなか難し
い。停電事故が発生したり、回線網から局が出入りした
り、局や局間を接続する媒体が誤動作したりする産業応
用面では、上記問題は一層深刻である。
本発明は、回線網制御にトークン伝送方式を用いた産業
用局域回線網に関する。本発明では、複数個の局間でト
ークンを伝送することによつてこれらの局をリング状に
論理接続する。主トークンを所持している局はリング内
の局へメツセージを送出する。メツセージには、論理リ
ングへの介入を望む新たな局からの応答を捜索する請求
メツセージと、トークン保持局が論理リングから退避す
る意向であることを他の局へ知らせるための円滑退出メ
ツセージとが含まれている。トークン保持局は、限られ
た時間だけ主トークンを保持でき、その間にトークン保
持局は他の局へ低優先度メツセージまたは高優先度メツ
セージを発送することができる。
本発明の一面は、主トークンが所定の予定内にリングを
周回するように、各局が主トークンを保持できる時間を
制限することである。これは「超過」時間を維持するこ
とにより達成される。主トークンが論理リングを周回す
るとき、超過時間は主トークンにより運ばれ、主トーク
ンが任意の時刻に予定へどのくらい近づいたかを指示す
る。トークン保持時間はこの「超過」時間によつて制限
される。
本発明の他の面は、回線網帯域の一部を低優先度メツセ
ージに対し常に使用できるよう確保することである。こ
れは、各局がトークンを保持している際に、高優先度メ
ツセージが発送用の時間を制限することによつて達成さ
れる。高優先度メツセージ発送後は、「超過」時間が常
に使用され、低優先度メツセージの発送に充分使用でき
る時間まで累積される。低優先度メツセージ発送に用い
うる時間を公平に配分するために、各局は「予約」時間
を維持する。主トークンが運ぶ「超過」時間に当該局が
寄与した時間の累積が、予約時間である。低優先度メツ
セージを発送するのに充分な累積「予約」時間がない
と、局は低優先度メツセージを発送できない。
本発明の全体的目的は、産業用通信回線網を提供するこ
とである。
所定の予定内に主トークンを維持することによつて、1
つの局から他の局へメツセージ発送に伴う最悪時間遅れ
を算出することができる。実時間制御システムを作動す
るとき、この決定的プロトコルが必要であり、営業用回
線網で通常使用されるプロトコルと著じるしい対照をな
す。
本発明の他の目的は、回線網上の局間および高低優先度
トラヒツク間に使用可能な回線網帯域を公平に配分する
ことである。
本発明のさらに他の目的は、論理リングに対する局の出
入りを擾乱なく簡単に行なうことである。このため、局
が主トークンを有するとき、請求メツセージまたは円滑
退出メツセージの発送が行なわれる。円滑退出メツセー
ジは、論理リング上の先行局に対し、次の論理リング周
回時に該先行局が他の局へ主トークンを伝送すべきこと
を通知する。請求引き継ぎ局メツセージは、トークン保
持局とその引き継ぎ局との間に配置された新たな局へ送
られる。新たな局は応答し、論理リング上で次に主トー
クンを周回させるとき発送局はトークンを新たな局へ伝
送すべき旨該発送局に通知する。
以下、実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
発明の概要 本発明の局域回線網は論理リングを形成する局集合体か
らなり、リング上を局から局へとトークンが周回され
る。トークンを現在保持している局だけが、回線網へメ
ツセージを発信できる。各局に特定の局番もしくはアド
レスを与へ、アドレスが増す順序でトークンを周回させ
ることによつて、この論理リング方式を実行する。これ
らのアドレスを用いて、回線網上のメツセージの発信元
および宛先を認識する。当業者には明らかなように、か
かる論理リング方式は特定の媒体(電線、ケーブル、光
フアイバ等)や特定の回線網構造(リング型、トランク
型、星形等)に限定されるものではない。
第10a図に示す論理リングの一例は、5つの局51
0,520,530,540,550を有し、それぞれ
が局番10,20,30,40,50を与えられてい
る。任意の時刻に、いずれか1つの局が残りの局へ回線
網を介してメツセージを発送でき、この発送局は「トー
クン」を所持すると言われる。もし、発送メツセージが
宛先からの速答を要求していれば、宛先局に応答の機会
が与えられる。その後、トークン保持局へ発送権が戻さ
れる。トークン保持局がトークンを保持できる時間を調
整する規則があり、トークン保持局はこの規則に従がわ
なくてはならない。この時間が経過したとき、または、
他の発送メツセージがトークン保持局にない場合、トー
クン保持局は回線網維持のための動作例えば、超過時間
及び予約時間の更新を行う。この動作が完了すると、ト
ークン保持局は、論理リング内の次の局すなわち「引き
継ぎ局」へトークンを渡す。トークンを渡した後は、再
びトークンを受けとるまで、先のトークン保持局は、回
線網上の現在のトークン所持局からのメツセージを受信
することになる。
引き継ぎ局へ渡されるトークンには、トークンを受けと
る引き継ぎ局の局番を示すトークンメツセージが含まれ
ている。このためには、各局がその引き継ぎ局になる局
の局番を記憶しているということが当然前提となつてい
る。例えば、第10a図の回線網のリングに沿つて、局
510は引き継ぎ局のアドレス20を記憶し、局520
は引き継ぎ局のアドレス30を記憶する等である。その
結果、全ての局が論理リング内に留まり新たな局がリン
グへの介入を望まない限り、予測可能なトークン循環が
円滑に行なわれる。
第10b図は、他の局523がリングへ加入する場合を
示している。点線524で表わすように、局520から
局530へのトークン伝送は行なわれず、代りに局52
3を介してトークンが伝統される。本発明の1つの面
は、新たな局523を論理リングへ加入させる方法にあ
る。
すなわち、本発明は「請求トークン」と呼ぶ別の仮想ト
ークンを採用し、これを論理リング上に周回させる。あ
る局が請求トークンを保持すると、この局は回線網維持
動作の一部として「請求」メツセージの発送を行なうこ
とができる。請求メツセージはトークン保持局の引き継
ぎ局のアドレスを有し、トークン保持局とその引き継ぎ
局との間の1つの局番が与えられている。もし、新たな
局がトークン保持局とその引き継ぎ局との間の論理リン
グへの介入を望んでいれば、新たな局は1つの「請求」
メツセージに応答する。新たな局からの回答は「設定引
き継ぎ局」メツセージを用いて行なわれ、トークン保持
局はこのメツセージにより新たなリング内局についての
通知を受ける。例えば局520が局番20とその引き継
ぎ局番30のアドレスとの間の宛先アドレスをもつた一
連の「請求」メツセージを発送すると仮定する。新たな
局523は20と30の間のアドレスを有するから、1
つの「請求」メツセージに「設定引き継ぎ局」メツセー
ジを以つて応答する。その結果、局520に対する引き
継ぎ局は23に変更され、新たな局523の引き継ぎ局
として30が設定され、新たな局523への通常のトー
クン伝送が行なわれる。しかして、円滑な遷移が達成さ
れる。
論理リング上での請求トークンの周回速度は「主」トー
クンの周回速度よりもはるかに遅い。本発明の実施例で
は、請求トークンの伝送のために特別な取り決めをして
いない。そこで、各局を次のようなプログラムしてい
る。すなわち、主トークンの一周回期間内に各局が回線
網上の「請求」メツセージを聞かなければ、各局は自身
が請求トークンを有しているとみなし自身で「請求」メ
ツセージを発送する。その結果、主トークンの周回が完
了する毎に一回だけ「請求」メツセージが発送され、ト
ークン保持局とリング内の次の局との間の番号をもつ各
局を介して該次の局へ伝送される。
ところで、ある局が不作動になると、第10c図に示す
ように論理リングが変更される。例えば、もし局530
が不作動になると、矢印525で表わすように局520
から局540へトークンを直接伝送しなければならな
い。本発明では、論理リングの縮小化を手際よく円滑に
達成するために、退避局530が先行局520へ退避の
意向を伝えるようにしている。かかる通知は「円滑退
出」メツセージで行なわれ、退避局が主トークンを所持
したときに先行局へ発送される。このメツセージによ
り、局520内の引き継ぎ局アドレスは、例えば先の値
「30」から「40」へ変更される。したがつて、次の
主トークン周回期間で局520は、主トークンを局53
0ではなく局540へ伝送する。したがつて、論理リン
グからの局の退避が円滑に行なわれる。
実施例の説明 通信回線網は電気信号を伝送するケーブル系である。ケ
ーブル系は二重シールド(箔と編組)をもつ75オーム
可撓性同軸ケーブルを採用して雑音に対する不感性を高
めている。ケーブル区分を相互接続するのにBNCコネ
クタを使用している。
第1図に示すケーブル系は、タツプ2で相互接続された
RG−11型ケーブル区分からなるトランクケーブル1
を有している。トランクケーブル1は、6.25MHz
の高周波信号で25.4メートル(1000フイート)
につき3.3dbの減衰度を有し、中継器を用いずに2
28.6メートル(9000フイート)の長さとするこ
とができる。トランクケーブル1の各端部は75オーム
の抵抗器3で終端している。
各タツプ2はドロツプライン・ケーブル4を介して節点
すなわち局をトランクケーブル1へ接続する手段をな
す。ドロップライン・ケーブル4も75オームの同軸ケ
ーブルを採用し、その長さは約0.6メートル(24イ
ンチ)である。長さが短かいので、ドロツプライン・ケ
ーブル4としては、一層可撓性に富み設置容易なケーブ
ルを使用することができる。
第1図に示すように、回線網上の各局は媒体アクセス制
御器5と、インターフエース制御器6とを備えている。
後で詳述するが、各局の媒体アクセス制御器5は同一構
成を有し、その基本機能はデータ連結層プロトコルを実
行することである。しかして、媒体アクセス制御器5は
回線網への情報発信権を制御し、任意の時刻に発信でき
るのは1つの局だけとし各局に定間隔で公平に発信時間
に分配されるようになつている。これによつて、局間で
転送される情報の完全性が保証されると共に情報の損失
または重複が阻止される。構造的には、BNCコネクタ
を介してドロツプライン・ケーブル4に接続する印刷配
線板上に、媒体アクセス制御器5が形成される。
媒体アクセス制御器5は、対応するインタフエース制御
器6への標準インターフエースとしても働く。インター
フエース制御器6の機能は媒体アクセス制御器5を特定
の機器へ電気的に接続することで、インターナシヨナル
・スタンダーヅ・オーガナイゼイシヨン(ISO)のオ
ープン系相互接続用基準モデルに定められているよう
な、機器間通信用高次プロトコル層を実行する。構造的
には、対応媒体アクセス制御器5上のデユアル・ポート
・メモリへ電気的に接続する印刷配線板上に、インタフ
エース制御器6が形成される。汎用コンピユータ7やプ
ロセツサ制御器8のような市販機器へ、インタフエース
制御器6を普通に接続できるが、一方、米国特許第4,
442,504号に記載のようなプログラマブル・コン
トローラ9や米国特許第4,228,495号に記載の
ような数値制御器10の裏面へ、インターフエース制御
器6を直接差し込む構造とすることもできる。後に詳述
するように、インターフエース制御器6は媒体アクセス
制御器5からのメツセージデータを入力し、そのデータ
を対応の機器7〜10が認識しうる形に変換し、変換デ
ータを機器へ出力する。
ハードウエアの説明 第2図において、20ビツトのアドレスバス21と8ビ
ツトのデータバス22を駆動するマイクロプロセツサ2
0を中心として媒体アクセス制御器5が構成されてい
る。マイクロプロセツサ20は10MHzのクロツク3
2により作動されて、総括的に制御バス26として示す
複数のライン上に制御信号を出力する。ROM23内に
記憶されている機械語プログラムを実行することによつ
て、マイクロプロセツサ20は媒体アクセス制御器5の
機能を遂行する。マイクロプロセツサ20が読出しまた
は書込みサイクルを実行すると、バス21,22に接続
したエレメント間でデータの接続が行なわれる。ROM
23が制御ライン24を介してイネーブルされ、マイク
ロプロセツサ20内のプログラムカウンタ(図示せず)
によつて機械語プログラム命令のアドレスがアドレスバ
ス21上に出力されると、例えば読出しサイクルの期
間、ROMから命令が取出される。
媒体アクセス制御器5内の他のアドレス可能なエレメン
トもROM23同様、デコーダ回路25が駆動する制御
ラインによりイネーブルされる。アドレスバス21上に
発生したアドレスおよび制御バス26上に発生した信号
にもとづき、デコーダ回路25は5つの制御ライン2
4,27〜30のうちの1つのラインにイネーブル信号
を発生する。これらの制御ラインによつて作動されるア
ドレス可能なエレメントが占めるアドレス空間を表Aに
示す。
表 Aアドレス(16進) エレメント 00000−07FFF ROM23 08000−0801F プロトコル通信制御器 08020−08027 入力バツフア 08040−08047 出力ラツチ 0C000−0DFFF 仲介制御器 プロトコル通信制御器40はバス21,22,26に接
続し、デコーダ回路25が駆動する制御ライン30によ
つてイネーブルされる。この制御器40としては、回線
網を介して行なうメツセージの受信または発信に関係す
る多くの機能を行なう市販の集積回路を用いる。書込み
サイクル時に制御器40がイネーブルされると、メツセ
ージデータが8バイトの発信バツフアへ書込まれたり、
あるいは、制御器40を構成する多数の内部レジスタに
データが書込まれる。読出しサイクル時は、8バイトの
受信バツフアからメツセージデータが読出されたり、多
数の内部ステータスレジスタのいずれかからステータス
情報が読出される。
制御器40の内部発信バツフアに記憶されたデータに対
応する直列ビツト列が、制御器40によつてXMTライ
ン41へ送出される。また、制御器40の他の機能とし
て、各発信メツセージの始めと終りにフラツグバイトを
挿入すること、各メツセージの終りにCRCバイトを演
算し送出することがある。さらに、制御器40は、RC
VRライン42上の直列ビツト列を入力し、自身の内部
受信バツフアへメツセージを納める機能も有している。
そして、制御器40は、フラツグバイトを除去し、受信
メツセージについてのCRCチエツクを行なう機能もも
つている。
メツセージが発信メツセージであるとき、プロトコル通
信制御器40は、遅延回路44へ通じる制御ライン43
に発送要求信号を発生する。この信号が直ちに発信モデ
ム45をイネーブルすると発信モデムは搬送信号を発生
し始め、8マイクロ秒後にマンチエスタ・エンコーダ/
デコーダ46がイネーブルされて搬送信号の変調を開始
する。マンチエスタ・エンコーダ/デコーダ46として
は、XMTライン41からの直列ビツト列を入力し発信
モデム45へ対応のマンチエスタ符号を出力する市販の
集積回路を用いる。周知のように、マンチエスタ符号化
直列データは直流電圧もしくは直流電流成分を有せず、
普通の非零復帰符号よりも雑音不感度が高い。発信モデ
ム45も市販の集積回路であり、これは、周期性高周波
非同期信号としての直列データを送出する。非同期信号
の周波数は直列データの論理レベルの高低によつて決ま
る。発信モデム45は、高レベルに対して6.25MH
zの信号を発生し低レベルに対して3.75MHzの信
号を発生する。この高周波出力信号は、絶縁変圧器48
を介してドロツプライン4へ供給される。
他の局による信号が回線網上に生じると、第2図に示す
ように、この信号は変圧器48を介して受信モデム47
の入力へ供給される。受信モデム47としては、6.2
5MHzの搬送波を高論理電圧レベルへ変換し3.75
MHzの搬送波を低論理電圧レベルへ変換する市販の集
積回路を用いる。受信モデムで得られたマンチエス符号
化データ列はライン50を介してマンチエスタ・エンコ
ーダ/デコーダ46へ供給される。このとき、マンチエ
スタ・エンコーダ/デコーダ46はデコーダとして機能
して制御ライン49上に有効表示信号を送出すると共
に、RCVRライン42を介してプロトコル通信制御器
40へ直列ビツト列を供給する。
したがつて、プロトコル通信制御器40内の発信バツフ
アへメツセージデータを書込むと、メツセージはFSK
符号化信号として回線網へ発信される。回線網上のFS
K符号化メツセージは受信、解読されて制御器40内の
受信バツフアへ供給される。このメツセージデータは、
後に詳述するように受信バツフアから読出され処理され
る。
メツセージデータは、媒体アクセス制御器5と対応のイ
ンターフエース制御器6間へデユアル・ポートRAM6
0を介して伝送される。RAM60は1組の双方向性デ
ータゲート61を介してデータバス22に接続し、1組
のアドレスゲート62を介してアドレスバス21に接続
する。ゲート61,62は3状態ゲートであつて、制御
ライン29を介してデコーダ回路25によりイネーブル
される仲介制御器63がこれらのゲートを作動する。仲
介制御器63は、制御バス26上の信号またはインター
フエース制御器6に接続する1組の対応制御ライン68
上の信号にもとづいて動作する。
後に詳細に説明するが、マイクロプロセツサ20がデユ
アルポートRAM60をアドレスすると、仲介制御器6
3がイネーブルされアドレスされた記憶位置に対して読
出しまたは書込みサイクルが行なわれる。しかし、デユ
アルポートRAMが他のポートからアクセスされている
と、アイクロプロセツサ20はアクセスが許可されるま
で待ち状態となる。ここで、他のポートとは第2の1組
の双方性データゲート64と第2のアドレスゲート65
に接続したポートである。これらのゲートにより、デユ
アルポートRAM60はインターフエース制御器6内の
データバス66とアドレスバス67にそれぞれ接続す
る。仲介制御器63はゲート64,65も制御してイン
ターフエース制御器6のデユアルポートRAM60への
アクセスを許可する。
第2図に示すように、媒体アクセス制御器5は出力ラツ
チ70を介して多数の単一ビツト装置および制御ライン
を作動する。書込みサイクル時、制御ライン70を介し
てデコーダ回路25によりラツチ70がイネーブルされ
て該ラツチに単一ビツトが書込まれ、16個の独立なア
ドレス可能位置のうち1つにラツチされる。IN HO
STライン71,MACREADYライン72,MAC
FAULTライン73等インターフエース制御器6へ
接続する多数の制御ラインが、出力ラツチ70によつて
駆動される。後に詳述するように、ライン72と73は
電力供給時に使用されてインターフエース制御器6に媒
体アクセス制御器5の状態を知らせる。また、デユアル
ポートRAM60内のメツセージデータがインターフエ
ース制御器6に使用可能であることを制御器6に通知す
るのに、ライン71が使用される。
入力バツフア75はデータバス22に接続し、制御ライ
ン28を介してデコーダ回路25によつてイネーブルさ
れる。しかして、エンコーダ/デコーダ46等多くのデ
ータ源からの単一ビツトデータがマイクロプロセツサ2
0へ入力される。
次に第2図および第3図において、16ビツトデータバ
ス66および23ビツトのアドレスバス67を駆動する
マイクロプロセツサ80を中心として、インターフエー
ス制御器6も構成されている。これらのバス66,67
は上述のようにデユアルポートRAM60に接続し、仲
介制御器63を介してアクセスを確保した後にマイクロ
プロセツサ80はRAM60に対するデータ読出し、デ
ータ書込みができる。
第3図に示すように、マイクロプロセツサ80はクロツ
クで駆動され、バス67および67に接続するROM8
1に記憶された機械語プログラムにもとづいて動作す
る。読出しサイクル時、ROM81は、デコーダ/制御
器83が駆動する制御ライン82を介してイネーブルさ
れる。アドレスバス67や読み/書き制御ライン84等
マイクロプロセツサ80が駆動する多数の制御ライン
へ、デコーダ/制御器83は接続している。バス67上
のアドレス符号に応答して、デコーダ/制御器83はイ
ンターフエース制御器6の「アドレス」されたエレメン
トをイネーブルする。アドレス可能なエレメントが占め
るアドレス空間を表Bに示す。
表 Bアドレス(16進) エレメント 000000−07FFFF ROM81 080000−0FFFFF RAM FF9F00−FF9F3F 出力ラツチ FF9F40−FF9F7F デユアル万能非同期受信
/送信器 FF9F80−FF9FBF タイマ/優先度エンコー
ダ FF9FCO−FF9FDF 入力ゲート FFC00D−FFFFFF デユアルポートRAM6
0 アドレス可能なエレメントのうちの1つであるデユアル
万能非同期受信/送信器85は、バネ66,67に接続
し、制御ライン86を介してイネーブルされる。受信/
送信器85として、2つの直列入力ポート87および8
8のそれぞれにおける直列データを送受信する市販の集
積回路を用いる。デユアル万能非同期受信/送信器85
内の直列ポート87または88の出力レジスタにデータ
語が書込まれてから、そのデータ語は指示ポートから自
動的に取り出される。逆に、ポート87,88の一方で
直列データが受信されると、受信/送信器85は割込み
要求ライン89を介してマイクロプロセツサ80に割込
み、マイクロプロセツサ80は、受信/送信器85から
入力されたデータ語を割込み業務ルーチンの一部として
読込む。また、マイクロプロセツサ80は3ビツト符号
と一緒の制御信号を割込み確認ライン90上に送出す
る。これらのビツト符号と制御信号は3ライン/8ライ
ンデコーダ回路91へ供給される。しかして、デコーダ
91が駆動する DACK制御ライン92を介して、受信/送信器85は
割込み要求を受け付ける。
電力供給時、受信/送信器85は直列入出力ポート87
のRS−232標準プロトコルと直列入出力ポート88
のRS−422標準プロトコルとを実行する。19.2
Kの帯域に及ぶ信号がポート87あるいは88で処理さ
れる。したがつて本実施例によるインターフエース制御
器6の一般的目的は、市販の各種汎用コンピユータに標
準型直列ポートを適用させることである。
受信/発信器85から入力する割込み要求の他に、タイ
マ/優先度エンコーダ回路95によつて優先度が決めら
れた多数の割込み要求に、マイクロプロセツサ80は応
答する。ライン96を介して電源(図示せず)から与え
られる停電割込みや制御ライン71を介して媒体アクセ
ス制御器5から与えられる割込み要求が優先度エンコー
ダ85に供給される。優先度エンコーダ95は、上記割
込みとか内部タイマが発生する多くの割込みに応答する
ことによつて、マイクロプロセツサ80に最高位優先度
割込み要求を指示するための制御ライン97上に3ビツ
トの割込みベクトルを発生する。マイクロプロセツサ8
0が割込み要求を受け付けると、3ライン/8ラインデ
コーダ91が駆動するIACK制御ライン98を介し
て、このことが通知される。
第3図には示してないが、タイマ/優先度エンコーダ9
5はアドレスバス67とデータバス66に接続されてい
る。エンコーダ95の内部レジスタ(図示せず)のいず
れかに対してデータの書込みまたは読出しが行なわれる
と、エンコーダ95は、デコーダ/制御器83により制
御ライン99を介してイネーブルされる。内部タイマか
ら実時間クロツクを読出すようにしてもよいが、通常、
系か初期化される際の電源供給時にエンコーダ95がイ
ネーブルされる。
タイマ/優先度エンコーダ95がアドレスされると、適
切な装置がアドレスされたことおよび読出しまたは書込
みサイクルが完了したことをマイクロプロセツサ80に
知らせるためのDTACKライン100上に、エンコー
ダ95から確認信号が送出される。他の系エレメントが
アドレスされたときも、該エレメントによつてライン1
00が駆動される。各読出しまたは書込みサイクル時
に、マイクロプロセツサ80はバス67にアドレスを送
出し、アドレスされたエレメントからのDTACK信号
の受信を待つ。したがつて、読出しまたは書込みサイク
ル完了前は、仲介制御器63のような非同期な系エレメ
ントに対して待機する。
インターフエース制御器6は、バス66、67読み/書
き制御ライン84およびイネーブルライン106に接続
するRAM105を有する。後に詳述するが、直列ポー
ト87または88を介して受信したメツセージを媒体ア
クセス制御器5へ伝送可能な形に変換することに関係す
る多数のデータ構造を、RAM105は記憶している。
応用業務層、表示業務層、セツシヨン業務層、移送業務
層、回線網業務層など高次のプロトコル業務層を提供す
るようにマイクロプロセツサ80がプログラムされてい
る。これらの業務は大量のRAMを必要とする。
バス66と67には多くの単一ビツト入出力エレメント
が接続されている。これらのうち、2組の入力ゲート1
07と108が媒体アクセス制御器5からの制御ライン
72,73および単極スイツチ109へ接続している。
スイツチ109は手動によりセツトされ、局が多様な応
用に適応できるようにしている。入力ゲート107と1
08は3状態ゲートであつて、デコーダ/制御器83に
よりアドレス,イネーブルされて、読出しサイクル時に
入力をデータバス66へ供給する。一方、2組のラツチ
110,111がデータバス66に接続し多数の制御ラ
インと表示灯112を駆動する。ラツチ110と111
は制御ライン113および114を介してイネーブルさ
れて、書込みサイクル時にバス66上のデータをラッチ
する。出力ラツチ110はHOST READY制御ラ
イン115、HOST FAULTライン116および
SHUT DOWNライン117を駆動する。媒体アク
セス制御器5とインターフエース制御器6共用の電源表
示灯(図示せず)へ、SHUT DOWNライン117
が接続し、イネーブルされると、電源を断とできること
が使用者に通報される。
前述のように、媒体アクセス制御器5内のデユアルポー
トRAM60は8ビット語長で構成されている。インタ
ーフエース制御器6内のデータバス66は16ビツト幅
であるから、デユアルポートRAM60を用いた読出し
または書込みサイクル時、8ビツトは使用されない。し
たがつて1組の3状態ゲート120がこれら不使用ビツ
トに接続され、デユアルポートRAM60がアドレスさ
れたとき常に制御ライン121を介してイネーブルされ
るようになつている。ゲート120への入力は接地接続
され、デユアルポートRAM60からデータが読出され
るときデータバスの最上位8ビツトが低論理電圧レベル
へ下げられる。
本実施例のインターフエース制御器6は多くの可能な構
造のうちの1つにすぎない。例えば、プログラマブル・
コントローラまたは数値制御系のインターフエース制御
器6では、2つの直列ポートと対応のハードウエアを背
面バスへのインターフエースで置き換えられる。このよ
うな背面バスはプログラマブル・コントローラや数値制
御系のプロセツサまたはメモリモジユール、入出力スキ
ヤナモジユールあるいは周辺プロセツサモジユールなど
他の回路へ接続できる。例えば、インターフエース制御
器6を、米国特許第4,442,504に記載のプログ
ラマブル・コントローラ中の「通信回線網インターフエ
ース」として採用できる。
次に、第2図と第4図において、仲介制御器63は、一
対のD形フリツプ・フロツプ150、151を有する個
別論理装置から構成される。媒体アクセス制御器5およ
びインターフエース制御器6からそれぞれ延びている各
要求制御ライン29と121に、フリツプ・フロツプ1
50と151の「D」入力が接続している。これらフリ
ツプ・フロツプの出力は、NANDゲート152を介
して第3のD形フリツプ・フロツプ153の「D」入力
に接続し、このフリツプ・フロツプ153がセツトある
いはリセツトされると、どの要求系がデユアルポートR
AM60にアクセスしたかが表示される。
フリツプ・フロツプ153のQ出力はイネーブルライン
154を駆動してインターフエース制御器のバスをデユ
アルポートRAM60へ接続する。また、一対の3状態
ゲート155、156によつて、インターフエース制御
器6からの出力イネーブルOEライン157および書込
みイネーブルWEライン158がデユアルポートRAM
60上の対応の制御ライン159および160へ接続さ
れる。同様に、媒体アクセス制御器のバスをデユアルポ
ートRAM60へ接続するイネーブルライン161を、
フリツプ・フロツプ153の出力で制御する。また、
このライン161によつて、一対の3状態ゲート162
と163が、媒体アクセス制御器5からの出力イネーブ
ルライン164と書込みイネーブルライン165をそれ
ぞれRAM制御ライン159,160へ接続する。媒体
アクセス制御器5またはインターフエース制御器6がそ
れぞれライン29,121を介してアクセス要求する
と、デユアルポートRAM60をイネーブルするチツプ
選択リード166がORゲート167によつて駆動され
る。
相応のバスおよび制御ラインがデユアルポートRAM6
0へ接続した後に、「DTACK」信号が相応のマイク
ロプロセツサ20または80に送出されて読出しまたは
書込みサイクルを完了する。媒体アクセス制御器のマイ
クロプロセツサ20用のDTACK制御ライン168は
フリツプ・フロツプ169によつて駆動される。このフ
リツプ・フロツプはANDゲート170によりセツトま
たはリセツトされる。同様に、インターフエース制御器
のマイクロプロセツサ80用のDTACKライン100
はフリツプ・フロツプ171によつて駆動される。AN
Dゲート172が、このフリツプ・フロツプをセツトま
たはリセツトする。
ANDゲート170,172は両入力が低レベルのとき
イネーブルされる。
インターフエース制御器60がデユアルポートRAM6
0に対する読出しまたは書込みサイクルを完了した後
に、仲介制御器が元へ切換つて、要求に応じ、現在のア
クセスを媒体アクセス制御器5へ供給する。これは、フ
リツプ・フロツプ150とNANDゲート152間を接
続するORゲート175により行なわれる。フリツプ・
フロツプ153のQ出力はライン176を介してORゲ
ート175に接続され、インターフエース制御器6から
のアクセス要求が要求ライン121から除去されると直
ちにフリツプ・フロツプ153がセツトされて媒体アク
セス制御器のアクセスを可能にする。その結果、ライン
29を介して媒体アクセス制御器5がアクセス要求する
と、フリツプ・フロツプ153が既にセツトされている
のでANDゲート170が直ちにイネーブルされ、遅延
なく読出しまたは書込みサイクルを完了する。
データ構造の説明 第2図で説明したように、デユアルポートRAM60は
媒体アクセス制御器5とインターフエース制御器6間へ
情報を伝達するのに使用され、マイクロプロセツサ20
はRAM60を作業域として用いる。RAM60に記憶
されたデータは4つの一般的領域すなわちデータ構造に
分割される。すなわち、ステータス領域200、ビツト
マツプ201、受信と発信待ち行列202、RDRバツ
フア203である。以下に説明するように、これらのデ
ータ構造はメツセージ構造同様に回線網へ通信される。
第5図に示すように、媒体アクセス制御器5によつて回
線網上を伝送されるメツセージは、一連のメツセージ
と、ビツト配列プロトコルを実行する零とで構成されて
いる。完全なメツセージすなわちフレームは一連のプリ
アンブリビツト210を有し、これにフラグビツト21
1、パケツト212、フレームチエツク シーケンス・
ビツト213、他のフラツグビツトの組、および一連の
終縁ビツト215が続く。このフレームは、他の周知の
ビツト配列プロトコルたとえばADCCP、HDLCお
よびSDLCに類似している。パケツト212を挟む前
縁ビツト210,211および後縁ビツト213,21
4,215を発生するには、1984年にロツクウエル
インターナシヨナルにより出版されたR68560,
R68561マルチプロトコル通信制御器のデータシー
ト(文書番号第68650N06)に記載のプロトコル
通信制御器40(第2図)を用いる。
メツセージに含まれる各ポケツト212は4つの部分を
有する。すなわち、宛先アドレス216、制御バイト2
17、発信元アドレス218およびパケツトデータ21
9である。宛先アドレスは1バイト長でメツセージ宛先
の局番を示す。局番「255」は、全ての局へメツセー
ジを「流す」ことを表わしている。同様に、発信元アド
レスバイト218はメツセージを発信する局の番号を示
す。制御バイト217には、メツセージの性質すなわち
「種類」を定める7ビツトと、一連のメツセージが特定
の順序で発信された場合のトグルビツトとして用いられ
る単一ビツト(SEQ)とが含まれている。制御バイト
217で表わされるメツセージの種類は20ある。すな
わち、 0:回線網上の発信権を伝送するのに用いるトークンメ
ツセージ。
1:次にトークンメツセージを受信する局を決めるのに
用いる請求引き継ぎ局メツセージ。
2:受信局がトークンを伝送すべき局を該受信局に示す
設定引き継ぎ局メツセージ。
3:指示された引き継ぎ局がトークンを取らないとき、
全ての局へ伝えられる「後続局はどれか」メツセージ。
4:回線網から退避する局がその旨を先行局に示す円滑
退出メツセージ。
5:受信局の対応メツセージ中にメツセージデータを発
送することを該受信局に要求する応答付要求データ(R
DR)メツセージ。
7:主トークンが消失したとき主トークンの所持権を決
めるのに用いるクレームトークンメツセージ。
8:確認付き優先度発送データ(SDA)メツセージ。
このメツセージは宛先アドレスへデータを届け、メツセ
ージが確かに届いたことを確認する受けとり(ACK)
メツセージの応答を要請する。
9:優先度SDAメツセージ。
10:0から255のデータバイトをもつSDAメツセ
ージ。
11:256から272のデータバイトをもつSDAメ
ツセージ。
12:0から255のデータバイトをもつ確認不要発送
データ(SDN)メツセージ。
13:256から272のデータバイトをもつSDNメ
ツセージ。
14:パケツトデータなし確認(ACK)メツセージ。
16:RDRデータの0から255バイトをもつACK
メツセージ。
17:局がメツセージを受信するのに充分なメモリ空間
をもたないことを示す非確認(NAK)メツセージ。
18:局がオフラインであることを示すNAKメツセー
ジ。
19:リンク業務アクセス点が不作動であることを示す
NAKメツセージ。
20:パケツトデータの様式が不適切であることを示す
NAKメツセージ。
再び第5図において、パケツト212の内容はその種類
によつて決まる。種類3,14,17,18,19およ
び20を除いた全てのパケツト212がパケツトデータ
219を有している。このパケツトデータ219の性質
はメツセージの種類により決まる。パケツトデータ長は
単一バイトから約300バイトに及ぶことができる。メ
ツセージの種類は多いが、通常、実際のメツセージデー
タ222と、メツセージデータ222の長さを表わすサ
イズバイト223を有している。通常、メツセージデー
タ222は特定情報をもつており、この情報はISO標
準の高次層プロトコルを実施するように様式化されてい
る。
このように多くのメツセージは、宛先業務アクセス点
(DSAP)バイト220または発信源業務アクセス点
(SSAP)バイト221を有する。回線網上の各局
は、それが接続する制御装置に対して少なくとも1つの
通信機能を行なう。例えば、第3図のインターフエース
制御器6の直列入出力ポート87と回線網上の他の局に
接続したプログラマブル・コントローラとの間にメツセ
ージを届けるのが第1の機能すなわち「業務」であり、
別の直列入出力ポート88と回線網上の他の局に接続し
た数値制御系との間へメツセージを届けるのが第2の業
務である。したがつて、ある局がどんな業務のために特
定のメツセージを発信したり受信したりするかを定める
のがDSAPバイトおよびSSAPバイトである。25
6の別個の業務が各局で処理される。
第2図に示すRAM60は第6図および第7図に示すよ
うなデータ構造をもつている。RAM60のステータス
領域200は第6図のように多数のデータ構造を有して
いる。これらのデータ構造はメツセージの受信、発信に
おいて重要であり、インターフエース制御器6の動作に
対して媒体アクセス制御器5の動作を調整する。データ
構造として、受信と発信待ち行列202内に記憶された
メツセージのうち次に取り込んだり取り出したりするメ
ツセージを指定する4個1組のインデツクス230a〜
230dがある。すなわち、媒体アクセス制御器5が発
送する優先度発信待ち行列231(第7図)中の次のメ
ツセージと、インターフエース制御器が新たな優先度メ
ツセージを記憶するのに役立つ待ち行列231中の次の
空間とを指定するのがインデツクス230aである。優
先度受信待ち行列232、発信待ち行列233および受
信待ち行列234に対して同様なインデツクス230b
〜230dを設けてある。
インターフエース制御器6が読出す次の受信メツセージ
が受信待ち行列232に対応のインデツクスで指定さ
れ、媒体アクセス制御器5による受信メツセージの次の
保管域が受信待ち行列234に対応のインデツクスで指
定される。したがつて、インデツクス230は待ち行列
231〜234と組で働いて媒体アクセス制御器5とイ
ンターフエース制御器6間でのメツセージのやりとりを
行なう。
次に、第6図に示すように、ステータス領域200は1
組の局アドレス235も有している。局アドレス235
には、自身の局アドレス235aと、論理リング上の
「先行」局のアドレス235bと、論理リング上の「引
き継ぎ」局のアドレス235cとを設けてある。また、
引き継ぎ局のアドレスが新たな局または退避局に適合す
るよう変更される遷移時には、「新たな引き継ぎ局」の
アドレス235dが使用される。
ステータス領域200には、4個1組のタイマ値236
a〜236dも記憶されている。後に詳細に説明するよ
うに、局がトークンを保持する時間間隔および該局が低
優先度のメツセージを発送できるか否かを、これらのタ
イマ値を用いて決定する。
さらに、総括的に制御データ237a〜237iとして
表わされた多数のデータ構造もステータス領域200中
に記憶してある。一般に、制御データ237として記憶
されている情報は、メツセージの受信、発信に関係する
種々の機能を媒体アクセス制御器5が行なう際の該制御
器5の状態に関するものである。
最後に、ステータス領域200は、総括的に238a〜
238gで表わした1組のインターフエースデータを有
している。媒体アクセス制御器5がメツセージを発送ま
たは受信するとき、制御器5は常にインターフエースデ
ータの情報を書込む。それから、媒体アクセス制御器5
は第2図、第3図に示す制御ライン71上へ割込み要求
を送出すると、これに応答してインターフエース制御器
6が割込み業務ルーチンを実行する。後で詳述するよう
に、インターフエース制御器6はインターフエースデー
タ238を読出して割込み理由を判断し、相当の動作を
行なう。
ように、インターフエース制御器6はインターフエース
データ238を読出して割込み理由を判断し、相当の動
作を行なう。
ソフトウエアの説明 以上説明したように、媒体アクセス制御器5のマイクロ
プロセツサ20は、第2図に示すROM23に記憶され
たプログラムを実行して、「リンク層」通信機能を遂行
する。ここで述べるソフトウエアにより回線網へのメツ
セージの発送が制御されて、任意の時刻に1つの局だけ
が発送できかつ全ての局が公平に回線網をアクセスでき
ることとなる。また、本ソフトウエアは受信メツセージ
の的確性をチエツクしメツセージの損失や順序の重複、
ずれを防止する。そして、本ソフトウエアは割込みをも
たないシングル機械ルーチンである。
第8図は媒体アクセス制御器5の全体動作を示すフロチ
ヤートである。局へ電源供給されると、処理ブロツク3
00に示すように多くの診断機能が遂行される。RAM
60内のデータ構造の完全性チエツクとインターフエー
ス制御器6の動作チエツクがある。次に、局はループに
入り自身の局へ向けられたメツセージの聴取する。処理
ブロツク301に示すように、他の局が発送するメツセ
ージを受信し、調べてメツセージが当該局へ向けられた
ものか否か判断する。自局へのものでない場合は、局は
聴取状態を続ける。逆に、メツセージを受信すると、第
7図の様式のRAM60の受信待ち行列へ受信メツセー
ジを保管する。もし、受信メツセージが主トークンでな
いと判断ブロツク302で判断されると、処理ブロツク
303に示すように適宜応答メツセージを発送した後に
ループを戻り、更にメツセージを聴取する。聴取機能に
ついては後で詳しく説明する。
トークンを受信すると、局が回線網から退出すべきか否
かのテストが判断ブロツク311で行なわれる。これ
は、インターフエース制御器6がセツトした第6図のデ
ユーアルポートRAM60内の「局の状態」バイト23
7eで示される。後で詳述するように、局が退出する場
合は、処理ブロツク312に示すように先行局へ円滑退
出メツセージ(種類の4)を発送する。適切な応答を受
信後、処理ブロツク307に示すようにトークンが伝送
される。
トークンを受信し回線網内に留まる場合は、もし優先度
メツセージがRAM60内に待ち行列として記憶されて
いれば、局は優先度メツセージを送出する。これは、処
理ブロツク303が表わす命令によつて遂行される。メ
ツセージ発送後、さらに発送するメツセージがあるか、
また、そのメツセージを発送するのに充分なだけトーク
ンを保持できるかについて、判断ブロツク304でチエ
ツクする。さらにメツセージを発送する場合は、ループ
を戻つてメツセージを発送し適切な応答を待つ。他の場
合は、トークンを伝送する必要がある。
しかし、トークン伝送に先立ち、局が「請求」メツセー
ジを発送する必要があるか否かの判断のために判断ブロ
ツク305で「請求聴取」フラツグをチエツクする。必
要な場合は、処理ブロツク307でのトークン伝送に先
立ち、処理ブロツク306でメツセージを発送する。メ
ツセージの発送および新たな引き継ぎ局の捜索について
は後で詳しく説明する。
処理ブロツク307でトークンを伝送するとき、トーク
ン発送局は引き継ぎ局にトークン受入れの意向を問合せ
る。判断ブロツク308に示すように、もしその意向が
ないと、処理ブロツク309で復帰手続きを実行して引
き継ぎ局を探す。判断ブロツク310で引き継ぎ局が定
まつたときは、ループを戻り、トークンを新たな引き継
ぎ局へ伝送する。そうでない場合は、故障状態が想定さ
れ、処理ブロツク300へ戻つて自己診断を行なう。い
ずれにしても、再度聴取状態に入り再度のメツセージ受
信を待つ。
次に、第11a図において、局かメツセージを聴取して
いると[第8図の処理ブロツク301]、まず処理ブロ
ツク320で不感時間タイマを設定する。そこで、判断
ブロツク321で局がループへ参加すると、このブロツ
クでは第2図のプロトコル通信制御器40がテストされ
て回線網上に搬送波があるか否かを判断する。もしない
と、処理ブロツク322で不感時間タイマが減じられ判
断ブロツク323で調べられる。メツセージが受信され
るか不感時間タイマが「時間切れ」になるまでこのルー
プが保たれる。タイマが時間切れになると、処理ブロツ
ク324で局はトークンを要求し、325で退出する。
判断ブロツク321で搬送波が検出された場合は、判断
ブロツク326および327でプロトコル通信制御器4
0がテストされてメツセージを受信しているか、また、
メツセージが当該局へアドレスされたものかについて判
断する。もしメツセージが他の局へアドレスされたもの
であれば、判断ブロツク328においてメツセージ中の
制御バイトが調べられ該メツセージが「請求」メツセー
ジであるか否かにつき判断する。請求メツセージでない
と、ループを戻つて他のメツセージを待つか、さもなけ
れば、処理ブロツク329で「請求聴取」フラツグをた
てる。先に述べたように、「請求」トークンを有する局
が主トークンの伝送に先立ち「請求」メツセージを発送
するときを決めるのに「請求聴取」フラツグが用いられ
る。
第11a図において、判断ブロツク327で定められた
局にメツセージがアドレスすると、処理ブロツク330
において該メツセージの制御バイトが調べられてメツセ
ージの種類を決める。これを行なうには、メツセージを
処理するのに必要なプログラム命令の開始アドレスを含
む記憶ジヤンプテーブルへのインデツクスとして、該制
御バイトを使用する。例えば、主トークンメツセージ内
の制御バイトが退出325へのジャンプを発生すると、
第8図に示すように、局による回線網上へのメツセージ
発送が可能になる。後に詳述するが、「請求」メツセー
ジにより処理ブロツク331へのジヤンプが行なわれ、
「円滑退出」メツセージにより処理ブロツク332への
ジヤンプが行なわれる。同様に、他の種類のメツセージ
も全て別個に処理されるのであるが、これらの処理は第
11a図の処理ブロツク333に一括して示してある。
このようなメツセージ内のパケツトデータは、RAM6
0内の受信待ち行列230bまたは230dに記憶さ
れ、処理ブロツク334に示すように、第6図の受信メ
ツセージフラツグ238a、238b、238dまたは
238fをたてる。先に述べたように、このフラツグ
は、メツセージが受信され処理待ちであることをインタ
ーフエース制御器6に伝える。そして、もし媒体アクセ
ス制御器5がまず処理ブロツク336に示すような応答
メツセージ発信を行なう必要がなければ、判断ブロツク
335に示すように媒体アクセス制御器5はループを戻
つて他のメツセージ受信を待つ。応答メツセージは単な
る確認であるが、受信メツセージの種類に応じてデータ
を含むこともできる。例えば、RDRメツセージは応答
でのデータ送出を要求している。
次に、第11b図、第11c図において「請求」および
「円滑退出」メツセージを詳細に説明する。これらのメ
ツセージが処理されると、系は聴取モードに留まり第1
1a図の処理ブロツク320へ戻ることに注意する必要
がある。
まず、第11b図において、局が「請求」メツセージを
受信すると、処理ブロツク340に示すように、媒体ア
クセス制御器5はメツセージ中のメツセージ発信元アド
レスおよび引き継ぎ局バイトを保管する。そして、判断
ブロツク341において、第6図の局状態フラツグ23
7eが調べられこの局がリングへの介入を求めているか
否かを判断する。もし介入を求めていれば、処理ブロツ
ク342に示すように、「請求」メツセージで受信され
た当該引き継ぎ局バイトへ応答メツセージ中の引き継ぎ
局バイトを設定する。換言すれば、この局が論理リング
への介入を望んでいる場合は、受信「請求」メツセージ
中の引き継ぎ局の局番を発送局へ戻す。さらにRAM6
0内の引き継ぎ局番を受信引き継ぎ局番の値に設定す
る、その他の場合は、処理ブロツク343に示すよう
に、RAM60に記憶されている現在の引き継ぎ局番を
請求メツセージの発送元へ戻す。いずれにしても、処理
ブロツク344に示すように、応答メツセージの宛先バ
イトが「請求」メツセージの発送元に設定され、処理ブ
ロツク345で「設定引き継ぎ局」メツセージとしての
応答が発信される。そこで、処理ブロツク346におい
て、「請求聴取」フラツグがたてられ系は退出して戻り
次のメツセージの受信を待機する。
次に、第11c図において、「円滑退出」メツセージが
受信されると、処理ブロツク350に示すように、メツ
セージ内の発信元バイトと引き継ぎ局バイトが保管され
る。続いて、処理ブロツク351に示すように、第6図
の引き継ぎ局アドレス235cが新たな引き継ぎ局の値
が設定され、処理ブロツク352において、発送元へ確
認メツセージが送り返される。その結果、現在の局が次
に主トークン所持権を得る場合は、この局は、「円滑退
出」メツセージを発送した局ではなく新たな引き継ぎ局
へ主トークンを伝送することとなる。
次に、第8図および第12a図において、局が主トーク
ンの所持権を得ると、該局は自身でメツセージを発信す
ることができる。処理ブロツク360に示すように、ト
ークンのソースは「超過時間」バイトと共に保管され
る。そして、判断ブロツク311において、リングから
の円滑退出があるか否かにつきテストがなされる。もし
あれば、処理ブロツク361で円滑退出メツセージを作
る。このメツセージは、主トークンを発送した局(すな
わち、先行局)に現在の局がリングからの退出を希望し
ていることを通知する。この局の引き継ぎ通知はメツセ
ージとして発送され、先に述べたように、先行局はこの
メツセージを用いて自身の引き継ぎ局を設定する。処理
ブロツク362において、メツセージが発送され、確認
メツセージを待機する。もし判断ブロツク363で適切
な確認受信がないと、ルーチンは退出して主トークンを
リング中の次の局へ伝送する。そうでないときは、トー
クン伝送に先立ち、364において現在の局の状態を例
えば、非活動状態変更する。この状態変更はRAM60
内の局状態バイト237eを換えることで達成される。
第12a図で、もし円滑退出の指示がないと、局が主ト
ークンを所持する限り該局は他のメツセージを発送する
ことができる。しかし、処理ブロツク365に示すよう
に、「超過時間」と「予約時間」にまず以下の設定量を
付加してこれらの時間を更新する。
超過=超過+保持時間増分 予約=予約+保持時間増分 「優先度時間」も「保持時間増分」へ予かじめ設定され
る。ここで、保持時間増分=1.1(1つの高優先度メ
ツセージを発送するのに要する最大時間)である。
発信待ちの高優先度メツセージがあると、判断ブロツク
366で系は分岐し処理ブロツク367に示すようにメ
ツセージを発信する。すると、処理ブロツク368に示
すように、メツセージを発送するのに要する実際の時間
だけ「超過」時間と「予約」時間が増加される。さら
に、「優先度時間」はその初期値から減少される。そし
て、次に移行されるべき機能を決める処理ブロツク36
9へ移動する。後に詳しく説明するように、このブロツ
ク369内の命令は、高次または低次の優先度メツセー
ジが発送待ちであるか、また、これらのメツセージを発
信するのに割り当てられた時間が充分であるかを判断す
る。このテスト結果にもとづき、処理ブロツク370に
示すように次の機能を遂行するためにジヤンプする。か
かる機能としては、処理ブロツク367での他の高優先
度メツセージの発信、処理ブロツク371での低優先度
メツセージの発信、主トークン伝送のための372での
ルーチン退出等がある。もし、処理ブロツク371にお
いて低優先度メツセージを発信するのであれば、該低優
先度メツセージの発送に実際に要する時間だけ、処理ブ
ロツク373において「超過」時間および「予約」時間
が減少される。その後、処理ブロツク369へ戻つて次
に実行すべき機能を決める。
各媒体アクセス制御器5が主トークンを保持する時間は
各制御器5が制御し、系が定める最大値以下またはこれ
と等しいトークン回転時間を守るようにする。このよう
に決める最大時間は、産業用の実時間装置の制御に必要
である。そして、この最大時間はリング内の局数の1次
関数である。
高優先度のトラヒツクは、使用できる回線網帯域の90
%まで保証され、全ての低優先度にトラヒツクがこの限
度まで抑制される。低優先度トラヒツクに役立つ帯域は
10%であるが、もし高優先度トラヒツクは100%ま
で取りうる。
このような目的を達成するため、トークンが予定にのつ
てリングを周回するように各局のトークン保持時間が制
限される。予定によると、各局に許されるのは1つの最
大長高優度メツセージを発送する時間にその時間の10
%を加えた時間である。低優先度メツセージが発送され
ていなければ、各局が高優先度メツセージを発送してい
ても、主トークンはこの予定よりも早くリングを回周す
る。主トークンがもつ「超過」時間変数は、任意の時刻
にトークンが予定にどの程度近づいているかを示す。1
つの最大長低優先度メツセージを送るのに要する時間に
等しい最大値に、「超過」時間が制限される。
いずれかの局が低優先度メツセージを発送する前に、
「超過」時間は累積していなければならない。1の局だ
けがこの「超過」時間に使い果すのを防止しかつ「超
過」時間を公平に分配するために、各局は「超過」時間
への自身の寄与を記録している。これがRAM60に記
憶された「予約」時間である。低優先度メツセージの発
送に要する時間よりも長い累積「予約」時間があるとき
だけ、局はメツセージを発送できる。
次に、第12b図において、発送すべき高優先度メツセ
ージまたは低優先度メツセージがまだあるか否かを判断
するために、発信待ち行列および各種タイマの値が調べ
られる。すなわち、判断ブロツク375で高優先度待ち
行列231へのインデツクス230aがテストされ、メ
ツセージを発送すべきか否か判断する。発送するとき
は、処理ブロツク376において、メツセージ発送に要
する時間を算定する。この算定はメツセージの種類とサ
イズにもとづいて行なわれる。判定ブロツク377に示
すように、この算定時間RAM60内の「優先度時間」
と比較される。もし充分な「優先時間」を使用できるの
であれば、処理ブロツク378へ分岐し、そこで第12
a図の処理ブロツク367への間接ジヤンプを行なう。
したがつて、その後、他の高優先度メツセージが発信さ
れる。
もし低優先度メツセージが発信待ちであれば、系は判定
ブロツク379へ分岐する。メツセージの発送に要する
時間が処理ブロツク380で算定され、判断ブロツク3
81で使用可能な時間が充分か否かを判断する。もし、
算定時間が「超過時間」以下でかつ「予約時間」以下で
あれば、低優先度メツセージが発送される。このような
場合は、第12a図の処理ブロツク371への間接ジヤ
ンプが処理ブロツク382で行なわれる。
もし発送メツセージがないか、メツセージ発送のための
時間が充分でないと、判断ブロツク383で「請求聴
取」フラツグがチエツクされる。局が最後に主トークン
を所持して以来このフラツグをたてていないと、この局
が引き継ぎ局請求する順番にあることを指示する。した
がつて、処理ブロツク384で間接ジヤンプが設定され
て後に詳述するように請求メツセージを発送する。も
し、局が「請求」トークンを有していないと、処理ブロ
ツク385に示すように、直ちに主トークンを伝送する
よう設定される。
次に、第8図および第9図において、局がメツセージ発
送を完了すると、主トークンはその引き継ぎ局へ伝送さ
れる。しかし、先ず局が仮想「請求」トークンを有する
か判断するために、判断ブロツク305において「請求
聴取」フラツグをチエツクする。このフラツグがたてら
れると、処理ブロツク390へ分岐して請求引き継ぎ局
メツセージを発送する。このメツセージは、当該の局の
局番と当該の局に対する現在の引き継ぎ局との間の局番
にわたる宛先局番を含んでいる。このメツセージは当該
の局に対する現在の引き継ぎ局番も有しており、当該の
局の局番がこのメツセージの指定「発信元」である。当
該局とその現在の引き継ぎ局との間の全ての局番が当該
局によつて走査されるまで、当該局は仮想「請求」トー
クンを保持する。主トークンがリングを周回して当該局
へ戻る度毎に、請求引き継ぎ局メツセージが1つだけ発
送される。
処理ブロツク391に示すように、もし請求引き継ぎ局
のメツセージの発送に応答して設定引き継ぎ局メツセー
ジが受信されると、第6図のRAM60内の「引き継ぎ
局」アドレス235cが処理ブロツク392において設
定される。そして、請求引き継ぎ局メツセージに宛先ア
ドレスすなわち「新たな引き継ぎ局」235dを発生す
るのに用いられるカウンタが、処理ブロツク393でリ
セツトされる。リセツト値は、現在の局の局番より大き
い。次に、処理ブロツク394で「請求聴取」フラツグ
がリセツトされて仮想「請求」トークンをリング内の次
の局へ伝送する。
請求引き継ぎ局メツセージに対して何等応答がないと、
系は判断ブロツク391で分岐する。処理ブロツク39
5では、次にトークンを所持する期間に次に高い局番が
請求されるように「新たな引き継ぎ局」カウンタが増大
される。しかしながら、判断ブロツク396に示すよう
に、このカウンタが現在の引き継ぎ局の局番に達しれ
ば、走査は完了し新たな引き継ぎ局が見出されなかつた
ことになる。この時は、処理ブロツク393へ分岐して
次の走査に備えると共に仮想「請求」トークンを伝送す
る。そうでないときは、すなわち、カウンタが現在の引
き継ぎ局の局番に達しなければ、次の主トークンが周回
してきたときに他の局番が請求されうるように主トーク
ンを伝送してその戻りを待機する。
第9図で、主トークンの引き継ぎ局への伝送に先立つ
て、「予約」時間および「超過」時間が更新されて付加
トークン保持時間を表わすこととなる。これは処理ブロ
ツク400で行なわれ、先に述べたように、「予約」時
間はRAM60内に記憶され「超過」時間は主トークン
と共に発送される。処理ブロツク401においてこの
「超過」時間を用い、主トークンメツセージが次のよう
に作成される。
発信元=当該局 宛先=引き継ぎ局 このトークンメツセージは発信され、回線網が活動化し
てトークン伝送が成功したことを媒体アクセス制御器5
が聴取する。もし回線網が設定期間内に活動化しない
と、系は判断ブロツク402で分岐する。もし判断ブロ
ツク403に示すように初回の主トークン伝送であれ
ば、処理ブロツク400は戻つて再度試みる。そうでな
い場合は、処理ブロツク404で紛失トークン処理が行
なわれる。この処理では、「後続局はどれか」のメッセ
ージを発送すると、これに答えて新たな引き継ぎ局から
当該局にその新たな引き継ぎ局を示す「設定引き継ぎ
局」メツセージとが発送される。この処理が判断ブロツ
ク310で判断され、成功すると、主トークンの新たな
引き継ぎ局への発送へ進む。そうでない場合は、405
で退出し第8図の診断処理ブロツク300へ進む。
本発明の通信回線網は、産業用の実時間制御装置間で情
報伝送に非常に適している。対応の制御器をもつ局は通
信リングへ円滑に介入され、また逆に、通信リングから
円滑に退避される。回線網上に2種類のメツセージを発
送できるが、通常実時間制御情報に用いられる高優先度
メツセージは、通常管理情報に用いられる低優先度メツ
セージを無条件で完全に抑圧できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通信回線網の構成を示す図、第2図は
第1図の回線網の一部を形成する媒体アクセス制御器の
電気的構成図、第3図は第1図の回線網の一部を形成す
るインターフエース制御器の電気的構成図、第4図は第
2の媒体アクセス制御器の一部を形成する仲介制御器の
電気的構成図、第5図は本発明の回線網上へ送出される
メツセージの構造を表わす図、第6図は第2図の媒体ア
クセス制御器の一部をなすメモリに記憶されたステータ
ス領域を示す図、第7図は第2図の媒体アクセス制御器
の一部をなすメモリに記憶された受信および発信待ち行
列のマツプを示す図、第8図は第2図の媒体アクセス制
御器が実行するプログラムの流れ図、第9図は第8図の
プログラムの一部をなす引き継ぎ局請求と主トークン伝
送用プログラムの流れ図、第10a図、第10b図およ
び第10c図は第1図の回線網が形成する論理リングの
構成図であつて論理リングに対する局の出入を示す図、
第11a図は第8図のプログラムの一部をなす回線網上
のメツセージ受信、処理用のプログラムの流れ図、第1
1b図は第11b図のプログラムの一部をなす請求メツ
セージ処理プログラムの流れ図、第11c図は第11a
図のプログラムの一部をなす円滑退出メツセージ処理プ
ログラムの流れ図、第12a図は第8図のプログラムの
一部をなすメツセージ発送プログラムの流れ図、第12
b図は第12a図のプログラムの一部をなす次回実行機
能の決定プログラムの流れ図である。 1……通信媒体、510〜550……複数個の局、52
0……円滑退出メツセージ受信局(主トークン伝送
局)、530……円滑退出メツセージ発送局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビツド シー.スウイートン アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド ハイツ,ビーチウツド アベニユー 3275 (56)参考文献 特開 昭59−218064(JP,A) 特開 昭58−3439(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信媒体により相互に接続された複数の局
    をもつトークン伝送通信回線網を作る個々の局であっ
    て、上記局は主トークンメッセージを使用して後続の複
    数の局に主トークンを引渡すことにより上記通信媒体を
    共有して動作し、上記局は、 上記回線網上へメッセージを送出する発送手段と、 上記回線網からメッセージを受信する受信手段と、 上記受信手段に接続され受信したメッセージの種類を求
    める検出手段と、 上記局が主トークンメッセージを送出する上記回線網上
    の他の局の識別を記憶する引き継ぎ局記憶手段と、 上記検出手段及び上記発送手段に後続され、上記局が主
    トークンをもっていることを示すメッセージを受信しか
    つ上記局が請求トークンを所有しているとき請求メッセ
    ージを作成して発送する請求手段とを備え、上記請求メ
    ッセージは回線網上のさらに他の局へ送られ、上記さら
    に他の局が上記回線網上で通信に加入することを希望す
    るかどうかの決定の目的に使用される、トークン伝送通
    信回線網を作る局。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の局であっ
    て、上記検出手段及び上記引き継ぎ局記憶手段に接続さ
    れ、上記請求メッセージの発送先である上記さらに他の
    局から設定引き継ぎ局メッセージを受信すると、記憶さ
    れている引き継ぎ局の識別を変更する手段を備えたトー
    クン伝送通信回線網を作る局。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の局であっ
    て、その局が主トークンを受領したことを示す主トーク
    ンメッセージを受信し、そしてその局が前回に主トーク
    ンを受領して以来他の局によって通信回線網上に請求メ
    ッセージが送られていないときは、上記請求手段は、そ
    の局が請求トークンを所有していると決定する、トーク
    ン伝送通信回線網を作る局。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載の局であっ
    て、上記請求手段は、請求聴取フラグをもち、このフラ
    グはその局か主にトークンメッセージを回路網上へ送出
    する毎にリセットされ、そして他の局によって請求メッ
    セージが回線網上の送出される毎にセットされる、トー
    クン伝送通信回線網を作る局。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項に記載の局であっ
    て、上記検出手段及び上記発送手段に接続され、その局
    は最早主トークンの受領を望まないことを示す円滑退出
    メッセージを上記主トークンの送信元の局へ送出するた
    めの円滑退出手段を備えたトークン伝送通信回線網を作
    る局。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項に記載の局であっ
    て、主トークンメッセージは超過時間変数を含み、その
    局は、上記受信手段及び上記検出手段に接続され、受信
    した主トークンメッセージにおける超過時間変数を所定
    の設定量だけ増大させ、またその局がメッセージを発送
    するのに要する時間の量だけ上記超過時間変数を減少さ
    せる手段を備えたトークン伝送通信回線網を作る局。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項に記載の局であっ
    て、主トークンメッセージにおける超過時間変数がメッ
    セージを発送するのに要する時間より少ないときは、そ
    の局による回線網上へのメッセージの発送は禁止される
    トークン伝送通信回線網を作る局。
JP61205266A 1985-09-03 1986-09-02 トークン伝送通信回線網を作る局 Expired - Fee Related JPH0650858B2 (ja)

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