JPS6160711A - α‐メチルスチレンとアクリロニトリルのコポリマー - Google Patents

α‐メチルスチレンとアクリロニトリルのコポリマー

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JPS6160711A
JPS6160711A JP60183160A JP18316085A JPS6160711A JP S6160711 A JPS6160711 A JP S6160711A JP 60183160 A JP60183160 A JP 60183160A JP 18316085 A JP18316085 A JP 18316085A JP S6160711 A JPS6160711 A JP S6160711A
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methylstyrene
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F212/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
    • C08F212/02Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
    • C08F212/04Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring
    • C08F212/06Hydrocarbons
    • C08F212/12Monomers containing a branched unsaturated aliphatic radical or a ring substituted by an alkyl radical

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 α−メチルスチレンとアクリロニトリルのコポリマーは
、技術的に、たとえばABS型の組成物又は、たとえば
ABSとポリ塩化ビニル、ポリカーボネートあるいはポ
リエステルの混合物のような、加熱下の寸法安定性を有
する熱可塑性成形組成物の製造のために用いられる。
これらは一般に乳化重合によって製造されるが、その際
にはモノマー混合物をラジカル開始剤及び乳化剤含有水
相に加えて、40〜80℃の1度で重合させる。重合の
熱を容易に取り除くことができるために、特に大規模の
製造においては、モノマーを数時間にわたって計り入れ
る。
ここでは゛’AMS&l脂パと呼ぶことにする加熱下に
寸法安定性を有する熱可塑性樹脂に対して適するα−チ
ルスチレン/アクリロニトリル樹脂は、一般に重合した
重囲で65〜80%のα−メチルスチレンと瓜最で35
〜20%のアクリロニトリルを含有する。これらの樹脂
を通常の乳化重合によって製造する場合には、高率で相
互に結合したアクリロニトリル単位(ここではANシー
ケエンスと記す)を有する生成物が得られる。これらの
シーケンスは、コポリマーのガラス転移温度、かくして
相当する成形組成物の加熱下の寸法安定性を低下させ、
且つ比較的高い加工温度、たとえば240〜300℃に
おいて、樹脂組成物を強く着色する傾向がある。
ヨーロッパ特許第0041703号により、低い熱変色
性を有する低残留モノマー製品は反応混合物中のアクリ
ロニトリルの特定濃度を保つことによって得られること
が公知である。しかしながら、これらのAMS樹脂はク
ラフトゴムと組み合わせてのみ適度の強さを有するにす
ぎず、高い加工温度においては表面に汚点が生じる(比
較実施例a及びb参照)。
ドイツ特許公開3,128.370号(−英国特許第2
.101.143号)においては、AMS樹脂の製造方
法が開示されているが、この方法においてはα−メチル
スチレン:アクリロニトリルのモル比を90%の転化率
に至るまで1.3:1乃至3.0:1に保つことによっ
て、非変色性であり且つ加熱下に寸法的に安定な樹脂組
成物が得られる。しかしながら、重合が約97%の転化
率で終り、その結果多量の残留モノマーが残り;グラフ
トゴムとの混合物(比較例C及びd)は不十分な低温衝
撃抵抗を有している。
僅かな量のANシーケンスを有するAMSm脂が本発明
に従って製造されるが、この樹脂は加熱下における高い
寸法安定性、+20乃至−40℃における高い衝撃強さ
及び良好な射出成形性、並びに低い変色性を同時に有す
る熱可塑性樹脂に加工することができ、且つ、乳化重合
におけるその製造の間に、97%を超える転化率、並び
に低い残留モノマー含量が達成される。
本発明は重合の進行中にモノマーを供給するラジカル乳
化重合によって取得するされる、雷門で65〜75%の
α−メチルスチレンとtaXで35〜25%のアクリロ
ニトリルのコポリマーを提供するものであり、ここで反
応混合物中の未反応モノマーのモル比 α−メチルスチレンモル数 アクリロニトリルモル数 をモノマー供給局面の間中0.7〜1.25に保持する
ことを特徴としている。
原則的に、本発明においてはコポリマーの製造のための
公知の乳化重合方法が適当である。以下の方法が特に有
利であることが認められている:水相を重量で150〜
300%(重合させるべきモノマーの旦に基づいて)で
用意する;これは乳化剤、並びに場合によっては、開始
剤と調節剤を含有する。
仕込み物を望ましい重合温度(30〜90℃、好ましく
は60〜80℃)に加熱したのち、モノマーを、たヒえ
ば、4〜7時間にわたって添加し、場合によってはざら
に開始剤を混合物中に供給して反応を完了させる。得ら
れた樹脂ラテックスを、場合によってはさらにポリマー
ラテックスと混合したのち、且つ場合によっては添加剤
を加えたのちに、公知の方法により凝固さ1・、洗浄し
、乾燥し且つざらに熱可塑的に加工する。
乳化重合のためには、乳化剤として通常の、好ましくは
陰イオン性の、乳化剤、たとえば、樹脂石けん、脂肪酸
石けん、アクリルスルホネート、アラルキルスルホネー
ト、アルキルスルホネート、アラルキルカルボキシレー
ト、アルキルサルフェートを用いることができるが、樹
脂石けん及びCI!〜CIjアルキルスルホネートが特
に適当である。
開始剤としては、水溶性開始剤、たとえば過硫酸塩、過
燐酸塩及びレドックス系が好適である。
有機化合物に基づくレドックス系を用いる場合には、こ
れら溶解状態でモノマー溶液に添加してもヨイ。14 
始剤(7)例はに2stoe、(NH4) tSzOI
、レドックス系クメンヒドロペルオキシド7Fe ” 
+/ロンガライト(すなわち、ナトリウムホルムアルデ
ヒド−スルホキシレート)、p−メタンヒドロベルオキ
シド/Fe ” ”/ロンガライト、ジイソブ口ビルベ
ンゼンヒドロベルオキシド、/Fe”/アスコルビン酸
である。
分子量を調節するための1lllj剤としては、たとえ
ばメルカプタン及びジスルフィドのような有機硫黄化合
物が一般に用いられるが、長鎖メルカプタン、たとえば
n−及びt−ドデイルメル力ブタンが好適である。
乳化剤、開始剤及び調節剤は同様に水相中に導入しても
よいし、あるいはまた別個に重合期間中の別の添加物と
して供給してもよい。
反応温度は主として開始剤系と重合熱を除くた −めの
技術的な可能性に依存する。レドックス活性化系では3
0〜50℃で重合するのに対して、過5A酸塩開始系で
は65〜80℃の温度を必要とする。
本発明の方法による乳化重合は〉97%、一般に≧98
%の転化率に達し、低い残留モノマー金回を与える。
α−メチルスチレンとアクリロニトリルの全供給モノマ
ーの重量比は65:35乃至75:25である。モノマ
ーは反応混合物に対して個々に又は共通溶液として添加
することができるが、4〜7時間にわたる均一な添加が
好適である。本発明においては、モノマーの添加速度、
モノマーの比率及び乳濁液中におけるモノマーの反応を
、全モノマー供給時間の間中、未反応モノマーのモル比
α−メチルスチレンモル アクリロニトリルモル が0.7〜1.25であるような具合に整合させること
が重要である。モル比がこの範囲よりも小さい場合には
、熱的に不安定な、黄ばんだ生成物が得られ、モル比が
大きい場合には残留モノマー含量が著るしく増大し且つ
生成物の強さくグラフトゴムとの混合後)が低下する。
未反応上ツマ−のモル比は、反応混合物からラテックス
試料を採取し、常法により、たとえばフェノチアジンを
用いて、重合を停止させ、残留モノマーをヘッドスペー
スガスクロマトグラフィーを用いて定戯することによっ
て、決定することができる。
本発明に従がうモル比の範囲を保持するための方策とし
て以下のことを挙げることができる二モル比が1.25
を超える場合にはアクリロニトリルの添加速度を高める
;モル比が0.7よりも低下する場合にはα−メチルス
チレンの添加速度を高める;通常はアクリロニトリルは
α−メチルスチレンよりも迅速に反応するから、この場
合に、両モノマー、又はそれらの混合物の供給速度をも
同様に増大させる。
2モノマーの重量比が69:31乃至73:27、特に
71:29乃至73:27である場合が特に有利な比率
である。本発明よるモル比の保持は、一般に相当するモ
ノマー混合物の添加速度の適応によって容易に可能であ
る。
熱可塑性樹脂混合物に対して適したものであるためには
、AMS樹脂は一般に5×104乃至5X10S、好ま
しくは10’乃至2X10’の平均分子fit [H,
バウマン、H,ランゲ:アンゲバンテマクロモレキュラ
ーレヒエミー(A ngero。
Makro、 Qhem、) 、2、(1969)、1
6〜34による粘度測定コを有していなければならない
。分子量をUA節するための手段は、開始剤の種類と量
及び調節剤の添加を包含しており、この分野の熟練者に
は公知のことである。
ANシーケンスの量の測定のためには、D、J。
T、ヒルら、マクロモレキュル、1982.15.96
0〜66によって記されているように核磁気共鳴吸収を
用いた。本発明に対しては、測定を50.3MH2の周
波数で行なって、アクリロニトリルのニトリル炭素原子
を用いてトライアット(triad )SAS、AAS
+SAA、AAA (S−α−メチルスチレン、A−ア
クリロニトリル)を測定した。黄化の傾向をほとんど有
していない熱的に安定な生成物であるためには、この場
合のトライアットAAAの足が15%未満(上記のトラ
イアンドの合計に対して)でなければならないことが認
められた。
本発明に従って取得されるAMS樹脂乳濁液は公知の方
法に従ってさらに加工することができる。
たとえば、安定剤、酸化防止剤、老化防止剤のような添
加剤の添加後に、それを場合によってはグラフトゴムの
ラテックスと混合し、凝固させ、洗浄し、水を除いて乾
燥することによって粉末状の混合物が取得される。同様
に、AMS樹脂ラテックスを単独で上記のようにして沈
殿させ、次いでそれをさらに単独で又は他のポリマーと
混合して加工することも可能である。加熱下に寸法的に
安定であり且つ非変色性の熱可塑性樹脂は、たとえば、
本発明によるAMS樹脂を他の熱可塑性材料及び/又は
グラフトゴムと混合するときに製造することができる。
混合成分としては、たとえばポリブタジェンゴム、アク
リルゴム(たとえば架橋したポリアクリル酸ブチル)、
EPDM(すなわちエチレンーブOピレンージエンモノ
マーゴム)に対する、たとえばスチレン、アクリロニト
リル、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチルのよう
な重合性の樹脂形成モノマーのグラフトポリマーを用い
ることができ、さらにこのようなグラフトポリマーを該
モノマーから成る樹脂状のポリマー及びコポリマー、た
とえば、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、芳香族ポリエステルと組み合わせて使用することも
できる。スチレン/アクリロニトリルとポリブタジェン
から成るクラフトゴムが特に適当である。これらの材料
は、たとえば、重量で70〜30部の与えられたモノマ
ーを重量で30〜70部の少なくとも1種の、0.05
〜1.0μlの粒径を有するポリブタジェンラテックス
の存在において乳化重合させることによって、製造する
。このような方法は、たとえば、DAS2.420.3
58号中に述べられている。この場合に全混合物中のゴ
ムの割合は一般に重量で10〜35%である。
本発明に従って製造したAMS樹脂は、通常の混合機、
たとえば押出機、混線機、ゴムロール機、を用いて、こ
のような材料と混合することができ、次いで射出成形、
押出し又は吹込み成形によって最終成形品へと加工する
ことができる。これらの方法において、たとえば、潤滑
剤、離型剤、染料、安定剤、帯電防止剤、防炎剤、充填
剤及び補強材料、たとえばガラス繊維、のような通常の
添加剤を加える。成形は通常の加工方法、板の押出し、
加熱成形、冷成形、カレンダー加工などによって行なう
ことができる。
皿東九ユニし 第1表中の比較実験は従来の方法の例を示している。
文献記録の方法に従ってAMS樹脂を製造して、さらに
次のように加工する: 重量で77.5%のへMS樹脂及び重量で22゜5%の
、1fflffiで50部のポリブタジェン上の重量で
50部のスチレン及びアクリロニトリル(重量比72 
: 28)から成るグラフトポリマー系を、共にラテッ
クス状態で混合し、安定剤を加え、4〜5のI)Hl、
:おける加熱と共に塩を添加することによって凝固させ
、洗浄し、乾燥し、ffI滑剤の添加後に混練したのち
、射出成形して試験試料を形成させる。
以下の試験を行なう: DIN53543に従がう空温における衝撃強さa−ψ
及び−40℃における衝撃強さa、RT  ;花 DIN53546によるボール硬ざ:ビカットBによる
加熱下の寸法安定性;表面の性質の定性的評価。残留モ
ノマー含量の評価のためには、ラテックスの重量分析に
より測定したAMSi1合の転化率を求める。
較1e−i  =h 1〜4 1.コポリマーの製造 公知の方法に従がい、乳化剤としてアルキルスルホネー
トを使用する75℃における過硫酸カリウム開始乳化重
合によってコポリマーを製造する。
モノマーのα−メチルスチレンとアクリロニトリルを6
時間にわたって供給し且つ未反応のモノマーのモル比を
ヘッドスペースガスクロマトグラフィーを使用して下記
の時間に測定する:試料■:1.5時間:試料■:3時
間 試料■:4.5時間;試料016時間 6.5時間ののちに、少目の過硫酸カリウムを加え、7
5℃においてさらに2時間にわたり完結するまで反応を
続ける。次いで転化率をff1ffl的に決定する。調
節剤(t−ドデシルメルカプタン)と開始剤(過硫酸カ
リウム)の母は樹脂ポリマーの平均分量が70,000
〜90.000となるようにする。
ANシーケンス旦の測定は核磁器共鳴測定による。
樹脂ポリマーを比較実験a−dと同様にグラフトポリマ
ーと混合し、沈殿し、乾燥し、試験試料に成形し且つ上
記の方法により試験する。
加熱変色の評価のためには、約4X6Cmの板を280
℃の全体温度において射出成形して変色を定性的に評価
する。
第2表は実験データと試験結果の概要である。
第2表は残存しているモノマーを本発明に従かう比率に
保つことによってのみ、重合における高い転化率、並び
に良好な表面性質及び低い変色性を有する生成物が得ら
れるということを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重合の間中モノマーを供給し、その際反応混合物中
    に存在する未反応モノマーのα−メチルスチレンのモル
    数対アクリロニトリルのモル数の比を、モノマー供給の
    局面の間中0.7〜1.25に保つことを特徴とするラ
    ジカル乳化重合によって取得された、65〜75重量%
    のα−メチルスチレンと35〜25重量%のアクリロニ
    リトルのコポリマー。 2、重合した71〜73重量%のα−メチルスチレンと
    29〜27重量%のアクリロニトリルを含有する特許請
    求の範囲第1項記載のコポリマー。
JP60183160A 1984-08-24 1985-08-22 α‐メチルスチレンとアクリロニトリルのコポリマー Granted JPS6160711A (ja)

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