JPS6158922B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6158922B2
JPS6158922B2 JP54028627A JP2862779A JPS6158922B2 JP S6158922 B2 JPS6158922 B2 JP S6158922B2 JP 54028627 A JP54028627 A JP 54028627A JP 2862779 A JP2862779 A JP 2862779A JP S6158922 B2 JPS6158922 B2 JP S6158922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light bulb
coating
heat
reflector
reflective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54028627A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55121204A (en
Inventor
Nobuo Matsushita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Electric Equipment Corp
Original Assignee
Toshiba Electric Equipment Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Electric Equipment Corp filed Critical Toshiba Electric Equipment Corp
Priority to JP2862779A priority Critical patent/JPS55121204A/ja
Publication of JPS55121204A publication Critical patent/JPS55121204A/ja
Publication of JPS6158922B2 publication Critical patent/JPS6158922B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被照射面への熱線放射を少なくした照
明器具の改良に関する。
店舗などにおいて各種食料品、衣類などを照明
する場合、複雑な形状での製作が可能で製造が容
易にでき、かつ、機械的強度も大きく、しかも反
射特性が良い金属反射板に白熱電球を配設したス
ポツトライトなどの照明器具が用いられている。
しかし、白熱電球は放射するエネルギーのうち、
可視光線は約10%で、約72%が熱線となつて直接
あるいは反射板で反射されて被照射面を照射する
ことになる。したがつて、この熱によつて商品が
変色や変形したりするおそれがある。
そこで、従来シールドビーム電球の前面レンズ
の内面に実開昭53−75143号公報に見られるよう
な熱線反射被膜を形成して被照射面に照射される
光線から熱線をカツトしようとするものや、同様
電球の反射面をいわゆるコールドミラーと称され
る熱線透過可視光反射膜によつて構成して熱線を
カツトしようとするものが用いられている。しか
し、これらはいずれも電球自体に熱線除去手段を
設けるので、電球が高価となるうえに電球の寿命
後に反覆再使用することができないから不経済で
ある。
これに対し、照明器具側に熱線除去手段を設け
ることにより、電球を交換しても反覆再使用でき
るようにした照明器具が特公昭46−35556号公報
に提案されている。このものは電球を内包する反
射板の前方に透明材料製の被覆体を設け、この被
覆体の内面を凹凸にして光線散乱面とし、さらに
赤外線反射被覆層からなる赤外線反射鏡を形成し
たもので、さらに要すれば反射板に熱線透過可視
光反射膜を形成するものである。このものは照射
面に照射される光線中から熱線をなるべく除去す
るという点では満足する効果をあげ得るが、必ず
反射板の前方に透明材料製の被覆体を配設しなけ
ればならないので、部品点数が増し高価となる。
また、被覆体によつて重量が増し、しかも破損の
心配もあるので、たとえばスポツトライトのよう
な照明器具に適用し難い。さらに、赤外線反射鏡
で反射した熱線が反射体を介して電球口金やソケ
ツトに戻り、それらの部分の温度を過昇させ早期
劣化を招くので、これを防止するため透明材料製
被覆体の内面を凹凸に加工しなければならないの
で、一層高価となる。
なお、前述のコールドミラーと称される熱線透
過可視光反射膜を反射板に形成しても、熱線除去
が可能であるが、この場合には透明ガラス基体上
に屈折率の異なつた薄膜を多層に被着して形成す
るものであるから、製造工程が複雑となるととも
に高価となるうえに、反射基体としてガラスを必
要とするため、複雑な形状に形成することが困難
となるとともに機械的強度が低くスポツトライト
のような通常用いられる種々の照明器具の反射板
には適当でない。
本発明は上述の従来技術の欠点を除去しようと
してなされたもので、被照射面へ照射される光線
から熱線をなるべく除去するとともに、反射板の
前方に格別のガラスカバー等を必ずしも要さない
で、しかも製造が容易でかつ安価な照明器具を提
供することを目的とする。
本発明は金属基板を有する反射面部に熱線吸収
被膜および透明保護被膜を積層して被着した反射
板に白熱電球を作用的に対向して配設したことを
特徴とする。
以下、本発明の詳細を図示実施例を参照して説
明する。第1図および第2図は本発明の第1の実
施例を示す。1は白熱電球で、この白熱電球1は
拡散性の外殻を有する拡散光を放射する一般の照
明用電球を可とする。2は反射板で、この反射板
2は凹形をなして形成され、電球1と作用的に対
向して配設されている。3は電球1および反射板
2の保持具で、この保持具3は反射板2に取付け
られている。そうして、反射板2は、第2図に示
すように、アルミニウム、鋼板、ステンレスなど
の金属からなる金属基板4およびこの金属基板4
上に被着されたアルミニウムあるいは銀などから
なる反射被膜5を含んでなる反射面部6と、この
反射面部6上に被着された酸化鉄を含んだガラス
質で構成された熱線吸収被膜7と、この熱線吸収
被膜7上に被着された透明保護被膜8とで形成さ
れている。透明保護被膜8はSiO2を主成分とす
るガラス質被膜またはAl2O3を主成分とし蒸着被
膜として形成することが望ましい。そして、上記
反射被膜5、熱線吸収被膜7および透明保護被膜
8の膜厚は反射率、熱線吸収率および表面の保護
作用からそれぞれ0.05〜0.5μm、0.1〜0.5μmお
よび0.5μ〜5μmが望ましい。
つぎに作用について説明する。電球1を点灯す
ると、光が周囲に放射され、そのうち反射板2に
放射された光は熱線吸収被膜7を通過する際熱線
が吸収され、反射被膜5で可視光線のみ反射され
る。その際、熱の一部が熱線吸収被膜7を通過し
て反射被膜5で反射したとしても再度熱線吸収被
膜7を通過するので、反射板2で反射された光は
熱線が充分軽減されている。したがつて、被照射
面には必要な可視光線が主に放射され、商品の変
色、変形などが良好に防止される。
そして、熱線吸収被膜7で捕捉された熱は金属
基板4に伝導され、この金属基板4を介して外部
に放散される。金属基板4は熱伝導が相対的に優
れているため、熱放散効果は良好である。なお、
透明保護被膜8は熱線吸収被膜7を保護するとと
もに、この被膜8によつて反射板の反射面が平滑
化されるので汚損しにくく、したがつて、長期に
わたつて反射率の低下を阻止する。
第3図は本発明の第2の実施例を示す照明器具
の断面図である。図中第1図および第2図と同一
部分には同一符号を付しその説明は省略する。こ
の実施例は埋込み形照明器具で、天井面11に埋
込れる箱状の器具本体12に反射板2が収納され
たものである。このものはロビーなどの天井面に
取付けることにより、人に不快感を与えないで照
明できる。作用については第1実施例に本質的に
は同様である。
本発明を以上2実施例について詳述したが、本
発明は種々の実施態様を許容する。たとえば白熱
電球は外殻の中間部から頂部にわたつて反射膜を
被着した電球を用いて第1図に示す反射板と組合
せてもよい。この場合は電球からの光は総て反射
板に放射されて直射光が被照射面に照射されるこ
とがなく、熱線の放射がより一層軽減される。ま
た、反射板は反射板の基板が高反射率を有してい
れば、反射膜を特に被着しなくてもよい。
本発明は以上詳述したように、金属基板を有す
る反射面部に熱線吸収被膜および透明保護被膜を
積層して被着した反射板に白熱電球を対向して配
設したので、熱線吸収膜で捕捉された熱は反射板
の金属基板を介して放散され、被照射面へ照射さ
れる光線から良好に熱線を除去できる。
しかも、反射板は反射面部を金属基板で形成し
ているので、複雑な形状での製造も容易にでき、
かつ反射面部に熱線吸収膜を被着するだけでよい
ので、製作が容易で安価に提供できる。さらに、
反射板が金属基板で形成されているので、熱線透
過可視光反射膜を反射板に形成したいわゆるコー
ルドミラーと称される反射板に比し、一般の金属
反射板と同様に機械的強度も大きく、スポツトラ
イトなど一般の照明器具に適用しやすいという実
用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1の実施例を
示し、第1図は照明器具の断面図、第2図は反射
板の一部拡大断面図、第3図は本発明の第2の実
施例を示す照明器具の断面図である。 1…白熱電球、2…反射板、6…反射面部、7
…熱線吸収被膜、8…透明保護被膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 白熱電球と、この電球に作用的に対向して配
    設された反射板とを具備し; 前記反射板は、金属基板を有する反射面部と、
    この反射面部上に被着された熱線吸収被膜と、こ
    の熱線吸収被膜上に被着された透明保護被膜とを
    含んでなることを特徴とする照明器具。 2 前記白熱電球は外殻の中間部から頂部にわた
    つて反射膜を被着してなる電球であることを特徴
    とする特許請求の範囲1記載の照明器具。 3 前記反射板の透明保護被膜はガラス質蒸着被
    膜であることを特徴とする特許請求の範囲1また
    は2記載の照明器具。
JP2862779A 1979-03-14 1979-03-14 Illuminator Granted JPS55121204A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2862779A JPS55121204A (en) 1979-03-14 1979-03-14 Illuminator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2862779A JPS55121204A (en) 1979-03-14 1979-03-14 Illuminator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55121204A JPS55121204A (en) 1980-09-18
JPS6158922B2 true JPS6158922B2 (ja) 1986-12-13

Family

ID=12253785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2862779A Granted JPS55121204A (en) 1979-03-14 1979-03-14 Illuminator

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55121204A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182360U (ja) * 1982-05-31 1983-12-05 岩崎電気株式会社 反射体付ランプ
JPS593428U (ja) * 1982-06-30 1984-01-10 岩崎電気株式会社 照明器具
JPS6097502A (ja) * 1983-10-31 1985-05-31 荒井 昌 メタルベ−ス・ダイクロイツクリフレクタ−
JPH01103212U (ja) * 1987-12-28 1989-07-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5375143U (ja) * 1976-11-26 1978-06-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55121204A (en) 1980-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4112483A (en) Lighting fixture and method using multiple reflections
HU215225B (hu) Fényvető lámpa
JP2004521465A (ja) 照明装置
JPS6158922B2 (ja)
JPH0116081Y2 (ja)
JPS63228510A (ja) 照明器具
JPH05157909A (ja) ネオジウム色投光多層膜反射鏡
JPH11178839A (ja) 医療用照明装置
JPH117816A (ja) 光吸収体、反射体および照明装置
JP2799286B2 (ja) 車輌用灯具
JPS5855570Y2 (ja) 反射鏡ハロゲン電球
JPH04147510A (ja) 反射体
JPS6317140Y2 (ja)
JP3664468B2 (ja) 照明用反射鏡およびそれを用いた照明装置
JPH0745111A (ja) 反射鏡付管球及び管球
JPH0364802A (ja) 照明器具
JPS63269104A (ja) 反射体
JPH02288003A (ja) 照明器具
JPS596567Y2 (ja) 照明灯器具
JP2870100B2 (ja) 一般照明用反射鏡付き電球
JPS644167Y2 (ja)
JPH0243041Y2 (ja)
JPH0235402B2 (ja)
JP2585539B2 (ja) ハロゲン電球
JPH0236164Y2 (ja)