JPH0745111A - 反射鏡付管球及び管球 - Google Patents

反射鏡付管球及び管球

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JPH0745111A
JPH0745111A JP5208924A JP20892493A JPH0745111A JP H0745111 A JPH0745111 A JP H0745111A JP 5208924 A JP5208924 A JP 5208924A JP 20892493 A JP20892493 A JP 20892493A JP H0745111 A JPH0745111 A JP H0745111A
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JP
Japan
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bulb
light
reflecting mirror
infrared
ultraviolet
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Application number
JP5208924A
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English (en)
Inventor
Akira Kawakatsu
晃 川勝
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/0604Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明は、店舗やショウルーム等に使用される
一般照明用反射鏡付管球及び管球に係わり、特に被照射
物の劣化を考慮したものに関する。 【構成】反射鏡と、この反射鏡の内部に配置された管球
と、この反射鏡の前面に設けらたカバーガラス6と、こ
のカバーガラス6の内面又は外面の少なくとも一面に形
成された紫外線・赤外線反射膜7とを具備していること
を特徴とする。 【効果】紫外線・赤外線反射膜により、酸化亜鉛(Zn
O)自体が紫外線(約380nm以下の波長域)を吸収す
る特性を有し、さらに、赤外線をカットする特性を有し
ており、紫外線(約380nm以下の波長域)及び赤外線
(約760nm以上の波長域)をカットし、可視光(約3
80nm以上約760nm以下)を透過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、店舗やショウルーム等
に使用される一般照明用反射鏡付管球及び管球に係わ
り、特に被照射物の劣化を考慮したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の反射鏡付管球である反射
鏡付電球は、一般にはダイクロイックミラー付きハロゲ
ン電球として、店舗照明などに利用されている。この電
球は、たとえば特開昭59−177850号公報に開示
されている。この電球を第2図を参照して説明する。同
図に示す通り、ダイクロイックミラー付きハロゲン電球
は、放物面又は回転楕円体面等に形成された面を有する
ガラス基体(1)の内面に可視光域の波長を主に反射
し、赤外線領域の波長を主に透過する作用を有する光干
渉膜(2)を蒸着してなるダイクロイックミラー(3)
の略中心軸上に、ハロゲン電球の中心軸を一致させて配
置されている。また、上記ハロゲン電球(4)は、透明
な石英ガラスからなるバルブにフィラメント(5)を及
びハロゲンガス等が封入され、形成されている。
【0003】次に、上記ダイクロイックミラー付きハロ
ゲン電球の作用効果を説明する。まず、上記電球(4)
のフィラメント(5)から放射された可視光域や赤外線
域等の波長の光は上記バルブを透過し、直接上記ダイク
ロイックミラー前方に照射されるもの、また、このダイ
クロイックミラーで反射された後、可視光域の光を主に
前方に照射されるもの(このとき、赤外線域の光はダイ
クロイックミラー後方に透過される)が被照射物に照射
される。
【0004】これにより、上記電球(4)から放射され
た赤外線がほとんど上記ダイクロイックミラー(3)の
前方に照射されないので、被照射物の温度等を上昇させ
ることなく、そして被照射物の品質を損なわず、被照射
物をショウアップ等することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様なダイクロイッ
クミラー付きハロゲン電球では、被照射物の品質を損な
わせないことを目的とし、上記電球から照射される赤外
線をダイクロイックミラーによりこのミラー後方に照射
することを考慮している。
【0006】ところが、被照射物の品質を損なわせる他
の要因として、上記ハロゲン電球から放射される紫外線
によるものもある。
【0007】そこで、本発明は上記事情に鑑みなされた
もので、ハロゲン電球等の管球から放射される赤外線及
び紫外線を同時にカットすることのできる反射鏡付管球
及び管球を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の第1発明においては、反射鏡と、こ
の反射鏡の内部に配置された管球と、この反射鏡の前面
に設けらたカバーガラスと、このカバーガラスの内面又
は外面の少なくとも一面に形成された紫外線・赤外線反
射膜とを具備していることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の第2発明においては、第1
発明において、紫外線・赤外線反射膜は、酸化亜鉛(Z
nO)にアルミニウム(Al)、インジウム(In)、
ほう素(B)、ガリウム(Ga)から選ばれる少なくと
も1種を添加してなることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の第3発明においては、第2
発明において、アルミニウム(Al)、インジウム(I
n)、ほう素(B)、ガリウム(Ga)から選ばれる少
なくとも1種は、上記酸化亜鉛(ZnO)内に1ないし
4重量%添加されていることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の第4発明においては、発光
構体が封装されたバルブと、このバルブの表面に形成さ
れた酸化亜鉛(ZnO)にアルミニウム(Al)、イン
ジウム(In)、ほう素(B)、ガリウム(Ga)から
選ばれる少なくとも1種を添加してなる紫外線・赤外線
反射膜とを具備していることを特徴とする。
【0012】
【作用】第1発明ないし第5発明では、紫外線・赤外線
反射膜(7)により、酸化亜鉛(ZnO)自体が紫外線
(約380nm以下の波長域)を吸収する特性を有し、さ
らに赤外線をカットする特性を有しており、紫外線(約
380nm以下の波長域)及び赤外線(約760nm以上の
波長域)をカットし、可視光(約380nm以上約760
nm以下)を透過する。
【0013】
【実施例】以下、第1発明ないし第5発明の実施例を図
1を参照して説明する。図において、(1)は、放物面
又は回転楕円体面等に形成された面を有するガラス基体
であり、溶融させたガラスを型に流し込むことにより形
成される。このガラス基体(1)の例えば内面には主に
約760nm以上の波長域である赤外線を主に透過し(入
射される赤外線の約80%程度が透過され、可視光も2
0%程度透過される)、約380nmないし約760nmの
波長域である可視光を反射する作用を有する光干渉膜
(2)が蒸着等で被着され、反射鏡であるダイクロイッ
クミラー(3)を形成している。この光干渉膜(2)は
低屈折率層及び高屈折率層が交互に積層されてなり、上
記低屈折率層にはMgF2 、高屈折率層にはZSがそれ
ぞれ使用されている。
【0014】上記基体(1)には管球であるハロゲン電
球 (4)を支持するためのネック部(11)が形成さ
れ、このネック部(11)内に上記電球(4)の封止部
(41)を位置させて、シリコン接着剤(12)等の接
着手段により上記電球(4)を上記ダイクロイックミラ
ー(3)内に固着させている。このとき上記ミラー
(3)の中心軸と上記電球(4)の中心軸を一致させ、
かつミラー(3)の焦点位置に上記電球(4)の発光構
体であるフィラメント(5)を一致させれば反射の効率
を向上させることができる。なお、放電灯の場合には、
上記発光構体は、一対の電極となる。
【0015】ここで、上記ハロゲン電球(4)は、透明
な石英ガラスからなるバルブにフィラメント(5)を及
びハロゲンガス等が封入され、形成される。また、上記
ダイクロイックミラー(3)の前面部(13)にはカバ
ーガラス(6)が例えば低融点ガラス(13)を介して
接合されている。
【0016】このカバーガラス(6)の内面には例えば
酸化亜鉛(ZnO)にアルミニウム(Al)、インジウ
ム(In)、ほう素(B)、ガリウム(Ga)から選ば
れる少なくとも1種を添加してなる紫外線・赤外線反射
膜(7)が形成されており、本実施例においては、約3
80nm以下及び約760nm以上の波長域すなわち紫外線
及び赤外線をカットする。なお、紫外線・赤外線反射膜
(7)の反射とは、光を反射ないし吸収によりカットす
ることをいう。
【0017】ここで、上記ダイクロイックミラー付きハ
ロゲン電球の作用効果を説明する。まず、上記電球
(4)のフィラメント(5)から放射された紫外線、可
視光、赤外線等の各波長の光は、上記バルブを透過し、 (a)直接上記ダイクロイックミラー(3)前方のカバ
ーガラス(6)に照射される照射光。
【0018】(b)ダイクロイックミラー(3)で反射
された後、可視光域の光が上記ダイクロイックミラー
(3)前方のカバーガラス(6)に照射される照射光
(このとき、主に赤外線域の光はダイクロイックミラー
後方に透過される)。
【0019】に大別される。
【0020】ここで、照射光(a)について説明する。
照射光(a)は紫外線、可視光、赤外線等であるが、カ
バーガラス(6)に形成された紫外線・赤外線反射膜
(7)により、紫外線(約380nm以下の波長域)及び
赤外線(約760nm以上の波長域)をカットし、可視光
(約380nm以上約760nm以下)を透過する。
【0021】つぎに、照射光(b)について説明する。
照射光(b)は、紫外線、可視光、赤外線等がダイクロ
イックミラー(3)に入射し、赤外線(約760nm以上
の波長域)が主として透過され、可視光がカバーガラス
(6)方向に反射される。このカバーガラス(6)に形
成された紫外線・赤外線反射膜(7)により、紫外線
(約380nm以下の波長域)及び赤外線(約760nm以
上の波長域)をカットし、可視光(約380nm以上約7
60nm以下)を透過する。
【0022】上記紫外線・赤外線反射膜(7)は、酸化
亜鉛(ZnO)にアルミニウム(Al)、インジウム
(In)、ほう素(B)、ガリウム(Ga)から選ばれ
る少なくとも1種を添加して形成されている。上記酸化
亜鉛(ZnO)自体が紫外線(約380nm以下の波長
域)を吸収する特性を有し、さらに赤外線をカットする
特性を有しており、上記効果が得られるものである。特
に、酸化亜鉛(ZnO)にアルミニウム(Al)を1.
5重量%添加してなる紫外線・赤外線反射膜(7)の場
合の光透過率特性を図2に示す。この時の紫外線・赤外
線反射膜(7)の抵抗は、5×10-4Ωcm以下となっ
ている。
【0023】なお、アルミニウム(Al)、インジウム
(In)、ほう素(B)、ガリウム(Ga)から選ばれ
る少なくとも1種は、上記酸化亜鉛(ZnO)内に1な
いし4重量%添加されている場合に、特に効果が大き
い。これは、1重量%未満の場合には、赤外線のカット
率が低下し、4重量%を越える場合には、紫外線のカッ
ト率が低下するからである。
【0024】したがって、上記電球(4)から放射され
た約380nm以下の紫外線は96%カットされ、また約
760nm以上の赤外線は、65%カットされ、被照射物
の温度等を上昇させることなく、また被照射物の品質を
損なわず、被照射物をショウアップ等することができ
る。
【0025】なお、上記実施例では、紫外線・赤外線反
射膜(7)をカバーガラス(6)に形成したが、直接バ
ルブに形成しても良い。
【0026】
【発明の効果】第1発明ないし第5発明では、紫外線・
赤外線反射膜(7)により、酸化亜鉛(ZnO)自体が
紫外線(約380nm以下の波長域)を吸収する特性を有
し、さらに赤外線をカットする特性を有しており、紫外
線(約380nm以下の波長域)及び赤外線(約760nm
以上の波長域)をカットし、可視光(約380nm以上約
760nm以下)を透過する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す反射鏡付きハロゲン電球
の縦断図面。
【図2】本発明の実施例での光透過率特性を示す図。
【図3】従来の反射鏡付きハロゲン電球の縦断面図。
【符号の説明】
1…ガラス基体、 2…光干渉膜、 3…ダイクロイックミラー、 4…ハロゲン電球、 5…フィラメント、 6…カバーガラス。 7…紫外線・赤外線反射膜、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射鏡と;この反射鏡の内部に配置された
    管球と;この反射鏡の前面に設けらたカバーガラスと;
    このカバーガラスの内面又は外面の少なくとも一面に形
    成された紫外線・赤外線反射膜と;を具備していること
    を特徴とする反射鏡付管球。
  2. 【請求項2】上記紫外線・赤外線反射膜は、酸化亜鉛
    (ZnO)にアルミニウム(Al)、インジウム(I
    n)、ほう素(B)、ガリウム(Ga)から選ばれる少
    なくとも1種を添加してなることを特徴とする請求項1
    記載の反射鏡付管球。
  3. 【請求項3】上記アルミニウム(Al)、インジウム
    (In)、ほう素(B)、ガリウム(Ga)から選ばれ
    る少なくとも1種は、上記酸化亜鉛(ZnO)内に1な
    いし4重量%添加されていることを特徴とする請求項2
    記載の反射鏡付管球。
  4. 【請求項4】発光構体が封装されたバルブと;このバル
    ブの表面に形成された酸化亜鉛(ZnO)にアルミニウ
    ム(Al)、インジウム(In)、ほう素(B)、ガリ
    ウム(Ga)から選ばれる少なくとも1種を添加してな
    る紫外線・赤外線反射膜と;を具備していることを特徴
    とする管球。
JP5208924A 1993-07-31 1993-07-31 反射鏡付管球及び管球 Pending JPH0745111A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134216A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Iz:Kk ハロゲンランプ及びハロゲンランプ照明システム
JP2012059620A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Ushio Spex Inc 地中埋設型照明器具
JP2017016924A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社アルバジャパン Ledランプ
JP2020047501A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 Dnライティング株式会社 照明器具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012059620A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Ushio Spex Inc 地中埋設型照明器具
JP2017016924A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 株式会社アルバジャパン Ledランプ
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