JPH08273630A - 白熱電球およびこれを用いた反射形照明装置ならびに車両用前照灯 - Google Patents

白熱電球およびこれを用いた反射形照明装置ならびに車両用前照灯

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JPH08273630A
JPH08273630A JP7072005A JP7200595A JPH08273630A JP H08273630 A JPH08273630 A JP H08273630A JP 7072005 A JP7072005 A JP 7072005A JP 7200595 A JP7200595 A JP 7200595A JP H08273630 A JPH08273630 A JP H08273630A
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JP
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bulb
filament
visible light
infrared
light
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Application number
JP7072005A
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English (en)
Inventor
Akira Kawakatsu
晃 川勝
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バルブ内に過剰な熱がこもらないようにして所
定方向へ光を発する白熱電球およびこれを用いた反射形
照明装置ならびに車両用前照灯を提供する。 【構成】バルブ2に形成した球形部3にフィラメント7
を収容し、このバルブの所定領域の表面にフィラメント
から出た赤外線を反射する赤外線反射膜5を設け、この
所定領域を除いた他の領域の表面にフィラメントから出
た赤外線を透過または吸収して可視光を遮断する可視光
遮断膜6を設けたことを特徴とする白熱電球である。 【作用】フィラメントから赤外線反射膜に向かう赤外線
はこの赤外線反射膜に反射されてバルブ内に戻され、ま
た、フィラメントから可視光遮断膜に向かった赤外線は
透過される。したがって、赤外線が過剰にバルブ内に戻
されなくなるから、熱がこもらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィラメントを収容し
たバルブに赤外線反射膜を形成した白熱電球およびこれ
を用いた反射形照明装置ならびに車両用前照灯に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハロゲン電球を含む白熱電球
は、フィラメントの白熱による発光を利用する光源であ
るため放熱量が多く、放電灯に比べてランプ効率が低い
傾向にある。このような白熱電球の放熱を低減し、ラン
プ効率を向上させるため、最近、バルブの外面に、70
0nm以上の赤外線を反射し可視光を透過する膜、すなわ
ち赤外線反射膜を形成する研究がなされている。
【0003】バルブの外面に赤外線反射膜を形成すれ
ば、この赤外線反射膜がフィラメントから放出される赤
外線を反射し、この反射された赤外線はフィラメントに
戻されるからフィラメントを再加熱し、よってフィラメ
ントの白熱が促されるので外部から供給する電力を節減
することができ、発光効率が向上することになる。ま
た、無駄に捨てられていた熱の放出が少なくなるので、
器具等に対する熱影響を少なくすることができる等の利
点もある。
【0004】このような赤外線反射膜を形成した白熱電
球、特にハロゲン電球を車両用前照灯の光源に用いるよ
うにすれば、ランプ効率が向上するとともに多量の光量
を得ることができ、遠方照射に有効である。ところで、
車両の前照灯は、すれ違いビームを照射するランプと、
走行ビームを照射するランプとがあり、また特開平4−
19956号公報に示されるように、同一ランプにすれ
違いビーム用フィラメントと走行ビーム用フィラメント
を収容したものもあり、これらランプまたはフィラメン
トを切り換えて点灯させることにより走行ビームとすれ
違いビームを選択的に使用するようになっている。
【0005】この場合、すれ違いビーム用フィラメント
から出たすれ違いビームは、対向車に眩しさを与えない
ような配光特性が要求されるため、すれ違いビーム用フ
ィラメントの近傍に遮光板を設け、この遮光板により不
所望な方向への光照射を制限するようになっている。
【0006】しかし、フィラメントの近傍に上記のよう
な遮光板を設置した場合、遮光板を機械的に支持する構
造が必要になり、多くの部品および組み付けならびにバ
ルブ内への封止構造が複雑になり、耐振性にも多大な注
意を払う必要があるなどの不具合がある。
【0007】したがって、最近、上記のような遮光板の
使用を止めて、バルブの表面に上記遮光板にて遮断され
る領域に対応する位置に、光を遮断する被膜を形成する
ことが検討されている。バルブの表面に遮光膜を形成す
れば、上記遮光板を用いる場合の機械的構造に起因する
問題を解消することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記遮光膜を
形成するに当たり、予めバルブ全体に形成された赤外線
反射膜の上に、可視光を遮断する被膜を積層して形成す
る手段が研究されている。
【0009】しかしながら、このような構造にすると、
バルブ全体に亘り赤外線反射膜が形成されることになる
から、フィラメントから放出された赤外線はほとんど全
てがバルブ内に戻され、フィラメントの再加熱には有効
であるが、この熱がバルブ内にこもり、バルブ壁の温度
が過度に上昇するという心配がある。
【0010】したがって、本発明の目的とするところ
は、バルブ壁の一部にフィラメントから出た可視光を遮
断する遮光膜を形成するにあたり、この遮光膜としては
可視光を遮断するが赤外線を透過する被膜とし、バルブ
内に熱が過度にこもらないようにした白熱電球およびこ
れを用いた反射形照明装置ならびに車両用前照灯を提供
しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、球形
もしくは球形に類似した形状の光放出部が形成されたバ
ルブと;バルブの光放出部に収容されたフィラメント
と;バルブの所定領域の表面に形成され、このフィラメ
ントから出た可視光を透過し赤外線を反射する赤外線反
射膜と;バルブの上記所定領域を除いた他の領域の表面
に形成され、このフィラメントから出た赤外線を透過ま
たは吸収して可視光を遮断する可視光遮断膜と;を具備
したことを特徴とする白熱電球である。
【0012】請求項2の発明は、球形もしくは球形に類
似した形状の球形部およびこれに連続する円筒部が形成
されたバルブと;球形部および円筒部にそれぞれ収容さ
れた使用頻度の高いフィラメントおよび使用頻度の低い
フィラメントと、球形部の所定領域の表面に形成され、
使用頻度の高いフィラメントから出た可視光を透過し赤
外線を反射する赤外線反射膜と;球形部の上記所定領域
を除いた他の領域の表面に形成され、使用頻度の高いフ
ィラメントから出た赤外線を透過または吸収して可視光
を遮断する可視光遮断膜と;を具備したことを特徴とす
る白熱電球である。
【0013】請求項3の発明は、赤外線反射膜および可
視光遮断膜はいずれも、高屈折率層と低屈折率層とを交
互に積層した多層干渉膜により形成されていることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の白熱電球であ
る。
【0014】請求項4の発明は、赤外線反射膜は、55
0nm以下の可視光の透過を低減する多層干渉膜により形
成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3
のいずれか1に記載の白熱電球である。
【0015】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれか1に記載の白熱電球と;この白熱電球が組
み込まれた反射体と;を備えたことを特徴とする反射形
照明装置である。
【0016】請求項6の発明は、使用頻度の高いフィラ
メントは車両用すれ違いビーム用フィラメントであり、
頻度の低いフィラメントは車両用走行ビーム用フィラメ
ントであることを特徴とする請求項2ないし請求項4の
いずれか1に記載の前照灯用白熱電球である。請求項7
の発明は、請求項1または請求項6に記載の白熱電球
と;この白熱電球が組み込まれた反射体と;を備えたこ
とを特徴とする車両前照灯である。
【0017】
【作用】請求項1の発明によると、フィラメントから赤
外線反射膜に向かった可視光は透過されるとともに、赤
外線は反射されてフィラメントに戻されることになる。
このため、ランプ効率が向上する。また、フィラメント
から可視光遮断膜に向かって照射された赤外線は透過ま
たは吸収され、可視光は遮断される。したがって、赤外
線が過剰にバルブ内に戻されなくなるから、熱がこもら
ない。しかも、バルブ内に格別な遮光板を設ける必要が
ないから、構造が簡単になる。
【0018】請求項2の発明によると、使用頻度の高い
フィラメントを球形部に収容するから、球形部では赤外
線をフィラメントに戻す作用に優れ、効率が向上する。
また、使用頻度の高いフィラメントから可視光遮断膜に
向かって照射された赤外線は透過または吸収され、可視
光は遮断される。したがって、赤外線が過剰にバルブ内
に戻されなくなるから、熱がこもらない。
【0019】請求項3の発明によれば、赤外線反射膜お
よび可視光遮断膜はいずれも、高屈折率層と低屈折率層
とを交互に積層した多層干渉膜により形成されているか
ら、構成が簡単である。
【0020】請求項4の発明によれば、赤外線反射膜
は、550nm以下の可視光の透過を低減する多層干渉膜
により形成されているから、青、緑系の光がカットさ
れ、主としてイエロー系の光を発する。イエロー系の光
は直進性に優れ、例えば車両のフォグランプなどに使用
のに有効である。
【0021】請求項5の発明によると、請求項1ないし
請求項4に記載した白熱電球の利点を活用でき、効率の
よい反射形照明装置を提供することができる。請求項6
の前照灯用白熱電球は、使用頻度の高いすれ違いビーム
用フィラメントを球形部に収容するから、球形部では赤
外線をフィラメントに戻す作用に優れ、帰還効率がよ
い。また、すれ違いビーム用フィラメントから可視光遮
断膜に向かって照射された赤外線は透過され、可視光は
遮断される。したがって、赤外線が過剰にバルブ内に戻
されなくなるから、熱がこもらない。請求項7の発明に
よると、請求項1または請求項6に記載した白熱電球の
利点を活用でき、効率のよい車両用前照灯を提供するこ
とができる。
【0022】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図6に示す
第1の実施例にもとづき説明する。この実施例は、4灯
式車両前照灯におけるすれ違いビーム用投光照明装置に
適用した例を示し、図1ないし図5は光源として使用さ
れるハロゲン電球を示し、図6は投光照明装置の全体の
断面図である。
【0023】図1ないし図5に示すハロゲン電球1は、
石英ガラスからなる発光管バルブ2の一端に球形もしく
は楕円球などのような球形に類似した形状の球形部3が
形成されているとともに、他端に圧潰封止部4が形成さ
れている。
【0024】上記球形部3の外面(内面でも可)には、
所定の領域に亘り可視光透過赤外線反射膜5が形成され
ている。上記赤外線反射膜5は、図4に示す通り、例え
ば酸化チタン(TiO2 )、酸化タンタル(Ta2
5 )、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、硫化亜鉛(Zn
S)などからなる高屈折率層51…と、酸化ケイ素(シ
リカ=SiO2 )、ふっ化マグネシウム(MgF2 )な
どからなる低屈折率層52…とを交互に、例えば合計9
〜35層の多層膜として構成したものであり、このよう
な赤外線反射膜5は多層干渉作用により、波長800nm
を越える赤外線を反射し、しかしながら波長380nm以
上800nm以下の可視光を透過する作用を奏する。
【0025】また、上記球形部3の外面(内面でも可)
には、上記可視光透過赤外線反射膜5が形成された所定
の領域を除いた他の領域に、赤外線透過可視光遮断膜6
が形成されている。この赤外線透過可視光遮断膜6も図
5に示す通り、例えば酸化チタン(TiO2 )、酸化タ
ンタル(Ta25 )、酸化ジルコニウム(Zr
2)、硫化亜鉛(ZnS)などからなる高屈折率層6
1…と、酸化ケイ素(シリカ=SiO2 )、ふっ化マグ
ネシウム(MgF2 )などからなる低屈折率層62…と
を交互に、例えば合計9〜35層の多層膜として構成し
たものであり、このような可視光遮断膜6も多層干渉作
用により波長800nm以上の赤外線を透過し、しかしな
がら波長380nm以上800nm未満の可視光を遮断する
作用を奏する。
【0026】なお、上記赤外線反射膜5と可視光遮断膜
6は、ともに同一材料を用いた多層干渉膜により形成さ
れているが、各積層膜の膜厚を変える、または積層数を
変えるなどの手段により、その干渉機能が異なるように
なり、一方は赤外線を反射し、しかしながら可視光を透
過する作用を奏し、他方は赤外線は透過し、しかしなが
ら可視光を遮断する作用を奏する。
【0027】また、上記可視光遮断膜6を形成する領域
は、従来の遮光板にて可視光が遮断された領域に該当す
る。すなわち、可視光遮断膜6は、このハロゲン電球1
を車両の前照灯として使用する場合に所定の配光のすれ
違いビームを照射するように、後述するフィラメント7
から放出される光を不所望な方向、つまりすれ違いビー
ムとなった場合に対向車に眩しさを与えないように規制
するものであり、その遮光領域は決められている。本例
の場合はフィラメント7の周囲を180°以下の領域で
遮光するようになっている。
【0028】上記バルブ2内には、タングステンWから
なるフィラメント7が収容されている。フィラメント7
は、1重または2重コイルからなり、そのコイル軸が上
記バルブの中心線と一致するように配置されており、コ
イルの中央は前記球形部3の中心点にほぼ一致するよう
に配置されている。このフィラメント7は、一対の内部
リード線8,9に継線されており、これら内部リード線
8および9は、圧潰封止部4に封着されたそれぞれモリ
ブデンMoなどからなる金属箔導体10,10に接続さ
れている。そして、これらMo箔10,10はそれぞれ
外部リード線11,11に接続されている。バルブ2内
には、ハロゲンガスが封入されている。
【0029】上記のような構成のハロゲン電球1は、図
6に示すように、反射体20に収容されている。反射体
20は、反射面21を形成したリフレクタ22と、この
リフレクタ22の前面開口部に取り付けた前面レンズ2
3とで構成されており、リフレクタ22の背面頂部には
取付孔24が形成されている。この取付孔24には前記
ハロゲン電球1が差し込まれており、このハロゲン電球
1の圧潰封止部4が絶縁セメントなどの接着剤25によ
り取付孔24に接合されている。これによりハロゲン電
球1はリフレクタ22に対し所定の位置に位置決めして
取り付けられている。なお、26は取付孔24の開口端
部を閉塞する閉塞板である。
【0030】このような構成の第1の実施例について、
作用を説明する。外部リード線11,11を通じて、例
えば直流12Vの電源電圧を加えるとフィラメント7に
電流が流れ、よってフィラメント7が発光する。この光
は周囲に放出される。
【0031】この放射光の一部は、バルブ2の球形部3
の一部に形成した赤外線反射膜5に達する。この赤外線
反射膜5では可視光が透過される。赤外線反射膜5を透
過した可視光は、リフレクタ22の反射面21で反射さ
れて前方に向かい、リフレクタ22の前面開口部に取り
付けた前面レンズ23により配光が制御されて前方を照
射する。この場合、前面レンズ23を透過して前方に向
かう光は、前記可視光遮断膜6により所定領域に向かう
光が遮断されていることから、前方照射光の配光が偏る
ようになり、所謂すれ違いビームとなって対向車に眩し
さを与えないようになる。
【0032】また、上記赤外線反射膜5では赤外線が反
射される。反射された赤外線はバルブ2の内部に戻され
フィラメント7を加熱する。この場合、球面をなす球形
部3のほぼ中心点にフィラメント7のコイル中央部を配
置してあり、この球面に形成された赤外線反射膜5で反
射された赤外線はバルブ中心に集光することから、フィ
ラメント7の中央部に効果的に帰還する。
【0033】このことから、結局フィラメント7から放
出された赤外線の一部はバルブ表面に形成された赤外線
反射膜5で反射されるから、赤外線の一部がフィラメン
ト7に戻されることになり、この帰還した赤外線により
フィラメント7が加熱されるから、フィラメント7の白
熱化が促される。よって、発光強度を赤外線反射膜を設
けない場合と同等レベルにしようとすれば、赤外線反射
膜5で反射された熱エネルギーの分だけ電源から供給さ
れる電力エネルギーを少なくすることができ、よって消
費電力を節約することができる。
【0034】また、フィラメント6から出た光の残り
は、球形部3の他の領域に形成された可視光遮断膜6に
至る。この可視光遮断膜6では、可視光を反射または吸
収することにより遮光し、したがって、この可視光遮断
膜6は所定方向に向かう光を遮断するから、配光を制御
することができ、例えば車両用すれ違いビームを照射す
るのに有効となる。
【0035】そして、この可視光遮断膜6は可視光を遮
断するが赤外線を透過するから、赤外線はバルブ2内に
戻されず、よってバルブ2の内部温度が過度に上昇する
のを防止することができる。
【0036】しかも、この可視光遮断膜6はバルブ2の
表面に形成されるから、従来のように格別な遮光板は不
要であり、遮光板を用いた場合のような部品点数の増加
や、組み付けの手間が省けかつ耐振性の心配などが不要
になる。
【0037】特に、本例の可視光遮断膜6は、赤外線反
射膜5と同様な材料による多層干渉膜により形成されて
いるから、赤外線反射膜5と塗り分けるだけで構成する
ことができる。
【0038】このようなハロゲン電球1を光源として用
いた投光照明装置であれば、ランプ効率に優れるととも
に構造が簡素化されたハロゲン電球1を光源とするか
ら、このハロゲン電球1の利点を活用することができ、
効率に優れ、構造が簡単な照明装置となる。
【0039】なお、上記実施例の場合、4灯式車両前照
灯におけるすれ違いビーム用前照灯について説明した
が、図6に示される照明装置は車両用前照灯に限らず、
照射光が偏った配光のビーム光を得る場合の反射形照明
装置には実施可能である。また、バルブ2の光発光部の
形状は球形部3に限らず、楕円球形であってもよい。
【0040】次に、図7ないし図9に示す第2の実施例
について説明する。この実施例はH4タイプの車両用前
照灯に適用した例を示し、図7および図8は光源として
使用されるハロゲン電球を示し、図9は前照灯の全体の
断面図である。
【0041】図7および図8に示すハロゲン電球100
は、発光管バルブ102と鍔付き口金120とで構成さ
れている。バルブ102は石英ガラスよりなり、基端が
圧潰封止(図示しない)された片封止構造をなしてい
る。このバルブ102には先端部に球形部103が形成
されているとともに、この球形部103に連続して基端
寄りに円筒部104が一体に形成されている。
【0042】上記球形部103の一部および円筒部10
4の全周には、その外面(内面でも可)に可視光透過赤
外線反射膜105が形成されている。この赤外線反射膜
105は、図4に示すのと同様に、高屈折率層51…
と、低屈折率層52…とを交互に積層して多層構造とし
たものであり、このような赤外線反射膜105は多層干
渉作用により、800nmを越える波長の赤外線を反射
し、しかしながら380nm以上800nm以下の可視光を
透過する作用をもつ。
【0043】また、上記球形部3には、上記可視光透過
赤外線反射膜105を形成した領域を除いた他の領域
に、赤外線透過可視光遮断膜110が形成されている。
この赤外線透過可視光遮断膜110も図5に示す通り、
高屈折率層61…と低屈折率層62…とを交互に、例え
ば合計9〜35層の多層膜として構成したものであり、
このような可視光遮断膜110も多層干渉作用により、
800nm以上の赤外線を透過し、しかしながら380nm
以上800nm未満の可視光を遮断する作用を奏する。
【0044】上記バルブ102内には、それぞれタング
ステンからなる2個のフィラメント106および107
が収容されている。これらフィラメント106および1
07は、すれ違いビーム用フィラメントと走行ビーム用
フィラメントであり、すれ違いビーム用フィラメント1
06は上記バルブ102の球形部103内に、コイル中
央が球形のほぼ中心と一致するようにして配置されてお
り、走行ビーム用フィラメント107は上記すれ違いビ
ーム用フィラメント106よりも上記基端寄りであって
上記円筒部104内に配置されている。
【0045】このようなすれ違いビーム用フィラメント
106は内部リード線108および109に継線されて
おり、また走行ビーム用フィラメント107は上記一方
の内部リード線108と他の内部リード線110とに継
線されている。よって上記内部リード線108は共通内
部リード線となっている。なお、上記バルブ102内に
は、ハロゲンガスが封入されている。
【0046】上記各内部リード線108、109および
110は、バルブ102の端部に形成された図示しない
圧潰封止部に封着されたそれぞれMo箔に接続されてお
り、これらMo箔はそれぞれ外部リード線に接続されて
いる。
【0047】上記バルブ102の一端封止部には、前記
鍔付き口金120が被着されている。鍔付き口金120
は円筒形口金本体121にフランジ122を設けるとと
もに、端部に3個のレグ端子123,124,125を
設けたものであり、円筒形口金本体121は上記バルブ
102の圧潰封止部に被せられ、図示しない接着剤によ
り接合されている。
【0048】上記レグ端子123〜125は、上記バル
ブ102の封止部より導出された図示しない外部リード
線に接続されており、それぞれ前記内部リード線10
8、109および110と電気的に接続されている。そ
して、前記共通内部リード線108は、共通レグ端子1
23と電気的に接続されているものである。
【0049】上記構成のハロゲン電球100は、図8に
示すように、反射体130に収容されている。反射体1
30は、反射面131を形成したリフレクタ132と、
このリフレクタ132の前面開口部に取り付けた前面レ
ンズ133とで構成されており、リフレクタ132の背
面頂部には取付孔134が形成されている。この取付孔
134には前記ハロゲン電球100が差し込まれてお
り、このハロゲン電球100は口金120に設けたフラ
ンジ122を取付孔134の周縁に固定することによ
り、リフレクタ132に対し所定の位置に位置決めして
取り付けられている。
【0050】このような構成の第2の実施例について、
作用を説明する。図9に示すように組み立てられた前照
灯は、共通レグ端子123と他のレグ端子124とを直
流12Vの電源に接続すると、共通内部リード線108
と他の内部リード線109との間に電位差が与えられる
ので走行ビーム用フィラメント107に電流が流れ、よ
ってこの走行ビーム用フィラメント107が発光する。
この光は周囲に放出され、バルブ102の球形部103
および円筒部104から外部に放射される。そして、こ
の光が球形部103および円筒部104の外面に形成し
た赤外線反射膜105を透過する時に可視光が透過され
るとともに赤外線が反射される。
【0051】透過した可視光は、リフレクタ132の反
射面131で反射されて前方に向かい、リフレクタ13
2の前面開口部に取り付けた前面レンズ133により配
光が制御されて前方を照射する。この場合は、遠方に強
いビームが届くような走行ビームとなる。
【0052】そして、上記赤外線反射膜105で反射さ
れた赤外線は、バルブ102の内部に戻され、この帰還
した赤外線は走行ビーム用フィラメント107を加熱す
る。この場合、走行ビーム用フィラメント107はバル
ブ102の円筒部104に収容されているので、主とし
て円筒部104に形成した赤外線反射膜105にて反射
された赤外線が走行ビーム用フィラメント107に帰還
される。よって、走行ビーム用フィラメント107は電
源から供給される電力エネルギーに加えて上記赤外線反
射膜105で反射された赤外線による熱エネルギーが与
えられるので、温度上昇が促され、白熱化が良好になさ
れる。この場合、発光強度を赤外線反射膜を設けない場
合と同等レベルにしようとすれば、赤外線反射膜105
で反射された熱エネルギーの分だけ電源から供給される
電力エネルギーを少なくすることができ、よって消費電
力を節約することができる。
【0053】一方、共通レグ端子123と他のレグ端子
125とを直流12Vの電源に接続すると、共通内部リ
ード線108と他の内部リード線110との間に電位差
が与えられ、この場合はすれ違いビーム用フィラメント
106に通電される。よってこのすれ違いビーム用フィ
ラメント106が発光し、この光は周囲に放出される。
【0054】この放射光の一部は、球形部103の一部
に形成した赤外線反射膜105に達し、そのうちの可視
光は赤外線反射膜105を透過する。この赤外線反射膜
105を透過した可視光は、リフレクタ132の反射面
131で反射されて前方に向かい、前面レンズ133に
より配光が制御されて前方を照射する。この場合、前記
可視光遮断膜110の作用により、前方に向かう光の一
部がカットされ、右上方向に向かう光が遮断または減光
されて対向車に対する眩しさを減じる。
【0055】一方、赤外線反射膜105で反射された赤
外線は、バルブ102の内部に戻される。この場合、す
れ違いビーム用フィラメント106はコイル中央部がバ
ルブ102の球形部103のほぼ中心点に配置されてい
るから、球形部103の赤外線反射膜105で反射され
た赤外線はすれ違いビーム用フィラメント106に効果
的に帰還する。
【0056】しかも、一般に車両は、走行ビームで走行
する場合に比べてすれ違いビームで走行する機会が多
い。したがって、すれ違いビーム用フィラメント106
を球形部103に収容すれば、使用頻度の高いすれ違い
ビーム用フィラメント106に対するエネルギー効率を
高くすることができるので、仮に走行ビーム用フィラメ
ント107を球形部103に収容する場合に比べて、ラ
ンプ全体の電力エネルギーを大幅に節減することがで
き、ランプ効率を高くすることができる。
【0057】また、上記すれ違いビーム用フィラメント
106から出た光の残りは、球形部103の他の領域に
形成された可視光遮断膜110に至る。この可視光遮断
膜110では、可視光を反射または吸収することにより
遮光し、したがって、この可視光遮断膜110は所定方
向に向かう光を遮断するから、配光を制御することがで
き、例えば車両用すれ違いビームを照射するのに有効と
なる。
【0058】そして、この可視光遮断膜110は赤外線
を透過するから、赤外線はバルブ102内に戻されず、
よってバルブ102の内部温度が過度に上昇するのを防
止することができる。
【0059】このようなハロゲン電球100の場合も、
従来のように格別な遮光板が不要であり、遮光板を用い
た場合のような部品点数の増加や、組み付けの手間が省
けかつ耐振性の心配などが不要になる。
【0060】また、可視光遮断膜6は赤外線反射膜5と
同様な材料による多層干渉膜により形成されているか
ら、赤外線反射膜5と塗り分けるだけで構成することが
でき、構成が簡単である。
【0061】さらに、このようなハロゲン電球100を
光源として用いた車両用前照灯によれば、ハロゲン電球
100の効率が向上するから、その利点を活用すること
ができ、効率の優れた前照灯となる。
【0062】上記第1および第2の実施例の場合、可視
光透過赤外線反射膜5、105が波長800nmを越える
赤外線を反射し、しかしながら波長380nm以上800
nm以下の可視光を透過するように形成されており、した
がって、ランプから放出される光は白色光となってい
る。このような赤外線反射膜5、105は、下記「表
1」に示す構造の多層干渉膜により形成されており、こ
の場合の分光透過特性は図10に示される。
【0063】
【表1】
【0064】すなわち、「表1」のような構造の多層干
渉膜を構成すれば、図10に示される分光透過特性が得
られるようになり、よって表1に示す構造の赤外線反射
膜5、105を形成すれば、図10から理解できるよう
に、波長700nm以上の波長を反射し、しかしながら波
長400nm以上700nm以下の可視光を透過する。波長
400nm以上700nm以下の可視光は、可視光全般に亘
る領域であり、よって白色光が透過されることになる。
【0065】しかし、本発明はこれに限らず、多層干渉
膜の構造を変えることにより、異なる波長の光を選択的
に透過させることができる。例えば、「表2」は他の構
成による多層干渉膜の構成を示す。
【0066】
【表2】
【0067】このような構成の場合は、図11に示す分
光透過特性が得られるようになる。図11に示す分光透
過特性は波長820nm以上の赤外線を反射し、しかしな
がら波長500nm以上820nm以下の可視光を透過す
る。すなわち、波長500nm以上820nm以下の可視光
は、550nm以下の青および緑系の光が遮断されて黄色
味を帯びた光となる。よって、「表2」に示す構成の多
層干渉膜を用いれば、820nm以上の赤外線を反射し、
イエロー系の光を放出することになる。
【0068】このため第1および第2の実施例において
可視光透過赤外線反射膜5、105を「表2」に示され
た多層干渉膜で構成すれば、前方に向かってイエロー系
の光が照射されるようになり、イエロー系の光は直進性
に優れるのでフォグランプとして有効になる。
【0069】なお、車両のフォグランプとしては、可視
光遮断膜6、110を有しないランプであっても実施可
能であり、例えば図12に示すように、バルブ2の全体
に亘り、「表2」に示された構成の多層干渉膜からなる
赤外線反射膜205を形成したランプを用いてもよい。
なお、本発明の白熱電球はハロゲン電球に限らず、球形
または楕円球形のバルブ内にフィラメントを収容した電
球であれば実施可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
ると、フィラメントから赤外線反射膜に向かった可視光
は透過されるとともに、赤外線は反射されてフィラメン
トに戻されることになる。このため、ランプ効率が向上
する。また、フィラメントから可視光遮断膜に向かって
照射された赤外線は透過され、可視光は遮断される。し
たがって、赤外線が過剰にバルブ内に戻されなくなるか
ら、熱がこもらない。しかも、バルブ内に格別な遮光板
を設ける必要がないから、構造が簡単になる。
【0071】請求項2の発明によると、使用頻度の高い
フィラメントを球形部に収容するから、球形部では赤外
線をフィラメントに戻す作用に優れ、効率が向上する。
また、使用頻度の高いフィラメントから可視光遮断膜に
向かって照射された赤外線は透過され、可視光は遮断さ
れる。したがって、赤外線が過剰にバルブ内に戻されな
くなるから、熱がこもらない。
【0072】請求項3の発明によれば、赤外線反射膜お
よび可視光遮断膜はいずれも、高屈折率層と低屈折率層
とを交互に積層した多層干渉膜により形成されているか
ら、構成が簡単である。
【0073】請求項4の発明によれば、赤外線反射膜
は、550nm以下の可視光の透過を低減する多層干渉膜
により形成されているから、主としてイエロー系の光を
発する。イエロー系の光は直進性に優れ、例えば車両の
フォグランプなどに使用のに有効である。
【0074】請求項5の発明によると、請求項1ないし
請求項4に記載した白熱電球の利点を活用でき、効率の
よい反射形照明装置を提供することができる。請求項6
の前照灯用白熱電球は、使用頻度の高いすれ違いビーム
用フィラメントを球形部に収容するから、球形部では赤
外線をフィラメントに戻す作用に優れ、帰還効率がよ
い。また、すれ違いビーム用フィラメントから可視光遮
断膜に向かって照射された赤外線は透過され、可視光は
遮断される。したがって、赤外線が過剰にバルブ内に戻
されなくなるから、熱がこもらない。請求項7の発明に
よると、請求項1または請求項6に記載した白熱電球の
利点を活用でき、効率のよい車両用前照灯を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、ハロゲン電球の
断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】図1の III−III 線に沿う断面図。
【図4】同実施例の可視光透過赤外線反射膜の構成を示
す拡大した断面図。
【図5】同実施例の赤外線透過可視光遮断膜の構成を示
す拡大した断面図。
【図6】同実施例の投光照明装置の断面図。
【図7】本発明の第2の実施例を示し、ハロゲン電球の
側面図。
【図8】同実施例のハロゲン電球の平面図。
【図9】同実施例の車両前照灯の断面図。
【図10】図4に示す可視光透過赤外線反射膜の分光透
過率の特性を示す図。
【図11】他の構造のイエロー系光を透過する赤外線反
射膜の分光透過率の特性を示す図。
【図12】他の実施例のハロゲン電球を示す断面図。
【符号の説明】
1,100…ハロゲン電球 2,102…バルブ 3,103球形部 4…封止部 5,105…赤外線反射膜 51…高屈折率層 52…低屈折率層 6,110…可視光遮断膜 61…高屈折率層 62…低屈折率層 7…フィラメント 20,130…反射体 21,131…反射面 22,132…リレクタ 23,133…前面レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01K 7/00 9508−2G H01K 7/00 A 9/08 9508−2G 9/08 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球形もしくは球形に類似した形状の光放
    出部が形成されたバルブと;上記バルブの光放出部に収
    容されたフィラメントと;上記バルブの所定領域の表面
    に形成され、このフィラメントから出た可視光を透過し
    赤外線を反射する赤外線反射膜と;上記バルブの上記所
    定領域を除いた他の領域の表面に形成され、このフィラ
    メントから出た赤外線を透過または吸収して可視光を遮
    断する可視光遮断膜と;を具備したことを特徴とする白
    熱電球。
  2. 【請求項2】 球形もしくは球形に類似した形状の球形
    部およびこれに連続する円筒部が形成されたバルブと;
    上記球形部および円筒部にそれぞれ収容された使用頻度
    の高いフィラメントおよび使用頻度の低いフィラメント
    と、 上記球形部の所定領域の表面に形成され、上記使用頻度
    の高いフィラメントから出た可視光を透過し赤外線を反
    射する赤外線反射膜と;上記球形部の上記所定領域を除
    いた他の領域の表面に形成され、上記使用頻度の高いフ
    ィラメントから出た赤外線を透過または吸収して可視光
    を遮断する可視光遮断膜と;を具備したことを特徴とす
    る白熱電球。
  3. 【請求項3】 上記赤外線反射膜および可視光遮断膜は
    いずれも、高屈折率層と低屈折率層とを交互に積層した
    多層干渉膜により形成されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の白熱電球。
  4. 【請求項4】 上記赤外線反射膜は、550nm以下の可
    視光の透過を低減する多層干渉膜により形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1
    に記載の白熱電球。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1に
    記載の白熱電球と;この白熱電球が組み込まれた反射体
    と;を備えたことを特徴とする反射形照明装置。
  6. 【請求項6】 上記使用頻度の高いフィラメントは車両
    用すれ違いビーム用フィラメントであり、上記頻度の低
    いフィラメントは車両用走行ビーム用フィラメントであ
    ることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか
    1に記載の前照灯用白熱電球。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項6に記載の白熱電
    球と;この白熱電球が組み込まれた反射体と;を備えた
    ことを特徴とする車両前照灯。
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Cited By (4)

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JP2006508499A (ja) * 2002-07-23 2006-03-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ランプ
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US7651244B2 (en) 2006-11-16 2010-01-26 Seiko Epson Corporation Electro-optical device and electronic apparatus having the same

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