JPS61586A - 高品質高性能フツ素ド−プ酸化錫コ−チング製造用の液体コ−チング組成物 - Google Patents

高品質高性能フツ素ド−プ酸化錫コ−チング製造用の液体コ−チング組成物

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JPS61586A
JPS61586A JP60073632A JP7363285A JPS61586A JP S61586 A JPS61586 A JP S61586A JP 60073632 A JP60073632 A JP 60073632A JP 7363285 A JP7363285 A JP 7363285A JP S61586 A JPS61586 A JP S61586A
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weight
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trichloride
fluorine
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デイビイド アラン ルツソ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はフッ素ドープ酸化錫コーチングに関し、さら
に詳しく述べるならば低いシート抵抗及び高い可視光透
過性を有する高品質のフッ素ドープ酸化錫コーチングを
製造するための液体コーチング組成物に関する。
フッ素ドープ酸化錫コーチングは、ガラス、セラミック
ス、金属及び元素フィラメントを含む多くの基材表面に
有用な特性を与えるということが知られている。このよ
うなコートされた基材は、熱反射素子として、エネルギ
ー効率ウィンドーに及びオプトエレクトロニック及び半
導体装置に有用であることが知られている。
溶液スプレー、気相成長(CvD)、粉末成長(pow
der deposition)及びイオンスパッタリ
ングを含むそのような酸化錫コーチングの製造のための
方法が幾つか文献に開示されている。
これらの方法はプロセス条件、用いられる組成物、また
は所定の商業的な適用に対して得られる特性において1
つまたはそれ以上の欠点を有する。
例えば、製品がエネルギー効率ウィンドーである場合に
は、コーチングの比較的高いシート抵抗及び低い可視光
透過性、またはプロセスのコストにより成功が限定され
ている。
溶液スプレー法は、例えば、特開昭50−61415号
に開示されている。この方法では、溶剤としてのイソプ
ロピルアルコール中のジブチル錫ジアセテート及びエチ
ルトリフルオロアセテートの溶液をガラス板上にスプレ
ーして、フッ素ドープ酸化錫コーチングを得る。しかし
ながら、大量の、一般には約50重量%の、溶剤が溶液
中に存在し、これをプロセスの間に除去しなければなら
ない。さらに、得られるコーチングの固有電気抵抗は2
30オームという受は入れ難い値を有する。
気相成長法はヨーロッパ特許公開0,112.780に
開示されている。このプロセスは各薬品の別々の気流か
ら形成されるブチル錫トリクロリド及びジクロロジフル
オロメタンの気体混合物を用いる。
この気体混合物は次いでガラス表面上に蒸着される。し
かしながら、この方法においては、気流の流速をコント
ロールするのが不便であり、コーチングの電気的特性は
正確ではない。
米国特許4,269.974においてゴートン(Gor
don)は、テトラメチル錫及びハロゲン化α−フルオ
ロアルキルの混合物を分解して、良好な光学的及び電気
的特性を有するフッ素ドープ酸化錫フィルムを得ること
ができるということを教示している。
しかしながら、反応混合物はテトラメチル錫が1.9重
量%以上で、空気中で爆発性があり、このことがガラス
板上でのコーチングの蒸着速度を厳しく制限する。また
、テトラメチル錫及びその分解副生物は極めて毒性が強
い。
米国特許4,293,594においてヨルダス(Yol
das)は、蛍光灯用の、高度に電導性の、透明なフッ
素ドープ酸化錫コーチングを形成する気相成長法を開示
している。ヨルダスは、コーチングを製造するために、
酸素含有キャリヤーガス中のジメチル錫ジクロリド及び
ジメチル錫ジフルオリドの気体混合物を用いる。しかし
ながら、これらの錫化合物は固体であり、気体混合物と
するためには高温炎 で気化されなければならない。
前述した先行技術から明らかなように、高品質、高性能
フッ素ドープ酸化錫コーチングを製造するための改良さ
れたプロセスが望まれている。
本発明によれば、ガラスの如き基材上に低いシート抵抗
及び高い可視光透過性を有するフッ素ドープ酸化錫コー
チングをつくるための液体コーチング組成物が提供され
る。この組成物は、a)1〜30重量%の、トリフルオ
ロ酢酸、無水トリフルオロ酢酸、トリフルオロアセト酢
酸エチル、トリフルオロエタノール、トリフルオロ酢酸
エチルまたはペンタフルオロプロピオン酸から選ばれる
、有機フッ素ドーパント化合物、及び b) 70〜99重量%の、アルキル錫トリクロリド、
ジアルキル錫ジクロリド、アルキルジクロロ錫アセテー
ト、ジアルキルクロロ錫ジアセテート、エステル錫トリ
クロリドまたは四塩化錫から選ばれる、有機錫化合物、
を含む。
この発明の好ましい形態においては、液体コーチング組
成物は、2〜10重量%の有機フッ素化合物及び90〜
98重量%の有機錫化合物を含む。
フッ素ドーパントは、好ましくは、トリフルオロ酢酸、
無水トリフルオロ酢酸またはトリフルオロアセトエチル
であり、有機錫化合物はモノブチル錫トリクロリドまた
は四塩化錫である。
本発明の液体コーチング組成物は、また約1〜10重量
%の極性有機化合物を含んでいてもよく、これにより液
体組成物の低温での安定性が保証される。極性有機化合
物が存在する場合には、液体コーチング組成物は2〜1
0重量%の有機フッ素化合物、80〜97重量%の有機
錫化合物及び1〜10重量%の極性有機化合物を含む。
本発明の液体コーチング組成物から高品質、高性能フッ
素ドープ酸化錫コーチングを製造するためにここに用い
る方法は気相成長である。この方法では、液体組成物は
気化され、酸素含有雰囲気中で前記蒸気の分解温度より
高い温度に保持された基材と接触される。好ましくは液
体コーチング組成物の気化は前記液体を気化するのに十
分な温度に保持されたキャリヤーガス中に液体を注入す
ることにより行われる。
160〜220nmの厚さ、40オームより低いシート
抵抗、少なくとも80%の可視光透過性及び70%また
はそれ以上のIR反射能を有するフッ素ドープ酸化錫コ
ーチングをつくるためには、蒸着はガラス上で45秒ま
たはそれ以下で行われる。本発明の好ましい形態におい
ては蒸着時間は10秒またはそれ以下であり、シート抵
抗は30オームまたはそれ以下である。本発明のより良
き理解のために、添付の図面を参照して説明する。
添付の図面は本発明の液体コーチング組成物を用いてコ
ーチングプロセスを実施するための装置の模式図である
酸素を含むキャリヤーガス10(空気が好ましい)は、
所定の流速、適当には約1〜3011 /min、、好
ましくは約3〜15 L/min、においで、フィード
ライン11から、空気乾燥タワー12を介して計り入れ
られて、乾燥空気の流れ13を与える。
別の空気流が適当な量の水15を含む加湿器14から供
給されて、所望の相対湿度の湿った空気流16を与えて
もよい。これによって、空気流17(乾燥または湿った
もの)は本発明の液体コーチング組成物を保持するため
の容器19を含む気化機18を通過せしめられる。液体
組成物はシリンジポンプ20及びシリンジ21により気
化機18に供給される。空気流はオイル浴(図示せず)
により所望の気化温度に加熱される。
空気流22中の気化された液体コーチング組成物は基材
25が加熱されたプレート26上に置かれている、コー
チングノズル24を有する蒸着チャンバー23に移され
る。所望のコーチングの蒸着後、蒸着の気体副生物が排
気される。
本発明の液体コーチング組成物は、1〜30重量%の、
トリフルオロ酢酸、無水トリフルオロ酢酸、トリフルオ
ロアセト酢酸エチル、トリフルオロエタノール、トリフ
ルオロ酢酸エチルまたはペンタフルオロプロピオン酸か
ら選ばれる、有機フ、         ソ素ドーパン
ト化合物、及沙70〜99重量%の、アルキル錫トリク
ロリド、ジアルキル錫ジクロリド、ジアルキルクロロ錫
アセテート、アルキルクロロ錫ジアセテート、エステル
錫トリクロリドまたは四塩化錫から選ばれる、有機錫化
合物からなる。適当な有機錫化合物は、モノブチル錫ト
リクロリド、イソブチル錫トリクロリド、メチル錫トリ
クロリド、ジブチル錫ジクロリド、ジイソブチル錫ジク
ロリド、ジ−t−ブチル錫ジクロリド、ブチルジクロロ
錫アセテート、ブチルクロロ錫ジアセテート、カルベト
キシエチル錫トリクロリド及び四塩化錫を含む。
好ましくは、液体コーチング組成物は2〜10重量%の
トリフルオロ酢酸、無水トリフルオロ酢酸またはトリフ
ルオロアセト酢酸エチル及び90〜98重量%のモノブ
チル錫トリクロリドまたは四塩化錫を含む。
本発明のコーチング組成物の本質的な特徴は、室温で液
体であり、十分な量のフッ素ドーパントとともに錫化合
物を所定の高濃度で含むということである。
ここに用いる「アルキル」なる語は1〜6個の炭素原子
を有する直鎖または分枝鎖のアルキルを含む。
ここに用いる「有機錫」化合物なる語は有機錫及び四塩
化錫を含む。
本発明の液体コーチング組成物は、1〜10重量%の、
メチルイソブチルケトン、無水酢酸、まhは酢酸エチル
の如き極性有機化合物を含んでいてもよく、この化合物
は組成物が室温以下、例えば−15°Cにおいても、1
つの液相において安定に存在することを確実にする。こ
れによって液体組成物は、相分離の証拠となるような曇
りを生ずることなく、冬季の問屋外に貯蔵されまたは輸
送されるのに便利である。好ましくは、液体コーチング
組成物は2〜IO重量%の有機フッ素化合物、80〜9
7重量%の有機錫化合物及び1〜10重量%の極性有機
化合物を含む。
このプロセスにおける気化温度は、通常、約り00℃〜
約400℃、好ましくは約150℃〜250℃の範囲で
ある。基材温度は、約り00℃〜約700℃、好ましく
は約550℃〜650℃の範囲である。
キャリヤーガスは、空気または酸素と不活性ガスとの混
合物であるような酸素含有ガスであり、好ましくは空気
である。
キャリヤー空気は本発明の方法においては乾燥されてい
ても、湿っていてもよく、従って18℃におけるこの空
気の相対湿度は0〜100%であってよい。好ましくは
、湿度は10〜50%の範囲にあり、この場合蒸着速度
はコーチング中に不必要な曇りを生ずることなく行うこ
とができる。
空気の流速は好ましくは、約1〜2Q R/ min。
の範囲にあり、好ましくは約3〜l 5 it7 mi
n、である。コートされるべき基材はガラス、セラミッ
クス、固体状態の材料、金属、元素フィラメント等であ
ってよい。
プロセス条件は、多くの基材上に許容可能な透過性、反
射能及び導電性を有する、堅い耐性のあるフッ素ドープ
酸化錫コーチングを得るために変えることができる。例
えば、コートされるべき基材が浮遊法により製造された
ガラスである場合には約160〜250nmの厚さのコ
ーチングのシート抵抗は40オームまたはそれ以下であ
り、本発明の好ましい形態においては30オームより低
い。
250 nm以上のより厚いフィルムは、より低いシー
ト抵抗を有するけれども、ガラスの光透過性が減少され
る。160nm以下の厚さにおいては、ガラスの導電性
は低すぎ、フィルムはそのようなコートされたガラスに
より保護されるへやからの熱損失が大きくなりすぎる。
酸化錫フィルムのシート抵抗はASTM標準方法F37
4−81に従って、通常の4ポイントプローブにより測
定される。
フィルムの厚さは、英国標準局法B54511:パート
12.1981年、130 3543−赤外反射能は、
「赤外分光分析」、マーセルデツカ−社、N、Y、19
70. p、539にジェイ、スチュワート(J、St
ewart)に記載された鏡面反射技術によ禮 可視光透過性は、[IV/vis分光光度計により40
0〜800nmの領域で空気に対して測定され、%T 
v i sが波長に対して平均化される。
バルク導電性は、シート抵抗及びフィルム厚からよく知
られた関係に従って決定された。
o−t 〔式中αは導電性(オームcm) −’であり、R8は
シート抵抗(オーム)であり、tはフィルム厚(cm)
である。〕 本発明の好ましい態様に従って製造されたフィルムは、
室温における熱赤外線の特性である通常の10ミクロン
の光波長において70%より大きい赤外反射能を有し、
また1600〜2500nmの厚さのフィルムに対して
80%またはそれ以上の可視光透過性、40オームより
小さいシート抵抗及び1250 (オームcm) −’
より大きい導電性を有する。
これらのフィルムは透過された光中で極めて明るいオレ
ンジ色、反射光中で明るい青色の真珠光を示し、実質的
に曇りがない。
この発明の利点は下記の例を参照するならばより容易に
理解され得る。各側において、表に示された結果はプロ
セス条件の範囲において達成され得るベストのものであ
ることを理解されたい。ことして与えられる所定の気化
温度、3)キャリヤー空気の流速、4)キャリヤー空気
の相対湿度、5)加熱ブロックの温度として与えられる
蒸着温度、及び6)蒸着時間である。コーチングの特性
は、■)シート抵抗、2〉フィルム厚及び3)フィルム
導電性である。
表に示す。
TFA   =I−リフルオロ酢酸 TFAA  −無水トリフルオロ酢酸 ETFAA= )リフルオロアセト酢酸エチルETFA
  =)リフルオロ酢酸エチルPFPA=ペンタフルオ
ロプロピオン酸TFE   −トリフルオロエタノール
有遺■ロレ釦喪 MBTC−モノブチル錫トリクロリド ESTC=カルベトキシエチル錫トリクロリド BDT’A  =ブチルジクロロ錫アセテートーBCT
A  −ブチルクロロ錫ジアセテートIBTC=イソブ
チル錫トリクロリド D I BTC=ジイソブチル錫ジクロリドDBTC=
ジブチル錫ジクロリド DTBTC=ジーt−ブチル錫ジクロリドMTC−メチ
ル錫トリクロリド TT    −四塩化錫 j几育見■金璽 ACAN  −無水酢酸 ETAC=酢酸エチル MIBK  =メチルイソブチルケトン表ユニJLLヱ
y これらの例においては、ガラス基材は所定の組成範囲内
のトリフルオロ酢酸または無水トリフルオロ酢酸及びモ
ノブチル錫トリクロリドの液体コーチング組成物を用い
て、気相成長によりコートされた。例6〜9においては
少量の無水酢酸、酢酸エチルまたはメチルイソブチルケ
トンが低温和安定剤として組成物中に添加された。
例1〜9の結果は、トリフルオロ酢酸及び無水トリフル
オロ酢酸(トリフルオロ酢酸が加湿の空気雰囲気中で生
成される)が約200nmのフィルム厚さ及び35秒以
下の蒸着時間において40オーム以下のシート抵抗を含
む高性能特性を有するフッ素ドープ酸化錫コーチングを
与えるということを示す。例6及び7では、22オーム
の有利なシート抵抗が得られる。典型的には、これらの
例で製造された酸化錫コーチングの赤外反射能は10ミ
クロンで測定した場合に70%より大きかった。これら
の例のコーチングの可視光透過性は80%またはそれ以
上であった。
プロセス条件に関しては、与えられた添加速度において
蒸着の間の幾分かの水分の存在は蒸着時間を減少させる
のに望ましいということが明らかである。
組成物(例6〜9)における極性有機液体の少量の存在
は、−15℃という低い温度において相分離に対して安
定である有用なコーチングを与え゛る。
表■、例10〜18 表■においては、液体トリフルオロ酢酸及びブチル錫ト
リクロリド以外の種々の有機錫化合物からなる液体コー
チング組成物からの気相成長によるガラス基材のコーチ
ングの結果が示されている。
これらの有機錫化合物は、一般に、液体コーチング組成
物を形成するために高いパーセントのTFAを必要とし
、及び/または例1〜9に匹敵する蒸着時間及びシート
抵抗を与えるためにより高い速度を必要とする。
TFAと組合わされた四塩化錫は有利な反応条件下に優
れた特性を有するフッ素ドープ酸化錫コ−チングを与え
る。
表■、例19〜23 表■には、MBTCまたはMTCと組合わされたTFA
及びTFAA以外のフッ素ドーパントによる結果が示さ
れている。トリフルオロアセト酢酸エチル、ETFA、
Aは組成物中において極めて低い濃度においても優れた
コーチングを与えることがわかる。ETFA及びTFE
ドーパントは適当であるけれども、両者ともに高いドー
パントfa度を必要とする。さらに、これらのドーパン
トは妥当な蒸着時間を与えるために蒸着チャンバー中へ
の組成物の高い添加速度を必要とする。BFPAドーパ
ントは低いドーバンt1度の液体コーチング組成物を与
えるけれども、フィルム抵抗及び蒸着時間はいずれも所
望の範囲の高い側にある。
例24 コーチングの蒸着速度に対する相対湿度の変化の影響が
、フィルムを蒸着するための例7,8゜11及び14の
組成物を用いて評価された。結果(は相対湿度の増加は
一般に蒸着速度を増加させるということを示す。しかし
ながら、相対的な増加度は他のパラミター例えば、添加
速度及び空気流速によって決まる。
貫主を 蒸着速度に対する空気流速の影響を、例19の組成物を
用いて評価した。結果は、一定の錫濃度に対しては、蒸
着速度が直接的に空気流速によって決まるということを
示す。
例2G 蒸着速度に対する蒸着温度の影響を検討した。
一般に、温度が約600℃に増加されると、蒸着速度が
増加するということがわかった。約600℃より高い温
度では、ガラス温度は表示の蒸気速度においては蒸着速
度に対して影響を与えなかった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の液体コーチング組成物を用いてコーチン
グプロセスを実施するための装置の模式%式% 12・・・空気乾燥タワー、14・・・加湿器、16・
・・湿潤空気流、  17・・・空気流、18・・・気
化機、    19・・・容器、20・・・シリンジポ
ンプ、2I・・・シリンジ、23・・・蒸着チャンバー
、 24・・・コーチングノズル、 25・・・基材、     26・・・加熱プレート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、低いシート抵抗及び高い可視光透過性を有する、高
    品質フッ素ドープ酸化錫コーチングを製造するための液
    体コーチング組成物であって、 a)1〜30重量%の、トリフルオロ酢酸、無水トリフ
    ルオロ酢酸、トリフルオロアセト酢酸エチル、トリフル
    オロエタノール、トリフルオロ酢酸エチルまたはペンタ
    フルオロプロピオン酸から選ばれる、有機フッ素ドーパ
    ント化合物、及び b)70〜99重量%の、アルキル錫トリクロリド、ジ
    アルキル錫ジクロリド、アルキルジクロロ錫アセテート
    、ジアルキルクロロ錫ジアセテート、エステル錫トリク
    ロリドまたは四塩化錫から選ばれる、有機錫化合物、を
    含むことを特徴とする組成物。 2、前記フッ素ドーパントがトリフルオロ酢酸、無水ト
    リフルオロ酢酸またはトリフルオロ酢酸エチルから選ば
    れ、前記有機錫化合物がモノブチル錫トリクロリド、四
    塩化錫、ジイソブチル錫ジクロリドまたはブチルジクロ
    ロ錫アセテートから選ばれる、特許請求の範囲第1項記
    載の液体コーチング組成物。 3、前記フッ素ドーパントが組成物の2〜10重量%で
    あり、前記有機錫化合物が組成物の90〜98重量%で
    ある、特許請求の範囲第1または2項に記載の液体コー
    チング組成物。 4、1〜10重量%の極性有機化合物を含む特許請求の
    範囲第1〜3項のいずれかに記載の液体コーチング組成
    物。 5、前記フッ素ドーパントがトリフルオロアセテートま
    たはトリフルオロラウリン酸から選ばれ、前記有機錫化
    合物がジ−t−ブチル錫ジクロリド及びメチル錫トリク
    ロリドから選ばれる特許請求の範囲第1、3または4項
    に記載の液体コーチング組成物。 6、2〜10重量%のトリフルオロ酢酸、80〜97重
    量%のモノブチル錫トリクロリド及び1〜10重量%の
    極性有機化合物を含む、特許請求の範囲第1または3項
    に記載の液体コーチング組成物。 7、極性有機化合物がメチルイソブチルケトン、無水酢
    酸または酢酸エチルから選ばれる、特許請求の範囲第4
    項記載の液体コーチング組成物。 8、低いシート抵抗及び高い可視光透過性を有する、高
    品質フッ素ドープ酸化錫コーチングを製造する方法であ
    って、 a)i)1〜30重量%の、トリフルオロ酢酸、無水ト
    リフルオロ酢酸、トリフルオロアセト酢酸エチル、トリ
    フルオロエタノール、トリフルオロ酢酸エチルまたはペ
    ンタフルオロプロピオン酸から選ばれる、有機フッ素ド
    ーパント化合物、及び ii)70〜99重量%の、アルキル錫トリクロリド、
    ジアルキル錫ジクロリド、アルキルジクロロ錫アセテー
    ト、ジアルキルクロロ錫ジアセテート、エステル錫トリ
    クロリドまたは四塩化錫から選ばれる、有機錫化合物、
    からなる液体コーチング組成物を形成し、 b)前記液体組成物を100℃〜400℃において気化
    し、そして c)酸素含有雰囲気中の前記蒸気を、400℃以上70
    0℃以下の温度に保持された基材と接触させ、この接触
    を45秒以下の間行って160〜220nmの厚さ、4
    0オームより低いシート抵抗、70%より大きい反射能
    及び少なくとも80%の可視光透過性を有するコーチン
    グを製造する、 ことを含んでなる方法。 9、前記酸素含有雰囲気が空気である特許請求の範囲第
    8項記載の方法。 10、前記基材がガラスである特許請求の範囲第8項記
    載の方法。
JP60073632A 1984-04-10 1985-04-09 高品質高性能フツ素ド−プ酸化錫コ−チング製造用の液体コ−チング組成物 Granted JPS61586A (ja)

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US598623 1984-04-10
US687065 1984-12-28
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Publication Number Publication Date
JPS61586A true JPS61586A (ja) 1986-01-06
JPH046796B2 JPH046796B2 (ja) 1992-02-06

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