JPS6157590A - シラン化合物およびその製造法 - Google Patents

シラン化合物およびその製造法

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JPS6157590A
JPS6157590A JP59178250A JP17825084A JPS6157590A JP S6157590 A JPS6157590 A JP S6157590A JP 59178250 A JP59178250 A JP 59178250A JP 17825084 A JP17825084 A JP 17825084A JP S6157590 A JPS6157590 A JP S6157590A
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methyl
ethyl
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JP59178250A
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Masaaki Shiga
正明 志賀
Kenzo Kawai
健三 河合
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Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/0366Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics

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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なシラン化合物訃よびその製造法に関す
るものであシ、さらに詳しくは、イミダゾールを官能基
として有するシランカップリング剤シよびその製造法に
関するものである。
(従来の技術) 近年、無機材と有機高分子との混和性、接着性等?改良
するた、め種々のシランカップリング剤が使用されてい
る。これらのシランカップリング剤は、通常1個の有機
官能基と3個の加水分解基を有し、無機材表面に処理さ
れた際、加水分解基は分解し、酸素原子を介してケイ素
と無機材との間に化学結合を生成し、一方、有機官能基
は有機高分子と複合された際、有機高分子の有する官能
基と反応して化学結合を生成する。シランカップリング
剤の種類訃よびその性能は、はとんどこの有エポキシ樹
脂やポリイミドに使用するシラ/カップリング剤の有機
官能基は、大部分末端に7ミノ基金有する原子数数個か
ら20個程度の鎖状基であるが、これら既存のシランカ
ップリング剤の性能は、急速に高度化したエレクトロニ
クス業界の要請に対応できなくなシつ\ある。
イミダゾール化合物を有機官能基として有するシランカ
ップリング剤として、例えば、イミダゾールの1位の窒
素原子に結合部を有する下式で示される構造のものが市
販されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記イミダゾール16合物を有機官能基として有するシ
ラ/カップリング剤として市販されているものは、本発
明者らの実験結果によると、該シランカップリング剤で
ガラス織物を処理し、エポキシ樹脂でプリント配線基板
を作った場合、吸湿後のハンダ耐熱性や耐薬品性が全く
期待を裏切るものであつ九。
(問題点を解決する友めの手段) 前記の問題は、イミダゾール環の1位の活性水素がエポ
キシ樹脂の硬化に関与して′j?j5.1位置換体が著
しく硬化反応能力を喪失している九めと考えられること
から、本発明者らは、イミダゾール環の1位以外の炭素
原子とシランを結合させ、活性水素が残存したシランカ
ップリング剤を合成し、プリント配線基板の製造に適用
したところ、極めて優れ次性能を有するものであること
を確認することができ友。
本発明の目的は、主としてエポキシ樹脂、ポリイミドな
どの熱硬化性樹脂と、ガラス、シリカ、アルミナ、メル
ク、ゼオライト、フェライト、石綿などの鉱物、無機質
の粉末、繊維とからなる複合材に適用できる、よシ優れ
た性能のシラ/カップリング剤を提供することにある。
本発明のさらに重要な目的は、ハンダ耐熱性および耐薬
品性のよシ優れたプリント配線基板の補強材として有用
なガラス織物の表面処理用シランカップリング剤を提供
することである。
本発明のシラン化合物およびその酸塩は、一般式 (式中、R1は水素、メチル基、エチル基ま几はフェニ
ル基、R1,馬は水素、メチル基またはエチル基、ns
#:を水素、メチル基、エチル基、シアノエチル基また
はフェニル基、R1はトリメチレン基、フェニレン基ま
たはエチルフェニル基、Yはメトキシ基、エトキシ基ま
友はアセトキシ基、nは1まtは2を表わす。) で示される。
そして、上記シラン化合物訃よびその酸塩を製造する方
法において、好都合に使用することのできるイミダゾー
ル化合物の出発原料としては、一般式 (式中、 R1*R1、R@ 、 nは前記と同じ意味
を表わす。) で表わされるオキシアルキル基金側鎖に有するイミダゾ
−々誘導体である。R,、R1,R,はプロピル基以上
の大きな基とすることも可能であるが、原料的な制約も
あり、ま九、無機材表面に処理する際、水への溶解性が
減少する傾向があシ好ましくない。nの数を徒らに増加
させることも同様な理由であまり意味がない。
上記一般式(ID、GI)’で示されるイミダゾール誘
導体の具体的な例として% 4(5)−オキシメチルイ
ミダゾール、2−オキシメチルイミダゾール、4(5)
−(β−オキシエチル)イミダゾール、2−フェニル−
4−メチル−5−ヒドロキシイミダゾール、およびこれ
らの酸塩などが挙げられる。
上記のオキシアルキル基を有するイミダゾール誘導体の
水酸基をハロゲンに置換するためには、5OC4,5O
Br、、pct、など、一般的なハロゲン化剤が適用さ
れる。反応は通常、ベンゼンやトルエンなどの乾燥した
不活性な溶媒に原料を@濁させ、上記ハロゲン化剤を滴
下し、滴下後1〜5時間程度、室温〜60Cに加熱する
ことにより、定量的に行わせることができる。反応生成
物は淡黄色の細かい粉末であり、戸別、洗浄、乾燥の操
作を経て、高純度のものが得られる。
生成物は塩酸塩として得られ、著しく吸湿性、かつ加水
分解性であるため、取り扱いは吸湿を防ぐよう、低湿度
雰囲気下で手早く行うことが望ましい。
・・ロゲン化アルキル−を有するイミダゾールにシラン
を結合させ、最終目的物である本発明のシラン化合物を
得るためには、次の方法による。
前記(IID 、 (IID’で示されるイミダゾール
比合物と一般式 %式%() (式中、R,は前記と同じ、鳥は不飽和結合を有する基
を表わす。) で示される第1アミンま几は第2アミンとを反応させ、
一般式 (式中、RI IRt −Ra−鳥、R3は前記と同じ
意味を表わす。) で示される中間体を合成し、次いで、白金系触媒の存在
下に、一般式 %式%( (式中、Yは前記と同じ意味を表わす。)で示されるシ
ランを付加させる。
具体的には、例えばアリルアミンのような不飽和結合を
有するアミンと下記の反応 により、”11の中間体を得て、次いで白金系触媒を用
いて、例えばトリメトキシシランを付加させる方法であ
る。トリメトキシシランの付加反応はのように表わされ
る。上記の如く2級アミンと3級アミンの中間体は、こ
れらを分離して個々だシランを付加することも可能であ
るが、最終のシランカップリング剤の性能に著しb差が
ない場合には、両者を分離することなくシランの付加反
応を行わせ、混合組成物のま\最終用、途に供すること
ができる。
不飽和結合を有するアミンの他の例としては、ft1i
Lp−アミノフェニルアリルエーテル、4−アミノシク
ロヘ−キセノ、モノアリルピペリジンなどが挙げられる
ハロゲンfヒアルΦル基金有するイミダゾールにシラン
を結合させる方法として、該イミダゾールと既存の7ミ
ノ基を有するシランカップリング剤とを直接反応させる
方法もある。既存のアミノ基金有する比較的簡単な構造
のシランカップリング剤としては、例えば、3−7ミノ
ブロビルトリエトキシシラン、N−2−7ミノエチルー
3−7ミノプロビルトリメトキシシラン、N−メチルア
ミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニルアミノ
プロピルトリメトキシシラン、p−7ミノフエ二ルトリ
メトキシシラン、(アミンエチルアミノメチル)フェネ
チルトリメトキシシラン等が公知である。さらに、これ
ら市販のものから容易咳誘導される2級アミンも利用す
ることができる。
その代表的な例としては、例えば、 CHl = CHCN + H,NCH,CH,CH,
S i (QC@Hs)s −一一今NCCH1CH1
NHC112CH,CHlS i (QC,H,)1の
ような反応によって生成するN−シアノエチルアミノプ
ロピルトリメトキシシランがあり、2級アミンにイミダ
ゾール1j1′fr:結合することが可能である。
ハロゲン化アルキル基を有するイミダゾールとアミン基
を有するシランとの反応は、通常、メタノール、エタノ
ールなどの低級アルコールを溶媒とし、室温から100
C程度の温度範囲で、1時間から10時間加熱攪拌する
ことによって完結する。この反応において、溶媒は乾燥
したものを用い、また、反応中も湿気の侵入を防ぐ処置
をとらなければならない。反応系中に痕跡の水分が存在
すると、その水分の量に応じて原料のハロゲン化アルキ
ル基が加水分解きれ、反応収率が低下する。
反応生成物は、原料シランが1級アミンの場合には2級
アミンおよび3級アミンの混合物となシ、原料シランが
2級アミンの場合には6級アミンのみである。反応生成
物が2級アミンと3級アミンの混合物でちる場合、その
比率は、用いる原料、仕込比、反応条件等により増減す
るが、さらに分離することなく、溶媒に溶解した状態で
最終用途に供することができる。
本発明のシランカップリング剤を無機材表面に処理する
場合、通常、酸性水溶液に溶解し、該水溶液に無機材′
f:6を漬することによって行う。シランカップリング
剤は、その加水分解基が加水分解を受けると同時に無機
材表面に吸着されシラノール結合を形成する。本発明の
シランカップリング剤で表面処理され九無機材は、種々
の有機高分子に対し、イミダゾール固有の物理的、化学
的性質全発揮するので、その用途もイミダゾールの用途
に準じて考えることができる。
本発明のシランカップリング剤を適用することのできる
無機材としては、例えば、ガラス、シリカ、アルミナ、
タルク、カオリンクレー、マイカ、炭酸カルシウム、チ
タン酸バリウム、シラス、水酸化アルミニウム、ゼオラ
イト、酸化チタン、アスベスト、窒化硅素などの天然に
産する鉱物、人工的九合成された単一組成品、あるいは
これらの混合物である。
さらに5金属の表面を酸化することによシ、金属にも適
用範囲を拡げることが可能でおる。
上記無機材および金属の形状は、粉末状、繊維状、板状
のいずれでも、また、その他の形状のものでおってもよ
い。
(発明の効果) 本発明のシランカップリング剤で表面処理された無機材
と複合する有機高分子は、目的に応じて任意のものを選
ぶことができるが、エポキシ樹脂、ポリイミドなど、イ
ミダゾールと反応し得る熱硬化性樹脂において最もその
利用効果が大きい。特にガラス織物にエポキシ樹脂金含
浸、硬化させ、黄層板金作った場合、ノ・ンダ耐熱性お
よび耐薬品性が極めて高く、プリント配線基板として優
れた性能を有するものであり、その産業用途における有
用性は顕著である。
(実施例) 以下、本発明を実施例によってさらに詳しく説明する。
実施例1 滴下ロートおよび塩化カルシウム管を取シ付けた還流管
を備えた50−の三角フラヌコに、0.673 fの4
(5)オキシメチルイミダゾールおよび水素化カルシウ
ムで乾燥した10rdのトルエンを入れ、マグネチツク
スターラーで強力に攪拌し、これに滴下ロートを利用し
て、0.5−の塩化チオニルおよび1 mlの乾燥トル
エンの混合液を約30分間で少しずつ滴下した。滴下後
、スラリー状の反応液を強く攪拌しつ\、80Cで2時
間反応を続は友。反応終了後、反応液を冷却し、粉状固
体tF別し次。これを乾燥トルエンで数回洗浄した後、
60C1l′c保九れ几真空乾燥器で5時間乾燥した。
得られん生成物は淡黄色のサラサラした粉末であり、収
率は94.6%であった。これを核磁気共鳴分析器(N
MR)で分析しtところ、第1図および第2図KO印で
示し友ように、メチレン基の2個の水素が低磁場へ移動
していることでOH基が塩素によって置換されているこ
と全確認した。
実施例2 滴下ロートおよび塩化カルシウム管を取り付すた還流管
を備えfc14の三角フラスコに、47?の2−フェニ
ル−4−メチル−5−オキシメチルイミダゾールおよび
水素化カルシウムで乾燥しtl(10m?のトルエンを
入れ、マグネチツクスターラーで強力に攪拌しつ\、2
5−の塩化チオニルおよび100−の乾燥トルエンの混
合液を、反応液が40CI越えないように少しずつ、約
50分で滴下し次。滴下終了後、反応液を強力に攪拌し
つ\、40〜45Gで3時間反応させた。反応終了後の
操作は、実施例1と同様に行な−、理論量の98.2チ
の2−フェニル−4−メチル−5−クロロメチルイミダ
ゾールを得た。生成物の分析はNMRで行なった(第3
図および第4図)。
実施例3 滴下ロート訃よび塩化カルシウム管を取シ付は九還流管
を備えた1tの三角フラスコに、30ローのアリルアミ
/を入れ、該フラスコを水浴で冷却しておく。次に、実
施例2で得た2−フェニル−4−メチル−5−クロロメ
チルイミダゾール41.3 ?を乾燥し7C200ml
のメタノールに溶解し、滴下ロートにより、上記冷却ア
リルアミンに10Cを越えないように少しずつ滴下し禽
。滴下終了後2時間攪拌を続け、その後次第に温度を上
げ室温(約25C)となし、さらに3時間攪拌を続は反
応を完結させた。反応後、ロータリーエバポレーターに
よジメタツールをよび残留アリルアミンを蒸発させ比。
次に、この反応液に約300−のメタノールを加えて再
溶解し、カセイソーダ50 ft−加えて攪拌する。液
の温度は、中和熱により約60Cまで上昇し友。これを
室温でさらに4時間攪拌を続けると、白色の固形物が析
出してきたので、濾過して固形分を取り除い友。再び液
をロータリーエバポレーターで濃縮し、酢酸エチルに溶
解した後、水で洗浄し、アルカリ分t−除去し友。次に
1約2tのシリカゲルを内径8c1r1のガラス管に充
填し、酢酸エチルを溶媒としてカラム分離を行なった。
分離され九個々の酢酸エチル溶液を濃縮することによっ
て得られた目的物の収量は下記のとおりであった。
各々のNMRチャートを第5図ンよび第6図に示す。
実施例4 実施例3で得られ7′c2−フェニル−4−メチル−5
−(アリルアミノ)メチルイミダゾール5.75r6よ
びトリメトキシシラン3.92 rの混合液に、微量の
塩化白金酸(H,PtCム)を加え、110〜120C
でトリメトキシシランを還流させつ\、約30時間反応
させた。生成物は褐色の粘稠液で、NMR分析の結果、
アリル基の2重結合部にトリメトキシシランが付加し、
新しいシラン化合物が生成していることを確認した(第
7図および第8図)。
実施例5 実施例3で得られた2−フェニル−4−メチル−5−(
ジアリルアミノ)メチルイミダゾール10.9P、)リ
メトキシシラン12.5 rの混合物に微量の塩化白金
酸(H,PtCム)を加え、110〜120Cでトリメ
トキシシランを還流させつ\1、約30時間反応を行な
った。生成物は白色の固体であった。これは溶媒に難溶
である友め、分析を行なわなかつ友。
実施例6 実施例2で得られ7’C2−フェニル−4−)lfシル
−−クロロメチルイミダゾール12,4fi乾燥メタノ
ール54,5 tに溶解し比液を、3−アミノプロピル
トリエトキシシラン22,1PK約25分で滴下し、滴
下後3時間室温で攪拌を続は次。次に、温度を700に
上げてメタノールを還流させつ\3時間反Cf行なった
。反応液の組成は、未反応のr−アミノプロピルトリエ
トキシシランおよび下記の構造の2種のシラン化合物で
ある。
第8図に示す。
実施例7 実施例2で得られた2−フェニル−4−メチル−5−ク
ロロメチルイミダゾール15.8ff27.3 Pの乾
燥エタノールに混合し、次いで、N−2−7ミノエチル
ー3−7ミノブロビルトリメトキシシラン16.? f
を滴下した。反応による発熱が大きいので、反応液を約
50に冷却し、少しずつ滴下し次。その後、温度を次第
に上昇させ、室温で12時間反応させ次。反応液の組成
は、未反応のN−2−7ミノエチルー3−アミノブロビ
ルトリメトキシジランの他K、下記く示す構造のものが
含まれていると思われる。反応液は赤褐色を呈し、一部
白色沈殿が混在している。
CH。
実施例8 3−アミノプロピルトリエトキシシラン44.32に、
アクリロニトリル10,6 fとエタノール20ゴの混
合液を徐々に加え几。反応熱によう液温は約40Cに上
昇した。引続き室温で5時間攪拌し、NMRで分析し九
ところ、反応は完結し、はとんど選択的に2級アミンが
生成していることt−認めた。
次に、実施例1で得られた4−クロロメチルイミダゾー
ル塩酸塩6,12r7fc20−の乾燥エタノールに溶
かし、この溶液を上記反応で得られた5−(N−シアノ
エチルコアミノプロピルトリエトキシシラン23,1 
f、乾燥エタノール58.4−全80CK保ちつつ、1
5分間で滴下し几。滴下後、エタノールを還流させつ\
、3時間反応を行なつt0得られた新規なシランfヒ合
物は、下記の構造のものである。
反応液中には、約等モルの3−(N−シアノエチル)ア
ミノプロピルトリエトキシシラ/が含まれているが、こ
の化合物の存在は、NMRおよび赤外スペクトルによっ
て確認された(第9図および第10図)。
実施例9 実施例1で得られた4−クロロメチルイミダゾール塩酸
+x7.7S’を30ゴの乾燥エタノールに溶かし、一
方、N−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン19
,3ri20rntの乾燥エタノールに溶解し、これ1
80CK保ちつつ、上記イミダゾール溶液を20分間で
滴下した。滴下後、エタノールを還流しつ\、5時間反
応させ次。得られ友生成物は、下記の構造のものである
し 分析は上記生成物とほぼ同モルのN−メチルアミノプロ
ピルトリメトキシシランが混在しfcマまNMRで行な
りto 実施例10 実施例4〜9によって合成した種々のシランカップリン
グ剤および比較薬剤を、下記の方法でガラス織物に処理
し几後、積層板評価を行なった。
処理液として、シランカップリング剤の0.5重i%の
水溶液を作成し、酢酸によりpH15に調整し友。この
処理液に厚さ0.18+Illのガラス織物(旭シュニ
ーベル株式会社製7628 )i浸漬後、絞液して、ガ
ラス織物に対し約50%の処理液保持率に調整した後、
120Cの熱風によシ乾燥し几。
次に、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂AER7
11−EK80 (旭化成工業株式会社製、エポキシ当
t  445〜520 )I IJ OH2部(以下部
と略記する)に、N、N−ジメチルホルムアミド9.5
部、メチルセロソルブ9.5部、ジシア/ジアミド2.
0部、N、N−ジメチルベンジルアミン0.17部を配
合してエポキシ樹脂フェスを調製し友。
次いで、このフェスを前述のシランカップリング剤処理
を施したガラス織物に含浸、乾燥して、樹脂分45%の
プリプレグを得た。
このプリプレグ8枚と、その両表層に厚さ55部mの銅
箔を重ねて175Cで60分間、30に9/cIItの
条件で加熱加圧して一体に成形し、厚さ1.6罪の銅張
積層板を得た。さらに、銅箔をエッチアウト後、水洗、
風乾して試験用積層板とした。
この積層板について、樹脂の含浸性、半田耐熱性、耐薬
品性、電気特性を測定したので、その結果を表1に示す
なお、表中、fヒ合物A−Dとは、実施例で示した方法
とほぼ同様の方法によシ合成した下記の構造を有するシ
ランカップリング剤である。
比較例1〜3 比較例として、下記のシランカップリング剤で処理し九
ガラス織物よ夕なる積層板九ついて、実施例10と同じ
評価を行ない、その結果を表1に示し次。
比較例1  (r−グリシドキシプロビル)トリメトキ
シシラン 比較例23−7ミノプロビルトリエトキシシラン 比較例5  N−()リメトキシシリルグロビル)イミ
ダゾール *1 樹脂の含浸性の良否を目視によシ判定した。
良好(0)、やや良好(Δ)、不良(×)*2  JI
S−C,6481の半田耐熱性に準じ、プレッシャーク
ツカー(pc)で、120Cで、2.5時間、3.0時
間、3.5時間熱処理後、26QCの牛用面KI分間浮
かべ、7クレの発生の有(×)、無(0) t−調べた
115  JIS−C−4481O耐トリ、l’L’;
/性E験KIISじ、20Cのトリクレンに20分間浸
漬した後の表面状態を調べ比。
3[4JIS−C−6481の耐トリクレン性試験に準
じ、20Cの塩化メチレンに20分間浸漬した後の表面
状態を調べ九。
夏5  JIS−C−6481に準する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は実施例1で得られ素化合物のNM
Rチャート、第3図および第4凶は実施例2で得られ素
化合物のNMRチャート、第5図をよび第6図は実施例
3で得られ素化合物のNMRチャート、第7図および第
8図は実施例6で得られ良化合物のNMRチャート、第
9図は実施例8で得られ良化合物のNMRチャート、第
10図は同化合物の赤外スペクトルである。 a4 M 2菅 @ ν3 手続補正書(方式) 昭和60年2月27日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) または ▲数式、化学式、表等があります▼( I )′ (式中、R_1は水素、メチル基、エチル基またはフェ
    ニル基、R_2、R_5、は水素、メチル基またはエチ
    ル基、R_3は水素、メチル基、エチル基、シアノエチ
    ル基またはフェニル基、R_4はトリメチレン基、フェ
    ニレン基またはエチルフェニル基、Yはメトキシ基、エ
    トキシ基またはアセトキシ基、nは1または2を表わす
    。) で示されるシラン化合物およびその酸塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) または ▲数式、化学式、表等があります▼(II)′ (式中、R_1は水素、メチル基、エチル基またはフェ
    ニル基、R_2、R_5は水素、メチル基またはエチル
    基、nは1または2を表わす。) で示されるイミダゾール誘導体の水酸基をハロゲン化し
    て得られる一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) または ▲数式、化学式、表等があります▼(III)′ (式中、R_1は水素、メチル基、エチル基またはフェ
    ニル基、R_2、R_5は水素、メチル基またはエチル
    基、XはCl、Br、Iのハロゲン、nは1または2を
    表わす。) で示されるイミダゾール化合物と一般式 R_3NHR_6(IV) (式中、R_3は水素、メチル基、エチル基、シアノエ
    チル基またはフェニル基、R_6は不飽和結合を有する
    基を表わす。) で示される第1アミンまたは第2アミンとを反応させ、
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) または ▲数式、化学式、表等があります▼(V)′ (式中、R_1は水素、メチル基、エチル基またはフェ
    ニル基、R_2、R_5は水素、メチル基またはエチル
    基、R_3は水素、メチル基、エチル基、シアノエチル
    基またはフェニル基、R_6は不飽和結合を有する基、
    nは1または2を表わす。) で示される中間体を合成し、次いで、白金系触媒の存在
    下に、一般式 HSiY_3(VI) (式中、Yはメトキシ基、エトキシ基またはアセトキシ
    基を表わす。) で示されるシランを付加させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) または ▲数式、化学式、表等があります▼( I )′ (式中、R_1は水素、メチル基、エチル基またはフェ
    ニル基、R_2、R_5は水素、メチル基またはエチル
    基、R_3は水素、メチル基、エチル基、シアノエチル
    基またはフェニル基、R_4はトリメチレン基、フェニ
    レン基またはエチルフェニル基、Yはメトキシ基、エト
    キシ基またはアセトキシ基、nは1または2を表わす。 ) で示されるシラン化合物およびその酸塩の製造法。
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