JPS6157156B2 - - Google Patents

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JPS6157156B2
JPS6157156B2 JP56076672A JP7667281A JPS6157156B2 JP S6157156 B2 JPS6157156 B2 JP S6157156B2 JP 56076672 A JP56076672 A JP 56076672A JP 7667281 A JP7667281 A JP 7667281A JP S6157156 B2 JPS6157156 B2 JP S6157156B2
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JP
Japan
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jaw
jyo
locking tool
manual locking
type manual
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Application number
JP56076672A
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JPS57149165A (en
Inventor
Piitaasen Kurisuchan
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PIITAAZEN Manufacturing CO Inc
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PIITAAZEN Manufacturing CO Inc
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Publication date
Application filed by PIITAAZEN Manufacturing CO Inc filed Critical PIITAAZEN Manufacturing CO Inc
Publication of JPS57149165A publication Critical patent/JPS57149165A/ja
Publication of JPS6157156B2 publication Critical patent/JPS6157156B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B7/00Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
    • B25B7/02Jaws

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、係止プライヤ等の手動係止工具、特
に係止トグルを実施した調節可能なロング・ノー
ズ型係止プライヤに関する。 従来、係止ブライヤ乃至レンチは全て、それら
の名目上の全長は短いものから長いもの、例えば
約12.7〜25.4cm(5〜10インチ)の範囲に亙つて
各種のものがあるが、一般に諸作業に共通に使用
する目的で、実質的に大型の“ビツグ・マウス
(big mouth)”ジヨーを具えている。更に、より
特定の目的のために使用する他の締付け用手動工
具には、C字形ジヨー部材、直線的ジヨー、湾曲
ジヨー、、ピンチ・オフ(pinch、off)ジヨー、
金属の薄板を取扱う細長い偏平な板形ジヨー、溶
接用の締付ジヨー、或はチエーン締付手段と結合
されてパイプ等の工作物を効果的に掴む可動ジヨ
ー部材等々、各種の変形ジヨーが採用されてい
る。 次に列記する米国特許は、各種ジヨー部材を使
用し、同時にプライヤ乃至レンチの1対のジヨー
間に工作物を締付けるためのトグル駆動を何等か
の形で含むハンドル部材を一般に具えた、係止工
具の代表例を示す。
【表】 スコ
以上の米国特許のなかで、ピーターセンのもの
は全て、長年に亘つてネプラスカ州、ドウイツト
市のピーターセン・マニユフアクチヤリング社に
より市販されてきた現在の手動係止工具の先駆を
なしている。 前記した米国特許に加え、次の米国特許を、更
に通常的なプライヤの分野の例として挙げる。
【表】 例えば電子工学やコンピユータの応用を含むよ
うな多種の近代的産業に広汎に使用されている、
従来の分野における最近のプライヤとしては、米
国特許商標局から入手し得るプロト・トウール・
カタログの105頁及び110頁、並びにマシアス・ク
ライン・トウール・カタログの12頁に示されてい
る。が、ロング・ノーズ型、ニードル・ノーズ
型、湾曲ニードル・ノーズ型等々の専問的に使用
されるプライヤが挙げられる。 公知の唯一のロング・ノーズ型係止プライヤと
しては(但し“ロング・ノーズ型”という記載は
ない)、1971年8月24日付のアール・M・ボール
ドウイン・Jr.の米国特許第3600986号がある。こ
の手動係止工具もまた、ネブラスカ州、グレンヴ
イル市のレヴアレツジ・トウールズ社の登録商標
である“レバー・レンチ”の名称で知られてい
る。この工具(モデルNo.L―8)は、自己調節式
のロング・ノーズ型トグル・プライヤであるが、
操作が困難であり、所期圧力を得る調節は更に困
難である。その上、可動のレバー・ハンドルを外
側に押して締付けを解除しようとしても、両ジヨ
ーは直ちに開き始めるわけではなく、両ジヨーが
実際に開き始める迄には前記レバー・ハンドルを
極めて大きく外側に移動させ続ける必要があるた
め、無駄な運動が大きく、使用者はジヨーを開く
ために手を必要以上に大きく開かねばならず、プ
ライヤとして使用するには不便で面倒である。更
に、これは肌焼きしたものであるから、芯部は軟
く、薄い外被部しか硬化されていないという欠点
がある。この種のロング・ノーズ型係止プライヤ
の典型的な硬度は、ジヨー表面がロツクウエルC
硬さで約58〜60であり、外被部の厚さは約0.0127
cm(約0.005インチ)である。また、芯部のロツ
クウエルC硬さは、約28〜30である。上記外被部
はロング・ノーズ型係止プライヤに必要な適当な
硬度を有するが、低品質の鋼を使用した場合、ジ
ヨーは工作物を強く掴む際に非常に高い圧力を受
けたとき、外側に撓み易く且つ湾曲し過ぎ易く、
弾性的に復元せずに永久に固定され、その結果、
上記動作が、使用した鋼の弾性限界内であつて
も、ジヨーは初期の押圧を受けない場合の形状及
び状態に復帰し得なくなる。 しかし、上述した係止工具は主として、一般に
各種の応用に共通に対処すべく設計されており、
またそれらの形状並びに構造的素子、特に特殊形
状のジヨーは、狭少な場所に使用するには余りに
鈍く短尺であり、狭少な場所での使用、及び多く
の細かい作業には適していない。一方、本出頼人
による新規なロング・ノーズ型係止プライヤを使
用すれば、宝石、電子部品、微小なスリング、コ
ツタ等の小さく破壊され易いものに対して、任意
の圧力を繊細な指先様の制御下で作用させること
ができる。 従つて本発明の主目的は、以上に説明した従来
の締付け工具の全ての欠点を排除した、改良され
たロング・ノーズ型係止プライヤを提供すること
にある。 本発明の他の目的は、若干可撓性を有し、金属
からなる工具自体の弾性限界を越えない限り、押
圧状態から解放されると弾性的に復元し得る1対
のジヨーを具えた、ロング・ノーズ型係止プライ
ヤを提供することにある。 本発明の他の目的は、適宜に硬化された鋼から
なり、全体が完全に硬化されたロング・ノーズ型
係止プライヤを提供することにある。 本発明の他の目的は、より通常的な工具を使用
するには狭過ぎる狭少な場所において、釘を保持
して緩めるために使用できる、ロング・ノーズ型
係止プライヤを提供することにある。 本発明の他の目的は、寸法比率が改善されると
ともに硬度範囲が適当とされ、更にそれらが使用
される鋼の特性と相候つてジヨーに所望の可撓性
を附与する、ロング・ノーズ型係止プライヤを提
供することを目的とする。 本発明の他の目的は、珪素量及びマンガン量が
比較的多い油焼入れしたスプリング並びに工具用
の鋼で構成した、ロング・ノーズ型係止プライヤ
を提供することにある。 本発明の他の目的は、平均ジヨー高さに対する
ジヨー全長の割合の函数として表わされる可撓率
を有する、ロング・ノーズ型係止プライヤを提供
することにある。 本発明の更に他の目的は、平均ジヨー高さに対
するジヨーの直線的歯部の全長の比率として表わ
される可撓率を有する、ロング・ノーズ型係止プ
ライヤを提供することにある。 本発明の以上の目的並びにその他の目的は、1
対の相対向するジヨー部と、固定側ハンドルと、
それらの間に設けられ、閉止位置では前記ジヨー
部材間にトグル関係を維持する可動側ハンドル―
レバー係止手段を具え、各ジヨー部材に、平均ジ
ヨー高さに対する全長の比率を約6.5〜8.5に設定
したジヨー面形状を設け、ジヨーの硬度範囲はロ
ツクウエルC硬さで約53〜57とし、両ジヨー部材
をスプリング及び工具用の合金鋼により形成する
とともに、平行位置において約0.48cm(約3/16イン チ)の開口を成し、0.48cm(3/16インチ)までの工 作物をそれらのジヨー面を平行に維持しつつ締付
け得るようにした、ロング・ノーズ型係止プライ
ヤにより達成される。 次に本発明を詳細に説明するが、本発明の一部
を成す添附図面を参照しつつ以下の説明を考慮す
れば、本発明がより明確に理解され且つ目的も明
白となろう。 第1図に最もよく明示するように、全体を符号
10で示す本発明による係止プライヤは、ハンド
ル部材12と可動の締付部材すなわち下部ジヨー
14とを含む。上記ハンドル部材12には固定側
の締付素子すなわち上部ジヨー16が設けられて
いる。18は長いハンドル部材、20は従来通り
に一端をピン22に枢着されたトグルリンク部材
で、これら18,20によりトグル機構が構成さ
れる。トグルリンク部材20の自由な他端(仮想
線図示)は前記ハンドル部材12に係合してお
り、特にハンドル部材12の端部に適宜に螺合さ
れた調節ネジ24の当接端(点線図示)に係合し
ている。前記ハンドル部材18の前端は望ましく
は二又状或はフオーク状とし、このフオーク部内
または二又部の腕間に前記下部ジヨー14の隅角
部を適宜に配設し、枢支ピン手段19に枢着す
る。同様に、ハンドル部材12を望ましくは溝状
に形成し、上記下部ジヨー14の他の隅角部を収
容して枢支ピン17により適宜に取付ける。 26はハンドル部材12と下部ジヨー14の間
に固定されたスプリング手段で、望ましくは伸張
性のコイルスプリングとし、下部ジヨー14及び
上部ジヨー16が開かれるとき、下部ジヨー14
を上部ジヨー16から遠ざかる方向に押圧する。 28は前記ハンドル部材18の内側にピン30
により適宜に取付けられた長い解放レバーで、前
方への延長部(点線図示)を具えるとともに、ハ
ンドル部材18側に延びた前記トグルリンク部材
20の突起32に係合し得る。従つて、解放レバ
ー28をピン30を中心に回動させると、ハンド
ル部材12がハンドル部材18から遠ざかる方向
に移動させられる。 ここで、前述したレンチ乃至プライヤ機溝並び
にトグル構成は、長い上下両ジヨー16,14を
除き、基本的に米国特許第1489458号に従うもの
であり、更にそのような構成、その作用、及び解
放レバー28の特定の作用について米国特許第
3192804号に明確に述べられている。これらピー
ターセンの先行特許に説明されてているように、
トグル装置を具えたレンチ乃至プライヤの閉止
は、相対的に可動側のハンドル部材18を相対的
に固定側のハンドル部材12に向けて移動させて
行なう。この移動により、トグルリンク部材20
の上端がハンドル部材12側に内方に移動させら
れると同時に、枢支ピン22も内方に移動させら
れ、この枢支ピン22が中心を越えた時点でプラ
イヤが閉位置に係止される。 第2図乃至第4図に示すが、下部ジヨー14及
び上部ジヨー16には各々、左右方向の歯が形成
された直線的な前部34と、後部には同様の左右
方向の歯が形成された逆インボリユート湾曲部3
6が設けられている。 38は従来のワイヤ・カツタを構成する下方の
ブレードで、可動側の下部ジヨー14の作用面の
内方部分に設けられている。40は固定側の上部
ジヨー16の作用面の内方部分に設けられた上方
のブレード受けである。上記ブレード38は従来
通り、適宜に反対方向に面取りされている。46
は各ジヨー14,16の先端部分に、左右方向の
歯に代えて約0.95cm(約3/8インチ)の長さに亙つ てローレツト切りされた部分を示し、このローレ
ツト部46は適当な掴み手段として機能する。両
ジヨー14,16のインボリユート湾曲は、例え
ば6角ナツトや6角ボルト頭等の多角形の対象物
に加え、大径の円形の対象物をも、その両側の平
坦面に実質的に全面に係合するように掴むことを
可能とし、従つてナツトやボルト頭をより強固に
掴み得る。第4図に、鎖線で示す半径で示される
半径方向通路に従う、インボリユート部分の逆方
向の湾曲が明示されている。 これら湾曲したジヨー14,16については、
本発明の背景に関連して前述した米国特許第
2563267号を参照すれば更に完全に理解されよ
う。 さて、第2図及び第3図に最もよく示される
が、両ジヨー14,16の面すなわち部分42,
44はジヨー14,16の本体より広く、前記湾
曲部36の端部における最も広い点から、前記各
面42,44の端部における薄いジヨー先端46
である最も狭い点にかけて全体的に2〜3゜のテ
ーパ状とされている。好適には、上記先端46に
おけるジヨーの幅乃至厚さを約0.32cm(約1/8イン チ)とし、基部を約0.79cm(約5/16インチ)に設定 する。また、第1図に仮想線で示すように、ジヨ
ー14,16は相平行な位置にあるとき、約0.48
cm(約3/16インチ)の名目上の距離だけ離間する。 これらジヨー14,16の面42,44は、望ま
しくは約3.18cm(約11/4インチ)の長さだけ直線 をなし全長は約4.45cm(約13/4インチ)、相互から 遠ざかる方向に回動させた場合に所定の上記設定
分離位置で平行となり、これは本発明では名目上
の間隔約0.48cm(約3/16インチ)で生じる。本発明 のプライヤが殆ど、作業の種類を問わず、つまり
小型の部品の取扱い或は取付けであれ、ピン、ワ
イヤ、キー等の引張或は曲げであれ、釣針の修理
であれ、部品の締付けであれ、更には硬いスプリ
ング・ワイヤ或は極小の単繊維の巻付け材料の切
断であれ、0.48cm(3/16インチ)以下の間隔で使用 されたり応用されたりすることを考慮すれば、こ
の間隔が望ましい。加えて、例えばジヨー相互が
全て実質的にゼロ間隔で平行であり、部品をジヨ
ー間に挾むのに単なるハサミ様の動作を行なう従
来のロング・ノーズ型プライヤを使用する際のよ
うにジヨーの先端のみで掴むのではなく、殆ど全
ての物品を、それらのかなりの部分をジヨー1
4・16に横たえた状態で掴むことができる。但
し、ジヨー14,16の調節は、先端で最大約
5.72cm(約21/4インチ)、基部で約2.54cm(約1イ ンチ)の開度まで可能であるが、0.48cm(3/16イン チ)より大きい工作物に対しては、この工作物を
挾持した場合にジヨー面を相平行な位置とするこ
とはできない。 本発明のジヨー14,16によれば、工作物の
寸法が、ジヨー14,16の平行時の名目上の開
口寸法である約0.48cm(3/16インチ)以内であれ ば、工作物を掴んで締付けても平行な開口を維持
し得る。即ち、工作物が約0.16cm(1/16インチ)或 はそれ以下の微小なものであつても、一旦ジヨー
14,16が工作物を挾持すると、それらの細い
端部が撓み、つまり弾発して工作物の厚さと等し
い状態になり、ジヨー14,16の平行状態を維
持しつつ工作物を確実に強固に保持できる。両ジ
ヨー14,16は弾性を有すべく形成されてお
り、工作物に押付けられた場合に平行状態を生じ
得るようになつている。このように弾性を自蔵し
ているため、ジヨー14,16は締付けた工作物
の寸法まで弾発できる。従つて、実際の使用時の
ジヨー14,16間の平行な開口は、挾持される
工作物の有効厚さである。無論、前述した通り、
名目上の平行時の開口である約0.48cm(3/16イン チ)より大径の工作物を締付ける際には、ジヨー
14,16間に上記した平行状態を得ることがで
きないから、実際に名目上約0.48cm(3/16インチ) からのジヨー14,16の平行な有効開口が経験
されるのは、それ以下の寸法においてのみであ
る。 以上の理由で、ジヨー14,16の構成は重要
であり、それらの形状については、各々のジヨー
面形状を望ましくは、平均ジヨー高さ(Ha)に
対するジヨー全長(Lt)の比率が約6.5〜8.5とな
るようにし、ジヨー14,16の硬度範囲をロツ
クウエルC硬さで約53〜57とし、更にそれらを、
要求される可撓性に加えて所期の強度及び靭性を
有する合金鋼で形成することが肝要である。尚、
平均ジヨー高さ(Ha)とは、ジヨー先端におけ
る最少ジヨー高さと、前記湾曲部36近傍の最後
の直線的歯におけるジヨー高さの平均を意味す
る。第2図は、これらの相対的寸法を最もよく示
すとともに、平均ジヨー高さ(Ha)に対する偏
平な直線的ジヨー部の長さ(Lst)の比率を約4.5
〜6.5に設定した、更に望ましいジヨー面形状を
も示す。 尚、上記した平均ジヨー高さ(Ha)に対する
偏平な直線的ジヨー部の長さ(Lst)の比率につ
いては、約5〜6が更に好適な範囲であり、最も
好適には約5.5である。 また、平均ジヨー高さ(Ha)に対するジヨー
全長(Lt)の比率に関しては、約7〜8が更に
望ましい範囲であり、最適には約7.5である。 一方、ジヨーの硬度範囲としては、他の工具用
の普通炭素鋼や合金鋼に比して珪素量及びマンガ
ン量が多い油焼入れしたスプリング並びに工具用
の合金鋼を使用し、ロツクウエルC硬さで約54〜
55に設定するのが更に望ましい。ロツクウエルC
硬さが53以下では鋼が軟か過ぎ、57以上では鋼が
破壊されることがある。 第1図に明示するが、前記固定側ハンドル12
には撃打面〔調節ネジ24のローレツト切りした
端部ノブの直線的偏平面〕が設けられ、該撃打面
を通る軸線50により、プライヤに作用させ得る
力の作用線の方向が画定されている。 この軸線50は、固定側のジヨー面の掴み先
端、つまり端縁から、調節ネジ24の略々中心線
を通つて延び、例えば使用者が鋲槌で調節ネジ2
4の頭を打撃する際、工具に対する力の作用線を
画定する。上記軸線50は前記直線的撃打面に対
して約87゜〜93゜の角度を成して同面を通り、固
定ジヨー面の前記端縁をも通る。52は他の軸線
を示し、この軸線52は、ジヨー14,16が閉
じて工作物を挾持したとき、ジヨー14,16の
角度により形成される分割線を画定する。本発明
によれば、ジヨー14,16の先端が略々相接し
た閉止位置にある場合、両軸線50,52間の角
度αは約5゜以下となる。このように軸線50,
52間の角度αを小さくしたことにより、折れ釘
(brad)等の釘の頭をジヨー先端で保持し且釘の
軸線を2分割軸線52に一致させれば、単に調節
ネジ24の頭を叩くだけで容易に緩めることがで
きる。ここで、プライヤ本体と実質的に平行な頭
に対する打撃力の作用線は、伝達された力が事実
上、釘の軸線に対して傾斜せずに一線となるよう
に画定されている。傾斜している場合には、打撃
による力が釘の軸線に沿わず、このため打撃によ
り釘の撓み乃至折曲を生じ易いから、釘を緩める
際の効果が減じられる。更に、本発明の小さいノ
ーズを有したプライヤによれば、力は緩めるべき
釘の軸線と実質的に一線をなして伝達されるか
ら、釘を中心としたトルク乃至回転偶力が作用す
ることはない。 ジヨー14,16の弾性は、それらが薄くなる
に従つて減少するから、弾性的動作及び曲げの殆
どがジヨー14,16の他の部分より薄い先端で
生じる。この理由から、ジヨー14,16の可撓
性は割合L/Hの函数となり、幅と工具の鋼の材
質とを一定としたとき、割合L/Hが大きい程可
撓性が大きくなる。従つて、ジヨー14,16の
先端の横断面を薄くすることが重要であり、厚過
ぎると、ジヨー14,16間に工作物を締付けた
際(名目上約0.48cm(3/16インチ)の平行な開口内 で)、曲げ乃至撓み動作を行なうことができな
い。また、長細いニードル状のジヨーとすると、
それらの先端は非常に脆弱になり、プライヤに僅
かな圧力が加わるだけで容易に破損するという欠
点を生じる。 前記した平行な約0.48cm(3/16インチ)の開口は 決定的ではないにしろ、これが約0.64cm(1/4イン チ)、約0.95cm(3/8インチ)、或は約1.27cm(1/
2イン チ)等の大きい寸法であると、工作物の寸法が上
記した名目開口寸法と略々同一でない限り、工作
物を中心とした平行関係までジヨー14,16を
十分に弾発させ得る程の強さを使用者に期待でき
ないという点で、同様に重要である。これに比
し、名目開口寸法を前述の約0.48cm(3/16インチ) とすれば、使用者は約0.48cm(3/16インチ)或はそ れ以下の微小な工作物を“平行状態”で掴むに十
分な力を加えることができ、このような寸法のロ
ング・ノーズ型プライヤによれば、ロング・ノー
ズ型工具を必要とする殆ど全ての繊細な作業の必
要性は一般的にこの小さい範囲で生じる。但し、
より大径の工作物に対してロング・ノーズ型プラ
イヤが使用されることはないことは明白である。 以上、本発明を理解を明確にする目的で一例と
して詳述したが、特許請求の範囲に記載した本発
明の範囲を逸脱しない限り、各種部品の形状、詳
細、並びに配置を多様に変化させたり変形させた
りできることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による新規なロング・ノーズ型
係止プライヤを、隠れた部分を仮想線として示す
側面図、第2図は下部ジヨー全体を示すため、上
部ジヨーを破断した同プライヤの斜視図、第3図
は第2図3―3線の平面図、第4図は逆円弧状湾
曲を示す、歯部のインボリユート部の要部拡大側
面図である。 14,16……ジヨー部材、20……トグルリ
ンク部材、24……調節ネジ、28……解放レバ
ー、34……ジヨー前部、36……ジヨー湾曲
部、42,44……ジヨー面、46……ジヨー先
端、50,52……軸線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相対向する1対のジヨー部材と、固定側ハン
    ドルと、これらジヨー部材と固定側ハンドルの間
    に設けられ、閉止位置では両ジヨー部材間にトグ
    ル関係を維持する可動側ハンドルーレバー係止手
    段とを具備し、前記ジヨー部材をスプリング用の
    合金鋼で構成するとともにジヨー部材全体をロツ
    クウエルC硬さで約53〜57とし、各ジヨー部材
    に、平均ジヨー高さに対するジヨー全長の比率が
    約6.5〜8.5のジヨー面形状を設け、両ジヨー部材
    は、約0.48cm(約3/16インチ)相離間したときに呼 称平行開口を画定するように構成することによ
    り、両ジヨー部材は、閉じられると、平行状態ま
    で撓むことにより約0.48cm(約3/16インチ)厚まで の工作物を平行な前記ジヨー面で締付け、締付圧
    を解放されると、初期の非押圧状態に復元するよ
    うにしたことを特徴とする、ロング・ノーズ型手
    動係止工具。 2 各ジヨー面に偏平な直線的ジヨー部と湾曲ジ
    ヨー部を設け、平均ジヨー高さに対する上記直線
    的ジヨー部の比率を約4.5〜6.5に設定したことを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のロン
    グ・ノーズ型手動係止工具。 3 各ジヨー面に左右方向の歯を形成したことを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のロン
    グ・ノーズ型手動係止工具。 4 両ジヨー部材に形成されたブレードとブレー
    ド受けからなるワイヤ・カツタを具備したことを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のロン
    グ・ノーズ型手動係止工具。 5 各ジヨー面に湾曲部を設けたことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載のロング・ノー
    ズ型手動係止工具。 6 両ジヨー面の湾曲部を逆インボリユート湾曲
    としたことを特徴とする、特許請求の範囲第5項
    に記載のロング・ノーズ型手動係止工具。 7 両ジヨー部材のトグルレバーと協働的に設け
    られた可動側ハンドルに解放レバーを枢着し、該
    解放レバーによりジヨー部材を相離間させること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のロ
    ング・ノーズ型手動係止工具。 8 平均ジヨー高さに対する直線的ジヨー部の長
    さの比率を約5〜6に設定したことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第2項に記載のロング・ノー
    ズ型手動係止工具。 9 平均ジヨー高さに対する直線的ジヨー部の長
    さの比率を約5.5に設定したことを特徴とする、
    特許請求の範囲第2項に記載のロング・ノーズ型
    手動係止工具。 10 平均ジヨー高さに対するジヨー全長の比率
    を約7〜8としたことを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載のロング・ノーズ型手動係止工
    具。 11 平均ジヨー高さに対するジヨー全長の比率
    を約7.5としたことを特徴とする、特許請求の範
    囲第10項に記載のロング・ノーズ型手動係止工
    具。 12 ジヨーの硬度範囲をロツクウエルC硬さで
    約54〜55としたことを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項に記載のロング・ノーズ型手動係止工
    具。 13 更に、両ジヨー面の末端部にローレツト切
    りした部分を設けたことを特徴とする、特許請求
    の範囲第3項に記載のロング・ノーズ型手動係止
    工具。 14 該ジヨー部材の前記各ジヨー面は、その終
    端部での最も広い部分、あるいは最も厚い部分か
    らその先端部の最も薄い部分へ数度の角度で先細
    り状となつていることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載のロング・ノーズ型手動係止工
    具。
JP56076672A 1981-03-06 1981-05-22 Long-nose type connecting plier Granted JPS57149165A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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US06/241,085 US4541312A (en) 1981-03-06 1981-03-06 Long nose locking plier

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Publication Number Publication Date
JPS57149165A JPS57149165A (en) 1982-09-14
JPS6157156B2 true JPS6157156B2 (ja) 1986-12-05

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ID=22909189

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56076672A Granted JPS57149165A (en) 1981-03-06 1981-05-22 Long-nose type connecting plier

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US (1) US4541312A (ja)
EP (1) EP0073832B1 (ja)
JP (1) JPS57149165A (ja)
AU (1) AU563877B2 (ja)
BR (1) BR8206877A (ja)
CA (1) CA1164253A (ja)
CH (1) CH650188A5 (ja)
DE (2) DE3120478C2 (ja)
DK (1) DK159602C (ja)
ES (2) ES258997Y (ja)
GB (1) GB2094199B (ja)
IN (1) IN158061B (ja)
NL (1) NL191175C (ja)
WO (1) WO1982003042A1 (ja)

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ES258997Y (es) 1982-06-16
DE3120478A1 (de) 1982-09-16
AU8394282A (en) 1982-09-28
DK159602C (da) 1991-04-22
IN158061B (ja) 1986-08-23
DE8115342U1 (de) 1986-11-13
GB2094199A (en) 1982-09-15
JPS57149165A (en) 1982-09-14
CH650188A5 (fr) 1985-07-15
ES268057Y (es) 1985-01-16
DK492782A (da) 1982-11-05
DK159602B (da) 1990-11-05
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WO1982003042A1 (en) 1982-09-16
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