JP2006502876A - スパナ - Google Patents

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Abstract

ボルトを締結或いは解放するための典型的な工具として一般的に使用されるスパナを開示する。スパナはトグルバー(400)の作用により、継続的に一方向へボルトを締結或いは解放可能とされている。トグルバー(400)は、トグルバーが一方向へ向けて回動するように付勢された状態で、スパナ頭部の2個のジョー(200、300)の一方に回動可能に取り付けられる。突部(30、32)はスパナ頭部の他方のジョーの先端に形成されており、スパナ頭部がボルト頭部から容易に外れることがないように、ボルト頭部の角状部分を把持する。

Description

本発明は六角頭ボルト又はナットを締結或いは解放するための典型的な工具として一般的に使用されるスパナに関し、特に、トグルバーの作用により一方向へ継続的にボルトを締結或いは解放可能なスパナに関する。トグルバーは、トグルバーが一方向へ向かって回動するように付勢された状態で、スパナ頭部に設けられた2個のジョーの一方に回動可能に取り付けられる。
本発明によれば、使用者がスパナを時計方向へ回転させると、スパナによりボルト頭部が締結或いは解放されるように、スパナの回転力がボルト頭部に作用する。一方で、使用者がスパナを反時計方向へ回転させると、スパナの回転力がボルト頭部に作用しないように、トグルバーは上方へ揺動させられてボルト頭部に対して空回りさせられる。従ってスパナは、ボルトの六拡頭をスパナ頭部内に保持しつつ、ボルトを継続的に一方向へ締結又は解放させることができる。
六角頭ボルト又はナットを締結或いは解放するために一般的に使用されるスパナは、端部に2個のジョーが設けられたレバーを含む。各のジョーは互いに平行な対向面を有しており、その間にボルト又はナットを収容して回転させる。一般的に使用されるスパナの典型的な種類として、固定式スパナ及び調節式スパナがある。固定式スパナは一定距離だけ相互に離間させられた2個ののジョーを有しており、調節式スパナは固定のジョー及び可動のジョーを有し、可動のジョーは固定のジョーへ接近或いは離間可能とされている。
ボルト又はナットを締結或いは解放するために一般的に使用される工具の別の典型的な種類としてボックスレンチがある。ラチェット機構を有するボックスレンチもまた広く利用されており、ラチェット式ボックスレンチを時計方向又は反時計方向の所定方向のみへ回転させると、ラチェット式ボックスレンチの回転力がボルト頭部に作用して締結或いは解放されるように構成されている。これによりボルトを継続的に一方向へ締結又は解放することができる。
ボルトの締結又は解放操作において、使用者は工具を操作するための作業空間やボルト又はナットの締結位置等の作業状況を考慮して、スパナ或いはボックスレンチのいずれが良いかを判断し、選択された工具を使用する。ボックスレンチ、特にラチェット式ボックスレンチを使用する場合には、ボルト又はナットがボックスレンチの頭部に挿入された状態を維持しつつ、ボルトを継続的に一方向へ締結或いは解放させることが可能であり、これにより作業効率が向上する。
しかしながら、特定の作業状況ではスパナのみが要求される。ラチェット式ボックスレンチとは異なり、従来のスパナはボルトを継続的に一方向へ締結或いは解放させることが不可能であり、それ故、使用者はボルト又はナットを締結或いは解放させるためにスパナを所定角度、例えば60度だけ回転させた後毎に、ボルト頭部をスパナの頭部に挿入させてボルト頭部と繰り返し係合させなければならず、作業効率が低下する。
この問題と関連して、特許文献1乃至特許文献4等、ボルトを継続的に一方向へ締結又は解放可能なラチェット機構を有するスパナを提供する試みが為されている。しかしながらこれらのスパナでは、ラチェット機構自体が複雑な構造を備えており、従ってスパナ頭部の体積が大きくなり過ぎることから、スパナ頭部の構成が複雑になるという問題がある。それ故、僅かな作業空間での操作に便利であるというスパナ自体の利点が失われている
従って、僅かな作業空間での操作に便利であるというスパナ自体の利点を維持しつつ、ボルトを継続的に一方向へ締結或いは解放可能な新しいスパナを開発することが求められている。
韓国特許出願公開第2000−0000449号 韓国特許出願公開第1999−0028347号 韓国実用新案登録第20−0243241号 韓国実用新案登録第20−0261440号
一方で、従来のスパナでは、2個のジョーの各先端部が互いに平行になるように開放させられており、スパナが作業中にボルト頭部から容易に外れてしまうという別の問題があり、これは特にボルト又はナットを締結或いは解放させる作業中において、使用者がスパナを垂直方向に保持する場合には、使用者はスパナを回転させるために上方へ動かさなければならないことから極めて不便である。従って、少なくとも一個のジョーの先端部に設けられる突部を更に含み、ボルト頭部、好適にはボルト頭部の角状部分を把持することにより、ボルト又はナットを締結或いは開放させる作業中において、スパナを垂直方向に保持する時にたとえ使用者がスパナから手を離しても、スパナはボルト頭部が挿入された状態で維持されることが可能な改良型スパナを開発することが望まれる。本発明は上記2つの要求を満たすように為された。
上記の要求を満たすために、本発明は以下の特徴を有するように構成される。本発明の特徴によれば、スパナは、
レバーと、
レバーの一端から延出する第1のジョーと、
第1のジョーから所定距離だけ離間して一対のジョーを形成する第2のジョーと、第2のジョーはその中に凹部を有しており、
トグルバーと、トグルバーは軸ピンにより凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部及び外側端部を有しており、
付勢部材とを含み、付勢部材は凹部の内壁で支持される一端と、トグルバーの外側端部の底面を支持する他端とを有しており、トグルバーをその内側端部へ向けて回動させるように付勢する。
本発明の別の特徴によれば、スパナは更に、内側端部へ向けて回動するように付勢されるトグルバーの回動角度限界を調整する調整ストッパを含む。
本発明の別の特徴によれば、スパナは更に、第1のジョーの先端に取り外し可能に又は固定式に設けられており、ボルト頭部の角状部分を把持する突部を含む。
本発明の別の特徴によれば、スパナは、
レバーと、
第1のジョーと、第1のジョーはレバーの一端から長手方向に延出するとともに、その中に第1凹部を有しており、
第1トグルバーと、第1トグルバーは軸ピンにより第1凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部及び外側端部を有しており、
第1付勢部材と、第1付勢部材は第1凹部の壁部により支持される一端と、第1トグルバーの外側端部の底面を支持する他端とを有しており、第1トグルバーをその内側端部へ向けて回動させるように付勢する。
第2のジョーと、第2のジョーは第1のジョーから所定距離だけ離間して一対のジョーを形成するとともに、その中に第2凹部を有しており、
第2トグルバーと、第2トグルバーは軸ピンにより第2凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部及び外側端部を有しており、
第2付勢部材とを含み、第2付勢部材は第2凹部の壁部により支持される一端と、第2トグルバーの外側端部の底面を支持する他端とを含み、第2トグルバーをその内側端部へ向けて回動させるように付勢する。
本発明の別の特徴によれば、レバーの長手軸は2個のジョーの長手軸に対して90から180度の範囲内にある角度をなすように設けられる。
本発明の上記目的、及びその他の構成並びに効果は、以下の詳細な説明を図面と合わせて読んだ後により明白になる。
図1に示すように、従来のスパナは概してレバー(100)と、一対のジョー(200、300)とを含む。レバー(100)はスパナの長手方向に延出する。のジョー(200、300)はレバーの少なくとも一方の端部に設けられており、その間にボルト頭部を収容する。従来スパナの作動及び機能は公知であることから、それについての詳細な説明は必要ない。
図2乃至図6には、本発明の第1実施形態に係るスパナが図示されている。これらの図面に示すように、スパナはレバー(100)と、第1のジョー(200)と、第2のジョー(300)と、トグルバー(400)と、付勢部材(500)とを含む。第1のジョー(200)はレバーの一端部から実質的に長手方向に延出する。第2のジョー(300)は第1のジョーから所定距離だけ離間させられて一対のジョーを形成するとともに、その中に凹部(2)を有する。トグルバー(400)は軸ピン(4)により凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部(6)及び外側端部(8)を有する。付勢部材(500)は凹部の底壁(図4では符号10で表す)により支持される一端と、トグルバーの外側端部(8)の底面により支持される他端とを有しており、トグルバーを(図4において矢印A2で示すように)その内側端部へ向けて回動させるように付勢する。
第1実施形態の付勢部材(500)としては、トグルバーの付勢作動を例証的に示すためにコイルばねが開示されているが、付勢部材はそれに限定されるものではない。図示されていないが、トグルバーの外側端部の底面を軸ピン(4)周りに内側端部へ向けて回転させるように付勢することが可能であれば、例えば板ばね、ボールばね、プランジャばね等の多様な種類の付勢部材が本発明の範囲内において適用される。符号14はコイルばねを凹部(2)内に固定する固定ピンを表す。
図3及び図4に示すように、ボルト頭部(50)が第1実施形態のスパナに挿入される時には、スパナの2つの面、即ち第1のジョーの内面(20)及びトグルバーの内側端部の側面(22)の各々がボルト頭部の対向面(16、18)と当接するとともにそれらに力を作用させる。本発明のスパナでは、第1のジョー(200)及びトグルバー(400)が従来スパナの一対のジョーとして作用するとともに、本発明の第2のジョーはトグルバー(400)を回動可能に支持する基底部材としてのみ作用する。
図5に示すように、ボルト頭部がスパナに挿入されておらず、且つコイルばね(500)の弾性により(矢印A2で示すように)時計方向へ回動するように付勢されている自由状態において、トグルバーは凹部の底壁(10)と接触した時に時計方向へ更に回転しないように制限される。この状態において、第1のジョー(200)の内面(20)はトグ
ルバーの内側端部の側面(22)と実質的に平行するとともに、上記2つの面(20)、(22)はその間にボルト頭部を収容する空間を形成する。
図4乃至図6を参照して、本発明における一方向への回転力付与作用について以下に詳述する。
ボルト頭部(50)を締結するためにスパナのレバー(100)を図4の矢印A1方向(図面では時計方向)へ回転させると、トグルバーの近くに配置されたボルト頭部の面(18)はトグルバーの内側端部の側面(22)と当接するとともに、トグルバー(400)へ力を作用させて時計方向(図面では矢印A2方向)へ回動させるが、図5に示すようにトグルバーは時計方向へ更に回動しないように制限されている。その結果、トグルバーの内側端部の側面(22)は、ボルトが図4において矢印A3方向へ締結されるようにボルト頭部の面(18)へ力を作用させる作用部材として作用する。
しかしながら、スパナのレバー(100)を図4の矢印A4方向(図面では反時計方向)へ回転させると、ボルト頭部の面(18)はトグルバーの内側端部の底面(23)を押し上げ、次に図6に示すようにばね(500)を強制的に圧縮させた状態で、トグルバーは反時計方向(図6において矢印A5方向)へ上方に揺動する。トグルバーが矢印A5方向へ上方に揺動する間は、トグルバーの内側端部はボルト頭部へいかなる力をも作用させず、ただボルト頭部の面(18)と接触しているだけである。その結果、ボルト(50)はその状態が維持され、レバーの反時計方向への回転とは関係なく矢印A6方向(反時計方向)へ回転しない。このようにしてスパナは、ボルトを継続的に一方向へ締結可能な工具として機能する。
図7は本発明の第2実施形態に係るスパナを示す分解斜視図であり、図9はその断片平面図である。これらの図面から明らかなように、第2実施形態は、時計方向へ回動するように付勢されたトグルバー(400)の回転角度限界を任意に調節する機能を更に有する。この目的のために、第2実施形態のスパナは更にねじ(600)を含む。ねじ(600)は第2のジョー(300)に取り付けられており、その端部(24)がトグルバーの内側端部の底面(23)と実質的に直交して接触するように第2のジョーの本体を貫通する。
本実施形態では、ねじ(600)の前進又は後退程度によって、トグルバーの初期設定角度をその自由状態において調節可能である。トグルバーの初期設定角度を自由状態において調節するためにねじがトルグバーを上昇させると、トグルバーを上方に反時計方向へ揺動させるために必要な力の限界値は小さくなる。この構成では、より穏やか且つ円滑にボルトを継続的に一方向へ締結或いは解放させるという効果が得られる。
図8は、ボルト頭部が前述の第2実施形態に係るスパナに挿入された状態を示す斜視図である。
図10は、本発明の第3実施形態に係るスパナを示す斜視図である。本実施形態では、突部(30)を更に含む点において前述の第2実施形態と異なる構成を有する。突部(30)は第1のジョー(200)の先端部に設けられるとともに、第2のジョー(300)へ向けて突出する。
この突部(30)は、2個のジョーの各先端が互いにに平行に開放していることからボルトヘッドから簡単に外れてしまうという従来スパナの欠点を解消することを目的としている。本実施形態は、使用者がスパナを回転させつつ上方へ動かす必要がないことから、作業中にスパナを垂直方向に保持している時には特に有効である。ボルトを締結又は解放する作業中において、使用者がスパナを垂直方向に保持している時にスパナから手を離すと、突部がボルト頭部を把持することにより、ボルト頭部がスパナ頭部内にある状態が維
持される。本機能と関連して、突部(30)は第1のジョーの内面(20)に対して角度(R1)、好適にはボルト頭部の角状部分と厳密に嵌合する120度をなすように設けられる。また、ボルト頭部を把持する突部(30)は、前述の第1及び第2実施形態にも適用可能である。
図11は本発明の第4実施形態に係るスパナを示す断片分解斜視図であり、図12はボルト頭部が第4実施形態のスパナに挿入された状態を示す断片平面図である。これらの図面から理解できるように、第4実施形態はボルトヘッド把持突部(32)が設けられるという技術構成を有する。突部(32)は前述の第3実施形態から変更されており、ねじ(31)により第1のジョー(200)の先端部の外面に取り外し可能に取り付けられる。この突部(32)は例えば板状部材であり、ボルト頭部の角状部分と厳密に嵌合するように、第1のジョーの内面に対して好適には120度の角度をなすように屈曲させられた端部(32a)を有する。また、この取り外し可能な突部(32)は弾性部材、例えば板ばね機構であってもよい。符号34は、第1のジョーの先端部外面に形成されており、取り外し可能な突部(32)を収容する凹部を示す。
図13及び図14は各々、本発明の第5実施形態に係るスパナを示す分解斜視図、及びボルト頭部が第5実施形態のスパナに挿入された状態を示す斜視図である。本実施形態は、変更された別の突部として、第3及び第4実施形態の突部(30、32)の代わりに更にトグルバー(700)が設けられるという構成を有する。
図13及び図14に示す本発明の第5実施形態によれば、スパナはレバー(100)と、第1のジョー(200)と、第1トグルバー(700)と、付勢部材(800)と、第2のジョー(300)と、第2トグルバー(400)と、第2付勢部材(500)とを含む。第1のジョー(200)はレバーの一端から実質的に長手方向に延出するとともに、その中に第1凹部(36)を有する。第1トグルバー(700)は軸ピン(38)により第1凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部(40)及び外側端部(42)とを含む。付勢部材(800)は第1凹部の壁部により支持される一端と、第1トグルバーの外側端部を支持する他端とを有しており、第1トグルバーをその内側端部へ向けて回動させるように付勢する。第2のジョー(300)は第1のジョー(200)から所定距離だけ離間させられて一対のジョーを形成するとともに、その中に第2凹部(2)を有する。第2トグルバー(400)は軸ピン(4)により第2凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部(6)及び外側端部(8)を有する。第2付勢部材(500)は第2凹部の壁部により支持される一端と、第2トグルバーの外側端部を支持する他端とを有しており、第2トグルバーをその内側端部へ向けて回転させるように付勢する。
第5実施形態において第1トグルバー(700)を第1のジョー(200)に取り付ける構成は、第1乃至第4実施形態において第2トグルバー(400)を第2のジョー(300)に取り付ける構成と同様である。相違するのは、第1乃至第4実施形態のトグルバー(400)がボルト頭部の面へ回転力を作用させる機械的手段として作用するのに対して、第5実施形態の第1トグルバー(700)はボルト頭部を任意に把持する把持手段としてのみ作用する点だけである。
図15は本発明の第6実施形態に係るスパナを示す断片平面図であり、レバーの長手軸(P2)は2個のジョーの長手軸(P2)と平行せず、また上記2軸は相互に所定角度をなすように設けられるという構成を備える。前記第1乃至第5実施形態において、レバーの長手軸は2個のジョーの長手軸と実質的に一致しているが、第6実施形態において、レバーの長手軸は2個のジョーの長手軸(P1)に対して所定の鈍角(R2)をなすように設けられており、鈍角(R2)は90度から180度の範囲内にある。
前記の構成によれば、本発明により、極めて単純な構成を有するトグルバーをスパナ頭部のジョーに取り付けることにより、ボルトを継続的に一方向へ締結或いは解放させる機能を有するスパナが提供されるので、僅かな作業空間における操作に便利であるというスパナ自体の利点が維持されるとともに、また本発明では、スパナ頭部がボルト頭部から簡単に外れないようにして、スパナの回転動作をより容易にするという効果が得られる。
本発明の好適な実施形態は例証を目的として開示されているが、添付する請求の範囲に開示されているように、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく多様な変更、追加及び置換が可能であることは、当該技術分野に属する者は認識している。
従来のスパナを概して示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係るスパナを示す分解斜視図。 ボルト頭部が本発明の第1実施形態に係るスパナに挿入された状態を示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係るスパナを示す断片平面図。 本発明の第1実施形態に係るスパナにおいて、第2のジョーに形成されたトグルバー及び凹部の位置を示す断片平面図。 スパナがボルト解放方向である(図4において矢印A4で表すように)反時計方向へ回転させられた時に、スパナのトルグバーが(図6において矢印A5で表すように)反時計方向へ上方に回転させられ且つボルト頭部に接触した瞬間の状態を示す断片平面図。 本発明の第2実施形態に係るスパナを示す分解斜視図。 ボルト頭部が本発明の第2実施形態に係るスパナに挿入された状態を示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係るスパナを示す断片平面図。 ボルト頭部が本発明の第3実施形態に係るスパナに挿入された状態を示す斜視図。 本発明の第4実施形態に係るスパナを示す断片分解斜視図。 本発明の第4実施形態に係るスパナを示す断片平面図。 本発明の第5実施形態に係るスパナを示す分解斜視図。 ボルト頭部が本発明の第5実施形態に係るスパナに挿入された状態を示す斜視図。 2個のジョーの長手軸と平行しない方向へ延出するレバーが設けられた本発明の第6実施形態に係るスパナを例証的に示す断片平面図。

Claims (8)

  1. レバーと、
    レバーの一端から延出する第1のジョーと、
    第1のジョーから所定距離だけ離間して一対のジョーを形成する第2のジョーと、第2のジョーはその中に凹部を有することと、
    ピンにより凹部に回転可能に軸支されるとともに、内側端部及び外側端部を有するトグルバーと、
    付勢部材とを含み、付勢部材は凹部の壁部により支持される一端と、トグルバーをその内側端部へ向けて回動させるべく付勢するあめにトグルバーの外側端部を支持する他端とを有する付勢部材とを有することを特徴とするスパナ。
  2. 内側端部へ向けて回動するように付勢されたトグルバーの回動角度限界を調整する調整ストッパを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のスパナ。
  3. 調整ストッパはねじボルトであり、ねじボルトが第2のジョーに取り付けられるとともに、その一端がトグルバーの内側端部の底面と接触するように第2のジョー本体を貫通することにより、ねじボルトはトグルバーの初期回転角度を調整可能であることを特徴とする請求項2に記載のスパナ。
  4. 第1のジョーの内面に対して120度の角度をなすように第1のジョーの先端に設けられる突部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のスパナ。
  5. 突部はねじにより第1のジョーの先端に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載のスパナ。
  6. レバーの長手軸は2個のジョーの長手軸に対して90から180度の範囲内の角度をなすように設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のスパナ。
  7. 付勢部材はコイルばね、板ばね、ボールばね又はプランジャばねを含むこと特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のスパナ。
  8. レバーと、
    第1のジョーと、第1のジョーはレバーの一端から長手方向に延出するとともに、その中に第1凹部を有することと、
    第1トグルバーと、第1トグルバーは軸ピンにより第1凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部及び外側端部を有することと、
    第1付勢部材と、第1付勢部材は第1凹部の壁部により支持される一端と、第1トグルバーの外側端部を支持する他端とを有しており、第1トグルバーをその内側端部へ向けて回動させるように付勢することと、
    第2のジョーと、第2のジョーは第1のジョーから所定距離だけ離間させられて一対のジョーを形成するとともに、その中に第2凹部を有することと、
    第2トグルバーと、第2トグルバーは軸ピンにより第2凹部に回動可能に取り付けられるとともに、内側端部及び外側端部を有することと、
    第2付勢部材とを含み、第2付勢部材は第2凹部の壁部により支持される一端と、第2トグルバーの外側端部を支持する他端とを含み、第2トグルバーをその内側端部へ向けて回動させるように付勢することを特徴とするスパナ。
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