JP2014042967A - 爪車式オープンエンドレンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い作業環境で利用でき、容易に作製できる爪車式オープンエンドレンチを提供する。
【解決手段】ハンドル部11と、少なくとも一つのヘッド部12と、固定顎13とを備え、ヘッド部12がハンドル部11の一端に連接され、固定顎13がヘッド部12から延びる本体1と;少なくとも一つの結合アーム21と、自在顎22とを備え、結合アーム21がヘッド部12に当接しており、これにより、自在顎22と、固定顎13とから開口が形成される工作部2と;スライド溝31と、スライド部とを備え、スライド溝31がヘッド部12と、結合アーム21のうちの一つに形成され、スライド部がヘッド部12と、結合アーム21のうちの残りに固定され、スライド部がスライド溝31に摺動可能に設けられ、スライド部は円形を呈しない断面形状を有するスライド装置3と;本体1と工作部2の間に配され、工作部2が第1位置へ付勢される弾性具4と;を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、オープンエンドレンチに関し、特に爪車式オープンエンドレンチに関するものである。
従来の爪車式オープンエンドレンチとしては、例えば特許文献1に記載の発明が提案された。この爪車式オープンエンドレンチは、オープンエンドレンチに固定顎と摺動可能な自在顎とが設けられ、更に、弾性具が設けられ、これにより、ユーザが爪車式オープンエンドレンチを往復に旋回しているときに、前記自在顎が前記固定顎に対して摺動して開閉して、締結具を一方向だけに回転でき、締結具をねじ込み、又は緩めることができ、利用が極めて利便である。
しかし、このような爪車式オープンエンドレンチは、狭い作業環境での利用が不便である。前記自在顎の移動方向は、単純に前記固定顎から離れ、更に、爪車式オープンエンドレンチのハンドル部から離れるため、前記自在顎の移動距離が大きくないと前記締結具を解放できない。この結果、このような爪車式オープンエンドレンチは、狭い作業環境で利用される場合に、前記自在顎が別の障害物に阻まれやすく、ひいては締結具を解放できず、このように、締結具を一方向だけに回転できなくなる。
上記の課題を解決するために、特許文献2、特許文献3及び特許文献4などに記載の発明が提案された。これらの提案により、狭い作業環境でオープンエンドレンチを利用できると共に、オープンエンドレンチを往復に旋回できる。なお、特許文献2に記載の発明は、特許文献4に記載の発明に類似し、ピンと円弧形を呈する定位穴とにより、自在顎が摺動できると共に、前記自在顎の円弧形を呈する表面により、前記自在顎の摺動経路が規制され、前記自在顎の任意な回動を防止できる。特許文献3に記載の発明は、ピンと直線状を呈する定位穴とにより、自在顎が摺動できると共に、前記自在顎と固定顎との円弧形を呈するエッジの互いの当接により、前記自在顎の摺動経路が規制され、前記自在顎の任意な回動を防止できる。上記の何れかのオープンエンドレンチは、狭い作業環境で利用できるため、消費者に愛用される。
しかし、上記のオープンエンドレンチは、作製が困難であり、すなわち、部品を特別な造形に成形することが必要であり、特に、その溝が円弧形を呈する表面を有し、これらの表面により、自在顎を予定の経路に保持できるが、これらの前記表面は加工し難い。例えば特許文献4に記載のレンチは、その開口の内側に円弧形を呈する表面が必要であり、フライスなどの加工工具を前記開口に進入できないため、加工作業は難い。
このようなレンチを作製するために、精密鋳造を採用することが必要であるが、精密鋳造によりレンチの部品を作製する場合には、構造強度及び表面精度が降下する。構造強度が低下すると、レンチが破壊されやすく、そして表面精度が低下すると、自在顎をスムーズに移動できない。一方、精密鋳造を採用すると、生産コストが増加する。
米国特許第4,637,284号公報 米国特許第5,287,777号公報 米国特許第5,582,082号公報 米国特許第7,827,887号公報
そこで、本発明の主な目的は、狭い作業環境で利用でき、容易に作製できる爪車式オープンエンドレンチを提供することにある。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、ハンドル部と、少なくとも一つのヘッド部と、固定顎と、を備え、ヘッド部がハンドル部の一端に連接され、固定顎がヘッド部から延びる本体と、少なくとも一つの結合アームと、自在顎と、を備え、結合アームがヘッド部に当接しており、これにより、自在顎と固定顎とから開口が形成される工作部と、スライド溝と、スライド部と、を備え、スライド溝がヘッド部と結合アームのうちの一つに形成され、スライド部がヘッド部と結合アームのうちの残りに固定され、スライド部がスライド溝に摺動可能に設けられ、これにより、工作部は、本体に対してスライド溝に沿って摺動可能であり、第1位置と第2位置の間に摺動でき、工作部が第1位置に移動する場合には、開口の幅が縮小し、スライド溝が円弧形を呈し、スライド溝の円弧中心は、ヘッド部の外部に位置し、本体の自在顎から遠ざかった側に位置し、スライド部は、円形を呈しない断面形状を有し、これにより、スライド溝内に回動不能であるスライド装置と、本体と工作部の間に配され、これにより、工作部が第1位置へ付勢される弾性具と、を含むことを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、工作部は二つの結合アームを有し、二つの結合アームがヘッド部に当接しており、ヘッド部が二つの結合アームの間に位置し、スライド溝がヘッド部に形成されることを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、結合アームに二つの固定穴が形成され、スライド部は二つのピンを含み、各ピンはスライド溝に摺動可能に設けられ、二つのピンはそれぞれ固定穴のうちの一つに挿入されることを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、固定顎の厚さはヘッド部の厚さよりも大きく、これにより、本体に少なくとも一つの階段面が形成され、階段面は固定顎とヘッド部の間に位置し、工作部が第1位置に位置しているときには、結合アームが階段面に当接することを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、固定顎の厚さはヘッド部の厚さよりも大きく、これにより、本体に少なくとも一つの階段面が形成され、階段面は固定顎とヘッド部の間に位置し、工作部が第1位置に位置しているときには、結合アームが階段面に当接することを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、固定顎の厚さはヘッド部の厚さよりも大きく、これにより、本体に少なくとも一つの階段面が形成され、階段面は固定顎とヘッド部の間に位置し、工作部が第1位置に位置しているときには、結合アームが階段面に当接することを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、固定顎と自在顎とには、溝がそれぞれ形成され、二つの溝は、互いに対向しており、多辺形の断面形状を有するロッドの角部を挟み可能であることを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、開口は結合アームに近接する底端を有し、自在顎の溝と底端の距離は、固定顎の溝と底端の距離よりも長く、これにより、二つの溝の位置は互いに対称しないことを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによると、開口は幅方向を規定し、工作部が第1位置に位置しているときには、開口が締結具を挟み可能であり、工作部と固定顎及びヘッド部との最も遠く離れる両側の距離を初期幅とし、工作部が第2位置に移動して締結具が開口内に回転自在となるときには、工作部と固定顎及びヘッド部との最も遠く離れる両側の距離を最大幅とし、最大幅と初期幅の差は初期幅の10%よりも小さいことを特徴とする。
本発明の爪車式オープンエンドレンチによれば、構成が簡潔であり、各部品の構造が各種類の加工方法によって容易に作製でき、特に、円弧形を呈する当接面を必要せず、円弧形を呈するスライド溝を成形することだけが必要であり、前記スライド溝はヘッド部を貫通してもよいため、メーカーは、適合の加工方法を採用して部品を作製でき、部品の精度及び生産コストを容易にコントロールすることができ、そして例えばプレス加工や切削加工によって強度がより高い部品を作製でき、ひいては製品全体の構造強度を増加できるという効果を有する。
本発明の実施例1を示す斜視図である。 本発明の実施例1を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1を示す側面図である。 本発明の実施例1を示す正面図である。 本発明の実施例1の動作を示す模式図である。 本発明の実施例2を示す分解斜視図である。 本発明の実施例2を示す側面図である。 本発明の実施例2を示す正面図である。 本発明の実施例2の動作を示す模式図である。 本発明の実施例3を示す正面図である。 本発明の実施例4を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図4を参照する。図1は本発明の実施例1を示す斜視図であり、図2は本発明の実施例1を示す分解斜視図であり、図3は本発明の実施例1を示す側面図であり、図4は本発明の実施例1を示す正面図である。本実施例の爪車式オープンエンドレンチは、開口を有し、前記開口によりボルトやナットなどの締結具を挟んで往復に旋回でき、これにより、前記締結具を一方向だけに回転でき、前記締結具をねじ込み、又は緩めることができる。本実施例の爪車式オープンエンドレンチは、本体1と、工作部2と、スライド装置3と、弾性具4と、を含む。
本体1は、ハンドル部11と、ヘッド部12と、固定顎13と、を備える。ヘッド部12はハンドル部11の一端に連接される。固定顎13はヘッド部12から延びる。このように、ヘッド部12はハンドル部11と固定顎13を連接する。本実施例の爪車式オープンエンドレンチの握り又は収納を容易にするために、ハンドル部11のヘッド部12から遠ざかった一端には、組付ハンドル、又は吊り穴が設けられる。本体1の固定顎13には、更に、溝131が形成される。本体1のヘッド部12に穴121が設けられる。固定顎13の厚さはヘッド部12の厚さよりも大きいでもよい。これにより、本体1の一面又は両面に階段面が形成される。前記階段面は固定顎13とヘッド部12の間に位置する。
工作部2は、図2及び図3に示すように、二つの結合アーム21と、自在顎22と、を備える。二つの結合アーム21はヘッド部12に当接しており、これにより、ヘッド部12が二つの結合アーム21の間に位置する。自在顎22が二つの結合アーム21の一側に連接されることにより、自在顎22と固定顎13とから開口が形成される。工作部2の自在顎22には、更に、溝221が形成され、これにより、自在顎22の溝221と固定顎13の溝131は、図4に示すように、互いに対向しており、締結具5の多辺形の断面形状を有するヘッド部の角部を挟み可能である。二つの結合アーム21に固定穴211がそれぞれ形成されている。
本実施例では、工作部2が二つの結合アーム21を有し、二つの結合アーム21によりヘッド部12を挟むことができるため、外部のホコリや屑のヘッド部12への侵入を防止できる。しかし、工作部は一つの結合アームを有してもよく、或いは本体に二つのヘッド部が成形され、結合アームが二つの前記ヘッド部に挟まれてもよい。
スライド装置3は、スライド溝31と、スライド部と、を備える。スライド溝31がヘッド部12に形成され、前記スライド部が結合アーム21に固定される。具体的には、前記スライド部は、スライドブロック321と、固定ピン322と、を含む。スライドブロック321はスライド溝31に摺動可能に設けられる。スライドブロック321に穿孔323が形成される。固定ピン322は、穿孔323を挿通して、工作部2の結合アーム21の固定穴211に挿入する。このように、前記スライド部がスライド溝31に摺動可能に設けられ、工作部2は、本体1に対してスライド溝31に沿って摺動可能である。スライドブロック321が円弧状に延び、前記スライド部が円形の断面形状を有しないため、前記スライド部はスライド溝31内に回動不能である。特に、固定ピン322がスライドブロック321と工作部2の結合アーム21とに固定されるため、工作部2はスライドブロック321に対して回動不能である。また、穿孔323、固定ピン322及び固定穴211の断面形状は円形を呈しないことが好ましい。スライド溝31は円弧形を呈し、スライド溝31の円弧中心311は、図4に示すように、ヘッド部の外部に位置し、本体1の自在顎22から遠ざかった側に位置する。このように、工作部2及び自在顎22がスライド溝31に沿って移動するときには、前記開口の幅を変化できる。
弾性具4は、本体1と工作部2の間に配される。具体的には、弾性具4は、ヘッド部12の穴121に収容され、工作部2に押付ける。
図4及び図5を参照する。前記スライド部は、スライド溝31に沿って摺動可能であり、工作部2の結合アーム21に固定されるため、工作部2は、前記スライド部と共にスライドし、第1位置と第2位置の間に摺動可能である。図4に示すように、前記開口は幅方向を規定し、工作部2が前記第1位置に位置しているときには、前記開口が締結具5又は締結具5に類似するものを挟み可能であり、工作部2と固定顎13及びヘッド部12との最も遠く離れる両側の距離を初期幅Doとする。図5に示すように、工作部2が前記第2位置に移動して締結具5が前記開口内に回転自在となるときには、工作部2と固定顎13及びヘッド部12との最も遠く離れる両側の距離を最大幅Dmとする。本発明では、最大幅Dmと初期幅Doの差は初期幅Doの10%よりも小さい。このように、本実施例の爪車式オープンエンドレンチによって締結具5を回転する場合には、工作部2を両側に過度に摺動することが必要なく締結具5を一方向だけに回転でき、そして狭い作業環境で利用することもできる。
図4に示すように、弾性具4が工作部2に押付けるため、工作部2が前記第1位置へ付勢される。このように、外力を受けているときに、工作部2が前記第1位置に移動するため、結合アーム21が前記階段面に押付けて、工作部2、固定顎13及びヘッド部12の間の幅が初期幅Doに戻る。
本実施例では、スライド溝31がヘッド部12に形成され、スライド部が結合アーム21に固定されるが、スライド溝が結合アームに形成され、スライド部がヘッド部12に固定されてもよい。この場合には、固定穴は、結合アームに設けられず、ヘッド部に設けられる。このように、ヘッド部にスライド部を組付けることができる。もちろん、別の方式により、ヘッド部にスライド部を組付けてもよい。
図6乃至図8を参照する。図6は本発明の実施例2を示す分解斜視図であり、図7は本発明の実施例2を示す側面図であり、図8は本発明の実施例2を示す正面図である。本実施例の構成は、実施例1とほぼ同じであるが、スライド部の代りに二つのピン324が採用され、工作部の各結合アーム21に二つの固定穴211が形成される。各ピン324は、スライド溝31に摺動可能に設けられ、それぞれ固定穴211に挿入される。このように、工作部2は、図8及び図9に示すように、スライド溝31に沿って第1位置と第2位置の間に摺動可能である。本実施例では、二つのピン324が円形の断面形状を有してもよく、二つのピン324がスライド部としてスライドする場合には、前記スライド部全体がスライド溝31内に回動不能である。なお、各ピン324が、スライド溝31内に回動できるか、又は工作部2に対して回動できるかは、特に限定しなくてもよい。本実施例の爪車式オープンエンドレンチは、組立作業が実施例1よりも容易である。
図10を参照する。図10は本発明の実施例3を示す正面図である。本実施例の爪車式オープンエンドレンチの開口は結合アーム21aに近接する底端を有し、自在顎22aの溝221aと前記底端の距離は、固定顎13aの溝131aと前記底端の距離よりも長い。このように、溝221aと溝131aとの位置は互いに対称しない。これにより、本実施例の爪車式オープンエンドレンチを逆方向に旋回している場合には、締結具の角部を自在顎22aの溝221aにもう一度嵌合するときに必要とする角度を減少できる。すなわち、本実施例の爪車式オープンエンドレンチの操作は更に容易となる。
図11を参照する。図11は本発明の実施例4を示す正面図である。本実施例の爪車式オープンエンドレンチによれば、締結具の角部を更に良く保護できる。本実施例の爪車式オープンエンドレンチは、固定顎13bの自由端には、レンチの開口に面する斜面133が設けられる。締結具5が固定顎13bと自在顎22bの間に挟まれているときには、固定顎13bが締結具5の一つの面に当接し締結具5の何れかの角部に当接しないため、締結具5の角部が固定顎13bに磨耗されない。また、固定顎13bに窪み132が形成され、自在顎22bに窪み222が形成され、窪み132、222が互いに対向し、固定顎13bの窪み132は自在顎22bから遠ざかった方向に凹んでおり、自在顎22bの窪み222は固定顎13bから遠ざかった方向に凹んでいる。窪み132、222により、締結具5の角部が固定顎13b及び自在顎22bに磨耗されない。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、オープンエンドレンチに適用することができる。
Do:初期幅
Dm:最大幅
1:本体
2:工作部
3:スライド装置
4:弾性具
5:締結具
11:ハンドル部
12:ヘッド部
13、13a、13b:固定顎
21、21a:結合アーム
22、22a、22b:自在顎
31:スライド溝
121:穴
131、131a:溝
132:窪み
133:斜面
211:固定穴
221、221a:溝
222:窪み
311:円弧中心
321:スライドブロック
322:固定ピン
323:穿孔
324:ピン

Claims (9)

  1. ハンドル部と、少なくとも一つのヘッド部と、固定顎と、を備え、前記ヘッド部が前記ハンドル部の一端に連接され、前記固定顎が前記ヘッド部から延びる本体と、
    少なくとも一つの結合アームと、自在顎と、を備え、前記結合アームが前記ヘッド部に当接しており、これにより、前記自在顎と前記固定顎とから開口が形成される工作部と、
    スライド溝と、スライド部と、を備え、前記スライド溝が前記ヘッド部と前記結合アームのうちの一つに形成され、前記スライド部が前記ヘッド部と前記結合アームのうちの残りに固定され、前記スライド部が前記スライド溝に摺動可能に設けられ、これにより、前記工作部は、前記本体に対して前記スライド溝に沿って摺動可能であり、第1位置と第2位置の間に摺動でき、前記工作部が前記第1位置に移動する場合には、前記開口の幅が縮小し、前記スライド溝が円弧形を呈し、前記スライド溝の円弧中心は、前記ヘッド部の外部に位置し、前記本体の前記自在顎から遠ざかった側に位置し、前記スライド部は、円形を呈しない断面形状を有し、これにより、前記スライド溝内に回動不能であるスライド装置と、
    前記本体と前記工作部の間に配され、これにより、前記工作部が前記第1位置へ付勢される弾性具と、を含むことを特徴とする爪車式オープンエンドレンチ。
  2. 前記工作部は二つの結合アームを有し、二つの前記結合アームが前記ヘッド部に当接しており、前記ヘッド部が二つの前記結合アームの間に位置し、前記スライド溝が前記ヘッド部に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
  3. 前記結合アームに二つの固定穴が形成され、前記スライド部は二つのピンを含み、前記各ピンは前記スライド溝に摺動可能に設けられ、二つの前記ピンはそれぞれ前記固定穴のうちの一つに挿入されることを特徴とする、請求項2に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
  4. 前記固定顎の厚さは前記ヘッド部の厚さより大きく、これにより、前記本体に少なくとも一つの階段面が形成され、前記階段面は前記固定顎と前記ヘッド部の間に位置し、前記工作部が前記第1位置に位置しているときには、前記結合アームが前記階段面に当接することを特徴とする、請求項1に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
  5. 前記固定顎の厚さは前記ヘッド部の厚さより大きく、これにより、前記本体に少なくとも一つの階段面が形成され、前記階段面は前記固定顎と前記ヘッド部の間に位置し、前記工作部が前記第1位置に位置しているときには、前記結合アームが前記階段面に当接することを特徴とする、請求項2に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
  6. 前記固定顎の厚さは前記ヘッド部の厚さより大きく、これにより、前記本体に少なくとも一つの階段面が形成され、前記階段面は前記固定顎と前記ヘッド部の間に位置し、前記工作部が前記第1位置に位置しているときには、前記結合アームが前記階段面に当接することを特徴とする、請求項3に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
  7. 前記固定顎と前記自在顎とには、溝がそれぞれ形成され、二つの前記溝は、互いに対向しており、多辺形の断面形状を有するロッドの角部を挟み可能であることを特徴とする、請求項1に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
  8. 前記開口は前記結合アームに近接する底端を有し、前記自在顎の前記溝と前記底端の距離は、前記固定顎の前記溝と前記底端の距離より長く、これにより、二つの前記溝の位置は互いに対称しないことを特徴とする、請求項7に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
  9. 前記開口は幅方向を規定し、前記工作部が前記第1位置に位置しているときには、前記開口が締結具を挟み可能であり、前記工作部と前記固定顎及び前記ヘッド部との最も遠く離れる両側の距離を初期幅とし、前記工作部が前記第2位置に移動して前記締結具が前記開口内に回転自在となるときには、前記工作部と前記固定顎及び前記ヘッド部との最も遠く離れる両側の距離を最大幅とし、前記最大幅と前記初期幅の差は前記初期幅の10%より小さいことを特徴とする、請求項1に記載の爪車式オープンエンドレンチ。
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