JPH058054Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH058054Y2
JPH058054Y2 JP1987082878U JP8287887U JPH058054Y2 JP H058054 Y2 JPH058054 Y2 JP H058054Y2 JP 1987082878 U JP1987082878 U JP 1987082878U JP 8287887 U JP8287887 U JP 8287887U JP H058054 Y2 JPH058054 Y2 JP H058054Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth
rear end
teeth
jaw
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987082878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63193658U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987082878U priority Critical patent/JPH058054Y2/ja
Publication of JPS63193658U publication Critical patent/JPS63193658U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH058054Y2 publication Critical patent/JPH058054Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロングノーズ型グリツププライヤの分
野に関するものである。
(従来の技術) 従来のロングノーズ型手動係止工具として、特
開昭57−149165号公報のものと、同58−149177号
公報のものが開示されていた。
(本考案が解決しようとする問題点) しかるに本考案は、従来開示の特開昭57−
149165号公報及び同58−149177号公報の発明を構
成する両ジヨー部材のジヨー面に形成する歯の形
状を異にし、極薄の被挾着物はジヨー部材の前端
部の歯において挾着せしめ、厚みが漸次厚くなつ
た被挾着物の挾着手段は後端部に行くに従つて形
成されている歯によつて漸次挾着せしめると共
に、太さが異なる線材、パイプ、丸棒等のもので
も、一旦挾着すると、左右方向にぐらつくことな
く、確実に挾着することができる等、多目的な機
能を有しているロングノーズ型グリツププライヤ
を開発するに至つたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、歯付きジヨー面を対向させた一対の
ジヨー部材を有するプライヤにおいて、下側ジヨ
ー部材のジヨー面に、先端部と後端部とを結ぶ軸
線に対し、先端部より稍中央部までの歯の高さを
軸線より若干傾斜する同一面状となし、中央部よ
り後端部までの約2分の1程度の歯の高さを、前
記歯の高さの同一面よりさらに傾斜角度を有する
フラツト面とし、さらに後方の後端部寄りの約2
分の1程度のジヨー面を湾曲状の歯とし、湾曲状
の歯の後方に刃部を形成すると共に、下側ジヨー
部材のジヨー面と対向する上側ジヨー部材のジヨ
ー面には、先端部と後端部を結ぶ軸線に対し、先
端部寄りの歯の高さを若干の傾斜角度を有するフ
ラツト面とし、上記歯の後端に若干内側に喰込ん
だ歯形状の凹部を一個所形成し、この凹部より後
端部方向に上記先端部寄りの歯の高さよりも軸線
に対し、より一層の傾斜角度を有するフラツト面
の第2先端部寄りの歯を形成し、該歯の後端に若
干内側に喰込んだ歯形状の凹部を一個所形成し、
この凹部より後端部方向に第2の先端部寄りの歯
の高さよりも軸線に対しより一層の傾斜角度を有
するフラツト面の後方歯を形成し、下側ジヨー部
材のジヨー面の後端部に形成した湾曲状の歯と同
程度の湾曲状の歯を延設し、これら湾曲状の歯の
後方に刃受けを形成したことを特徴とするロング
ノーズ型グリツププライヤである。
(実施例) 1は本考案のプライヤaを構成する下側ジヨー
部材、2は下側ジヨー部材1と対向する上側ジヨ
ー部材である。3は下側ジヨー部材1のジヨー面
であり、このジヨー面3には先端部4と後端部5
とを結ぶ軸線6に対し、先端部4より稍中央部ま
での間に高さが軸線6に対し若干傾斜する同一面
状の歯7をジヨー面3に形成する。8は上記の歯
7を形成した中央部より後端部5までの約2分の
1程度のジヨー面3に形成した歯であり、高さは
前記歯7の高さよりさらに若干の傾斜角度を以て
傾斜させて形成する。9は前記歯8より後端部5
寄りの約2分の1程度のジヨー面3を湾曲状を以
て内側部に凹ませて形成した歯である。10は上
記歯9の後方に形成した刃部である。以上が下側
ジヨー部材1の構成である。
つぎに上側ジヨー部材2の構成につき説明すれ
ば以下のとおりである。11は上側ジヨー部材2
のジヨー面、12はジヨー部材11の先端部13
と後端部14とを結ぶ軸線である。15は先端部
13から後端部14寄りのジヨー面11に軸線1
2に対し若干傾斜させて形成の歯であり、この歯
15の後端に若干内側に喰込んだ歯形状の凹部1
6を形成する。17は上記凹部16より後端部1
4方向に上記の歯15の高さよりも、軸線12に
対し、一層の傾斜角度を有するフラツト面にした
第2先端部寄りの歯である。18は上記歯17の
後端に若干内側に喰込ませて形成した歯形状の凹
部、19は上記の凹部18より後端部方向に第2
の先端部寄りの歯17の高さよりも軸線12に対
しより一層の傾斜角度を以て形成したフラツト面
の後方歯である。そして上記後方歯19と後端部
14との間のジヨー面11に、下側ジヨー部材1
のジヨー面3の後端部5に形成した湾曲状の歯9
と同程度の湾曲状の歯20を形成してやる。この
歯20の後方には刃部10と対向する刃受け部1
0′を形成する。以上の構成が上側ジヨー部材2
0の構成である。
つぎに上、下両側ジヨー部材1,2以外の本考
案のプライヤaの構成部材を以下において説明す
る。21は下側ジヨー部材1の後端部5に枢着ピ
ン22を介して接続した下方ハンドルであり、こ
のハンドル21の内側凹部には、スプリング2
3′を捲着したピン23を介して解放レバー24
を装着する。その結果レバー24は常時ハンドル
21方向に押圧されている。25は上側ジヨー部
材2の後端部14と接続した上方ハンドルであ
り、上側ジヨー部材2と上方ハンドル25とは2
本のピン26を介して取着する。27は上方ハン
ドル25の後端部に螺着した押ボルト、28は上
方ハンドル25内に挿入した下側ジヨー部材の1
の後端部5と上方ハンドル25とを接続せしめた
枢支ピン、29は下側ジヨー部材1を常時牽引す
るスプリングであつて、一端部は下側ジヨー部材
1の後端部5に、他端部は上方ハンドル25と接
続する。30はトグルリンク部材であつて、一端
部は下方ハンドル21のピン22,23との間に
ピン31を介して枢着すると共に、他端部は上方
ハンドル25内に挿入して押しボルト27に当接
する。
以上の各部材を以て本考案のプライヤaが組立
てられている。
なお本考案においては、上、下両側ジヨー部材
1,2はクロームモリブデン鋼SCM435を使用
し、夫々の硬度はロツクウエルC硬さ42〜48とす
る。
32は挾着されている極薄の金属板、33は比
較的薄い金属板、34は比較的厚い金属板35は
細い線材である。
(作用) 以上の如き構成からなるプライヤaの作用を説
明すれば次のとおりである。
第1に極薄の金属板32を挾着するときは、上
下両ジヨー部材1,2を押圧状態を解除し、両ジ
ヨー部材1,2のジヨー面3,11中、対向する
下方のジヨー面3の歯7と、上方のジヨー面11
の先端部に形成されている歯15とが平行状態を
形成して、極薄の金属板32を確実に挾着する。
従つて上記の如き極薄の金属板32を挾着してい
るときは、上方のジヨー面11に形成されている
各歯17,19と、対向する下方のジヨー面3に
形成の各歯7,8とは、平行状態を持続すること
なく、左右両側方の間隔が夫々異なつた状態とな
つている。
第2に上記の極薄の金属板32よりも若干厚い
金属板33等を挾着するには、上述の場合と若干
異なり、下方のジヨー面3の歯7と、上方の第2
先端部寄りの歯17とが平行状態を形成して上記
の金属板33を確実に挾着する。従つて金属板3
3を挾着しているときは、対向する歯7と歯15
及び対向する歯7と歯19とは夫々平行状態を持
続することなく、左右両側の間隔が夫々異なつた
状態となつている。
第3に比較的厚い金属板34等を挾着するに
は、上述の場合とは若干異なる。即ち下方のジヨ
ー面3の歯7と、上方の後方歯19とが平行状態
を形成して上記の金属板34を確実に挾着する。
従つて金属板34を挾着したときは、対向する歯
7と歯15及び対向する歯7と第2先端部寄りの
歯17は夫々平行状態を持続することなく、左右
両側の間隔が夫々異なつた状態となつている。
さらに本考案においては、上方のジヨー面11
の各歯間に異なつた内側に喰込んだ他の歯よりも
深い形状の凹部16,18を形成しているので、
線材35やパイプ等の径が異なつている大小様々
なものを左右両方向にぐらつかせることなく確実
に挾着せしめることができる。即ち径が比較的小
さい線材35の場合には、最も間隔を狭めて平行
状態を形成する凹部16内に線材35を嵌挿さ
せ、両ハンドル21,25を押圧しロツクしてや
る。その結果凸部16内に挿入し挾着された線材
35は、確実に凹部16を形成している歯形状の
凹部によつて線材35の外側面が押え込まれ、左
右方向へのぐらつきが阻止される。
また上述の線材35よりも若干径が大きい線材
35を挾着するには、第2先端部寄りの歯17の
後端に形成されている凹部18内に線材35を嵌
挿し、両ハンドル21,25を押圧しロツクして
やる。その結果凹部18内に挿入し挾着している
線材35は確実に凹部18を形成している歯形状
の凸部によつて線材35の外側面が押え込まれ、
左右方向へのぐらつきが阻止される。
なお上記の線材35以外に、断面が円形状のパ
イプをも各凹部16,18を介して挾着すること
ができるし、さらに対向する湾曲状歯9,20を
介して、上述した線材35やパイプより径が大き
いものをも確実に、しかもぐらつかせることなく
挾着することができる。
(効果) 本考案は上述のとおり、殊に下側ジヨー部材の
ジヨー面には軸線に対して若干傾斜角度が異なつ
ている高さが同一面状の歯を夫々2種類形成し、
さらに湾曲状の内側面に喰込んだ歯を夫々形成
し、他方下側ジヨー部材と対向関係にある上側ジ
ヨー部材のジヨー面には、軸線に対して前端部よ
り若干傾斜角度が異なつている高さが同一面状の
歯を複数形成し、最後に上記の湾曲状の歯と対向
する湾曲状の歯を連接し、各歯間には内側により
深く喰込んだ歯形状の凹部を2個所形成したの
で、両ハンドルを押圧しロツクすることによつ
て、厚さの異なる極薄の金属板から漸次厚い金属
板等を確実に挾着することができると共に、さら
に上述した径の異なる線材やパイプ等のものを、
上側ジヨー部材のジヨー面に複数形成してある
夫々の内側に喰込んだ凹部内に挿入し挾着するこ
とによつて、凹部を形成している歯が、線材やパ
イプの外側面を確実に押え込み、左右方向へのぐ
らつきを確実に阻止して挾着し、ロツクすること
ができる利点を併有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ロングノーズ型グリツププライ
ヤの側面図、第2図は同プライヤを構成する上、
下両ジヨー面に形成した歯及び凹部等の一部切欠
縦断面図、第3図は同要部の一部切欠斜面図、第
4図は被挾着物の挾着状態を示す一部切欠側面
図、第5図は同第2実施例の挾着状態を示す一部
切欠側面図、第6図は同第3実施例を示す一部切
欠側面図、第7図は線材を挾着している状態を示
す一部切欠側面図、第8図は第7図の挾着状態を
示す一部切欠平面図である。 a……プライヤ、1……下側ジヨー部材、2…
…上側ジヨー部材、3,11……ジヨー面、4,
13……先端部、5,14……後端部、6,12
……軸線、7,8,9……歯、10……刃部、1
5……歯、16……凹部、17……歯、18……
凹部、19……後方歯、20……歯、21……刃
受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歯付きジヨー面を対向させた一対のジヨー部材
    を有するプライヤにおいて、下側ジヨー部材のジ
    ヨー面に、先端部と後端部とを結ぶ軸線に対し、
    先端部より稍中央部までの歯の高さを軸線より若
    干傾斜する同一面状となし、中央部より後端部ま
    での約2分の1程度の歯の高さを、前記歯の高さ
    の同一面よりさらに傾斜角度を有するフラツト面
    とし、さらに後方の後端部寄りの約2分の1程度
    のジヨー面を湾曲状の歯とし、湾曲状の歯の後方
    に刃部を形成すると共に、下側ジヨー部材のジヨ
    ー面と対向する上側ジヨー部材のジヨー面には、
    先端部と後端部を結ぶ軸線に対し、先端部寄りの
    歯の高さを若干の傾斜角度を有するフラツト面と
    し、上記歯の後端に若干内側に喰込んだ歯形状の
    凹部を一個所形成し、この凹部より後端部方向に
    上記先端部寄りの歯の高さよりも軸線に対し、よ
    り一層の傾斜角度を有するフラツト面の第2先端
    部寄りの歯を形成し、該歯の後端に若干内側に喰
    込んだ歯形状の凹部を一個所形成し、この凹部よ
    り後端部方向に第2の先端部寄りの歯の高さより
    も軸線に対しより一層の傾斜角度を有するフラツ
    ト面の後方歯を形成し、下側ジヨー部材のジヨー
    面の後端部に形成した湾曲状の歯と同程度の湾曲
    状の歯を延設し、これら湾曲状の歯の後方に刃受
    けを形成したことを特徴とするロングノーズ型グ
    リツププライヤ。
JP1987082878U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH058054Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987082878U JPH058054Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987082878U JPH058054Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63193658U JPS63193658U (ja) 1988-12-13
JPH058054Y2 true JPH058054Y2 (ja) 1993-03-01

Family

ID=30935936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987082878U Expired - Lifetime JPH058054Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058054Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230967A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Aigo Kogyo Kk 挟持工具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5726365B1 (ja) * 2014-12-25 2015-05-27 株式会社エンジニア 挟持工具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149165A (en) * 1981-03-06 1982-09-14 Piitaazen Mfg Co Inc Long-nose type connecting plier
JPS58149177A (ja) * 1982-03-02 1983-09-05 ピ−タ−セン・マニユフアクチユアリング・カンパニ−・インコ−ポレイテツド ロングノ−ズロツキング手動工具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149165A (en) * 1981-03-06 1982-09-14 Piitaazen Mfg Co Inc Long-nose type connecting plier
JPS58149177A (ja) * 1982-03-02 1983-09-05 ピ−タ−セン・マニユフアクチユアリング・カンパニ−・インコ−ポレイテツド ロングノ−ズロツキング手動工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230967A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Aigo Kogyo Kk 挟持工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63193658U (ja) 1988-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8015853B2 (en) Crimping tool construction with angularly disposed jaw head assembly
JP4471315B1 (ja) プライヤー
US20110005086A1 (en) Pliers as middle cutter or side cutter
US5865075A (en) Convertible plier tool
US4614001A (en) Multipurpose plier
JPH0818257B2 (ja) ロングノ−ズロッキング手動工具
JP2001501137A (ja) ハンドツールのロック装置
JPH058054Y2 (ja)
JPH0687919B2 (ja) 二重口部はさみ具
TWI665056B (zh) Clamping tool
US5931067A (en) Self adjusting pliers
US7065819B1 (en) Universal horse farrier tool
CN115122248B (zh) 轴向钳
US1880172A (en) Rattery tool
US11938599B1 (en) Tool for positioning and holding a board for mounting to a support member such as another board
US20040011143A1 (en) Dynamometric tool
TWI718238B (zh) 具有兩個鉗臂之鉗子
JPH068527Y2 (ja) 試験片つかみ具
JPH058053Y2 (ja)
JPH0418774Y2 (ja)
CN2309920Y (zh) 一种钳子的钳口
JP3018724U (ja)
JP3343652B2 (ja) 鉄骨用クランプ
JPH0618785Y2 (ja) モンキーレンチ
JP3006363U (ja) トロリ線接続金具