JPH0618785Y2 - モンキーレンチ - Google Patents

モンキーレンチ

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JPH0618785Y2
JPH0618785Y2 JP1988159764U JP15976488U JPH0618785Y2 JP H0618785 Y2 JPH0618785 Y2 JP H0618785Y2 JP 1988159764 U JP1988159764 U JP 1988159764U JP 15976488 U JP15976488 U JP 15976488U JP H0618785 Y2 JPH0618785 Y2 JP H0618785Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
jaw
monkey wrench
movable jaw
movable
thin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988159764U
Other languages
English (en)
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JPH0282470U (ja
Inventor
克持郎 岡本
Original Assignee
双葉工具株式会社
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Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=31441251&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0618785(Y2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 双葉工具株式会社 filed Critical 双葉工具株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はモンキーレンチに関し、さらに詳しくはボル
ト、ナット等の締付けに使用されるだけでなく、同軸ケ
ーブルコネクターのように比較的小型であって、レンチ
の挟持部を当接できる平坦部の幅が小さいものにも適用
できるモンキーレンチに関する。
〔従来の技術〕
一般に、モンキーレンチは、握柄を連接したレンチ主体
に、固定あご部と可動あご部と送りねじとを設け、この
送りねじにより可動あご部を固定あご部に対し進退摺動
させて、固定あご部と可動あご部間の開口寸法を調整す
るように構成され、ボルト、ナット等の締め付けに使用
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来のモンキーレンチは、固定あご部と可動
あご部がレンチ主体と同じ厚みであるため、ボルト、ナ
ット等の締め付け具を固定あご部と可動あご部で挟持し
て締め付ける際、固定あご部と可動あご部を当接できる
挟持用平坦部の幅が、固定あご部と可動あご部の厚み以
上である場合は、挟持して締め付けることができても、
光ファイバーケーブルコネクター、同軸ケーブルコネク
ター等のような比較的小型のものを締め付けるときは、
固定あご部と可動あご部を当接できる挟持用平坦部の幅
が非常に狭く、凹設されていたりするため、挟持して締
め付けることができず、これら光ファイバーケーブルコ
ネクター、同軸ケーブルコネクター等のように比較的小
型のものは、通常、薄い金属板で打ち抜き成形された開
口寸法が一定のレンチを使用して締め付けることが行わ
れている。
本考案は、かかる問題点を解消し、ボルト、ナット等の
締め付けだけでなく、光ファイバーケーブルコネクター
や同軸ケーブルコネクターのように比較的小型で、挟持
用平坦部の幅が非常に狭く、凹設されていたりする場合
でも、挟持して締め付けることができるモンキーレンチ
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案モンキーレンチは、固定あご部および可動あご部
の前部を、段部を設けるなどの方法で薄肉にして、薄肉
挟持部を設けている。
〔作用〕
本考案モンキーレンチは、このようにして構成されてい
るため、ボルト、ナット等の締め付けに使用できるだけ
でなく、光ファイバーケーブルコネクターや同軸ケーブ
ルコネクターのように比較的小型で、固定あご部および
可動あご部を当接できる挟持用平坦部の幅が非常に狭
く、凹設されていたりする場合でも、前部の薄肉挟持部
で挟持して締め付けることができる。
〔実施例〕
以下、本考案モンキーレンチの実施例を示す図面に基づ
いて説明する。
第1図および第2図において、1はレンチ主体で、握柄
2が連接されている。このレンチ主体1には固定あご部
3および可動あご部4が設けられ、可動あご部4は基部
をレンチ主体1に形成された嵌入溝5に嵌入して、固定
あご部3に対して進退摺動可能に取りつけられている。
6はレンチ主体1に設けられた送りねじで、この送りね
じ6の回動によって、可動あご部4が進退摺動し、固定
あご部3との開口寸法が調節される。
7は固定あご部3の上面中間部に設けた段部であり、8
は可動あご部4の上面中間部に設けた段部であって、こ
れら各段部7,8の形成によって各段部から先端部に薄
肉挟持部9および10が形成されている。
しかして、このモンキーレンチAによれば、固定あご部
3および可動あご部4によって、ボルト、ナット等の締
め付けが行えるだけでなく、第2図に示すように、同軸
ケーブルコネクター11に形成された挟持用平坦部12
の幅が非常に狭くて凹設されている場合でも、薄肉挟持
部9および10でもって挟持用平坦部12を挟持するこ
とができ、同軸ケーブルコネクター11を締め付けるこ
とができる。このような同軸ケーブルコネクター11の
挟持用平坦部12は、通常、2mm程度のものが多いた
め、このモンキーレンチAの薄肉挟持部9および10の
厚みは、2mm以下とするのが好ましい。
第3図は本考案モンキーレンチの他の実施例を示したも
ので、このモンキーレンチBは、固定あご部3および可
動あご部4の上下両面中間部にそれぞれ段部13,14
および15,16を設け、各段部から先端部を薄肉にし
て、薄肉挟持部17および18を対向して形成した以外
は、第1図および第2図のモンキーレンチAと同様にし
て構成されている。しかして、この場合も固定あご部3
および可動あご部4によって、ボルト、ナット等の締め
付けが行えるだけでなく、同軸ケーブルコネクター11
の挟持用平坦部12を薄肉挟持部17および18で挟持
して、同軸ケーブルコネクター11を締め付けることが
できる。
第4図は本考案モンキーレンチのその他の実施例を示し
たもので、このモンキーレンチCは、固定あご部3およ
び可動あご部4の上面に、それぞれ2段の段部19,2
0および21,22を設け、各段部から階段状に先端部
を薄肉に形成して、階段状の薄肉挟持部23,24およ
び25,26を対向して形成した以外は、第1図および
第2図のモンキーレンチAと同様にして構成されてい
る。このモンキーレンチCによれば、モンキーレンチA
と同じ効果を発揮する他、階段状の薄肉挟持部23,2
4および25,26を、それぞれ選択して使用すること
ができ、最先端部の薄肉挟持部24と26とで、より小
型の同軸ケーブルコネクターにおけるさらに狭い挟持用
平坦部を挟持して締め付けることができる。
第5図は本考案モンキーレンチのさらにその他の実施例
を示したもので、このモンキーレンチDは、第1図およ
び第2図に示すモンキーレンチAの薄肉挟持部を所定の
角度で傾斜させて、薄肉挟持部9aおよび10aとした
以外は、第1図および第2図のモンキーレンチAと同様
にして構成されている。このモンキーレンチDによれ
ば、たとえば、小型の同軸ケーブルコネクターを締め付
ける場合において、やや傾斜した方向から所定の角度で
締め付けることができ、第1図および第2図に示すモン
キーレンチAを使用したのでは、同軸ケーブルコネクタ
ーの挟持用平坦部に当接させることができない場所での
作業において、容易に締め付け作業を行うことができ
る。
さらに、第6図は第1図および第2図に示すモンキーレ
ンチAの握柄を所定の角度で傾斜させて、握柄2aとし
た本考案モンキーレンチの実施例を示したもので、この
モンキーレンチEによっても、握柄2aの傾斜によっ
て、第5図に示したモンキーレンチDと同じ効果が発揮
される。
なお、本考案モンキーレンチは、レンチ本体の形状は特
に限定されず、たとえば、第7図に示すように、第1図
ないし第6図に示すモンキーレンチとは、形状が異なる
レンチ本体1aに、形状が異なる固定あご部3aおよび
可動あご部4aを取りつけ、段部を形成して薄肉挟持部
9bおよび10bを設けたものであってもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案モンキーレンチにあっては、固定
あご部および可動あご部の前部を薄肉にして薄肉挟持部
を設けているため、ボルト、ナット等の締付け具を締め
付けるのに適しているのみならず、同軸ケーブルコネク
ター、光ファイバーケーブルコネクター等の比較的小型
のコネクターの締め付けに際しても、これらのコネクタ
ーに凹設するなどして形成された挟持用平坦部に薄肉挟
持部を当接して締め付けることができ、従来のレンチで
はなし得なかった比較的小型のコネクターの締め付けが
できるという利点がある。
また、構造も極めて簡単であるため製造が容易で、安価
に生産することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案モンキーレンチの一実施例を示す斜視
図、第2図は同モンキーレンチによる同軸ケーブルコネ
クターの締付け操作説明図、第3図ないし第5図の同モ
ンキーレンチの他の実施例を示す要部斜視図、第6図は
同モンキーレンチの他の実施例を示す斜視図、第7図は
同モンキーレンチの他の実施例を示す要部斜視図であ
る。 1……レンチ主体、2……握柄、3……固定あご部、4
……可動あご部、6……送りねじ、7,8,13,1
4,15,16,19,20,21,22……段部、
9,10,17,18,23,24,25,26,9
a,10a,9b,10b……薄肉挟持部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】握柄を連接したレンチ主体に、固定あご部
    と可動あご部と送りねじとを設け、送りねじの回動によ
    り可動あご部を固定あご部に対し進退摺動させて、固定
    あご部と可動あご部間の開口寸法を調整するモンキーレ
    ンチにおいて、固定あご部および可動あご部の前部を薄
    肉にして薄肉挟持部を設けたことを特徴とするモンキー
    レンチ。
  2. 【請求項2】固定あご部および可動あご部の片面中間部
    にそれぞれ段部を形成し、各段部から先端部を薄肉にし
    て、固定あご部および可動あご部の前部に薄肉挟持部を
    設けた請求項1記載のモンキーレンチ。
  3. 【請求項3】固定あご部および可動あご部の両面中間部
    にそれぞれ段部を形成し、これら両面の各段部から先端
    部を薄肉にして、固定あご部および可動あご部の前部に
    薄肉挟持部を設けた請求項1記載のモンキーレンチ。
  4. 【請求項4】固定あご部および可動あご部の片面にそれ
    ぞれ段部を複数段形成し、各段部から階段状に先端部を
    薄肉にして、固定あご部および可動あご部の前部に薄肉
    挟持部を設けた請求項1記載のモンキーレンチ。
  5. 【請求項5】固定あご部および可動あご部の各段部から
    先端部の薄肉挟持部を傾斜させて対向させた請求項1、
    請求項2、請求項3または請求項4記載のモンキーレン
    チ。
  6. 【請求項6】レンチ主体に対し握柄を傾斜させて連接し
    た請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の
    モンキーレンチ。
JP1988159764U 1988-12-07 1988-12-07 モンキーレンチ Expired - Lifetime JPH0618785Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988159764U JPH0618785Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07 モンキーレンチ

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JP1988159764U JPH0618785Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07 モンキーレンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0282470U JPH0282470U (ja) 1990-06-26
JPH0618785Y2 true JPH0618785Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31441251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988159764U Expired - Lifetime JPH0618785Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07 モンキーレンチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51157093U (ja) * 1975-06-10 1976-12-14
JPS6232762U (ja) * 1985-08-15 1987-02-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0282470U (ja) 1990-06-26

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