JPH0347773Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0347773Y2 JPH0347773Y2 JP1985182918U JP18291885U JPH0347773Y2 JP H0347773 Y2 JPH0347773 Y2 JP H0347773Y2 JP 1985182918 U JP1985182918 U JP 1985182918U JP 18291885 U JP18291885 U JP 18291885U JP H0347773 Y2 JPH0347773 Y2 JP H0347773Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- horizontal
- tool head
- receiving
- receiving surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ホルダー本体に切刃チツプを備えた
ツールヘツドを着脱自在に取着したクイツクチエ
ンジツールに関するものである。
ツールヘツドを着脱自在に取着したクイツクチエ
ンジツールに関するものである。
従来の技術
実開昭60−78207号公報に示すように、ホルダ
ー本体に貫通した締付棒の頭部をツールヘツドの
袋溝内に嵌合し、そのネジ部に締付ナツトをネジ
合してツールヘツドをホルダー本体に締付け固定
したクイツクチエンジツールが知られている。
ー本体に貫通した締付棒の頭部をツールヘツドの
袋溝内に嵌合し、そのネジ部に締付ナツトをネジ
合してツールヘツドをホルダー本体に締付け固定
したクイツクチエンジツールが知られている。
考案が解決しようとする問題点
かかるクイツクチエンジツールであると、ホル
ダー本体の垂直及び水平な受接面にツールヘツド
の垂直及び水平な当接面を当接して締付けている
ので、切刃チツプに作用する切削力によつてツー
ルヘツドが水平な受接面と当接面との当接部を支
点として浮き上り、垂直な受接面と当接面とがず
れることがあると共に、ツールヘツドをホルダー
本体に締付ける際に垂直な受接面と当接面とが接
触して水平な受接面と当接面との間に隙間が生じ
ることがある。
ダー本体の垂直及び水平な受接面にツールヘツド
の垂直及び水平な当接面を当接して締付けている
ので、切刃チツプに作用する切削力によつてツー
ルヘツドが水平な受接面と当接面との当接部を支
点として浮き上り、垂直な受接面と当接面とがず
れることがあると共に、ツールヘツドをホルダー
本体に締付ける際に垂直な受接面と当接面とが接
触して水平な受接面と当接面との間に隙間が生じ
ることがある。
ホルダー本体の第2受接面とツールヘツドの第
2当接面とを相互に嵌合する水平方向のV字状
で、かつ下向きの傾斜面として、楔作用によつて
ツールヘツドが幅方向中央部、下方及びホルダー
本体後端側に押し込められて幅方向中央部に位置
決めして強固に締付け固定できるようにしたもの
である。
2当接面とを相互に嵌合する水平方向のV字状
で、かつ下向きの傾斜面として、楔作用によつて
ツールヘツドが幅方向中央部、下方及びホルダー
本体後端側に押し込められて幅方向中央部に位置
決めして強固に締付け固定できるようにしたもの
である。
実施例
ホルダー本体1は上面1a、下面1b、両側面
1c,1cによつて略矩形断面の長尺材となり、
その長手方向前端部には上面1aと両側面1c,
1cに開口したL字状の段部2が形成されている
と共に、その段部2の起立面2aの下部と後端面
1dとに亘つて貫通孔3が形成され、残存してい
る前端面1eが第1受接面4となり、起立面2a
の上部に第2受接面5が形成されていると共に、
水平面2bの一端部に第3受接面6が形成され、
第1受接面4は垂直、第3受接面6は水平とな
り、第2受接面5は水平方向にV字状に凹んだ形
状で、かつ下向きに5〜25度傾斜した傾斜面とな
つている。
1c,1cによつて略矩形断面の長尺材となり、
その長手方向前端部には上面1aと両側面1c,
1cに開口したL字状の段部2が形成されている
と共に、その段部2の起立面2aの下部と後端面
1dとに亘つて貫通孔3が形成され、残存してい
る前端面1eが第1受接面4となり、起立面2a
の上部に第2受接面5が形成されていると共に、
水平面2bの一端部に第3受接面6が形成され、
第1受接面4は垂直、第3受接面6は水平とな
り、第2受接面5は水平方向にV字状に凹んだ形
状で、かつ下向きに5〜25度傾斜した傾斜面とな
つている。
ツールヘツド10は切刃チツプ11を備えた本
体12の後端側に突出部13を一体形成したもの
で、突出部13には、下面に開口した袋溝14が
形成され、この袋溝14は門型の開口20で後端
起立面13aに開口していると共に、そ下面には
水平となつた第3当接面15が形成され、後端起
立面13a上部には第2当接面16が形成してあ
り、本体12の下部後端面が垂直な第1当接面1
7を形成していると共に、前記第2当接面16は
前記第2受接面5と同一角度に水平方向にV字状
に突出し、かつ下向きに傾斜した傾斜面となつて
いる。
体12の後端側に突出部13を一体形成したもの
で、突出部13には、下面に開口した袋溝14が
形成され、この袋溝14は門型の開口20で後端
起立面13aに開口していると共に、そ下面には
水平となつた第3当接面15が形成され、後端起
立面13a上部には第2当接面16が形成してあ
り、本体12の下部後端面が垂直な第1当接面1
7を形成していると共に、前記第2当接面16は
前記第2受接面5と同一角度に水平方向にV字状
に突出し、かつ下向きに傾斜した傾斜面となつて
いる。
18は締付棒であり、その頭部18aが袋溝1
4に嵌合する形状・大きさとなつていると共に、
締付ナツト19が螺合されるようにしてある。
4に嵌合する形状・大きさとなつていると共に、
締付ナツト19が螺合されるようにしてある。
しかして、締付ナツト19を締付けることによ
つて第1・第2・第3当接面17,16,15が
第1・第2・第3受接面4,5,6に接触すると
共に、第2当接面16と第2受接面5とが下向き
の傾斜面となつているから、楔作用によつてツー
ルヘツド10は下方及びホルダー本体1の後端側
に押されて第1当接面17が第1受接面4に確実
に密着して全体として強固な締付けとなる。これ
により切削力によつても浮き上がることがない。
つて第1・第2・第3当接面17,16,15が
第1・第2・第3受接面4,5,6に接触すると
共に、第2当接面16と第2受接面5とが下向き
の傾斜面となつているから、楔作用によつてツー
ルヘツド10は下方及びホルダー本体1の後端側
に押されて第1当接面17が第1受接面4に確実
に密着して全体として強固な締付けとなる。これ
により切削力によつても浮き上がることがない。
また、ツールヘツド10の第2当接面16とホ
ルダー本体1の第2受接面5とが水平方向にV字
状に突出し、凹んだ形状であるから、ツールヘツ
ド10がホルダー本体1の幅方向中央部に位置決
めされて固定され、ホルダー本体1方向と直角な
方向の切刃チツプ11刃先復元精度が向上する。
ルダー本体1の第2受接面5とが水平方向にV字
状に突出し、凹んだ形状であるから、ツールヘツ
ド10がホルダー本体1の幅方向中央部に位置決
めされて固定され、ホルダー本体1方向と直角な
方向の切刃チツプ11刃先復元精度が向上する。
考案の効果
ツールヘツド10は傾斜した第2受接面5と第
2当接面16との楔作用によつて下方及びホルダ
ー本体後端側に向けて押しこめられ、第2受接面
5と第2当接面16とが確実に密着するので強固
な締付けとなり、切削力などによつて受接面と当
接面とがずれたり、隙間が生じたりすることがな
いし、ツールヘツド10の水平方向にV字状に突
出した第2当接面16がホルダー本体1の水平方
向にV字状に凹んだ第2受圧面5に嵌合してツー
ルヘツド10がホルダー本体1の幅方向中央部に
位置決めされて固定される。
2当接面16との楔作用によつて下方及びホルダ
ー本体後端側に向けて押しこめられ、第2受接面
5と第2当接面16とが確実に密着するので強固
な締付けとなり、切削力などによつて受接面と当
接面とがずれたり、隙間が生じたりすることがな
いし、ツールヘツド10の水平方向にV字状に突
出した第2当接面16がホルダー本体1の水平方
向にV字状に凹んだ第2受圧面5に嵌合してツー
ルヘツド10がホルダー本体1の幅方向中央部に
位置決めされて固定される。
図面は本考案の実施例し、第1図は平面図、第
2図は断面図、第3図は分解斜視図である。 1はホルダー本体、2は段部、2cは起立面、
2bは水平面、3は貫通孔、5,6は第2・第3
受接面、10はツールヘツド、11は切刃チツ
プ、15,16は第2・第3当接面、18は締付
棒、19は締付ナツト。
2図は断面図、第3図は分解斜視図である。 1はホルダー本体、2は段部、2cは起立面、
2bは水平面、3は貫通孔、5,6は第2・第3
受接面、10はツールヘツド、11は切刃チツ
プ、15,16は第2・第3当接面、18は締付
棒、19は締付ナツト。
Claims (1)
- 前端部に段部2を有し、かつ前後に貫通した貫
通孔3を有すると共に、段部2の起立面2aには
第2受接面5を有し、水平面2bには水平なる第
3受接面6を有するホルダー本体1と、切刃チツ
プ11を有し後端側には下面及び下端面に開口し
た袋溝14を有すると共に、前記第2・第3受接
面5,6に接する第2・第3当接面16,15を
有するツールヘツド10と、前記袋溝14に嵌合
する頭部18aを有すると共に、締付ナツト19
が螺合される前記貫通孔3に貫通する締付棒18
とを備え、前記第2受接面5を水平方向にV字状
に凹み、かつ下向きに傾斜した傾斜面とし、前記
第2当接面16を水平方向にV字状に突出し、か
つ下向きに傾斜した傾斜面としたことを特徴とす
るクイツクチエンジツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985182918U JPH0347773Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985182918U JPH0347773Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6292104U JPS6292104U (ja) | 1987-06-12 |
JPH0347773Y2 true JPH0347773Y2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=31129163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985182918U Expired JPH0347773Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0347773Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7102283B2 (ja) * | 2018-08-22 | 2022-07-19 | 京セラ株式会社 | ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59116102U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-06 | 東芝タンガロイ株式会社 | 切削工具 |
JPS6078204U (ja) * | 1983-11-04 | 1985-05-31 | 三菱マテリアル株式会社 | 頭部着脱型切削工具 |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP1985182918U patent/JPH0347773Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6292104U (ja) | 1987-06-12 |
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