JPS6157062B2 - - Google Patents
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- JPS6157062B2 JPS6157062B2 JP1083777A JP1083777A JPS6157062B2 JP S6157062 B2 JPS6157062 B2 JP S6157062B2 JP 1083777 A JP1083777 A JP 1083777A JP 1083777 A JP1083777 A JP 1083777A JP S6157062 B2 JPS6157062 B2 JP S6157062B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C18/00—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
- B02C18/06—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives
- B02C18/16—Details
- B02C18/18—Knives; Mountings thereof
- B02C18/182—Disc-shaped knives
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C18/00—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
- B02C18/0084—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments specially adapted for disintegrating garbage, waste or sewage
- B02C18/0092—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments specially adapted for disintegrating garbage, waste or sewage for waste water or for garbage
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C18/00—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
- B02C18/06—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives
- B02C18/14—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives within horizontal containers
- B02C18/142—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives within horizontal containers with two or more inter-engaging rotatable cutter assemblies
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、固体廃棄物の破砕処理装置に関す
る。固体廃棄物の破砕、すなわちこの固体廃棄物
を細粒化する処理は、この固体廃棄物をせん断、
破断、及び圧潰によつて細粒化する処理である。
この破砕処理は一般に供給される固体廃棄物を互
いに噛合い互いに反対方向に回転する切断部材に
よつて破砕することによつてなされる。上記のせ
ん断は、一対の軸にそれぞれ設けられ互いにその
根元部が噛合う切断部材のせん断作用によつてお
こなわれる。これら切断部材は複数個が積重ねら
れ、これら互いに反対方向に回転する切断部材に
よつて固体廃棄物がせん断される。また、これら
切断部材に形成された前縁部の間に挟まれた固体
廃棄物がこの互いに反対方向に回転する切断部材
によつて引裂かれ、上記の破断作用がなされる。
さらに、これら切断部材の間に挟み込まれた固体
廃棄物これら切断部材によつて圧潰される。
る。固体廃棄物の破砕、すなわちこの固体廃棄物
を細粒化する処理は、この固体廃棄物をせん断、
破断、及び圧潰によつて細粒化する処理である。
この破砕処理は一般に供給される固体廃棄物を互
いに噛合い互いに反対方向に回転する切断部材に
よつて破砕することによつてなされる。上記のせ
ん断は、一対の軸にそれぞれ設けられ互いにその
根元部が噛合う切断部材のせん断作用によつてお
こなわれる。これら切断部材は複数個が積重ねら
れ、これら互いに反対方向に回転する切断部材に
よつて固体廃棄物がせん断される。また、これら
切断部材に形成された前縁部の間に挟まれた固体
廃棄物がこの互いに反対方向に回転する切断部材
によつて引裂かれ、上記の破断作用がなされる。
さらに、これら切断部材の間に挟み込まれた固体
廃棄物これら切断部材によつて圧潰される。
上記固体廃棄物は液体とともに供給されて破砕
される場合もある。このような場合には、この固
体廃棄物が液体とともに搬送されるのでその取扱
いが容易であり、またこの液体によつて固体廃棄
物が柔軟化され、さらに破砕された固体廃棄物が
この液体によつて移動されるので摩耗等を減少さ
せることができる利点がある。なお、この破砕は
必ずしも固体廃棄物を液体とともに供給する必要
はない。このような破砕処理装置は、未処理の汚
物、スラツジ、鉱さい等の処理に使用される。
される場合もある。このような場合には、この固
体廃棄物が液体とともに搬送されるのでその取扱
いが容易であり、またこの液体によつて固体廃棄
物が柔軟化され、さらに破砕された固体廃棄物が
この液体によつて移動されるので摩耗等を減少さ
せることができる利点がある。なお、この破砕は
必ずしも固体廃棄物を液体とともに供給する必要
はない。このような破砕処理装置は、未処理の汚
物、スラツジ、鉱さい等の処理に使用される。
本発明は、耐久性の大きな固体廃棄物の破砕処
理装置を提供することを目的とする。従来の破砕
装置は、複数の切断部材を積重ねて一対の切断部
材スタツクを形成し、これら切断部材スタツクを
互いに反対方向に回転させるように構成されてい
たが、これら切断部材スタツクの回転方向は一定
であつた。すなわち、これら切断部材の刃は、常
に一定の方向に回転して作用するように構成され
ていた。本発明の破砕装置では、切断部材の刃は
正,逆両方向の回転において破砕作用をおこなう
ように構成され、この装置の汎用性を高め、また
有効な切断面を長くしてこの装置を小形化するこ
とができる。
理装置を提供することを目的とする。従来の破砕
装置は、複数の切断部材を積重ねて一対の切断部
材スタツクを形成し、これら切断部材スタツクを
互いに反対方向に回転させるように構成されてい
たが、これら切断部材スタツクの回転方向は一定
であつた。すなわち、これら切断部材の刃は、常
に一定の方向に回転して作用するように構成され
ていた。本発明の破砕装置では、切断部材の刃は
正,逆両方向の回転において破砕作用をおこなう
ように構成され、この装置の汎用性を高め、また
有効な切断面を長くしてこの装置を小形化するこ
とができる。
また、本発明の別の目的は、破砕の際の騒音を
減少するとともに必要な動力を減少させることに
ある。この目的は、動力源と切断部材との減速比
を少なくとも30対1とし、この切断部材の回転速
度を低くすることによつて達成される。この破砕
処理装置が汚物の処理用に使用されるような場合
には、一方の切断部材スタツクの切断部材の刃
と、他方の切断部材スタツクのスペーサとの間の
クリアランスは均一となるように設計される。ま
た、ボール紙の箱を破断によつて破砕するような
場合には、上記切断部材の刃とこの切断部材に対
応するスペーサとの間のクリアランスがそれぞれ
相違するように設計される。そして、これらクリ
アランスの値を適当に設定すれば、必要な動力を
低減することができる。すなわち、ボール紙等の
材料は比較的破砕が困難なものであるが、切断部
材の刃とスペーサとの間のクリアランスが大きい
ものすなわち切断部材の刃が短いものでは、これ
を単に破断し、またクリアランスの小さいものす
なわち切断部材の刃が長いものではこのボール紙
を効率よく切断することができる。
減少するとともに必要な動力を減少させることに
ある。この目的は、動力源と切断部材との減速比
を少なくとも30対1とし、この切断部材の回転速
度を低くすることによつて達成される。この破砕
処理装置が汚物の処理用に使用されるような場合
には、一方の切断部材スタツクの切断部材の刃
と、他方の切断部材スタツクのスペーサとの間の
クリアランスは均一となるように設計される。ま
た、ボール紙の箱を破断によつて破砕するような
場合には、上記切断部材の刃とこの切断部材に対
応するスペーサとの間のクリアランスがそれぞれ
相違するように設計される。そして、これらクリ
アランスの値を適当に設定すれば、必要な動力を
低減することができる。すなわち、ボール紙等の
材料は比較的破砕が困難なものであるが、切断部
材の刃とスペーサとの間のクリアランスが大きい
ものすなわち切断部材の刃が短いものでは、これ
を単に破断し、またクリアランスの小さいものす
なわち切断部材の刃が長いものではこのボール紙
を効率よく切断することができる。
本発明の破砕装置を概略的に説明すれば、この
装置は破砕室を形成するケーシングを備え、この
破砕室には互いに対向する入口ポートおよび出口
ポートが形成され、これらは固体廃棄物処理ライ
ンに接続されている。この処理ラインは開放形の
ものでもよく、この場合には上記破砕室には入口
ポートと出口ポートが形成されているだけであ
る。そして、この場合には固体廃棄物は入口ポー
トから供給され、出口ポートから排出される。ま
た、この装置には、互いに協働するように平行に
配置された第1および第2の切断部材スタツクが
備えられ、これら切断部材スタツクは上記の破砕
室内に収容されている。これら第1および第2の
切断部材スタツクは、第1および第2の軸上にそ
れぞれ複数の第1および第2の薄板状の切断部材
を同心状に積重ねて構成したもので、これら切断
部材の間にはそれぞれスペーサが介在され、また
これら切断部材は互いに相手の切断部材スタツク
の切断部材の間に対応するように配置されてい
る。また、これら切断部材には、正逆両方向の回
転おいても作用するように形成された刃が設けら
れ、これら切断部材は互いに相手の切断部材スタ
ツクのスペーサと同一平面上に配置されるように
構成されている。そして、この切断部材と相手の
切断部材スタツクの対応するスペーサとでひとつ
の破砕ユニツトを構成する。これら第1および第
2の切断部材スタツクは軸受け板によつて圧縮さ
れ、これら軸受け板は第1および第2の軸を支承
し、またこれら軸受け板は上記のケーシングにこ
れら切断部材スタツクを圧縮するように取付けら
れている。さらに、この第1および第2の軸受板
を上記ケーシングに固定する手段、および上記の
第1および第2の軸の端部を連結するギア手段が
設けられ、これらによつてこの第1および第2の
軸が互いに反対方向に回転され、さらに減速機を
介して上記第1の軸に連結されこれを回転駆動す
る駆動手段とを備えている。
装置は破砕室を形成するケーシングを備え、この
破砕室には互いに対向する入口ポートおよび出口
ポートが形成され、これらは固体廃棄物処理ライ
ンに接続されている。この処理ラインは開放形の
ものでもよく、この場合には上記破砕室には入口
ポートと出口ポートが形成されているだけであ
る。そして、この場合には固体廃棄物は入口ポー
トから供給され、出口ポートから排出される。ま
た、この装置には、互いに協働するように平行に
配置された第1および第2の切断部材スタツクが
備えられ、これら切断部材スタツクは上記の破砕
室内に収容されている。これら第1および第2の
切断部材スタツクは、第1および第2の軸上にそ
れぞれ複数の第1および第2の薄板状の切断部材
を同心状に積重ねて構成したもので、これら切断
部材の間にはそれぞれスペーサが介在され、また
これら切断部材は互いに相手の切断部材スタツク
の切断部材の間に対応するように配置されてい
る。また、これら切断部材には、正逆両方向の回
転おいても作用するように形成された刃が設けら
れ、これら切断部材は互いに相手の切断部材スタ
ツクのスペーサと同一平面上に配置されるように
構成されている。そして、この切断部材と相手の
切断部材スタツクの対応するスペーサとでひとつ
の破砕ユニツトを構成する。これら第1および第
2の切断部材スタツクは軸受け板によつて圧縮さ
れ、これら軸受け板は第1および第2の軸を支承
し、またこれら軸受け板は上記のケーシングにこ
れら切断部材スタツクを圧縮するように取付けら
れている。さらに、この第1および第2の軸受板
を上記ケーシングに固定する手段、および上記の
第1および第2の軸の端部を連結するギア手段が
設けられ、これらによつてこの第1および第2の
軸が互いに反対方向に回転され、さらに減速機を
介して上記第1の軸に連結されこれを回転駆動す
る駆動手段とを備えている。
以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。本発明の破砕処理装置を符号10で示す。こ
の装置はケーシング11を備え、このケーシング
11内には破砕室12が形成されている。このケ
ーシングには、固体廃棄物を上記の破砕室12内
に供給および排出する入口ポート13および出口
ポート14が形成されている。この装置10に接
続される廃棄物処理ラインが閉じられた管ではな
く、開放された通路である場合には、これら入口
ポート13および出口ポート14が廃棄物の通路
を形成する。この入口ポート13にはフランジ1
7が形成され、このフランジにはボルト孔18が
形成されている。また、同様に出口ポート14に
もフランジ15が形成され、このフランジにはボ
ルト孔16が形成されている。そして、これらフ
ランジ15,17を介してこの装置10を廃棄物
処理ラインに接続することができる。これら入口
ポート13および出口ポート14は同じ寸法でか
つフランジのボルト孔の配置も同じであるように
構成され、この装置10を逆にして廃棄物処理ラ
インに接続することが出来るように構成されてい
る。すなわち、入口ポート13と出口ポート14
を逆にして取付けることができるように構成され
ている。また、第1および第2の軸受け板31お
よび32はそれぞれボルト37および38によつ
てケーシング11に取付けられている。そして、
これらの軸受け板31,32の間には、第1およ
び第2の切断部材スタツク19,20が設けられ
ている。これら切断部材スタツク19,20は、
軸35,36に螺合したナツト33,34によつ
て上記軸受け板3,32間に挟圧固定されてい
る。
る。本発明の破砕処理装置を符号10で示す。こ
の装置はケーシング11を備え、このケーシング
11内には破砕室12が形成されている。このケ
ーシングには、固体廃棄物を上記の破砕室12内
に供給および排出する入口ポート13および出口
ポート14が形成されている。この装置10に接
続される廃棄物処理ラインが閉じられた管ではな
く、開放された通路である場合には、これら入口
ポート13および出口ポート14が廃棄物の通路
を形成する。この入口ポート13にはフランジ1
7が形成され、このフランジにはボルト孔18が
形成されている。また、同様に出口ポート14に
もフランジ15が形成され、このフランジにはボ
ルト孔16が形成されている。そして、これらフ
ランジ15,17を介してこの装置10を廃棄物
処理ラインに接続することができる。これら入口
ポート13および出口ポート14は同じ寸法でか
つフランジのボルト孔の配置も同じであるように
構成され、この装置10を逆にして廃棄物処理ラ
インに接続することが出来るように構成されてい
る。すなわち、入口ポート13と出口ポート14
を逆にして取付けることができるように構成され
ている。また、第1および第2の軸受け板31お
よび32はそれぞれボルト37および38によつ
てケーシング11に取付けられている。そして、
これらの軸受け板31,32の間には、第1およ
び第2の切断部材スタツク19,20が設けられ
ている。これら切断部材スタツク19,20は、
軸35,36に螺合したナツト33,34によつ
て上記軸受け板3,32間に挟圧固定されてい
る。
また、上記の軸35,36の端部には、ギア4
0,41からなるギア手段39が設けられ、これ
ら軸35,36が共に回転するようにこれらを連
結している。よつて、第2図に示すように、これ
ら軸35,36および切断部材スタツク19,2
0は互いに反対方向に回転される。なお、これら
ギア40および41はその径が相違しており、上
記の切断部材スタツク19,20が異なる速度で
回転し、これら切断部材スタツクの間のゴミ等を
自動的に排出する清掃作用をなすように構成され
ている。
0,41からなるギア手段39が設けられ、これ
ら軸35,36が共に回転するようにこれらを連
結している。よつて、第2図に示すように、これ
ら軸35,36および切断部材スタツク19,2
0は互いに反対方向に回転される。なお、これら
ギア40および41はその径が相違しており、上
記の切断部材スタツク19,20が異なる速度で
回転し、これら切断部材スタツクの間のゴミ等を
自動的に排出する清掃作用をなすように構成され
ている。
また、駆動手段49が設けられ、この駆動手段
には電気モータ42が備えられ、減速用のギアボ
ツクス43、緩衝カツプリング44を介して上記
の軸35の一端部に接続されている。よつて、こ
の軸35が回転駆動され、また上記のギア40,
41を介して軸36が駆動される。なお、上記モ
ータ42は回転軸を介して上記のギアボツクス4
3に接続されている。そして、これらのギアボツ
クスを介してモータの回転が減速して軸に伝達さ
れる。これによつて、破砕処理の際の騒音が減少
され、またモータのトルクを増大させることがで
きる。この減速比は少なくとも30対1、好ましく
は50対1の減速比に設定される。また、この駆動
手段49には上記軸35(したがつて軸36も)
の回転方向を逆転させる逆転手段を設けてもよ
い。この逆転手段は、このモータ42が逆転可能
なものであれば、このモータを逆転させるだけの
ものでよい。または、この逆転手段としては、上
記のギア列にアイドラギアを設け、これによつて
軸35を逆転させるものでもよい。
には電気モータ42が備えられ、減速用のギアボ
ツクス43、緩衝カツプリング44を介して上記
の軸35の一端部に接続されている。よつて、こ
の軸35が回転駆動され、また上記のギア40,
41を介して軸36が駆動される。なお、上記モ
ータ42は回転軸を介して上記のギアボツクス4
3に接続されている。そして、これらのギアボツ
クスを介してモータの回転が減速して軸に伝達さ
れる。これによつて、破砕処理の際の騒音が減少
され、またモータのトルクを増大させることがで
きる。この減速比は少なくとも30対1、好ましく
は50対1の減速比に設定される。また、この駆動
手段49には上記軸35(したがつて軸36も)
の回転方向を逆転させる逆転手段を設けてもよ
い。この逆転手段は、このモータ42が逆転可能
なものであれば、このモータを逆転させるだけの
ものでよい。または、この逆転手段としては、上
記のギア列にアイドラギアを設け、これによつて
軸35を逆転させるものでもよい。
上記の切断部材スタツク19,20は、複数の
薄板状の切断部材25,28を積重ねて構成され
ている。上記切断部材25は軸35上に、また切
断部材28は軸36上にそれぞれ同心状に積重ね
られている。また、これら切断部材25,28の
間には薄板状のスペーサ23,24が介在され、
これらスペーサによつてこれら切断部材25,2
8は軸35,36の軸方向に互いに離間してい
る。そして、これらスペーサは相手側の切断部材
スタツクの切断部材と同一平面上に配列され、こ
の一方の切断部材スタツクの切断部材と他方の切
断部材スタツクのスペーサとで一対の破断ユニツ
トを構成している。すなわち、第2図に示すよう
に、軸35上のスペーサ23と軸35上の切断部
材28とが互いに協働して破断ユニツトを構成す
る。そして、この実施例では、このスペーサと切
断部材の刃との間のクリアランスは、それぞれ相
違している。すなわち、スペーサ23と切断部材
28の刃21との間のクリアランスはCであり、
またスペーサ24と切断部材25の刃22との間
のクリアランスはこれより大きな間隙Dである。
このように、切断部材の刃とスペーサとの間のク
リアランスをそれぞれ相違するように構成したの
で、ボール箱の破砕の場合等、破砕作用が主とし
て破断作用によつておこなわれる場合には効果が
ある。この実施例では、切断部材28の刃21と
スペーサ23との間のクリアランスすなわちC
は、約0.005cm(0.002インチ)から0.0254cm
(0.010インチ)の間で変化される。また、切断部
材25の刃22とスペーサ24との間のクリアラ
ンスすなわちDは約0.0127cm(0.005インチ)か
ら0.635cm(0.250インチ)の間で変化される。
薄板状の切断部材25,28を積重ねて構成され
ている。上記切断部材25は軸35上に、また切
断部材28は軸36上にそれぞれ同心状に積重ね
られている。また、これら切断部材25,28の
間には薄板状のスペーサ23,24が介在され、
これらスペーサによつてこれら切断部材25,2
8は軸35,36の軸方向に互いに離間してい
る。そして、これらスペーサは相手側の切断部材
スタツクの切断部材と同一平面上に配列され、こ
の一方の切断部材スタツクの切断部材と他方の切
断部材スタツクのスペーサとで一対の破断ユニツ
トを構成している。すなわち、第2図に示すよう
に、軸35上のスペーサ23と軸35上の切断部
材28とが互いに協働して破断ユニツトを構成す
る。そして、この実施例では、このスペーサと切
断部材の刃との間のクリアランスは、それぞれ相
違している。すなわち、スペーサ23と切断部材
28の刃21との間のクリアランスはCであり、
またスペーサ24と切断部材25の刃22との間
のクリアランスはこれより大きな間隙Dである。
このように、切断部材の刃とスペーサとの間のク
リアランスをそれぞれ相違するように構成したの
で、ボール箱の破砕の場合等、破砕作用が主とし
て破断作用によつておこなわれる場合には効果が
ある。この実施例では、切断部材28の刃21と
スペーサ23との間のクリアランスすなわちC
は、約0.005cm(0.002インチ)から0.0254cm
(0.010インチ)の間で変化される。また、切断部
材25の刃22とスペーサ24との間のクリアラ
ンスすなわちDは約0.0127cm(0.005インチ)か
ら0.635cm(0.250インチ)の間で変化される。
また、第2図に示すように、上記の軸35,3
6の中央部の切断部材スタツク19,20に対応
する部分は断面六角形に形成され、また各スペー
サおよび切断部材の中央部にはこれに対応して六
角形の孔が形成され、これらスペーサおよび切断
部材がこれら軸にキー嵌合するように構成されて
いる。
6の中央部の切断部材スタツク19,20に対応
する部分は断面六角形に形成され、また各スペー
サおよび切断部材の中央部にはこれに対応して六
角形の孔が形成され、これらスペーサおよび切断
部材がこれら軸にキー嵌合するように構成されて
いる。
また、第2図に示すように、切断部材25,2
8は略円板状をなし、その外周には径方向に突出
した刃が設けられている。切断部材28の各刃2
1には、正逆両方向の回転に対応して凹面状の刃
面29,30が形成されている。また、同様に切
断部材25の刃22にも正逆両方向の回転方向に
対応した凹部状の刃面26,27が形成されてい
る。よつて、第2図に示すようにこれら切断部材
スタツク19,20が破砕室12内で回転する
と、各切断部材の刃22,21の刃面27,29
によつて破断がおこなわれる。また、破砕室12
内にはサイドレール51が設けられ、これによつ
て廃棄物を切断部材に案内する。また、このサイ
ドレールはケーシング11を所定の間隔で保持固
定し、一体的な破砕室を構成するとともに、供給
される固体廃棄物を切断部材の刃面に案内する。
8は略円板状をなし、その外周には径方向に突出
した刃が設けられている。切断部材28の各刃2
1には、正逆両方向の回転に対応して凹面状の刃
面29,30が形成されている。また、同様に切
断部材25の刃22にも正逆両方向の回転方向に
対応した凹部状の刃面26,27が形成されてい
る。よつて、第2図に示すようにこれら切断部材
スタツク19,20が破砕室12内で回転する
と、各切断部材の刃22,21の刃面27,29
によつて破断がおこなわれる。また、破砕室12
内にはサイドレール51が設けられ、これによつ
て廃棄物を切断部材に案内する。また、このサイ
ドレールはケーシング11を所定の間隔で保持固
定し、一体的な破砕室を構成するとともに、供給
される固体廃棄物を切断部材の刃面に案内する。
また、この装置には過負荷を検出する手段が設
けられており、この検出手段によつて過負荷状態
が検出された場合にはモータを自動的に逆転する
ように構成されている。たとえば、この装置内に
鋼材料等の破砕できない金属材料が供給された場
合等には、この検出手段によつてモータが自動的
に逆転される。なお、このような過負荷状態の検
出は、モータ電流の増大を検出し、これによつて
モータ制御装置を作動させるように構成される。
そして、上記切断部材スタツク19,20が逆転
されると、この破断作用は刃22,21の他方の
刃面26,30でおこなわれる。したがつて、こ
のように両方の刃面で破断をおこなえるので、刃
面全体の長さを2倍にすることができ、刃面の寿
命を約2倍にすることができる。この場合、使用
する刃面を変更するには単に軸35の回転方向を
逆にすればよい。また、別の方法としては、廃棄
物処理ラインへのこの装置の取付けを逆にすれば
よい。すなわち、この装置の廃棄物ラインへの取
付けを逆にし、ポート14が入口ポートに、ポー
ト13が出口ポートとなるようにする。通常は、
上記の切断部材スタツク19,20の回転方向を
逆にする。
けられており、この検出手段によつて過負荷状態
が検出された場合にはモータを自動的に逆転する
ように構成されている。たとえば、この装置内に
鋼材料等の破砕できない金属材料が供給された場
合等には、この検出手段によつてモータが自動的
に逆転される。なお、このような過負荷状態の検
出は、モータ電流の増大を検出し、これによつて
モータ制御装置を作動させるように構成される。
そして、上記切断部材スタツク19,20が逆転
されると、この破断作用は刃22,21の他方の
刃面26,30でおこなわれる。したがつて、こ
のように両方の刃面で破断をおこなえるので、刃
面全体の長さを2倍にすることができ、刃面の寿
命を約2倍にすることができる。この場合、使用
する刃面を変更するには単に軸35の回転方向を
逆にすればよい。また、別の方法としては、廃棄
物処理ラインへのこの装置の取付けを逆にすれば
よい。すなわち、この装置の廃棄物ラインへの取
付けを逆にし、ポート14が入口ポートに、ポー
ト13が出口ポートとなるようにする。通常は、
上記の切断部材スタツク19,20の回転方向を
逆にする。
なお、本発明の装置は、廃棄物が液体とともに
供給される場合にも使用できる。この場合には、
廃棄物が液体とともに入口ポート13を介して破
砕室12内に供給され、切断部材スタツク19,
20に供給される。そして、このような場合で
も、この廃棄物は回転する切断部材スタツク1
9,20によつて細かい粒子状に破砕され、出口
ポート14から排出される。
供給される場合にも使用できる。この場合には、
廃棄物が液体とともに入口ポート13を介して破
砕室12内に供給され、切断部材スタツク19,
20に供給される。そして、このような場合で
も、この廃棄物は回転する切断部材スタツク1
9,20によつて細かい粒子状に破砕され、出口
ポート14から排出される。
なお、本発明は上記の実施例には限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変形が可
能である。
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変形が可
能である。
第1図は廃棄物処理ラインに設置された本発明
の破砕処理装置の一部を断面で示す正面図、第2
図は第1図の2―2線に沿う断面図である。 10……破砕処理装置、11……ケーシング、
12……破砕室、19……第1の切断部材スタツ
ク、20……第2の切断部材スタツク、23,2
4……スペーサ、25,28……切断部材、49
……駆動装置。
の破砕処理装置の一部を断面で示す正面図、第2
図は第1図の2―2線に沿う断面図である。 10……破砕処理装置、11……ケーシング、
12……破砕室、19……第1の切断部材スタツ
ク、20……第2の切断部材スタツク、23,2
4……スペーサ、25,28……切断部材、49
……駆動装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固体廃棄物を破砕するものにおいて、 内部に破砕室を形成するとともに対向する側壁
に廃棄物処理ラインにそれぞれ連通する入口ポー
トおよび出口ポートが形成されたケーシングを備
え、 上記破砕室内に互いに協働する互いに平行な第
1および第2の切断部材スタツクを設け、 上記第1の切断部材スタツクは第1の軸上に複
数の第1の薄板状の切断部材を同心状に積重ねて
構成され、また上記第2の切断部材スタツクは第
2の軸上に複数の第2の薄板状の切断部材を同心
状に積重ねて構成され、 上記第1および第2の切断部材スタツクの各切
断部材には正逆両方向の回転において切断作用を
なす刃を形成し、 上記各切断部材は略円板状をなし上記刃はこれ
ら切断部材から径方向に突設され、これら刃には
回転方向に対向する凹状の刃面を有し、 これら切断部材は薄板状のスペーサにより互い
に軸方向に離間され、 一方の切断部材スタツクのスペーサと他方の切
断部材スタツクの切断部材が互いに同一平面上に
位置するように配列し、この切断部材とこれに対
応するスペーサとで対をなす破砕ユニツトを構成
し、 上記切断部材の刃とこの切断部材に対応するス
ペーサとの間のクリアランスをそれぞれ相違さ
せ、 上記第1および第2の切断部材スタツクを離間
して配置された第1および第2の軸受け板によつ
て挾持し、 上記軸受け板によつて上記第1および第2の軸
を支承するとともに、これら軸受け板によつて上
記切断部材スタツクに圧縮力を与えるように固着
手段によつてこれら軸受け板を上記ケーシングに
固着し、上記第1および第2の軸の端部近傍にギ
ア手段を設けこのギア手段によつてこれら軸を互
いに反対方向に回転するように連結し、 動力源および減速ギア列からなる駆動手段を上
記第1の軸に連結し、 また、上記第1の軸の回転方向を逆転させる逆
転手段を備えたことを特徴とする破砕処理装置。 2 任意のスペーサとそれに対応する切断部材の
刃との間のクリアランスは約0.005cmないし
0.0254cmの間にあり、また他の任意のスペーサと
それに対応する切断部材の刃との間のクリアラン
スは約0.0127cmないし0.635cmの間にあることを
特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の破砕
処理装置。 3 任意の切断部材上の複数の刃とその切断部材
に対応するスペーサとの間のそれぞれのクリアラ
ンスを、その切断部材の少なくともいくつかの刃
について異ならせてなる前記特許請求の範囲第1
項記載の破砕処理装置。 4 前記駆動手段が、回転駆動軸を含む動力源
と、少なくとも30対1の割合いで上記回転駆動軸
の回転を減速するギア列とより構成されているこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の
破砕処理装置。 5 前記ギア列は50対1の割合いで前記回転駆動
軸を減速するものであることを特徴とする前記特
許請求の範囲第1項記載の破砕処理装置。 6 前記第1および第2の軸は断面六角形をな
し、これら各軸上に支持される切断部材およびス
ペーサはその軸にキー嵌合する六角形の軸穴をそ
れぞれ有していることを特徴とする前記特許請求
の範囲第1項記載の破砕処理装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/655,094 US4046324A (en) | 1973-06-22 | 1976-02-04 | Solid waste comminutor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52115469A JPS52115469A (en) | 1977-09-28 |
JPS6157062B2 true JPS6157062B2 (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=24627488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1083777A Granted JPS52115469A (en) | 1976-02-04 | 1977-02-04 | Crusher |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS52115469A (ja) |
GB (1) | GB1569672A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0545397Y2 (ja) * | 1988-03-11 | 1993-11-19 | ||
GB2243561B (en) * | 1990-04-30 | 1993-05-19 | Mono Pumps Ltd | Macerating machine |
JPH0515800A (ja) * | 1991-07-08 | 1993-01-26 | Nishimura Sangyo Kk | 粉砕装置 |
GB2259260A (en) * | 1991-09-09 | 1993-03-10 | Mono Pumps Ltd | Macerator. |
JPH0760149A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-03-07 | Kazuko Matsuzawa | Alc板等ボード類の破砕装置 |
GB9423623D0 (en) | 1994-11-23 | 1995-01-11 | Mono Pumps Ltd | Macerator |
GB2297927A (en) * | 1995-02-17 | 1996-08-21 | Mono Pumps Ltd | Macerator |
CN117016210B (zh) * | 2023-09-11 | 2024-04-30 | 徐州科星科技发展有限公司 | 一种多重畜牧秸秆饲料粉碎混合机 |
-
1977
- 1977-01-24 GB GB281177A patent/GB1569672A/en not_active Expired
- 1977-02-04 JP JP1083777A patent/JPS52115469A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52115469A (en) | 1977-09-28 |
GB1569672A (en) | 1980-06-18 |
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