JPS6156630A - 車上心拍計 - Google Patents

車上心拍計

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JPS6156630A
JPS6156630A JP60066131A JP6613185A JPS6156630A JP S6156630 A JPS6156630 A JP S6156630A JP 60066131 A JP60066131 A JP 60066131A JP 6613185 A JP6613185 A JP 6613185A JP S6156630 A JPS6156630 A JP S6156630A
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健 池山
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Shinsangyo Kaihatsu KK
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Shinsangyo Kaihatsu KK
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] [産業上の利用分野コ 本発明は、車上においてドライバ等の心拍を測定する車
上心拍計に関し、特に複数の心拍検出手段を備える車上
心拍計に関する。
[従来の技術] 車輌を運転する場合、ドライバの健康状態が好ましくな
いと、事故をひきおこす可能性が高い。
たとえば、長時間休みなく運転を続ける場合には、疲労
が蓄積して健康状態が悪化し、集中力の低下等が生ずる
人の健康状態を知りうる1つのバロメータとして心拍数
がある。心拍数を測定する装置としては、最近では携帯
用の小型の心拍計が売られている。
この種の心拍計はどこシこでも持ち運べる反面、測定精
度が低い。又、たとえば、車を運転するドライバが自分
の健康状態を知ろうとして、そのような心拍計を仮に車
輌に持ち込んだとしても、心拍の測定は車輌を停止させ
た状態で行なわざるを得ない。
すなわち、この種の一般の心拍計では、発光ダイオード
とフォトダイオード等を基板上に突出させて反射型フォ
トセンサを構成し、このセンサを人の指の腹の部分に当
て、更に外来光の影響をなくするために、センサと指を
黒色のスポンジ等で覆うようになっているため、これを
指に装着した状態ではドライバは運転ができない。しか
も、この種のセンサを用いたものでは、測定中に指を動
かすとセンサと指との位置がずれて測定ができなくなる
ため、被測定者は安静を要求される。
そこで1本出願人はステアリングホイールに心拍検出用
センサを備えることにより、車輌の運転をしながらでも
心拍を測定できるようにした車上心拍計(特願昭57−
132847号)を提案した。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、実際に運転をしながらの心拍測定を可能にす
るためには、ステアリングホイールのどの位置を握って
も心拍検出ができるように、ステアリングホイールの握
り部分に沿って、多数の心拍センサを設ける必要がある
。ところが、多数の心拍センサを並列に接続して心拍信
号を得ようとすると、実際に心拍信号が得られるセンサ
の数は少ないため、外来光の影響によるノイズのレベル
が高くなり、S/N(信号/雑音)比が低下して楠出不
可能になる場合がある。
本発明は、外来光の影響を受けにくい車上心拍計を提供
することを目的とする。
[発明の構成] 〔問題点を解決するための手段] 上μ目的を達成するため、本発明においては、ステアリ
ングホイールもしくはそれを支持する部材に配置された
、各々発光手段と受光手段を儲える複数の心拍検出手段
;前記心拍検出手段の一部を選択する、選択手段;表示
および音出力の少なくとも一方を行なう報知手段;およ
び前記選択手段を制御して心拍検出手段の各々を順次選
択し、選択した心拍検出手段の発光手段を付勢および消
勢し、それを付勢した時の受光手段の出力レベルとそれ
を消勢した時の受光手段の出力レベルとの差を測定して
選択中の心拍検出手段からの心拍信号の有無を判定し、
その結果心拍信号が得られた心拍検出手段を選択し、そ
れが出力する信号の変動周期に応じた情報およびそのば
らつきの情報の少なくとも一方を測定し、その結果に応
じて前記報知手段を付勢する1M1子制御手段:を設け
る。
[作用コ この種の心拍検出手段においては、発光手段から出た光
が受光手段に受光されるのは、それに指が触れている場
合のみである。つまり、選択した心拍検出手段に指が触
れていれば、発光手段を付勢している時には、発光手段
から出て指の中の血液や骨によって反射された反射光と
外来光とが受光手段に受光され1発光手段を消勢してい
る時には外来光のみが受光されるから、発光手段の付勢
と消勢の変化によって、受光手段の出力レベルが変化す
る。ところが、i!!択した心拍検出手段に指が触れて
いないと、受光手段に受光される光のレベルは、外来光
のみであるから、発光手段の付勢と消勢の変化とは関係
ない。
従って1発光手段を付勢した時と発光手段を消勢した時
の受光手段の出力レベルを比較し、その差が大きければ
1選択中の心拍検出手段に指が触れていることになり、
差が小さければ選択中の心拍検出手段トこ指が月食れて
いないことになる。つまり、差が大きければ心拍測定が
でき、差が小さければ心拍測定はできない、そこで、各
々の心拍検出手段を順次選択して、この判定を行ない、
その結果心拍信号が得られた心拍検出手段のみを選択的
に側層して心拍検出を行なえば、外来光の影響が小さく
なる。
ところで、車上心拍計においては、測定値を予め定めた
値、すなわち正常値と比較し、その結果が異常である場
合にそれをドライバ等に報知して運転を中止させるのが
好ましい。ところが、正常値は各人毎に異なるし、同一
の人でもその日の体調の変化等に応じて変化する。そこ
で1本発明の好ましい実施例においては、参照値設定モ
ードを設けて、そのモードにおいて実際に測定した結果
を、その後で参照する正常値として登録する。これによ
れば、より好ましい正常値を設定することができる。
〔実施例] 以下、@面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1回に、一実施例の車上心拍針を搭載した自動車のス
テアリングホイール1を示す。第1図を参照すると、こ
の例ではステアリングホイール1の円周上に、互いに間
隔をおいて、10個の心拍検出器5EL−5FIOが配
置しである。ステアリングホイールlの中央部のパネル
には、心拍数表示用の数字表示器DSP、識別コード等
の入力用のテンキーKSW、心拍タイミング表示用の発
光ダイオードLEIおよび参照値未設定表示層の発光ダ
イオードLE2が備わっている。テンキーKSWには、
正常値設定モード指定用のキースイッチrMJ +Jm
わっている。
各々・の心拍検出器は、その中央に配置された1つの赤
外発光ダイオードLEDとそれを囲むように配置された
4つの赤外用フォトトランジスタPTでなっており、こ
れらは全て同一の方向、すなわちステアリングホイール
lの上方に光軸を向けである。第2a図および第2b図
に示すように、ステアリングホイールlは鉄心1bとそ
れを覆う樹脂材1aでなっており、各心拍検出器はそれ
らの発光面および受光面を残して樹脂材1bの中に埋め
込んである。各心拍検出器からの配線は、樹脂材1bの
中を通って、ステアリングホイール1の中央部のパッド
まで達している。
第3a図および第3b図に、第1図のステアリングホイ
ール1の中央パッド内に大部分が備わった車上心拍計の
電気回路を示す。第3b図を参照すると、心拍検出器S
EI〜5EIOの発光ダイオードは、互いに並列に接続
されて、発振回路03CIの出力端子に接続されている
65@振回路0SCIは、この例ではIK)Izの定周
期の方形波信号を出力する。つまり、心拍検出器の各発
光ダイオードLEDは、IKHzの周期で、点灯と消灯
を繰り返す。デユーティは50%である。
各々の心拍検出器のフォトトランジスタFTは、互いに
並列に接続され、一端は電源に接続され、他端がアナロ
グスイッチASIおよびAS2の入力端子に接続されて
いる。アナログスイッチAS1およびAS2は、10個
のアナログスイッチ素子で購成され、出力端子は互いに
共通に接続されている。各々の入力端子に、各心拍検出
器の出力端子が接続されている。アナログスイッチAS
IおよびAS2の導通制御端子(各々10本)には、そ
れぞれ、マイクロコンピュータCPUから出力される制
御信号SGLおよびSG2が印加される。
アナログスイッチASIの出力端子(SG3)は′r!
i調器DEMを介してアナログスイッチAS3の入力端
子に接続され、アナログスイッチAS2の出力端子(S
G4)はアナログスイッチAS4の入力端子に接続され
ている。アナログスイッチAS3の出力端子とアナログ
スイッチAS4の出力端子は、共通に接続され、アナロ
グ/デジタル変換器ADCのアナログ入力端子に接続さ
れている。
アナログ/デジタル変換器ADCは、マイクロコンピュ
ータCPUと接続されている6 ここで、心拍検出の原理を簡単に説明する。例えば人の
指がいずれかの心拍検出器に対向した状態で位置決めさ
れていると、その部分(指)の光反射率は血液流量の大
小すなわち心拍に応じて変動する。従って、その部分に
所定強度の光を当ててそこからの反射光を受光し、その
受光レベルを判定すれば、心拍信号が得られる。この例
では、発光ダイオードLEDがIKHzの周期で点灯と
消灯を繰り返すので、心拍検出器の出力端子には、心拍
信号によって振幅変調されたIKt(zの電気信号が得
られる。
第3a図に示す復調器DEMは、その変調された信号か
ら、元の心拍信号を復調する。復調器DEMは、この例
では増幅器AMI、AM2およびAM3と、ローパスフ
ィルタLPIおよびLP2でなっている。復調@DEM
の出力端子には、バッファBFIを介して発光ダイオー
ドLEIが接続されている。従って、発光ダイオードL
EIは、心拍信号に応じて点滅する。
従って、アナログスイッチAS3をオンしてAS4をオ
フする場合には、アナログ/デジタル変換器ADCに心
拍信号が印加され、アナログスイッチAS3をオフして
AS4をオンする場合には、ADCに変調信号が印加さ
れる。
マイクロコンピュータCPUの外部割込要求端子INT
には、発振器○S、C2が接続されている。
発振器○SC2は、500Hzの方形波信号を出力する
。このためマイクロコンピュータCPUは、後述するよ
うに2m58C毎に外部割込み処理を実行する。
マイクロコンピュータCPUの電源ラインには、逆流防
止用のダイオードを介して、バッテリーBTが接続され
ている。このバッテリーBTは、マイクロコンピュータ
CPUの主電源がオフした場合に、CPU内のメモリの
内容を保持しろる程度の電力を供給する。従って、マイ
クロコンピュータCPHの内部メモリ(RAM)は不揮
発性メモリとして動作する。
マイクロコンピュータCPUの他のポートには。
テンキーKSW、音声合成装[VSU、バッファBF2
.ラッチLAI、LA2およびLA3が接続されている
。音声合成装置VSHの出力にはスピーカSPが接続さ
れ、バッファBF2の出力には発光ダイオードLE2が
接続され、ラッチLA1、LA2およびり、A3の出力
端子にはそれぞれデコーダDEI、DE2およびDE3
が接続されている。デコーダDEI、DE2およびDE
3は、具体的にいうと7セグメント表示器用のデコーダ
ドライバであり、これらの出力端子に数字表示器DSP
が接続されている。
第4a図、第4 b、図、第4c図、第4d図および第
4e図に、第3a図に示すマイクロコンピュータCPU
の概略動作を示す。以下、各図を参照してマイクロコン
ピュータCPUの動作を説明する。
電源オン、すなわちイグニッションキースイッチがオン
すると、まず識別N o 、の入力待ちになる。
この例では3桁の任意の数値コードを入力する。
参照値記憶用のメモリは、この例では5人分備わってお
り、それらの各々に数値コードが割当てられる。数値コ
ードが入力されると、それが割当てられているメモリを
検索する。もし見つからなければ数値コードが割り当て
られていないメモリがあるかどうか調べ、もしあればそ
のメモリに入力された数値コードを割り当て、なければ
再度入力待ちになる。キーrCJが押された場合には、
所定の、1人分のメモリをクリアする。
入力された数値コードが割り当てられたメモリが見つか
ったら、そのメモリに正常値が記憶流かどうかチェック
する。記憶流であれば発光ダイオードLE2を消灯し、
未記憶であればLE2を点灯する。記憶流の場合、短時
間の時間待ちをした後、正常値の再設定指示があるかど
うかをチェックする。つまり、数値コードに続いてテン
キーKSWのキー「M」が押された場合には、正常値再
設定指示あり、と見なす。
メモリに正常値が未記憶である場合、および正常値再設
定指示があった場合には、「正常値設定」サブルーチン
を実行する。
「正常値設定」サブルーチンでは、まずレジスタNに1
6をセットし、制御信号SGIでアナログスイッチAS
IがセンサSEIの出力を選択するように設定する。更
にアナログスイッチAS4をオフし、AS3をオンする
。これらが完了すると、センサSEIの出力に得られる
心拍信号(復調器の出力)がアナログ/デジタル変換器
ADCに印加される。
次いで、「データ入力」サブルーチンを実行する。
「データ入力」サブルーチンでは、概略でいうと、心拍
信号のピークが検出される毎に、心拍データレジスタに
格納されている、心拍信号の各ピーク間の周期(R−R
間隔と呼ばれる)データをNの内容に応じたメモリに格
納し、レジスタNの内容を−1して、その値が0になる
までその動作を繰り返す。
心拍信号のピークが検出されたかどうかは、後述する外
部割込みによって設定されるピーク検出フラグによって
知ることができる。また、データ測定中に手が心拍検出
1sE1から雛れると正しいデータが得られないので、
カウンタCNによって、ピーク検出フラグがOの間の時
間を測定し、それが所定値CN H以上になると、処理
を中断して、後述する「心拍センサオン」サブルーチン
を実行する。
この場合、レジスタNに予め16がセットされるので、
「データ入力」サブルーチンの処理終了後には、16個
のメモリに、16拍分の周期データが格納されている。
これらの周期データを用いて、心拍周期の平均値および
分散値を求める。分散値すなわちばらつきは、所定サン
プルの周期データをSとすると次の計算式より求められ
る。
分散= 82の平均値−(Sの平均値)2また周期の平
均値の逆数、すなわち心拍数を求め、それを数字表示器
DSPに表示する。得られた分散値Mは、3桁の数値コ
ードに応じて選択した参照値用メモリMidに格納する
。これで、その時に数値コードを入力した人の参照値、
すなわち正常値の設定が完了する。後は、その数値コー
ドを入力することにより、いつでもその参照値を設定し
うる。
第4a図に戻って説明を続ける。その人の正常値が格納
されているメモリMidの内容を参照値レジスタMeに
転送し、「心拍センサオン」サブルーチンを実行する。
「心拍センサオン」サブルーチンでは、概略でいうと、
10個の心拍検出器の中から実際に心拍信号を取り出す
ことのできるものを見つけ、その信号を選択的にアナロ
グ/デジタル変換器ADCの入力端子に印加する。
まず、アナログスイッチAS3をオフし、AS4をオン
する。これにより、アナログスイッチAS2の出力、す
なわち変調された心拍信号SG4がADCに入力される
。次にレジスタCに1をセントし、心拍検出器の発光タ
イミングになるのを待つ。このタイミングは、ポートP
1に入力される5@振回路O8C1からの信号SG5の
レベルを見ることで判定できる。
発光タイミングが来たら、アナログスイッチAS2の制
御信号SG2を、レジスタCの値に応じて設定し、所定
の心拍検出器出力(Cが1ならSElの出力)を選択し
てそれをA/D変換し、そのデータをレジスタCの値に
応じたレジスタDCに格納する。レジスタDaは10個
備わっている。
そしてレジスタCの値を+1し、その値が10を越える
まで上記動作を縁り返す。
これが終了すると、10個のレジスタDCに、それぞれ
心拍検出器SEI〜5EIOの発光時の出力レベルが格
納されている0次に、レジスタCに再度1をセットし、
心拍検出器の消灯タイミングになるのを待つ。このタイ
ミングも、ポートP1のレベルによって判定できる。
消灯タイミングになったら、アナログスイッチAS2の
制御信号SG2を、レジスタCの値に応じて設定し、所
定の心拍検出器出力(Cが1ならSElの出力)を選択
してそれをA/D変換し、その測定データを、レジスタ
Cの値に応じたレジスタEcに格納する。
今回のレジスタCの値で選択される2つのレジスタDc
とEcの内容の差を所定のしきい値と比較する。もし選
択中の心拍検出器に手が触れていれば、心拍検出器の照
灯タイミングと消灯タイミングとでは信号レベルに大き
な差が生じるが、心拍検出器が開放状態なら1点灯タイ
ミングと消灯タイミングとで信号レベルにあまり差は生
じない。
従って、レジスタDaとEcの差が所定以上なら、それ
に対応する心拍検出器には手等が触れていることになり
、それから信号を取り出すことができる。
そこで、D c −E cがしきい値以上なら、その時
のセンサをオンするように制御信号SGIを設定し、し
きい値以下ならオフ状態に設定する。そしてレジスタC
の内容を+1し、その結果が10を越えるまで、上記動
作を繰り返す。全ての心拍検出器SEI〜5EIOに対
して上記処理を行なったら、アナログスイッチAS4を
オフし、AS3をオンに設定する。
この状態では、上記処理によって選択された使用」 可能な全ての心拍検出器の出力信号が、復調@DEMお
よびアナログスイッチAS3を介して、アナログ/デジ
タル変換器ADCのアナログ入力端子に印加される。
「心拍センサオン」サブルーチンを終了したら、レジス
タNに16をセットし、前述の「データ入力」サブルー
チンを実行し、平均値の計算を行なう。つまり、16拍
分の心拍データを測定してその平均値を求める。
次にループ状処理に入る。このループ状処理では、「心
拍センサオン」サブルーチンを実行し、レジスタNに1
をセットし、「データ入力」サブルーチンを実行し、平
均計算および分散計算を行ない、得られた分散値Mを参
照値Meの値と比較する。
つまり、ループ状処理を1回行なう毎に、1拍分の周期
データを入力し、そのつど心拍周期の平均値および分散
値を求め、その結果を判定する。
分散値Mが比較的小さい場合(Me以下)にはレジスタ
Lの内容をクリアして処理を続行するが、分散値Mが所
定値Meを越えると、レジスタ乙の値を+1する。もし
レジスタLの値が所定値LHを越えると、すなわち分散
値が正常時の値よりも大きい状態が比較的長い所定時間
継続すると、異常であると判定し、異常表示(発光ダイ
オードLE2を付勢)し、音声合成装[VSUによって
、「休憩しなさい」と音声出力し、レジスタ乙の内容を
クリアして処理を続ける。
「外部割込み」処理を説明する。この例では、発振器○
SC2からの信号によって、2m5ec毎に楚期的にこ
の処理を実行する。この処理では、まず周期データを測
定するためのレジスタTの内容を+1する。次に、心拍
信号のレベルをアナログ/デジタル変換器ADCから読
み取り、その結果から、心拍信号のピークを検出したか
どうかを判定する。つまり、前の「外部割込み」時に得
られたデータとの比較を行なって、今回のデータが前回
のデータと等しいか又は小さいと、ピークを検出した、
と判定する。
ピークを検出しない場合には、直ちに処理を終了するが
、ピークを検出すると、まずピーク検出フラグに1をセ
ットする。そしてレジスタTの内容が所定範囲内にある
かどうかをチェックし、所定範囲内であれば、その値を
心拍データレジスタに格納する。そしてレジスタTの値
を0にクリアする。
なお、上記実施例においては心拍周期の分散値のみを判
定の対象にしているが、心拍数を判定の対象にしてもよ
い。また、実施例では10個の心拍検出器をステアリン
グホイール上に分散配置したが、更に数を増やしてもよ
いし、自動車が停止した状態でのみ心拍測定するのであ
れば、1つでもよい。また、実施例では参照値設定時に
使用する心拍検出器を通常使用する心拍検出器と共用し
ているが、特別なものを設けてもよい。また、実施例で
はテンキーを用いて数値コードを入力し参照値用メモリ
を選択しているが、各々のメモリと1対1に対応付けた
複数のスイッチにIi!き換えてもよい。
[効果] 以上のとおり本発明によれば、複数の心拍検出手段をス
テアリングホイール上に配置するので、運転中であって
も心拍測定ができ、しかも実際に心拍信号が得られる心
拍検出手段のみを選択的に使用するので、S/N比が高
く、外来光による誤動作が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一実施例の車上心拍計を搭載した自動車のス
テアリングホイールを示す正面図である。 第2a図および第2b図は、それぞれ第1図の[a −
TI a線断面図およびII b −II b線断面図
である。 第3a図および第3b図は、第1図のステアリングホイ
ール内に装着された車上心拍計の構成を示すブロック図
である。 第4a図、第4b図、第4c図、第4d図および第4e
図は、第3a図に示すマイクロコンピュータCPUの概
略動作を示すフローチャートである。 1ニステアリングホイール SEI〜5EIO:心拍検出器(心拍検出手段)LED
 :発光ダイオード(発光手段)PT:フォトトランジ
スタ(受光手段)C,PU:マイクロコンピュータ(電
子制御手段)O3CI、05C2:発振回路 ASl、AS2.AS3.AS4:アナログスイッチD
EM :復調器 KSW:テンキー(スイッチ手段) DSP:数字表示器 LEI、LE2:発光ダイオード ADC?アナログ/デジタル変換器 VSU:音声合成装置(報知手段) 特許出願人 アイシン精機株丈会社 他1名銅4c図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングホイールもしくはそれを支持する部
    材に配置された、各々発光手段と受光手段を備える複数
    の心拍検出手段; 前記心拍検出手段の一部を選択する、選択手段; 表示および音出力の少なくとも一方を行なう報知手段;
    および 前記選択手段を制御して心拍検出手段の各々を順次選択
    し、選択した心拍検出手段の発光手段を付勢および消勢
    し、それを付勢した時の受光手段の出力レベルとそれを
    消勢した時の受光手段の出力レベルとの差を測定して選
    択中の心拍検出手段からの心拍信号の有無を判定し、そ
    の結果心拍信号が得られた心拍検出手段を選択し、それ
    が出力する信号の変動周期に応じた情報およびそのばら
    つきの情報の少なくとも一方を測定し、その結果に応じ
    て前記報知手段を付勢する、電子制御手段; を備える車上心拍計。
  2. (2)電子制御手段は、スイッチ手段を備え;該スイッ
    チ手段が参照値設定指示を発したら参照値設定モードに
    入り、少なくとも1つの心拍検出手段を選択し、それが
    出力する心拍信号の変動周期に応じた情報およびそのば
    らつきの情報の少なくとも一方を測定し、その結果に応
    じた値を所定の参照値メモリに格納し;前記参照値設定
    モード以外では、少なくとも1つの心拍検出手段を選択
    し、それが出力する心拍信号の変動周期に応じた情報お
    よびそのばらつきの情報の少なくとも一方を測定し、そ
    の値と前記参照値メモリの値とを比較し、その結果に応
    じて前記報知手段を付勢する;前記特許請求の範囲第(
    1)項記載の車上心拍計。
  3. (3)前記参照値メモリは、電源オフ時にもその内容を
    保持する不揮発性メモリである、前記特許請求の範囲第
    (1)項又は第(2)項記載の車上心拍計。
JP60066131A 1985-03-29 1985-03-29 車上心拍計 Granted JPS6156630A (ja)

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JPH0228969B2 JPH0228969B2 (ja) 1990-06-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6351835A (ja) * 1986-08-21 1988-03-04 アイシン精機株式会社 心拍測定装置
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JPH0228969B2 (ja) 1990-06-27

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