JPS6156625B2 - - Google Patents
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- JPS6156625B2 JPS6156625B2 JP51141678A JP14167876A JPS6156625B2 JP S6156625 B2 JPS6156625 B2 JP S6156625B2 JP 51141678 A JP51141678 A JP 51141678A JP 14167876 A JP14167876 A JP 14167876A JP S6156625 B2 JPS6156625 B2 JP S6156625B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/04—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
- H01L27/08—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind
- H01L27/082—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including bipolar components only
- H01L27/0823—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including bipolar components only including vertical bipolar transistors only
- H01L27/0826—Combination of vertical complementary transistors
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置、特にエピタキシヤル層を
ベースとする縦形トランジスタを含む集積回路装
置に関する。
ベースとする縦形トランジスタを含む集積回路装
置に関する。
従来、同一基板上にNPNトランジスタと共に
縦形PNPトランジスタを形成しようとする場合に
は、例えば第1図に示すような構造をとることが
ある。即ち第1図に示す基板はP形基板11と
N-形エピタキシヤル層12からなり、P形エミ
ツタ領域16−1,N-形ベース領域12−1及
びP形コレクタ領域14−1とコレクタ電流を電
極に取り出す領域(以下コレクタ電流引出し領域
という)15−1からなる縦形PNPトランジスタ
と、N形エミツタ領域17−2及びP形ベース領
域16−2と、N-形コレクタ領域12−2から
なる縦形NPNトランジスタ及びP形絶縁分離層
14−2,15−2とN+形の埋込み層13−
1,13−2を含む。また17−1及び17−3
はそれぞれの領域と電極とのコンタクト部を示
す。ここで、コレクタ・エミツタ間の逆耐圧を考
慮してみるに、NPNトランジスタのコレクタ・
エミツタ間逆耐圧BVcEpoは、コレクタ・ベース
接合16−2′に形成される空乏層が不純物濃度の
低いN-形エピタキシオル層からなるコレクタ領
域12−2側へ伸びて、埋込み層13−3に達す
る以前に生ずるアバランシエ降伏状態によつて決
定される電圧、埋込層13−2に達するリーチ・
スルー状態によつて決定される降伏電圧またはエ
ミツタ17−2に達するベンチ・スルー状態によ
つて決定されるパンチ・スルー電圧のいずれが優
先するかによるのであるが、一般にパンチ・スル
ー電圧が優先することは少ないため、逆耐圧
BVcEpoを高くするためにはコレクタ領域12−
2の不純物濃度を低くしなければならない。一
方、PNPトランジスタのコレクタ・エミツタ間の
逆耐圧BVcEppを考慮してみるに、コレクタ・ベ
ース接合に形成される空乏層はP形コレクタ領域
14−1よりもN-形エピタキシヤル層からなる
不純物濃度の低いベース領域12−1側より広が
るため、パンチ・スルー状態によつて決定される
パンチ・スルー電圧が優先する。しかるに、前述
したようにNPNトランジスタの逆耐圧BVcEpoを
高くする目的でエピタキシヤル層の不純物濃度を
低くすることは即ちPNPトランジスタにおけるベ
ース領域12−1の不純物濃度を低くすることで
あるから、パンチ・スルー電圧によるその逆耐圧
BVcEppは低くなる。従つて、NPN及びPNP及び
トランジスタ両者の逆耐圧BVcEpo及びBV cEop
の両者に満足させるには、エピタキシヤル層の不
純物濃度を低く、且つPNPトランジスタのベース
幅WBpを広げることが必要とされる。このこと
は、エピタキシヤル層を厚くしなければならない
ことを意味するのであるが、そうした場合には
NPNトランジスタのコレクタ領域12−2が必
要以上に厚くなるばかりでなく、ベース幅WBpが
広がり、小数キヤリアのベース走行時間が大きく
なつて利得帯域幅積fTを低下させることとな
る。また、ベース領域12−1即ちエピタキシヤ
ル層の不純物濃度を下げれば、ベース抵抗が大な
ること、或いは大電流動作においては、伝導率変
調が起り易くなることは避けられない。
縦形PNPトランジスタを形成しようとする場合に
は、例えば第1図に示すような構造をとることが
ある。即ち第1図に示す基板はP形基板11と
N-形エピタキシヤル層12からなり、P形エミ
ツタ領域16−1,N-形ベース領域12−1及
びP形コレクタ領域14−1とコレクタ電流を電
極に取り出す領域(以下コレクタ電流引出し領域
という)15−1からなる縦形PNPトランジスタ
と、N形エミツタ領域17−2及びP形ベース領
域16−2と、N-形コレクタ領域12−2から
なる縦形NPNトランジスタ及びP形絶縁分離層
14−2,15−2とN+形の埋込み層13−
1,13−2を含む。また17−1及び17−3
はそれぞれの領域と電極とのコンタクト部を示
す。ここで、コレクタ・エミツタ間の逆耐圧を考
慮してみるに、NPNトランジスタのコレクタ・
エミツタ間逆耐圧BVcEpoは、コレクタ・ベース
接合16−2′に形成される空乏層が不純物濃度の
低いN-形エピタキシオル層からなるコレクタ領
域12−2側へ伸びて、埋込み層13−3に達す
る以前に生ずるアバランシエ降伏状態によつて決
定される電圧、埋込層13−2に達するリーチ・
スルー状態によつて決定される降伏電圧またはエ
ミツタ17−2に達するベンチ・スルー状態によ
つて決定されるパンチ・スルー電圧のいずれが優
先するかによるのであるが、一般にパンチ・スル
ー電圧が優先することは少ないため、逆耐圧
BVcEpoを高くするためにはコレクタ領域12−
2の不純物濃度を低くしなければならない。一
方、PNPトランジスタのコレクタ・エミツタ間の
逆耐圧BVcEppを考慮してみるに、コレクタ・ベ
ース接合に形成される空乏層はP形コレクタ領域
14−1よりもN-形エピタキシヤル層からなる
不純物濃度の低いベース領域12−1側より広が
るため、パンチ・スルー状態によつて決定される
パンチ・スルー電圧が優先する。しかるに、前述
したようにNPNトランジスタの逆耐圧BVcEpoを
高くする目的でエピタキシヤル層の不純物濃度を
低くすることは即ちPNPトランジスタにおけるベ
ース領域12−1の不純物濃度を低くすることで
あるから、パンチ・スルー電圧によるその逆耐圧
BVcEppは低くなる。従つて、NPN及びPNP及び
トランジスタ両者の逆耐圧BVcEpo及びBV cEop
の両者に満足させるには、エピタキシヤル層の不
純物濃度を低く、且つPNPトランジスタのベース
幅WBpを広げることが必要とされる。このこと
は、エピタキシヤル層を厚くしなければならない
ことを意味するのであるが、そうした場合には
NPNトランジスタのコレクタ領域12−2が必
要以上に厚くなるばかりでなく、ベース幅WBpが
広がり、小数キヤリアのベース走行時間が大きく
なつて利得帯域幅積fTを低下させることとな
る。また、ベース領域12−1即ちエピタキシヤ
ル層の不純物濃度を下げれば、ベース抵抗が大な
ること、或いは大電流動作においては、伝導率変
調が起り易くなることは避けられない。
本発明の目的は、上記の欠点を除去してPNP及
びNPNトランジスタの両者における良好なコレ
クタ・エミツタ間逆耐圧及び利得帯域幅積を同時
に満たす半導体装置を提供することにある。
びNPNトランジスタの両者における良好なコレ
クタ・エミツタ間逆耐圧及び利得帯域幅積を同時
に満たす半導体装置を提供することにある。
本発明は、エピタキシヤル層からなるベース領
域中のエミツタ領域周囲に、エピタキシヤル層に
比較してより高い不純物濃度を有する領域を設け
たものである。
域中のエミツタ領域周囲に、エピタキシヤル層に
比較してより高い不純物濃度を有する領域を設け
たものである。
次に本発明を図面を参照して説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す図で、それぞ
れの連続番号は第1図に示したと同じものをさ
す。
れの連続番号は第1図に示したと同じものをさ
す。
また、本来はエピタキシヤル層をベース領域と
するPNPトランジスタのエミツタ領域16−1の
周囲にのみ高不純物濃度領域を設ければ良いので
あるが、本実施例においては、ベース抵抗を低く
するためにベース領域のコンタクト部17−1を
も包含するように高不純物濃度領域18を設けて
いる。従つてPNPトランジスタのコレクタ・ベー
ス接合に形成される空乏層はベース領域中の高不
純物濃度領域18でその広がりが抑制されるた
め、NPNトランジスタのコレクタ・エミツタ間
逆耐圧BVcEpoを上げるためにエピタキシヤル層
の不純物濃度を可能な限りに低くしたものとして
も、PNPトランジスタのコレクタ・エミツタ間逆
耐圧BVpEppはアバランシエ降伏状態によつて決
定される電圧となる。この電圧は高不純物濃度領
域18を形成しない場合に起こるパンチスルー電
圧よりも遥かに高いものであるから、ベース幅W
Bpは所望の逆耐圧を持たせるに至るまで出来る限
り狭くすることが可能となる。例えば、比抵抗ρ
=18Ωcmのエピタキシヤル層を用いてPNPトラン
ジスタのエミツタ領域16−1及びNPNトラン
ジスタのベース領域16−2の拡散深さを3μm
とし、それぞれのコレクタ・エミツタ間の逆耐圧
を共に80V以上を確保するためには従来PNPトラ
ンジスタのベース幅WBpを少なくとも20μmは必
要とし、それが為にエピタキシヤル層厚さは37μ
m以上要していたものが、PNPトランジスタのベ
ース領域12−1中に幅8〜9μm、最終表面濃
度が1015cm-3程度の高不純物濃度領域を設けるこ
とにより、ベース幅は、9.4μm以上に、従つて
エピタキシヤル層厚さを24μm以上にするだけで
逆耐圧80V以上を確保することが可能となる。そ
の為、従来に比して少数キヤリアのベース走行時
間は短縮され、利得帯域幅積fTを高くすること
ができる。更に、ベース領域12−1中の不純物
濃度が増加しているため伝導率変調も起り難く、
又領域18中に不純物濃度差を設けてドリフト形
トランジスタとすることにより、利得帯域幅積を
より高くすることも可能である。
するPNPトランジスタのエミツタ領域16−1の
周囲にのみ高不純物濃度領域を設ければ良いので
あるが、本実施例においては、ベース抵抗を低く
するためにベース領域のコンタクト部17−1を
も包含するように高不純物濃度領域18を設けて
いる。従つてPNPトランジスタのコレクタ・ベー
ス接合に形成される空乏層はベース領域中の高不
純物濃度領域18でその広がりが抑制されるた
め、NPNトランジスタのコレクタ・エミツタ間
逆耐圧BVcEpoを上げるためにエピタキシヤル層
の不純物濃度を可能な限りに低くしたものとして
も、PNPトランジスタのコレクタ・エミツタ間逆
耐圧BVpEppはアバランシエ降伏状態によつて決
定される電圧となる。この電圧は高不純物濃度領
域18を形成しない場合に起こるパンチスルー電
圧よりも遥かに高いものであるから、ベース幅W
Bpは所望の逆耐圧を持たせるに至るまで出来る限
り狭くすることが可能となる。例えば、比抵抗ρ
=18Ωcmのエピタキシヤル層を用いてPNPトラン
ジスタのエミツタ領域16−1及びNPNトラン
ジスタのベース領域16−2の拡散深さを3μm
とし、それぞれのコレクタ・エミツタ間の逆耐圧
を共に80V以上を確保するためには従来PNPトラ
ンジスタのベース幅WBpを少なくとも20μmは必
要とし、それが為にエピタキシヤル層厚さは37μ
m以上要していたものが、PNPトランジスタのベ
ース領域12−1中に幅8〜9μm、最終表面濃
度が1015cm-3程度の高不純物濃度領域を設けるこ
とにより、ベース幅は、9.4μm以上に、従つて
エピタキシヤル層厚さを24μm以上にするだけで
逆耐圧80V以上を確保することが可能となる。そ
の為、従来に比して少数キヤリアのベース走行時
間は短縮され、利得帯域幅積fTを高くすること
ができる。更に、ベース領域12−1中の不純物
濃度が増加しているため伝導率変調も起り難く、
又領域18中に不純物濃度差を設けてドリフト形
トランジスタとすることにより、利得帯域幅積を
より高くすることも可能である。
第3図は本発明の他の実施例を示す図で、P形
基板21、N-形エピタキシヤル層22、P形エ
ミツタ領域26、ベースコンタクト部27及びエ
ピタキシヤル層からなるベース領域22−1中の
高不純物濃度領域28とコレクタ電流引出し領域
25からなる基板21をコレクタするサブストレ
ート縦形PNPトランジスタである。又、図示はし
ていないが、他に絶縁分離層及びエピタキシヤル
層をコレクタ領域とするNPNトランジスタが含
まれているものであることはいうまでもない。
基板21、N-形エピタキシヤル層22、P形エ
ミツタ領域26、ベースコンタクト部27及びエ
ピタキシヤル層からなるベース領域22−1中の
高不純物濃度領域28とコレクタ電流引出し領域
25からなる基板21をコレクタするサブストレ
ート縦形PNPトランジスタである。又、図示はし
ていないが、他に絶縁分離層及びエピタキシヤル
層をコレクタ領域とするNPNトランジスタが含
まれているものであることはいうまでもない。
本実施例においても前記したと同様の効果が得
られることは勿論である。
られることは勿論である。
次に前記一実施例に示した構造のトランジスタ
において、エピタキシヤル層より濃度の高いベー
ス領域18を形成する一方法について述べる。
において、エピタキシヤル層より濃度の高いベー
ス領域18を形成する一方法について述べる。
第2図において、N+形埋込層13−1,13
−2及びP+形領域14−1,14−2等をP形
基板11の表面上に形成した後、N-形エピタキ
シヤル層を形成し、表面からPNPトランジスタの
コレクタ電流引出し領域15−1、素子分離のた
めの領域15−2を形成するため写真食刻技術お
よび選択拡散技術によりP形不純物をデポジツト
し、次工程に必要な酸化膜を表面に形成した後再
度写真食刻技術により不純物濃度の高いベース領
域18を形成するための窓をエピタキシヤル層表
面上の酸化膜にあける。この窓を通して不純物を
デポジツトするに際しては、PNPトランジスタの
エミツタとしてNPNトランジスタのベース拡散
(xj=3μm)を用い、最終的な表面濃度として
NDB=1015cm-3(xj=8〜9μm)程度の濃度を
実現する場合のコントロール性を考えるとデポジ
ツトの方法としてはイオン注入が最適であり、イ
オン注入量は後の熱処理時間等を考慮してドーズ
量Φ=1〜10×1012cm-2とし、この後1200℃、16
時間の押し込みを行なうことにより、素子分離と
領域18の形成を同時に行なう。以後の行程は周
知の如く、NPNトランジスタのベース領域16
−2とPNPトランジスタのエミツタ領域16−
1、NPNトランジスタのエミツタ領域17−2
とコレクタコンタクト部N+領域17−3および
PNPトランジスタのベースコンタクト部N+領域
17−1をそれぞれ同一拡散で形成して半導体集
積回路の拡散層の形成を完了する。
−2及びP+形領域14−1,14−2等をP形
基板11の表面上に形成した後、N-形エピタキ
シヤル層を形成し、表面からPNPトランジスタの
コレクタ電流引出し領域15−1、素子分離のた
めの領域15−2を形成するため写真食刻技術お
よび選択拡散技術によりP形不純物をデポジツト
し、次工程に必要な酸化膜を表面に形成した後再
度写真食刻技術により不純物濃度の高いベース領
域18を形成するための窓をエピタキシヤル層表
面上の酸化膜にあける。この窓を通して不純物を
デポジツトするに際しては、PNPトランジスタの
エミツタとしてNPNトランジスタのベース拡散
(xj=3μm)を用い、最終的な表面濃度として
NDB=1015cm-3(xj=8〜9μm)程度の濃度を
実現する場合のコントロール性を考えるとデポジ
ツトの方法としてはイオン注入が最適であり、イ
オン注入量は後の熱処理時間等を考慮してドーズ
量Φ=1〜10×1012cm-2とし、この後1200℃、16
時間の押し込みを行なうことにより、素子分離と
領域18の形成を同時に行なう。以後の行程は周
知の如く、NPNトランジスタのベース領域16
−2とPNPトランジスタのエミツタ領域16−
1、NPNトランジスタのエミツタ領域17−2
とコレクタコンタクト部N+領域17−3および
PNPトランジスタのベースコンタクト部N+領域
17−1をそれぞれ同一拡散で形成して半導体集
積回路の拡散層の形成を完了する。
上記の方法は、半導体集積回路製造上のコスト
をできるだけ下げるため、拡散工程数をできる限
り節減した方法であるが、PNPトランジスタのエ
ミツタをNPNトランジスタのベース拡散とは独
立に拡散又はイオン注入により形成する場合に
は、エミツタの不純物濃度を独立に決定でき、濃
くすることが可能なため、それに応じてベース領
域18の不純物濃度をより高くしてもエミツタ注
入効率ひいてはhFEを一定の水準以上に保つこと
が可能となり、ベース領域の不純物濃度をより濃
くすることにより大電流ドライブ時のベース領域
の伝導率変調を強く押えることができる。また不
純物濃度の高いベース領域18の形成におけるデ
ポジツトの方法も領域18の不純物濃度が高くて
も良いためイオン注入である必要はなく、拡散に
よる方法が使用できる。
をできるだけ下げるため、拡散工程数をできる限
り節減した方法であるが、PNPトランジスタのエ
ミツタをNPNトランジスタのベース拡散とは独
立に拡散又はイオン注入により形成する場合に
は、エミツタの不純物濃度を独立に決定でき、濃
くすることが可能なため、それに応じてベース領
域18の不純物濃度をより高くしてもエミツタ注
入効率ひいてはhFEを一定の水準以上に保つこと
が可能となり、ベース領域の不純物濃度をより濃
くすることにより大電流ドライブ時のベース領域
の伝導率変調を強く押えることができる。また不
純物濃度の高いベース領域18の形成におけるデ
ポジツトの方法も領域18の不純物濃度が高くて
も良いためイオン注入である必要はなく、拡散に
よる方法が使用できる。
なお以上は、P形サブストレートとN-形エピ
タキシヤル層からなる基板に形成されたPNP及び
NPNトランジスタに本発明を実施した場合につ
いて説明したが、P形サブストレートに替えてN
形サブストレートを使用する場合には、諸々の領
域の導電形を逆にすれば良く、要はエピタキシヤ
ル層そのものをベース領域とするトランジスタ
と、エピタキシヤル層そのものをコレクタ領域と
するトランジスタとを含む集積回路装置であれば
エピタキシヤル層の導電形を問わず本発明は適用
出来るものである。
タキシヤル層からなる基板に形成されたPNP及び
NPNトランジスタに本発明を実施した場合につ
いて説明したが、P形サブストレートに替えてN
形サブストレートを使用する場合には、諸々の領
域の導電形を逆にすれば良く、要はエピタキシヤ
ル層そのものをベース領域とするトランジスタ
と、エピタキシヤル層そのものをコレクタ領域と
するトランジスタとを含む集積回路装置であれば
エピタキシヤル層の導電形を問わず本発明は適用
出来るものである。
第1図は従来構造を示す図、第2図は本発明の
一実施例を示す図、第3図は本発明の他の実施例
を示す図である。 11,21……P形半導体基板、12,22…
…N-形エピタキシヤル層、12−1,22−1
……ベース領域、12−2,14−1……コレク
タ領域、13−1,13−2,14−1……埋込
層、14−2,15−2……絶縁分離層、15−
1,25……コレクタ電流引出し領域、16−
1,17−2,26……エミツタ領域、17−
1,17−3,27……コンタクト部、18,2
8……高不純物濃度領域、WBp,Wcp……ベース
幅。
一実施例を示す図、第3図は本発明の他の実施例
を示す図である。 11,21……P形半導体基板、12,22…
…N-形エピタキシヤル層、12−1,22−1
……ベース領域、12−2,14−1……コレク
タ領域、13−1,13−2,14−1……埋込
層、14−2,15−2……絶縁分離層、15−
1,25……コレクタ電流引出し領域、16−
1,17−2,26……エミツタ領域、17−
1,17−3,27……コンタクト部、18,2
8……高不純物濃度領域、WBp,Wcp……ベース
幅。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一導電型の半導体基板と、該半導体基板上に
形成された他の導電型の半導体層と、該半導体層
を少くとも第1および第2の島状領域に分離する
前記一導電型の分離領域と、前記第1の島状領域
をコレクタ領域として該第1の島状領域内にベー
スおよびエミツタ領域が形成された第1のトラン
ジスタと、前記第2の島状領域をベース領域とし
て該第2の島状領域内にエミツタ領域が形成され
た前記第1のトランジスタとは相補な導電型式を
有する第2のトランジスタとを有し、前記第2の
島状領域には前記エミツタ領域に接して該エミツ
タ領域を包含するように該第2の島状領域よりも
不純物濃度の高い前記他の導電型の高濃度領域を
有することを特徴とする半導体装置。 2 前記第2のトランジスタは、前記半導体基板
と前記第2の島状領域との境界に設けられた前記
他の導電型の第1の埋込み層と、該第1の埋込み
層と前記第2の島状領域との間に前記半導体基板
とは離間して設けられた前記一導電型の第2の埋
込み層と、前記第2の島状領域内で該第2の島状
領域の表面から前記第2の埋込み層に到達するよ
うに設けられて前記他の導電型の高濃度領域をと
り囲む環状領域とを有し、前記第2の埋込み層と
前記環状領域とが前記第2のトランジスタのコレ
クタ領域となつていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14167876A JPS5365675A (en) | 1976-11-24 | 1976-11-24 | Semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14167876A JPS5365675A (en) | 1976-11-24 | 1976-11-24 | Semiconductor device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5365675A JPS5365675A (en) | 1978-06-12 |
JPS6156625B2 true JPS6156625B2 (ja) | 1986-12-03 |
Family
ID=15297647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14167876A Granted JPS5365675A (en) | 1976-11-24 | 1976-11-24 | Semiconductor device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5365675A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02117512U (ja) * | 1989-03-08 | 1990-09-20 | ||
JPH0358614U (ja) * | 1989-10-13 | 1991-06-07 | ||
JPH05503788A (ja) * | 1989-06-08 | 1993-06-17 | トランブル,ドナルド エドモンド | 立体視の装置と方法並びに適正立体録画法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8104862A (nl) * | 1981-10-28 | 1983-05-16 | Philips Nv | Halfgeleiderinrichting, en werkwijze ter vervaardiging daarvan. |
JPS5887866A (ja) * | 1981-11-20 | 1983-05-25 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPS59211270A (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 縦型pnpトランジスタ |
JPS60160558U (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-25 | 三洋電機株式会社 | 基板型トランジスタ |
EP0347550A3 (en) * | 1988-06-21 | 1991-08-28 | Texas Instruments Incorporated | Process for fabricating isolated vertical and super beta bipolar transistors |
-
1976
- 1976-11-24 JP JP14167876A patent/JPS5365675A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02117512U (ja) * | 1989-03-08 | 1990-09-20 | ||
JPH05503788A (ja) * | 1989-06-08 | 1993-06-17 | トランブル,ドナルド エドモンド | 立体視の装置と方法並びに適正立体録画法 |
JPH0358614U (ja) * | 1989-10-13 | 1991-06-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5365675A (en) | 1978-06-12 |
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