JPS6155917A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

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Publication number
JPS6155917A
JPS6155917A JP17804384A JP17804384A JPS6155917A JP S6155917 A JPS6155917 A JP S6155917A JP 17804384 A JP17804384 A JP 17804384A JP 17804384 A JP17804384 A JP 17804384A JP S6155917 A JPS6155917 A JP S6155917A
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JP
Japan
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wafer
epitaxial growth
gas
vapor phase
chamber
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Application number
JP17804384A
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English (en)
Inventor
Kinji Hoshi
星 金治
Kenji Morisane
森実 健二
Motonobu Futagami
二神 元信
Hiroshi Sato
弘 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/54Apparatus specially adapted for continuous coating

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は気相成長装置に関し、特にウェハを出し入れす
る等の作業が簡単で、その作業に要する時間が短かく、
従って装置の利用効率を高くすることができ、しかも構
造が簡単で低価格な新規な気相成長1置を提供しようと
するものである。
従来技術 IC1特にコンプリメンタリMO5ICは半導体基板上
に半導体層をエピタキシャル成長法により形成し、エピ
タキシャル成長層に半導体素子を形成するという方法で
つくられる場合が多い。
従って、半導体ウェハに対してエピタキシャル成長層を
形成することの重要性が非常に大きい、これはコンプリ
メンタリMO3ICにおける寄生サイリスタのラッチア
ップ、ソフトエラー発生等の問題が半導体基板上のエピ
タキシャル成M層に半導体素子をつくるという技術で回
避ないしは軽減することができるためである。
ところで、従来のエピタキシャル成長装置は一般に縦型
であり、1回のエピタキシャル成長処理が終ってから半
導体ウェハを取り出すまでに次のプロセスが介在する。
即ち、所定の膜厚を得るに必要な時間(例えば15分間
)反応ガス、例えばシランS i H4を供給するとそ
の供給を停止し。
それによってエピタキシャル成長処理を終えるが、その
後直ちにペルジャー開は半導体ウェハを取り出して良い
というわけではない、そのようにすると半導体ウェハ表
面が外気により酸化等され変質してしまうからである。
そこで、反応ガスの供給を停止すると水素ガスH2をペ
ルジャー内部に供給してそこを完全な還元性雰囲気に保
ちながら内部温度をエピタキシャル成長処理温度から常
温ないしはそれに近い温度まで低下させる必要がある。
それに大体15分間から20分間程度かかる0次に、充
分に内部温度が低下するとペルジャー内部を危険性の高
い水素ガスH2から危険性のない窒素ガスN2に置換し
たうえで初めてペルジャーを開くことができる。このガ
スの置換をしペルジャーを開くのに5乃至6分間かかる
。そして、ペルジャーを開いた状態でサセプタ上のエピ
タキシャル成長処理済みの半導体ウェハを1枚ずつビン
セットで把持しながら取り出さなければならない、この
ウェハの採り出しに5分間程の時間を要する。
又、半導体ウェハの取り出しを終えると直ちに別の半導
体ウェハに対してエピタキシャル成長処理を施すことに
なるが、成長処理をする半導体ウェハをサセプタ上に配
置するのに5分間程度かかる。そして、ペルジャーを閉
じて内部を窒素ガスN2で満たし、次いで、そのガスを
水素ガスH2に置換する。その後、内部温度を所定のエ
ピタキシャル成長処理温度まで高めるべく加熱する。
尚、窒素ガスN2でペルジャー内を満たすの番こ5分間
、窒素N2から水素H2に置換するのに5分間、そして
、加熱するのに約10分間かかる。
以上のように、エピタキシャル成長作業の1サイクルの
時間は従来は1時間以上、より詳しくは1時間lO分程
度であり、非常に長かった。
そのため、装置の利用効率は悪く、三交代操業でエピタ
キシャル成長装置を運転しても1台のエピタキシャル成
長装置によってエピタキシャル成長処理のできる半導体
ウニ/Xの1月当りの枚数は3000乃至4000程度
にすぎない、しかも、一般にエピタキシャル成長装置は
構造が複雑で、価格が例えば1億5千万円と非常に高い
、その結果1表面にエピタキシャル成長層を形成した半
導体ウェハの価格は非常に高くなってしまう、具体的に
は1表面を鏡面研摩仕上げした半導体ウェハ(直径4イ
ンチ)の購入価格が1枚2700円程度にすぎないのに
対して、同じ大きさの半導体ウェハでも表面にエピタキ
シャル成長層を形成したものの1枚当りの購入価格は7
000円程度にもなってしまう。
そのため、エピタキシャル成長装置の製造効率を高める
ことが要求された。しかし、エピタキシャル成長処理時
にはa微量であっても酸素等半導体ウェハと反応するガ
ス、ゴミの反応部への混入は許されないのでエピタキシ
ャル成長処理をしているときに半導体ウェハを出し入れ
することが従来においては不可能である。従って、半導
体ウェハの出し入れをするときは前述のように内部雰囲
気を適宜に変え、内部温度をエピタキシャル成長処理(
1200℃前後)から常温近くまで低下させたうえで半
導体ウェハをビンセット等を利用してエピタキシャル成
長装置内部のサセプタ上から取り出し、新しい半導体ウ
ニ/\をやはりビンセット等を利用してエピタキシャル
成長装置内部のサセプタ上に載せるという作業を必要と
し、その間にエピタキシャル成長処理が完全に停止した
状態が長い時間継続することは回避できなかった。又、
ビンセットにより半導体ウニ/\を把持して出し入れを
行うと傷がつき、又、微小なゴミが発生するという無視
できない問題も起き、その解決が要請されていた。
発明が解決しようとする問題点 しかして、本発明は半導体ウニ/\の出し入れその他の
準備のため時に気相成長処理を長l/1時間停止した状
態にしなければならないという従来の気相成長装置の持
つ問題点を解決し、連続的運転ができ、従って製造効率
が高く、シかも構造が簡単で低価格な!I?蜆な気相成
長装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明の手段は、気相成長
室にウェハ出入口を形成し、気相成長が行われる反応部
から上記出入口を経て気相成長室外部に至る経路をウェ
ハ搬送台が往復移動するようにし、そして、反応部とウ
ェハ出入口との間をウェハと反応しないガスにより遮断
するようにするものである。
作用 上記手段を採るため1本発明によれば、気相成長室内の
反応部にウェハと反応するガスが外部から侵入するのを
反応部とウェハ出入口との間をウェハと反応しないガス
で満すことにより防止することができる。従って、外部
から反応部へのガス、ゴミ等の侵入を防止しつつ気相成
長処理そしてウェハの出し入れをすることができる。依
って、気相成長処理の停止状態が長く継続することを回
避することができ、気相成長装置の利用効率を高めるこ
とができる。
;C施例 以下に1本発明気相成長装置を添附図面に示した実施例
に従って詳細に説明する。
第1図は本発明の気相成長装置をエピタキシャル成長装
置に適用した実施の一例を示す縦断面図、第2図は第1
図の2−2線に沿う断面図である。
lは石英により形成されたエピタキシャル成長室で、扁
平な直方体形状を有し、その両端部が中間部分よりも幅
が狭くされ且つ開口されてエピタキシャル成長室1の出
入口2【、2rとなっている。3k、3rはエピタキシ
ャル成長室1の左右両側に配置された副室で、上記出入
口21.2rを介してエピタキシャル成長室lと連通せ
しめられており、この2つの副室3L、3rと主室とも
いうべき上記エピタキシャル成長室lとによって本実施
例のエピタキシャル成長装置が構成されている。
4a〜4fはエピタキシャル成長室1の背面側の壁面に
形成されたガス供給孔で、そのうちの真ん中の2つのガ
ス供給孔4C14dからはシランSiH4と水素ガスH
2との混合ガス(混合比l:9である。但し、非成長処
理時には水素ガスH2のみが供給される。)が、他のガ
ス供給孔4a、4b、4e、4fからは水素ガスH2が
エピタキシャル成長室1内部に供給される。5a〜5f
はエピタキシャル成長室lの正面側壁面の上記ガス供給
孔4a〜4fと対応した位置に形成された排気孔で、エ
ピタキシャル成長室1内のガスは該排気孔5a〜5fか
ら排気される。6.6、・・・はエピタキシャル成長室
2内部に配置された仕切板で、各ガス供給孔4a〜4f
から供給されたガスがエピタキシャル成長室1内部をそ
の背面側から正面側に向ってスムースに流れるようにす
る役割を果す、該仕!、IJ板6.6、・・・は具体的
には各ガス供給孔4からそれと対応する排気孔5に至る
領域を他から仕切り、ガス通路(本例においては6個の
ガス通路)をつくるように設けられており、その中央部
が切欠かれてウェハ搬送台移動領域7が確保できるよう
にされている。該ウェハ搬送台移動領域7はエピタキシ
ャル成長室l中央部から出入口2L、2rを経て2つの
副室3し、3r内へ真直ぐに延びる帯状の部分(2点鎖
線で示す)を占有している。該ウェハ搬送台移動領域7
の中央部は、ガス供給孔4C14dから供給され主とし
て排気孔5c、5dから排気される反応ガスが通り半導
体ウェハに対するエピタキシャル成長が行なわれる反応
部8となる。9.9、・・・はエピタキシャル成長室1
の上側及び下側に配置された加熱用赤外線ランプである
。 8に赤外線ランプ9,9、・・・はランプ自身が温
度上昇してエピタキシャル成長室1の上壁及び底壁を徒
らに加熱し内壁面に粉状の半導体が付着してしまうこと
のないように点灯中は空冷冷却される。
lot、10rは上記ウェハ搬送台領域7上を往復移動
せしめられて半導体ウェハ11.11゜φφ・をエピタ
キシャル成長室l内に出し入れするウェハ搬送台で、石
英からなり、10tは副室3tと反応部8の間を往復し
、10rは副室3rと反応部8の間を往復する。121
.12rは移動軸で、一端がウェハ搬送台10t、fo
rに固定され、他端が副室3L、3rから挿通孔13.
13を通って外部の露出せしめられており、該移動軸1
21.12rt−装置外部にて押したり引いたりするこ
とによりウェハ搬送台101.forを往復移動させる
ことができる。互いに固定されたウェハ搬送台101.
forと移動軸12【。
L2rとは副室3t、3r内底部に設置されたローラ1
4L、14r上を一体的に移動するようにされることに
よってエピタキシャル成長室l及び副室3t、3rの内
底面と非接触な状態に保たれる。尚、移動軸12L、1
2rとそれが通る挿通孔13.13との間は気密性が保
たれている。
15.15.  ・令・は適宜数の半導体ウェハ11.
11、争・・を載置するサセプタで、シリコンカーバイ
トSiCをコーティングしたグラファイトにより形成さ
れており、半導体ウェハ11、辷1.・osは該サセプ
タ15にi置された状態でウェハ搬送台lO1,10r
により搬送される。
16L、16rは副室3t、3rc7)上面に形成され
たガス供給孔、17L、17rは副室3t、3rの底面
に形成された排気孔であり、上記ガス供給孔16L、1
6rから副室3t、3r内に水素ガスH2が供給され、
そのガスは排気孔17t、17rから排気される。
18L、18rは副室3t、3rとエピタキシャル成長
室1との間を遮蔽する遮蔽板で、開閉可能にエピタキシ
ャル成長室1と副室3t、3rとの間の部分に設けられ
ており、第1図及び第2図に示した状態においては、遮
蔽板1stが閉じ、18rが開いた状態になっている。
エピタキシャル成長処理を行う場合、常に赤外線ランプ
9.9、・φ・を点灯して加熱状態にして成長室内部温
度を所定のエピタキシャル成長処理温度(例えば120
0℃程度)に保っておく。
尚1反応部8のみを加熱すると反応部8に半導体ウェハ
搬送方向における温度勾配が生じ、均一な膜厚、 Hf
a買のエピタキシャル成長層が得られないので反応部8
のみならずエピタキシャル成長室lを全体に亘って加熱
することにより反応部8の半導体ウェハ搬送方向におけ
る温度分布がより均一になるようにされている。又、赤
外線ランプ9.9、Φ・・をエピタキシャル成長室lの
上側だけでなく下側にも設けて半導体ウェハ11,11
、・・・を上側からだけでなく下側からも加熱するのは
半導体ウェハ11の厚さ方向における温度分布をより均
一化し、延いては熱歪の減少を図り、すべり等の発生を
防止しようとするためである。
そして、半導体ウェハ11に対する下側からの赤外光に
よる加熱を可能にすべくウェハ搬送台lOL、lOr及
びサセプタ15は赤外光を透過する材料により形成する
必要があり、上述したように本実施例においてはウェハ
搬送台が石芙により、サセプタがシリコンカーバイトを
コーティングしたグラファイトにより形成されているの
である。
又、エピタキシャル成長処理を行う場合、ガス供給孔4
a、4b、4e、4fからエピタキシャル成長室1内に
水素ガスH2を供給し、ガス供給孔4C14dからエピ
タキシャル成長室1内に反応ガスであるシランS i 
H4と水素ガスH2との混合ガスを供給し、そして、こ
れ等のガスが排気孔5a〜5fから排気される状態にす
る。尚、半導体ウェハ11.11、φ・・をウェハ搬送
台10tあるいはforにより出し入れする等の′l!
A備をしているときは、シランSiH4の分解によるエ
ピタキシャル成長室l内面への粉状半導体(Si)の付
着を少なくするためシランSiH4の供給をせず、ガス
供給孔4C14dからは水素ガスH2のみを供給する。
又、ガス供給孔4a、4b、4e、4fから水素ガスH
2を供給するのは反応部8と出入口2t、2rとの間の
部分を常に新鮮な水素ガスH2で満たすことによって、
即ち、エアーカーテンならぬ水素ガスH2によるガスカ
ーテンを形成することによって反応部8を外部から遮蔽
するためである。このような遮蔽をすることによって高
温下で半導体ウェハと反応して半導体ウェハ表面を変質
させるガス、例えば酸素等が反応部8へ侵入することを
防止することができる。また、ガスの流れを反応部を含
めて層状に均一化するのに役立つ、尚、ガスカーテンを
形成して反応部8を外部から遮ぎるガスは高温で半導体
ウェハと反応する性質を有していないものであれば必ず
しも水素ガスH2である必要はなく、例えばアルゴンA
r、ヘリウムHeでも良い、しかし、アルゴンAr、ヘ
リウムHeは非常に高価なものなので水素ガスH2を使
用するのが現実的である。ちなみに、チッソガスN2は
不活性ガスではあるが半導体と僅かに反応するのでガス
カーテンを形成するガスとして用いることは好ましくな
い場合もある。
次に、図示したエピタキシャル成長装置によって具体的
にどのようにしてエピタキシャル成長処理を行なうかに
ついて説明する。
サセプタ15に截置された適宜数の半導体ウェハ11.
11.−@・を一方の副室、例えば3tからエピタキシ
ャル成長室1内に搬送する場合には、他方の副室3rか
ら反応部8へ搬送された半導体ウェハ11.11、拳・
・がエピタキシャル成長処理を施されている間にその半
導体ウェハL1.11、・・・を搬送するに必要な帛備
を行う、その準備は、具体的にはウェハ搬送台101を
副室10L内に位置させ遮蔽板18を閉じて副室3tと
エピタキシャル成長室1とを完全に遮蔽し、更にガス供
給孔161から副室31内への水素ガスH2の供給を停
止し、内部のガスを排気孔171から完全に排気した状
態で行う、その準備内容というのは真空吸着具を使用す
る等して予めいくつかのサセプタ15.15、−#赤土
に半導体ウェハ11.11、争・・を配置しておき、半
導体ウェハ11.11.  ・O・が配置されたサセプ
タ15の1つをウェハ搬送台101上に置き。
その状態で待機させるというものである。そして、現在
行われているエピタキシャル成長処理が終了する前まで
に水素ガスH2の供給により副室3を内を水素雰囲気に
する。このようにするのは、半導体ウェハ11、ll、
−−・を搬送すべく遮蔽板181を開いたときに酸素等
高温で半導体と反応するガスが上記ガスカーテンを突破
して反応部8に侵入するのを防止するためである。
一方、副室3rからウェハ搬送台10rによりエピタキ
シャル成長室l内に搬送されたサセプタ15上の半導体
ウェハ11.11、・・・に対するエピタキシャル成長
処理はその搬送後直ちに開始されるわけではない、とい
うのは、半導体ウェハ11,11、・・−をエピタキシ
ャル成長室1内に搬送しても半導体ウェハ11.11、
・・・の温度は直ちにはエピタキシャル成長処理をする
のに必要な温度にはならないので、必要な温度になるま
で例えば約5分間程度の時間がかかる。その間エピタキ
シャル成長室1内を完全な水素雰囲気に保つ必要がある
。その時間が経過して半導体ウェハ11.11、・拳・
の温度が所定温度に達したとことろでシランSiH4と
水素ガスH2との混合ガスをガス供給孔4c、4dから
供給する。するとシランSiH4の熱分解により半導体
ウヱハ11.11.−−・←にエビタ槃シセノ1ノ古長
居が形成される。
尚、本例においては反応部8の半導体ウェハ搬送方向に
おける長さがウェハ搬送台10r (そして10r)の
それよりも相当に短かいので、半導体ウェハ11.11
、嗜・争が!置されたウェハ搬送台LOrを反応部8内
にて静止させた状態でエピタキシャル成長処理を行うと
いうことはできない、従って、ウェハ搬送台10rを一
定のゆっくりした速度で搬送し、先ず、先頭の半導体ウ
ェハ11が反応部8内に入ってエピタキシャル成長処理
を施され、その後別の半導体ウェハ11.11、φ・・
が順次エピタキシャル成長処理を施されるようにする。
そして、最後の半導体ウェハ112が充分にエピタキシ
ャル成長処理を施されたところでシランSiH4の供給
を停止してエピタキシャル成長処理を終える。その処理
時間は例えば15分分間間である。その後反応部8の雰
囲気を水素雰囲気にした状態で5分間程度待つ、その後
、ウェハ搬送台10rを副室3r内に戻して遮蔽板18
rを閉じる。
その後、遮蔽板1stを開き副室3tがらエピタキシャ
ル成長装置1内ヘウ工ハ搬送台101を搬送し、上述し
たところのウェハ搬送台LOr上の半導体ウェハ11,
11、争・・に対するエピタキシャル成長処理と同じよ
うにエピタキシャル成長処理を行う。
一方、副室3r内に戻されたウェハ搬送台l。
r上の半導体ウェハ11.11、・・・の温度が充分に
低下したところでガス供給孔16がら副室3r内への水
素ガスH2の供給を停止し、副室3r内を普通の雰囲気
にする。そして、その状態でエピタキシャル成長処理済
の半導体ウェハ11.11、−ψ・がtmされたサセプ
タ15をウェハ搬送台10rから降し、未エピタキシャ
ル成長処理の半導体ウェハL1.11、・・・が載置さ
れたサセプタ15をウェハ搬送台10rに載置する。そ
の後、副室3rを水素雰囲気にしたうえで待機する。
このようなプロセスを経返すことによってエピタキシャ
ル成長処理を連続的に行うことができる。具体的には、
半導体ウェハ11,11、・・・をエピタキシャル成長
室1内に搬送するに要する時間が1分間、加熱時間(半
導体ウェハ11.11、・・・が所定温度に達するに要
する時間)が15分間、完全な水素雰囲気にした状態の
反応部8に半導体ウェハ11.11、・・・を置く時間
が5分間、そして、半導体ウェハ11.11゜ψ・・を
副室3へ戻すのに要する時間が1分間位になり、エピタ
キシャル成長処理の1サイクルの時間は27分程度に短
縮することができる。従って、気相成長装置の製造効率
を従来の3倍程度に高めることができる。
又、エピタキシャル成長装置本体を成すエピタキシャル
成長室1は中空の直方体という単純な形状で、可動部が
往復移動して半導体ウェハ11.11、・・・を出し入
れするウェハ搬送台10t、10rだけなので装置の構
造がきわめて簡単となる。従って、エピタキシャル成長
装置の価格をきわめて安価に(おそら〈従来の3分の工
程度に)することができる。
そして、半導体ウェハ11.11.・◆・をサセプタ1
5上に!置した状態でエピタキシャル成長室l内に出し
入れするので、その出し入れに際してビンセットで半導
体ウェハ11を把持する必要はなく、半導体ウェハ11
表面にキズがついたりする慣れをなくすことができる。
又、エピタキシャル成長処理後、次の工程へ移行すると
きもサセプタ15に載せたまま搬送することができ、エ
ピタキシャル成長工程から次の工程に移るときピンセン
トあるいは真空吸着具を使用して半導体ウェハ11.1
1、争・・を1つ1つ移す作業をすることも必要でなく
なる。
尚、上記¥施例においては副室3が2個あったが、副室
3の数は1個だけでも良い、副室3の数を1個に減らす
とその分動イイが悪くなるが、従来の場合と比較すると
やはり効率を非常に高くすることができる。
又、上記実施例は本発明をエピタキシャル成長装置に適
用したものであったが、本発明はエピタキシャル成長装
置のみならす単なる気相成長をする気相成長装置にも適
用することができるものである。
発明の効果 以上に述べたように1本発明気相成長装置は、気相成長
室にウェハ出入口を形成し、気相成長が行われる反応部
から上記ウェハ出入口を経て気相成長室外部に及ぶ経路
をウェハ搬送台が往復移動するようにし、そして、反応
部と出入口との間をウェハと反応しないガスにより遮断
するようにするものである。従って、本発明気相成長装
置によれば、気相成長室内の反応部にウェハと反応する
ガスが外部から侵入するのを防止しつつ気相成長処理そ
してウェハの出し入れをすることができる。依って、気
相成長処理を停止した状態を長く継続させないように運
転することが可能となり、気相成長装置1°σの利用効
率を高めることができる。
そして、可動部はウェハ搬送台のみであり、気相成長装
置の構造を非常に簡単にすることができ。
気相成長装置の価格を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明気相成長装置の実施の一例を示すもので、
第1図は縦断面図、第2図は第1図の2−2線に沿う断
面図である。 符号の説明 l・・・気相成長室、 2L、2r−Φ拳つェハ出入口、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に気相成長が行われる反応部を有する気相成
    長室にウェハ出入口を形成し、上記反応部から上記ウェ
    ハ出入口を経て気相成長室外部に至る経路をウェハ搬送
    台が往復移動するようにし、気相成長室内の上記反応部
    と上記ウェハ出入口との間の領域を気相成長処理される
    ウェハと反応しないガスで満たすようにしてなることを
    特徴とする気相成長装置
JP17804384A 1984-08-27 1984-08-27 気相成長装置 Pending JPS6155917A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017187500A1 (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 東芝三菱電機産業システム株式会社 成膜装置

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