JPS6155811A - 透明導電膜形成用スパツタリングタ−ゲツト - Google Patents

透明導電膜形成用スパツタリングタ−ゲツト

Info

Publication number
JPS6155811A
JPS6155811A JP17664584A JP17664584A JPS6155811A JP S6155811 A JPS6155811 A JP S6155811A JP 17664584 A JP17664584 A JP 17664584A JP 17664584 A JP17664584 A JP 17664584A JP S6155811 A JPS6155811 A JP S6155811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent conductive
target
conductive film
density
sputtering target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17664584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH058532B2 (ja
Inventor
雲内 高明
信時 三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP17664584A priority Critical patent/JPS6155811A/ja
Publication of JPS6155811A publication Critical patent/JPS6155811A/ja
Publication of JPH058532B2 publication Critical patent/JPH058532B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、撮像管等に使用する透明導電膜の形成に用い
る InzOsk主成分とするスパッタリングターゲッ
トに関する。
〔発明の背景〕
撮像管、特に光導電形撮像管の光電変換部は、透明ガラ
ス基板上に透明導電l!を介して光導電膜が形成された
構造を有する。このような光電変換部に、有効面内にわ
ずかな電気的ないし光学的欠陥がめっても撮像再生画面
に輝点状欠陥、いわゆる白きすや黒点状欠陥、いわゆる
黒きずtひきおこすために、欠陥の存在が極度に忌避さ
れることは言うまでもない。そして、程度の差はめれい
かなる撮像管にも言えることではめるが、特に透明導電
膜と光導電膜との界面に整流性接触を有する阻止形のも
のでは、透明導電膜の欠陥が整流性の破壌全意味する場
合が多く、白きずがきわめて顕著に表われてしまうこと
から、透明導電膜の形成には細心の注意を払う必要がめ
った。出願人は、先に、欠陥の少ない透明導電膜を形成
する方法としてターゲット材料の密度、すなわち構成材
料の 、純比重に対する見掛は比重の割合を80%以上
とすること全提案しているが(特開昭56−54702
)、スパッタリングターゲットとしては、生成膜の欠陥
が少ないこととともに、膜生成の効率が良いことが望ま
れる。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、欠陥の少ない透明導電膜全生産性良く形成する
ことが可能な透明導電膜形成用スパッタリングターゲッ
トを提供することにるる。
〔発明の概要〕
このような目的を達成するために本発明に、密度を80
%以上にするとともに、それぞれが300cm2以下の
表面積金石する単位ターゲットi主表面に対して30な
いし60度の傾斜側面で相互に重なるように整会配置し
て電極板に貼り合せた構造としたものでるる。
〔発明の実施例〕
以下、具体的データを用いて本発#J′t−詳細に説明
する。
一般に、InzOs k主成分とするターゲットを用い
たスパッタリングによる透明導電膜の形成に、具体的に
はInxOs 、 8nOs 、 CdO等の酸化物の
粉粒体を焼結した焼結体をターゲツト体とし、Arまた
は場合によってこれにさらにHz + Ox lH!0
 等?添加した雰囲気で行なわれるが、この方法におい
て問題とされる透明導電膜の欠陥の成分全分析したとこ
ろ、少なからざる比率で焼結ターゲツト体より崩落飛散
したと推定される粒状体が発見された。
焼結ターゲットは、材料粉粒の製造条件、粒度分布調整
、成形条件および方法ならびに焼成条件および方法によ
って焼結密度全変化させることができるが、その密度が
るる程度大きいほど上述した粒子崩落が抑えられる傾向
かめることが推定され、その見地からターゲツト体の密
度と透明導電膜1α2当りの異物個数との関係音調べた
ところ、第1図に曲線(インで示すようにターゲツト体
の密度が大となると、形成した透明導!膜表面の欠陥が
激減することが認められ友。
一方、ターゲットとして好ましい性能として、上述し次
ような粒子崩落がないことと並んで、作業性が良好なこ
とが挙げられるが、この作業性に関連して、ターゲツト
体よりのガス湧出特性に関しても、密度との関連がみら
れ友。すなわち、第1図の曲線(ロ)は、ガス湧出特性
を示す尺度として、ターゲツト体をスパッタリング装置
に装着し排気全開始してからスパッタリング作業に着手
できるよ5な5X10   Torr の真空度になる
までの排気時間を測定したものである。ターゲット製作
後第1回目のスパッタリング作業を行なうときに多少と
も吸着ガスの影響で排気時間が長くなる傾向を有するた
めその影i#ヲ除いて示してるるか、同図から明らかな
ように、70%に至らない程度の低密度ターゲットと8
0%金越えるような港高密度ターゲットでは真空度上昇
が早いのに対し、75%前後の中間領域でにきわめて遅
い。これは例えば次のような機構によって説明され得る
。すなわち、焼結した夕・−ゲット表面を走査形電子顕
微鏡で観察すると、低密度ターゲットでに大小の構成微
粒子が積み重なり、粒子間の空隙は大小さまざまな迷宮
構造を有しているとみなされる。密度上昇とともに、ま
ず大形の空隙が消滅してくるが、空隙の数自体にに特に
変化は認められない。
さらに密度が高くなると、このような空隙の数が顕著に
減少しだす。その結果、ターゲット内の空隙に吸蔵され
てい良とみられる気体が、真空ボンダの排気速度が追い
つけないほどに多量に、かつゆつくりと湧出する。この
ン’Cめに、真空度上昇が遅くなるものと推定される。
そして、さらに密度が高くなり80%以上になると、空
隙の数は極端に減少しだす。この状態のターゲット表面
全電子顕微鏡で観察すると、ターゲット構成時の粉末粒
子は互いに融着し合って低密度時に観察され尺ようなa
塊は見られず、わずかな空隙は、粒子融着による微細、
緻密な網目構造の中にピンホール状に形成されている。
このような空隙の激減と上記網目状構造によって、高密
度ターゲットで真空度が向上するものと推定される。
その他、ターゲツト体密度が大きくなるに従って、焼成
法にもよるが、ターゲツト体の色調が明るい黄緑色から
緑褐黒色に移行する傾向をもっており、これは′a底酸
酸化物一部の還元によるものでにないかと推定されるが
、これらのターゲツト体より形成された透明導電膜の電
気光学特性にはほとんど差異が認められず、また被膜の
粒状性、結晶性にも変化の傾向は認められなかった。
この結果、撮像素子に用いられるようなきわめて微細な
異物の存在金も許さない透明導電膜の形成には密度80
%以上のターゲラ)1−使用することが好適でるること
がわかる。
ところがここで、一般にスパッタリングによって透明導
電膜を形成する場合には、被膜形成基板に生産性良く形
成するために、ターゲットサイズ全人きくして真空装置
内を拡大することが望ましく、例えば5” X 15”
 X l/4’ (厚さ)等のものが使用される例が多
い。しかし、上述しtような高密度ターゲットについて
は、In2O5tsnosの粉末材料を高温高圧圧搾し
て板状成形体を炸裂するために、単位面積当りの圧搾量
が数千キログラムないし1トンときわめて大きな値とな
り、しかも 10000℃以上の高温中で行なう必要が
ろる几め、300α 以下程度の比較的小さな表面積の
板状ターゲットなら、製造条件を適正化することによJ
)M造可能でるるか、上述したような大面積のターゲッ
トを一体形で形成することは困難でるる。
そこで、本発明では、第2図に示すように300酉2以
下の小形サイズの高密度ターゲット1t−複数作り、切
断整形し、スパッタリング電極板2に、整合配置し有機
接着剤や低融点金属材金剛いてボンディングした貼り合
せ構造とし、目的の面積とすることでこの問題全解決し
た。この場合、A!;9合せた単位ターゲット間に隙゛
間ができないようにする必要がるる。これは、もし隙間
がるると、スパッタリングによる被膜形成時にボンディ
ング材3や電極板2(これは通常Cよ熱伝4性の良好な
無酸素銅板で形成される)がスパッタされ、良好な特性
の透明導?4Mが得られなくなるためでるるか、この隙
間t−なくすために、本発明では図示のよりに各単位タ
ーゲット1が相互に接合する切断側面に傾斜金つけて、
各ターゲットが部分的に重なるようにしている。このと
き、切断面を複雑な形状で嵌合させるようにすると、I
naOs ’e主成分とする高密度ターゲットは固くも
ろいため、切断時に割れたり、ボンディング時に割れや
ひび割れが発生したりしやすいが、これは、図示のよう
に接合する切FrfI11面の主表面に対する角度θを
30〜60波にすることにより防ぐことができる。また
このとき切断側面の接合部y!l:隙間なく密接させる
と、エツジ部が破損する場合かめるが、上述し九ような
構造とすれは、接合面に0,05〜0.8mmの隙間上
もたせても、虫取膜特性に影I#を及ぼさない利点1に
有する。しかし、ターゲットは繰返し使用するため、タ
ーゲットの消耗が起こり、消耗時での接合面のボンディ
ング材料が生#:膜特性に影響を及ぼすことが考えられ
る。発明者らによる実験の結果接合面の上述の内容を考
慮した好ましい間1!liは0−05〜0.5mm  
’t li ツ*o      −貼り合せて用いる単
位ターゲット1の数はより多数とすることも可能でるる
か、ボンディングのしやすさ、スパッタによるターゲッ
ト消耗時の割れやすさ等を考慮すると、8枚以内程度が
望ましい。
〔発明の効果〕
以上説明し友ように、本発明のスパッタリングターゲッ
トによれば、密度に80%以上にするとともに、それぞ
れ300ctn  以下の単位ターゲットを主表面に対
して30ないし60度の傾斜側面で相互にILなるよう
に電極板に貼り合せた構造としたことにより、欠陥の少
ない透明導電M@金生産性良く形成することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
g1図線ターゲット密度と生成膜の異物個数および排気
時間との関係を示す図、第2図は本発明の一実施例を示
すWT面図でりる。 1・・書・単位ターゲット、2・・・・電極板、3−・
・・ポンティング材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. In_2O_3を主成分とする透明導電膜形成用スパッ
    タリングターゲットにおいて、構成材料純比重に対する
    見掛け比重の割合を80%以上とし、かつそれぞれ30
    0cm^2以下の表面積を有する単位ターゲットを主表
    面に対して30ないし60度の角度を有する傾斜側面で
    相互に重なるように整合配置して電極板に貼り合せた構
    造としたことを特徴とする透明導電膜形成用スパッタリ
    ングターゲット。
JP17664584A 1984-08-27 1984-08-27 透明導電膜形成用スパツタリングタ−ゲツト Granted JPS6155811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17664584A JPS6155811A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 透明導電膜形成用スパツタリングタ−ゲツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17664584A JPS6155811A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 透明導電膜形成用スパツタリングタ−ゲツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6155811A true JPS6155811A (ja) 1986-03-20
JPH058532B2 JPH058532B2 (ja) 1993-02-02

Family

ID=16017200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17664584A Granted JPS6155811A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 透明導電膜形成用スパツタリングタ−ゲツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6155811A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63143258A (ja) * 1986-12-05 1988-06-15 Mitsubishi Metal Corp スパツタリング用タ−ゲツト
JPS63230870A (ja) * 1987-03-20 1988-09-27 Mitsubishi Metal Corp スパツタリングタ−ゲツト
JPH02163363A (ja) * 1988-03-09 1990-06-22 Ulvac Corp 透明導電膜の製造方法
JP2003027227A (ja) * 2001-07-23 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd スパッタリング用ターゲット
KR100777718B1 (ko) * 2001-09-14 2007-11-19 삼성에스디아이 주식회사 기능성 박막 형성용 타겟 및 이를 이용한 기능성 박막의형성방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558370A (en) * 1978-10-20 1980-05-01 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Electrode for sputtering target
JPS5654702A (en) * 1979-10-11 1981-05-14 Hitachi Ltd Method of manufactuping transparent conductive film
JPS56169773A (en) * 1980-05-30 1981-12-26 Sharp Corp Target for spattering by plenar magnetron
JPS58197607A (ja) * 1982-05-12 1983-11-17 株式会社日立製作所 透明導電膜の製造方法
JPS5918511A (ja) * 1982-07-21 1984-01-30 日本板硝子株式会社 基板上に透明導電膜を形成する方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5558370A (en) * 1978-10-20 1980-05-01 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Electrode for sputtering target
JPS5654702A (en) * 1979-10-11 1981-05-14 Hitachi Ltd Method of manufactuping transparent conductive film
JPS56169773A (en) * 1980-05-30 1981-12-26 Sharp Corp Target for spattering by plenar magnetron
JPS58197607A (ja) * 1982-05-12 1983-11-17 株式会社日立製作所 透明導電膜の製造方法
JPS5918511A (ja) * 1982-07-21 1984-01-30 日本板硝子株式会社 基板上に透明導電膜を形成する方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63143258A (ja) * 1986-12-05 1988-06-15 Mitsubishi Metal Corp スパツタリング用タ−ゲツト
JPS63230870A (ja) * 1987-03-20 1988-09-27 Mitsubishi Metal Corp スパツタリングタ−ゲツト
JPH02163363A (ja) * 1988-03-09 1990-06-22 Ulvac Corp 透明導電膜の製造方法
JP2003027227A (ja) * 2001-07-23 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd スパッタリング用ターゲット
KR100777718B1 (ko) * 2001-09-14 2007-11-19 삼성에스디아이 주식회사 기능성 박막 형성용 타겟 및 이를 이용한 기능성 박막의형성방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH058532B2 (ja) 1993-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105305995B (zh) 一种smd石英晶体谐振器及其整板封装加工工艺
US6074279A (en) Process for producing sputtering target
CN86106790A (zh) 铁硅铝合金磁膜及其制造方法和迭层薄膜磁头
KR20130028067A (ko) 스퍼터링 타깃 및 그 제조 방법
FR3079666A1 (fr) Structure hybride pour dispositif a ondes acoustiques de surface et procede de fabrication associe
JPS6155811A (ja) 透明導電膜形成用スパツタリングタ−ゲツト
JPH10182228A (ja) Ito焼結体の製造法
JP3460506B2 (ja) 高誘電体膜形成用スパッタリングターゲット
US3188400A (en) Ferrite coating
JPH10298743A (ja) スパッタリングターゲットの製造方法
JP2020033583A (ja) スパッタリングターゲット及びスパッタリングターゲットの製造方法
JP2009215629A (ja) レーザ蒸着用ターゲットおよびその製造方法
JP3359268B2 (ja) 真空成膜用ペレット、MgO焼結体の製造方法およびMgO薄膜の真空成膜方法
US3897628A (en) Method of forming a thin piezoelectric body metallically bonded to a propagation medium crystal
WO2000040769A1 (fr) Cible de pulverisation cathodique
JP2002293644A (ja) 太陽電池用基板とその製造方法及びその太陽電池用基板を用いた太陽電池とその太陽電池を文字板に用いた太陽電池時計
JPS59149604A (ja) 金属酸化物薄膜の製造方法
WO2019202909A1 (ja) Sn-Zn-O系酸化物焼結体とその製造方法
JPS6155205B2 (ja)
JPH09104973A (ja) スパッタリングタ−ゲット及びその製造方法
JPH10310471A (ja) 高誘電体膜形成用スパッタリングターゲット
JP2001335925A (ja) Ito薄膜の製造方法
JPH0585868A (ja) スパツタ膜を有する部材及びその製造方法
JPH02122067A (ja) 酸化物超伝導薄膜の作製方法
JP3915113B2 (ja) 光記録媒体保護層形成用スパッタリングターゲット焼結材