JPS6155804B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6155804B2
JPS6155804B2 JP11043878A JP11043878A JPS6155804B2 JP S6155804 B2 JPS6155804 B2 JP S6155804B2 JP 11043878 A JP11043878 A JP 11043878A JP 11043878 A JP11043878 A JP 11043878A JP S6155804 B2 JPS6155804 B2 JP S6155804B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
output
emitter
base
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11043878A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5537072A (en
Inventor
Ryuichi Kioka
Masanobu Shinoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP11043878A priority Critical patent/JPS5537072A/ja
Publication of JPS5537072A publication Critical patent/JPS5537072A/ja
Publication of JPS6155804B2 publication Critical patent/JPS6155804B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/30Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体集積回路に適した増幅回路装
置、特に相補型シングルエンデツド プツシユプ
ル出力回路を有する半導体増幅回路装置に関す
る。
従来、相補型シングルエンデツドプツシユプル
出力回路(以下、相補型SEPP出力回路という)
を有する音響増幅用半導体集積回路装置は、第1
図のような回路が知られている。入力段としては
トランジスタQ1,Q2のエミツタが定電流源トラ
ンジスタQ3に接続される差動増幅回路100が
使用されている。トランジスタQ1のベースに接
続される入力端子1のバイアスは、入力端子1を
抵抗R1,R2の各々の一端を接続する接続点に抵
抗R3を介して接続し、抵抗R1の他端を電源端子
3に、抵抗R2の他端を接地端子4にそれぞれ接
続することによつて決定されている。差動増幅回
路100は、トランジスタQ1,Q2のエミツタを
共通接続し、そのエミツタ共通接続点にはトラン
ジスタQ3、抵抗R4、抵抗R7、ダイオードD3,D4
からなる定電流源回路の出力端が接続されてい
る。抵抗R4の一端はダイオードD4のカソードと
共に接地端子4に接続されている。トランジスタ
Q1のコレクタは負荷抵抗R5を介して電源端子3
に、トランジスタQ2のコレクタは直接電源端子
3にそれぞれ接続されている。トランジスタQ1
のコレクタと抵抗R5との接続点から差動増幅回
路100の出力が出力され、その出力は極性反転
用トランジスタQ4のベースに入力されている。
トランジスタQ4のエミツタは電源端子3に、コ
レクタは相補型SEPP出力回路のバイアスである
2個のダイオードD1,D2を介して定電流源を構
成するトランジスタQ5のコレクタにそれぞれ接
続され、トランジスタQ5のエミツタは抵抗R6
介して接地端子4に接続されている。トランジス
タQ5のベースは、定電圧源を構成する抵抗R7
一端と2個のダイオードD3,D4の接続点に接続
され、抵抗R7の他端は電源端子3にダイオード
D4のカソードは接地端子4にそれぞれ接続され
ている。トランジスタQ4のコレクタには相補型
SEPP出力回路のNPNトランジスタQ6のベース
を、トランジスタQ5のコレクタには相補型SEPP
出力回路のPNPトランジスタQ7のベースをそれ
ぞれ接続し、トランジスタQ6,Q7のそれぞれの
エミツタを共通接続する。また、トランジスタ
Q6のコレクタは電源端子3に、トランジスタQ7
のコレクタは接地端子4にそれぞれ接続され、ト
ランジスタQ6,Q7のそれぞれのエミツタの共通
接続点には出力端子2が接続され、負荷5の一端
はカツプリングコンデンサC1を介して出力端子
2に接続されており、他端は接地端子4に接続さ
れている。また、トランジスタQ6,Q7のそれぞ
れのエミツタの共通接続点は抵抗R8を介してト
ランジスタQ2のベースに接続され、抵抗R8とト
ランジスタQ2のベースの接続点には、抵抗R9
よびコンデンサC2を直列接続することによつ
て、負帰還回路を構成している。
かかる音響増幅用半導体集積回路装置に於いて
入力信号にのつた雑音信号や高調波成分信号は、
前記した負帰還回路によつてある程度改善でき
る。しかし、集積回路の製造技術では、出力段の
相補型SEPP出力回路のNPNトランジスタQ6
PNPトランジスタQ7の電流増幅率を同一にする
ことは困難であり、このため、出力段に歪信号が
生じてしまう。この歪信号は、前記したように出
力段のトランジスタQ6,Q7の電流増幅率が異な
るために生じるものであるから、負帰還回路によ
つてもこの歪信号は消滅しないで、出力端にあら
われ、出力信号の歪率を悪化させてしまうことに
なる。例えば、出力段のNPNトランジスタQ6
PNPトランジスタQ7の電流増幅率が異なり、
PNPトランジスタQ7のエミツタ電流がNPNトラ
ンジスタQ6のエミツタ電流よりnだけ少ない場
合、NPNトランジスタQ6のエミツタ電流をIe1
PNPトランジスタQ7のエミツタ電流をIe2、出力
端に流れる出力電流をIoとすれば、 Ie1=I{C1sinωt+C2sin (2ωt−π/2)−C3sin3ωt+…}
………(1) Ie2=(I−n){C1sinωt+C2sin (2ωt+π/2)−C3sin3ωt+…}
………(2) となり、従つて、 Io=Ie1+Ie2 =(2I−n)(C1sinωt−C3sin3ωt…) −n(C2cos2ωt……) ………(3) となつて、本来相補型SEPP出力回路では出力さ
れない第2次高調波成分電流が発生してしまう。
この第2次高調波成分電流は前記したように負帰
還がかかつても消滅してしまうことはなく、出力
端にそのままあらわれてしまうため、出力電流の
歪率を悪化させてしまう欠点があつた。
従つて、本発明の目的は、出力段の相補型
SEPP出力回路を構成するNPNトランジスタと
PNPトランジスタの電流増幅率が異なつた場合
に、出力信号に第2次高調波成分信号が現われ、
出力信号の歪率が悪化することを防止する補償回
路を備えた音響増幅用半導体集積回路装置を提供
することにある。
本発明によれば、相補型SEPP出力回路を構成
する2つの導電型が異なるトランジスタのどちら
か一方のトランジスタのベース、コレクタにそれ
ぞれベース、コレクタが共通接続され、一方のト
ランジスタと同じ導電型の第3のトランジスタ
と、その第3のトランジスタのエミツタと相補型
SEPP出力回路を構成する他方のトランジスタの
コレクタとの間に接続され、かつ第3のトランジ
スタのエミツタ電流密度と一方のトランジスタの
エミツタ電流密度とが等しくなるように抵抗値が
設定された負荷抵抗と、相補型SEPP回路のバイ
アス回路の中間電圧信号と第3のトランジスタの
エミツタに現われる電圧信号とを入力して、その
出力を一方のトランジスタのベースに加える演算
増幅器とを有する半導体増幅回路装置を得る。
上述の様に本発明による回路構成によつて、出
力段の相補型SEPP出力回路を構成するNPNトラ
ンジスタとPNPトランジスタの電流増幅率が異な
つても、その電流増幅率の差に基づく電流の差に
応じた電圧が第3のトランジスタのエミツタに現
われるため、その電圧とバイアス回路の中間電圧
とを入力、比較し、その出力を第3のトランジス
タを設けた方のトランジスタのベースに帰還させ
ることにより、NPNトランジスタとPNPトラン
ジスタのベース・エミツタ間電圧を大きくしたり
あるいは小さくすることによつて、NPN,PNP
双方のトランジスタのエミツタに流れる電流を同
一にするように働く。従つて、前記したような従
来技術の欠点である出力段の相補型SEPP回路を
構成するNPNトランジスタとPNPトランジスタ
との各々の電流増幅率が異なることにより、出力
電流に第2次高調波成分信号が現われ、歪率が悪
化することは、本発明により、即ち出力段の双方
のトランジスタの電流増幅率が異なつても、出力
段の双方のトランジスタに流れるエミツタ電流を
同じにするように働くため、解消できて、低歪率
の音響増幅用半導体集積回路装置を提供できる。
以下、本発明の実施例を図面を用いてより詳細
に説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す音響増幅用半
導体集積回路装置の回路図である。第2図に於い
て、従来の音響増幅用半導体集積回路装置に、本
発明に従つて歪率補償回路を設けた回路図が示さ
れている。入力段として、トランジスタQ8,Q9
のエミツタが定電流源トランジスタQ10に接続さ
れる差動増幅回路200が使用されている。トラ
ンジスタQ8のベースに接続される入力端子6の
バイアスは、抵抗R10とR11の接続点とトランジス
タQ8のベースとを抵抗R13を介して接続すること
によつて決められ、トランジスタQ9のベースと
出力端7とを抵抗R18を介して接続し、トランジ
スタQ9のベースと抵抗R18との接続点に低抗R19
と一端が接地側9に接続されたコンデンサ4の他
端とを直列接続することによつて、負帰還回路が
構成されている。差動増幅回路200の出力は、
極性反転用トランジスタQ11のベースに入力され
ている。直列接続のダイオードD7,D8によるバ
イアス回路と、トランジスタQ12,抵抗R16および
R15、ダイオードD5およびD6とによつて出力段の
相補型SEPP出力回路を構成するNPNトランジス
タQ13およびPNPトランジスタQ14に流れるバイア
ス電流を決定している。歪率補償回路は以下に記
載するように構成されている。出力段の相補型
SEPP出力回路のPNPトランジスタQ14と同じ構
造のPNPトランジスタQ15を設け、そのエミツタ
にPNPトランジスタQ14およびQ15の各々のエミツ
タ電流密度が等しくなるように抵抗値が決められ
た抵抗R17の一端を接続し、他端を電源端子8に
接続する。トランジスタQ15のコレクタを共通接
地端子9に接続し、トランジスタQ14およびQ15
の各々のベースを共通接続して、その共通接続点
とトランジスタQ12のコレクタとを接続する。ま
た、トランジスタQ15のエミツタを抵抗R22を介し
て演算増幅器50の反転入力端子に、ダイオード
D7とD8との接続点を抵抗R21を介して演算増幅器
50の非反転入力端子にそれぞれ接続し、抵抗
R21と演算増幅器50の非反転入力端子との接続
点に、一端が共通接続端子9に接続された抵抗
R20の他端を接続し、抵抗R22と演算増幅器50の
反転入力端子との接続点に抵抗R23の一端を、他
端を演算増幅器50の出力端にそれぞれ接続し、
また演算増幅器50の出力端を出力段のPNPトラ
ンジスタQ14のベースに接続することによつて、
負帰還回路を構成している。尚、演算増幅器50
の出力が帰還されることによつて、トランジスタ
Q13およびQ14のエミツタ電流の差の半分だけを
トランジスタQ14のエミツタに流し込み、トラン
ジスタQ13のエミツタには流し込まないように、
トランジスタQ14,Q13のベース電位を引き下げ
るように決定するために抵抗R20,R21,R22およ
びR23の抵抗値を設定する。
第2図に於いて、出力段の補相型SEPP出力回
路のNPNトランジスタQ13とPNPトランジスタ
Q14とのそれぞれの電流増幅率が異なつた場合、
演算増幅器50の出力には、トランジスタQ15
エミツタ電位とダイオードD7のカソード電位と
の差と演算増幅50の利得とで決定される電圧が
現われ、その出力電圧がトランジスタQ14および
Q13のベースに帰還されることになる。PNPトラ
ンジスタQ14の電流増幅率が、NPNトランジスタ
Q13の電流増幅率に比して低いならば、トランジ
スタQ14のエミツタ電位はダイオードD7のカソー
ド電位に比して高くなる。これら二つの電位が演
算増幅器50の入力となり、これらの差と演算増
幅器50の利得とによつて決定される電圧が演算
増幅器50の出力電圧となりトランジスタQ14
ベースに帰還される。この出力電圧は、トランジ
スタQ14のエミツタ電位がダイオードD7のカソー
ド電位に比して高いため、負の値をもつている。
従つて、トランジスタQ14およびQ13のベース電
位は引き下げられるため、帰還がかかる前に比し
て、ベース・エミツタ間電圧がトランジスタQ14
の場合は大きく、トランジスタQ13の場合は小さ
くそれぞれ順方向にバイアスされる。このため、
トランジスタQ14のエミツタ電流はさらに大きく
なり、トランジスタQ13のエミツタ電流は小さく
なつてトランジスタQ14およびQ13のエミツタ電
流を等しくするように働く。従つて、上記した動
作をする補償回路を有する本発明の音響増幅用半
導体集積回路装置では、出力段の相補型SEPP出
力回路のNPNトランジスタとPNPトランジスタ
の電流増幅率が異なつても、出力電流に2次高調
波成分電流の発生はなくなり、歪率の悪化もなく
なる。
上記した本発明の作用・効果をより具体的に示
すために、以下に数式を用いてより詳細に説明す
る。
出力段の相補型SEPP出力回路のNPNトランジ
スタQ13とPNPトランジスタQ14とのそれぞれの電
流増幅率が異なるため、NPNトランジスタQ13
エミツタ電流に比してPNPトランジスタQ14のエ
ミツタ電流がnだけ少ない場合、トランジスタ
Q15のエミツタ電位はダイオードD7のカソード電
位に比して、前記した電流差nに比例した電圧分
だけ高い。従つて、トランジスタQ15のエミツタ
電位とダイオードD7のカソード電位との電位差
と、抵抗R20,R21,R22およびR23によつて決定さ
れる演算増幅器50の利得とによつてきまる電圧
がトランジスタQ13,Q14のベースに帰還され
る。即ち、演算増幅器50の入力電圧の差と利得
とによつて決まる電圧が帰還されるため、この電
圧と帰還がかかる前の電圧との和でトランジスタ
Q14のベース・エミツタ間がバイアスされること
になる。尚、演算増幅器50の利得は、上述した
ように、演算増幅器50の利得によつて決まる電
圧と帰還がかかる前の電圧との和で、トランジス
タQ14のベース・エミツタ間をバイアスすること
により、トランジスタQ14のエミツタに前記した
電流の差nの半分をさらに負荷から引き込むよう
に決定されている。また、演算増幅器50の出力
はNPNトランジスタQ13にも帰還されるため、ト
ランジスタQ13のベース・エミツタ間電圧は小さ
くなり、前記した電流差nの半分は負荷に流れな
くなる。今、負帰還がかかつた場合のトランジス
タQ13のエミツタ電流をIe1,トランジスタQ14
エミツタ電流をIe2出力電流をIoとすれば、 Ie1=I{C1sinωt+C2sin(2ωt−π/2) −C3sin3ωt+……}−n/2{C1sinωt +C2sin(2ωt−π/2)−C3sin3ωt+……} =(I−n/2)C1sinωt +(I−n/2)C2sin (2ωt−π/2)−(I−n/2)C3sin3ωt+… …(4) Ie2=(I−n){C1sinωt+C2sin(2ωt +π/2)−C3sin3ωt……}+n/2 {C1sinωt+C2sin(2ωt+π/2) −C3sin3ωt…}=(I−n/2)C1sinωt +(I−n/2)C2sin(2ωt+π/2) +(I−n/2)sin3ωt ………(5) となり、Ioは Io=Ie1+Ie2 =2{(I−n/2)C1sinωt −(I−n/2)sin3ωt−……} ……(6) となつて、出力電流には第2次高調波成分電流は
発生しない。従つて、本発明では、相補型SEPP
出力回路の電流増幅率が異なつても、出力には第
2次高調波成分電流は現われないため、歪率は悪
化せず、低歪率の音響増幅用半導体集積回路装置
を得ることができる。
また、PNPトランジスタQ14と同一形状のトラ
ンジスタQ15は集積回路製造技術では容易に製造
でき、その特性も同一のものとすることができる
ため、半導体集積回路化に適した音響増幅回路と
いうことができる。
第3図は、第2図の演算増幅器50を具体的に
実現した回路図である。尚第3図に於いて、第2
図と同一のところは同一符号をふしている。ダイ
オードD7のカソードを非反転入力端であるトラ
ンジスタQ16のベースに抵抗R21を介して接続し、
そのベースには一端が接地端子9に接続された抵
抗R20の他端が接続され、トランジスタQ15のエミ
ツタを反転入力端であるトランジスタQ17のベー
スに抵抗R22を介して接続し、トランジスタQ16
よびQ17のそれぞれエミツタを共通接続し、エミ
ツタ共通接続点には、一端が接地端子9に接続さ
れた抵抗R24の他端を接続し、トランジスタQ16
コレクタに一端が電源端子8に接続された抵抗
R25の他端を接続し、トランジスタQ17のコレクタ
と電源端子8とを接続することによつて差動増幅
回路300を構成している。抵抗R25の他端とト
ランジスタQ16のコレクタとの接続点を極性反転
のトランジスタQ18のベースに接続し、エミツタ
を電源端子8に、コレクタを直列接続されたダイ
オードD9,D10および抵抗R26を介して接地端子
9に接続する。トランジスタQ19のベースをトラ
ンジスタQ18のコレクタに、コレクタを電源端子
9にエミツタを直列接続されたダイオードD11
よび抵抗R27を介して共通接地端子9にそれぞれ
接続する。ダイオードD11と抵抗R27の接続点か
ら、演算増幅器50の出力をとり、この出力端と
トランジスタQ14のベースとを接続し、また、出
力端とトランジスタQ17のベースとを抵抗R23を介
して接続して負帰還を構成する。
以上説明した回路は、容易に半導体集積回路化
が可能であり、低歪率の音響増幅用半導体集積回
路装置を実現するものである。
本発明の実施例では、本発明によるところの第
3のトランジスタを相補型SEPP出力回路のPNP
トランジスタQ14に対して設けることによつて出
力信号に含まれる歪信号を除去する実施例を示し
たが、この第3のトランジスタをNPNトランジ
スタQ13に対して設けた場合にでも本発明の作
用・効果を得ることができる。しかし、現在の半
導体集積回路装置の製造技術では、PNPトランジ
スタの電流増幅率をNPNトランジスタの電流増
幅率と同等に上げることは困難なため、出力電流
に現われる歪信号の発生は主に出力段のPNPトラ
ンジスタに起因する。従つて、本発明によるとこ
ろの第3のトランジスタを出力段のPNPトランジ
スタに設ける方が、より顕著な本発明の作用・効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音響増幅用半導体集積回路装置
を示す回路図であり、第2図は本発明の一実施例
を示す音響増幅用半導体集積回路装置の回路図で
あり、第3図は第2図に於ける演算増幅器の具体
的回路図を示した音響増幅用半導体集積回路装置
の回路図である。 1,6……入力端子、2,7……出力端子、
3,8……電源端子、4,9……接地端子、5,
10……負荷、100,200,300……差増
幅回路、50……演算増幅器、R1乃至R27……抵
抗、Q1乃至Q19……トランジスタ、D1乃至D11
…ダイオード、C1乃至C4……コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 各々のエミツタが共通に接続された第1のト
    ランジスタおよび該第1のトランジスタとは逆導
    電型の第2のトランジスタを有する出力段と、該
    エミツタ共通接続点から出力をとり出す手段と、
    前記出力段を駆動する駆動段と、前記出力段のバ
    イアス電流を決定するバイアス回路と、前記第1
    および第2のトランジスタの一方のベースおよび
    コレクタにそれぞれベースおよびコレクタが共通
    に接続され前記一方のトランジスタと同じ導電型
    を有する第3のトランジスタと、該第3のトラン
    ジスタのエミツタに接続され前記一方のトランジ
    スタのエミツタ電流密度と前記第3のトランジス
    タのエミツタ電流密度とが等しくなるように抵抗
    値が設定された負荷抵抗と、前記バイアス回路の
    中間電圧点と前記第3のトランジスタのエミツタ
    との双方の信号を受け出力を前記一方のトランジ
    スタのベースに加える演算増幅器とを備えること
    を特徴とする半導体増幅回路装置。
JP11043878A 1978-09-07 1978-09-07 Semiconductor amplifier circuit device Granted JPS5537072A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11043878A JPS5537072A (en) 1978-09-07 1978-09-07 Semiconductor amplifier circuit device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11043878A JPS5537072A (en) 1978-09-07 1978-09-07 Semiconductor amplifier circuit device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5537072A JPS5537072A (en) 1980-03-14
JPS6155804B2 true JPS6155804B2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=14535720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11043878A Granted JPS5537072A (en) 1978-09-07 1978-09-07 Semiconductor amplifier circuit device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5537072A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4499523A (en) * 1983-03-30 1985-02-12 International Business Machines Corporation Electronic component assembly with a printed circuit board unit and cover

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5537072A (en) 1980-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3997849A (en) Push-pull amplifier
JPH0322723B2 (ja)
JPS6212692B2 (ja)
US3946325A (en) Transistor amplifier
US3541465A (en) Transistor differential amplifier circuit
US3936731A (en) Amplifier with fast recovery after input signal overswing
US3529254A (en) Class b amplifier circuit
US4267521A (en) Compound transistor circuitry
JPS6155804B2 (ja)
JPH04369105A (ja) 増幅器
US4137506A (en) Compound transistor circuitry
JPH0362042B2 (ja)
JPH0220164B2 (ja)
JPH05102755A (ja) 差動増幅器
JPH0221784Y2 (ja)
JPH0851324A (ja) バッファアンプ
JP3733188B2 (ja) パワーアンプ
JPS6333726B2 (ja)
JPH0133046B2 (ja)
JP2902277B2 (ja) エミッタホロワ出力電流制限回路
JPS6259926B2 (ja)
JPS646583Y2 (ja)
GB2047031A (en) Power-amplifying circuit
JPS6223133Y2 (ja)
JP2937765B2 (ja) 電圧制御増幅回路