JPS6155788B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6155788B2 JPS6155788B2 JP53165722A JP16572278A JPS6155788B2 JP S6155788 B2 JPS6155788 B2 JP S6155788B2 JP 53165722 A JP53165722 A JP 53165722A JP 16572278 A JP16572278 A JP 16572278A JP S6155788 B2 JPS6155788 B2 JP S6155788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- logic
- input
- circuit
- diode
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンハンスメント形シヨツトキーゲー
ト電界効果トランジスタ(以下、E・
MESFET)と称す)を用いて構成される論理集
積回路の雑音余裕の改善に関するものである。
ト電界効果トランジスタ(以下、E・
MESFET)と称す)を用いて構成される論理集
積回路の雑音余裕の改善に関するものである。
論理集積回路は、一般に高密度化、高速化、並
びに低電力化の3つの柱を中心に開発が集められ
ている。この中で、最近GaAsを用いた1GHz以
上の高速クロツクで動作する論理集積回路の研究
がなされてきている。これらの論理素子として
は、GaAsを用いたデプレツシヨン形又はエンハ
ンスメント形のシヨツトキーゲート電界効果トラ
ンジスタと負荷抵抗で構成されるインバーターが
用いられる。
びに低電力化の3つの柱を中心に開発が集められ
ている。この中で、最近GaAsを用いた1GHz以
上の高速クロツクで動作する論理集積回路の研究
がなされてきている。これらの論理素子として
は、GaAsを用いたデプレツシヨン形又はエンハ
ンスメント形のシヨツトキーゲート電界効果トラ
ンジスタと負荷抵抗で構成されるインバーターが
用いられる。
ところで、デプレツシヨン形で構成される論理
素子は高速動作に適しているものの、大電力を要
するとともに回路構成が複雑であるため高密度化
に不適である。一方、エンハンスメント形で構成
される論理素子は、回路構成が簡単で高密度化に
適しているとともに低消費電力(デプレツシヨン
形の場合と比較して約1/1000)という特徴を有し
て いる。
素子は高速動作に適しているものの、大電力を要
するとともに回路構成が複雑であるため高密度化
に不適である。一方、エンハンスメント形で構成
される論理素子は、回路構成が簡単で高密度化に
適しているとともに低消費電力(デプレツシヨン
形の場合と比較して約1/1000)という特徴を有し
て いる。
ところが、このエンハンスメント形論理素子
は、第1図に示すように正の論理信号をゲートに
入力するために、ゲートの接合が順バイアスとな
り、論理振幅はゲートの金属とGaAsの接触電位
差によつて決まり、一般には0.6V程度となる。
この小さな論理振幅は雑音余裕の低下をもたら
し、大規模集積回路における安定動作をさまたげ
る要因となる。
は、第1図に示すように正の論理信号をゲートに
入力するために、ゲートの接合が順バイアスとな
り、論理振幅はゲートの金属とGaAsの接触電位
差によつて決まり、一般には0.6V程度となる。
この小さな論理振幅は雑音余裕の低下をもたら
し、大規模集積回路における安定動作をさまたげ
る要因となる。
そこで、本発明は、E・MESFETで構成され
る論理集積素子の特長である低消費電力、高集積
度を生かしながら論理振幅を大きくすることを目
的とし、入力信号を整流ダイオードを介して入力
するという新しい基本論理集積回路を提案するも
のである。
る論理集積素子の特長である低消費電力、高集積
度を生かしながら論理振幅を大きくすることを目
的とし、入力信号を整流ダイオードを介して入力
するという新しい基本論理集積回路を提案するも
のである。
以下に本発明の詳細を一実施例により図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第2図a〜cに本発明の一実施例として論理集
積回路の基本ゲートの回路構成を示す。同図aは
インバーター、同図bは2入力NANDゲート、同
図cは2入力NORゲートを示す。第2図a〜c
より容易にわかるように、本発明の集積回路の基
本は入力信号が整流ダイオード23を介してE・
MESFET22のゲートに印加される点である。
このように、E・MESFETに直列にダイオード
を接続することにより、入力端子に印加された入
力信号の電圧値は、ダイオード23とE・
MESFET22のゲート、ソース間に形成される
シヨツトキーダイオードに分割される。例えば、
ダイオード23をE・MESFET22のゲート部
と同様のシヨツトキー接合で構成すると、入力電
圧は1/2に分割され実効的に印加されるFET
22のゲート・ソース間電圧は入力電圧の1/2
の値である。すなわち、第1図に示したような従
来の回路構成に対して、入力感度が1/2に減少
することになる。次に出力電圧の変化について述
べる。出力電圧の高電位レベル、すなわち、第2
図a〜cにおけるE・MESFET22がしや断状
態にある場合の出力電圧は、次段の論理ゲート回
路の入力端子に印加されるから、次段のダイオー
ドとE・MESFETのゲートの順方向立上り電圧
の和の値になる。すなわち、第1図に示されるよ
うな従来の回路に比して約2倍の電圧になる。
積回路の基本ゲートの回路構成を示す。同図aは
インバーター、同図bは2入力NANDゲート、同
図cは2入力NORゲートを示す。第2図a〜c
より容易にわかるように、本発明の集積回路の基
本は入力信号が整流ダイオード23を介してE・
MESFET22のゲートに印加される点である。
このように、E・MESFETに直列にダイオード
を接続することにより、入力端子に印加された入
力信号の電圧値は、ダイオード23とE・
MESFET22のゲート、ソース間に形成される
シヨツトキーダイオードに分割される。例えば、
ダイオード23をE・MESFET22のゲート部
と同様のシヨツトキー接合で構成すると、入力電
圧は1/2に分割され実効的に印加されるFET
22のゲート・ソース間電圧は入力電圧の1/2
の値である。すなわち、第1図に示したような従
来の回路構成に対して、入力感度が1/2に減少
することになる。次に出力電圧の変化について述
べる。出力電圧の高電位レベル、すなわち、第2
図a〜cにおけるE・MESFET22がしや断状
態にある場合の出力電圧は、次段の論理ゲート回
路の入力端子に印加されるから、次段のダイオー
ドとE・MESFETのゲートの順方向立上り電圧
の和の値になる。すなわち、第1図に示されるよ
うな従来の回路に比して約2倍の電圧になる。
このような本発明の実施例に示されるインバー
タの入出力特性を従来の場合と比較して第3図に
示す。同図において従来の回路における入出力特
性は破線で、また本発明のゲートにダイオードを
付加した回路の入出力特性は実線で示されてい
る。第3図からわかるように、論理振幅が2倍に
なり、この結果として雑音余裕も約2倍に向上す
る。
タの入出力特性を従来の場合と比較して第3図に
示す。同図において従来の回路における入出力特
性は破線で、また本発明のゲートにダイオードを
付加した回路の入出力特性は実線で示されてい
る。第3図からわかるように、論理振幅が2倍に
なり、この結果として雑音余裕も約2倍に向上す
る。
以上述べたように、シヨツトキー接合をゲート
とするエンハンスメント形電界効果トランジスタ
で構成される論理回路において、入力端子に整流
ダイオードを直列に付加することによつて、入出
力特性における論理振幅が増加するとともに、雑
音余裕度も大きくなる。
とするエンハンスメント形電界効果トランジスタ
で構成される論理回路において、入力端子に整流
ダイオードを直列に付加することによつて、入出
力特性における論理振幅が増加するとともに、雑
音余裕度も大きくなる。
これらの値は整流ダイオードの順方向立上り電
圧とその接続した個数に依存しこの立上に電圧の
増加と接続個数の増加に対して単調に増大する。
従つて、本発明の論理回路を用いると、論理振幅
と雑音余裕の大きな論理集積回路を容易に実現す
ることができる。
圧とその接続した個数に依存しこの立上に電圧の
増加と接続個数の増加に対して単調に増大する。
従つて、本発明の論理回路を用いると、論理振幅
と雑音余裕の大きな論理集積回路を容易に実現す
ることができる。
第1図は従来のインバーターの等価回路を示す
図、第2図a〜cは本発明の各実施例である論理
ゲート回路を示す等価回路図、第3図は本発明に
かかるインバータの入出力特性を示す図である。 21…負荷抵抗、22…エンハンスメント形シ
ヨツトキーゲート電界効果トランジスタ、23…
ダイオード。
図、第2図a〜cは本発明の各実施例である論理
ゲート回路を示す等価回路図、第3図は本発明に
かかるインバータの入出力特性を示す図である。 21…負荷抵抗、22…エンハンスメント形シ
ヨツトキーゲート電界効果トランジスタ、23…
ダイオード。
Claims (1)
- 1 シヨツトキー接合をゲート部とするエンハン
スメント型電界効果トランジスタのゲート電極に
ダイオードのみを直列に接続してなる三端子を有
することを特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16572278A JPS5588380A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Semiconductor integrated circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16572278A JPS5588380A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Semiconductor integrated circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5588380A JPS5588380A (en) | 1980-07-04 |
JPS6155788B2 true JPS6155788B2 (ja) | 1986-11-29 |
Family
ID=15817819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16572278A Granted JPS5588380A (en) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | Semiconductor integrated circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5588380A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01172190U (ja) * | 1988-05-19 | 1989-12-06 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4400636A (en) * | 1980-12-05 | 1983-08-23 | Ibm Corporation | Threshold voltage tolerant logic |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP16572278A patent/JPS5588380A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01172190U (ja) * | 1988-05-19 | 1989-12-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5588380A (en) | 1980-07-04 |
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