JPS6155310B2 - - Google Patents
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- JPS6155310B2 JPS6155310B2 JP7503280A JP7503280A JPS6155310B2 JP S6155310 B2 JPS6155310 B2 JP S6155310B2 JP 7503280 A JP7503280 A JP 7503280A JP 7503280 A JP7503280 A JP 7503280A JP S6155310 B2 JPS6155310 B2 JP S6155310B2
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- Japan
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- distortion correction
- deflection distortion
- circuit
- horizontal
- deflection
- Prior art date
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/22—Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばテレビジヨン撮像管等の偏向
回路に発生する複雑な偏向歪やシエーデイング
を、簡単な記憶回路と複雑なデジタル補間演算が
不要である乗算形デジタル・アナログ変換器(以
下DA変換器という)とを用いることにより、高
速且つ正確な歪補正量を発生させて、画面全領域
において歪補正を行う回路に関するものである。
回路に発生する複雑な偏向歪やシエーデイング
を、簡単な記憶回路と複雑なデジタル補間演算が
不要である乗算形デジタル・アナログ変換器(以
下DA変換器という)とを用いることにより、高
速且つ正確な歪補正量を発生させて、画面全領域
において歪補正を行う回路に関するものである。
例えば、従来の撮像管特に走査線数の多い高品
位のフイールド用テレビカメラの偏向回路におい
ては、撮像管・偏向コイル・偏向回路を構成する
電気部品及び機械部品の誤差・偏差並びに組立配
線・調整等における品質のばらつき等により、極
めて高次の歪を持つた偏向歪を発生するため、数
次の特性を持つアナログ受動素子若しくは能動素
子を用いて偏向歪の補正を行つていた。しかし、
この方法は偏向歪をアナログ処理によつて補正す
るため、画面周辺部は勿論のこと画面中心部に於
いても偏向歪を正確に補正することが難しい欠点
がある。
位のフイールド用テレビカメラの偏向回路におい
ては、撮像管・偏向コイル・偏向回路を構成する
電気部品及び機械部品の誤差・偏差並びに組立配
線・調整等における品質のばらつき等により、極
めて高次の歪を持つた偏向歪を発生するため、数
次の特性を持つアナログ受動素子若しくは能動素
子を用いて偏向歪の補正を行つていた。しかし、
この方法は偏向歪をアナログ処理によつて補正す
るため、画面周辺部は勿論のこと画面中心部に於
いても偏向歪を正確に補正することが難しい欠点
がある。
このような欠点を除去するため、最近コンピユ
ータと記憶回路とを利用した偏向歪補正回路が開
発された。しかし、この補正回路は複雑な演算を
必要としたり、記憶回路の容量が大きすぎる等の
種々の問題点があり、必ずしも有効な方法とは言
い難い状況にあつた。
ータと記憶回路とを利用した偏向歪補正回路が開
発された。しかし、この補正回路は複雑な演算を
必要としたり、記憶回路の容量が大きすぎる等の
種々の問題点があり、必ずしも有効な方法とは言
い難い状況にあつた。
本発明はこの点の改良を試みたものであつて、
例えば撮像管においては撮像管電流が0.3μAで
−60dB以上のSN比を必要とする点を考慮すれ
ば、デジタル補間演算よりアナログ乗算回路の方
がデジタルノイズの洩れ込みの点で有利であるこ
とに着目し、DA変換器と記憶装置とを組合わせ
ることにより、従来の歪補正回路に比して簡単か
つ安価に構成でき、しかも画面全領域に亘つて高
精度の歪補正ができるよう適切に構成した撮像管
等の歪補正回路を提供することを目的とするもの
である。
例えば撮像管においては撮像管電流が0.3μAで
−60dB以上のSN比を必要とする点を考慮すれ
ば、デジタル補間演算よりアナログ乗算回路の方
がデジタルノイズの洩れ込みの点で有利であるこ
とに着目し、DA変換器と記憶装置とを組合わせ
ることにより、従来の歪補正回路に比して簡単か
つ安価に構成でき、しかも画面全領域に亘つて高
精度の歪補正ができるよう適切に構成した撮像管
等の歪補正回路を提供することを目的とするもの
である。
本発明の撮像管等の歪補正回路は、撮像管等の
画面を水平および垂直方向に任意の数に枡目状に
分割したクロスポイント上の代表点における水平
および垂直偏向歪補正量の各々をデジタル値とし
て記憶する記憶回路と、 垂直方向に互いに隣接する代表点間における順
次の走査線に対する補間演算係数を発生する補間
演算係数発生手段と、 前記記憶回路から読出した垂直方向に互いに隣
接する2個の代表点における各々の水平偏向歪補
正量と前記補間演算係数発生手段からの補間演算
係数とに基いて当該代表点間における順次の走査
線に対する水平偏向歪補正量を発生する乗算形デ
ジタル・アナログ変換器を有する水平偏向歪補正
量発生手段と、 前記記憶回路から読出した垂直方向に互いに隣
接する2個の代表点における各々の垂直偏向歪補
正量と前記補間演算係数発生手段からの補間演算
係数とに基いて当該代表点間における順次の走査
線に対する垂直偏向歪補正量を発生する乗算形デ
ジタル・アナログ変換器を有する垂直偏向歪補正
量発生手段とを具えることを特徴とするものであ
る。
画面を水平および垂直方向に任意の数に枡目状に
分割したクロスポイント上の代表点における水平
および垂直偏向歪補正量の各々をデジタル値とし
て記憶する記憶回路と、 垂直方向に互いに隣接する代表点間における順
次の走査線に対する補間演算係数を発生する補間
演算係数発生手段と、 前記記憶回路から読出した垂直方向に互いに隣
接する2個の代表点における各々の水平偏向歪補
正量と前記補間演算係数発生手段からの補間演算
係数とに基いて当該代表点間における順次の走査
線に対する水平偏向歪補正量を発生する乗算形デ
ジタル・アナログ変換器を有する水平偏向歪補正
量発生手段と、 前記記憶回路から読出した垂直方向に互いに隣
接する2個の代表点における各々の垂直偏向歪補
正量と前記補間演算係数発生手段からの補間演算
係数とに基いて当該代表点間における順次の走査
線に対する垂直偏向歪補正量を発生する乗算形デ
ジタル・アナログ変換器を有する垂直偏向歪補正
量発生手段とを具えることを特徴とするものであ
る。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明を撮像管の偏向歪補正回路に適
用する場合の撮像面の偏向方向と代表点の取り方
とを説明するための平面図である。撮像面1の走
査線は水平偏向Hは左から右へ、垂直偏向Vは上
から下へ移動するから、水平方向、垂直方向共任
意の数を取り(ここでは説明の便宜上水平・垂直
共に9個として説明する)夫々a1,a2,…,a9;
b1,b2,…,b9;〜;i1,i2,…,i9及びa1,b1,
…,i1;a2,b2,…,i2;〜a9,b9,…,i9と区分
し、各々の交点をa1,a2,…,i8,i9とし、これ
を代表点とする。
用する場合の撮像面の偏向方向と代表点の取り方
とを説明するための平面図である。撮像面1の走
査線は水平偏向Hは左から右へ、垂直偏向Vは上
から下へ移動するから、水平方向、垂直方向共任
意の数を取り(ここでは説明の便宜上水平・垂直
共に9個として説明する)夫々a1,a2,…,a9;
b1,b2,…,b9;〜;i1,i2,…,i9及びa1,b1,
…,i1;a2,b2,…,i2;〜a9,b9,…,i9と区分
し、各々の交点をa1,a2,…,i8,i9とし、これ
を代表点とする。
これらの代表点a1,a2,…,i8,i9の夫々にお
ける水平偏向歪補正量と垂直偏向歪補正量を、例
えば代表点b2においてはb2H,b2Vであるとして
あらかじめ記憶回路に記憶させておく。
ける水平偏向歪補正量と垂直偏向歪補正量を、例
えば代表点b2においてはb2H,b2Vであるとして
あらかじめ記憶回路に記憶させておく。
第2図は第1図の撮像面1の一部分を拡大して
示す線図で、代表点a1とb1との間に偏向点が来た
場合の偏向歪補間補正量Xを説明するためのもの
である。代表点の区分を細かくとれば、各代表点
の間で必要とされる補正量は、各代表点からの距
離に比例していると考えても大きな誤差とはなら
ない。したがつて、a1とb1との距離をN、a1とX
との距離をnとすれば、偏向歪補間補正量Xは次
式で表わされる。
示す線図で、代表点a1とb1との間に偏向点が来た
場合の偏向歪補間補正量Xを説明するためのもの
である。代表点の区分を細かくとれば、各代表点
の間で必要とされる補正量は、各代表点からの距
離に比例していると考えても大きな誤差とはなら
ない。したがつて、a1とb1との距離をN、a1とX
との距離をnとすれば、偏向歪補間補正量Xは次
式で表わされる。
Xa1b1=a1+(b1−a1)n/N …(1)
上記(1)式は次のように変形することができる。
Xa1b1=a1(1−n/N)+b1n/N=a1(1−K)
+b1K …(2) (ただし、補間演算係数K=n/N) 偏向点が代表点a2とb2との間にある場合は上記
(2)式から、 Xa2b2=a2(1−K)+b2K となる。
+b1K …(2) (ただし、補間演算係数K=n/N) 偏向点が代表点a2とb2との間にある場合は上記
(2)式から、 Xa2b2=a2(1−K)+b2K となる。
水平偏向歪補正量XHについて示せば、
X(a1b1)H=a1H(1−K)+b1HK
X(a2b2)H=a2H(1−K)+b2HK
:
となり、垂直偏向歪補正量XVについては、
X(a1b1)V=a1V(1−K)+b1VK
X(a2b2)V=a2V(1−K)+b2VK
:
となる。
代表点の数は任意で良いが、数が少いと偏向歪
補正量の誤差が大きくなるし、数が多いと精度は
向上するが記憶回路が肥大化してコストアツプを
招き所期の目的が果せないので、この両者を勘案
の上適当な数を選ぶ必要がある。本実施例では水
平方向に30、垂直方向に19の代表点をとり、垂直
方向での隣接する代表点間の距離NをN=32とし
た。
補正量の誤差が大きくなるし、数が多いと精度は
向上するが記憶回路が肥大化してコストアツプを
招き所期の目的が果せないので、この両者を勘案
の上適当な数を選ぶ必要がある。本実施例では水
平方向に30、垂直方向に19の代表点をとり、垂直
方向での隣接する代表点間の距離NをN=32とし
た。
第3図は本発明による撮像管の偏向歪補正回路
の一例の構成を示すブロツク線図である。本実施
例においては、水平偏向歪補正量と垂直偏向歪補
正量との発生原理は同様なので、以下は水平偏向
歪補正量の発生を説明することにより、垂直偏向
歪補正量の説明を省略する。
の一例の構成を示すブロツク線図である。本実施
例においては、水平偏向歪補正量と垂直偏向歪補
正量との発生原理は同様なので、以下は水平偏向
歪補正量の発生を説明することにより、垂直偏向
歪補正量の説明を省略する。
水平駆動信号HDおよび垂直駆動信号VDをメモ
リアドレス・K信号発生回路2に供給し、このメ
モリアドレス・K信号発生回路2から水平方向ア
ドレス信号及び垂直方向アドレス信号を記憶回路
3に供給する。記憶回路3は代表点a1,a2,…,
i8,i9の量を予じめ記憶し、同期信号に対応した
アドレス信号により2つの代表点の量、例えばa1
をDA変換器4へ、b1をDA変換器5へそれぞれ供
給する。一方メモリアドレス・K信号発生回路2
からDA変換器6にn信号を同時入力させ、この
DA変換器6から得られるKなる量のアナログ出
力を、一方は反転増幅器7に導いて(1−K)な
るアナログ出力に変換してDA変換器4に導き、
他方はそのままDA変換器5に入力する。
リアドレス・K信号発生回路2に供給し、このメ
モリアドレス・K信号発生回路2から水平方向ア
ドレス信号及び垂直方向アドレス信号を記憶回路
3に供給する。記憶回路3は代表点a1,a2,…,
i8,i9の量を予じめ記憶し、同期信号に対応した
アドレス信号により2つの代表点の量、例えばa1
をDA変換器4へ、b1をDA変換器5へそれぞれ供
給する。一方メモリアドレス・K信号発生回路2
からDA変換器6にn信号を同時入力させ、この
DA変換器6から得られるKなる量のアナログ出
力を、一方は反転増幅器7に導いて(1−K)な
るアナログ出力に変換してDA変換器4に導き、
他方はそのままDA変換器5に入力する。
DA変換器4は反転増幅器7からの(1−K)
と記憶回路3からの代表点の量a1とを乗算して、
a1(1−K)を出力し、またDA変換器5はDA変
換器6からのKと記憶回路3からの代表点の量b1
とを乗算してb1Kを出力する。これらDA変換器
4および5の両者の出力は加算してa1(1−K)
+b1Kを得、これを積分回路8に導いて積分し、
バツフア増幅器9を経て偏向歪補間補正量X(a1b1
)=a1(1−K)+b1Kを得る。積分回路8は、
DA変換器4および5による演算X(a1b1)=a1(1
−K)+b1KからX(a2b2)〜X(a9b9)へと水平方向
に偏向される際の画面の歪み補正量がDA変換時
間間隔で出力する矩形波状となるため、これを滑
らかに連続的波形に変換する後置補間用低域ろ波
回路である。
と記憶回路3からの代表点の量a1とを乗算して、
a1(1−K)を出力し、またDA変換器5はDA変
換器6からのKと記憶回路3からの代表点の量b1
とを乗算してb1Kを出力する。これらDA変換器
4および5の両者の出力は加算してa1(1−K)
+b1Kを得、これを積分回路8に導いて積分し、
バツフア増幅器9を経て偏向歪補間補正量X(a1b1
)=a1(1−K)+b1Kを得る。積分回路8は、
DA変換器4および5による演算X(a1b1)=a1(1
−K)+b1KからX(a2b2)〜X(a9b9)へと水平方向
に偏向される際の画面の歪み補正量がDA変換時
間間隔で出力する矩形波状となるため、これを滑
らかに連続的波形に変換する後置補間用低域ろ波
回路である。
第4図は第3図に示したメモリアドレス・K信
号発生回路2の一例の構成を示すブロツク線図で
ある。本実施例では水平駆動信号HDは33.75K
Hz、垂直駆動信号VDは60Hzの方形波を用いてい
るが、勿論NTSCの標準テレビジヨン方式の
15.75KHz又は他の方式にも応用は可能である。
水平駆動信号HDが導かれるフエーズロツクドル
ープ(PLL)発振器21は、フエーズロツク形の
発振器で周波数1012.5KHzの方形波CKHを発生
し、偏向面の水平方向を30分割するための原発振
器である。この1012.5KHzの方形波が導かれる水
平方向アドレスカウンタ22は1/30分周のバイナ
リカウンタで、発生コード2から31迄のバイナ
リコードを発生する。2から31迄のバイナリコ
ードは記憶回路3(第3図参照)に導かれ水平方
向のアドレス信号となる。また、この水平方向ア
ドレスカウンタ22は、発生コード31のとき
33.75KHzの桁上信号CYHを発生し、一方はPLL
発振器21に戻され、ここで水平駆動信号HDと
桁上信号CYHとの位相の同期がはかられる。し
たがつて、水平方向アドレスカウンタ22が発生
する2から31までのバイナリコードの発生タイ
ミングは、偏向面上の位置で常に一定することに
なる。水平方向アドレスカウンタ22から発生す
る桁上信号CYHの他方は、K信号発生カウンタ
23へ供給する。このK信号発生カウンタ23
は、1/31分周のバイナリカウンタで、発生コード
0から30迄のバイナリコードを発生する。この
バイナリコードは、補間係数K信号を得るため
DA変換器6(第3図参照)に導かれアナログの
K信号に変換される。また、このK信号発生カウ
ンタ23は、発生コード30のとき垂直方向アド
レスカウンタ24のクロツク信号CKVとなる桁
上信号を発生する。このクロツク信号CKVを受
ける垂直方向アドレスカウンタ24は1/19分周の
バイナリカウンタで、発生コード0から18まの
バイナリコードを発生し、これを記憶回路3(第
3図参照)に垂直方向アドレス信号として送出す
る。
号発生回路2の一例の構成を示すブロツク線図で
ある。本実施例では水平駆動信号HDは33.75K
Hz、垂直駆動信号VDは60Hzの方形波を用いてい
るが、勿論NTSCの標準テレビジヨン方式の
15.75KHz又は他の方式にも応用は可能である。
水平駆動信号HDが導かれるフエーズロツクドル
ープ(PLL)発振器21は、フエーズロツク形の
発振器で周波数1012.5KHzの方形波CKHを発生
し、偏向面の水平方向を30分割するための原発振
器である。この1012.5KHzの方形波が導かれる水
平方向アドレスカウンタ22は1/30分周のバイナ
リカウンタで、発生コード2から31迄のバイナ
リコードを発生する。2から31迄のバイナリコ
ードは記憶回路3(第3図参照)に導かれ水平方
向のアドレス信号となる。また、この水平方向ア
ドレスカウンタ22は、発生コード31のとき
33.75KHzの桁上信号CYHを発生し、一方はPLL
発振器21に戻され、ここで水平駆動信号HDと
桁上信号CYHとの位相の同期がはかられる。し
たがつて、水平方向アドレスカウンタ22が発生
する2から31までのバイナリコードの発生タイ
ミングは、偏向面上の位置で常に一定することに
なる。水平方向アドレスカウンタ22から発生す
る桁上信号CYHの他方は、K信号発生カウンタ
23へ供給する。このK信号発生カウンタ23
は、1/31分周のバイナリカウンタで、発生コード
0から30迄のバイナリコードを発生する。この
バイナリコードは、補間係数K信号を得るため
DA変換器6(第3図参照)に導かれアナログの
K信号に変換される。また、このK信号発生カウ
ンタ23は、発生コード30のとき垂直方向アド
レスカウンタ24のクロツク信号CKVとなる桁
上信号を発生する。このクロツク信号CKVを受
ける垂直方向アドレスカウンタ24は1/19分周の
バイナリカウンタで、発生コード0から18まの
バイナリコードを発生し、これを記憶回路3(第
3図参照)に垂直方向アドレス信号として送出す
る。
ここに垂直駆動信号VD60Hzが、K信号発生カ
ウンタ23及び垂直方向アドレスカウンタ24に
導かれているが、これは両者に対するリセツト信
号であつて、これにより発生コード0から18ま
でのバイナリコードを発生させるタイミングが計
られ、偏向面上で常に一定の位置を占めさせてい
る。
ウンタ23及び垂直方向アドレスカウンタ24に
導かれているが、これは両者に対するリセツト信
号であつて、これにより発生コード0から18ま
でのバイナリコードを発生させるタイミングが計
られ、偏向面上で常に一定の位置を占めさせてい
る。
本実施例において、第3図に示したDA変換器
6はn=0のときは0V、n=32のときは+5Vの
アナログ信号を出力し、また反転増幅器7はDA
変換器6の出力が0V(n=0)のとき+5Vを出
力し、DA変換器6の出力が+5V(n=32)のと
き0Vのアナログ信号を出力する。したがつて、
反転増幅器7は、アナログ信号を反転増幅するだ
けでなく、オフセツト電圧を+5V持ち上げて
(1−K)の関係を得ている。
6はn=0のときは0V、n=32のときは+5Vの
アナログ信号を出力し、また反転増幅器7はDA
変換器6の出力が0V(n=0)のとき+5Vを出
力し、DA変換器6の出力が+5V(n=32)のと
き0Vのアナログ信号を出力する。したがつて、
反転増幅器7は、アナログ信号を反転増幅するだ
けでなく、オフセツト電圧を+5V持ち上げて
(1−K)の関係を得ている。
第5図は第3図に示した水平偏向歪補正回路並
びに垂直偏向歪補正回路を組込んだ撮像管の偏向
電流発生回路の一例の構成を示すブロツク線図で
ある。なお、第5図において第3図に示した符号
と同一符号は同一作用を成す回路を示す。水平偏
向回路25に水平偏向入力HSAWが供給される
と、水平偏向コイル26に水平偏向電流IHが流
れて撮像管のビームが水平方向に偏向するが、こ
の時水平偏向歪補正回路27から水平偏向歪補正
量X(a1b1)H=a1H(1−K)+b1HK……が水平
偏向回路25に入力して水平偏向コイル26の水
平偏向電流IHを補正して歪補正を行い、走査線
を所定の位置に補正する。同様にして、垂直偏向
回路28に垂直偏向入力VSAWが供給される
と、垂直偏向コイル29に垂直偏向電流IVが流
れて撮像管ビームが垂直方向に偏向するが、この
時垂直偏向歪補正回路30から垂直偏向歪補正量
X(a1b1)V=aAV1(1−K)+b1VK……が垂直偏
向回路28に入力して垂直偏向コイル29の垂直
偏向電流IVを補正して歪補正を行い、走査線を
所定の位置に補正する。なお、水平偏向回路25
及び垂直偏向回路28は、偏向歪補正信号XH及
びXVを通せるように代表点の数に応じた帯域幅
を持たせておく。
びに垂直偏向歪補正回路を組込んだ撮像管の偏向
電流発生回路の一例の構成を示すブロツク線図で
ある。なお、第5図において第3図に示した符号
と同一符号は同一作用を成す回路を示す。水平偏
向回路25に水平偏向入力HSAWが供給される
と、水平偏向コイル26に水平偏向電流IHが流
れて撮像管のビームが水平方向に偏向するが、こ
の時水平偏向歪補正回路27から水平偏向歪補正
量X(a1b1)H=a1H(1−K)+b1HK……が水平
偏向回路25に入力して水平偏向コイル26の水
平偏向電流IHを補正して歪補正を行い、走査線
を所定の位置に補正する。同様にして、垂直偏向
回路28に垂直偏向入力VSAWが供給される
と、垂直偏向コイル29に垂直偏向電流IVが流
れて撮像管ビームが垂直方向に偏向するが、この
時垂直偏向歪補正回路30から垂直偏向歪補正量
X(a1b1)V=aAV1(1−K)+b1VK……が垂直偏
向回路28に入力して垂直偏向コイル29の垂直
偏向電流IVを補正して歪補正を行い、走査線を
所定の位置に補正する。なお、水平偏向回路25
及び垂直偏向回路28は、偏向歪補正信号XH及
びXVを通せるように代表点の数に応じた帯域幅
を持たせておく。
以上本発明を撮像管の偏向歪補正回路に適用し
た場合について説明したが、本発明はこれのみに
限定されるものではなく、以下に示すものにも有
効に適用することができる。
た場合について説明したが、本発明はこれのみに
限定されるものではなく、以下に示すものにも有
効に適用することができる。
(1) モニタ並びにビユーフアインダの偏向歪補正
(2) フライングスポツトスキヤナーの偏向歪補正
(3) テレビカメラ及びモニタのシエーデイング補
正 (4) 偏向を必要とするすべての機器、例えばオシ
ロスコープ、ベクトルスコープ並びにレーダ等 また、上述した従来の撮像管の偏向歪補正回路
においては、画面全領域に亘つて偏向歪を高精度
に補正することが困難である等種々の問題点を内
蔵していたが、本発明による撮像管の偏向歪補正
回路によれば、つぎのような利点がある。
正 (4) 偏向を必要とするすべての機器、例えばオシ
ロスコープ、ベクトルスコープ並びにレーダ等 また、上述した従来の撮像管の偏向歪補正回路
においては、画面全領域に亘つて偏向歪を高精度
に補正することが困難である等種々の問題点を内
蔵していたが、本発明による撮像管の偏向歪補正
回路によれば、つぎのような利点がある。
(5) 歪の概略補正値を枡目にとつたクロスポイン
ト上に記憶させておけば良いから、高品位のフ
イールド用テレビカメラに特に有効に適用でき
る。
ト上に記憶させておけば良いから、高品位のフ
イールド用テレビカメラに特に有効に適用でき
る。
(6) 代表点の間は、DA変換器を使用して補間す
る。従つてデータを入力するためのコンピユー
タが不要である。
る。従つてデータを入力するためのコンピユー
タが不要である。
(7) 複雑な歪演算を必要としない。
(8) 大電流を必要とする高速デジタル演算器が不
要である。
要である。
(9) 代表点の数にも影響されるが、記憶容量が少
くて済むのでコンパクトにまとめられる。ちな
みに、上述した実施例においては、記憶容量を
垂直方向のみでも従来の約1/32とすることがで
きる。
くて済むのでコンパクトにまとめられる。ちな
みに、上述した実施例においては、記憶容量を
垂直方向のみでも従来の約1/32とすることがで
きる。
(10) 撮像管の如き微少電流を扱う分野では、デジ
タルノイズの影響を受けない。
タルノイズの影響を受けない。
第1図は本発明を撮像管の偏向歪補正回路に適
用する場合の撮像面の偏向方向と代表点の取り方
とを説明するための平面図、第2図は第1図に示
す撮像面の一部を拡大して示す平面図、第3図は
本発明を適用する撮像管の偏向歪補正回路の一例
の構成を示すブロツク線図、第4図は第3図に示
すメモリアドレス・K信号発生回路の一例を示す
ブロツク線図、第5図は本発明を適用する撮像管
の偏向電流発生回路の一例の構成を示すブロツク
線図である。 1……撮像面、2……メモリアドレス・K信号
発生回路、3……記憶回路、4,5,6……DA
変換器、7……反転増幅器、8……積分回路、9
……バツフア増幅器、21……フエーズロツクド
ループ(PLL)発振器、22……水平方向アドレ
スカウンタ、23……K信号発生カウンタ、24
……垂直方向アドレスカウンタ、25……水平偏
向回路、26……水平偏向コイル、27……水平
偏向歪補正回路、28……垂直偏向回路、29…
…垂直偏向コイル、30……垂直偏向歪補正回
路。
用する場合の撮像面の偏向方向と代表点の取り方
とを説明するための平面図、第2図は第1図に示
す撮像面の一部を拡大して示す平面図、第3図は
本発明を適用する撮像管の偏向歪補正回路の一例
の構成を示すブロツク線図、第4図は第3図に示
すメモリアドレス・K信号発生回路の一例を示す
ブロツク線図、第5図は本発明を適用する撮像管
の偏向電流発生回路の一例の構成を示すブロツク
線図である。 1……撮像面、2……メモリアドレス・K信号
発生回路、3……記憶回路、4,5,6……DA
変換器、7……反転増幅器、8……積分回路、9
……バツフア増幅器、21……フエーズロツクド
ループ(PLL)発振器、22……水平方向アドレ
スカウンタ、23……K信号発生カウンタ、24
……垂直方向アドレスカウンタ、25……水平偏
向回路、26……水平偏向コイル、27……水平
偏向歪補正回路、28……垂直偏向回路、29…
…垂直偏向コイル、30……垂直偏向歪補正回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 撮像管等の画面を水平および垂直方向に任意
の数に枡目状に分割したクロスポイント上の代表
点における水平および垂直偏向歪補正量の各々を
デジタル値として記憶する記憶回路と、 垂直方向に互いに隣接する代表点間における順
次の走査線に対する補間演算係数を発生する補間
演算係数発生手段と、 前記記憶回路から読出した垂直方向に互いに隣
接する2個の代表点における各々の水平偏向歪補
正量と前記補間演算係数発生手段からの補間演算
係数とに基いて当該代表点間における順次の走査
線に対する水平偏向歪補正量を発生する乗算形デ
ジタル・アナログ変換器を有する水平偏向歪補正
量発生手段と、 前記記憶回路から読出した垂直方向に互いに隣
接する2個の代表点における各々の垂直偏向歪補
正量と前記補間演算係数発生手段からの補間演算
係数とに基いて当該代表点間における順次の走査
線に対する垂直偏向歪補正量を発生する乗算形デ
ジタル・アナログ変換器を有する垂直偏向歪補正
量発生手段とを具える撮像管等の歪補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7503280A JPS572166A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Distortion correcting circuit of pickup tube or the like |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7503280A JPS572166A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Distortion correcting circuit of pickup tube or the like |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS572166A JPS572166A (en) | 1982-01-07 |
JPS6155310B2 true JPS6155310B2 (ja) | 1986-11-27 |
Family
ID=13564433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7503280A Granted JPS572166A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Distortion correcting circuit of pickup tube or the like |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS572166A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4518898A (en) * | 1983-02-22 | 1985-05-21 | Image Graphics, Incorporated | Method and apparatus for correcting image distortions |
JPH0695268B2 (ja) * | 1985-01-21 | 1994-11-24 | ソニー株式会社 | デ−タ補間回路 |
JP2594902B2 (ja) * | 1985-02-15 | 1997-03-26 | 株式会社日立製作所 | テレビジョンカメラの補正方法 |
JPH0793692B2 (ja) * | 1985-02-22 | 1995-10-09 | 日立電子株式会社 | 画像歪補正装置 |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7503280A patent/JPS572166A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS572166A (en) | 1982-01-07 |
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