JPS6155297A - 鉱物質繊維板 - Google Patents

鉱物質繊維板

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JPS6155297A
JPS6155297A JP17350584A JP17350584A JPS6155297A JP S6155297 A JPS6155297 A JP S6155297A JP 17350584 A JP17350584 A JP 17350584A JP 17350584 A JP17350584 A JP 17350584A JP S6155297 A JPS6155297 A JP S6155297A
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JP
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mineral
fiberboard
fibers
mineral fiberboard
short
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高 秋夫
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物の天井材や壁材あるいはその他の各種パ
ネル用材として使用される鉱物質繊維板に関するもので
ある0 (従来例の構成とその問題点) 従来天井板等に泪いられるOツクウール板は、吸音性及
び断熱性を具備させる必要上、比重0.2〜α4程度の
ポーラスな板状物に抄造して用いられているが、表面が
ポーラスであるために塗装を施す前にサシダイシづによ
る表面調葺処理を必要とする。
又、ポーラスな表層部に塗料が吸込まれるために、その
吸込みムラを防止するための下塗りが必要となり、しか
も良好な塗膜を形成するには塗料の吸込み量を考慮して
多量の塗料を塗布する必要があり、防火性が低下してし
まう慮れがあった。
さら−に、塗料の吸込みが多いと、表層部が膨潤して伸
びが発生し、反りが生じるという問題点がある。
又、塗装に代えて化粧シートを貼着する場合には、表面
に鉱物質繊維の毛羽立ちが発生しているために、繊維が
折れ易くて化粧シートの接着性が極めて悪いという問題
点がある。
(発明の目的) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、サシヂイ
シジ処理を不要にできると共に塗装性。
化粧性が良好であり、しかも軽量化と生産性の向上を図
ることのできる鉱物JEm維板を提供するものである。
(発明の構成) 上記目的な達成するた込に本発明の鉱物質繊維板は、ロ
ックウール等の鉱物質繊維を抄造してなる鉱物質繊維板
主体の表面に鉱物質短繊維を主体とする緻密なス+シ后
を一体に居若してなるもので、表面が平滑で毛羽立ちが
なく、且つ硬質化したものでおる。
(実施例の説明) 本発明の実施例を図面について説明すると、(1)はO
m+クウール又はスラづウールを主体として抄造、形成
された比重0.2〜0.4の鉱物質繊維板主体で、その
表面に鉱物質短繊維を主体とする緻密なス+シM(2)
を一体に層着しである。
上記スキン層(2)は鉱物質短繊維を主体として形成し
たもので、そのm維長は100〜2000μ、好ましく
は100〜1000μの繊維長のものが50形以上の割
合を占めるように粉砕した鉱物質短繊維を主体にして形
成される。
ここで100〜2000μの長さのものを使用するのは
、表面平滑性だけを改得するのであれば、通常の鉱物質
繊維板の抄造に使用される10.〜8:0・關長さのも
のより短かい長さのものを使用することで目的を達成す
ることが出来るが、鉱物質繊維は植物質繊維等の有機質
の繊維と異って柔軟性を欠くために、別々に調整したス
ラリーを抄造して形成した繊維層を重ね合せても眉間に
おける繊維同志の絡み合いがほとんど得られず、結合力
が弱。
くて剥離し易くなるという新たな問題が生じるものであ
り、100−2000μの長さに粉砕した短繊維であれ
ば繊維長が極端に短かくて重ね合せ部分において、上記
短繊維が圧力や脱水時の水分の移動で流動し易く、下層
の鉱物質繊維板主体(1)を構成する鉱物m維の空隙部
分に食い込むようにして密着し合って5両者の結合点が
著しく増大し、該結合点にバイジターを作用させること
でその結合点を強固に固定してス中シ層の剥離が防止さ
れるためである。又、上記スキン層は短mMXを主体と
して形成したものであるので断熱性、吸音性。
通気性を有していると共に鉱物質繊維主体(1)とは別
の抄造装置で均一厚さのシート状に形成して層着するこ
とが可能であり、厚さや密度の調整・が容易に行なえる
ものである。− このような鉱物質1t4維板を得るには、第2図に示す
ようにまず、ロックウールやスラタウール等のm維長が
4〜30関の鉱物質繊維を主体とし、これにパーライト
やシラス発泡体等の無機軽量骨材とスターチ等のバイジ
ターを適量添加してなる低密度配合スラリーを長網ある
いは丸網抄造機等により抄造して鉱物質繊維板主体(1
)となるウェットマット(ロ)を形成する〇 一方、スキンJl(2)はOvクウールやスラづウール
等の鉱物質繊維を粉砕して繊維長が100〜2000μ
、好ましくは100〜1000μの粉状の短繊維とし、
この鉱物質短繊維に2〜20%の割合でスターチやPT
A、フェノール、アクリル。
アクリルスチレシ2石油閣等のバイジターを添加すると
共に必要に応じてさらに故紙パルプ等の有機質!l維の
短!a維や顔料等の着色剤あるいは炭酸hルシウム、フ
レー、シリカ、炭酸マグネシウム、鉱物粉、雲母粉、金
属粉、水醗化アル:ニウム、アルニナ粉体、カーポジブ
ラック、ホワイトカーポジ等の無機質の粉体を適量添加
して鉱物質短繊維主体のスラリーとなし、このスラリー
を別な抄造装置で抄造して前記ウェットマット(ロ)よ
りも薄いウェットシート(2)に形成して前記鉱物繊維
のウェットマット(ロ)と重ね合せて、ロールプレス(
!l) (4)で加圧脱水するか、あるいは第8図に示
す如く吸引脱水(5)を行った後、乾燥して鉱物質繊維
板主体(1)と一体化する。尚、上記ス+シ層はウエッ
トマットの上面に鉱物質短繊維の高濃度スラリーを層状
に供給して脱水、乾燥することで設けることもできる。
以上のような製造方法において、鉱物質繊維板主体(1
)と鉱物質繊維板主体とするスキン層(2)の界面にス
ターチ溶液、フェノール函脂、メラ:シ樹脂等の結合剤
(0)を塗布して両者の密着力を高めて形成してもよい
尚、上記スキン層(2)は鉱物質繊維板主体(1)の両
面に配して一体的に層着してもよく、この場合は鉱物質
繊維板の両面を緻密で硬質な表層に形成して全体の強度
を向上させることが出来るものであり、芯層となる鉱物
質繊維′板主体(1)の低比重化が容易になり、比強度
の大きな鉱物質繊維板が得られるものである。
さらに、スキン層(2)の表面にはトラバーチシ模様や
ビシ孔模様等の公知の模様を形成してもよく、この場合
にはスキン層が緻密であるので孔模様がシャープになっ
て化粧性に優れていると共に、鉱物質mH1板主体(1
ンに低比重組成のものを用いてビシ孔における吸音効果
を向上させることが出来る。
次に本発明の鉱物質繊維板と従来の単層構成の鉱物質繊
維板の物性の比較を表に示す。
比較例 鉱物質繊維<m維長4〜30mm)79重量部と故紙パ
ルプlO重量部、無機発泡体6重量部、スターチ4重量
部のスラリーを抄造して厚さ12謡。
比重α32の鉱物質繊維板を形成した。
実施例 鉱物質繊維(繊維長4〜30fi)55重量部と故紙パ
ルプ10重量部、無機発泡体30を置部。
スターチ4重量部のスラリーを用いて鉱物質繊維のウェ
ットマットを抄造し、その表面に鉱物質戯維の粉砕短繊
維(繊維長200〜1000μ)80重量部、故紙パル
プ6重量部、スターチ4重量部。
フェノール樹脂10重量部の組成からなるスラリーを抄
造した薄いウェットシートを重ね合せて脱水、乾燥し厚
さ約α6mのス中シ層を一体に層着した全体厚さが12
%で比重0.26の鉱物質繊維板を形成した。
両者の物性を比較したところ次表の結果が得られた。
以上の結果から明らかなように本発明の鉱物質繊維板に
よれば、比重が比較例のものに比べて19%小さく形成
されているにもかかわらず曲げ強度が1196.表面強
度が1096向上されており。
軽量でかつ強度的に優れていると共に表面平滑性及び塗
装性に優れたものであった。
(発明の効果) 以上のように本発明の鉱物質繊維板によれば、湿式抄造
してなる鉱物質繊維板主体の表面に鉱物質短繊維を主体
とする緻密なスキン層を一体に層着しているので、サシ
ディジj等の表面調整処理が不要となり、しかも表面が
緻密で毛羽立ちがないから塗装に際して塗料の吸込みが
殆んどなく、少ない箪布量で均一な塗膜が形成できると
共に毛羽立ちによる皮膚刺激が防止できるものである。
又、表面の硬度及び全体の曲げ強度を大にできると共に
鉱物質繊維板主体に多くの軽量骨材を混入して軽量化を
図ることができ1.゛その上、表面が平滑面であるから
、化粧シートの貼着が容易且つ確実に行えるものである
。さらに繊維長が100〜2000μの鉱物質短繊維を
主体としてス+シ層を形成すると鉱物繊維板主体とスキ
ン層の層間剥離が生じ難くなり、各層間の密着力に優れ
た鉱物質繊維板が形成出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はその断面
図、第2図は製造方法を示す簡略何面図、第3図は吸引
脱水を行った場合の簡略側面図である0 (1)・・・鉱物質繊維板主体、(2)・・・ス+シ層
。 特許出願人  大建工業株式会社 トR擾: 七べ  Z  8 4 j  昌 プ? 一ンべ  1  バ ?

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロックウール等の鉱物質繊維を湿式抄造してなる
    鉱物質繊維板主体の表面に鉱物質短繊維を主体とする緻
    密なスキン層を一体に層着してなる鉱物質繊維板。
  2. (2)鉱物質短繊維は、繊維長100μ〜2000μを
    主体とするロックウール短繊維である特許請求の範囲第
    1項記載の鉱物質繊維板。
  3. (3)スキン層は、抄き合せによつて鉱物質繊維板主体
    に一体に層着されたものである特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の鉱物質繊維板。
  4. (4)スキン層が結合剤を介して鉱物質繊維板主体に一
    体に層着されている特許請求の範囲第1項、第2項又は
    第3項記載の鉱物質繊維板。
  5. (5)スキン層が鉱物質繊維板主体の両面に一体に層着
    されている特許請求の範囲第1項ないし、第4項のいず
    れかに記載の鉱物質繊維板。
JP17350584A 1984-08-21 1984-08-21 鉱物質繊維板 Granted JPS6155297A (ja)

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JP17350584A JPS6155297A (ja) 1984-08-21 1984-08-21 鉱物質繊維板

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JP17350584A JPS6155297A (ja) 1984-08-21 1984-08-21 鉱物質繊維板

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JPS6155297A true JPS6155297A (ja) 1986-03-19
JPH0242958B2 JPH0242958B2 (ja) 1990-09-26

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008016011A1 (fr) * 2006-07-31 2008-02-07 Daiken Corporation Plaque inorganique et son procédé de production
JP2008030401A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Daiken Trade & Ind Co Ltd 無機質板及びその製造方法
JP2008068567A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Daiken Trade & Ind Co Ltd 無機質板及びその製造方法
JP2014101685A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Daiken Corp 軒裏天井材

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JP2014101685A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Daiken Corp 軒裏天井材

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JPH0242958B2 (ja) 1990-09-26

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