JPS6154832A - 回転電機の回転子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は突極形回転電機の回転子に係り、特に磁気回路
の磁気抵抗を調整可能とした回転子に関する。

〔発明の背景〕

回転電機の磁気回路の磁気抵抗を可調整とする手段につ
いては実開昭５１−７４７０５および実開昭５５−６９
８４３号公報に示されているが、これは第２図に示すよ
うに、磁極１の内周面とローターリム２の外周面の間に
磁性材料を挿入するものであった。

しかし、実開昭５１−７４７０５号公報ではこの磁性材
料が回転中に飛びださないようにするために、磁極側面
に止め金をつける必要があり、実質的にａｌｌをロータ
ーリムに固着した後に、磁性材料を挿入して磁気抵抗を
！ｉｌｌ！！！１することは不可能であった。

一方、実開昭５５−６９８４３号公報では磁極内周面に
凹形溝を形成して、ここに磁性材料を挿入して磁気抵抗
を調整するが、この場合、この部分には、界磁者ｆｉ６
が巻かれるため、−担、磁性材料を組みこんだ後では調
整することが不可能であった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、容易で、かつ、磁極がローターリムに
固定された後でも何ら固定部分を分解することなく、調
整用の薄板磁性材料を挿入でき、磁気回路の磁気抵抗を
変えることができる回＠電機の回転子を提供するにある
。

〔発明の概要〕

本発明は磁極とローターリムを一旦組み立てて固定した
後でも、この固定部分を分がすることなく、容易に回転
電機の磁気回路の磁気抵抗を調整できるように、磁極テ
ール底部とローターリム凹部底に空隙をもうけて、ここ
に磁気抵抗の異なる磁性材料を組み合わせて押入するこ
とにより磁気抵抗を調整可能としたものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図により説明する。回転
電機の磁気回路は、固定子鉄心４、固定子と磁極間の空
隙Ｇ、磁極１およびローターリム２により構成される。

一方、回転電機の全体の磁気抵抗のうち、空隙Ｇの磁気
抵抗が占める割合が圧倒的に大きく、空隙を任意に肩整
可能とすれば、磁気抵抗は容易に変えることができる。

本発明は磁極のテールの高さｈより、ローターリムの凹
溝高さＨの方を大きく製作しておき、磁極をローターリ
ムに取りつけた状態ではテール底部とローターリム凹溝
底部には空隙ｇが形成されるようにする。即ち、磁気回
路全体の空隙は（ａ＋ｇ）の状態にしておく。次に、所
望の全体磁気抵抗に応じて、空ｍｇの部分に、磁気抵抗
の異なる磁性材料３、例えば、磁気抵抗の高いステンレ
ス材と磁気抵抗の低い鋼材等を適当な厚さで組み合わせ
て挿入することにより、磁気回路全体の空隙が最大ＣＧ
＋ｇ）より最小Ｇの間で調整可能となる。この方法では
磁極とローターリムを固定しているコツターライナー７
をいじることな〈実施可能である。即ち、磁極とロータ
ーリムを組み立てた熱でも、容易に作業をすることがで
きる６ 〔発明の効果〕 本発明によれば、磁極とローターリムの固定部分をいじ
ることなく磁性材料を空隙に挿入することができるため
、回転電機の回転子を分がすることなく、所望の磁気抵
抗の状態に容易に調整することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁極およびローターリムの構造を
示す断面図、第２図は従来の磁極の取付構造を示す断面
図である。 １・・・磁極、２・・・ローターリム、３出薄板状の磁
性材料、７・・・テーパーコツター。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、突出部をもつ突極形磁極と、この突極形磁極を固定
   するために磁極側テールと同一形状の凹形溝を設けたロ
   ーターリムよりなる回転子において、前記磁極側テール
   底とローターリム側凹部底の間に空隙を設けて、この空
   隙に磁気抵抗の異なる薄板状の磁性材料を組み合わせて
   挿入することを特徴とする回転電機の回転子。