JPS6153725B2 - - Google Patents

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JPS6153725B2
JPS6153725B2 JP52044657A JP4465777A JPS6153725B2 JP S6153725 B2 JPS6153725 B2 JP S6153725B2 JP 52044657 A JP52044657 A JP 52044657A JP 4465777 A JP4465777 A JP 4465777A JP S6153725 B2 JPS6153725 B2 JP S6153725B2
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circuit
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voltage
transistor
battery
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Kazufumi Usui
Akio Kondo
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Casio Computer Co Ltd
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  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば電子式腕時計、電子式卓上計算
機等電池電源を用いる小型電子機器における電源
供給装置に関する。
従来、例えば電子式腕時計、電子式卓上計算機
等の電源として電池を用いる小型電子機器におい
て、表示部を必要に応じて照明するための照明装
置を備えたもの、あるいはブザー等の報音装置を
備えたもの等がある。上記照明装置、報音装置等
は動作電流が大きく、このため作動時に電池の出
力電圧が低下して論理回路の誤動作、発振回路の
発振停止等の問題を生じるもので、以下第1図に
示す具体例について説明する。第1図は従来の電
子式腕時計の構成例を示すものである。第1図に
おいて1は端子電圧が例えば1.5Vの電池で、そ
の出力電圧VSS1は、水晶発振子2を備えた発振
回路3、この発振回路3から出力される基準信号
を分周する分周回路4、この分周回路4の分周出
力を計数して時刻情報を得る計時回路5へ供給さ
れる。また、上記電池1の出力電圧は、分周回路
4から出力される例えば256Hzの信号により動作
する昇圧回路6へ送られて例えば3Vの電圧に昇
圧される。そして、この昇圧回路6の昇圧出力
VSS2は、デコーダ・ドライバ7及び液晶表示部
8へ供給される。上記デコーダ・ドライバ7は、
計時回路5から出力される時刻情報をデコードす
ると共にそのデコード出力により表示部8を駆動
して時刻を表示する。さらに、上記電池1の出力
電圧VSS1は、重負荷回路例えば表示部8を必要
に応じて照明する照明回路9へスイツチ10を介
して供給される。しかして、上記昇圧回路6は、
上記したように分周回路4から例えられるクロツ
ク信号に従つて昇圧動作を行うもので、例えば第
2図に示すように構成される。
第2図において11は電池1の出力電圧VSS1
が与えられる入力端子で、この入力端子11と昇
圧出力端子12との間に例えばNチヤンネル
MOSトランジスタ13,14のソース・ドレイ
ン間が直列に接続される。また、15は前記分周
回路4からのクロツク信号が入力されるクロツク
端子で、このクロツク端子15に入力されるクロ
ツク信号は、上記トランジスタ13のドレイン電
極と接地間に直列に接続されてなるNチヤンネル
MOSトランジスタ16及びPチヤンネルMOSト
ランジスタ17のゲートに供給される。このトラ
ンジスタ16,17の両ドレインの共通接続点
は、上記トランジスタ13のゲートに接続され
る。また、上記クロツク端子15に入力される信
号は、インバータ18及びコンデンサ19を介し
てトランジスタ13,14の共通接続点に供給さ
れる。しかして、上記出力端子12と接地間には
コンデンサ20が設けられる。また上記トランジ
スタ13のドレイン電極と接地間にはNチヤンネ
ルMOSトランジスタ21及びPチヤンネルMOS
トランジスタ22が直列に設けられる。そして、
このトランジスタ21,22の両ドレイン接続点
は、上記トランジスタ14のゲートに接続され
る。また、このトランジスタ21,22のゲート
は、一括して上記トランジスタ13のゲートに接
続される。上記のように構成された昇圧回路6
は、クロツク端子15に入力されるクロツク信号
がローレベルの場合、(VSS1をローレベル、VDD
をハイレベルとする)、トランジスタ17がオン
し、トランジスタ13のゲートがハイレベルとな
り、トランジスタ13がオンしてコンデンサ19
に入力端子11に供給される電圧VSS1が供給さ
れる。このためコンデンサ19には1.5Vの電圧
が充電される。この際トランジスタ21,22の
ゲートはハイレベルが供給されトランジスタ21
がオン・トランジスタ22がオフとなつており、
トランジスタ14のゲートにはローレベルが供給
されるのでトランジスタ14はオフ状態にある。
次にクロツク端子15に入力されるクロツク信号
がハイレベルとなると、トランジスタ16がオ
ン・トランジスタ17がオフとなつてトランジス
タ13のゲートがローレベルとなり、トランジス
タ13はオフする。また、上記トランジスタ2
1,22のゲートにローレベルが供給されること
によつてトランジスタ21がオフ、トランジスタ
22がオンし、トランジスタ14のゲートがハイ
レベルとなり、トランジスタ14がオンする。こ
の際クロツク信号がローレベルからハイレベルに
変わることによりインバータ18の出力はハイレ
ベルからローレベルになり、それまでコンデンサ
19に充電されていた電圧1.5Vはインバータ1
8の出力がハイレベルからローレベルに変化した
際の電位差、即ちVDDとVSS1の電位差1.5Vが加
算された電圧3Vとなる。従つて上記トランジス
タ14がオンすることによつて上記3Vの電圧が
コンデンサ20に与えられ、コンデンサ20は
3Vまで充電される。以下、クロツク信号によつ
て上記の動作が繰返され、出力端子12から3V
の昇圧電圧が出力される。
しかして、上記第1図において、発振回路3、
分周回路4、計時回路5は、電池1からの供給電
圧によつて動作し、発振並びに計時動作を行い、
その計時出力をデコーダ・ドライバ7へ送つて液
晶表示部8により時刻表示を行わせている。上記
照明回路9を除く各回路は、消費電力が少なく、
照明回路9の非動作時においては電池1の出力電
圧はほぼ一定に保たれている。しかし、夜間等に
おいて液晶表示部8を照明するために第3図に示
すようにスイツチ10を投入すると、照明回路9
に大きな電流が流れる。電池1は負荷電流が増大
すると、内部抵抗が大きくなり、出力電圧VSS1
が第3図に示すように時間の経過と共に順次低下
する。そして、上記電池1の出力電圧VSS1があ
るレベル例えば1.3V以下に低下すると、分周回
路4、計時回路5の論理動作に誤りを生じたり、
発振回路3の発振動作が停止したりする。また、
電池1の出力電圧VSS1が低下すると、それに伴
つて昇圧回路6の出力電圧VSS2が第3図に示す
ように低下すると共にリツプルを生じる。そのた
めデコーダドライバ7が誤動作したり、また、液
晶表示部8で表示コントラストが悪くなつたり、
応答速度が遅くなつたりする等の欠点があつた。
このように従来における電池を電源とする小型
電子機器においては、照明ランプなどの重負荷が
駆動された場合に各回路への供給電圧が低下し、
誤動作したり機能が停止したりする虞れがあつ
た。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、電
池を電源とする小型電子機器において、照明ラン
プなどの重負荷が駆動されて電池電圧が低下した
場合でも、昇圧回路の出力電圧低下を防止すると
共に各回路への供給電圧の変化を所定範囲内に抑
えて論理回路の誤動作、機能停止等を確実に防止
し得る電源供給装置を提供することを目的とす
る。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第4図は第1図の場合と同様に電子式腕時計
に実施した場合を示すもので、電池31の出力電
圧VSS1は、重負荷回路例えば照明装置32へ供
給されると共に昇圧回路33を介して所定レベル
例えば3Vの電圧VSS2に昇圧されて時刻表示用液
晶表示部34へ供給される。また、電池31の出
力電圧VSS1と昇圧回路33の出力電圧VSS2は、
電圧切換回路35を介して発振・論理回路36へ
選択的に供給される。この発振・論理回路36
は、基準信号の発振動作並びにこの基準信号を基
にして時刻情報を得る計時動作等を行うと共に、
制御回路37により照明装置32の動作状態を監
視し、照明装置32の動作内容に応じて昇圧回路
33へのクロツクパルスの周波数を切換えると共
に電圧切換回路35へ切換信号を送出する。この
電圧切換回路35は発振・論理回路36からの切
換信号に従つて動作し、照明装置32が作動して
いない場合には電池31の出力電圧VSS1を選択
して発振・論理回路36へ供給し、照明装置32
が作動した場合には昇圧回路33の出力電圧
VSS2を選択して発振・論理回路36へ供給す
る。すなわち、常時は制御回路37から昇圧回路
33に低い周波数例えば256Hzの昇圧パルス信号
を供給すると共に、発振・論理回路36に電池3
1の出力電圧VSS1を供給する。そして、重負荷
である照明装置32を作動させた場合に、制御回
路37から昇圧回路33に送られる昇圧パルス信
号を高い周波数例えば1024Hzに切換えて昇圧回路
33の出力電圧VSS2を安定化させる。即ち、電
池電圧が低下した際に昇圧パルス信号の周波数が
256Hzのままでは、第2図で示したコンデンサの
接続状態の切換えが256Hzの周波数で行われる
為、電池電圧の低下によつて充電されるコンデン
サ電圧が低い為に次のタイミングで再充電される
以前にコンデンサ電圧が低下してしまう欠点があ
り、これを防ぐため、高い周波数の昇圧パルス信
号を供給してコンデンサの接続状態の切換えを高
い周波数で行わせることにより出力電圧VSS2
安定化させるものである。そして、この電圧
VSS2を電圧切換回路35を介して所定の電圧レ
ベルまで降下させて発振・論理回路36に供給
し、各回路の誤動作、機能停止を防止するように
したものであり、以下第5図によりさらに詳細な
構成について説明する。
第5図に示すように、照明装置32は抵抗32
1,322、スイツチ323の直列回路に照明ラ
ンプ324がトランジスタ325のコレクタ・エ
ミツタ間を介して並列に接続され、抵抗321,
322の接続点がトランジスタ325のベースに
接続されている。そして、抵抗322とスイツチ
323との接続点Pに生じる電圧が照明装置32
の動作状態を示す信号として発振・論理回路36
の制御回路37へ送られる。発振・論理回路36
は、水晶発振子360を備えた発振回路361、
この発振回路361の出力を分周して例えば1024
Hz、256Hz、32Hz、1Hz等の信号を得る分周回路
362、この分周回路362から出力される1Hz
の信号を計数して時刻情報を得る計時部363を
備え、この計時部363から出力される計時情報
がデコーダドライバ341、表示装置342から
なる表示部34へ送られて表示される。しかし
て、上記分周回路362から出力される32Hzの信
号は、制御回路37内のフリツプフロツプ37
1,372のクロツク端子Cへ加えられ、また、
256Hz1024Hzの信号はそれぞれ制御回路37内の
アンド回路373,374の一方の入力端に加え
られる。そして、フリツプフロツプ371のセツ
ト端子Sには、照明装置32のP点に生じる電圧
がインバータ375を介して与えられ、フリツプ
フロツプ371の出力はフリツプフロツプ372
のセツト端子Sに加えられる。さらにフリツプフ
ロツプ371,372の出力はアンド回路376
に加えられる。また、上記フリツプフロツプ37
2の出力信号及びインバータ375の出力信号は
オア回路377及びインバータ378を介してア
ンド回路376の出力と共に電圧切換回路352
へ送られる。上記アンド回路376の出力信号は
アンド回路374の他方の入力端に加えられると
共にインバータ380を介してアンド回路373
の他方の入力端に加えられる。そして、上記アン
ド回路373,374の出力信号は、オア回路3
79を介して昇圧回路33の昇圧クロツク入力端
子に加えられる。しかして、上記電圧切換回路3
5は、スイツチング素子例えばインバータ378
及びアンド回路376の出力によつてゲート制御
されるNチヤンネルトランジスタ351,352
及び平滑用コンデンサ353からなり、トランジ
スタ351のソース電極に電池31の出力電圧
VSS1が供給され、トランジスタ352のソース
電極に昇圧回路33の出力電圧VSS2が供給され
る。そして、トランジスタ351,352のドレ
イン電極が一括接続されると共に、この一括接続
点Aと電池31の基準側端子すなわち正極端子と
の間に平滑用コンデンサ353が接続され、この
コンデンサ353両端の電圧が発振・論理回路3
6へ供給される。そして、上記トランジスタ35
1のオン抵抗は小さく、また、昇圧回路33の出
力電圧VSS2が供給されるトランジスタ352
は、大きいオン抵抗を持つように動作条件が設定
される。すなわち、昇圧回路33の出力電圧
VSS2が発振・論理回路36の動作電圧VSS1近傍
まで降下するようにトランジスタ352のオン抵
抗が設定される。
次に上記のように構成された本発明の動作を説
明する。照明装置32を動作させてない場合、つ
まり、スイツチ323が第6図dに示すように開
放している状態では、抵抗322と抵抗323と
の接続点Pの電位はVSS1でありこの電位VSS1
“1”信号、電位VDDを“0”信号とするとイン
バータ375の出力信号が“0”となつている。
このためフリツプフロツプ371,372は第6
図e、fに示すように何れもリセツト状態にあ
り、そのQ側出力は何れも“0”となつている。
従つてオア回路377の出力が“0”でインバー
タ378の出力が第6図gに示すように“1”と
なり、電圧切換回路35のトランジスタ351が
オンとなる。この際トランジスタ352は、その
ゲート入力つまりアンド回路376の出力が第6
図hに示すように“0”となつているためオフ状
態にある。このように照明装置32が非動作状態
にある場合はトランジスタ351がオン状態にあ
り、電池31の出力電圧VSS1がトランジスタ3
51を介して発振・論理回路36に供給されてい
る。また、上記したようにフリツプフロツプ37
1,372がリセツト状態であるのでアンド回路
376の出力も“0”となりインバータ380の
出力が“1”となり、アンド回路373のゲート
が開かれ、分周回路362から出力される256Hz
の信号がアンド回路373を介してオア回路37
9へ送られる。従つてオア回路379からは、第
6図iに示すように256Hzの信号が出力され、昇
圧回路33へ送られる。このため昇圧回路33は
256Hzの昇圧クロツク信号により通常の昇圧動作
を行い、その昇圧出力を表示部34へ供給する。
しかして、照明装置32を動作させるために第
6図dに示すようにスイツチ323を投入する
と、トランジスタ325のベース電位が与えら
れ、トランジスタ325がオンし、照明ランプ3
24が点灯して表示部34に対する照明が行われ
る。また、上記スイツチ323を投入すると、P
点の電位が基準電位VDD、つまり“0”信号レ
ベルとなり、インバータ375の出力が“1”と
なる。このインバータ375の出力が“1”とな
ると、オア回路377の出力が“1”、インバー
タ378の出力が第6図gに示すように“0”と
なり、トランジスタ351がオフする。このトラ
ンジスタ351がオフすると、電池31の出力電
圧VSS1に代つてそれまでコンデンサ353に貯
えられていた電圧が発振・論理回路36へ供給さ
れる。電池31の出力電圧VSS1は、スイツチ3
23の投入によつて照明用ランプ324に電流が
流れた時に第6図jの曲線イに示すように大きく
変動し、その後一時回復するがまた徐々に低下し
始める。この時、トランジスタ351はオフして
いるので、A点の電位は電池31の電圧変動の影
響を受けない。また、上記インバータ375の出
力が“1”となると、フリツプフロツプ371が
第6図eに示すように分周回路362から出力さ
れる第6図aに示す32Hzの信号の立下りに同期し
てセツトされる。このフリツプフロツプ371が
セツトされると、次段のフリツプフロツプ372
が第6図fに示すように上記32Hzの次のパルス信
号の立下りでセツトされる。上記フリツプフロツ
プ371,372が共にセツトされてそのQ側出
力が“1”となると、アンド回路376から第6
図hに示すように“1”信号が出力され、トラン
ジスタ352のゲート電極に与えられる。この結
果トランジスタ352がオンし、昇圧回路33の
出力電圧VSS2がトランジスタ352を介して出
力され、コンデンサ353及び発振・論理回路3
6へ供給され、コンデンサ353への充電が開始
される。この充電によりコンデンサ353の端子
電圧、つまりA点の電圧は所定のレベルに保持さ
れる。この場合、トランジスタ352のオン抵抗
が大きく設定されているので、昇圧電圧VSS2
利用してコンデンサ353の端子電圧を所定レベ
ルに保持することができる。また、上記したよう
にフリツプフロツプ371,372がセツトされ
てアンド回路376から“1”信号が出力される
と、インバータ380の出力が“0”となり、こ
の結果アンド回路373のゲートが閉じ、アンド
回路374のゲートが開く。従つて分周回路36
2から出力される1024Hzの信号がアンド回路37
4及びオア回路379を介して第6図iに示すよ
うに出力され、昇圧回路33へ送られる。このた
め昇圧回路33は、1024Hzの高い周波数の昇圧ク
ロツク信号により昇圧動作を開始する。上記電池
31の出力電圧VSS1及び昇圧回路33の出力電
圧VSS2は、照明装置32が動作することによつ
て第6図jに示すように低下し始める。しかし、
上記したように昇圧回路33が高い周波数の昇圧
クロツク信号、つまり1024Hzの信号によつて昇圧
動作を開始することによつて昇圧回路33の出力
電圧VSS2は第6図jに示すように徐々に回復す
る。このように照明装置32が動作している間
は、昇圧回路33に供給される昇圧クロツク信号
が高い周波数に切換わつて昇圧出力VSS2の低下
が防止されると共に、この昇圧出力VSS2がトラ
ンジスタ352を介して発振・論理回路36に供
給されるので、電池31の電圧VSS1が低下して
も発振・論理回路36への供給電圧は、所定レベ
ルに保持される。このため発振・論理回路36及
び表示部34は正常な動作を持続する。しかし
て、照明装置32におけるスイツチ323を開放
すると、トランジスタ325がオフし、照明用ラ
ンプ324は消灯する。また、スイツチ323を
開放することによつてインバータ375の出力が
“0”となり、32Hzの信号の次の立下り時にフリ
ツプフロツプ371がリセツトされる。このフリ
ツプフロツプ371がリセツトされると、アンド
回路376の出力が“0”となり、トランジスタ
352がオフする。このトランジスタ352がオ
フすると、それまでコンデンサ353に貯えられ
ていた電圧が発振・論理回路36に供給される。
また、上記アンド回路376の出力が“0”とな
ると、インバータ380の出力が“1”となり、
アンド回路374のゲートが閉じ、アンド回路3
73のゲートが開かれる。このため分周回路36
2から出力される256Hzの信号が再びアンド回路
373及びオア回路379を介して昇圧回路33
へ送られるようになり、昇圧回路33は最初の動
作状態に戻る。また、上記フリツプフロツプ37
1がリセツトされると、32Hzの信号の次の立下り
時にフリツプフロツプ372がリセツトされる。
このフリツプフロツプ372がリセツトされる
と、オア回路377の出力が“0”となると共に
インバータ378の出力が“1”となり、トラン
ジスタ351が再びオンして最初の状態に戻る。
上記実施例では電子式腕時計に実施した場合に
ついて示したが、その他例えば電子式卓上計算機
等の電池を電源とする小型電子機器において実施
し得るものである。また、上記実施例は重負荷回
路として照明装置を用いた場合について示した
が、例えばブザー等その他の重負荷回路を用いた
場合においても実施し得るものである。
また、昇圧回路33に供給される昇圧クロツク
信号は256Hz、1024Hzに限定されず任意の周波数
のクロツク信号を用いて構成できる。
以上述べたように本発明によれば、電池を電源
とする小型電子機器において、照明ランプなどの
重負荷が駆動されて電池電圧が低下した場合で
も、昇圧回路の出力電圧の低下を防止し得ると共
に各負荷回路への供給電圧の変化を所定範囲内に
抑えて誤動作、機能停止等を確実に防止し得るも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小型電子機器電源供給方式を示
す構成図、第2図は第1図における昇圧回路の詳
細を示す構成図、第3図は第1図の動作を説明す
るためのタイムチヤート、第4図は本発明の一実
施例を示す概略構成図、第5図は第4図の詳細を
示す構成図、第6図は同実施例の動作を説明する
ためのタイムチヤートである。 31…電池、32…照明装置(重負荷回路)、
33…昇圧回路、34…表示部、35…電圧切換
回路、37…制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電池電源と、常時はこの電池電源の出力電圧
    が供給される第1の負荷回路と、この第1の負荷
    回路から発生されるクロツク信号により前記電池
    の出力電圧を昇圧し昇圧電圧を第2の負荷回路に
    供給する昇圧回路と、駆動された際に前記電池電
    源の出力電圧を低下させる重負荷回路と、この重
    負荷回路の駆動時に前記昇圧回路に供給される前
    記クロツク信号を高い周波数のクロツク信号に切
    換えるクロツク信号の周波数切換手段と、前記重
    負荷回路の駆動時に前記第1の負荷回路に供給さ
    れる電圧を前記電池電源の出力電圧から前記昇圧
    回路の昇圧電圧に切換える電圧切換手段とを具備
    したことを特徴とする電源供給装置。
JP4465777A 1977-04-19 1977-04-19 Power supply system Granted JPS53129844A (en)

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JPS49105126A (ja) * 1973-02-14 1974-10-04
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JPS53129844A (en) 1978-11-13

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