JPS6153572B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6153572B2
JPS6153572B2 JP57118667A JP11866782A JPS6153572B2 JP S6153572 B2 JPS6153572 B2 JP S6153572B2 JP 57118667 A JP57118667 A JP 57118667A JP 11866782 A JP11866782 A JP 11866782A JP S6153572 B2 JPS6153572 B2 JP S6153572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
gear
output shaft
input shaft
gears
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57118667A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS599338A (ja
Inventor
Yoshiro Morimoto
Hiroyuki Hirano
Yoshikazu Tanaka
Yoshihisa Anho
Haruyoshi Hisamura
Shigeaki Yamamuro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP57118667A priority Critical patent/JPS599338A/ja
Publication of JPS599338A publication Critical patent/JPS599338A/ja
Publication of JPS6153572B2 publication Critical patent/JPS6153572B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、車両用の変速装置、特に、入力軸と
出力軸とが平行に離間して配置され、多数の変速
段を有する変速装置に関するものである。 かかる車両用変速装置の従来例としては、例え
ば、特開昭56−66545号公報に記載されているよ
うなものがある。 しかしながら、このような従来例にあつては、
入力軸と出力軸との間に遊星歯車式副変速機が設
置されているため、入力軸に常に遊星歯車分のイ
ナーシヤが付加され、シンクロメツシユ機構にか
かる負担が大きく、シフト操作力が大きくなる問
題、伝達トルクが大となる第1、2速においては
通常の手動変速機と同様の機構であるので、複雑
な遊星歯車よりもトルク容量が大と言えるが、常
時遊星歯車式副変速機を介して動力伝達をしてい
るので急発進時の衝撃トルクが遊星歯車式副変速
機およびその一方向クラツチに作用してしまう問
題、また、変速機が中立位置にあるエンジンのア
イドリング時にイナーシヤの大きい遊星歯車装置
が常にエンジンとともに回転しているのでエンジ
ンの回転変動の影響を大きく受けて、ギヤノイズ
を出し易く、また、第1〜4速の走行時も遊星歯
車が一体回転しているといえども多くの歯面を介
して噛合しているので騒音発生量が多くなる問
題、遊星歯車を具えることによつて歯車数が多く
なることと軸支持等の点から構造が複雑になると
いう問題等がある。 本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、複数個の高速側歯車を入力軸上
に回転自在に支承してこれらの歯車をシンクロメ
ツシユ機構を介して入力軸に結合させるように
し、シンクロメツシユ機構の片側に位置する2個
の歯車を一体に結合し、これらの2個の歯車とそ
れぞれ噛合する出力軸側の歯車の一方が一方向ク
ラツチを、他方が変速クラツチを介して出力軸に
結合される構成とすることによつて、遊星歯車式
副変速機を設けることなしに多数の変速段を有す
る変速装置を提供し、これによつて上述の問題点
を解決することを目的としている。 以下、本発明を図面に基づいて説明する。 第1図は、本発明の1実施例を示す概略構成図
である。まず、構成を説明すると、1は入力軸、
2は入力軸と平行に離間して設けられた出力軸
で、両軸は適当な軸受装置3,4および5,6に
よつて既知のようにケーシング(図示せず)内に
回転自在に支承して設けられている。 入力軸1には第1速I、リバースR、第2速
の歯車7,8,9が順次に固設され、第3速、
第4速および第6速の歯車10,11および
12は入力軸1上にニードルベアリング(図示せ
ず)を介してそれぞれ回転可能に取付けられ、第
3速歯車10と第4速歯車11とは一体に結合さ
れ、この一体の歯車10,11と第6速歯車12
との間に高速側シンクロメツシユ機構13が設け
られて既知のように入力軸1と一体に回転すると
ともに軸方向にシフトされるよう構成されてい
る。14は発進クラツチを示す。 出力軸2には、入力軸1上の第1速歯車7、リ
バース歯車8、第2速歯車9とそれぞれ噛合する
第1速歯車15、リバース歯車16、第2速歯車
17が低速側シンクロメツシユ機構18を介して
出力軸2に結合されるようニードルベアリングに
より回転自在に支承して設けられており、また、
入力軸側第3速歯車10と噛合する出力軸側第3
速歯車19が一方向クラツチ20を介して出力軸
2上に取付けられ、入力軸側第4速歯車11およ
び第6速歯車12とそれぞれ噛合する出力軸側第
4速歯車21および第6速歯車22が一体に結合
されて出力軸2上にニードルベアリングにより回
転自在に支承され、これら両歯車21,22は変
速クラツチ23を介して出力軸2に一体に回転す
るよう結合されるよう構成されている。なお、2
4は出力軸2上に設けられた出力歯車、25はデ
イフアレンシヤルギヤ26に設けられたフアイナ
ルギヤを示す。また、27は軸方向に摺動可能と
したリバースアイドラ歯車で、リバース歯車8,
16と噛合するリバース位置と、これらの一方と
噛合しない位置とを移動する歯車である。リバー
スアイドラ歯車27は、手動変速機において周知
であるのでその詳細な説明は省略する。 第1図に示す変速装置は、上述した構成とした
ことによつて作動に際し、第1速、第2速お
よびリバースRでは、通常の変速装置と同様に低
速側シンクロメツシユ機構18を介して出力軸2
にトルクを伝達する。 第3速では、高速側シンクロメツシユ機構1
3で第4速歯車11と同期することにより入力軸
1上の第3速歯車10、出力軸2上の第3速歯車
19、一方向クラツチ20を介して出力軸2にト
ルクを伝達し、第4速では、変速クラツチ23
を介して出力軸2にトルクを伝達し、第5速で
は、入力軸1より高速側シンクロメツシユ機構1
3を第6速側へシフトし、入力軸側第6速歯車
12、出力軸側第6速歯車22、出力軸側第4速
歯車21、入力軸側第4速歯車11、入力軸側第
3速歯車10、出力軸側第3速歯車19および一
方向クラツチ20を順次に経て出力軸2にトルク
を伝達する。最後に第6速は入力軸1側の第6
速歯車12、出力軸2側の第6速歯車22および
変速クラツチ23を介してトルクを出力軸2に伝
達する。 したがつて、上述の構成になる変速装置の第5
速の変速比i5は、 i5=i6×i3÷i4 で表わされる。ここで、i6、i3、i4は第6、3、
4速の歯車比を示す。 上述の構成になる変速装置においては、変速ク
ラツチを適当に操作することによつつて、シンク
ロ操作を行なうことなしに、第3速←→第4速およ
び第5速←→第6速の変速が可能となる。 また、一方向クラツチ20は第3速歯車10か
ら出力軸2を駆動する際ロツクする構成となつて
いるので、第4速時は、出力軸側の第4速歯車が
第4速の回転で、出力軸側の第3速歯車19が第
3速の回転であるため、出力軸2の回転の方が高
速となり、一方向クラツチ20はフリーとなり第
4速として成立する。同様に、第6速時は、出力
軸2は第6速の回転で、出力軸側第3速歯車19
は第5速時の回転となり一方向クラツチ20はフ
リーとなる。 上述した第1〜6速時の、低速側および高速側
シンクロ機構の位置、一方クラツチおよび変速ク
ラツチの状態ならびに変速比を第1表に示す。
【表】 第2図は、本発明の他の実施例を示す。第2図
において第1図に示したと同じ部分を同じ符号で
示している。 本例では、入力軸1上に中速側シンクロメツシ
ユ機構30および高速側シンクロメツシユ機構3
1が設けられ、中速側シンクロメツシユ機構30
の一側に入力軸側第3速歯車10がニードルベア
リングで入力軸1上に支承して設けられ、他側に
入力軸側第4速歯車11および第5速歯車32が
一体に結合してニードルベアリングで入力軸1上
に支承して設けられ、第5速歯車32の次に第7
速歯車33が設けられ、第3、4および5速歯車
10,11および32が中速側シンクロメツシユ
機構30を介して入力軸1に結合され、第7速歯
車33は高速側シンクロメツシユ機構31を介し
て入力軸1に結合されるよう構成されている。 出力軸2には、入力軸側第3速歯車10と噛合
する出力軸側第3速歯車19が固設され、入力軸
側第4速歯車11と噛合する出力軸側第4速歯車
21は一方向クラツチ34を介して結合され、入
力軸側第5速歯車32および第7速歯車33とそ
れぞれ噛合する出力軸側第5速歯車35および第
7速歯車36は一体に連結されて変速クラツチ2
3を介して出力軸2に結合されるよう構成されて
いる。 上述の構成になる7速の変速装置の作動は第1
図に示す6速の変速装置の例とほぼ同じである。 すなわち、第1速、第2速およびリバース
Rは第1図の例と同様に低速側シンクロ機構18
を介して出力軸2にトルクを伝達する。第3速
は中速側シンクロ機構30を3速側にシフトし、
入力軸側第3速歯車10、出力軸2上の第3速歯
車19を介して出力軸2にトルクを伝達する。第
4速は中速側シンクロ機構30を第4速側にシ
フトし、第5速歯車32と同期することにより、
入力軸側第4速歯車11、出力軸2上の第4速歯
車21、一方向クラツチ34を介して出力軸2に
トルクを伝達する。第5速は入力軸側第5速歯
車32、出力軸側第5速歯車35および変速クラ
ツチ23を介して出力軸2にトルクを伝達し、第
6速は高速側シンクロ機構31を介して第7速
歯車33を入力軸1に結合し、出力軸側の第7速
歯車36、第5速歯車35、入力軸側の第5速歯
車32、第4速歯車11、出力軸側第4速歯車2
1および一方向クラツチ34を介して出力軸2に
トルクを伝達する。最後に、第7速は上述の第
6速の状態において、出力軸側の変速クラツチ2
3を入れることによつて、入力軸側の第7速歯車
33、出力軸側第7速歯車36および変速クラツ
チ23を介してトルクを出力軸2に伝達する。な
お、この時には前実施例と同様一方向クラツチ3
4はフリーとなる。 本例で示す変速装置の第6速の変速比i6は前述
した例における第5速の変速比i5と同様に、 i6=i7×i4÷i5 で表わされる。 本発明によれば、以上説明してきたように、平
行に設けられた入力軸から出力軸にトルクを伝達
するよう互に噛合して設けられた複数個の歯車列
間に高速段のシンクロ機構が入力軸側で設けら
れ、このシンクロ機構の片側に位置する2個の歯
車が互に結合され、これらの2個の歯車とそれぞ
れ噛合する出力軸側の歯車の一方が一方向クラツ
チを介して出力軸にトルクを伝達し、他方の歯車
が変速クラツチを介して出力軸と結合されるよう
構成したことによつて、遊星歯車式副変速装置を
設けることなしに多数の変速段を有する変速装置
を小型かつ軽量に構成することができ、遊星歯車
式副変速装置を設ける場合に生ずる種々の問題を
なくし、第1〜3速までは通常の手動変速装置と
全く同様の構造および作用を有し、イナーシヤー
の新たな負荷をなくすことができる。 また、第4速(第1図)または第5速(第2
図)においても変速クラツチが接続していると、
出力軸上の歯車と変速クラツチのドラムとは出力
軸に一体になつており、出力軸上のイナーシヤと
なるため、入力軸側のイナーシヤとはならず、し
たがつて、シフト操作力が軽くなり、また、第
5、6速または第6、7速の変速は変速クラツチ
と一方向クラツチとにより機械的に行なわれるの
で、シフト操作力の大小は関係なくなり、また、
発進時、第1、2速においては、通常の手動変速
機と同様の機構を介してトルクの伝達が行なわれ
る構造であるので、複雑な遊星歯車装置によるも
のに比べてトルク容量が大きくなる利点がある。 さらにまた、シンクロ機構が全て中間位置にあ
る状態では、回転イナーシヤは入力軸に固設の歯
車、シンクロハブおよび出力軸上の固設の歯車に
よつて生ずるだけであつて、回転イナーシヤが小
さく、したがつてアイドリング時の騒音を低減す
ることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による変速装置の概略構成図、
第2図は他の実施例を示す概略構成図である。 1……入力軸、2……出力軸、7,9,10,
11,12……入力軸側第1速、第2速、第3
速、第4速、第5速歯車、13……高速側シンク
ロメツシユ機構、15,17,19,21,22
……出力軸側第1速、第2速、第3速、第4速、
第5速歯車、20……一方向クラツチ、22……
変速クラツチ、30……中速側シンクロメツシユ
機構、31……高速側シンクロメツシユ機構、3
2,33……入力軸側第5速および第7速歯車、
34……一方向クラツチ、35,36……出力軸
側第5速および第7速歯車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互に平行に離間してそれぞれ回転自在に支承
    された入力軸および出力軸と、これらの入力軸お
    よび出力軸上に順次に設けられた互に噛合する第
    1速、第2速、第3速、……n速の歯車列とを具
    える変速装置において、複数個の高速側歯車が前
    記入力軸上に回転自在に支承され、これらの高速
    側歯車を入力軸に結合するシンクロメツシユ機構
    が前記高速側歯車間で入力軸上に設けられ、前記
    シンクロメツシユ機構の片側に位置する2個の歯
    車が一体に結合され、これらの2個の歯車とそれ
    ぞれ噛合する出力軸側の歯車の一方が一方向クラ
    ツチを介して出力軸にトルクを伝達するよう結合
    され、他方の歯車が変速クラツチを介して出力軸
    にトルクを伝達するよう結合される構成としたこ
    とを特徴とする変速装置。 2 前記歯車列の歯車比が (n−2)速比<(n−1)速比<n速比×(n
    −2)速比÷(n−1)速比<n速比 の関係を有することを特徴とする変速装置。
JP57118667A 1982-07-09 1982-07-09 変速装置 Granted JPS599338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57118667A JPS599338A (ja) 1982-07-09 1982-07-09 変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57118667A JPS599338A (ja) 1982-07-09 1982-07-09 変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS599338A JPS599338A (ja) 1984-01-18
JPS6153572B2 true JPS6153572B2 (ja) 1986-11-18

Family

ID=14742228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57118667A Granted JPS599338A (ja) 1982-07-09 1982-07-09 変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS599338A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102498309B (zh) 2009-09-04 2015-09-23 博格华纳公司 自由轮同步器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS599338A (ja) 1984-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7128681B2 (en) Transmission
EP0764246B1 (en) Motor vehicle gearbox
JPS58221061A (ja) 歯車式変速装置
JPH0338461B2 (ja)
JPH0249424B2 (ja)
JP7209401B2 (ja) 動力伝達装置
JP3741355B2 (ja) 自動車用多段変速機
US5881600A (en) Transmission for motor vehicles
US5194055A (en) Planetary gear type transmission mechanism
JPS5814940B2 (ja) 副変速装置付トランスミツシヨン
KR20210109064A (ko) 차량의 하이브리드 파워트레인
JPS61266852A (ja) 歯車変速機
JP5329477B2 (ja) 変速機
JP2000346146A (ja) 平行軸式変速機
JPS6153572B2 (ja)
JPH052851B2 (ja)
JP6512175B2 (ja) 手動変速機
JPH0238736A (ja) 歯車式変速機のリバース構造
KR100364224B1 (ko) 수동 변속기
JPH04302749A (ja) 変速機
CN220910360U (zh) 一种变速箱结构
JPH03117749A (ja) 変速装置
JPS6111555Y2 (ja)
JPS5894658A (ja) 歯車式変速装置
JP2019120383A (ja) パワートレイン