JPS6153481A - コンクリ−ト圧送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は生コンクリートを圧送するコンクリート圧送装
置に関するものである。

（従来の技術） 従来のコンクリート圧送装置を第６．７図により説明す
ると、　（１）（１）が油圧シリンダ、　（２）　（２
）がコンクリートシリンダ、（３）が吸入側のゲートバ
ルブ、（４）が吐出側のゲートバルブ、　（５）（５）
がコンクリートピストン、（６）がホッパ、（７）が７
字型の輸送管（吐出管）で、吸入側のゲートバルブ（３
）及び吐出側のゲートバルブ（４）が図示位置にあると
きに、一方のコンクリートピストン（５）が後退して、
生コンクリートがホッパ（６）カラ一方のコンクリート
シリンダ（２）　へ吸入される一方、他方のコンクリー
トピストン（５）が前進して、生コンクリートが他方の
コンクリートシリンダ（２）から輸送管（７）へ吐出さ
れ。

また吸入側のゲートバルブ（３）及び吐出側のゲートバ
ルブ（４）が図示位置から切り換えられたときに、他方
のコンクリートピストン（５）が後退して、生コンクリ
ートがホッパ（６）から他方のコンクリートシリンダ（
２）へ吸入される一方、一方のコンクリートピストン（
５）が前進して、生コンクリートが一方のコンクリート
シリンダ（２）から輸送管（７）へ吐出されるようにな
っている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記第６，７図のコンクリート圧送装置では■コンクリ
ート圧送圧力に大きな脈動が発生し、それが輸送管（７
）に伝わり、輸送管（７）が振動して、輸送管（７）の
先端での作業に支障を来す。■ゲートバルブ切り換え時
に、大きな衝撃音を発生して、騒音源になる。■吸入側
のゲートバルブ（３）、吐出側のゲートバルブ（４）等
が生コンクリートの中を慴動して、消耗部品点数が多い
。■作業終了時の残留コンクリート量が多くて、その処
理に多くの時間を要するという問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、生コンクリー
トの吸入口及び吐出口を有する環状ケーシングと、同環
状ケーシング内を円周方向に移動して生コンクリートを
上記吸入口から吸入するとともに上記吐出口から環状ケ
ーシング外へ吐出するピストンとを具えていることを特
徴としたコンクリート圧送装置に係わり、その目的とす
る処は、輸送管の先端での作業に支障を来さない。ゲー
トバルブ切り換え時に生じていた大きな衝撃音をなくす
ことができる。消耗部品点数を少な（することができる
。さらに作業終了時の残留コンクリート処理を容易に行
うことができるコンクリート圧送装置を供する点にある
。

（実施例） 次に本発明のコンクリート圧送装置を第１図及び第２図
に示す一実施例により説明すると。

（１０）が断面楕円形の環状ケーシングで、吸入口（１
１）及び吐出口（１２）を有している。また（２１）　
（２２）が上記環状ケーシング（１０）内を円周方向に
移動可能なピストンで、同各ピストン（２１）　（２２
）は、アーム（６１）　（６２）を介して環状の内歯歯
車（３１）（３２）に取付られており、同内歯歯車（３
１）　（３２）は、上記環状ケーシング（１０）に円周
方向への移動を可能に支持されている。また（４１）は
上記内歯歯車（３１）に噛合した歯車、　（４２）は上
記内歯歯車（３２）に噛合した歯車で、上記ピストン（
２１）　（２２）は、独立して環状ケーシング（１０）
内を円周方向に移動可能である。また（７１）　（７２
）がピストン位置検出装置、　（５０）が上記吸入口（
１１）に連通したホッパ、　（８０）が上記吐出口（１
２）に接続した輸送管である。

（作用） 次に前記コンクリート圧送装置の作用を説明する。第１
図は、ピストン（２２）が停止した状態を示している。

このときには、歯車（４１）が矢印方向に回転しておた
り、ピストン（２１）がアーム（６１）と環状の内歯歯
車（３１）と歯車（４１）とを介し矢印方向へ移動して
、同ピストン（２１）の前面の生コンクリートを吐出口
（１２）を経て輸送管（８０）へ吐出すると同時にホッ
パ（５０）内の生コンクリートを吸入口（１１）を経て
同ピストン（２１）の後面側へ吸入する。また同ビス（
・ン（２１）の前面がピストン位置検出袋Ｗ（７２）の
位置に達すると、同ピストン位置検出装置（７２）が作
動し、それにより、歯車（４２）が回転を初めて、ピス
トン（２２）がアーム（６２）と環状の内歯歯車（３２
）と歯車（４２）とを介し円周方向へ移動を初める。一
方、上記ピストン（２１）は、ピストン位置検出装置（
７１）の位置に達すると（（Ｂ）位置に達すると）、停
止する。また上記円周方向に移動を初めだピストン（２
２）は、ピストン（２１）と同様に、アーム（６２）と
１粟状の内歯歯車（３２）と歯車（４２）とを介し矢印
方向へ移動を続けて、同ピストン（２２）の前面の生コ
ンクリートを吐出口（１２）を経て輸送管（８０）へ吐
出すると同時にホッパ（５０）内の生コンクリートを吸
入口（１１）を経て同ピストン（２２）の後面側へ吸入
する。またピストン位置検出装置（７１）　（７２）の
作動を切り変えると、ピストン（２１）　（２２）は。

反対方向に移動する。

なお第３図は、ピストン位置検出装置（７１）（７２）
に近接スイッチを使用した他の実施例、第４図は、ピス
トンの長さを短くする一方、その数を（２１）　（２２
）　（２３）の３つに増やした他の実施例。

第５図は、ピストン（２１）　（２２）を環状の内歯歯
車と歯車とを介さずにアームと油圧モータ（４１）とを
介して円周方向に移動させるようにしたさらに他の実施
例である。

（発明の効果） 本発明のコンクリート圧送装置は前記のように生コンク
リートの吸入口及び吐出口を有する環状ケーシングと、
同環状ケーシング内を円周方向に移動して生コンクリー
トを上記吸入口から吸入するとともに上記吐出口から環
状ケーシング外へ吐出するピストンとを具えており、前
記の作用が行われ、コンクリート圧送圧力に大きな脈動
が発生することがなくて、輸送管の先端での作業に支障
を来さない上に、ゲートバルブ切り換え時に生じていた
大きな衝撃音をなくすことができる。またピストンが環
状ケーシング内を円周方向に移動するだけであり、ゲー
トバルブ等がなくて、消耗部品点数を少なくすることが
できる。さらに作業終了時の残留コンクリート量がすく
なくて、その処理を容易に行うことができる効果がある
。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ限定されるものでなく９本発明
の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施しう
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコンクリート圧送装置の一実施例を示
す縦断側面図、第２図は第１図の矢視ｎ−ｎ線に沿う横
断平面図、第３．４．５図は他の各実施例を示す縦断側
面図、第６図は従来のコンクリート圧送装置を示す横断
平面図。 第７図はその縦断側面図である。 （１０）・・・環状ケーシング、　（２１）　（２２）
　（２３）　　・・・ピストン。 復代理人弁理士岡本重文外３名 第２図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 生コンクリートの吸入口及び吐出口を有する環状ケーシ
   ングと、同環状ケーシング内を円周方向に移動して生コ
   ンクリートを上記吸入口から吸入するとともに上記吐出
   口から環状ケーシング外へ吐出するピストンとを具えて
   いることを特徴としたコンクリート圧送装置。