JPH0625561U - すべり弁型粘性流体ポンプの洗浄装置 - Google Patents

すべり弁型粘性流体ポンプの洗浄装置

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JPH0625561U
JPH0625561U JP6671092U JP6671092U JPH0625561U JP H0625561 U JPH0625561 U JP H0625561U JP 6671092 U JP6671092 U JP 6671092U JP 6671092 U JP6671092 U JP 6671092U JP H0625561 U JPH0625561 U JP H0625561U
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JP
Japan
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pipe
cleaning
viscous fluid
cleaning device
tube
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Application number
JP6671092U
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English (en)
Inventor
高慶 大村
Original Assignee
石川島建機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Y字管と圧送管を取り外すことなく簡単に洗
浄できるようにする。 【構成】 すべり弁型粘性流体ポンプのY字管11を分
割して、Y字管移動部11bをフレーム19に固定支持
させた洗浄装置本体14を構成する。上記洗浄装置本体
14には、Y字管移動部11bと同一水平面の側部に洗
浄管21が取り付けてある。Y字管固定部11aと接続
部13に固定したガイドプレート15と16の間に洗浄
装置本体14を左右方向へスライド自在に組み付ける。
洗浄装置本体14を左右方向へスライドさせて洗浄管2
1を圧送管12に連通させ、該洗浄管21の他端に接続
した高圧流体の配管23から高圧流体を洗浄管21内に
送り込むと、洗浄用詰物24が圧送管12内に入って移
動させられて洗浄が行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンクリートの如き粘性流体を圧送させるすべり弁型粘性流体ポンプ の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
粘性流体ポンプの吸入吐出弁としては、すべり弁型のものと揺動弁型のものと がある。
【0003】 前者のすべり弁型粘性流体ポンプは、図3に概略を示す如く、粘性流体のホッ パ1の前面下部に2つの吸入口2を左右に並べて設けて吸入管3を接続し、且つ 該各吸入管3と2本の流体シリンダ6の先端側の吐出管4とを連通させる開口部 5aと、該吐出管4とY字管11とを連通させる開口部5bとを有し、これら開 口部5aと5bを油圧シリンダ5dにより上下移動させられる弁板5cにより交 互に開閉させるようにしてあるすべり弁5を設け、該すべり弁5により吸入管3 と吐出管4及び吐出管4とY字管11を交互に連通、遮断させるようにし、該す べり弁5による流路の切り換えと、2本の主油圧シリンダ8による上記流体ピス トン7の交互の前進、後退とを連動させることにより、一方の流体ピストン7が 後退して吸入管3、吐出管4を通してホッパ1内の粘性流体を吸入しているとき 、他方の流体シリンダ6では、吸入した粘性流体を吐出管4からY字管11を経 て圧送管12へ圧送させるようにしてある。7は主ピストン9とロッド10で一 体にしてある流体ピストン、13はY字管11と圧送管12を接続する接続部で ある。
【0004】 上記従来のすべり弁型式粘性流体ポンプを動作させてホッパ1内の粘性流体を 吸入吐出させるときは、一方の吸入管3と吐出管4とをすべり弁5で連通させて 流体ピストン7を後退させることによりホッパ1内の粘性流体を流体シリンダ6 内に吸入させるようにし、このとき、他方の流体シリンダ6側では、すべり弁5 の開口部5aを吐出管4とY字管11との間に位置させて連通状態にすると共に 吸入管3と吐出管4とを遮断させ、流体シリンダ6内の流体ピストン7を前進さ せることにより吐出管4内からY字管11内を通し圧送管12内に粘性流体を吐 出させるようにし、かかる動作を交互に繰り返すことにより左右の流体シリンダ 6でホッパ1内の粘性流体を交互に吸入吐出させることができる。
【0005】 上記のようにしてホッパ1内の粘性流体を、すべり弁5による開閉動作と2本 の流体シリンダ6による交互の前進、後退動作とにより圧送し終ると、残留する 粘性流体を除去するための洗浄作業が行われるが、従来は、洗浄作業に際して、 先ず、Y字管11と圧送管12を接続部13より取り外し、次いで、圧送管12 内にスポンジ等の洗浄用詰物を詰め、しかる後、洗浄用詰物の背後から高圧流体 を送り込むことにより洗浄用詰物を圧送管12内に押し込み、圧送管12内に残 留している粘性流体を除去して圧送管内を洗浄するようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のすべり弁型粘性流体ポンプの場合は、粘性流体の圧送終 了後に圧送管12内に残留する粘性流体を除去し洗浄する際に、圧送管12を接 続部13より取り外さなければならず、その作業に多大の労力と時間を要してい た。
【0007】 そこで、本考案は、上記従来方式における圧送管を取り外すことなく簡単な操 作で且つ短時間に圧送管内部に残留している粘性流体を除去して洗浄することが できるようにしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、ホッパ側の吸入管と流体シリンダ側の 吐出管を連通、遮断し、且つ該吐出管とY字管とを連通、遮断させるすべり弁を 有し、該すべり弁による切換動作と2本の流体シリンダによる交互の吸入、吐出 動作とによりホッパ内の粘性流体を吸入吐出するようにしてあるすべり弁型粘性 流体ポンプにおける上記Y字管を軸心方向に固定部と移動部に分割し、該Y字管 をフレームに固定させてなる洗浄装置本体を左右方向へ水平移動可能に配置し、 且つ該洗浄装置本体に、上記Y字管移動部と同一水平面になるように洗浄管を上 記洗浄管に高圧流体の配管を接続し、更に、上記洗浄管装置本体を水平移動させ る装置を備えてなる構成とする。
【0009】
【作用】
すべり弁型粘性流体ポンプによる粘性流体の圧送作業が終了し、圧送管内の洗 浄を行う場合は、Y字管を左右方向に移動させ、洗浄管と圧送管を連通させた状 態にする。次いで、洗浄管内に高圧流体を供給すれば、洗浄管内の洗浄用詰物が 圧送管内に押し込まれて移動させられるので圧送管内を洗浄することが可能とな る。
【0010】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0011】 図1及び図2は本考案の一実施例を示すもので、図3に示した従来のすべり弁 型粘性流体ポンプと同様に、2本の主油圧シリンダ8と2本の流体シリンダ6と をそれぞれ洗浄室を介して軸心方向に接続し、上記2本の主油圧シリンダ8内に 収納したピストン9を交互に前進、後退させることにより上記2本の流体シリン ダ6の流体ピストン7を交互に前進、後退させて吸入、吐出が行えるようにし、 且つ上記各流体シリンダ6の前端部の吐出管4と、ホッパ1の前面下部の2つの 吸入口2に取り付けられている吸入管3、及び吐出管4とY字管11とをすべり 弁5により交互に連通、遮断するようにしてある構成において、上記Y字管11 を軸心方向に分割して、Y字管固定部11aとY字管移動部11bとし、Y字管 固定部11aの端と接続部13にガイドプレート15と16を相対して且つ左右 方向へ平行に固定し、該両ガイドプレート15と16に沿って左右方向へスライ ドできるように基台17上に支持させ且つ両ガイドプレート15,16にシール 材18を介して係合させてあるフレーム19に、上記Y字管移動部11bを固定 支持させ、油圧シリンダ20によりフレーム19をガイドプレート15,16に 沿い左右方向にスライドさせることによりY字管移動部11bが左右方向へシフ トするようにした洗浄装置本体14を構成し、更に、該洗浄装置本体14の水平 移動後に圧送管12と連絡させるための洗浄管21を、上記Y字管移動部11b と同一水平面になるようにフレーム19に取り付け、該洗浄管21の前端が圧送 管12と連通するようフレーム19に開口22を設けると共に、洗浄管21の他 端に高圧流体用の配管23を接続させ、更に、洗浄管21の内部に洗浄用詰物2 4を詰めておくようにする。
【0012】 左右すべり弁5による開口部5aと5bの交互の開閉動作と、2本の流体シリ ンダ6による交互の吸入、吐出動作を連動させることによってホッパ1内の粘性 流体を圧送する作業が終了すると、残留する粘性流体を除去するための洗浄作業 を行う。
【0013】 この場合は、油圧シリンダ20を伸長動作させて洗浄装置本体14をガイドプ レート15,16沿いに左右方向に水平移動させて、Y字管移動部11bをシフ トさせ、洗浄管21の開口22と圧送管12とを連通させるようにする。洗浄管 21と圧送管12とが連通状態になると、洗浄管21の他端に接続している高圧 流体用の配管23から洗浄管21内部に高圧流体を送り込み、洗浄管21内部に 備えてある洗浄用詰物24を洗浄管21内部から圧送管12内部に押し出して圧 送させる。これにより圧送管12内の残留粘性流体が洗浄用詰物24により押し 出されることにより洗浄を行うことができる。
【0014】 上記のようにして洗浄作業が終了すると、油圧シリンダ20を短縮動作させ洗 浄装置本体14を元の状態に戻すように水平移動させたのち、開口22から洗浄 用詰物24を洗浄管21内に挿入して次回の洗浄に備えるようにする。
【0015】 なお、上記実施例では、洗浄装置本体14の移動装置に油圧シリンダ20を用 いたが、歯車等を使用した機械式の移動装置でもよいこと、その他本考案の要旨 を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案のすべり弁型粘性流体ポンプの洗浄装置によれば、流 体シリンダの往復運動とすべり弁の開閉動作を連動させてホッパ内の粘性流体を 吸入吐出するすべり弁型粘性流体ポンプにおいて、Y字管を分割して該Y字管の 個所に左右方向に水平移動可能に支持させた洗浄装置本体を配置して、該洗浄装 置本体内に分割したY字管の移動部を固定支持させ、更に、該洗浄装置本体に圧 送管と連絡するための洗浄管を組み付けてなる構成としてあるので、粘性流体の 圧送が終了した後に洗浄を行う際には、洗浄装置本体を左右方向へスライドさせ てY字管移動部をシフトさせると同時に洗浄管が圧送管と連通する位置に来るた め、洗浄管内の洗浄用詰物を圧送管内に移して移動させることにより直ちに洗浄 を行うことができ、洗浄毎に圧送管を接続部から取り外して分解する必要がなく 大幅に短縮することができ、且つ洗浄作業の省力化が図れる、等の優れた効果を 得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のすべり弁型粘性流体ポンプの洗浄装置
の一実施例の概要を示す側面図である。
【図2】図1の洗浄装置本体の部分の概略平面図であ
る。
【図3】従来のすべり弁型粘性流体ポンプの一例を示す
概要を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 3 吸入管 4 吐出管 5 すべり弁 6 流体シリンダ 11 Y字管 11a Y字管固定部 11b Y字管移動部 12 圧送管 14 洗浄装置本体 19 フレーム 21 洗浄管 23 配管 24 洗浄用詰物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ側の吸入管と流体シリンダ側の吐
    出管を連通、遮断し、且つ該吐出管とY字管とを連通、
    遮断させるすべり弁を有し、該すべり弁による切換動作
    と2本の流体シリンダによる交互の吸入、吐出動作とに
    よりホッパ内の粘性流体を吸入吐出するようにしてある
    すべり弁型粘性流体ポンプにおける上記Y字管を軸心方
    向に固定部と移動部に分割し、該Y字管をフレームに固
    定させてなる洗浄装置本体を左右方向へ水平移動可能に
    配置し、且つ該洗浄装置本体に、上記Y字管移動部と同
    一水平面になるように洗浄管を上記洗浄管に高圧流体の
    配管を接続し、更に、上記洗浄管装置本体を水平移動さ
    せる装置を備えてなる構成を有することを特徴とするす
    べり弁型粘性流体ポンプの洗浄装置。
JP6671092U 1992-09-01 1992-09-01 すべり弁型粘性流体ポンプの洗浄装置 Pending JPH0625561U (ja)

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