JPS6152358A - 耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を向上させた浸けい処理鋼管 - Google Patents

耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を向上させた浸けい処理鋼管

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JPS6152358A
JPS6152358A JP17129284A JP17129284A JPS6152358A JP S6152358 A JPS6152358 A JP S6152358A JP 17129284 A JP17129284 A JP 17129284A JP 17129284 A JP17129284 A JP 17129284A JP S6152358 A JPS6152358 A JP S6152358A
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英明 伊藤
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C10/00Solid state diffusion of only metal elements or silicon into metallic material surfaces
    • C23C10/28Solid state diffusion of only metal elements or silicon into metallic material surfaces using solids, e.g. powders, pastes
    • C23C10/34Embedding in a powder mixture, i.e. pack cementation
    • C23C10/36Embedding in a powder mixture, i.e. pack cementation only one element being diffused
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    • C23C10/46Siliconising of ferrous surfaces

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を向上させ
た浸けい処理鋼管に係シさらに詳しくは外面は石炭燃焼
または重油燃焼雰囲気で内面は高温高圧における水蒸気
にさらされる雰囲気で共に優れた耐食性を有し、かつ優
れた耐水蒸気酸化性を有する鋼管に関するものである。
(従来技術および問題点) 近年エネルギー資源の供給不安定による高騰が続いてお
り、将来同温に対処するためにも省資源、省エネルギー
化が叫ばれ産業設備においてもこの傾向にある。火力発
電設備においてもこの傾向は顕著であり、水蒸気条件を
高温高圧化することにより熱効率の改善を図り高性能火
力発電設備へと移行する動向にある。すなわち現状の水
蒸気条件は538℃、245kg/硼2が採用されてい
るが、これを650℃、350kg/α2に改善するこ
とが考えられている。しかしこのためには現状の火力発
電用?イラ用鋼管に用いられているSUS 304 H
TB 。
5US321HTB 、 5US347HTBなどは水
蒸気条件が538℃および245睦/−から650℃お
よび350に9/cm”に移行する高温高圧では耐水蒸
気酸化性が極端に低下する。水蒸気温度を650℃に昇
温させるためにはボイラ用鋼管の外面は+50〜100
℃すなわち700〜750℃に加熱する必要がある。従
ってボイラ用鋼管の外面は燃焼雰囲気で700〜750
℃に加熱されるため高温腐食に対して最も苛酷な条件と
なる。このような操業温度の上昇は種々の高温腐食誘発
物を生ずる燃焼ガスと接触しているボイラ用鋼管の外表
面層をよシ激しい腐食環境にさらされ、内表面層は高温
高圧水蒸気にさらされるため、従来にも増して耐高温腐
食性に優れ且つ耐水蒸気酸化性の優れた新規な鋼材の開
発が切望されている。
ところで鋼材の合金設計上の見上からすると一般に高温
度の空気中、燃焼雰囲気中ならびに水蒸気雰囲気中にお
いて鋼中のCrの含有量が増加するに従かい耐食性およ
び耐酸化性が優れてくることが例えば「高温酸化と高温
腐食」(腐食防食協会編丸善株式会社昭和57年7月発
行)の253頁によシ知られているが、これらの雰囲気
において耐食性あるいは耐水蒸気酸化性をさらに向上さ
せるためには、いずれの雰囲気においてもSlを1,5
チ以上添加すると添加量が増すにつれて耐食性および耐
水蒸気酸化性が飛躍的に向上することも本発明者の一部
が例えば特願昭57−109629号等により既に提案
を行なっている。しかし周知のように鋼中のSi含有量
を増加させて行くとσ相が生成し高温強度が低下する。
また長時間高温にさらした後には靭性が著しく低下する
ため長時間の使用に当っては信頼性の点で問題である。
そこで鋼材自体のSi含有量を高める代りに鋼材表面の
みについて浸けい処理などによりSi量を満足せしめる
ことが考えられる。すなわち、従来の浸けい処理は素材
の表面に固体粉末法あるいは焼結浸透法などにより、S
i単独またはSlにFeなどの金属を含有させて付着さ
せ、熱処理を行いSiの浸透層を形成させ、これKよシ
耐食性等を付与するものであり金属メッキ、すなわちS
iメッキおるいはSi合金メッキよシもはるかに密着性
のよい浸けい処理層を形成させるものである。生成した
浸けい層は5t−Fe合金になるため、5t−Feの拡
散の違いKよシボ−ラスになる場合が多い。Slに含有
させる金属としてFeと共にCrを加えると浸けい層は
緻密になることは例えば51年11月日刊工業新聞社発
行の「金属表面技術便覧」の1175頁によシ知られて
いる。
そこで本発明者らは表面および浸けい層が高Sl含有相
である所に着目し、母材金属がオーステナイト相である
場合の生成について詳細に研究した結果、固体粉末法に
よシ粉末中にNtのようなオーステナイト形成元素を加
えない場合には母材のNi含有量によって (イ)表面に高Si含有相ができ中間にオーステナイト
相と高Sl含有相との2相層ができるか、(ロ) 表層
が全て高S1含有相とオーステナイト相との2相層にな
るか、あるいは e→ 表層がSi含有量の多い高Sl含有相のみになる
か、 の(イ)〜f→の3通シのいずれかになることを解明し
た。この浸けい処理は温度ならびに時間によって生成す
る表層および浸けい層の厚みが決定される。
一方、浸けい層の構造は固体粉末の組成および母材の組
成の組合せによって決定される。すなわち母材の組成の
濃度範囲並びに固体粉末の濃度組成によって上記(イ)
〜(ハ)のいずれかの形態に決定される。ここで本発明
者らは同一母材について固体粉末のSj 、 Cr、 
Fe、 Niの濃度を変えることによシ、該(イ)〜(
ハ)のいずれかの形態の構造に生成できることを見出し
たものでおる。
次にこれら3通りの表面層の高温における耐食性ならび
に耐水蒸気酸化性について腐食試験および水蒸気酸化試
験を行った結果0)の場合のごとく表層に高Sl含有相
ができ中間にオーステナイト相と高S1含有相との2相
層を含んだ場合が最も優れた高温における耐食性および
耐水蒸気酸化性を有することを見出した。
(問題を解決するための手段) 本発明はかかる知見に基いて開発されたものであってS
iを鋼材表面に富化せしめることによシ従来用いられて
いるオーステナイト系ステンレス鋼管の高温強度を低下
させずに高温における耐食性並びに高温高圧水蒸気雰囲
気における耐水蒸気酸化性を飛躍的に高めることを可能
としたものである。
(発明の構成・作用) 即ち本発明は母材C0.02〜0.20チ、Si0.3
〜1.0 fb 、 Mn 0.1〜3.0%r Cr
 16〜40 % rNi 8〜40矢を含有するオー
ステナイト系ステンレス鋼管の外面、内面の一方または
両方の表層にSi 2〜15 % 、 Cr 8〜40
%、 Ni 5〜30%を含む厚さ1〜200μの高S
i含有相を有し該高Si含有相と前記オーステナイト系
基材との中間層としてオーステナイト相と高Si含有相
との2相層が厚さ10〜500/7存在することを特徴
とする耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を向上させた
浸けい処理鋼管である。
以下に本発明の詳細な説明する。
最初に本発明における各成分元素を限定した理由につい
て述べる。まず、母材オーステナイト系ステンレス鋼管
の組成はCは高温強度を保持するために下限を0.02
 %とした。また過度の添加は炭化物の析出量を増大せ
しめ時効後の靭性を低下させるために上限を0.20チ
とした。
Slは脱酸剤として添加されるものでおるが、また耐高
温腐食性、耐水蒸気酸化性を向上させる元素でもおる。
そこで溶接性、靭性を良くすることを考慮して、これら
を損わない範囲に抑えるために上限を1.0チとした。
下限は脱酸を充分に行い、健全な鋼塊を得るため0.3
 ’%とした。
Mnは合金製造時の脱酸のためのみでなく機械的強度保
持上からも必要な成分である。上限を3,0チとしたの
はこれを超えて添加しても効果が飽和するためであり下
限は脱酸を行い健全か鋼質を得るために0.1チとしf
c6 Crは耐高温腐食、耐水蒸気酸化性に不可欠の元素でお
9、耐熱鋼には必ず添加されているか、16−未満では
上記耐食性が不充分であり、また40チを超すとオース
テナイトの安定性を低下させ高温強度を弱める上にσ相
の生成を促し、σ相の発生による靭性の低下を生ずるの
で上限を40チ下限を16チとした。
Niはオーステナイトの安定性を高め、またσ相の生成
を抑制する効果が顕著でおる。下限を8チとしたのはC
rをはじめとしたフェライト生成元素の下限に対してオ
ーステナイトの安定性を図る上で充分な量である。また
上限40チは上記フェライト生成元素の上限に対して定
めたものである0なお、上述の主要元素のほかに必要に
応じて以下の成分元素を単独または複合で添加すること
ができる。まずMo、Wは合金の固溶体を強化し、且つ
合金中のCを結合して生ずる炭化物の析出で高温強度を
顕著に高める元素であるので、?イラ蒸気温度、圧力の
上昇に対処させる目的で耐高温腐食性ならびに耐水蒸気
酸化性を損わない範囲として、単独または両方で上限3
チ、下限はクリープ破断強度の向上に顕著な効果がある
0、5−以上として添加することは有効である。
またTi、Nb、Vは合金中の炭素および窒素と結合し
、それぞれ炭化物、窒化物を生成する元素であり、それ
らを微細に析出させることによシフリーグ強度を顕著に
向上させる。しかしながらその量は単独または合計でo
、 o s 1未満では強化作用がなく、また合計で0
.5チを超えると析出物が凝集して却ってクリープ強度
が低下する傾向を示すので効果のある範囲として上限0
.5チ、下限0.05チであることが望ましい。
次に浸けい処理によシ生成する表層の各成分元素を限定
した理由を述べる。
SlはOrと共に耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を
向上させる元素であるが少なくとも2チ以上必要でわシ
、15チを超えると表層を脆くするためその範囲を2〜
15チとした。
Orは耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を向上させ、
浸けい層を緻密にさせるためには少なくともBSが必要
で4fi40秦を超えると表層を脆くするためその範囲
を8〜40チとした。
N1はオーステナイト生成元素でおるが表面に高Si含
有相を生成させ、また緻密な表層とするには少なくとも
5%は必要でらる。またオー、ステナイト生成元素とし
て、フェライト生成元素であるSi。
Crの上限に見合う充分な量を必要とするものであって
、その上限は30チである。以上のような理由によF)
 Niの範囲を5〜30%とした。
また本発明においてはこのようなsiの表面富化層を鋼
管の内面または外面の一方または両方に設けるものであ
るが例えばボイラ用鋼管の場合、鋼管の内部は高温高圧
の水蒸気にさらされるので耐水蒸気酸化性を向上せしめ
るため、少なくとも内面にはかかるS1富化層を必要と
するものである。
また外面に関しては前記ボイラ用鋼管については燃焼ガ
ス中に含まれるNa 、 K 、 S 、 Fe 、 
Vなどの元素が複雑な燃焼生成物となシこれらが酸素と
結合してNa2SO4,に2SO4,Fe2(SO4)
3.v205などの溶融塩を形成し、これに起因するア
ルカリ溶融塩腐食やバナジウムアタック等が発生する恐
れがあるのでこれらに対する優れた耐食性を保つため外
面にSi富化層を設けるものである。またボイラ鋼管に
限らず航空機あるいは発電用のガスタービン、自動車用
排気ガスサーマルリアクター、触媒コン・々−ター、石
油精製における原油蒸留、水素添加、水添脱硫、エチレ
ン製造等のプラント、原子炉用熱交換器類、ごみ焼却炉
用過熱管、石炭液化、ガス化プラント、旧発電、製鉄設
備におけるラジアントチューブ等のような用途において
は高温酸化、高温腐食の見地から主として外層にSi富
化層を施こし、耐高温酸化性ならびに耐高温腐食性に優
れた効果を上げることができる。
これらSiの表面富化層は前記の通り固体粉末法、焼結
浸透法などの手段で形成せしめることが可能であるが、
特に前述の固体粉末法による浸けい処理が最も望ましい
。すなわちこれを実施するに際しては使用する金属粉末
としてまずsiは金MS1またはFe −8iでSi量
10〜50%1次にCrは金属Cr 6るいはFe−C
rでG景10〜50%、Niは金属NiメるいはFe−
N1でNl量40%以下の範囲でおのおの配合し焼結防
止剤としてAt203の粉末をこれら金属混合粉と2:
1乃至1:2の範囲内で混合する。この場合NH4Ct
2〜3チを母材の表面を活性化させ、Siの浸透を容易
にするため含有させても良い。温度は900℃〜120
0℃の範囲で時間は30分〜10時間の範囲、さらに雰
囲気をH2とすることによってSl富化層を形成せしめ
ることができる。雰囲気ガスはH2の代りにArを使用
するについてはArは)N2による還元性雰囲気となら
々いため、Ar単独では上記条件においてAr中に含ま
れる微量の02によって表面に酸化皮膜が生成し、これ
がバリヤーとして働くため84富化層は充分な生成とな
らない。なおAr中に2%以上のH2ガスを加えること
によって還元性雰囲気とすることができるためAr中に
2%以上のH2fスを加えて浸けい処理を行っても良い
。かがるSi富化層は本発明においては前述の成分組成
をなし、この高Si含有相である層を厚さl〜200μ
を有するものである。
厚みについては1μ未満では腐食量および水蒸気酸化量
から充分な耐高温腐食性および耐水蒸気酸化量が得られ
ず、200μを超えると加工における剥離あるいはハン
マリングの時の脱落が避けられす、優れた耐高温腐食性
および水蒸気酸化性が得られない。
さらに本発明においては、かがるs1富化された高Si
含有相の表層と基材のオーステナイト相との中間に厚さ
10〜500μのオーステナイト相と高Si含有相との
2相層を有することを重要な骨子の一つとするものであ
る。即ち、かかる2相層は高Si含有相およびオーステ
ナイト相の熱膨張の差から温度変動による熱ショックに
よυ剥離を生ずることを防止する働きをなし、密着性確
保のために不可欠の条件である。その厚みについては1
0μ未満では上記密着性が得られず剥離を防止すること
が困難で6D500μを超えると加工における剥離おる
いはハンマリングの時の脱落が避けられない。
なおこれまでの説明は主としてボイラ用鋼管を例にとっ
てなされたがこれにこだわるものではないことは勿論で
あって先に述べた航空機あるいは発電用のガスタービン
、自動車用排気ガスサーマルリアクター、触媒コンバー
ター、石油精製における原油蒸留、水素添加、水添脱硫
、エチレン製造等のプラント、原子炉用熱交換器類、ご
み焼却炉用過熱管5石炭液化、ガス化プラント、旧発電
製鉄設備におけるラジアントチューブ等、の如く、耐高
温腐食性、耐高温酸化性、耐高温硫化性、耐水蒸気酸化
性等の特に要求される鋼管等の用途には広く適用され得
るものであることはいうまでもない。
(実施例) 以下に実施例をもって本発明の効果をさらに具体的に説
明する。
第1表に成分を示した試料は浸けい処理に用いたオース
テナイト系基材である。試料A、B、CはSUS 30
4 HTB 、 SUS 321 HTB 、 SUS
 347HTBのプロパー材で外径50 m、内径38
m1の鋼管を長さ1,000鼠に切断し両面浸けい処理
に供した。
D、JF、Gは真空中で50kl?高周波溶解し造管。
熱処理、酸洗し、最終的に外径501W+、内径38m
の鋼管とし長さ1,000mに切断し、両面浸けい処理
に供した。
第2表に浸けい処理、浸けい処理によシ生成した表面の
組成、表面層の構造および厚み、高温腐食における腐食
減量、水蒸気酸化試験における酸化増量を示す。浸けい
処理は固定粉末法を用い第2表に示す組成の金属混合粉
を浸透剤としてH2気流中で同じく第2表に示す温度お
よび時間で行った。高温腐食については41%Na 2
 SO4+ 8チv205+51%Fe2(SO4)3
の合成灰を塗布し実際のボイラ鋼管の使用温度(650
℃〜750℃)に合わせ200時間加熱することによっ
て評価した。
水蒸気酸化試験については650℃x i、o o o
時間の試験条件で比較した。
表中(・印は比較例を示す。
(発明の効果) 以上の結果から明らかなように本発明の高Si含有相表
層とオーステナイト相と高S1含有相との2相層を有す
る場合が耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性に優れてお
)、比較の表層構造に対して本発明の優位性が明らかで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 母材 C0.02〜0.20% Si0.3〜1.0% Mn0.1〜3.0% Cr16〜40% Ni8〜40% を含有するオーステナイト系ステンレス鋼管の外面、内
    面の一方または両方の表層にSi2〜15%、Cr8〜
    40%、Ni5〜30%を含む厚さ1〜200μの高S
    i含有相を有し該高Si含有相と前記オーステナイト系
    基材との中間層としてオーステナイト相と高Si含有相
    との2相層が厚さ10〜500μ存在することを特徴と
    する耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を向上させた浸
    けい処理鋼管。
JP17129284A 1984-08-17 1984-08-17 耐高温腐食性および耐水蒸気酸化性を向上させた浸けい処理鋼管 Granted JPS6152358A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065838A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Nisshin Steel Co Ltd 耐高温腐食性に優れた焼却炉体および焼却炉付帯設備
JP2006501371A (ja) * 2002-11-11 2006-01-12 ポスコ 高珪素方向性電気鋼板の製造方法

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