JPS6151530B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6151530B2 JPS6151530B2 JP52151922A JP15192277A JPS6151530B2 JP S6151530 B2 JPS6151530 B2 JP S6151530B2 JP 52151922 A JP52151922 A JP 52151922A JP 15192277 A JP15192277 A JP 15192277A JP S6151530 B2 JPS6151530 B2 JP S6151530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urethane resin
- thin plate
- vacuum
- sheet material
- lower mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建築材の製造方法に関するものであ
り、その目的とするところはウレタン樹脂発泡体
の建築材として断熱性耐水性等が優れている点を
利用して表面のエンボスデザインの鮮明な優れた
建築材を簡単に製造できる建築材の製造方法を提
供するにある。
り、その目的とするところはウレタン樹脂発泡体
の建築材として断熱性耐水性等が優れている点を
利用して表面のエンボスデザインの鮮明な優れた
建築材を簡単に製造できる建築材の製造方法を提
供するにある。
以下本発明を添付図により詳述する。成形金型
Aは上金型4と下金型5より構成される。上金型
4と下金型5の接合部は気密性を保つようにして
ある。下金型5の内部の下面に所定の凹状のエン
ボス加工部6が配設され、エンボス加工部6には
真空吸引用の小孔7があいている。真空吸引用の
小孔7には真空用配管8が接続されており、真空
用配管8は真空タンク10の真空用バルブ9の接
続口に接続されている。真空タンク10は真空ポ
ンプ11によつて真空状態に減圧して保持されて
いる。成形金型の下金型5の内部の面上に熱可塑
性樹脂の一例である軟化点がほぼ60℃位の塩化ビ
ニルの1mm以下で下金型5の寸法に適合した収縮
を配慮した大きさの薄板材1を設置する。そして
塩化ビニルの薄板材1の上にゾル状になつた温度
が80〜100℃の適量のウレタン樹脂を薄板材1の
全面にわたつて注入する。ウレタン樹脂14は炭
酸ガスを発生してほぼ5〜10分間にわたつて発泡
し、ウレタン樹脂14の発熱反応熱によつて塩化
ビニルの薄板材1が軟化する。塩化ビニルの薄板
材1が適当に軟化状態になつたのを見はからつ
て、真空状態に減圧している真空タンク10の真
空用バルブ9を開けると、軟化した塩化ビニルの
薄板材1は予め設置した下金型5の凹状のエンボ
ス加工部6の形状に沿つて吸引され薄板材1の表
面は凸状のエンボス3が形成される。軟化した塩
化ビニルの薄板材1の背面に発泡したウレタン樹
脂発泡体2が一体的に付着結合される。所定の反
応時間と真空成形時間が経過して塩化ビニルの薄
板材1とウレタン樹脂発泡体2とが一体成形した
ら、真空用バルブ9を閉じるとともに成形金型A
内を冷却する。十分に冷却した後一体成形化され
た塩化ビニルの薄板材1とウレタン樹脂発泡体2
の一体成形された建築材を成形金型Aより排出す
る。以上の操作をくり返すことによつて本発明の
製品の建築材が次々と製造される。熱可塑性樹脂
14は軟化点がウレタン樹脂発泡体2の発熱反応
温度よりも低温のもの(例えば塩化ビニル樹脂が
該当する代表的な一例である)であれば、前述の
実施例のように外部から成形金型Aを温める加熱
装置の必要がないが、軟化点がそうでない場合に
は外部から熱可塑性樹脂14を適当な軟化状態に
加熱する加熱装置を設けることによつて建築材を
製造するものである。また薄板材1の板厚はほぼ
1mm位かまたは1mm以下ほぼ0.1mm以上のもので
あつて、ウレタン樹脂14の発泡により軟化し成
形加工に適する厚さとする。
Aは上金型4と下金型5より構成される。上金型
4と下金型5の接合部は気密性を保つようにして
ある。下金型5の内部の下面に所定の凹状のエン
ボス加工部6が配設され、エンボス加工部6には
真空吸引用の小孔7があいている。真空吸引用の
小孔7には真空用配管8が接続されており、真空
用配管8は真空タンク10の真空用バルブ9の接
続口に接続されている。真空タンク10は真空ポ
ンプ11によつて真空状態に減圧して保持されて
いる。成形金型の下金型5の内部の面上に熱可塑
性樹脂の一例である軟化点がほぼ60℃位の塩化ビ
ニルの1mm以下で下金型5の寸法に適合した収縮
を配慮した大きさの薄板材1を設置する。そして
塩化ビニルの薄板材1の上にゾル状になつた温度
が80〜100℃の適量のウレタン樹脂を薄板材1の
全面にわたつて注入する。ウレタン樹脂14は炭
酸ガスを発生してほぼ5〜10分間にわたつて発泡
し、ウレタン樹脂14の発熱反応熱によつて塩化
ビニルの薄板材1が軟化する。塩化ビニルの薄板
材1が適当に軟化状態になつたのを見はからつ
て、真空状態に減圧している真空タンク10の真
空用バルブ9を開けると、軟化した塩化ビニルの
薄板材1は予め設置した下金型5の凹状のエンボ
ス加工部6の形状に沿つて吸引され薄板材1の表
面は凸状のエンボス3が形成される。軟化した塩
化ビニルの薄板材1の背面に発泡したウレタン樹
脂発泡体2が一体的に付着結合される。所定の反
応時間と真空成形時間が経過して塩化ビニルの薄
板材1とウレタン樹脂発泡体2とが一体成形した
ら、真空用バルブ9を閉じるとともに成形金型A
内を冷却する。十分に冷却した後一体成形化され
た塩化ビニルの薄板材1とウレタン樹脂発泡体2
の一体成形された建築材を成形金型Aより排出す
る。以上の操作をくり返すことによつて本発明の
製品の建築材が次々と製造される。熱可塑性樹脂
14は軟化点がウレタン樹脂発泡体2の発熱反応
温度よりも低温のもの(例えば塩化ビニル樹脂が
該当する代表的な一例である)であれば、前述の
実施例のように外部から成形金型Aを温める加熱
装置の必要がないが、軟化点がそうでない場合に
は外部から熱可塑性樹脂14を適当な軟化状態に
加熱する加熱装置を設けることによつて建築材を
製造するものである。また薄板材1の板厚はほぼ
1mm位かまたは1mm以下ほぼ0.1mm以上のもので
あつて、ウレタン樹脂14の発泡により軟化し成
形加工に適する厚さとする。
従来の成形加工においては第4図に示すように
下金型5に真空吸引して成形加工していないの
で、建築材の表面のエンボス12は第5図に示す
ように鮮明でなく、また下金型5には凹状のエン
ボス13を設けてもエンボス2は不鮮明で凸状の
鮮明なエンボス12が得られなかつたものであ
る。したがつて凸状と凹状の両方の鮮明なエンボ
スも得られなかつたものである。
下金型5に真空吸引して成形加工していないの
で、建築材の表面のエンボス12は第5図に示す
ように鮮明でなく、また下金型5には凹状のエン
ボス13を設けてもエンボス2は不鮮明で凸状の
鮮明なエンボス12が得られなかつたものであ
る。したがつて凸状と凹状の両方の鮮明なエンボ
スも得られなかつたものである。
本発明は上述のように、上下一対の金型を密閉
可能に配置した成形金型の下金型の内側の面上に
ウレタン樹脂の反応熱により軟化するとともにウ
レタン樹脂が接着可能な熱可塑性樹脂の薄板材を
配材した後、薄板材の面上にウレタン樹脂をを注
入して発泡させ、同時に下金型に凹設されたエン
ボス加工部から薄板材の下面を真空吸引して薄板
材の表面にエンボスを形成するので、ウレタン樹
脂の反応熱を利用して薄板材を軟化させ、同時に
真空成形するから、成形前の薄板材にウレタン樹
脂を密着させた後に、薄板材が成形されるのであ
り、薄板材に角のある複雑な凹凸状のエンボスを
形成してもウレタン樹脂と薄板材との間に隙間が
形成されないという効果がある。ここにおいて、
下金型の内側面上に薄板材を配材し、薄板材の面
上にウレタン樹脂を注入して発泡させたことによ
り、ウレタン樹脂が自重によつて薄板材に隙間な
く密着できるともに、ウレタン樹脂の反応熱が直
に薄板材に伝達され薄板材の加熱が促進されると
いう利点がある。さらには、薄板材の加熱と成
形、およびウレタン樹脂の発泡が同時に進行する
から、これら全体で1つの工程となり、発泡開始
から終了までの時間で製品が完成するのであり、
製品を効率よく生産できるものであり、生産性が
高いという効果がある。
可能に配置した成形金型の下金型の内側の面上に
ウレタン樹脂の反応熱により軟化するとともにウ
レタン樹脂が接着可能な熱可塑性樹脂の薄板材を
配材した後、薄板材の面上にウレタン樹脂をを注
入して発泡させ、同時に下金型に凹設されたエン
ボス加工部から薄板材の下面を真空吸引して薄板
材の表面にエンボスを形成するので、ウレタン樹
脂の反応熱を利用して薄板材を軟化させ、同時に
真空成形するから、成形前の薄板材にウレタン樹
脂を密着させた後に、薄板材が成形されるのであ
り、薄板材に角のある複雑な凹凸状のエンボスを
形成してもウレタン樹脂と薄板材との間に隙間が
形成されないという効果がある。ここにおいて、
下金型の内側面上に薄板材を配材し、薄板材の面
上にウレタン樹脂を注入して発泡させたことによ
り、ウレタン樹脂が自重によつて薄板材に隙間な
く密着できるともに、ウレタン樹脂の反応熱が直
に薄板材に伝達され薄板材の加熱が促進されると
いう利点がある。さらには、薄板材の加熱と成
形、およびウレタン樹脂の発泡が同時に進行する
から、これら全体で1つの工程となり、発泡開始
から終了までの時間で製品が完成するのであり、
製品を効率よく生産できるものであり、生産性が
高いという効果がある。
第1図は本発明の製造方法の一実施例を示す説
明図、第2図は本発明の製造方法に係わる下金型
の斜視図、第3図は本発明により得られた建築材
の側面図、第4図は従来の建築材の製造方法の例
を示す説明図、第5図は従来の製造方法により得
られた建築材の側面図であつて1は薄板材、2は
ウレタン樹脂発泡体、3はエンボス、5は下金
型、6はエンボス加工部、14はウレタン樹脂、
Aは成形金型を示すものである。
明図、第2図は本発明の製造方法に係わる下金型
の斜視図、第3図は本発明により得られた建築材
の側面図、第4図は従来の建築材の製造方法の例
を示す説明図、第5図は従来の製造方法により得
られた建築材の側面図であつて1は薄板材、2は
ウレタン樹脂発泡体、3はエンボス、5は下金
型、6はエンボス加工部、14はウレタン樹脂、
Aは成形金型を示すものである。
Claims (1)
- 1 上下一対の金型を密閉可能に配置した成形金
型の下金型の内側の面上にウレタン樹脂の反応熱
により軟化するとともにウレタン樹脂が接着可能
な熱可塑性樹脂の薄板材を配材した後、薄板材の
面上にウレタン樹脂を注入して発泡させ、同時に
下金型に凹設されたエンボス加工部から薄板材の
下面を真空吸引して薄板材の表面にエンボスを形
成することを特徴とする建築材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15192277A JPS5483061A (en) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | Production of construction material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15192277A JPS5483061A (en) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | Production of construction material |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5483061A JPS5483061A (en) | 1979-07-02 |
JPS6151530B2 true JPS6151530B2 (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=15529123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15192277A Granted JPS5483061A (en) | 1977-12-15 | 1977-12-15 | Production of construction material |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5483061A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103057421A (zh) * | 2011-10-24 | 2013-04-24 | 现代摩比斯株式会社 | 车用仪表板 |
-
1977
- 1977-12-15 JP JP15192277A patent/JPS5483061A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103057421A (zh) * | 2011-10-24 | 2013-04-24 | 现代摩比斯株式会社 | 车用仪表板 |
CN103057421B (zh) * | 2011-10-24 | 2017-04-26 | 现代摩比斯株式会社 | 车用仪表板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5483061A (en) | 1979-07-02 |
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