JPS6151498B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6151498B2 JPS6151498B2 JP53070638A JP7063878A JPS6151498B2 JP S6151498 B2 JPS6151498 B2 JP S6151498B2 JP 53070638 A JP53070638 A JP 53070638A JP 7063878 A JP7063878 A JP 7063878A JP S6151498 B2 JPS6151498 B2 JP S6151498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- circuit
- emergency
- relay
- generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、非常用発電設備を有するシステムの
故障時における非常用発電設備保護を改善し、シ
ステムの信頼性を向上させることに関する。
故障時における非常用発電設備保護を改善し、シ
ステムの信頼性を向上させることに関する。
従来非常用発電設備(以下D/Gという)以外
の外部故障によつて発生する過電流に対しても、
D/Gの運転を停止していた。従つて、D/Gの
保護の観点からみれば十分であつても、非常用電
源としての信頼性は、十分とは言えなかつた。
の外部故障によつて発生する過電流に対しても、
D/Gの運転を停止していた。従つて、D/Gの
保護の観点からみれば十分であつても、非常用電
源としての信頼性は、十分とは言えなかつた。
本発明は、故障をD/G自体に関するものと、
外部故障とに分離し、前者の場合は直ちにD/G
を停止させるが、後者の場合はD/Gを主電源回
路から切離すに止め、外部故障が排除されたなら
引き続き給電も可能とすることにより、非常用電
源の信頼性を高めるものである。以下図面により
詳細に説明する。
外部故障とに分離し、前者の場合は直ちにD/G
を停止させるが、後者の場合はD/Gを主電源回
路から切離すに止め、外部故障が排除されたなら
引き続き給電も可能とすることにより、非常用電
源の信頼性を高めるものである。以下図面により
詳細に説明する。
第1図は、原子力発電所の代表的な電源構成を
表す単線結線図の一部である。通常は、タービン
発電機1で発電された電力は、変圧器2を経由し
て送電される。同時に変圧器3、遮断器4,5,
6,7等を経由して、例えばポンプ8に電力を供
給してプラントが運転される。非常時にポンプ8
等の負荷に電力を供給するD/G10は遮断器9
を経由して母線に接続されている。11はD/G
の過負荷電流を検出するリレーである。このD/
G10は、設備の使用可能性を実証するために、
例えば発電機1と並列運転をする場合がある。
表す単線結線図の一部である。通常は、タービン
発電機1で発電された電力は、変圧器2を経由し
て送電される。同時に変圧器3、遮断器4,5,
6,7等を経由して、例えばポンプ8に電力を供
給してプラントが運転される。非常時にポンプ8
等の負荷に電力を供給するD/G10は遮断器9
を経由して母線に接続されている。11はD/G
の過負荷電流を検出するリレーである。このD/
G10は、設備の使用可能性を実証するために、
例えば発電機1と並列運転をする場合がある。
第2図は、従来の保護の回路である。即ち第1
図のリレー11が動作すれば第2図の接点12が
動作し、ロツクアウトリレー13が励磁されて、
接点14,15が動作しD/Gを駆動するエンジ
ンを停止および第1図の遮断器9がトリツプする
方法がとられている。この方法によれば、例えば
電力系統のトラブル等が原因で電圧、あるいは位
相が大幅に変化した時にD/Gが系統との並列テ
スト中ならD/Gは過電流となりD/Gの運転停
止となる可能性がある。これはシステムの安定性
にとつて好ましくない。16はその他の保護装置
の接点であり、例えばD/Gの差動保護等が含ま
れる。リレー11が過電流を検出するごとにD/
Gの運転を中止するのではD/Gの保護は万全で
あつても、システムの安定性が損なわれることが
ある。
図のリレー11が動作すれば第2図の接点12が
動作し、ロツクアウトリレー13が励磁されて、
接点14,15が動作しD/Gを駆動するエンジ
ンを停止および第1図の遮断器9がトリツプする
方法がとられている。この方法によれば、例えば
電力系統のトラブル等が原因で電圧、あるいは位
相が大幅に変化した時にD/Gが系統との並列テ
スト中ならD/Gは過電流となりD/Gの運転停
止となる可能性がある。これはシステムの安定性
にとつて好ましくない。16はその他の保護装置
の接点であり、例えばD/Gの差動保護等が含ま
れる。リレー11が過電流を検出するごとにD/
Gの運転を中止するのではD/Gの保護は万全で
あつても、システムの安定性が損なわれることが
ある。
第3図は、本発明の一実施に係る回路である。
第1図のリレー11が動作すれば第3図の接点1
2が閉路し、ロツクアウトリレー13が励磁され
て接点14が動作する。この動作で第1図の遮断
器をトリツプする。第1図のリレー11が動作す
れば第3図の接点12′も閉路するが、第3図の
接点18は第1図の遮断器9に設けられた補助接
点であり、遮断器がトリツプ(開)している場合
に閉路する。即ち第1図の遮断器9がトリツプし
ていて更に過電流が継続する場合にのみロツクア
ウトリレー17が動作し、接点19を閉じるの
で、D/Gの運転が停止する。更に言えば第1図
の遮断器9よりもD/G側にトラブルがある場合
にはエンジン停止になるが、遮断器9よりも外側
にトラブルがある場合にはエンジンは停止せず、
遮断器9を開放していつでも使用できる状況で待
機させることになる。第3図は基本的な考えを表
現してあり、タイマ等通常必要な機能は省略して
ある。又16はその他の内部トラブル用リレーで
あり、例えば差動保護を行う。
第1図のリレー11が動作すれば第3図の接点1
2が閉路し、ロツクアウトリレー13が励磁され
て接点14が動作する。この動作で第1図の遮断
器をトリツプする。第1図のリレー11が動作す
れば第3図の接点12′も閉路するが、第3図の
接点18は第1図の遮断器9に設けられた補助接
点であり、遮断器がトリツプ(開)している場合
に閉路する。即ち第1図の遮断器9がトリツプし
ていて更に過電流が継続する場合にのみロツクア
ウトリレー17が動作し、接点19を閉じるの
で、D/Gの運転が停止する。更に言えば第1図
の遮断器9よりもD/G側にトラブルがある場合
にはエンジン停止になるが、遮断器9よりも外側
にトラブルがある場合にはエンジンは停止せず、
遮断器9を開放していつでも使用できる状況で待
機させることになる。第3図は基本的な考えを表
現してあり、タイマ等通常必要な機能は省略して
ある。又16はその他の内部トラブル用リレーで
あり、例えば差動保護を行う。
本発明によれば、D/Gの並列テスト中に、通
常母線、タービン発電機あるいは外部系統等の故
障又はトランジエントがあつても一時的に遮断器
を動作させるだけなのでD/Gへの影響を少くす
ることができる。そして、外部故障の場合には
D/G停止にまでは至らず、先ずD/Gの待機運
転にはいり、常に非常用電源として使用可能な状
態を保ち、信頼性のある電源を確保できる。
常母線、タービン発電機あるいは外部系統等の故
障又はトランジエントがあつても一時的に遮断器
を動作させるだけなのでD/Gへの影響を少くす
ることができる。そして、外部故障の場合には
D/G停止にまでは至らず、先ずD/Gの待機運
転にはいり、常に非常用電源として使用可能な状
態を保ち、信頼性のある電源を確保できる。
なお、内部故障の場合にはD/Gを保護し、設
備を保全できるようにD/G駆動源を停止できる
ので、システムの信頼性を高めることができる。
ここでは過電流保護の考えを例にとつて説明した
が、他のパラメータについても同様に機関停止、
D/G待機の2態様に分類することを考えればよ
い。
備を保全できるようにD/G駆動源を停止できる
ので、システムの信頼性を高めることができる。
ここでは過電流保護の考えを例にとつて説明した
が、他のパラメータについても同様に機関停止、
D/G待機の2態様に分類することを考えればよ
い。
第1図は、非常用電源設備を含む電源の単線結線
図、第2図は従来のD/G保護装置の回路図、第
3図は本発明に係る保護装置の一実施例の回路図
である。 9……遮断器、10……D/G、11……リレ
ー、12,12′……リレー11の接点、13,
17……ロツクアウトリレー、18……補助接
点。
図、第2図は従来のD/G保護装置の回路図、第
3図は本発明に係る保護装置の一実施例の回路図
である。 9……遮断器、10……D/G、11……リレ
ー、12,12′……リレー11の接点、13,
17……ロツクアウトリレー、18……補助接
点。
Claims (1)
- 1 主電源回路に故障が発生した際に、電力を供
給する非常用発電機を、遮断器を介して主電源回
路に接続し、該遮断器と前記非常用発電機との間
に設けた過電流検出器により、前記遮断器を動作
させる非常用電源設備の保護装置において、前記
遮断器の動作後においてなお過電流が検出される
ときに、前記非常用発電機の駆動源を遮断する手
段を設けたことを特徴とする非常用電源設備の保
護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7063878A JPS54162144A (en) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | Protective device of power source facilities for emergency |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7063878A JPS54162144A (en) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | Protective device of power source facilities for emergency |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54162144A JPS54162144A (en) | 1979-12-22 |
JPS6151498B2 true JPS6151498B2 (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=13437381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7063878A Granted JPS54162144A (en) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | Protective device of power source facilities for emergency |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54162144A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50147136U (ja) * | 1974-05-23 | 1975-12-06 |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP7063878A patent/JPS54162144A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54162144A (en) | 1979-12-22 |
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