JPS6150945A - フツ素化方法 - Google Patents
フツ素化方法Info
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- JPS6150945A JPS6150945A JP17241984A JP17241984A JPS6150945A JP S6150945 A JPS6150945 A JP S6150945A JP 17241984 A JP17241984 A JP 17241984A JP 17241984 A JP17241984 A JP 17241984A JP S6150945 A JPS6150945 A JP S6150945A
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- Japan
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- potassium fluoride
- anhydrous potassium
- slurry
- hours
- sulfolane
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は活性なハロゲン原子を右する有機化合物のフッ
素置換反応によるフッ素化方法に関するものである。
素置換反応によるフッ素化方法に関するものである。
従来、ハロゲン化ニトロベンゼンのようなt子吸引基を
有する芳香族ハロゲン化合物をジメ゛チルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、?(−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホン、スルホランなどのような非プロトン性
極性溶媒中で、フッ化アルカリ金属塩(王としてフッ化
カリウム)と反応させ、ハロゲン交換によりフルオロベ
ンゼンスnt−製造する方法にはG、C,Finger
氏らがJ、Am、Chem、Soc、、711 、60
34(195B)に報文を発表以来、多数の文献や特許
が知°られている。
有する芳香族ハロゲン化合物をジメ゛チルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、?(−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホン、スルホランなどのような非プロトン性
極性溶媒中で、フッ化アルカリ金属塩(王としてフッ化
カリウム)と反応させ、ハロゲン交換によりフルオロベ
ンゼンスnt−製造する方法にはG、C,Finger
氏らがJ、Am、Chem、Soc、、711 、60
34(195B)に報文を発表以来、多数の文献や特許
が知°られている。
しかしながら、従来の方法ではフッ化カリウムは使用j
ii7に焙焼、粉砕の必要があるとされ、例えば特開昭
−57−197228号公報テ1t300 ”Oテア時
間、゛焙焼、粉砕したフッ化カリウムを用いており□゛
、特゛開昭5!l−170735号公報では乾燥させた
200〜250′メツシユのフッ化カリウムを使用して
いるか、乾燥雰囲気下にフッ化カリウムを機械的゛に5
0.以下に粉砕することが工業的に困難であり、安゛価
な市販の無水フッ化カリウムが、そのまま使”川できな
い為、工程が複雑となり、又、経済性の而から一般市阪
のフッ化カリウムは工業的原料とはなりにくいといわれ
ている(例えば特開昭58−652213号公報)。
ii7に焙焼、粉砕の必要があるとされ、例えば特開昭
−57−197228号公報テ1t300 ”Oテア時
間、゛焙焼、粉砕したフッ化カリウムを用いており□゛
、特゛開昭5!l−170735号公報では乾燥させた
200〜250′メツシユのフッ化カリウムを使用して
いるか、乾燥雰囲気下にフッ化カリウムを機械的゛に5
0.以下に粉砕することが工業的に困難であり、安゛価
な市販の無水フッ化カリウムが、そのまま使”川できな
い為、工程が複雑となり、又、経済性の而から一般市阪
のフッ化カリウムは工業的原料とはなりにくいといわれ
ている(例えば特開昭58−652213号公報)。
これらの欠点を改良する為に石川用ら
(Chemistr7 Letters、781.(1
981);特開昭58−65226号公報)はスプレー
乾燥法により合成した微粒子乾燥フッ化カリウムを使用
し、好結果を得ている。最近、これが企業化されスプレ
ー乾燥フッ化カリウムが市販されるようになったが、従
来の市販の無水フッ化カリウムに比べ高価であること、
又、嵩高い微粉体(3〜5倍〕である為、その仕込みに
問題が残されている。
981);特開昭58−65226号公報)はスプレー
乾燥法により合成した微粒子乾燥フッ化カリウムを使用
し、好結果を得ている。最近、これが企業化されスプレ
ー乾燥フッ化カリウムが市販されるようになったが、従
来の市販の無水フッ化カリウムに比べ高価であること、
又、嵩高い微粉体(3〜5倍〕である為、その仕込みに
問題が残されている。
木発明者らは上記の従来技術の問題点を解決する目的で
鋭意研究した結果、ハロゲン交換法によるフルオロベン
ゼン類の製造にはフッ化カリウム中に含まれるiff
illの水分は余り影響を与えないこと、市販のボール
ミルによって市販のフン化カリウム(粒子径10(1〜
300kL、含水率0.5〜1%)は容易に湿式粉砕さ
れて、l〜lOpの微粒子無水フッ化カリウムを与え、
そのスラリーが該置換反応の反応速度を飛躍的に増大さ
せ、高収率、高選択率でフルオロベンゼン類を与える1
1塾実を見い出し、本発明に到達した。
鋭意研究した結果、ハロゲン交換法によるフルオロベン
ゼン類の製造にはフッ化カリウム中に含まれるiff
illの水分は余り影響を与えないこと、市販のボール
ミルによって市販のフン化カリウム(粒子径10(1〜
300kL、含水率0.5〜1%)は容易に湿式粉砕さ
れて、l〜lOpの微粒子無水フッ化カリウムを与え、
そのスラリーが該置換反応の反応速度を飛躍的に増大さ
せ、高収率、高選択率でフルオロベンゼン類を与える1
1塾実を見い出し、本発明に到達した。
即ち、本発明の要旨とするところは、活性なハロゲン原
子を有する有機化合物を非プロトン性溶媒中でフッ素置
換反応させるフッ素化方法において、フッ素化剤として
不活性溶媒中で湿式粉砕して得られる微粒子状無水フッ
化カリウムのスラリーを使用することを特徴とするフッ
素化方法+ある。
子を有する有機化合物を非プロトン性溶媒中でフッ素置
換反応させるフッ素化方法において、フッ素化剤として
不活性溶媒中で湿式粉砕して得られる微粒子状無水フッ
化カリウムのスラリーを使用することを特徴とするフッ
素化方法+ある。
本発明における微粒子状無水フッ化カリウムのスラリー
は、不活性溶媒中で通常の無水フッ化カリウムを粉砕し
て得られるものである。粉砕された微粒子状の無水フッ
化カリウの平均粒径は約30延以下、特に約1〜10終
が好ましい。
は、不活性溶媒中で通常の無水フッ化カリウムを粉砕し
て得られるものである。粉砕された微粒子状の無水フッ
化カリウの平均粒径は約30延以下、特に約1〜10終
が好ましい。
原料となる無水フッ化カリウムとしては平均粒径約50
用以上の無水フッ化カリウム、たとえば平均粒径100
〜3oo pの工業用無水フッ化カリウムやその焙焼粉
砕物(平均粒径約50〜300体)を使用しうる。不活
性溶媒の使用量は特に限定されるものではないが無水フ
ッ化カリウムに対して約0.3〜5倍重量が適当である
。粉砕方法としてはボールミルによる粉砕が適当である
が、これに限られるものではなく、ハンマーミルやコロ
イドミルなとも使用できる。不活性溶媒としてはフッ素
化反応用の非プロトン性溶媒が最も好ましいが場合によ
っては他の溶媒、たとえばベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素を使用しうる。ボールミルによる
粉砕の場合、粉砕時間は目的とする粒径が得られる限り
特に限定されないが1通常1〜6時間で行ないうる。な
お、スラリー中の含水量は粉砕された無水フッ化カリウ
ムに対して約5.0型穴1%以下、特に0.05〜1.
5正量%が好ましい。
用以上の無水フッ化カリウム、たとえば平均粒径100
〜3oo pの工業用無水フッ化カリウムやその焙焼粉
砕物(平均粒径約50〜300体)を使用しうる。不活
性溶媒の使用量は特に限定されるものではないが無水フ
ッ化カリウムに対して約0.3〜5倍重量が適当である
。粉砕方法としてはボールミルによる粉砕が適当である
が、これに限られるものではなく、ハンマーミルやコロ
イドミルなとも使用できる。不活性溶媒としてはフッ素
化反応用の非プロトン性溶媒が最も好ましいが場合によ
っては他の溶媒、たとえばベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素を使用しうる。ボールミルによる
粉砕の場合、粉砕時間は目的とする粒径が得られる限り
特に限定されないが1通常1〜6時間で行ないうる。な
お、スラリー中の含水量は粉砕された無水フッ化カリウ
ムに対して約5.0型穴1%以下、特に0.05〜1.
5正量%が好ましい。
本発明のフッ素化剤の特徴はハロゲン交換反応が速く反
応時間が短縮される点にあり、従来法に比べ必要使用量
が理論量に近づくとともに。
応時間が短縮される点にあり、従来法に比べ必要使用量
が理論量に近づくとともに。
さらにスラリーであるため粉体に比べて取り扱いが容易
であるという特徴も有する。
であるという特徴も有する。
活性なハロゲン原子を有する有機化合物としては、前記
特開昭57−1972211i号公報や特開昭58−6
5228号公報などに記載されている塩素原子や臭累原
子を有する有機化合物が適当である。たとえば、自機カ
ルボン酸や有機スルホン酸のクロライドやブロマイド、
クロロメチル基やブロモメチル基置換芳香族化合物など
がある。特に好ましい化合物はオルト位および/または
パラ位にニトロ基、ンアノ基、カルボキシル基、トリフ
ルオロメチル基などの電子吸引性基を有するハロゲン化
ベンゼンなどの芳香族化合物であ゛る。特に、p−クロ
ルニトロベンゼン、3.4−ジクロルニトロベンゼン、
0−クロルニトロベンゼン、2.4−ジクロルニトロベ
ンゼン、 2.4−ジニトロクロルベンゼン、 2,4
.5−トリクロルニトロベンゼン、その他のオルト位お
よび/またはパラ位に少なくとも1個のニトロ基を有す
るクロルベンゼンが好ましい0反応溶媒としては前記の
ような非プロトン性溶媒、特に非プロトン性極性溶媒が
好ましい。
特開昭57−1972211i号公報や特開昭58−6
5228号公報などに記載されている塩素原子や臭累原
子を有する有機化合物が適当である。たとえば、自機カ
ルボン酸や有機スルホン酸のクロライドやブロマイド、
クロロメチル基やブロモメチル基置換芳香族化合物など
がある。特に好ましい化合物はオルト位および/または
パラ位にニトロ基、ンアノ基、カルボキシル基、トリフ
ルオロメチル基などの電子吸引性基を有するハロゲン化
ベンゼンなどの芳香族化合物であ゛る。特に、p−クロ
ルニトロベンゼン、3.4−ジクロルニトロベンゼン、
0−クロルニトロベンゼン、2.4−ジクロルニトロベ
ンゼン、 2.4−ジニトロクロルベンゼン、 2,4
.5−トリクロルニトロベンゼン、その他のオルト位お
よび/またはパラ位に少なくとも1個のニトロ基を有す
るクロルベンゼンが好ましい0反応溶媒としては前記の
ような非プロトン性溶媒、特に非プロトン性極性溶媒が
好ましい。
次に本発明を実施例をあげて具体的に説明するか1本発
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。
明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。
実施例1
日本化学陶業株式会社製B−105型ボットミル中に市
販無水フッ化カリウム70gおよびスルホラン140g
を入れ、α−アルミナ製、疎状ポール(外径10mm)
を加えて3時間粉砕し、平均粒径約4.0 μの無水フ
ッ化カリウムを含むスラリーを製造した。得られたスラ
リーを攪拌機、温度計及び還流冷却器をつけた500鵬
見三つロフラスコ中に移し、次にP−クロルニトロベン
ゼン157.5 g及びスルホラン100gを仕込み、
235〜240℃で8時間加熱攪拌した0反応終了後、
室温まで冷却しKetup別し、 50 rs文のクロ
ロホルムでKCl ケークを洗炸した。枦液及び洗浄液
はクロロホルムを留去後、減圧蒸留するとp−フルオロ
ニトロベンゼン115.7g (収:E82%、純度8
8.6%、 bpse〜33℃/27mmHg )が得
られた。
販無水フッ化カリウム70gおよびスルホラン140g
を入れ、α−アルミナ製、疎状ポール(外径10mm)
を加えて3時間粉砕し、平均粒径約4.0 μの無水フ
ッ化カリウムを含むスラリーを製造した。得られたスラ
リーを攪拌機、温度計及び還流冷却器をつけた500鵬
見三つロフラスコ中に移し、次にP−クロルニトロベン
ゼン157.5 g及びスルホラン100gを仕込み、
235〜240℃で8時間加熱攪拌した0反応終了後、
室温まで冷却しKetup別し、 50 rs文のクロ
ロホルムでKCl ケークを洗炸した。枦液及び洗浄液
はクロロホルムを留去後、減圧蒸留するとp−フルオロ
ニトロベンゼン115.7g (収:E82%、純度8
8.6%、 bpse〜33℃/27mmHg )が得
られた。
゛高沸点物として未反応原料であるP−クロルニトロベ
ンゼン19.1g及びスルホラン211gが回実施例2 実施例1と同様に市販の無水フッ化カリウム84g及び
スルホラン128gをポットミル中で6時間粉砕し平均
粒径約3.OILの無水フッ化カリウムを含むスラリー
を製造した。このスラリー及びP−クロルニトロベンゼ
ン157.5g、 スルホラン112gの混合物を2
35〜240℃で9時間加熱攪拌し、同様に処理すると
p−フルオロニトロベンゼン112.9g (収率80
%、純度98.7%)、p−クロルニトロベンゼン18
.0 g及びスルホラン213gが得ゆれた。
ンゼン19.1g及びスルホラン211gが回実施例2 実施例1と同様に市販の無水フッ化カリウム84g及び
スルホラン128gをポットミル中で6時間粉砕し平均
粒径約3.OILの無水フッ化カリウムを含むスラリー
を製造した。このスラリー及びP−クロルニトロベンゼ
ン157.5g、 スルホラン112gの混合物を2
35〜240℃で9時間加熱攪拌し、同様に処理すると
p−フルオロニトロベンゼン112.9g (収率80
%、純度98.7%)、p−クロルニトロベンゼン18
.0 g及びスルホラン213gが得ゆれた。
実施例3
実施例2と同様にして128gのスルホランの、代りに
トルエン128mJlを用いてポットミル中で6時間粉
砕し平均粒径約4.OJLの無水フッ化カリウムを含む
スラリーを製造した。このスラリーR1/p−’)ロル
ニトロベンゼン157.5g、 スルホラン240gの
混合物をトルエンを留出させながら昇温させ、235〜
240℃でS時間加熱攪拌させた。実施例1と同様に処
理するとp−フルオロニトロベンゼン+13.5g (
収率80.4%、純度38.4%)、p−クロルニトロ
ベンゼン20g及びスルホラン210gが得られた。
トルエン128mJlを用いてポットミル中で6時間粉
砕し平均粒径約4.OJLの無水フッ化カリウムを含む
スラリーを製造した。このスラリーR1/p−’)ロル
ニトロベンゼン157.5g、 スルホラン240gの
混合物をトルエンを留出させながら昇温させ、235〜
240℃でS時間加熱攪拌させた。実施例1と同様に処
理するとp−フルオロニトロベンゼン+13.5g (
収率80.4%、純度38.4%)、p−クロルニトロ
ベンゼン20g及びスルホラン210gが得られた。
比較例1
攪拌機、温度計及び還流冷却器をつけた500鵬見三つ
ロフラスコ中に、p−クロルニトロベンゼン157.5
g、市11[fi水フッ化カリウム64g、スルホラン
240g及びトルエン80talの混合物を攪拌しなが
ら昇温し、共沸によって水分を除去させる為、トルエン
を留出し、235〜240℃でS時間加熱攪拌した。こ
の時点での転化率は約50.4%であった。引き続き合
計300時間反応行ない、反応混合物を実施例1と同様
に処理するとp−フルオロニトロベンゼン111.5g
(収率78%、 純度98.7%)、p−クロルニト
ロベンゼン6.6g及びスルホラン203gが得られた
。
ロフラスコ中に、p−クロルニトロベンゼン157.5
g、市11[fi水フッ化カリウム64g、スルホラン
240g及びトルエン80talの混合物を攪拌しなが
ら昇温し、共沸によって水分を除去させる為、トルエン
を留出し、235〜240℃でS時間加熱攪拌した。こ
の時点での転化率は約50.4%であった。引き続き合
計300時間反応行ない、反応混合物を実施例1と同様
に処理するとp−フルオロニトロベンゼン111.5g
(収率78%、 純度98.7%)、p−クロルニト
ロベンゼン6.6g及びスルホラン203gが得られた
。
比較例?
比1咬例1の反応装置を用いて、あらかじめ市販無水フ
ッ化カリウムを400℃で5時間焙焼し、乳鉢で粉砕し
た平均粒径約170戸の無水フッ化カリr”)L、64
g、P−クロルニトロベンゼン157.5g及びスルホ
ラン240gの混合物を235〜240°Cで3時間加
熱攪拌した。この時点での転化率は約68.0%であっ
た。引き続き合計22時間反応を行ない2反応混合物は
実施例1と同様に処理スるとp−フルオロニトロベンゼ
ン111.7g(収率83%、純度98.3%)、p−
クロルニトロベンゼン8.7g及びスルホラン204g
が得られた。
ッ化カリウムを400℃で5時間焙焼し、乳鉢で粉砕し
た平均粒径約170戸の無水フッ化カリr”)L、64
g、P−クロルニトロベンゼン157.5g及びスルホ
ラン240gの混合物を235〜240°Cで3時間加
熱攪拌した。この時点での転化率は約68.0%であっ
た。引き続き合計22時間反応を行ない2反応混合物は
実施例1と同様に処理スるとp−フルオロニトロベンゼ
ン111.7g(収率83%、純度98.3%)、p−
クロルニトロベンゼン8.7g及びスルホラン204g
が得られた。
比較例3
比較例2と同様に無水フッ化カリウムとしてスプレー乾
燥KF (商品名クロキャットF) 84gヲ用いてp
−クロルニトロベンゼン157.5g及ヒスルホラン2
40gの混合物を235〜240℃で8時間JIII
熱111 拌し、p−フルオロニトロベンゼン112.
3g (収率79,8%、純度98.7%)が得られ。
燥KF (商品名クロキャットF) 84gヲ用いてp
−クロルニトロベンゼン157.5g及ヒスルホラン2
40gの混合物を235〜240℃で8時間JIII
熱111 拌し、p−フルオロニトロベンゼン112.
3g (収率79,8%、純度98.7%)が得られ。
P−10ルニト口ベンゼン13.0g及びスルホラン2
17匹が回収された。
17匹が回収された。
実施例4、比較例4
第1図はp−クロルニトロベンゼンを[1MSOW流中
で本発明のスラリー(KF?O,、DMSO140g、
実施例1と同様にボンドミル中で6時間粉砕)及υ40
0°Cで5時間焙焼し、乳鉢ですりつぶした戸水フッ化
カリウム(70g)をそれぞれ反応させた場合の経時変
化図である(Aが実施例、Bが比較例)0反応は攪拌機
、連流冷却器、温度計をつけた四つQフラスコ中に、p
−クロルニドσヘンゼン!57.5.g (1モル)
、 KF70g(1,2モル)、及びDMSOの総量が
234g (3モル)になるように仕込み、二流温度1
90°Cで10時間反応させ、1時間毎にサンプリング
レ、カスクロマトグラフィーにより生成するp−フルオ
ロニトロヘンセン及び原料p−クロルニトロベンゼンを
定率分析した。
で本発明のスラリー(KF?O,、DMSO140g、
実施例1と同様にボンドミル中で6時間粉砕)及υ40
0°Cで5時間焙焼し、乳鉢ですりつぶした戸水フッ化
カリウム(70g)をそれぞれ反応させた場合の経時変
化図である(Aが実施例、Bが比較例)0反応は攪拌機
、連流冷却器、温度計をつけた四つQフラスコ中に、p
−クロルニドσヘンゼン!57.5.g (1モル)
、 KF70g(1,2モル)、及びDMSOの総量が
234g (3モル)になるように仕込み、二流温度1
90°Cで10時間反応させ、1時間毎にサンプリング
レ、カスクロマトグラフィーにより生成するp−フルオ
ロニトロヘンセン及び原料p−クロルニトロベンゼンを
定率分析した。
実施例5
日未化学陶業株式会社製B−105型ポットミル中にT
TT 販無水フフ化カリウム70gおよびスルホランl
41〕gを入れ、α−アルミナ製、球状ポール(外径
10m+a)を加えて3時間粉砕した。得られたスラリ
ーをb11拌機、温度計及び還流冷却器をつけた500
m文四つロアラスコに移し1次に3.4−ジクロルニト
ロヘンセン1928及びスルホランlongを仕込み、
235〜240°Cで2時間加熱攪拌した。実施例1と
同様に処理して、3−クロル−4−フルオロニトロベン
ゼン146.5g (収率83,5%、純度38.2%
、bp63〜88°C/1mInl(g)が得られ高:
す11点化合物として、未反に原料3.4−ジクロルニ
トロベンゼン&、8g及びスルホラン214gが回収さ
れた。
TT 販無水フフ化カリウム70gおよびスルホランl
41〕gを入れ、α−アルミナ製、球状ポール(外径
10m+a)を加えて3時間粉砕した。得られたスラリ
ーをb11拌機、温度計及び還流冷却器をつけた500
m文四つロアラスコに移し1次に3.4−ジクロルニト
ロヘンセン1928及びスルホランlongを仕込み、
235〜240°Cで2時間加熱攪拌した。実施例1と
同様に処理して、3−クロル−4−フルオロニトロベン
ゼン146.5g (収率83,5%、純度38.2%
、bp63〜88°C/1mInl(g)が得られ高:
す11点化合物として、未反に原料3.4−ジクロルニ
トロベンゼン&、8g及びスルホラン214gが回収さ
れた。
比較例5
比較例1の反応装置を使用して、3,4−ジクロロニト
ロヘンゼ〉川92g、スルホラン240g及ヒ400°
Cで5時間焙焼し、乳鉢でつぶした無水フン化カリウム
70gからなる混合物を235〜240’Cで10時間
加熱攪拌した。冷接1反ε混合物は同様に処理し、減圧
八個すると、3−クロル−4−フルオロニトロヘンセン
147.4g (収率84%、純度98.0%) 、
未反応”D % 、 3 、4−ジクロルニトロベンゼ
ン3.1g及びスルホラン213gが得られた。
ロヘンゼ〉川92g、スルホラン240g及ヒ400°
Cで5時間焙焼し、乳鉢でつぶした無水フン化カリウム
70gからなる混合物を235〜240’Cで10時間
加熱攪拌した。冷接1反ε混合物は同様に処理し、減圧
八個すると、3−クロル−4−フルオロニトロヘンセン
147.4g (収率84%、純度98.0%) 、
未反応”D % 、 3 、4−ジクロルニトロベンゼ
ン3.1g及びスルホラン213gが得られた。
第1図は実施例4および比較例4におけるP−クロルニ
トロベンゼンのP−フルオロニトロベンゼンへの転化率
の変化を示すグラフである。Aが本発明のスラリーを用
いたもの、Bが溶焼粉砕無水フン化カリウムを用いたも
のである。 第 1 図 時間 −モ糸売ネ山正書 :1召渾059年io月吋日 *、ν詐庁長官 −フ 1、!件の表示 昭和59年特許願第172419号 2、発明の名称 フッ素化方法 3、補正をする名 事件との関係 特許出即人 住 所 神奈川県茅ケ崎市茅ケ崎三丁目2番10号名
称 セイミケミカル株式会社 5浦正命令の日付 l−1発補正 6、補正により増加する発明の数 なし7、補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄3、補正
の内容
トロベンゼンのP−フルオロニトロベンゼンへの転化率
の変化を示すグラフである。Aが本発明のスラリーを用
いたもの、Bが溶焼粉砕無水フン化カリウムを用いたも
のである。 第 1 図 時間 −モ糸売ネ山正書 :1召渾059年io月吋日 *、ν詐庁長官 −フ 1、!件の表示 昭和59年特許願第172419号 2、発明の名称 フッ素化方法 3、補正をする名 事件との関係 特許出即人 住 所 神奈川県茅ケ崎市茅ケ崎三丁目2番10号名
称 セイミケミカル株式会社 5浦正命令の日付 l−1発補正 6、補正により増加する発明の数 なし7、補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄3、補正
の内容
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、活性なハロゲン原子を有する有機化合物を非プロト
ン性溶媒中でフッ素置換反応させるフッ素化方法におい
て、フッ素化剤として不活性溶媒中で粉砕して得られる
微粒子状無水フッ化カリウムのスラリーを使用すること
を特徴とするフッ素化方法。 2、活性なハロゲン原子を有する有機化合物が塩素原子
および/または臭素原子と電子吸引性基とを有する芳香
族化合物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
のフッ素化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17241984A JPS6150945A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | フツ素化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17241984A JPS6150945A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | フツ素化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6150945A true JPS6150945A (ja) | 1986-03-13 |
JPH0514702B2 JPH0514702B2 (ja) | 1993-02-25 |
Family
ID=15941610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17241984A Granted JPS6150945A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | フツ素化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6150945A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031028A (ja) * | 2006-04-27 | 2008-02-14 | Sumitomo Chemical Co Ltd | フッ化カリウム分散液およびそれを用いる含フッ素有機化合物の製造方法 |
JP2009073725A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-04-09 | Sumitomo Chemical Co Ltd | アルカリ金属フッ化物分散液およびそれを用いる含フッ素有機化合物の製造方法 |
US8350091B2 (en) | 2006-04-27 | 2013-01-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Potassium fluoride dispersion and process for producing fluorine-containing organic compound using the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5589249A (en) * | 1978-10-05 | 1980-07-05 | Boots Co Ltd | Manufacture of fluoronitrobenzene compound |
-
1984
- 1984-08-21 JP JP17241984A patent/JPS6150945A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5589249A (en) * | 1978-10-05 | 1980-07-05 | Boots Co Ltd | Manufacture of fluoronitrobenzene compound |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031028A (ja) * | 2006-04-27 | 2008-02-14 | Sumitomo Chemical Co Ltd | フッ化カリウム分散液およびそれを用いる含フッ素有機化合物の製造方法 |
US8350091B2 (en) | 2006-04-27 | 2013-01-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Potassium fluoride dispersion and process for producing fluorine-containing organic compound using the same |
JP2009073725A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-04-09 | Sumitomo Chemical Co Ltd | アルカリ金属フッ化物分散液およびそれを用いる含フッ素有機化合物の製造方法 |
US8399710B2 (en) | 2007-08-29 | 2013-03-19 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Alkali metal fluoride dispersion and process for producing fluorine-containing organic compound using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514702B2 (ja) | 1993-02-25 |
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