JPS615058A - 2,3−ジクロルアニリンの分離法 - Google Patents
2,3−ジクロルアニリンの分離法Info
- Publication number
- JPS615058A JPS615058A JP12452884A JP12452884A JPS615058A JP S615058 A JPS615058 A JP S615058A JP 12452884 A JP12452884 A JP 12452884A JP 12452884 A JP12452884 A JP 12452884A JP S615058 A JPS615058 A JP S615058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dichloroaniline
- sulfuric acid
- mixture
- water
- steam distillation
- Prior art date
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- Granted
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は2,3−ジクロルアニリンの分離法に関する。
「従来の技術」
2.3−ジクロルアニリンは医薬、農薬、染顔料等の原
料として用いられ、その高純度品の円滑な供給が望まれ
ている。
料として用いられ、その高純度品の円滑な供給が望まれ
ている。
2.3−ジクロルアニリンを工業的に製造する方法とし
ては、次のような方法がある。
ては、次のような方法がある。
(1) オルソ−ジクロルベンゼンをニトロ化し、2
.3−ジクロルニトロベンゼン及ヒ3.4− ジクロル
ニトロベンゼンの混合物を得、これを還元し蒸留分離し
て2,3−ジクロルアニリンをえる方法。クロルアニリ
ン類の蒸留においては缶液が濃縮されるに従い脱クロル
化触媒激 が急樋に起こるため不純物の生成が多くなりこの方法は
有利な方法とはいい難い。
.3−ジクロルニトロベンゼン及ヒ3.4− ジクロル
ニトロベンゼンの混合物を得、これを還元し蒸留分離し
て2,3−ジクロルアニリンをえる方法。クロルアニリ
ン類の蒸留においては缶液が濃縮されるに従い脱クロル
化触媒激 が急樋に起こるため不純物の生成が多くなりこの方法は
有利な方法とはいい難い。
(2) 2.3− 及ヒ3.4− ジクロルニトロベ
ンゼン混合物を蒸留分離して2.3−ジクロルニトロベ
ンゼンを分離した後還元して2,3−ジクロルアニリン
を得る方法。この方法においては2.3−及ヒ3.4−
”)クロルニトロベンゼンの沸点が各々257℃/ 7
60 mmHg、 255°C/760 mm)(gと
接近しているため希望する品質の目的物を得るには還流
比を大きくして精留する必要があり非常に多量のエネル
ギーを必要として不経済である。
ンゼン混合物を蒸留分離して2.3−ジクロルニトロベ
ンゼンを分離した後還元して2,3−ジクロルアニリン
を得る方法。この方法においては2.3−及ヒ3.4−
”)クロルニトロベンゼンの沸点が各々257℃/ 7
60 mmHg、 255°C/760 mm)(gと
接近しているため希望する品質の目的物を得るには還流
比を大きくして精留する必要があり非常に多量のエネル
ギーを必要として不経済である。
(3) 2,3−及び3,4−ジクロルアニリンの混
合物に塩酸を作用させその造塩能の差により3゜4−ジ
クロアニリンのみを塩酸塩とし、このものの水に対する
溶解度が大きいことを利用して3,4−ジクロルアニリ
ンを単離する方法。
合物に塩酸を作用させその造塩能の差により3゜4−ジ
クロアニリンのみを塩酸塩とし、このものの水に対する
溶解度が大きいことを利用して3,4−ジクロルアニリ
ンを単離する方法。
(USP4409386 )この方法は水に不溶な形
で2.3−ジクロルアニリンが分離されるが得られた2
、3−ジクロルアニリンの純度が不十分で又塩酸の使用
量、分離温度のコントロールがむずかしい またアミン類と酸との造塩効果による分離方法としては ■B、、I’、 328.210 ■特開昭52−7
8839等の方法がある。■ではo −、m −、及び
p−キシリジンの混合物のベンゼン溶液に乾燥塩化水素
ガスを導入しその塩酸塩の造塩能力の差により異性体を
分離する方法が示されている。■では溶媒の存在下又は
非存在下にキシリジンの混合物に硫酸を作用させ、その
硫酸塩を分離し、これにアルカリを作用させて2.3−
キシリジンを遊離させる方法が示されている。しかしな
がら、上記の2つの文献には2,3−ジクロルアニリン
の単離精製法については全く示されていない。
で2.3−ジクロルアニリンが分離されるが得られた2
、3−ジクロルアニリンの純度が不十分で又塩酸の使用
量、分離温度のコントロールがむずかしい またアミン類と酸との造塩効果による分離方法としては ■B、、I’、 328.210 ■特開昭52−7
8839等の方法がある。■ではo −、m −、及び
p−キシリジンの混合物のベンゼン溶液に乾燥塩化水素
ガスを導入しその塩酸塩の造塩能力の差により異性体を
分離する方法が示されている。■では溶媒の存在下又は
非存在下にキシリジンの混合物に硫酸を作用させ、その
硫酸塩を分離し、これにアルカリを作用させて2.3−
キシリジンを遊離させる方法が示されている。しかしな
がら、上記の2つの文献には2,3−ジクロルアニリン
の単離精製法については全く示されていない。
「発明が解決しようとする問題点」
前記したような欠点のないしかも簡単な操作で効率よ<
2,3−ジクロルアニリン、3.4−ジクロルアニリン
を主要成分として含む混合物から高純度の2.3−ジク
ロルアニリンを得る方法の開発が要望されている。
2,3−ジクロルアニリン、3.4−ジクロルアニリン
を主要成分として含む混合物から高純度の2.3−ジク
ロルアニリンを得る方法の開発が要望されている。
「問題点を解決する為の手段」
本発明者は2,3−及び3,4−ジクロルアニリンを主
要成分とする混合物から2,3−ジクロルアニリンを効
率よく分離する方法につき鋭意研究した結果、2.3−
及び3,4−ジクロアニリ留出してくることを見出し本
発明を完成させた。
要成分とする混合物から2,3−ジクロルアニリンを効
率よく分離する方法につき鋭意研究した結果、2.3−
及び3,4−ジクロアニリ留出してくることを見出し本
発明を完成させた。
即ち、本発明の方法は2.3−ジクロルアニリン及び3
,4−ジクロルアニリンな主要成分とする混合物に硫酸
を添加した後水蒸気蒸留することにより水と共に留出し
てくるオイル状物を中和することなく、水と分液するだ
けの簡単な操作により純度のだかい2,3−ジクロルア
ニリンをえるというものである。更に釜内に水と共に残
る3、4−ジクロルアニリン硫酸塩をアルカリ剤により
中和し、水蒸気蒸留を続けることにより高純度3,4−
ジクロルアニリンも引き続き留出させることができると
いう長所も有する。驚くべきことに2.3−ジクロルア
ニリン、3,4−ジクロルアニリンを主要成分とする混
合物に対してこのような効果を有する酸類は硫酸のみで
あり、塩酸、酢酸、リン酸、修酸等では硫酸を用いたと
きのような効果はえられない。
,4−ジクロルアニリンな主要成分とする混合物に硫酸
を添加した後水蒸気蒸留することにより水と共に留出し
てくるオイル状物を中和することなく、水と分液するだ
けの簡単な操作により純度のだかい2,3−ジクロルア
ニリンをえるというものである。更に釜内に水と共に残
る3、4−ジクロルアニリン硫酸塩をアルカリ剤により
中和し、水蒸気蒸留を続けることにより高純度3,4−
ジクロルアニリンも引き続き留出させることができると
いう長所も有する。驚くべきことに2.3−ジクロルア
ニリン、3,4−ジクロルアニリンを主要成分とする混
合物に対してこのような効果を有する酸類は硫酸のみで
あり、塩酸、酢酸、リン酸、修酸等では硫酸を用いたと
きのような効果はえられない。
本発明に使用する2、3−及び3.4−ジクロルアニリ
ンを主要成分とする混合物としては例えばO−ジクロル
ベンゼンを通常の方法でニトロ化して得られた2、3−
及び3,4−ジクロルニトロベンゼンを主要成分とする
混合物を還元して得た2、3−及び3,4−ジクロルア
ニリンを主要成分とする混合物が最も一般的である。
ンを主要成分とする混合物としては例えばO−ジクロル
ベンゼンを通常の方法でニトロ化して得られた2、3−
及び3,4−ジクロルニトロベンゼンを主要成分とする
混合物を還元して得た2、3−及び3,4−ジクロルア
ニリンを主要成分とする混合物が最も一般的である。
本発明の方法で使用される硫酸は任意の濃度のものでよ
いが望ましくは10〜70重量%含水硫酸である。
いが望ましくは10〜70重量%含水硫酸である。
本発明の方法においては使用する硫酸の量が分離される
2、3−ジクロルアニリンの純度と密接な関係があるの
で、好ましくは以下のようにして実施する。
2、3−ジクロルアニリンの純度と密接な関係があるの
で、好ましくは以下のようにして実施する。
2.3−及ヒ3.4−ジクロルニトロベンゼンを主要成
分とする混合物を還元して得たジクロルアニリン混合物
を適量の水の入った蒸留釜に入れこの溶液に前記したよ
うな濃度の硫酸を、混合物に含有される3、4−ジクロ
ルアニリンと少なくとも当量以上の量適下する。使用す
る硫酸量は当量から20倍当量の範囲で任意の量でよい
が、通常1.0〜115倍モル当量の硫酸が用いられる
。
分とする混合物を還元して得たジクロルアニリン混合物
を適量の水の入った蒸留釜に入れこの溶液に前記したよ
うな濃度の硫酸を、混合物に含有される3、4−ジクロ
ルアニリンと少なくとも当量以上の量適下する。使用す
る硫酸量は当量から20倍当量の範囲で任意の量でよい
が、通常1.0〜115倍モル当量の硫酸が用いられる
。
2.3−及び3,4−ジクロルアニリン、水及び硫酸を
含んだ蒸留釜に加熱した水蒸気を導入し、水蒸気蒸留す
る。水と共に留出してくるオイル状物を水と分液するこ
とにより3,4−ジクロルアニリンを殆ど含まない純度
96%以上の2.3−ジクロルアニリンが得られる。必
要により発汗法、再結晶法などにより精製すれば純度9
9%またはそれ以上の2,3−ジクロルアニリンを得る
ことも可能である。また留出したオイル状物に再び硫酸
を加え水蒸気蒸留をする、即ち多段水蒸気蒸留操作をし
ても純度99%以上の2゜3−ジクロルアニリンを得る
ことができる。
含んだ蒸留釜に加熱した水蒸気を導入し、水蒸気蒸留す
る。水と共に留出してくるオイル状物を水と分液するこ
とにより3,4−ジクロルアニリンを殆ど含まない純度
96%以上の2.3−ジクロルアニリンが得られる。必
要により発汗法、再結晶法などにより精製すれば純度9
9%またはそれ以上の2,3−ジクロルアニリンを得る
ことも可能である。また留出したオイル状物に再び硫酸
を加え水蒸気蒸留をする、即ち多段水蒸気蒸留操作をし
ても純度99%以上の2゜3−ジクロルアニリンを得る
ことができる。
一方蒸留釜に残った3、4−ジクロルアニリン硫酸塩か
らはこれをアルカリで中和してオイル分を分液するか、
同じく中和後、水蒸気蒸留を行うなどして3,4−ジク
ロルアニリンが回収される。
らはこれをアルカリで中和してオイル分を分液するか、
同じく中和後、水蒸気蒸留を行うなどして3,4−ジク
ロルアニリンが回収される。
「本発明の効果」
本発明の結果、2.3−ジクロルアニリンを効率よくか
つ簡単な方法でその混合物から単離することが可能にな
った。しかも本発明の方法は副原料としては硫酸、アル
カリ、水のみを使用するものであり、経済的理由から極
めて有利な方法である。
つ簡単な方法でその混合物から単離することが可能にな
った。しかも本発明の方法は副原料としては硫酸、アル
カリ、水のみを使用するものであり、経済的理由から極
めて有利な方法である。
「実施例」
以下に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1゜
ジクロルニトロベンゼン混合物(2,3〜ジクロルニト
ロベンゼン48.7%、3.4−ジクロルニトロベンゼ
ン50.6%、2,5−ジクロルニトロベンゼン0.5
%、その他0.2%を含有)をメタノール溶媒中で水素
還元し、反応終了後触媒を分離し、メタノールを留去し
てジクロルアニリン混合物をえる。
ロベンゼン48.7%、3.4−ジクロルニトロベンゼ
ン50.6%、2,5−ジクロルニトロベンゼン0.5
%、その他0.2%を含有)をメタノール溶媒中で水素
還元し、反応終了後触媒を分離し、メタノールを留去し
てジクロルアニリン混合物をえる。
ジクロルアニリン混合物100g−を水1沼の入った2
!フラスコに入れ、70%硫酸241Pを徐々に滴下し
た。その後、100℃に加熱した水蒸気を通し、水蒸気
蒸留を開始する。留出するオイル分が少なくなる迄1時
間48分水蒸気蒸留を行う。留出水2,11.2,3−
ジクロルアニリン(オイル)48.0g−を得た。この
2,3−ジクロルアニリンのガスクロ(GC)による分
析値:2.3−ジクロルアニリン96.7%、3,4−
ジクロルアニリン2.1%、2.5−ジクロルアニリン
09その他0.3%。又2,3−ジクロルニトロベンゼ
ン基準の収率は953%であった。
!フラスコに入れ、70%硫酸241Pを徐々に滴下し
た。その後、100℃に加熱した水蒸気を通し、水蒸気
蒸留を開始する。留出するオイル分が少なくなる迄1時
間48分水蒸気蒸留を行う。留出水2,11.2,3−
ジクロルアニリン(オイル)48.0g−を得た。この
2,3−ジクロルアニリンのガスクロ(GC)による分
析値:2.3−ジクロルアニリン96.7%、3,4−
ジクロルアニリン2.1%、2.5−ジクロルアニリン
09その他0.3%。又2,3−ジクロルニトロベンゼ
ン基準の収率は953%であった。
実施例2゜
実施例1において70%硫酸24.、 I Pの代りに
30%硫酸51.0Pを使用する他は実施例1とほぼ同
様にして2.3−ジクロルアニリン(オイル)47、2
Pを得た。GC分析値:2,3−ジクロルアニリ79
63%、3.4−ジクロルアニリン2.5%、2.5−
ジクロルアニリン0.8%、その他04%、又2,3−
ジクロルニトロベンゼン基準の収率93.3%。
30%硫酸51.0Pを使用する他は実施例1とほぼ同
様にして2.3−ジクロルアニリン(オイル)47、2
Pを得た。GC分析値:2,3−ジクロルアニリ79
63%、3.4−ジクロルアニリン2.5%、2.5−
ジクロルアニリン0.8%、その他04%、又2,3−
ジクロルニトロベンゼン基準の収率93.3%。
なお2.3−ジクロルアニリンの留出が終了したのち4
0%苛性ソーダ31.2Pをフラスコに加え水蒸気蒸留
を続け、3,4−ジクロルアニリン(オイル)49.5
g−を得た。GC分析値:2,3−ジクロルアニリン0
.5%、3.4−ジクロルアニリン99.4%、2.5
−ジクロルアニリン0.1%03.4−ジクロルニトロ
ベンゼン基準の収率97.4%0 実施例3゜ 実施例1において70%硫酸241g−の代りに10%
硫酸176、Cl−を使用する他は実施例1と同様に処
理して2.3−ジクロルアニリン47.5 Pを得た。
0%苛性ソーダ31.2Pをフラスコに加え水蒸気蒸留
を続け、3,4−ジクロルアニリン(オイル)49.5
g−を得た。GC分析値:2,3−ジクロルアニリン0
.5%、3.4−ジクロルアニリン99.4%、2.5
−ジクロルアニリン0.1%03.4−ジクロルニトロ
ベンゼン基準の収率97.4%0 実施例3゜ 実施例1において70%硫酸241g−の代りに10%
硫酸176、Cl−を使用する他は実施例1と同様に処
理して2.3−ジクロルアニリン47.5 Pを得た。
GC分析値2,3−ジクロルアニリン97.3%、3.
4−ジクロルアニリン1.4%、2,5−ジクロルアニ
リン0.8%、その他0.5%、2.3ニジクロルニト
ロベンゼン基準の収率949%。
4−ジクロルアニリン1.4%、2,5−ジクロルアニ
リン0.8%、その他0.5%、2.3ニジクロルニト
ロベンゼン基準の収率949%。
水蒸気蒸留終了後、フラスコを冷却し、析出した3、4
−ジクロルアニリン硫酸塩結晶をヌノチェで濾過した後
、取出し、温水200 ml!中で苛性ソーダ14.4
Pを加え中和し、分離したオイル分を分液、湯洗して3
.4−ジクロルアニリン50.0#を得る。GC分析値
2,3−ジクロルアニリン0.4%3.4−ジクロルア
ニリン99.5%、2,5−ジクロルアニリントレース
その他0.1%。
−ジクロルアニリン硫酸塩結晶をヌノチェで濾過した後
、取出し、温水200 ml!中で苛性ソーダ14.4
Pを加え中和し、分離したオイル分を分液、湯洗して3
.4−ジクロルアニリン50.0#を得る。GC分析値
2,3−ジクロルアニリン0.4%3.4−ジクロルア
ニリン99.5%、2,5−ジクロルアニリントレース
その他0.1%。
実施例4゜
ジクロルアニリン混合物(2,3−ジクロルアニリン9
,7%、3,4−ジクロルアニリン89.6%、2.5
−ジクロルアニリン0.6%、その他0.1%を含む)
100g−170%硫酸42.6.Pを用いて実施例1
と同様に水蒸気蒸留して2,3−ジクロルアニリン9.
1ψを得た。GC分析値2,3−ジクロルアニリ796
.1%、3.4−ジクロルアニリン1.6%、2,5−
ジクロルアニリン1.9%、その他0.4%。回収率9
0.2%。
,7%、3,4−ジクロルアニリン89.6%、2.5
−ジクロルアニリン0.6%、その他0.1%を含む)
100g−170%硫酸42.6.Pを用いて実施例1
と同様に水蒸気蒸留して2,3−ジクロルアニリン9.
1ψを得た。GC分析値2,3−ジクロルアニリ796
.1%、3.4−ジクロルアニリン1.6%、2,5−
ジクロルアニリン1.9%、その他0.4%。回収率9
0.2%。
実施例5゜
充填塔(内径3crn、長さ30crn、ガラス製ラシ
ヒリング充填)付の2.、eフラスコに水1!、実施例
1でえられたジクロルアラニン混合物100P70%硫
酸241Jを入れ、加熱蒸気を通すと同時に塔頂より1
0係硫酸を1時間当り201で滴下し、水蒸気蒸留を開
始する。留出するオイル分が少なくなったら水蒸気蒸留
を終了する。所用時間は2時間33分。留出水2.51
.2,3−ジクロルアニリン4.6.5.9−を得た。
ヒリング充填)付の2.、eフラスコに水1!、実施例
1でえられたジクロルアラニン混合物100P70%硫
酸241Jを入れ、加熱蒸気を通すと同時に塔頂より1
0係硫酸を1時間当り201で滴下し、水蒸気蒸留を開
始する。留出するオイル分が少なくなったら水蒸気蒸留
を終了する。所用時間は2時間33分。留出水2.51
.2,3−ジクロルアニリン4.6.5.9−を得た。
GC分析値2.3−ジクロルアニリ799.9%、3,
4−ジクロルアニリントレース、2.5−’)クロルア
ニリン0.1%。2゜3−ジクロルニトロベンゼン基準
の収率95.4%。
4−ジクロルアニリントレース、2.5−’)クロルア
ニリン0.1%。2゜3−ジクロルニトロベンゼン基準
の収率95.4%。
比較例 詩開閉G1−5058
(4)実施例1において70%硫酸24.1g−の代り
に30%塩酸41.91i’を用いることを除いて実施
例1と同様に処理した。留出オイル50.9−の時点で
水蒸気蒸留を止めそのオイルをガスクロ分析すると2,
3−ジクロルアニリン59.6%、3.4−ジクロルア
ニリン39.9%、2,5−ジクロルアニリン0.3%
、その他0.2%の組成であった。
(4)実施例1において70%硫酸24.1g−の代り
に30%塩酸41.91i’を用いることを除いて実施
例1と同様に処理した。留出オイル50.9−の時点で
水蒸気蒸留を止めそのオイルをガスクロ分析すると2,
3−ジクロルアニリン59.6%、3.4−ジクロルア
ニリン39.9%、2,5−ジクロルアニリン0.3%
、その他0.2%の組成であった。
Claims (1)
- (1)2,3−ジクロルアニリン及び3,4−ジクロル
アニリンを主要成分とする混合物に硫酸を作用させつい
で水蒸気蒸留によって2,3−ジクロルアニリンを留出
せしめることを特徴とする2,3−ジクロルアニリンの
分離法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12452884A JPS615058A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 2,3−ジクロルアニリンの分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12452884A JPS615058A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 2,3−ジクロルアニリンの分離法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615058A true JPS615058A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0455187B2 JPH0455187B2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=14887706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12452884A Granted JPS615058A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 2,3−ジクロルアニリンの分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615058A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014055123A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Manac Inc | 3−ハロゲン化アニリンの製造方法 |
CN106833023A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-13 | 浙江闰土研究院有限公司 | 一种分散染料组合物及其制备方法和用途 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12452884A patent/JPS615058A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014055123A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Manac Inc | 3−ハロゲン化アニリンの製造方法 |
CN106833023A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-13 | 浙江闰土研究院有限公司 | 一种分散染料组合物及其制备方法和用途 |
CN106833023B (zh) * | 2016-12-30 | 2020-05-01 | 浙江闰土研究院有限公司 | 一种分散染料组合物及其制备方法和用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455187B2 (ja) | 1992-09-02 |
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