JPS615034A - クメンからフエノールとアセトンを製造する方法 - Google Patents

クメンからフエノールとアセトンを製造する方法

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JPS615034A
JPS615034A JP60109485A JP10948585A JPS615034A JP S615034 A JPS615034 A JP S615034A JP 60109485 A JP60109485 A JP 60109485A JP 10948585 A JP10948585 A JP 10948585A JP S615034 A JPS615034 A JP S615034A
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benzene
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/53Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition of hydroperoxides
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/68Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation
    • C07C37/70Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment
    • C07C37/74Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment by distillation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は、1983年4月5日付で出願された同時継続
中の米国出願番号第482.298号の一部係属出願で
ある。
及貝111[ フェノールは多くの目的用途を有する基本的な必需化学
品であり、その大部分がイソプロピルベンゼン(以下ク
メンと称する)から製造されている。この製造における
反応工程は短く、次のステップを要する。
1、 クメンを空気酸化してクメンヒドロペルオキシド
を得る。
2、クメンヒドロペルオキシドを酸で分解してフェノー
ルとアセトンを得る。
0H フェノールとアセ]・ンを分離し、各々最終用途に合致
するのに必要な程度まで精製する。すぐわかるように、
理論的には、生成するフェノール1モルに対してアセト
ンも1モル生成する。アセトンもまた神々の目的用途の
ある重要な化学品である。上記の概略的な反応式には示
してないが副生物も生成し、これらはフェノールまたは
アレ1〜ンの目的用途に応じて様々な程度に除去しなI
′jればならない。また、クメンヒドロペルオキシドの
分解後に用いられる種々の濃縮法および加工条件によっ
て他の副生物が生成する。これら副生物としては、ジメ
ヂルベンジンアルコール、α−メチルスチレン、クミル
フェノール、メシチルオキシド。
じドロキシアセトン、ベンゼン、トルエン、エチルベン
じン、およびα−メチルスチレンを含む種々の成分のダ
イマーおよびそれ以上のポリマーが含まれる。
これら秤々の重質タール様物質、たとえば上記のポリマ
ー等は、通常「重質生成物」といわれ、フ1−ノールの
精製に使用舊る蒸留塔の底部から残渣として除去される
。これら「重質生成物」のうち多くのものはクメン、α
−メチルスチレンやクミルフェノールのような再循環利
用が望ましい生成物から作られるため、たとえば熱処理
すなわち「クランキング」によってこれら重質生成物を
クメンのような個々の望ましい化合物に分解することが
フェノール製造の一般的な処理工程の一部となっている
。次いでこれらの化合物を製造工程に再循環使用してこ
の工程の全体の転換率を増大させる。しかし、この望ま
しい効果を得ようとして熱処理をすると、製造工程に再
循環したとき製品純度および工程経済に望ましくない影
響を及ばず他の生成物も生成した。この熱処理によって
望ましくない化合物が生成するということは今日まで正
確には認識されていなかった。特に、重質生成物をクラ
ンキングしてベンゼン、トルエンおよびエチルベンゼン
を含む成分にすると、アセトン精製工程中に経済的に除
去することが不可能ではないにしても極端に難しい不純
物がアセトン中に混入する。製品のアセトン中にベンゼ
ンが存在すると、いくつかの目的用途の市場には適さな
くなる。
したがって、ベンゼン含量がかなり低いアセトンが望ま
しい製品である。蒸留工程のもつと後の段階Cエチルベ
ンゼンが存在する場合、これを従来の方法で除去すると
工程経済が低下する。
本発明の方が1によってベンゼン、トルエンおJ、びエ
チルベンゼンを除去することでアセトンの品質が向上し
、かつ二[程経済が改善された。1983年4月5日イ
1で出願された本発明者の先の出願に係わる同時係属中
の米国出願箱482,298A(1!用して本明■1古
中に包含する)の利点は保ったまま、更に優れた効果が
得られる。クメンの1〔1失は非常に低く抑えたままエ
チルベンゼンが効率的に除去される1、更に、−Lデル
ベンゼンがほとんどll1iに除去されでしまっている
結果、驚くべきことに蒸留工程のもつと後の段階でプヂ
ルベンゼン類からのクメンの分離がより効率的に行なわ
れる3、また驚くべきことに、スルホン化呈色試験にJ
、る)]−ノールの品質に有害な作用を及ぼず化合物も
本発明の方法によって工程から除去できることが確認さ
れた。従来このような化合物はフェノール精製工程中の
より不利な時機に除かれており、このため生成物の損失
が大きくエネルギー利用率も悪かった。これらの有利な
結果はこの製法の出発物であるクメンの全体的損失を非
常に低く抑えたまま達成される。実際、クメン回収率が
現に向上しており、そのため付加的な分離操作の経済性
が更に正当化される。
発明の概要 クメンからフェノールとアセトンを酸化的に製造するた
めの本発明の方法は以下の工程を含む。
(a)クメンヒドロペルオキシドを分解してフェノール
、アセトン、および重質残渣を含む副生物からなる混合
物を生成する。
(b)フェノールと重質残渣からアセトンを分前する。
(c)フェノールから重質残渣を分離する。
(d )前記重質残渣を高温で処理する。
(e )重質残渣の高沸点成分から低沸点成分を分離す
る。この低沸点成分はクメン、α−メチルス1−レンお
よびフェノールを含/υでいる。
([)前記低沸点成分を2つの留分に分前する。
このうIう、軽質留分はベンゼン、トルエンおよびJ、
デルベンゼンの大部分を含み、重質留分はフェノール、
クメンおにびα−メチルスチレンの大部分を含む。
(g)前記軽質留分を意味のあるほどのいかなる量でも
!fU造工程に再循環しない。
更に本発明では、スルホン化呈色試験によって測定され
るようなフェノールの品質に有害な作用を及ぼづ物質が
前記低沸点留分(軽質留分)中に存在し行る。これらの
物質は、一般に低沸点カルボニル化合物を含むと考えら
れ、ベンゼン、トルエンおよびエチルベンゼンと共に分
離されて再循環]=程に実質的な量で入って来ることは
ない。エチルベンゼンの沸点はベンゼンとトルエンのど
ちらよりもかなり高いから、高沸点成分からエチルベン
ゼンを分I11するとベンゼンとトルエンもほとんど完
全に分離されることに注意されたい。
既に述べたように、クメンのフェノールとアセトンへの
転換は産業界で周知の個々のニ[程を利用する周知のプ
ロセスである。クメンの空気酸化によるクメンヒドロペ
ルオキシドの生成はIW II’;的な条件下で行なわ
れ、このクメンヒドロペルオキシドは未反応クメンを除
去することによって濃縮される。このクメンヒドロベル
オキシド淵縮物に、クメンヒドロペルオキシドのフェノ
ールとアセトンへの分解を助成する硫酸を触媒量で加え
る。次いで、通常沸点の差に基づいてフェノールとアゼ
トンを分離すなわち「スプリット」する。次に、これら
基本的価値物質すなわちフェノールとアセトンの各々を
、目的用途によって要求される純度に応じて、通常蒸留
によって精製する。
はとんど全ての化学的プロセスと同様に、望ましいフェ
ノールとアセトンの収率は100%ではない。この技術
の発展途上の比較的早期に、フェノール精製工程の初期
蒸留残渣すなわち1重質外分」にはたとえばα−メチル
スチレン、クミルフェノール等のダイマーやポリマーの
ような物質が比較的多量に含まれており、これらの物質
は経済的な[クラッキング」反応によってクメン、クメ
ン前駆体J3よびフェノールになるということが認識さ
れていた。米国特許第2.715,145号参照(この
特許を援用して包含する)。結局、このようなりメンを
回収して最初の酸化反応に再循環利用することができた
。回収したフェノールは最終的に生成物精製工程中のフ
ェノールと一緒にする。この分解すなわち「クランキン
グ」反応を起こ1のに必要な温度は「重質残分」の組成
および反応の圧力に応じて変わるが、一般に使用される
温度はフェノールとアセトフェノンの沸点よりかなり高
く、約200〜400℃の範囲であり、約275〜35
0℃が好ましい。
この通常のクランキング条件が望ましい成分を生成Jる
のに充分なだけでなく、充分に強い条件である!、:め
置換芳香族化合物をアルキル置換ベンLン(tなわらエ
チルベンゼンおよびトルエン)にまで分解してしまうか
、または芳香族分子から胃換阜を全(除去してベンゼン
を生成するということについては今まで認識されていな
かった。従来、蒸留留分全体を工程に再循環し、蒸留さ
れなかった残渣は焼却していた。このように再循環させ
ると、アセトン留分がベンゼンおよびトルエン、特にベ
ンゼンによって汚染され、一方エチルベンゼンがクメン
と共に運び込まれ、結局かなり費用が嵩み効率が低い分
離操作にすることとなった。
フェノールに伴なう「重質残分」を分解するクラッカー
(分解塔)からの留出物を更に分離処理することによっ
て、製品のアセトンからベンゼンとトルエンの汚染物を
ほぼ完全に除去することができるということが発見され
た。更に、エチルベンゼンの除去により、蒸留工程特に
エチルベンゼンからのα−メチルスチレンとクメンの分
離点でクメン使用量がかなり節約できる。本発明のこの
有意義な分離すなわち「トッピング」はクメン。
α−メチルスチレンおよびフェノールのような高沸点成
分からベンゼン、トルエンおよびエチルベンゼンを分離
する蒸留操作である。このようなトッピングを有効に達
成するには、比較的少量の(j?5 ) Ii’i部の
流体を取り出し、したがって望ましい物質は実質的量で
循環する残渣中に維持する。
この留出物は再循環ラインに入ることはなく通常焼却り
゛る。この際、できる限り小さい容量のクラッカー留出
物からベンゼンとトルエンのほぼ全部およびエチルベン
げンのかなりの吊を除去するという目的を)辛酸するこ
とができる蒸留条件および賛同パラメータであれば任意
の相み合わけで使用することがT:さる。このようなパ
ラメータは化学二1−学分9’Fの熟練者には周知であ
るかまたは容易にわかる。
更に;!2k、クラッカー留出物のこのトッピング(二
は、スルホン化呈色試験によって測定される)[ノール
の品fqに6害な作用を及ばリー汚染物のいくらかを再
循環ラインから一般に除去するという別の効宋もあるこ
とが発見された。従来、これらの汚染物μ)1ノール蒸
留工程中で蓄積するがま:1に敢1r′gされ−(’ 
JJす、蓄積するとこれらを取り除かな(〕ればt1ら
ず、その結果同時に製品のフェノールの収量が減少し水
蒸気の使用量が増大していた。これらの汚染物をベンゼ
ン、トルエンおよびエチルベンゼン留分中に除去するこ
とによってより効率的なプロレスが達成される。
以下、本明細肉に添付した図面を参照して本発明のプロ
レスを更に説明する。
クメンをライン11を通して酸化器12に入れ、ライン
7を通って来る空気と反応さゼてクメンヒドロペルオキ
シドを生成する。クメンヒドロペルオキシドを酸化器か
らライン17を通してストリッパー24に移し、ここで
クメンヒドロペルオキシドを濃縮してより高い割合(%
)にする。同時に除去された未反応クメンをライン21
を介して取り出し、再利用のためにライン11に再循環
させる。濃縮したクメンヒドロペルオキシドをライン2
9を介して分解反応器32に入れる。ライン35を介し
て触媒けの硫酸を分解反応器に導入し、クメンヒドロペ
ルオキシドを分解してフェノール。
アセトンおよび副生物の混合物にする。次いで、この混
合物をライン39を介して分離(スプリッター)カラム
44に輸送し、ここで蒸留してフ工ノールどアセトンを
2つの流れに分割する。頂部留分CL ’/’し1〜ン
ど低沸点副生物を含み、これらはノーイン/l i 1
.−、J、リカラムから出I史に精製される。
フェノールど高沸rり副生物はうイン47によりスプリ
ッターを離れ、フェノール蒸留塔56に入る。
蒸留したフコノールはライン53を介して蒸留塔力目ら
出て更に精製される。に記で1重質外分」として説明し
lこ残渣はライン59によりクラッカー64に輸送され
る。このクラッカー内の温度と圧力は重質残分が分解さ
れるように調整する。ここでの残渣はライン67により
焼却炉へ送られ、クメン、α−メチルスチレンおよびフ
ェノールの混合物からなる留出物はライン61によりラ
イン39に再循環され、再びスプリッターカラム44に
入る。このクメン、α−メチルスチレンおよび存イ11
ノるあらゆるベンゼン、1〜ルエンおよびエチルベンゼ
ンはスプリッターカラム内でフェノールから分離され、
更に精製されるアセトンと共にライン41を介しCアレ
1ヘン蒸留カラム46に送られる。ベンゼンを11’な
うアセトンは頂部で除去されてライン49を介して更に
処理されて製品のアセトンになる。クメン、α−メチル
スチレン、トルエンおよびエチルベンゼンからなる46
からの残渣は、ライン51を介してα−メチルスチレン
水添回収区域58に入り、ここでα−メチルスチレンが
水添されてクメンになる。トルエンとエチルベンゼンは
頂部で除去されてライン55に入る。
ブチルベンゼン類は58で残渣中に除去されライン81
を介してライン55の内容物と合流してライン85によ
り焼却炉に送られる。クメンは側部引出口から除去し、
ライン87を介して酸化器12に再循環する。しかし、
かなりの指のクメンが頂部すなわちライン55と残渣す
なわちライン81で失なわれる。
第2図に本発明のプロセスを示す。全体のプロセスの工
程はクラッカー64まで全く同じである。
しかし、クラッカーの留出物を全てライン61によりラ
イン39に再循環する代わりに、クラッカー64とライ
ン39の間にトッピング蒸留カラム60を配設しである
。クラッカーの留出物はライン61を介してi〜ツビン
グ蒸留カラム60に送られ、ここでベンゼン、トルエン
およびエチルベンゼンからなる軽質留分をクメン、α−
メチルスチレンおよびフェノールからなる重質留分から
分離ηる。軽¥′j留分は製造工程に再循環ぜず、ライ
ン69により焼2Jl炉72に輸送するのが好ましい。
重質留分はライン71を介してライン39に送ることに
よってプロセスに再循環される。ここでエチルベンゼン
を除去することによってα−メチルスチレン水添回収区
域でのクメンの回収率がより向」−する。残りのエチル
ベンゼンとクメンの分離はより容易になり、そのためブ
チルベンゼン留分中に失なわれるクメンの量がより少な
くなることにもなる。
第2図ぐはトッピング蒸留塔60はクラッカー64とラ
イン390間に描かれている。しかし、クラッカーの留
出物質をプロレスの1二[程に再循環する前にクラッカ
ーからの留出物を更に蒸留してベン12ン、I−ルTン
およびエチルベンゼンを除去するしのである限りこの特
定の配置に限られる必要はない。アレトンと共に存在す
ると、ベンゼンとトルエンは分離するのが不可能ではな
いにしても極端に困難である。一般に、供給量の約6〜
8重量%をこのトッピングカラムで除去すると、エチル
ベンゼンの約90重ω%以上、好ましくは約95%とベ
ンゼンおよびトルエンのほとんど全Mとを除去するのに
充分である。分離効率は極めて良好である。この際、存
在するクメンは約1〜3%が失なわれるに過ぎない。
この軽質留分中にはスルホン化呈色試験で測定されるフ
ェノールの品質に有害な作用を及ぼす物質も含まれ得る
ことも発見された。
以下に本発明の実施例を挙げる。これらの実施例は説明
のためのものであって、本明細書中に開示した本発明の
概念を狭めるものではない。
実施例1 原料としてクメンを使用する商用フェノールプラントの
クラッカー64から得た留出物の種々の成分を分析した
この留出物の大部分はクメンとフェノールであリ、残り
は様々な芳香族物質どケトン誘導体どに分りられた。こ
れらのあるものはクメンより低沸点であり、他のものは
クメンどフェノールの間の沸点を有するものであった。
ケトン誘導体は低沸点芳香族物質に随伴していた。留出
物中にはベンゼンが0.08%重早%、トルエンが1.
1重量%、エチルベンじンが4.3重量%存在していた
次にこの留出物を内径1インチの20段カラムを用いて
人気圧下で蒸留した。クラッカーの留出物のうし頂部温
度以上で蒸留される割合(%)を残渣中に残留りる1デ
ルベンピンの重量%と頂部留出分中に存在するクメンの
重(3)%と共に記録し!、: 、、ベンゼンど1−ル
エンのほぼ全量が留出物から除去されていた。次表に実
験室レベルの試験結果を示り3、 拍部蒸気 溜り液 除去された    除去されたエチ
ル  残留クメ〕大−繋 温度 ℃ 揚瓜笈 留出物(
Φ但%) ベンゼン(重量%)  重量%1  140
  171   8.1      94.5    
98.72  140  171   5.6    
  95.5    9B、23  137  170
   7.0      93.6   98.7上記
のデータは、クラッカーの留出物をトッピングすること
によってエチルベンゼンを効果的に除去できることを明
確に示している。付随する利点としてベンゼンとトルエ
ンもほとんど全てが除去される。このように除去する一
方クメンはほぼ全部が残留しており有効に再循環できた
。本発明以前には、エチルベンゼンの除去は、プラント
のα−メチルスチレン水添/回収区域でエチルベンゼン
、クメン、α−メチルスチレンおよびブチルベンゼン類
を含む処理流からエチルベンゼンを分離して行なってい
た。しかし、これは比較的効果の低い工程であり、かな
りの門のクメンがエチルベンゼン中に混入した。本発明
の新規なプロセスによると、頂部残留エチルベンゼン中
にも底部ブチルベンゼン類中にも失なわれるクメン量は
極く少量である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、クメンからフェノールとアセトンを製造する
従来の実用プロセス中の主要工程を示す図、 −(シて第2図Iat、従来の実用プロセスT稈にトッ
ピングカラムを相み込んだ本発明の工程を示す図である
。 図中、 12・・・酸化器、32・・・分解反応器、44・・・
分解カラム、56・・・)]−ノール蒸留塔、64・・
・クラッカー、46・・・アはトン蒸留カラム、56・
・・α−メチルスチレン水添/回収域、60・・・1へ
ラビングカラム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)クメンヒドロペルオキシドを分解してフェ
    ノール、アセトン、および重質残渣を含む副生物からな
    る混合物を生成する工程、 (b)フェノールおよび重質残渣からアセトンを分離す
    る工程、 (c)フェノールから重質残渣を分離する工程、 (d)前記重質残渣を高温で処理する工程、(e)残渣
    の高沸点成分から、クメン、α −メチルスチレンおよびフェノールを含む低沸点成分を
    分離する工程、ならびに (f)前記低沸点成分を、ベンゼン、トルエンおよびエ
    チルベンゼンの大部分を含む軽質留分と、フェノール、
    クメンおよびα−メチルスチレンの大部分を含む重質留
    分との2つの留分に分離する工程、を含んでおり、 (g)前記軽質留分を有意のいかなる量でも製造工程に
    再循環しない、 クメンからフェノールとアセトンを酸化的に製造する方
    法。
  2. (2)前記軽質留分が、前記低沸点成分中に存在してい
    たベンゼン、トルエンおよびエチルベンゼンの約75%
    以上を含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  3. (3)前記軽質留分のほとんど全部を製造工程に再循環
    しないことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  4. (4)有意量のベンゼンおよび/またはトルエンとエチ
    ルベンゼンを生成するのに充分な温度で重質残渣をクラ
    ッキングすることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  5. (5)前記軽質留分が更に、スルホン化呈色試験で測定
    されるフェノールの品質に有害な作用を及ぼす物質をも
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  6. (6)前記軽質留分が、前記低沸点成分中に存在してい
    たベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、およびスルホ
    ン化呈色試験で測定されるフェノールの品質に有害な作
    用を及ぼす物質の約75%以上を含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. (7)前記軽質留分のほとんど全部を製造工程に再循環
    しないことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
    方法。
  8. (8)有意量のベンゼンおよび/またはトルエンとエチ
    ルベンゼンを生成するのに充分な温度で重質残渣をクラ
    ッキングすることを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載の方法。
JP60109485A 1984-05-24 1985-05-23 クメンからフエノールとアセトンを製造する方法 Granted JPS615034A (ja)

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US614124 1984-05-24
US06/614,124 US4567304A (en) 1983-04-05 1984-05-24 Process for preparing acetone and phenol

Publications (2)

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JPS615034A true JPS615034A (ja) 1986-01-10
JPS6247855B2 JPS6247855B2 (ja) 1987-10-09

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US (1) US4567304A (ja)
EP (1) EP0164568B1 (ja)
JP (1) JPS615034A (ja)
DE (1) DE3563614D1 (ja)
MX (1) MX159530A (ja)

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