JPS61502656A - 固形精油風味剤組成物およびその製造方法 - Google Patents

固形精油風味剤組成物およびその製造方法

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JPS61502656A
JPS61502656A JP60503257A JP50325785A JPS61502656A JP S61502656 A JPS61502656 A JP S61502656A JP 60503257 A JP60503257 A JP 60503257A JP 50325785 A JP50325785 A JP 50325785A JP S61502656 A JPS61502656 A JP S61502656A
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JP60503257A
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ミラー・デニス・エイチ
ムトカ・ジエリー・アール
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フィルムニッシュ ソシエテ アノニム
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    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固形精油風味剤組成物およびその製造方法(発明の背景) 本発明は固形精油風味剤組成物の製造方法およびその方法による生成物に関し、 更に詳しくは安定にして押出成形された固体精油風味剤組成物の形態の生成物を 生ずるかかる方法に関する。
本出願は、本願と共通の少なくとも1名の発明者によって1984年7月16日 に出願され、本発明の譲受人に対して譲渡した米国特許出願第631.302号 の部分継続出願である。
各種の精油の芳香と風味とを保存し、それらを飲料などのような消費者製品用途 に使用可能とせんがために、従来技術において固形精油組成物を製造する数多く の技術が開発されている。これらの組成物は、精油の芳香や風味を付与すること が望ましい飲料のような各種の製品に精油を結合することを可能とする。かかる 技法は例えば柑橘類果実の精油に関して特に有用で且つ望ましいが、他の原料か らの精油に関しても同様に有用なことが判明している。例えば柑橘類果実は、飲 料製品のみならずまた各種食料品に有用な芳香および風味の格別望ましい特性を 有する精油をその特徴とする。
この点における先行技術は、以下仔細に亘って検討する多数の米国特許によって 最も良く例証されるものと信する。
これらの参考例は、エイチ・イー・スウィッシャ−(+1. E。
5w1sher)に付与され、本発明の譲受人に譲渡された、それぞれ1957 年10月15日および1962年6月26日の発行になる米国特許第2.809 .895号および同第3.041.180号を含む。参考例はまた、ベック(B eck)に付与された1972年11月28日発行の米国特許第3.704.1 37号およびギル(Giel)に付与された1981年6月2日発行の米国特許 第4.271.202号をも含む。
先ずこれらの参考例について、早い方のスウィッシャーの特許は、精油を加熱し たコーンシロップ固形物(42デキストロース当量−以下D8と略記する)のグ リセリン溶液中で乳化し、冷却して磨砕し、溶剤で洗浄して乾燥する、固形精油 風味剤組成物粒子を形成する方法を開示した。風味剤組成物は精油の芳香と風味 とを粒子内に保留すると同時に、それらを、飲料やその他の食料品のような各種 消費者製品中で放出して利用し得るようにした。
2番目のスウィッシャー特許は改良方法と固形精油風味剤組成物とを開示してお り、この方法ではグリセリンとコーンシロップ固形物(42DE)とを水性の半 塑性塊状物に形成し、次いでそれを乳化剤によって精油と結合させ、生じた結合 体を冷溶媒中に押出して、精油がグリセリンとコーンシロップ固形物との結合物 によって封入された押出成形固形物を形成した。この押出成形固形物は次いで乾 燥し、凝固防止剤を添加すれば、長い保存命数を有する押出成形粒状固形物を生 ずると同時に、飲料やその他の食料品とそれを結合して精油の芳香および/また は風味を放出させることが容易となった。
ベック特許は、方法と生成物とが単純な糖と加水分解した穀類固形物(20DU 未満)とを凝固防止剤としての焼成シリカと共に含むこと以外は、2番目のスウ ィッシャー特許について上に概説したと同様な方法と生成物とに関するものであ る。
ギル特許は、全粒子の単位重量当り高比率の風味油を含有する能力のある固形風 味物質を形成するためのスプレィドライ方法に関する。高い油含量が可能である ために、このようなスプレィドライした製品は数多くの飲料やその他の食品に人 孔な用途を見出した。しかしながら、またスプレィドライされた風味剤は概して 比較的限られた保存命数を示すことも判明した。加つるに、スプレドライ方法の 間に必然的に蒙る高温は種々の熱感応性油性風味剤、例えば柑橘類果実中のもの の風味や芳香を損なうことが判った。
更に、スプレィドライによって形成した固形物は共通的に吸湿特性を示し、その 取扱い並びに貯蔵が困難となる。
上記の如く、スプレィドライした油性風味剤はそれらの高い油含量を利用するこ とが望ましい場合に各種飲料および食料の製造に用いられてきた。同時に、2番 目のスウイッシャー特許およびベック特許に属するタイプの押出成形された精油 固形物も、特に精油のより良好に保存された芳香と風味とを利用することが望ま しい場合に相当な市場を見出してきた。しかしながら、ベック特許に述べられて いるように、そのような押出成形した精油風味剤組成物を形成する方法では、押 出成形された粒子中の実際上の最大精油含惜は約12%であると従来考えられて いた。この制約は、高い油含量が望ましい場合の成る製品における押出成形風味 剤組成物の用途を時々妨げまたは制限して来た。
米国特許第2.856.291号:同第2.857.281号;同第2.899 、313号;同第2.919.989号;同第2.929.722号および同第 2.929.723号を含んで、ティー・エイチ・シュルツ単独または他の発明 者との共同の多数の特許が発行された。これら特許の成るものは上記ベック特許 と概して同一の方法で精油を封入する方法に関するものであった。シュルツ等の 米国特許第2.857.281号においては「エマルジョン中にその約5乃至2 5%を与えるべき」精油または風味剤の使用に一般的に言及している。しかしな がら、このシュルツ等の特許並びにシュルツが発明者であるその他の特許の中に 与えられている特定の開示および実施例においては、封入された形態で得られる 油の比率は、上述の、またベック特許に初めて述べられた12%という実際上の 限界を遥かに下廻っていた。
従って、好ましくはベック特許に述べられたような実際上の限界12%を少なく とも土建る、比較的高比率の精油を内部に封入した、安定にして押出成形された 固体精油若しくは風味剤組成物の形成を可能ならしめる方法に対する必要性が残 っている。
(発明の概要) 従って本発明の目的は、押出成形された固体精油風味剤組成物を形成するための 改良方法およびそのような方法による生成物を提供すると同時に、上記に概述し たタイプの1つまたはそれ以上の問題点を克怨するiこある。
更に本発明の目的は、押出成形された粒状固形物内に完全に封入された比較的高 含量の精油または油溶性風味剤を特徴とする結果物を製造するためのかかる方法 を提供するにある。
更にまた本発明の目的は、押出成形された粒状固形物内に完全に封入された比較 的高含量の精油または油溶性風味剤を特徴とする結果物を製造するためのかかる 方法を提供するにある。
更にまた本発明の目的は、押出成形された固形物内に実質的に完全に封入された 形態の約12乃至35重量%の精油を特徴とする安定にして且つ溶融体をベース として押出成形した固形精油風味剤組成物の形の結果物を形成するためのかかる 方法を提供するにある。この方法において若干高比率の精油または油溶性風味剤 を最初に添加して、例えば乳化中および生成物の溶媒洗浄中の油の減耗を調節す る。
本発明の関連の目的は、選択された量の精油を糖と澱粉氷解物と選択された乳化 剤との水性混合物と組合わせ混和し、好ましくは少なくとも約60重量%、更に 好ましくは少なくとも70重量%、最も好ましくは約75乃至80重量%の選択 された量の精油が得られる粒状精油組成物内に封入された形態で存在する、安定 にして且つ溶融体をベースとして押出成形した固形精油風味剤組成物の形の結果 物を形成するためのかかる方法を提供するにある。
上記のように、本発明の固形精油風味剤組成物は好ましくは通常、実質的に完全 に封入された形の約12乃至35重量%の精油を特徴とするものであるが、本発 明は更に好ましくは、押出成形された固形物内に実質的に完全に封入さた形の約 14乃至30重量%の精油を特徴とするような固形精油風味剤組成物を意図する 。
本発明によれば、先ず適宜な乳化剤と組合わせた、糖と澱粉氷解物との水性混合 物を形成し、その水性混合物と乳化剤とを密閉容器中で精油または油溶性風味剤 の選択された量と合体して混和し、大気圧よりも実質的に大きい制御された圧力 条件下に均質な溶融体を形成することによる、かかる方法と生成物は可能である ことが判明した。
更に本発明の目的は、混和工程が、約0.492乃至3.515kg/clTl (約7乃至50psi)またはそれ以上の範囲内に加圧された密閉容器中で行な われる、かかる方法とその方法の生成物とを提供するにある。
更にまた本発明の関連する目的は、糖と澱粉氷解物との水性混合物を好ましくは 最高温度約126℃までに軟点した後その水性混合物と選択された乳化剤とを上 述の如き密閉容器中で精油と合体して混和するにある。更に好ましくは、水性混 合物は通常大気圧条件下に、最高温度約124℃、最も好ましくは約122乃至 124℃の範囲の温度に加熱される。
これらの温度は、乳化直前に精油が少なくとも約28重量%の前記組合わせ物を 含んでなる場合に、特に適用可能である。
本発明の更に別の関連する目的は、加熱工程を実施することによって生ずる粒状 精油組成物が比較的高い水分量、好ま・しくは少なくとも5重量%を有するよう にすることである。
本発明に関連して、「糖」なる用語は、蔗糖、乳糖、しヴロース、葡萄糖、フル クトース、麦芽糖のような弔純な糖類およびクリセリンのようなポリオール類並 びに一般に類似の特性を有するその他の甘味料すらも包含するつもりである。同 様に「澱粉氷解物」なる用語は、あらゆる加水分解した澱粉類、約20DE以下 の加水分解した穀物固形物および約20DB以上のコーンシロップ固形物を共に 包含するつもりである。ここで用いられる「乳化剤」なる語は、選択された風味 油と特に組合わせて用いるのに満足な如何なる乳化剤をも相称する。好適な乳化 剤の特定の例は、以下の詳細な説明の中で述べられる。更に、「精油」なる語は 、本発明方法および生成物に組み込むことの可能な他の油溶性風味剤をも包含す るつもりである。
本発明のその他の目的および利点は以下の記載において添付図面を参照しつつ明 らかにされる。
(図面の簡単な説明) 第1図はブロック型の生産工程フローシートで、本発明方法およびその方法の製 品を形成する工程を含む。
第2図は、この方法による製品の内部に精油風味剤を封入する際の上昇圧力の効 果を示す線図である。
(発明を実施するための最良の形態) 上記の通り、本発明は安定にして且つ溶融体をベースとして押出成形した固形精 油風味剤組成物を粒状で形成または製造する方法並びに該方法の生成物に関する 。一般的には、当該方法は、 (1)糖と澱粉氷解物との水性混合物を選択された乳化剤と共に適宜な軟点温度 に加熱し、該軟点温度を水性混合物の概ね沸点となす工程、 (2)選択された量の精油風味剤を水性混合物と混和して均質な溶融体を形成す る工程、 (3) この均質な溶融体を比較的冷たい液体溶媒中に押出し、選択された寸法 形状の押出成形固形物を形成する工程、および (4) この粒状物を乾燥して選択された凝固防止剤と混和し、安定にして比較 的非吸湿性の組成物を粒状で生成する工程、とを含んでなる。該方法は本発明に よって改良され、精油を水性混合物と混和して乳化する工程は密閉容器内で実施 しまた均質な溶融体に添加する精油風味剤の量は、好ましくは約12乃至35重 量%、更に好ましくは14乃至30重量%の精油風味剤を粒状油組成物内部に完 全に封入した形で提供するように選択される。
更に本発明は、水性混合物と合体して混和する精油の選択された量の好ましくは 少なくとも約60重量%、更に好ましくは少なくとも約70重量%、最も好まし くは少なくとも約75乃至80重量%が、生成する粒状精油組成物内に封入され た形で存在する方法および該方法の生成物を意図している。
また本発明は、本発明によって精油風味剤の風味低下を最小限となし且つまた封 入を容易にせんがために、好ましくは糖と澱粉氷解物とを、選択された乳化剤と 共にせよまたはそれと合体する以前にせよ、最高温度約126℃までに加熱する ことをも意図している。更に好ましくは、加熱温度は最高的124℃までに制限 し、最も好ましくは、水性混合物を通常大気圧条件下、約122乃至124℃の 範囲内の温度に加熱する。これらの減少した温度は、精油が少なくとも約28重 量%の結合体を含む場合に最も価値がある。
これらの温度限界を本発明との関連において以下更に詳細に論述する。軟点温度 を下げると、風味低下および、より高温で通常生ずる精油のその他の望ましから ざる性質を最小限に抑えることの他にも、また押出し前の溶融体中に比較的増大 した量の水が残存し得るものと信じられる。この余分の水分は本発明方法による 粒状固形物中へより多量の精油の乳化封入を安定化し容易化するのを助けるもの であるということが理論的に想定される。好ましくは、本発明は、本発明方法か ら得られる固形物が少なくとも約5重量%の水を含むことを意図している。
同時に、加熱工程に対する上記温度条件は少なくとも人孔且つ好適な範囲内の最 大値として好んで述べであるが、その訳は更に低い温度でも同様の結果を達成す るために本更に低いDE比率の糖または甘味料を使用する場合は、更に低い軟点 温度を使用しても良いことが判明している。例えば、多数の実施例に関して以下 に記載する200B甘味料に替えてl0DIEの甘味料を使用したならば本発明 により軟点温度を更に減少することが可能であろう。同様に、また軟点温度を減 少する一方、そこからの過剰水分の除去を促進せんがために軟点工程中更に大き い攪拌度を採用するとか、または同目的のため真空条件下で軟点工程を実施する ことによって、本発明の目的を別の方法で達成することも可能である。
上記に参照した2番目のスウィッシャー特許およびベック特許は、均質な溶融体 を、糖と澱粉氷解物との水性混合物と別個の風味成分とから形成し、上に概要を 述べた方法で乾燥することのできる押出成形固形物を形成し得る方法を相当詳細 に論じている。これらの参考例はまた、斯かる均質な溶融体を冷液体溶媒中に押 出して選択された形状・寸法の粒体を形成し得る方法、並びに押出成形固体粒子 と結合させてそれらを更に安定な状態に保持するための適宜な凝固防止剤の選択 とを論じている。従って、これらの参考例を恰も上記に言及した特殊な特徴に関 して完全に述べるかの如くに本書に合体する。
ここで図面、特に第1図を参照して、選択された糖と澱粉氷解物とを12で示し た如くに一緒に混合する。その場合、糖と澱粉氷解物とを均一に混合するために 混合物を攪拌する。上記のように、糖は蔗糖、レヴロース、デキストロース、フ ルクトースまたは麦芽糖のような単純な糖類の何れか並びにグリセリンのような ポリオールまたはその他の同様な甘味料であってもよい。種々の理由の内どれか のため、例えば結果物の改良された風味を達成するため、および/または生成物 の吸湿性を減少させるために任意の好ましい糖または甘味料を使用してもよい。
次いで混合物12を14で示したように軟点温度、好ましくは略々その沸点迄加 熱する。殆どの糖を含むかかる混合物に対する好適な軟点温度は、略々110乃 至130℃の範囲に亘る。例えば、糖が蔗糖であり澱粉氷解物が20DIEのコ ーンシロップである場合、その混合物の沸点は約125〜130℃であって、混 合物は、その範囲内の温度に加熱することが好ましい。
乳化剤は加熱工程の後で水性混合物12に添加することが好ましい。第1図中に 、乳化剤の添加を16で示す。乳化剤は混合物14中への下記の精油の乳化また は分散を促進するために選択される。水性混合物14に添加する特定の乳化剤と 乳化剤の量の選択は、本発明の重要な特徴の1つであり、12乃至35%の選択 された精油を最終押出成形製品内に封入することを可能ならしめるものである。
本発明に使用するのに好適な乳化剤はモノ−およびジ−グリセライドのスルホア セテート並びにポリグリセロールエステルおよびレシチンを包含する。本発明に 使用するのに好適なポリグリセロールエステルは例えば、識別商標「ドリュウポ ールJ (DRBIIP口L) 6−2−Sの下にカリフォルニア州、リッチモ ンドのカリフォルニア・ファッツ・アンド・オイルズ(California  Pats & 0ils)から供給されており入手可能である。一般に、ポリグ リセロールエステルは、前記に特定した範囲の低い端の方で本発明において満足 であることが判明した。
最終押出成形品内に35%までの精油を乳化封入するための成る好ましい乳化剤 は、1重量%の水を含有するモノ−またはジルグリセライドのスルホアセテート であり、識別商標「エマ−ゴールKLJ (EMARGOL KL)の下にライ トコ・カンパニー(Witco Company)から供給されており入手可能 である。上に言及したような乳化剤を、溶融混合物14に水性混合物の約0.5 乃至5重量%の量で添加する。しかしながら、かような応用例に使用される乳化 剤の1はその他の要因によって変わり得ることを注意すべきである。従って、上 記範囲は本発明に関する一般的指標としてのみ述べたものである。
本発明の条件に特に満足ではあるが、恐らく上述のエマーゴールKL製品よりは 劣ることが確認された他の乳化剤はレシチンであり、例えば商標「イニルキンT S j (YELKIN TS)の下にロス・アンド・ロウエ(Ross &  Rowe)から入手可能である。
上記乳化剤の両方を使用する実施例は後述する。
混合物および乳化剤16と合体せんとする精油またはその他の油溶性風味剤は1 8に一般的に示されており、例えば、飲料またはその他の食品への使用を企図し た柑橘類の精油であり得る。
少量の油溶性にして熱安定性の酸化防止剤(第1図中20で示す)、例えば4− メチル−2,6−ジターシャリ−ブチルフェノールまたはブチル化ヒドロキシア ニソールの添加は任意である。概して、精油重量基準で、約0.05乃至約0. 5重量%の酸化防止剤で充分である。
次いで、精油18を単独でまたは酸化防止剤20と組合わせて、容器22内の水 性混合物14および乳化剤16に添加する。
本発明によれば、精油18を軟点した水性混合物14と乳化剤16とに混和する 間、容器22を密閉すべきことは格別重要である。この混和または乳化工程を密 閉容器中で実施することは相当に大量の精油を固体生成物内に均−且つ着実に封 入することを保証するのに必須であることが判明している。
密閉容器22はガス、好ましくは窒素または二酸化炭素のような不活性ガスを充 填して、例えば精油または風味剤の封入量を最大限とする。更に好ましくは、容 器22を不活性ガスの添加後に約0.492乃至3.515 kg/cnt ( 7乃至50ps i)の圧力まで加圧する。第1図中不活性ガスの添加は24に おいて一般的に示しである。密閉容器22内における加圧とその効果は、第2図 の線図を更に参照して以下に、より詳細に説明する。
第2図を参照すれば、充分に増大した量の精油またはその他の油溶性風味剤の封 入は、容器22内における概ね約0、492乃至約7.031 kg/cm”  (約7乃至100psi)の加圧によって可能であるとして説明される。結果物 の不安定化は約7.031 kg/cm2(100psi)以上の高圧で時々生 ずる。密閉容器22で圧力が約0.492〜3.515 kg/cnf (、7 〜50ps i)の範囲内に維持されるならば、最良の結果が得られる。
この点において、約0.492 kg/cm2(7psi)の圧力は、密閉容器 内の精油18と溶融混合物14および乳化剤16との結合から生ずる蒸気圧のみ から発生する。かかる場合においては容器22に大気圧で最初に空気か不活性ガ スを充填する。
第2図を参照して、容器22の加圧のための上限値3.515kg/cm ’  (50ps i)は厳密な限界ではない。成る応用例においては、不安定化を来 すことなしに、3.515 kg/c+n” (50psi)を遥かに上廻り、 7.031 kg/cm’ (100psi)さえも上廻って容器を加圧するこ とが可能である。しかしながら、最終押出成形品内に封入し得る精油の蚤は圧力 が3.515 kg/cm2(50psi)を超えた場合に減少する傾向がある から、この圧力は容器22の加圧に対する一般的な好ましい上限値として選定さ れたものである。
精油18と水性混合物14と乳化剤16との密閉容器22内における加圧下の混 合はこれらの成分が均一に混合、乳化されて例えばベックおよびスウィッシャー の参考例でも討議したタイプの均質な溶融体になるまで続ける。一般に、均質な 溶融物とは、高度な安定状態を長期間に亘って達成するための無定形特性をもっ た固形生成物を、以下に特定する方法で形成するに適した可塑状態を有するもの として定義される。
容器22からの均質な溶融体は次いで、例えばイソプロパツールのような冷有機 溶媒中へ、ガス圧または機械的圧力を用いて加圧下に押出され、溶融体を押出成 形したフィラメント状に形成する。
押出しは、得られる粒子に対する所望の寸法・形状に応じて選定した寸法のグイ 開口を有するエクストルーダ26で実施する。例えば、小さい粒子が飲料または 食品用途として望まれる場合は、容器22からの均質な溶融体は、例えば約0.  ?9nym (1/32インチ)の直径を有する開口(図示しない)を通して 押出される。
均質な溶融体の押出されたフィラメントは、28で一般的に示したように、エク ストルーダ26から冷有機溶媒、例えば約−20℃のイソプロパツール中へ送ら れる。イソプロパツールまたはその他の溶媒の作用は2つある。最初に、それは 均質な溶融体の押出形状を急速に固化するための冷媒として作用する。2番目に それは、存在すれば酸化され易い、押出成形固形物表面上の精油を除去する。
押出されたフィラメントは好ましくは小さい棒状粒体に切断されるが、それは小 さいまたはばらばらになった粒子上に露出した精油の除去を可能ならしめるため に溶媒28中で行なう。例えば、フィラメントを攪拌機の攪拌翼(図示していな い)の衝撃作用によって分断し、所望の粒子寸法・形状とすることができる。
溶媒洗浄工程28に続いて、押出成形されたフィラメントからの粒子をそれから 30において篩別しまたは遠心分離して有機溶媒を除去する。溶媒は貯槽32へ 送られ、所望ならば洗浄工程28へ戻してもよい。
分離工程30からの粒子は真空炉33中で乾燥して適宜な凝固防止剤36を混和 する。次いで粒子を34に示したように、好ましくは脱湿した室内で、一連の整 粒篩(図示していない)の上を通過させることによって篩別し、包装する。
36に一般的に示した凝固防止剤は、乾燥後の粒子に添加゛され、−それらの爾 後の取扱いを容易化し且つ粒体が互いに粘着することを防止する。凝固防止剤は 好ましくはシリカであり、粒体を類33中で処理する以前か以後のどちらかに加 える。
上述の方法は各種原料からの精油を含有する押出成形固形物を製造するために使 用することができる。特に、本発明方法は、オレンジ、グレープフルーツ、レモ ン等のような各種の柑橘類果実に関して用いることを意図したものである。しか しながら、本発明方法はまた、その他の精油或いは油溶性風味剤に対して、飲料 用にも食料品用にも有用であることは明らかであろう。
上述の方法の生成物は、安定にして溶融体をベースとして押出成形された粒状の 固形精油組成物としての新規な特徴を有する。粒体は、エクストルーダ26によ って決められ且つ更に例えば28における衝撃切断によって分割された形状を有 する固体の無定形(アモルファス)特性のものである。粒体は上に定義したよう な糖と澱粉氷解物と選択された乳化剤と選択された精油風味剤とよりなる。精油 風味剤は好ましくは粒体の約12乃至35重量%、更に好ましくは約15乃至3 0重量%を形成すると同時にその中に完全に封入された形で存在する。
上述の方法は先に定義したような高い油含量を有する粒体の再現性ある生産を保 証するために特別に設定されている。またこの方法は粒体の約12乃至35重世 %をその中に完全に封入された形の精油風味剤で形成するように特別に設計され ている。
本発明の種々の態様についての以下の実施例は本発明を更に説明し例証するため に提示するものであるが本発明の範囲を限定するためのものではない。
実施例1 6025グラムの20DBコーンシロツプ(固形分70%)と4125グラムの 砂糖と200グラムのエマ−ゴールKLとをスチームジャケットを有する鋼製容 器中で混合した。容器には温度計と、カリフォルニア州 ロサンゼルス市のシー ・イー・ハワード・カンパニー −(C,B、 、Howard Compan y)製で直径約114.3 mm (4’Aインチ)の、フラットブレードター ビン型攪拌機を有する攪拌装置とを取付けた。初期軟点の間130℃に加熱した 後、2200グラムの冷間圧搾したオレンジオイルを容器に添加した。容器は直 ちに閉じた。攪拌機で5分間攪拌した後、容器内圧は0.492 kg/cm2 (7psi)に増大した。攪拌中、冷間圧搾オレンジオイルのために、水性混合 物の温度はその軟点温度以下例えば約125℃に低下した。
混合が完了した後、窒素を加えて容器を2.109 kg/cm2(30psi )まで加圧し、溶融体を、直径0.762 mm (0,030インチ)の孔を 有するプレートを通して19リツトルの冷(−20℃)イソプロパツール中へ押 出してフィラメントを固化した。フィラメントを衝撃切断した後、過剰のイソプ ロパツールを真空篩上で取除き、材料を真空炉(50℃、水銀柱685.8mm −2フィンチー真空)中で3時間乾燥した。凝固防止剤としての2%のシリカを 添加後、生成物は16;7重量%の風味剤を含有していた。
6025グラムの20DF!コーンシロツプ(用形分70%)と4125・ダラ ムの砂糖と200グラムのエアーゴールKLとをスチームジャケットを存する鋼 製容器、中で混合した。容器には実施例1におけると同様な攪拌機と温度計とを 取付けた。初期軟点時に130℃に加熱した後ζ2200グラムの冷間8圧搾し たオレンジオイルを容・器に添加した。容器を直ちに閉じて窒素で3.515  kg/cm2.(50ps゛i)に加圧した。5分間の混合攪拌の後、溶融体を 直径0;762 mm (0,030インチ)の孔を有するプレートを通して1 9リツトルの冷(−20℃)イソプロパツール中へ押出してフィラメントを固化 した。過剰のイソプロパツールを真空篩上で取除き、材料を真空炉(50℃、水 銀柱685.8 mm−2フィンチー真空)中で3時間乾燥した。2%のシリカ 混和後、生成物は20.7重量%の風味剤を含有し6025グラムの200Eコ ーンシロツプ(固形分70%)と4125グラムの砂糖と450グラムのエマ− ゴールKLとをスチームジャケットを有する鋼製容器中で混合した。容器には再 び実施例1におけると同様な攪拌機と温度計とを取付けた。
初期軟点時に130℃に加熱した後、2500グラムの冷間圧搾したオレンジオ イルを容器に添加した。容器を直ちに閉じて窒素で3.515 kg/cm”( 50psi)に加圧した。次いで溶融体を直径0.762 mm (0,030 インチ)の孔を有するプレートを通して19リツトルの冷(−20℃)イソプロ パツール中へ押出してフィラメントを固化した。過剰のイソプロパツールを真空 篩上で取除き、材料を真空炉(50℃、水銀柱685.5mm−2フィンチー真 空)中で3時間乾燥した。2%のシリカ混、和後、生成物は19.8重量%の風 味剤を含有していた。
実施例4 容器を窒素で7.030 kg/cm”(100psi)に加圧した以外は実施 例3の工程を反覆した。結果物を押出成形したところ、固形物は第2図に38で 示したように不安定化していることが確認れた。かくして、実施例4は約7.0 30 kg/clTt (約100psi)に加圧して得られる生成物の不安定 性を示すものである。
また実施例1〜3の工程は、他の精油、例えばオレンジ以外の柑橘類果実からの 精油あるいはその他の油溶性風味剤でも再現性能がある。
加えて、実施例1の工程を、第1表において下記に代表されるような精油と乳化 剤との数多くの他の組合わせについて反覆した。第1表は実施例1〜4を要約し ておりまた、種々の成分の異なった蚤がm1表に示しである場合以外は実施例1 について既述したと同じ工程と量とを以って実施した追加の実施例5〜8を説明 するものである。上述の通り、これらの各実施例のための容器22内にはその中 に混合された成分の蒸気圧によって約0.492 kg/cm2(7psi)の 圧力が生じた。それと同時に容器中の温度は、主として軟点した水性混合物への 精油の添加によって、初期軟点温度から減少した。
第1表に述べられた情報は次の通り要約される。最初に、実施例5〜8に対して は、糖および澱粉氷解物の種類と量とを含んで、再び実施例1に記載した工程に 従った。エマ−ゴールKLおよび風味剤または精油の量は各実施例に対し第1表 中に述べである。また、各実施例に対する風味剤または精油の種類は第1表の脚 注に示しである。更に、初期の乳化剤含量および風味剤または精油含量は百分率 として示しである。これらの数値は生成物の押出前の全重量基準で計算した。従 って、百分率はコーンシロップまたは澱粉氷解物からの約5%の水分以外のすべ ての水分の減損を仮定して、糖と澱粉氷解物と乳化剤との全重量を基準とする。
第1表に続く付記に言及した封入効率は、初期風味剤含量と封入風味剤とに対す る値から直接算定した。例えば、実施例1についての封入効率は、16.7を2 0.1で除し100を乗じて封入効率約83.1%を得るこ々により算定した。
追加実施例に対して次に述べる情報は、直ぐ上に記載したと同じ方法で測定した 。各実施例について、澱粉氷解物からの約5重量%の水分以外はすべて初期の軟 点工程中に除去されたことを再び注意すべきである。
実施例9〜13に対する略述データを第■表に記して軟点温度の封入効率に対す る効果を説明する。第■表に述べた実施例は、実施例1〜8の各々に対して使用 したと同一のパイロットプラント反応器中で実施した。同時に、実施例9〜13 の各々は、実施例6に関して述べた特定の工程によって実施した。実施例9〜1 3についての唯一の変更は水性混合物が初期軟点時に加熱される加熱または軟点 温度であった。
第■表 封入効率対軟点温度 付記:実施例9〜13の各々において、6025グラムの20 DBコーンシロ ップ(固形分70%)と4125グラムの砂糖と240グラムのエマ−ゴールK Lとを、前記実施例で記載したような攪拌機と温度計とを取付けたスチームジャ ケット付き不透鋼容器中で混合した。次いで混合物を上の第■表に述べた通りの 軟点温度に加熱した。その後、4200グラムの冷間圧搾オレンジオイルを添加 し、容器を直ちに閉じて攪拌を開始した。約0.492 kg/Cm2(7ps i)の圧力が攪拌約5分後に発生した。得られた溶融体はそれから、0.762  mm (0,030インチ)の孔を有するプレートを通して19リツトルの冷 (−20℃)イソプロパツール中へ押出した。固化したフィラメントを上述のよ うに衝撃切断し、過剰のイソプロパツールを真空によって除去し、材料を乾燥し て2重量%シリカを混和した。実施例9〜13について得られた封入効率を第■ 表に示す。
第■表のデータは、乳化剤、精油等の同一ロットまたはハ・・lチを以って略々 同時にすべて行なった実施例9〜I3以外とは無関係に述べである。従って、第 1表は、軟点温度で決まるような封入効率によって本発明による傾向を極めて明 瞭に示すものと信じられる。
同時に、実施例9〜13は118℃と135℃との間の範囲における比較的限ら れた数の温度を示している。第■表は第1表の実施例と同様な方法ではあるが異 なった時に、また恐らく乳化剤、精油等の異なったロフトを以って行った更に多 数の実施例を述べている。第■表の実施例は第1表のものとは異なった設備で実 施されているが、それらは充分類似すると信じられるから、第1表と第■表とは ま七めて、本発明による封入効率に対する軟点温度の効果に関し第1表のみにつ いて上述したと同じ傾向を確定するのに役立つ。
以下の1III表もまた、第1表の実施例9〜13に対して上述したと同様な方 法で実施した実施例14〜39を述べている。
第■表の実施例は、第1表で使用したパイロットプラント反応器よりは寧ろ大規 模な工場の反応器中で行った。しかしながら、第1表と第m表とにおける結果は 明らかに相関可能であって本発明方法の首尾一貫した堅実性を例証すると信じら れる。
第■表については、容認し得ない封入効率が特に実施例26.27.38および 39に関して得られたことがまた判るであろう。これらの実施例の各々は約13 0℃から約134℃まで変わる概して高い軟点温度を含む。その上、これらの同 じ実施例は約30.2から約32.9重世%までの範囲の比較的高い初期精油含 量を含む。従って、第m表は本発明による軟点温度の重要性を更に例証するとさ え信じられる。
下記第■表は乳化剤としてレシチンを用いてそれぞれ実施した更に追加の一連の 実施例40〜42を述べている。
第■表は乳化剤としてレシチンを含有する本発明の詳細な説明するものである。
第■表の実施例40〜42のそれぞれにおいて、ロス・アンド・ロウエ社から商 標名イニルキンTSの下に供給されているレシチンを採用した。
第■表は、精油が約22重量%の量で初期に存在した場合にレシチンは乳化剤と して全く効果的であったことを特に示している。例えば、初期精油パーセントが 約28であれば、有効な封入効率を達成するためには、約126℃に過ぎなく、 好ましくは約123乃至124℃に過ぎない低い軟点温度を採用することが特に 重要である。
(先行技術の再検討) 本発明の利点を更に説明するために、第7表に、比較を目的とした先行技術を提 示するためのみに実施例43〜51を述べる。実施例43〜51は第■表の実施 例9〜13と本質的に同一方法であるが、精油と水性混合物とを混合する間容器 を解放した侭として実施した。
(先行技術) 実施例43〜51は、対照的に、本発明の利点を更に例証すると信じられる。第 7表を概観すると、特に実施例43.45および47において、解放混合容器で さえも成る高い封入効率を達成することを示している。しかしながら、実施例4 3〜51のそれぞれで使用した初期精油量が実施例1〜42におけるものと対比 して極めて低かった点に注目することは特に重要である。
より低い初期油含量の利点を以ってしてさえも、約12乃至15%の範囲の油含 量を有する均一な封入を達成するという限られた目的に対してすら、封入効率は 再現可能ではな゛ かった。例えば、実施例43では90%の封入効率が得られ たのに、実質的に同一の実施例44では僅か10.8%の封入した形の油含量で 66%の封入効率しか得られなかったことを注目され度い。第7表の他の実施例 は、同様な矛盾する結果を示しており、かくして本発明の新規な特徴を強調する ことを更に助けていると信じられる。
前述の記載と実施例1〜42とに鑑みて、本発明方法と得られる生成物とについ て、上述したちの以外に、その他の改変は当業者には明らかであろう。従って、 本発明の範囲は、次に添付した請求範囲によってのみ定義される。
F/G、1 F/G、2 国際調査報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.糖と澱粉水解物と選択された乳化剤との水性混合物を該水性混合物の略々融 点まで加熱し、該水性混合物に精油風味剤を合体・混和して均質な溶融体を形成 し、該均質な溶融体を比較的冷たい溶媒中に押出して固体押出成形材料を形成し 、該材料を乾燥してそれに凝固防止剤を結合し、その結果得られる安定にして比 較的非吸湿性粒状精油組成物を生成する方法によって安定にして溶融体をベース として押出成形された固形精油風味剤組成物を製造する方法において、大気圧よ りも大きい制御された圧力条件下で均質な溶融体を形成するために精油風味剤と 水性混合物とを密閉容器中で一緒に撹拌することによって該精油風味剤と水性混 合物との合体・混和工程を実施すること、および水性混合物と合体・混和するた めの精油風味剤の量を選択することを含んでなり、精油風味剤の該選択された量 が粒状精油組成物内に封入された形で約12乃至35重量%の精油風味剤を与え るに充分な量であることからなる改良方法。
  2. 2.密閉容器中で撹拌することによる精油風味剤と水性混合物との合体・混和工 程の間に密閉容器中に約0.492乃至3.515kg/cm2(約7乃至50 psi)の範囲の圧力を発生する工程を更に含んでなる請求の範囲第1項の改良 方法。
  3. 3.乳化剤がモノーおよびジーグリセライドのスルホアセテート、ポリグリセロ ールエステルおよびレシチンよりなる群から選ばれる請求の範囲第2項の改良方 法。
  4. 4.水性混合物と合体・混和した精油の選択された量の少なくとも約60重量% が、生成する粒状精油組成物内に封入された形で存在する請求の範囲第1項の改 良方法。
  5. 5.水性混合物と合体・混合した精油の選択された量の少なくとも約70重量% が、生成する粒状精油組成物内に封入された形で存在する請求の範囲第4項の改 良方法。
  6. 6.水性混合物と合体・混合した精油の選択された量の少なくとも約75乃至8 0重量%が、生成する粒状精油組成物内に封入された形で存在する請求の範囲第 5項の改良方法。
  7. 7.糖と澱粉水解物と選択された乳化剤との水性混合物を加熱する工程を約12 6℃の最高温度に制限する請求の範囲第1項の改良方法。
  8. 8.糖と澱粉水解物と選択された乳化剤との水性混合物を加熱する工程を約12 4℃の最高温度に制限する請求の範囲第7項の改良方法。
  9. 9.糖と澱粉水解物と選択された乳化剤との水性混合物を加熱する工程を通常、 大気圧条件下、約122乃至124℃の範囲の温度で実施する請求の範囲第7項 の改良方法。
  10. 10.糖と澱粉水解物と選択された乳化剤との水性混合物を加熱する工程を、該 混合物からの水分減損を制限し、それによって生成する粒状精油組成物が比較的 高い水分含量を有することからなる方法で実施する請求の範囲第1項の改良方法 。
  11. 11.生成する粒状精油組成物が少なくとも約5重量%の水を含んでなる請求の 範囲第10項の改良方法。
  12. 12.精油風味剤が柑橘類果実の油である請求の範囲第1項の改良方法。
  13. 13.請求の範囲第1項の方法によって生成され且つ押出成形された形状の固体 無定形粒子を含んでなり、該粒子は糖、澱粉水解物、選択された乳化剤、選択さ れた精油風味剤および水よりなり、精油風味剤は実質的に完全に封入された形で 粒子の約12乃至35重量%を形成している、粒形をなし安定にして溶融体をベ ースとして押出成形された固形精油組成物。
  14. 14.乳化剤がモノーおよびジーグリセライドのスルホアセテート、ポリグリセ ロールエステルおよびレシチンよりなる群から選ばれる請求の範囲第13項の押 出成形された固形精油組成物。
  15. 15.精油風味剤が実質的に完全に封入された形で粒子の約40乃至30重量% を形成している請求の範囲第13項の押出成形された固形精油組成物。
  16. 16.固体無定形粒子が少なくとも約5重量%の水分を含んでなる請求の範囲第 15項の押出成形された固形精油組成物。
  17. 17.固体無定形粒子が少なくとも約5重量%の水分を含んでなる請求の範囲第 13項の押出成形された固形精油組成物。
  18. 18.精油風味剤が柑橘類果実の油である請求の範囲第13項の押出成形された 固形精油組成物。
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