JPS61502548A - 航空機用着陸甲板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 航空機用着陸甲板 ！量肢玉 本発明は航空機用着陸甲板に関し、特に船舶及び沖合プラントホーム等に使用さ れるヘリコプタ−用の甲板に関する。

この種の甲板を火から保護するのが望ましい、悪天候のために及び甲板が船舶又 はプラットホームの動きに追随するために事故及び損傷の危険は飛行場よりは大 きい、事故の際はヘリコプタ−から燃料が漏出して甲板上に拡がるが、この燃料 に着火することがある。この着火は重大な火事となる。燃料が比較的平らな面に 拡がると、燃料が空気に広い面積を曝すために燃焼の強さは極めて高くなる。こ の火をできるだけ早く拡散を防止し消すことが望ましい、火を消すために泡で甲 板を被覆する装置を設けることは既知である。消火装置２例えば泡沫消火器を甲 板上又はその付近に置くことも既知であり、更に、飛行場の消走路に泡を噴射す るための溝を設けることも既知である。ノルウェー特許公報１３９，５２６号に はヘリコプタ−甲板を泡で覆って火を消す装置が記載されている。この装置では 平面の甲板上にフレーム構造を、そしてフレーム上に枠組構造を置く。枠組ｔｉ 造の下に形成されるスペース内に泡を噴射する開口を設ける。

この目的は泡が消火効果を生ずることな（吹き飛ばされるのを防ぐ。

かくして、既知の装置は第１に甲板上に拡がった燃料の火を消す装置に関する。

本発明の目的は甲板上に発生する可能性のある火災の強さと持続時間とを減少さ せる装置を提供するにある。この装置は受動装置、Ｏｌｌち火に幻して積極的に は何らの作動も行なはない。

すなわら消火装置の作動開始の必要がない、甲板に含まれた装置とする。しかし ながら本発明は此の受動装置のみの使用に限定されず、泡沫噴射装置等の能動装 置も追加して使用することができる。

先割１１１丞 上述の目的は請求の範囲に記載された本発明による着陸甲板のよって達成される 。

本発明は次の事実に基づく６即ち、ある量の燃焼可能の液体の燃焼の際の燃焼の 強さは液の自由面積の寸法に従って増加しこの強さは自由面の下の液の深さには 無関係である。かくして原理上は自由面を限定すれば燃焼の強さは制限可能であ る。

更に、頂部解放の容器内の液の燃焼の強さは容器の開口の寸法と開口から液面ま での寸法との比に比例する。この距離に対して容器開口が充分に小さい時は液面 上の燃焼は短時間の後に消える０等しい大きさの上部開口を有する容器において は、液面までの距離が増せば燃焼の強さは減少する。

本発明の基本とした主考察はこれらの事実を利用し、甲板のビームの少なくとも 一部に溝を設けて燃焼の強さを減少させることにある。他の主考察は、火災時に 液を急速に甲板から排出して着火する液量を減少させることにある。

かくして、ヘリコプタ−燃料等の燃焼可能な燃料が本発明の構造とした甲板上に 拡がり着火した時に、燃料は極めて急速に１Ｍ内に流下する。溝と溝との間のビ ームの一部のみが液状の燃料で濡れるが、この燃料は燃焼又は茄発する。大部分 の燃料は溝内に流下する。ここでは、燃料は燃えることもあるが溝のない平面の 甲板」二の燃焼よりは著しく弱い燃焼となる。更に、溝内の燃料は甲板面で燃焼 する燃料からの輻射熱に対して保護され、大部分の燃料が着火することなく甲板 から排出されることも可能である。排出のために甲板に傾斜を設けることもでき 。

収集樋又はマニホールドを設けて凡ての溝からの燃料を集めて甲板から排出する ようにすることもできる。

本発明による甲板をアルミニウム又はアルミニウム合金の押出しビームで構成す る時は溝は押出し間に形成される。これは鋼製ビームにも通用される。他の方法 例えば圧延で形成されるビームについても溝をビームの製造によって形成するこ とができる。強度と安定性に関して保証し得る範囲では、現存の甲板に例えば平 削り又は鋸でビームに溝を形成することもでき、加工後にビームの下、鋸のスリ ットの下面に樋を取付ける。

溝はアンダーカント、即ち上部開口が開口の下のスペースに比較して狭（するこ とができる、これによって、ｔＩに対する空気の供給を絞り、同時に溝の容量を 大とする。

本発明を浮動設備に通用し、甲板の傾斜が変化するように動く場合には、甲板は 溝の方向に中央から両端に、又は両端から中央に向けて傾斜させ、液の排出を確 実にする必要がある。マニホールドに向けて一方向のみの傾斜では、設備の両方 向の傾斜に際して傾斜が負となる危険がある。

本発明の効果を更に大きくするためには、液が急速に溝内に流下するようにビー ムの面を横方向に溝に向けて傾斜させることができる。

図」μλ而面ｌＯ兎皿 本発明を図面について説明する。図は本発明による甲板を構成するための甲板ビ ームの断面を示し、複数のビームを並列して甲板を構成する。

ろ■ｔ＝パ　るための　の３箭 図示のビームは好適な例で金属の押出しによって製造し、上部フランジ１．２と 下部フランジ５とウェブ６と、ウェブを上部フランジ１．２に連結する両溝壁７ とを有する。７Ｊ１壁７は溝８を画成し、溝は頂部がスリット９によって開口す る。上部フランジ１．２の縁に沿ってスロット３と舌４とを設け１例えばビーム 間に封鎖装置を介してビームを結合する。

図示の通り、上部フランジ１．２は横方向にスリット９に向けて傾斜させる。こ れによって、上部フランジ上面に落ちた液は急速にスリット９に向けて流れスリ ット内に入る。

図示のビームの断面は、溝８を画成する壁７が断面の支持部を構成する。本発明 の範囲として、溝８を厚いビームで形成し溝の断面をビームの主寸法に関してて 図示よりも小さくする構成とすることができる。

排出路用の溝に付加して、消火のための泡沫を供給するための溝を設けることも できる。

国際ＦＡ　Ｉｆ　Ｎ　告ＰＣＴ／ＮＯ８Ｓ１０００４１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数のビームを有する航空機用着陸甲板において，少なくとも一部のビーム がビームの上面のスリット（９）によって頂部が開口していて長手方向の連続通 路（８）を有し，上記ビームが長手方向に傾斜することを特徴とする航空機用着 陸甲板。 ２．請求の範囲第１項に記載の発明航空機用着陸甲板において，前記スリット（ ９）の巾が前記通路（８）の最大巾よりも著しく小さくすることを特徴とする航 空機用着陸甲板。 ３．請求の範囲第１項又は第２項に記載の航空機用着陸甲板において，前記通路 （８）がビームの上側を形成する上部フランジ（１，２）を支持する壁部（７） によって画成せられることを特徴とする航空機用着陸甲板。 ４．請求の範囲第１項ないし第３項の１項に記載の航空機用着陸甲板において， 前記通路の横方向に少なくとも１個の収集マニホールド又は樋を設けて通路に連 通させ少なくとも１個の排出導管に連結することを特徴とする航空機用着陸甲板 。