JPS61502356A - 光ファイバコネクタ組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高精度光フアイバコネクタに係り、特に光フアイバケーブル端の接合 フェルール同志の精密な整合に備えて対応する接続された光ファイバの正確な整 合を保証するコネクタに関する。さらに、接続が複信（デユーブレックス）ケー ブル相互間に或いは複信ケーブルから複数の単信（シンプレックス）ケーブルに 行われるときの正しい極性の保証に備えている。

本発明によれば、第一の光フアイバケーブルの光ファイバを第二の光フアイバケ ーブルの同様の光ファイバと接合してそれぞれの接合ファイバに最大の軸整合を 持たせる光フアイバコネクタアセンブリが、それぞれに一つの光ファイバを受入 れる複数のフェルールと、各コネクタが関係ケーブルと関連するファイバに装着 されたフェルールを受入れるハウジングを有する、各ケーブル用のコネクタと、 それぞれのコネクタを受入れる対向するキャビティ、それぞれのキャビティを相 互接続する通路、および各通路に取付けられたリセブタををし、各リセブタが、 反対両端にそれぞれフェルールを受入れるプロファイル付は軸穴と、該リセブタ の幾何学的中心を中心とする動きを許容して該リセブタに受入れられた両フェル ールの軸穴を軸整合させる外部プロファイルとを存する相互接続部材とを冑する ことを特徴とする。

エレクトロオブティクス分野の主な困難の一つは、光フアイバケーブルを相互に 或いはエレクトロオプティクス装置に接続する場合、接続個所の対応する光フア イバ間に最大の光交換を達成するためには光フアイバ同志の正確な整合が必要な ことである。この困難は、大部分成型品である接続部品が成型公差および避けら れない材料収縮を受けることを主原因とする。そのために、同一であるべき−バ ッチの同じ製造部品の中でも、対応する被接続ファイバに整合不良が起るおそれ が常に存在する。

この困難はマルチプルのファイバを第一のコネクタによって、例えば一つの複信 対複信コネクタで、接合しようとするとき著しく大きくなる。

電気コネクタの技術はよく進んでいて、装置と信号を選ぶ電気ケーブルとのいろ いろな組合せにおいて広範な各種の接続を容易にしている。同じ容易さが光フア イバケーブルの使用にはまだ得られていない。そのために、光フアイバケーブル 間やファイバオブティクスを用いる個々の装置間に安価で迅速容易な信頼できる 接続を可能にする光フアイバコネクタや、光フアイバケーブルを介して家庭や事 務所に伝送されるデータへの即時アクセスを可能にする、便宜上壁ソケット型の 、コネクタがめられている。

この発明は、先行技術１こおいて特に個々の相互接続される光ファイバを精確に 整合させる点で従来未解決であった困難の多くを、−ハウジング内に反対向きの 第−及び第二の挿入のキャビティを有しこれらのキャビティが少くも一つの通路 で連結されている相互接続器を供することによって克服する。各通路は、一端に 内向きフランジを有し反対端にねじナツト受入れ凹みを存するプロファイルとさ れる。各通路にはプロファイル付はリセブタが、挿置されてフランジとねじ付き 凹み内のナツトとによりそこに確保される。リセブタはこれにその幾何学的中心 を中心とする動きを許容する外部プロファイルを有し、またプロファイルド付け 、軸穴を有する。各ハウジングキャビティは少くも一つのファイバ終端を受入れ るようにプロファイル付けされるが、その各ファイバ終端は、一端にケーブルを 受入れ反対端にファイバの通るフェルールを持つ、一対の接合する雌雄同体形ハ ウジング部材で形成することが望ましい。各ファイバ終端にはまた、相互接続器 ハウジングとラッチ係合する手段が設けられる。

光フアイバケーブルを他のこの種のケーブルとの相互接続用コネクタアセンブリ に保護的に装着するための、可撓性筒状の強力ひずみ取りには食違い配列の長形 の壁開口即ちスロットが設けられ、各スロットの一長辺には反対辺までは届かな い小さいこぶ即ち壁突起がある。ひずみ取り内のケーブルが外力を受けるとき、 これらのスロットはひずみ取りがコネクタに装着されたところで曲がることを許 すが、スロット内のこぶは中のケーブルが光ファイバを破壊的にひずませるほど に小さい半径でカーブすることを防止する。

フェルール整合リセブタは、きのこ断面の中央支持帯域を有する外部プロファイ ルであるが、この種のリセブタを少量の遊びをもって支持するように形成された 広範な諸種の相互接続ハウジング内に、容易に組立てられるようになっている。

リセブタ各端の内部プロファイルは個々の光ファイバを成端するフェルールの形 と適合する。他の一実施型においては、このようなリセブタに切込みの形の真空 逃がＬ７０が、中入から半径方向放射状に、ただしリセブタの壁厚を貫通せずに 、作られていて、フェルールの完全挿入に要する力を緩和する。さらに他の実施 型においては、−側にずっとフランジをも通して軸方向に整合する狭い切込みを 入れるが、これによりリセプタのいずれの一端にせよフェルールの挿入に要する 力が一段と減少する。

プリント回路板等に搭載された相互接続ハウジングに接続される、単信すなわち 単一ファイバ端子フェルールの取扱いの便宜のために単信光フアイバ端子ギヤリ ヤが設けられているが、これは手用なベースと片持ちのラッチアームとを有し各 側のクリップに単信端子を担持する。このようにして、二つのかがる端子がキャ リヤ上に確実に結集保持されキャリヤはテールゲートハウジングに押込まれて、 例えば、複信コネクタにより、接合ケーブルとの相互接続が行われ、フェルール の整合は前述のようにフェルール整合リセプタを介して得られる。

光信号源と、この種信号を利用または正確にさらに伝送する装置と便利な相互接 続を容易にするために、恒久的に搭載され且つ小さく軽い相互接続ハウジングの 形を取る、各種の相互接続部材に挿入できるケーブルコネクタが供される。この ようなコネクタを光フアイバケーブルの各端に装着させれば装置素・子相互接続 用に電気的延長コードに類似のファイバオブティクスが得られる。それぞれのコ ネクタの内側および端のフェルールは相互接続部材またはハウジングの内側に取 付けられるフェルール整合リセブタによって正確に整合される。

第１図は本発明による光フアイバコネクタシステムの完全組立状態の斜視図であ る。

第２図は第１図の光フアイバコネクタシステムの、接合コネクタ２個を分離した 斜視図である。

第３図は複信光フアイバコネクタの分解斜視図である。

第４図は単信すなわぢ単一ファイバコネクタの分解斜視図である。

第５図は相互接続ハウジングの詳細を示す、一部分解一部断面斜視図である。

第６図は一つの単一ケーブルコネクタを分離して第１第５両図の反対方向から見 る一部断面斜視図である。

第７図は第１図の７−７線による縦断面図である。

第８図は第１図の８−８線によるもう一つの縦断面図である。

第９図はコネクタを非接合状態で示す、第７図と同様な、拡大断面図である。

第１０図は、コネクタを接合状態で示す、第９図同様の拡大断面図である。

第１１図は、第８図と同じ断面の拡大詳細図である。

第１２Ａ図は強力ひずみ取りの一種を示し、第１２Ｂ図と第１２ｃ図はそれぞれ この強力ひずみ取りの一変型の倒立面図と縦断面図である。

第１３図は塵埃排斥ドア付きの高プロファイルのパネル取付は光フアイバ相互接 続テールゲートハウジングの外観斜視図である。

第１４Ａ図と第１４Ｂ図は、きのこ形外部プロファイルを持つフェルール整合ブ ツシュのそれぞれ倒立面図と縦断面図、第１４Ｃ図は、同ブツシュの端面図であ る。

第１５Ａ図と第１５Ｂ図は、第１４Ａ図及び第１４Ｂ図のブツシュの一変型のそ れぞれ倒立面図と縦断面図、第１５Ｃ図は、変型ブツシュの一例の軸整合する割 目を示す端面図である。

第１８Ａ図ないし第１６Ｃ図は、複信対二単信光ファイバ相互接続ハウジング用 の、フェルール整合ブツシュ用きのこ型支持体を持つ、パネル取付はテールゲー トの下半部の外観斜視図である。

第１．７Ａ図と第１７Ｂ図は、下半部が第１［ＩＡないし第１ｆｉＣ図に示され るパネル取付はテールゲ−１・の上半部の外観斜視図である。

第１８Ａ図と第１８Ｂ図は塵埃排斥ドアのない壁取付はテールゲートのそれぞれ 水平及び垂直断面図である。

第１９Ａ図と第１．９８図は塵埃排斥ドア付き壁取付はテールゲートハウジング のそれぞれ水平および垂直断面図である。

第２０Ａ図と第２０Ｂ図は、異なる構造で二単信コネクタを受入れる、第１８Ａ 図及び第１８Ｂ図のテールゲートハウジングの一変型を示す。

第２ＬＡ図ないし第２１Ｃ図は、二つの単信コネクタを挟み込んで壁取付はテー ルゲートに装着する単信ケーブル端子キャリヤの一実施型の斜視図である。

第２２Ａ図と第２２Ｂ図は、複信ケーブルと第２ＬＡ図ないし第２＋、０図に示 したような単信端子キャリヤに挟み込まれた２本の単信ケーブルとの相互接続に 供される壁取付はテールゲートの水平および垂直部分断面図である。

第２３Ａ図と第２３Ｂ図は、単信端子キャリヤのもう一つの実施型の斜視図であ る。

第２４Ａ図と第２４Ｂ図は、複信コネクタの一実施型の斜視図である。

第２５図は、第２１Ｂ図および第２１Ｃ図に示す型のテールゲートハウジングに 挿入すべく整合された第２４Ａ図及び第２４Ｂ図の複信コネクタを示す。

第２ＢＡ図と第２８Ｂ図は、二つの塵埃排斥ドアとフェルール整合ブツシュを中 に支えるきのこ形支持体とを有する複信対複信結合ハウジングの水平および垂直 断面図である。

第２７Ａ図と第２７Ｂ図は、第２８Ａ図及び第２８Ｂ図の複信対岸は結合ハウジ ングによって二つの複信コネクタを相互接続しうる状況を示す。

第２８図は、壁取付はテールゲートを単信ケーブルにより光信号を利用する能動 デバイス取付は部分装置に接続できる状況を示す。

第２９Ａ図は、壁とこれに収容され信号を伝える光フアイバケーブルと接続され るウオールボックスとの双方に曲角な断面図である。第２９Ｂ図は第２９Ａ図の ウオールボックス内の複信対複信接合ハウジングの部分断面図である。

第１図及び第２図に斜視図で示すこの発明の光フアイバ相互接続装置の好ましい 一実施型において、複信光フアイバコネクタ（１１０）は複信ケーブルコネクタ （１１２）と一対の単一ケーブル即ち単信のコネクタ　（１１４）、（１１６） とを包含し、これらはすべて隔壁（１２０）の適当な形の開口（１，６９）に取 付けられた相互接続ハウジング部材（１１８）と接合する。

まず復信ケーブルコネクタ（１１２）を、第３図を参照して考察するに、光フア イバケーブル（１２２）は既知の構造であって一対のファイバ　（１２４）、（ １２Ｂ）を具え各ファイバは別々のフェルール（１２８）、（１３０）によって 成端される。フェルール（１２ｇ）、（１３０）はプラスチック材製とすること が好ましく、各々がファイバ受入れ軸穴（１３２）、プロファイル付はノーズ（ １３４）、一対の環状フランジ（１３Ｂ）　、　（１３８）およびＯリング（１ ４０）を有する。ケーブル（１２２）は一体の環状フランジ（１４４）ナツト（ １４Ｂ）を有するひずみ取り（１４２）を備えている。複信コネクタ（１１２） は、互に適合して外ねじ付きケーブル入口（１，５２）　、中央キャビティ　（ １５４）、一対のプロファイル付は通路（１５６）、（１５８）および接合面（ １６０）を画成する、一対の雌雄同体形カバ一部材（１４８）、（１５０）を包 含する。カバ一部材　（１４ｇ）、（１５０）には互に係合するラッチ（１８２ ）および突耳（１Ｂ４）が設けられ、また外向きのラッチ突耳（１６８）を持つ ラッチアーム（１８Ｂ）が含まれる。

単一ファイバコネクタ即ち単信コネクタは第４図にケーブル（１，７０）と共に 詳しく図示されるが、そのケーブルは前記フェルール（１２ｇ）、（１３０）と 同一のフェルール（１７４）で成端された単一のファイバ（１７２）を有する。

またケーブル（１７０）には、一体の環状フランジ（１７８）、（Ｊ、　８０　 ）を有しその間に凹み（１８２）が画成されている、ひずみ取り（１７Ｂ）が設 けられる。ハウジングを構成する一対の接合する雄雌同体形カバ一部材（１８４ ）、（１８６）は合わさってプロファイル付はケーブル入口　（１８８）、中央 キャビティ　（１９０）、プロファイル付は通路（１９２）、相互に係合するラ ッチ（１９４）と突耳（１９Ｂ）を画成する。各カバ一部材はまた、内向きラッ チ段面（２００）付きの枢動ラッチアーム（１９８）を有する。

相互接続部材（１１８）は第５図ないし第８図から最も良く理解できる。相互接 続部材（１１８）は第一のキャビティ（２０４）と反対向きの第二及び第三のキ ャビティ　（２０Ｂ）、（２０ｇ）とを画成するハウジング（２０２）を有する 。第一キャビティ（２０４）は複信コネクタ（１１２）を受入れるようにプロフ ァイル付けされ、その開放端に段付きの環状フランジ（２１０）を有して外向き の環状段面（２１２）と、外向きの一体突耳（２１４）と、対向して相隔たる内 向き凹み（２１６）とを画成している。ドア（２１ｇ）は第一キャビティ（２０ ４）の開口を横切って取付けられ、ピボット（２２０）がそれぞれの凹み（２１ Ｂ）に受入れられる。少くも一つのばね（２２２）がピボット（２２０）の一つ に取付けられてこのドアを閉位置に偏倚する。環状部材（２２４）は段付きフラ ンジ（２１０）に取付けられ突耳（２１４）が穴（２２Ｂ）に係合してこの部材 を定位置に固定する。部材（２２４）は、複信コネクタ（１１２）のラッチ突耳 （１１３８）と係合してドア（２１ｇ）を保持停止させる役をし、また成極およ び（または）キー止め用の突起即ち突耳（２２８）を具えている。

第二及び第三のキャビティ　（２０Ｂ）、（２０８）はそれぞれの単一ファイバ コネクタ例えば（１１４）、（１１Ｂ）を受入れるようにプロファイル付けされ ている。各キャビティ（２０Ｂ）、（２０８）は対向して相隔たる側壁（２３０ ）、（２３２）を有し、これに有する穴（２３４Ｌ　（２３Ｂ）がそれぞれの単 一ファイバコネクタ（１１４）、（１１６）のラッチアーム（１９８）のラッチ 段面（２００）を受けるように整合されている。第一キャビティ（２０４）は通 路　（２３ｇ）、（２４０）によってそれぞれ第二および第三のキャビティ　（ ２０６）、（２０８）連結する。各通路（２３ｇ）、（２４０）　（第９図ない し第１１図参照）には、第一端に内向きのフランジ（２４２）が設けられ、反対 端には外ねじでナツト（２４Ｂ）を受ける内ねじ部分（２４４）が設けられる； 各通路（２３８）、（２４０）にはリセブタ（２４８）が挿置されフランジ（２ ４２）とナツト（２４４）によってそこに保持される。リセブタ（２４８）はプ ロファイル付は軸穴（２５０）とプロファイル付は外面（２５２）を有する。プ ロファイル付は軸穴（２５０）はその両端にファイバ担持フェルール（１３０） 、（１７４）を受入れ、プロファイル付は外面（２５２）はリセブタ（２４ｇ） がその幾何学的中心を中心として回動してフェルール（１３０）、（１７４）の 整合不良をまがなうことを得しめる。

ハウジング（２０２）は複数の取付はアーム（２５４）、（２５６）、（２５８ ）と整合突耳（２６０）とをもって完成されるが、その取付はアームはここに記 載を引用する米国特許第３，９８９．３４３号に示される取付はアームと同様で ある（。

主題システムはまず各ファイバ（１２４Ｌ　（１２Ｂ）、（１７２）をそれぞれ フェルール（１２８）、（１３０）、（１７４）”Ｌ’成端して組立てる。これ をするには、ファイバがら被覆を剥離しファイバをフェルールの軸穴に挿置し、 これを接着手段により定位置に固定し、フェルールおよびファイバの端を切断し つや出しして滑がな平面にするという周知方法による。次にケーブル（１２２） 、（１７０）をそれぞれのカバー　（１４８）、（１５０）および（１８４）、 （ＩＨ）　に挿置するが、フェルール（１２ｇ）、（１３０）　、（１７４）は プロファイル（１５Ｂ）　、（１５ｇ）　、（１９２）に受入れられ、フうンジ （１３Ｂ）　、（１８３）がこれらのフェルールを概ね位置決めし、０リング（ １４０）はカバー閉合時の取付は状態を弾力的もしくはやや浮動式のものにする 。フランジ（１４４）はキャビティ（１５４）の端に係合しく第３図参照）フラ ンジ（１７ｇ）　、（１８０）はプロファイル付は人口（１８１１）を把持して ケーブル＜１２２）、（１７０）のひずみ取りになる。力、（−はラッチ（１１ ｉ２）、（１９４）をそれぞれの突耳（１８４）、＜１９６）に係合させて互に 結合する。ケーブルナツト（１４ｆ３　）はねじ付き人口（１５２）に装着され る。

相互接続部材（１１８）を組立てるには、まずリセブタ（２４８）をそれぞれの 通路（２３８）、（２４０）に挿入してす・ノド（２４Ｂ）で位置固定する。次 に、この相互接続部材（１ｊ、８）がパネルまたは隔壁（１２０）の穴（１６９ ）に取付けられる。ラッチアーム（２５４）　、（２５Ｂ）　、（２５８）の配 置状況から、相互接続部４Ａ’（１１８）は隔壁（１２０）のどちら側から゛も 挿入できる。それは突耳（２８０）によって概ね心出しされる。

コネクタ（１１２）　、（１１４）　、（１，１６）の接合は、複信コネクタ（ １１２）を当てがってドア（２１８）を開いてキャビティ（２０４）に収容し、 単一　コネクタ（１１４）　、（１１Ｂ）をキャビティ　（２Ｂ）、（２０Ｂ＞ 内にラッチ止めするだけで達成される。コネクタのラッチアーム　（１，６６） 、（１９Ｂ）は／％ウジング（２０２）と係合してコネクタを定位置に固定する 。

第７図ないし第１１図かられかるように、リセブタ（２４ｇ）は自由に可動であ り、これがそれぞれのフェルールの限られた浮動量と組合わさって相互接続する 各一対のフェルールに軸整合の状態をとらせる。

相互−接続部材は（１１８）の正規の取付は状態では複信部分がキャビネットな いしモジュールの外側になる。ドア（２１ｇ）は部材（１１８）のこの端に設け られていて周りの塵埃が界面域に進入して結合効果を減損することを防ぐ。

自由に利用される電気の延長コードと全く同じように光フアイバケーブルの相互 接続器への抜差しを容易にすることによって光フアイバコネクタの利用しやすさ を高めるに当って、物理的ひずみで個々の光ファイノ（が実際に物理的損傷をき たすような小半径まで光ファイｌ（ケーブルが曲がれるようにしておくことは感 心しない。そこで例えば第４図に示すように、ひずみ取り（１７Ｂ）は、交互に 食違わせて向い合せに設置さ、れた部分切込み（１８９）を持つ、テーバ付き円 筒状の可撓端（１８７）を包含し１、これがケーブル（１７０）がひずみ取り（ １７Ｂ）に入るところでその外部シースを可撓的に補強する効果を持つ。これは 多くの状況下で慎重使用には充分かもしれないが、あらゆる使用状況下において ケーブルの過小半径曲がりを阻止するように充分な保護とはなりがたい。

第１２Ａ図ないし第１２Ｃ図は、外部からの物理的負荷による光フアイバケーブ ルの過小半径曲がりを阻止する強力な保護となる、別の実施型を示す。この強力 ひずみ取り（３０１）は短い概ね直円筒形の端部（３１１）と、反対位置に平坦 面（３１０）　、（３１３）を設けられた短いフランジ（３０９）と、これに続 く概ね円筒状で結局は他端に向かって傾斜する部分（３０２）とを有する。（３ ０１）に軸整合して通る円筒穴（３０４）は（１７０）などの光フアイバケーブ ルの外径が快適に適合する寸法を与えられる。食違い配置で互に重なり合う開口 （３０５）　、（３０Ｂ）の列はひずみ取り（３０１）のテーバ部分に設けられ てその部分の可撓性を高める。ただし、テーバ部分とこれに納められる個々の光 ファイバとに過小半径の曲がりを生じさせないために、各切込みには、各開口の 一長辺に概ね半円形所定サイズの中央内側突延が設けられる（第１２Ａ図）。即 ち、開口（３０５）に設けられる突延（３０７）は切込みの幅いっばいには延出 していない。代表的な開口（３０Ｇ）内の半円径突延（３０８）も同様である。

ひずみ取り（３０１）にこれらの半円形突延（３０７）　、（３０ｇ）があると 、ケーブルとひずみ取りとの可撓接続を可能ならしめると共にケーブルに働いて ひずみ取りの（３０１）のテーバ部分を曲げようとする側方外力によってケーブ ルが取りうる最小半径を、突延（３０７）　、（３０ｇ）の形状寸法選択によっ て、所定のように制限することができる。第１２Ａ図に示す特定の強力ひずみ取 りはその直円筒端部（３１１）に三面を開口（３１３）に囲まれた片持ち延長部 （３１２）を有して適当な寸法の円筒穴にラッチ装着可能である。その穴はケー ブルクランプの内側であってもよい。

前節に記載したように一連の開口内に突延を用いるもう一つの実施型が第１２Ｂ 図及び第１２Ｃ図に描かれている。即ち、第１２Ｂ図の強力ひずみ取り（３２Ｂ ）は強力ひずみ取り（３０１）と概ね同様であるが、短い直円筒部分（３３１） で隔てられたフランジ（３２９）　、（３３０）を有する。

片持ち延長部（３３７）の詳細は第１４Ｂ図及び第１４ｃ図に明瞭に示される。

ここでもひずみ取り（３２ｆｔ）を貫通する円筒状軸穴（３２ｇ）はこれに通さ れる光フアイバケーブルを快適に収容する。それぞれ切込み（３３３）と（３３ ４）にある突延（３３５）　、（３３Ｂ）は、このひずみ取りに通されたケーブ ルが外部から側方力を受けて取りうる、最小半径に所定の制限を加えるに役立つ 。

上記相互接続装置の一刻型においては、第１３図でよくわかるように、相互接続 装置のハウジングカバ一部材から外部突耳（２５Ｂ）　、（２５４）　、（２８ ０）が除かれている。同様に、環状部材（２２４）が除かれて代りに第１２図に 示すような外部カバー（４００）が設けられる。このパネル取付は相互接続体（ ４００）は平坦で概ね長方形のフランジ（４０１）と正面の長方形開口（４０２ ）を存し、開口（４０２）には塵埃を閉め出すための枢動式ばね偏倚ドア（４０ ３）が設けられる。小突耳（４０４）は複信コネクタを使う場合の成極即ちキー 制御用である。外部カバー（４００）の頂部の穴（４０５）は相互接続部材（１ １ｇ）を構成する両半部に設けられる突耳にラッチ係合するように配置される。

この型のテールゲートハウジングは便宜上高プロファイル相互接続型取付はテー ルゲートハウジングと呼ぶことができる。それはフランジ（４０１）にそのため に設けられた穴（４０Ｂ）を通るボルトまたはねじによってパネル（１２０）の 外部に取付けられる。

個々のフェルールのブツシュ（２４Ｂ）　（第５図に明示）への挿入には、ある 大きさの力を用いて中に保持される接合°２エルール同志を適正に整合させる必 要がある。

フェルール整合ブツシュの一変型（２８０）を第１４Ａ図ないし第１４ｃ図に示 す。ブツシュ（２８０）は二つの直円筒端（２８１）　、（２８２）とやや大径 の二つの環状フランジ（２８３）　、（２８４）を有する。フランジ（２８３） 　、（２８４）間には、第１．４　Ａ図でよくわかるように、きのこ形取巻き支 持体（２９０）の弯曲断面部分と同様な対称形のプロファイル（２８５）が与え られる。第１４Ｂ図はブツシュ（２８０）の縦断面を示すが、この図に内部プロ ファイルを示される軸穴は各端近くになるべく直円筒状の部分を有しこれから小 径の中央円筒部分（２Ｈ）まで傾斜している。第１４Ｂ図及び第１４ｃ図でよく わかるように、整合ブシュ（２８０）の中央部分−側に縦切込み（２８６）が設 けられ一端に比較的短い切込み（２８７）が設けられる。いずれの切込みもブツ シュ（２８０）の壁を半径方向に貫通はしない。切込み（２８Ｂ）はブツシュの 壁厚を削減し、その側からの傾斜付きフェルール端の挿入に要する挿入力をこの 切込み（２８Ｂ）がない場合よりも低下させる。この切込みはあまり深くなく、 その材料除去は本来ブツシュ（２８０）の中央部分を切込み無しの場合よりも多 少高可撓性にする。切込み（２８７）は異なる目的を持ち、ブツシュ（２８０） によってフェルールが接続されるときに空気および湿気が流れうる逃がしみぞと なる。相互接続ハウジングの内部の一部分として形成されるきのこ断面（２９０ ）の環状支持体は（２８０）のこの中央部分を取巻いて該部分をその中点層りに 自動調心できるように支持すると共に一側または両側からの挿入フェルール端の 小さな成型欠陥をまかなう。

第１５Ａ図ないし第１５ｃ図に明示する、きのこ型ブツシュの他の一実施型（２ ９１）では、ブツシュの一側に狭い軸整合切込みが通っている。この切込み（２ ９２）は第１５ｃ図に最もよく示される。これによって、完全円形のブツシュだ ったものが、その−側に軸線と整合する割目を持つことになる。切込み（２９２ ）は、前述した第１４Ａ図ないし第１４Ｃ図の実施型の場合よりもさらに小さい 力でいずれか一端または両端からフェルールの挿入を完了しうるように、このブ ツシュに逃げを与える。

第１図ないし第３図および第５図に描かれた相互接続部材（ｔｉｇ）は、ねじ要 素（２４Ｂ）によってねじ込まれ定位置にロックされるフェルール整合ブツシュ （２４ｇ）を使って作動するようにしたものである。当業技術者にはわかるよう に、第１４Ａ図ないし第１４Ｃ図に描かれたきのこ支持されるフェルール整合ブ ツシュなり第１５Ａ図ないし第１５ｃ図に描かれた軸方向に分割されたきのこ支 持される割ブツシュなりを保持するためには、相互接続部材（１１８）の雌雄同 体形両手部（１４８）　、（２５０）内の構造を修正することが必要である。そ のような修正実施型が第１６八図ないし第１ＢＣ図および第１７Ａ図ないし第１ ７Ｃ図に示されるが、これらの図にはプリント回路板（ＰＣＢ）に用いるに適し た相互接続部材の、それぞれ下半部と上半部の詳細が示される。ＰＣＢ取付は相 互接続テールゲート（４００）は協働する上半部および下半部（４５１）と（４ ０１）の組合せで構成される。

テールゲート（４００）はパネルまたは回路板取付は相互接続部材として役立ち 第１６Ａ図及び第１ＢＢ図に見るように一側から複信コネクタをキャビティ（４ １Ｂ）に受入れる。これはパネル外側の使用者に最も近づきやすい側となるはず である。同じパネルまたは回路板の他側では、第１６Ａ図及び第１６Ｂ図に見る ように、相互接続ハウジング（４００）が第二のキャビティ（４１７）を有し、 ここには第一のキャビティ（４１Ｂ）に挿入された複信コネクタの担持する光フ アイバケーブル（複数）と接続すべきそれぞれ一つの単一光ファイバケーブルを 担持する二つの単信コネクタが収容される。相互接続ハウジング両半部（４０１ ）　、（４５１）にはいずれにも相互接続ラッチ（複数）および対応する間隔配 置の突耳（複数）が設けられる。

即ち、下半部（４０１）は、穴（４０４）を設けられたラッチ（４０３）を有し 、上半部（４５１）には第１７Ａ図及び第１７Ｂ図に見るように、穴（４５４） を有するラッチ（４５３）が設けられる。

上下両半部（４５１）　、（４０１）が押付は合わされると、ラッチ（４５３） は内部突耳（４０８）に係合し、これに対応してラッチ（４０４）が内部突耳（ ４５Ｂ）に係合する。このようにして両半部は相互に堅く結合してどちら側から も挿入される光フアイバコネクタを収容すべきキャビティ（４１Ｂ）　、（４１ ７）を画成する。下半部（４０１）も上半部（４５１）も共に前記第−及び第二 のキャビティ間にきのこ形の外部プロファイルを有する二つのフェルール整合ブ ツシュ、例えば（２８０）或いは（２９１）　（第１４Ａ図ないし第１４ｃ図お よび第１５Ａ図ないし第１５Ｃ図）を受入れ支持すべき形状の構造を具えている 。第１８Ａ図及び第１ＢＢ図に示すように、テールゲートハウジング（４００） の下半部（４０１）は、フェルール整合ブツシュに必要な支持の半分を受持つ、 きのこ断面の二つの半円筒部分（４０５）を有する。同様に上半部（４５１）に は、第１７Ａ図及び第１７Ｂ図に見るように、フェルール整合ブツシュに必要な 支持の他半分を受持つための同一寸法形状の半円筒部分（４５５）が同様の位置 に設けられる。下半部は二つのきのこ形部分（４０５）を隔てる接合面（４０Ｂ ）を有し、上半部（４５１）はまた対応するきのこ支持部分（４５５）を隔てる 接合面（４５１３）を有する。上下両半部（４５１）　、（４０１）を押付は合 せると再接合面が共通の一平面上にくる。下半部（４０１）のきのこ形支持体（ ４０５）と第二キャビティの入口との間には、第二キャビティに挿入される単信 コネクタのフェルールを案内すべき二つの相隣る半円筒プロファイル（４０７） を持つ壁がある。上平部には、第１７Ａ図及び第１７Ｂ図に見るように、整合位 置の対応する半円筒プロファイル（４５ｆｆ）がある。

第１６Ａ図に明らかなように、下半部（４０１）は第二キャビティの底面の中央 部分に形削凹み（４１０）が設けられて、二つの単信コネクタを並列に支持して テールゲートハウジング（４００）への挿入除去を容易ならしめるキャリヤ（の ちに詳述する）がこの凹みに受入れられる。下半部（４０１）はまた、二つの前 向きの耳（４１２）を具えており、各耳（４１２）には概ね中央位置に長方形の 穴（４１３）を設けることが望ましい。耳（４１２）の−側にこれと直角な部分 フランジ（４０２）がある。下半部のいずれの側でも、フランジ（４（１２）の 耳（４１２）と反対の側にまた別の平坦なフランジ（４１４）があってこれに長 大（４１５）を有する。故に、両ハウジング半部（４０１）　、（４５１）を押 付は合せると、耳（４１２）の外側に両穴（４０９）を有しまた二つの水平に整 合するフランジ（４１４）を存して所要時にノくネル回路板に取付けうる、ＰＣ Ｂ取付けのテールゲート相互接続／’％ウジングが実現する。

上半部（４５１）には、これに挿入される複信コネクタの切欠きに対してキーウ ェーの役をする縦方向に整合された突条（４６０）が設けられる。この突条は第 一のキャビティに関して中央に設置しても適宜側方に変位させてもよい。２本の 単信コネクタがなるべくは単信キャリヤ（後述）に支持されて挿入される端近く には、（第１７Ａ図と第１７Ｃ図に見るように）中央位置に穴（４８２）力（あ ってこれに単信キャリヤがう・ソチ係合して確実に保持される。

従って、使用するには、必要に応じ（２８０）また番よ（２９１’）の二つのフ ェルール整合ブツシュを下半部の支持部分（４０５）に載せ付け、これに上半部 （４５１）を圧着する。

半円筒部分（４０７）　、　（４５７）と共にそれぞれの支持部分（４Ｑ５）　 、（４５５）を寸法法めすれば、端にフェルールする単信ケーブルがブツシュに 一側から入り複信コネクタの対応するフェルール端がブツシュの他側から入るこ とを保証できる。フェルール端はこれらのブツシュ１こ挿入されるとき互に堅く 整合される一方、ブツシュＣよ引続き若干の可撓度をもって支持されており必要 なだけ動ζ１で成型の欠陥に対応することができる。組立てられたテールゲ−１ ・はパネルの適当な大きさの開口に挿通され、区部（４０２）　、（４５２）か ら成る完成フランジに挿通されるボルトによりパネルにボルト止めされる。複信 キャリヤは回路パネルの外側から挿入する方がよく、一対の単信ケーブルはテー ブルデートハウジングの他側から挿入してそれと結合させることができる。上半 部（４５１）の内側に形成された縦突条（４８０）は位置、形状および大きさ力 （複信コネクタの一側のキーウェーと匹敵する。これ１こよって、複信コネクタ は挿込み方が一つに限定されて相互接続に正しい極性が確保される。この突条（ ４６０）は必ずしもテールゲート上半部の中央に設置することを必要と壁取付は テールゲート構造の、他の実施型を第１８Ａ図、第１８８図、第１９Ａ図、第１ ９Ｂ図、第２０Ａ図および第２０Ｂ図に示す。

即ち、第１８Ａ図及び第１８Ｂ図は第１６Ａ図ないし第１８Ｃ図および第１７Ａ 図ないし第１７Ｃ図に示すＰＣＢ取付はテールゲートの上下両半部を組合せて得 られるものと概ね同様のテールゲートアセンブリを示す。第１８Ａ図及び第１８ Ｂ図に示されるテールゲート取付けと第１ＢＡ図ないし第１６Ｃ図および第１７ Ａ図ないし第１７０図に示される要素を組合せて得られるものとの主な相異はそ の後端にある。

即ち、第１８Ａ図及び第１ｆｌＢ図の壁取付はテールゲート（５０１）では、単 信コネクタ（複数）を配置される端がクリップ（５０２）を受けるように形成さ れ、そのクリップはフェルール端（１７４）と係合シース（５（１３）とを有す る単信コネクタをテールゲートハウジング（５０１）に確実に係合する。このよ うにして、二つの単信コネクタがテールゲートハウジングの一端で接続される。

複信コネクタ（６００）はテールゲートハウジング（５０１）の外側端から挿入 されてプリント回路板または壁（１２０）の外側に突き出るテールゲートハウジ ングの耳の穴（５１３）に突耳（１６ｇ）が係合する。ボルト（５０８）　、ワ ッシャー（５０７）およびナツト（５０８）はテールゲートを壁（１２０）に取 付けるに用いられる。フェルール（１２ｇ）　、（１３０）は複信コネクタ（ｅ ｏｏ）の２本の光ファイバを成端する。二つのフェルール（１７４）による単信 ケーブル成端は原則的には同様であって各々がなるべくはきのこ形支持体（４０ ３）によって支持されるフェルール整合ブ・ンシュ（２９１）の一端に挿通され る。フェルール（１２Ｂ＞　、（１３０）はブツシュ（２９１）の反対の端から 挿込まれて単信コネクタフェルール（１７４）と整合され相互接続される。第１ ８Ｂ図は、単信コネクタ（複数）のテールゲートハウジング（５０１）の端にお ける定位置保持を確実にするクリップ（５０４）の使用をも示す。

第１９Ａ図及び第１９８図は、壁（１２０）の外側から取付けられまた塵埃排斥 ドア（４０３）を含む、壁取付はテールゲートハウジングの一変型（５２５）を 示す。ハウジングアセンブリ（５２５）の全体構造は、テールゲートに対する単 信コネクタの装着方式を除き、第１６八図ないし第１６Ｃ図および第１７Ａ図な いし第１７０図に詳しく描かれたものと要部構成が全く同様である。即ち、テー ルゲートノ）ウジング（５２５）は単信フェルール（１７４）を、テールゲート アセンブリの後部に嵌まる、シース（５２Ｂ）に受入れる。第１９Ａ図および第 １９Ｂ図に示される高プロファイルのテールゲートアセンブリに対比して、第１ ８Ａ図及び第１８Ｂ図に描かれたテールゲートアセンブリは、それが取付けられ る壁の外側に突き出る構造部分がはるかに少ないので、低プロファイルのテール ゲートアセンブリとして一般に知られる。第２０Ａ図及び第２０Ｂ図は、後部構 造力（第１９Ａ図及び第１’ｌＢ図に示すものと概ね同様な、低プロファイルの 壁取付はアセンブリを示す。ただし、第２０Ａ図及び第２０Ｂ図のアセンブリは 壁（１２０）の後方から取付けられている点で相異する。

プリント回路板を含むエレクトロオブティクス装置の設計で、装置キャビネット の正面パネルの後に大きな空間を持つことは異例である。従って、光フアイバケ ーブルを接続したり分離したりしたい使用者には大きな操作空間を持つことは全 く王台がわるい。この問題の一解決法は、第２ＬＡ図ないし第２１Ｃ図に示す（ ８５０）のような単信端子キャリヤを設けることである。単信端子キャリヤ（６ ５０）はその本体の各側に部分円筒形のクリップ（［１５１）　、　（６５２） がある。単信キャリヤ（６５０）はまた先端に突耳（６５３）を持つラッチアー ム（６５２）を具えている。

第２１Ａ図ないし第２１Ｃ図はこのような単信端子キャリヤの利用に係る諸階程 を示す。即ち、第２１’Ａ図には二つの単信端子（６６１）　、（８６２）が示 され、両端子はそれぞれ単一光ファイバ（８６５）　、（６８６）の端に接続さ れ、フェルール整合ブツシュ（２９１）に挿入されるプロファイルのフェルール （８［ｉ３）　、（６６４）内に終る。第２１　Ｂ図では、ケーブル端子（６８ １）　、（８６２）がキャリヤ（６５０）内の定位置にクリップ止めされている 。単信端子（８６１）　、（６［ｉ２）がキャリヤ（８５０）内定位置に確実に クリップ止めされたアセンブリ全体は使用者がらくに把握できてテールゲートハ ウジング（６９０）の後部に挿入される。突耳（［１５４）はテールゲートハウ ジング（６９０）の適当な形の穴（８９４）にラッチ係合する。この単信キャリ ヤをテールゲートハウジング（６９０）との係合から離脱させたいときは、使用 者はラッチアーム（６５３）を押下げて突耳（６５４）を穴（６９４）から離脱 させるだけで、両単信ケーブルが中にクリップ止めされているキャリヤアセンブ リ全体をテールゲートアセンブリーから容易に引出すことができる。第２２Ａ図 及び第２２Ｂ図は単信端子キャリヤ（６５０）の壁取付はテールゲートアセンブ リ（５０１）との関連状況を部分断面で示す。

第２３Ａ図及び第２３Ｂ図は単信端子キャリヤの一変型を示す斜視図である。こ のようなキャリヤ（７００）は本体（７０１，）に設置、ｌｌられた平坦なベー ス（７０２）の両側にそれぞれ平直に延びるフランジ（７０３）　、（７０４＞ を有する。本体（７０１）の頂部にはラッチアーム（７０５）があって遠端にラ ッチ突耳（７０Ｂ）を具えている。本体（７０１）の各側には、いずれも概ね部 分中空円筒面の形を持つ三部分（７０７）、（７０８）から成る滑り構造がある 。部分（７０７）には二つの部分切込み（７１０）　、（７ｔｌ）が設けられて 相共に部分（７０７）の可撓性を増大している。同様に、下方の部分（７０８） には、第２３Ｂ図でよくわかるように、匹敵する切込み（７１２）　、（７１３ ）が設けられて指状片（７１３）　、（７１５）を形成している。切込み（７１ ０）　、（７１１）間の部分はその端に半径方向内向きの突延（７１８）を有し 、同様に、下方部分（７０８）は切込み（７１２）　、（７１３）間に同じく範 径内向きの突延（７１７）を有する。第２３Ｂ図で明らかなように、突延（７１ ｅ）　、（７ｔ７）は前端が傾斜していて、正面から押込まれる円筒形の単信キ ャリヤのための斜道として役立つ。そのとき各単信端子の前端のラジアルフラン ジは指状片（７１４）　、（７１５）の端の直前で突延（７１Ｂ）　、（７１７ ）の背後に確固に停止する。これらの突延（７１Ｂ）　、（７１７）は部分（７ １４）　、（７１７）に関しやや前方に変位しているので、上述のどの壁取付は 相互接続テールゲートの内側でも、きのこ形支持体上に配置される（２９１）な どのブツシュへの挿入に適したフェルールに終る単一単信端子を、単信端子キャ リヤ（７００）の本体（７０１）の両側に一つずつの各クリップ装置内に導入し 定位置にクリップ止めすることが容易である。従って、使用者は二つの個々の単 信ケーブル端子を両側のクリップ装置にクリップ止めした単信キャリア（７００ ）を用いて両ケーブル端子をテールゲートアセンブリに挿入することができる。

第２４Ａ図及びｍ　２４Ｂ図は一実施型を第３図に示した復信コネクタの変型構 造を示す。復信コネクタ　６００は二つの雌雄同体形部、材から成り、両者は両 部材間のラッチと突耳が係合してクリップ結合することは、第３図に示す実施型 について説明したのと概ね同様である。この複信コネクタの両側に一つずつある 、ラッチ突耳（ＩＨ）付きのラッチアーム（１６Ｂ）は複信コネクタ（１１２） に見出されるものと同様である。また、この実施型では両半部に整合みぞ（６０ ３）が設けられる。上半部（８０１）と下半部（８０２）との幾何形状は特にコ ネクタの開端で注目に値し、そこでは部分（１３０５）が各半部のみぞの一側で 削減されて非削減部分の内部寸法よりも僅かに小寸になっている。この幾何形状 変化の利得は、この復信コネクタが前記のどのテールゲートハウジングにも使え て一複信ケーブルを一つまたは二つの単信端子に相互接続することができること である。また、複信コネクタハウジングにひずみ取りが接続される端には外面鋸 歯状の隆起円錐部分（６０Ｂ）があって複信コネクタをテールゲートに挿入する ときの把握を容易にしている。部分（６０５）を複信コネクタ（６００）の開放 端全般の外形に対して切下げることにより得られる特定の利点は、下に記述する 他の応用例に関連して理解される。

第２５図は複信コネクタ（ｅｏｏ）がテールゲートハウジング（０９０）に利用 できることを示す。複信コネクタ（８００）が耳（［１９１）をよぎってテール ゲートハウジング（６９０）に挿入されるときは、ラッチアーム（１６Ｂ）が内 方に曲がって突耳（１８８）が耳（６９１）の穴（６９２）にラッチ係合しうる に至る。従って、複信コネクタをテールゲートハウジングから取出すには、ラッ チアーム（１８Ｂ＞を押込んで突耳（１６８）を穴（８９２）から離脱させる必 要がある。

前述のように、この発明の目的は、エレクトロオブティクス装置と関連する先フ ァイバケーブルの利用を一段と容易にするにある。電気延長コードとの相似物は 、光信号をもたらす他端子と正確に整合できるコネクタに終る、光フアイバ延長 ケーブルである。このような一般用法を容易にするには、第２８Ａ図及び第２ｆ ｉＢ図に示すような複信対複信の結合ハウジングを用いるのが便利である。その ハウジング自体は対称形の二つの半部に製造して両半部を、第２図に詳しく示す 環状部材（２２４）と幾何形状および目的のよく似た、環状部材（７２４）によ って結合することができる。各環状部材（７２４）には穴（７２Ｂ）が対称的に 配設され突耳（７１４）に係合して両ハウジング半部を互に定位置に結合固定す る。環状部材（７２４）は塵埃排斥ドア（７１Ｂ）を保持するに役立つが、ドア （７１８）は上端でヒンジ止めされ少くも−のつ偏倚ばね（７２２）によって所 定位置にばね偏倚されて塵埃を閉め出す。このような塵埃排斥ドアは各端に一つ 設けられる。ハウジングの上下両半部（７０１）　、（７０２）を組合せるに先 立って、第２６Ａ図及び第２６Ｂ図に示すきのこ形支持構造物に、（２８０）　 、（２９０）などの二つのフェルール整合ブツシュを載せ付ける。これによりそ れらのブツシュはハウジング内側中央に配置され、種々の要素に生じつる成型上 その他−切の欠陥をまかなうに充分な撓み度の動きが可能である。

第２７Ａ図及び第２７Ｂ図は、第２４Ａ図及び第２４Ｂ図に示す（６００）のよ うな、二つの複信コネクタが両側から一つずつ挿入されて塵埃排斥ドアを押しの け各一対のフェルールを、複信対複信結合ハウジング（７００）内に可撓的に支 持された、フェルール整合ブツシュに挿入する状況を示す。ブツシュ（２８Ｇ） 　、（２９１，）はいずれもこのような複信対復信結合ハウジング内に用いるに 適しよう。複信コネクタ（８００）はテールゲート例えば第２５図に示す（Ｅｉ ９０）などに同じように容易に使えるから、２個のファイバオブティクス装置を 接続しようとする使用者には、二のつ個別のファイバが両端で例えば（６００） の複信コネクタに終る光フアイバ延長ケーブルを利用して一端をプリント回路板 壁に取付けられたテール・ゲート７〜ウジングに差込み他端を（γ００）のよう な複信対復信結合ハウジング内延長ケーブルによってこの復信対複信結合ノ〜ウ ジングを必要に応じさらに他のケーブルや装置に接続することができる。このよ うに、（７００）などの複信対復信結合ハウジング内キャ と、現在電気的延長コード、ソケット、プラグ等を使って電気信号を伝送する場 合と同様に、光フアイバ信号を正確に伝送しうるレーンジの相互接続および拡張 に便利である。複信対複信結合ハウジングの端に形成される各キャビティの底部 には、これへの複信コネクタの挿入を適正ならしめる突耳（７２８）がある。第 ２７Ａ図及び第２７Ｂ図をよく検討するとわかるように、結合ハウジング（７０ ０）の両端でキャビティに挿入される両複信対複信コネクタは、それぞれ−側に 切下げ部分（８０５）を有するので、会合するところでかみ合う。このことはこ の相互接続により両者間に伝送される信号の正しい成極を保証する。

異なるファイバオブティクス装置同志を結合する延長ケーブルの、電気的延長フ ードが電気装置の相互接続を容易ならしめるのと同じ論理が第２８図に見られる 。この図において、複信コネクタ（１１２）は壁（１２０）に取付けられたテー ルゲートハウジング（１１８）に挿入され、個々の単信コネクタ（１１４）は典 型的な単信ケーブル（１７０）を接続して復信コネクタ（１２２）に含まれるフ ァイバの一つから光信号を受ける。単信ケーブル（１７０）の他端にはもう一つ の単信コネクタ（２６１）を設けてこれをエレクトロオブティクス発信もしくは 受信器（２６２）に挿入接続することができる。図示の（２Ｂ２）はプリント回 路板（２６３）に取付けられているが、能動デバイス取付は部分に二つの耳（２ ８４＞を有しその間に単信コネクタを案内してラッチ係合させることができる。

このように、（１７Ｑ）のような延長ケーブルを使い（６００）のような複信コ ネクタを用いると、ファイバオプティクス装置の種々のコンポーネント間に複信 ケーブルなり単信ケーブルなりを結合するに非常に便利である。

上述したような要素による光フアイバ通信系の利便増大の、予想できる理論的延 長は、光フアイバ信号が現在ケーブルテレビジョンに供給される電気信号と全く 同じように事務所、実験室および家庭に供給されることである。第２９Ａ図及び 第２９Ｂ図に部分断面で示すウオールボックス方の壁内収容端子には複信コネク タの使用により光フアイバ信号がもたらされて他の装置に相互接続され受信され る。即ち、第２８Ａ図において、（８００）　、（８［１１）は壁板もしくは壁 材であって、その間には一側に蓋（８０３）を持つウオールボックス（８０２） を収容するに至る大きな空所がある。蓋（８０３）は、随時間いてボックス（８ ０２）内に納められた要素へのアクセスが得られるが、あとの時間は塵埃を閉め 出すように、ヒンジ止めその他適宜の通常方式で取付けられる。ボックス（８０ ２）には穴（８０４）がありこれを通して一対の多ファイバの光フアイバケーブ ル（８０５）　、（８１０）がボックス（８０２）内に持込まれる。これらのケ ーブルにはコイル状に充分な長さが保たれていて両複信コネクタにそれぞれのケ ーブル（８０５）　、（８１，０）の端を成端する工事のためのアクセスを便利 にしている。このケーブル全長はボックス（８０２）の概ね中央に取付けられた 支持ブラケット（８８０）の周りに弛（巻かれる。二つの複信対複信結合ハウジ ング（７８０）　、（７９Ｑ）は本質的に（７００）と同じものであり、ボック ス（８０２＞内のブラケット（８６０）上に取付けられる。

各ハウジングの一端には、壁を通してウオールボックス（８０２）に入ってくる ケーブルの一つに接続された複信コネクタ（８００）が挿入される。ここで蓋（ ８０３）を持上げてじゃまにならないようにすれば、複信コネクタ内に成端され た光フアイバ延長ケーブルをハウジング（７８０）、（７９０）の−または他の 反対側に挿入することが可能である。従って、このウオールボックス端子は本質 的に、電気系における二ポイント壁ソケットの模写である。即ち、ウオールボッ クス（８０２）内の二つの複信対複信ハウジング（７８［１）　、（７９０）に 光フアイバケーブルをプラグインすることによって、使用者は中央の信号送出装 置の能力をこれに接続しようとする光フアイバ装置と組合せることが可能となる 。

ファイバオプティクス装置とその使用の技術に慣れた人には以」二の記述から容 易にわかるように、この明細書に記載の装置は、光フアイバ通信系内の光フアイ バケーブルと光フアイバ素子との間の応用自在な相互接続を供することを目的と する、種々の選択できる構造に当てはまる。以上のことから、この発明はここに 特定して記載し開示する以外あ形でも実施し得られること明らかである。故に、 ここに開示された特定の実施型に、本発明の範囲から逸脱しないで、変更修正を 加えることができ、その変型はすべて以下の請求範囲に包含さるべきものである 。

特衣昭６１−５０２３５６　（１７） 国際調査報告 １−電・−’Ｍ＃ＩＩＩ＋−＾・崗ａｈａｓＮ・ＰＣＴ／ＵＳ８５１０１０００ −２−ｍｌｅ１Ｍ＋１＃＊ａｌ　ａｅ＊ｂｔａｈａｎ　ｘｍ、　ｐｃ’ｒ１０ｓ 　８５１０１０００１１１＋＊＋ｎａ４ｍｍＡｅＭｅａｌｌａイ１”ＰＣＴ／Ｕ Ｓ８５１０１０００

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．第一の光ファイバケーブル（１２２）の光ファイバ（１２４）を第二の光フ ァイバケーブル（１７０）の同様の光ファイバ（１７２）と接合してそれぞれの 接合ファイバに最大の軸整合を持たせる光ファイバコネクタアセンブリ（１１０ ）にして、 それぞれに一つの光ファイバ（１２４、１２６、１７２）を受入れる複数のフェ ルール（１２８、１７４）と、各コネクタが関係ケーブルと関連するファイバに 装着されたフェルール（１２８、１７４）を受入れるハウジングを有する、各ケ ーブル用のコネクタ（１１２、１１６）と、それぞれのコネクタ（１１２、１１ ６）を受入れる対向するキャビティ（２０４、２０６、２０８）、それぞれのキ ャビティ（２０４、２０６、２０８）を相互接続する通路（２３８、２４０）、 および各通路（２３８、２４０）に取付けられたリセプタ（２４８）を有し、各 リセプダ（２４８）が、反対両端にそれぞれフェルールを受入れるプロファイル 付け軸穴と、該リセプタの幾何学的中心を中心とする動きを許容して該リセプタ に受入れられた両フェルールの軸穴を軸整合させる外部プロファイルとを有する 相互接続部材（１１２、１１６）とを有することを特徴とする前記アセンブリ。
2. ２．各前記フェルール（１２８、１７４）が、プロファイル付けノーズ（１３４ ）の中心に開口する軸方向貫通穴と、それぞれのコネクタハウジング（１１２、 １１６）に係合しうる一対の相隔たる外向き環状の一体フランジ（１３６、１３ ８）とを有することを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の光ファイバコネク タアセンブリ（１１０）。
3. ３．各前記フェルール（１２８、１７４）に弾性Ｏリング（１４０）を取付けて 前記フェルールが関係コネクタ内で限られた軸方向浮動をなしうるようにしたこ とを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の光ファイバコネクタアセンブリ（１ １０）。
4. ４．各前記コネクタハウジング（１１２、１１６）が一対の雌雄同体形部材（１ ４８、１５０）を包含し両部材が合して中央のフェルール受入れキャビティ（１ ５６、１５８）と前記中間接続部材の関係キャビティに受入れ可能な外部プロフ ァイルとを画成することを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の光ファイバコ ネクタアセンブリ（１１０）。
5. ５．一端に内向き環状の一体フランジ（２４２）を有し反対端にはねじ部材（２ ４６）を受入れて前記リセプタ（２４８）を中に閉じ込めるねじ付き部分（２４ ４）を有する通路（２３８、２４０）を含むことを特徴とする、請求の範囲第１ 項に記載の光ファイバコネクタアセンブリ（１１０）。
6. ６．各前記リセプタ（２４８）が反対両端にそれぞれのフェルールのノーズ部分 （１３４、１７４）を受入れるようにプロファイル付けされた貫通軸穴（２５０ ）を有し、各前記リセプタ（２４８）が該リセプタ（２４８）にその幾何学的中 心を中心とする動きを許す外部プロファイル（２５２）を有して前記フェルール （１２８、１３０、１７４）の整合不良を補償し実質的に軸整合させることを特 徴とする、請求の範囲第１項に記載の光ファイバコネクタアセンプリ（１１０） 。
7. ７．前記相互接続部材（１１８）内の前記キャビティ（２０４）の少くも一つを 閉鎖するばね負荷されたドア（２１８）をも包含することを特徴とする、請求の 範囲第１項に記載の光ファイバコネクタアセンプリ。
8. ８．前記リセプタ（２８０、２９１）の各一が、概ね円筒形を呈して反対両端に それぞれのフェルール（１２８、１３０、１７４）のノーズ部分（１３４）を受 入れるようにプロファイル付けられた貫通軸穴（２８８）を有し、また円弧形セ グメント（複数）から形成される対称形バルブ状の中央部分（１８５）を包含す る外部プロファイルを有して該リセプタ（２８０、２９１）が外側で支持された ときその幾何学的中心を中心とする動きを許容され、これにより前記フェルール （１３８、１３０、１７４）の小欠陥の整合不良を補償してフェルールを実質的 に軸整合させ、前記中央部分（２８５）がどちら側でも環状フランジ（２８３、 ２８４）によって界限されバルブ状部分（２８５）周で支持されることを特徴と する、請求の範囲第１項に記載の光ファイバコネクタアセンブリ（１１０）。
9. ９．光ファイバケーブルをコネクタ（６００）に保護的に結合するためのひずみ 取り（３０１、３３１）であって、前記光ファイバケーブル（６０７）を受入れ うる寸法の円筒形の軸穴（３０４、３２８）を具え、第一端（３１１、３３２） で前記光ファイバケーブルを締付けながら前記コネクタ（６００）に碇着される ようにプロファイル付けされ、常時は前記軸穴の軸線に関して整合する食違い配 列の狭い開口（３０５、３０６、３３３、３３４）を形成され、所定数の前記開 口（３０４、３０５、３３３、３３４）の各一の一側に所定の形状大きさを持つ 反対側に達しないこぶ（３０７、３０８、３３５、３３６）を設けられた、可撓 材料の概ね筒状体を包含することを特徴とするひずみ取り。
10. １０．前記第一端（３１１、３３２）に、前記ひずみ取り（３０１、３３１）を その内側の前記光ファイバケーブル（６０７）の一部にラッチ止めする可撓ラッ チ（３１２、３３７）手段を有して、前記光ファイバケーブルの前記ひずみ取り （３０１、３３１）に対する滑り込み滑り出しやねじれを防止することを特徴と する請求の範囲第９項に記載のひずみ取り（３０１、３３１）。
11. １１．反対両端にそれぞれのフェルール（１２８、１３０、１７４）のノーズ部 分（１３４）を受入れるべくプロファイル付けされた貫通穴（２８８）を持ち正 確なセグメント（複数）から形成されてきのこ断面形に近似する対称形の中央部 分を含む外部プロファイル（２８５）を有する概ね円筒状の形体を包含すること を特徴とするフェルール整合リセプタ（２８０、２９１）であって、前記中央部 分は外側で支持されるとき前記リセプタ（２８０、２９１）にその幾何学的中心 を中心とする動きを許容することによって前記フェルール（１２８、１３０、１ ７４）の整合不良または小欠陥を補供して実質的に軸整合させ、前記中央部分（ ２８５）が両側でそれぞれ環状フランジ（２８３、２８４）に界限されきのこプ ロファイル（２９０）周りに小量の遊びで支持されることを特徴とするフェルー ル整合リセプタ（２８０、２９１）。
12. １２．光ファイバケーブル（６６５、６８６）相互接続用に少くとも二つの単信 端子（６６１、６８２）を担持する単信光ファイバケーブル端子キャリヤ（６５ ０、７００）にして、実質的に平坦なベースを有する本体と、前記本体（６５０ 、７０１）に、なるべくその頂部に、装着され前方に傾斜する突耳（６５４、７ ０６）を遠端に設けられた前方片持ちラッチアーム（６５３、７０５）と、前記 本体の反対両側に装着され、個々の前向きフェルール内に光ファイバ端を成端す る単信光ファイバケーブル端子（６６１、６８２）を堅固にクリップ止めしうる 内側形状寸法の弾性クリップ手段（６５１、６５２、７０７、７０８）とを有す ることを特徴とする単信光ファイバケーブル端子キャリヤ（６５０、７００）。
13. １３．光ファイバを含有する光ファイバケーブル（６０７）用の光ファイバケー ブルコネクタ（６００）にして、各半部が他半部と相互ロックしてコネクタハウ ジングを構成するための相互ロックするラッチおよび突耳手段を具えた二つの接 合するハウジング半部にして、相互ロックした前記両ハウジング半部がそれぞれ の第一端に共同して外部ねじを供する外側部分を有し、さらに協力して反対端の 前記コネクタハウジングの開口を供する二つの接合するハウジング半部（６０１ 、６０４）と、前記光ファイバケーブルの第一端に堅固に装着されるひずみ取り にして、前記の相互ロックした両ハウジング半部によりその外部ねじ部分内に把 握さるべき形状寸法の一端（３１１、３３２）を有するひずみ取り（３０１、３ ３１）と、前記の相互ロックした両ハウジング半部の前記外部ねじ部分にねじ付 けられて前記ひずみ取りを中に保持する内側ねじ付きナット（１４６）と、 前記光ファイバを成端するフェルールにして、該フェルールの中にファイバを成 端する端子端が前記コネクタの前記開口内に前向きに配置されるように前記の相 互ロックした両ハウジング半部の内側に堅固に把握されるような形状寸法を有す るフェルールとを包含し、各前記ハウジング半部（６０１、６０２）が外表面に 縦方向直線みぞ（６０３、６０４）を有し、該みぞが前記コネクタの前記開口の リムに開端を有し、各前記ハウジング半部の前記外表面が前記みぞの一側（６０ ５）で寸法を減少されて前記みぞの反対側の非減少部分（６０１、６０２）の内 部よりもわずかに小さいことを特徴とする光ファイバケーブルコネクタ（６００ ）。
14. １４．第一の光ファイバケーブル（１２２）の光フアイバを第二の光ファイバケ ーブルの同様の光ファイバと接合させるための、各接合ケーブルがケーブルコネ クタ（６００）内に終る光ファイバ相互接続部材（７００）にして、それぞれの ケーブルコネクタ（６００）を受入れる対向するキャビティを有しそれぞれのキ ャビティを相互接続する通路を具えたハウジングと、 各前記通路内に取付けられたフェルール整合リセプタ（２８０、２９１）とを包 含し、各前記リセプタ（２８０、２９１）が、その両端の各一に前記それぞれの コネクタ（６００）のファイバ成端フェルールを受入れて前記それぞれのコネク タ（６００）の光ファイバ（１２４、１２６）を二つずつ相互接続することを特 徴とする光ファイバ相互接続部材（７００）。
15. １５．第一端で前記ケーブルコネクタに接続される所定の長さの光ファイバケー ブル（６０７）と、該ケーブル（６０７）の第二端に接続される第二のケーブル コネクタとを有することを特徴とする、請求の範囲第１４項に記載の光ファイバ ケーブルコネクタ（６００）。