JPS61501918A - 消化管にて種々のレベルで消化促進剤として作用する酵素組成物 - Google Patents

消化管にて種々のレベルで消化促進剤として作用する酵素組成物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 消化管にて種々のレベルで消化 促進剤として作用する酸素組成物 並びに消化を促進する方法 発明の分野 本発明は、胃腸管内に存在する液体中で消化を促進する酵素組成物に関するもの である。特に、本発明は、陸棲哺乳動物、特に人間における不十分な消化を生体 内処理するための医薬酵素組成物に関するものである。換言すれば、この組成物 は胃腸管内で作用する消化促進剤として使用することができる。さらに本発明は 、この種の処理方法に関するものである。この組成物は、オキアミ目(Euph ausiaceae)またはvロッス属(HallotuS)の水棲動物から得 られる酵素製剤を含有する。
本明細書および請求の範囲において、「酵素」という用語は特記しない限り活性 酵素を意味する。
従来技術 摂取された食物の消化は口腔内で始まり、次いでこの食物が胃、小腸管(−二指 腸、空腸、回腸)および結腸を通過する際に進行する。この消化過程の間、種々 異なる酵素が種々異なるビーズレ−・アトラス・オブ・ザ・ボアー・アンド・マ インド(1976) )。
不十分な消化は、胃腸管における各種の障害により引き起こされる。これら障害 の例は次の通りであるニー食物が口腔内で充分良好に明噛かっ混和されず、その 結果唾液のプチアリンが炭水化物と有効に混合されないと、複雑な糖類からマル トースへの正常な分解が満足しうる程度に進行しないニ ー胃における無塩酸症または低塩酸症に羅患した患者の場合、蛋白質から酸性ア ルブモースおよびヘプトンへの変換が阻害され、その結果消化過程が不完全とな る。同じことが、胃壁からの不充分なペプシン分泌の場合にも生ずる;−胆嚢か らの胆汁が十二指腸に存在する脂質に到達しないと、不完全な脂肪乳化を引き起 こすと共に、脂質の充分な酵素分解の阻害を伴なうニ ー膵臓が病変して脂質、蛋白質および炭水化物を充分満足に消化するのに充分な 量の酵素を分泌しなくなることがある。たとえば、癌のため膵臓が割出されたり 、或いはアルコール中毒から始まる慢性膵臓炎のため膵臓機能障害を起こすこと がある。他の例としては、膵性線維増殖症、上皮小体機能亢進症、胆石、先天性 膵臓機能障害があるニー胃の手術を受けた個人の場合、食物を極めて急速に十二 指腸に通過させると、膵臓が充分には刺激されないという作用を引き起こす; 一ビルロス■型の吻合手術により食物が胃から小腸の遠位部まで直接に到達しな い場合も、膵臓は充分に刺激されずかつ酵素生成が極めて低くなって、充分な消 化が起こらない;−小腸の下部(空腸もしくは回腸)における不十分な酵素分泌 は、たとえば蛋白質の最終的分解を欠損させるニーたとえば広スペクトルの抗生 物質を経口投与したため結腸の細菌叢が著しく減少した場合、結腸における消化 過程が著しく阻害されて不充分となる。これと同じ状態は、しばしば食物が機能 的もしくは器官の原因(神経過敏症、各種の大腸炎、腫瘍、結腸の創出)により 消化管のこの部分を極めて急速に通過した場合も生ずる。
現在、膵臓障害または不全症の場合に消化過程を促進しうる多くの医薬酵素組成 物が存在する。すなわち、これら組成物は十二指腸における消化を向上させうる 。パンクレアチンはこの種の薬剤の例である(英国特許第1561613号)。
魚類の小腸、或いは他の水棲動物から得られた酵素も同様に消化促進剤として記 載されている(フランス特許第1015566号)。市販されている製品は、た とえばコンピザイム(Combizym) (M録商標)、コンピザイム コン ブ(Coa+bizym COmp、 ) (登録商標)、フェスタル(Fes tal) (登録商標)、ルイザイム(Luizym) (登録商標)であり、 これらは全てアスペルギルス・オリゼー(Aspergillusoryzae )からの抽出物を含有する。ルイザイム(登録商標)以外のものは全てバンクレ チアンを含有する。これらのうち2種、すなわちコンピザイム コンブ(登録商 標)およびフエスタル(登録商標)は肝汁酸をパンフレオン(Pankreon ) (登録商標)、パンフレオン フォルテ(Pankreon forte)  (登録商標)およびパンフレオン コンブ(Pankreon comp)  (登録商標)はバンクレチアン系の組成物であって、その1種(バンクレチオン  コンブ)はざらに肝汁酸をも含有する。これらの添加された肝汁酸は、リパー ゼの作用を増大させる乳化剤として作用する。
従来の酵素薬剤に固有の問題は、これら薬剤が酸性の胃内環境において不安定で ありかつ正常な食物成分を分解するのに極めて非効率的であるという事実に基づ く。この理由で、従来使用されている組成物の多くは胃液に対し耐性の物質で被 覆されて、酵素が十二指腸に達するまでは放出されないようにしている。不活性 化は、薬剤を食物と一緒に摂取するか或いは成る種の中和性塩類を含有16組成 物とし−C接種すれば成る程度回避することができる。しかしながら、しばしば このような組み合せは不満足であることが証明されている。さらに、従来使用さ れている成る種の組成物は胃粘膜に対し悪影響を及ぼすことも判明している。
たとえばオキアミ(Krill) (Euphausia 5uperba)の ようなオキアミ目に属する水棲動物は各種の酵素を含有する。これらのうちプロ テアーゼ(蛋白分解酵素)を挙げることができ、その成るものは酸性側に最適D Hを有する一方、他のものは中性乃至アルカリ性側に最適pHを有する。さらに 、ペプチダーゼ(外性−および内性ペプチダーゼ):リパーゼ:ホスホリパーゼ :アミラーゼ、並びにその他の炭水化物分解酵素:ホスファターゼ:ヌクレアー ゼ;ヌクレオチダーゼおよびエステラーゼを挙げることができる[T、E、■リ ングゼン、[南極オキアミに関する生化学的研究」、博士論文、ノルウェー国ト ロントハイムに所在するノルゲス・テクニスケ・ヘユスコーレの生化学研究所( 1982)1oオキアミの水性抽出物に見られる蛋白分解くトリプシン様)活性 については、C8Sチエン等によりジャーナル・オブ・フード・バイオケミスト リー、第2巻(1978)、第349−66頁に記載されている。マロラス属、 特にマロラス・ピロスス(Hallotus villosus)の水棲動物か らの水性抽出物に含有さねる各種のプロテアーゼ活性についても記載されている [Aギルドバーク、「魚類組織の自己分解:概論」、論文、ノルウェー国、トロ ムソ大学、魚類研究所(1982)] 。
本 発 明 本発明の目的は、種々の個所および種々のレベルにおける生体内消化の改良酵素 系促進剤を提供することであり、より詳細には胃腸管の液汁中で活性である消化 促進薬剤を提供することである。
本発明はオキアミ目(Euphausiaceae)の動物およびマロラス属( Hat 1otus)の動物よりなる群から選択される水棲動物から得られた酵 素製剤の有効量を使用する。「有効Q」という用語は、肉および天然脂肪(−脂 肪性組織)を含有する通常の食物すなわち蛋白質および脂質を含有する食物の消 化および/または分解を促進しうる聞を意味する。
本発明による酵素組成物は、この組成物の出発物質を構成する水棲動物からのプ ロテイナーゼ活性を有する。さらにこの組成物は、リパーゼ活性および/または アミラーゼ活性をもち、たとえば胆汁のような種々の添加物並びに十二指腸およ び胃からの種々の液体調合物と組合せて含有することもできる。リパーゼおよび /′またはアミラーゼ活性は、これらの同じ水棲動物或いは他の原料から得るこ とができる。
この組成物は、口腔から肛門に至る全消化系内において生体内の全ゆる種類の代 謝過程で有効な補助剤として作用する。換言すれば、これらの組成物は、本明細 書の冒頭に記載したような消化過程における障害を処置するのに有効である。
上記動物からの酵素混合物は、高収率かつ簡単な方法で得ることができる。酸素 組成物のための有用な原料は、オキアミ目の動物、たとえば南極オキアミ(Eu phasia 5uperba)、ユーファウシア・クリスタロロフィアス(E uphausia crystallorophias)、並びにたとえばメガ ニクチファネス・ノルベギカ(Heganyctiphanes norveg ica) 、チサノエサ・イネルミス(Tysanoessa inermis lおよびその他の関連種類を包含する他のオキアミ類である。
マロラス属において、特に重要な種は海洋魚類マロラス・ピロスス(Hallo tus villosus) (カラフトシシャモ)である。
本発明においてもっとも重要な酵素活性は動物の消化管から生ずる。使用する製 造方法に応じて、酵素活性の混合物の種々の異なる形態を得ることができる。
酵素は周知方法により動物から調製される。新鮮なもしくは新鮮凍結された動物 をホモゲナイズし、次いで水性媒体(たとえば水)で抽出する。得られた抽出物 を凍結乾燥しかつ貯蔵することができる。この抽出物を、さらにたとえば脂質除 去のための脂質溶解性溶剤での抽出によって精製することもできる。
さらに精製が必要であればゲル濾過、限外濾過または膜濾過によって行なうこと ができ、これらの方法によりたとえば弗素を含有する低分子量化合物を除去する こともできる(オキアミは弗素に富むことが知られている)。他の行ないうる精 製工程は、イオン交換クロマトグラフィーおよびアフィニティクロマトグラフィ ーである。抽出およびホモゲナイズは、+5℃以下もしくはそれに近い冷温で行 なうべきである。
水性抽出により得られた酵素製剤をそのまま直接に、或いは必要に応じざらに精 製した後に使用することができる。成る場合には、脂質が抽出によって除去され ている製剤を凍結乾燥するのが有利であり、このようにして得られた粉末は長期 間保存することができる。
本発明によれば、上記種類の動物に由来する使用酵素は15,000= 200 .000ダル1−ンの範囲の分子量を有する。特に、プロテイナーゼは15,0 00〜ao、 oooダルトン、たとえば20.000〜約401000ダルI 〜ンの範囲の分子量を有するくたとえばトリプシン様酵素およびカルボキシペプ チダーゼ△およびB)。これらの範囲は、たとえばホモゲナイズした動物の水性 抽出に際し得られるような非凝集形態の酵素に適用される。好適プロテイナーゼ は水溶性であり、たとえば上記抽出後に水相中に残留するものである。本発明に よれば、加水分解酵素の混合物を使用し得る。
たとえば、トリプシン活性を示すエンドペプチダーゼをたとえばアミノペプチダ ーゼ並びにカルボキシペプチダーゼAおよびBのようなエンドペプチダーゼと組 み合せて使用する。
従来使用されている消化促進剤は、各種の薬剤にされている。
これらと同じタイプの薬剤が本発明の場合にも有用である。本発明の組成物はペ ースト、クリーム、ゲル、油、溶液、顆粒材、或いはカプセル、ピル、錠剤、ペ レットなどの形態とすることができ、後者については所望に応じて遅延放出型と することができる。最も重要な医薬調剤物は錠剤、特に被覆錠;カプセル、特に 胃液に対し耐性である種類のカプセル:およびベレット、特にミクロカプセル化 ベレットである。しかしながら、本発明の範囲内において、胃液耐性用として被 覆されていない調剤物もこれが処置される個人の要求に合えば特に価値がある。
種々異なる種類の調剤および/または種々異なる種類の被覆を使用して、組成物 がその活性を極めて特定的に予定された胃腸管内の個所で放出するよう設計する ことができる。すなわち、組成物は胃液に対し耐性を付与する層で被覆すること ができ、および/または長時間にわたり活性を徐々に放出するよう調合すること もできる。実用的理由で、経口薬剤調剤物が好適である。
膵臓機能障害〈消化促進剤のための最も重要な徴候)の場合、使用する組成物は 胃液に対し耐性となるよう調剤されるのが好ましい。この種の調剤物は、適性個 所すなわち十二指腸或いは腸管に至るまでの個所にて最適酵素活性を示す。
この種の好適調剤物によれば、酵素は主として組成物が胃を通過した後に放出さ れる。その放出はしたがって腸内、好ましくは十二指腸内で生ずる。換言すれば 、酵素は6.5以上のpHにて放出されるべきである。
胃液に対し耐性でありかつ腸液中で所定の放出特性を有するカプセル、錠剤、ベ レットなどを製造する技術はそれ自体公知である[たとえば、「工業薬品の理論 と実際」、し・ラッハマン、H・リーベルマンおよびJ−L・クラニツヒ、第2 版、リー・フェピガー、フィラデルフィヤ、USA(1976)、第321−4 65頁〕。
胃液に対し耐性とすべき調剤物は、模擬胃液により37℃にて4時間にわたり影 響を受けないような品質とすべきであり、次いで模擬腸液中でさらに30分間経 過するまでその活性成分を放出してはならない[USファーマコビアX×1第1 105頁、およびそ、の第3補遺、第310−311頁]。
種々の寸法のカプセルが市販されている。これらは一般に胃腸管に対し無害なゼ ラチンまたは他の材料よりなっている。充填カプセルおよび圧縮錠剤は、耐酸性 膜(腸溶皮)で被覆することにより胃液に対し耐性とされる。さらに、溶解速度 は使用するカプセル壁の材料およびキャリヤ材により決定されることも特記する ことができる。たとえば゛、腸内のDHにて溶解するが胃内のl)Hでは溶解し ない成る種のゼラチンを選択することができる。このような場合、腸溶皮に関す る要求は大して厳格でない。
腸溶皮の被覆操作は、胃液に対し耐性である膜被覆材を揮発性溶剤に溶解させ、 次いでこの溶液を充填カプセル、錠剤、ペレットなどに噴霧して行なわれる。こ の種の膜被覆材は多くの供給源から市販されており、無毒なセルロースエーテル または合成重合体で構成することができる。
組成物を製造するには、上記水棲動物から得られた酵素調合物を生理学上許容し うるそれ自体公知の種々のキャリヤ/添加物と組み合せることができる。適する キャリヤは錠剤、カプセル、顆粒などの慣用の成分である。たとえばシリコーン 油などの有機および無機材料、並びに組成物に対し所望の性質を付与する混合物 である。さらに本発明の一般的思想内において、酵素調合物を蒸溜水または生理 食塩水と組み合せて作成された水溶液を使用することもできる。活性型の添加物 としては、上記したように胆汁塩および胆汁酸、並びに胃液もしくは腸液がらの 各種の調合物を挙げることができる。着色物質、芳香剤、保存料、乳化剤、弱ア ルカリ性塩類なども添加することができる。
使用する添加物およびキャリヤは、消化過程の所定の促進に対し認めうる副作用 を示さないように選択すべきである。
組成物の投与単位形態も、各種のこれら形態から選択することができる。錠剤、 カプセルなどの場合、各投与単位の重量は一般に0.5g未満であり、これら投 与単位はたとえば1日あたり2〜3回、1〜2錠(食間または食後摂取)の量で 投与される。
本発明による最終組成物は、一般に上記水棲動物からの蛋白質ヲO,oool  〜100%(w/w) 、たト、tLf O,001〜90%(w/w)(7) iiテ含有する。正確な司は、使用する組成物の特定形態および動物蛋白11n g当りの特異酵素活性に依存する。
最終組成物におけるプロティナーゼ活性に関し、これはしばしば1■当り0.1 −0.00011Sy素単位の砕囲内であるが、成る場合には1■当りその他の 活性範囲も酵′M、1gI剤の純度に応じて得ることができる。上記したような 酵素単位は、基質としてカゼインを用いた場合の1分間当りのμmolチロシン 当准である。
以F、本発明の種々の興体例につき多数の実施例で示し、さらに後記の請求の範 囲からも明らかとなるで・あろう。幾゛つかの実施例においては、胃腸管からの 液体を使用した。これらは健康な個人から集めた。
実施例においては、基質に対する酵素消化の効果を初期基質重量の%として表わ す。各実験において、基質の重量は酵素消化によって減少しかつ消化程度に依存 する水吸収により増加する。正(+)の数値は液化(組織重量の増加)を示すの に対し、負(−)の数値は消化作用(組織重量の減少)を示す。
インキュベーション温度は37℃とした。選択した基質は肉(蛋白質組織)およ び脂肪(脂肪性組織)とした。
−一記一」−−−力」い! −m−」し〜U重量減少 組織の76−100% # 1−25% 0 変化なし 0 重石増加 、、 +−25% ・ 支1拠−ユ A、 オキアミ(にri;14 の− オキアミfEuphausia 5uperba)を南極の夏季に捕獲し、直ち に凍結し、次いで一80℃にて約2年間貯蔵()、これを温度+5℃の室内に入 れた。オキアミが殆んど解凍した後、その259を0℃の脱イオン水50dと混 合した。この混合物をホモゲナイズしかつ冷温〈約0℃)にて12,500gで 30分間遠心分離した。赤色の上相をデカンテーションにより回収した。次いで 、沈降物を501dの脱イオン水中に再懸濁し、上記と同様に遠心分離した。
新たな上相を再びデカンテーションし、かつ最初の抽出からの上相と一緒に保存 した。
この抽出物から脂質を除去するため、保存した上相へ20dのCCj4を添加し 、次いで冷温(0℃)にてホモゲナイズした。
この混合物を冷温にて25009で15分間遠心分離した。水相を除去し、かつ CCl4でもう1回抽出し、次いで上記のように遠心分離した。最後に、水相を 凍結乾燥し、「水性抽出物」と称する下記8項記載のように使用した。
し−1」ヨυと立上7jじL仁二玉」3己11翫見上記Aからの水性抽出物20 dを、直径3.1Ctxかつ高さ69CIl+のカラムにおいてセファデックス G−100(エピクロルヒドリンと架橋したデキストラン、スエーデン国、ウプ サラ在、ファルマシア・ファイン・ケミカルス^B社)でクロマトグラフにかけ た。
このカラムをトリス−HCl’バッファ −(0,05n+、 ot17.5) により+5℃にて平衡化させかつ溶出して(毎時30威)、フラクションを集め た。溶出過程を分光光度測定により280nllにおけるUV吸光度を測定する ことによりモニターし、かつ個々のフラクションにおける蛋白分解活性の測定を 別々に行なった。酵素活性フラクションを集め、脱イオン水で透析した。最後に 、集めたフラクションを凍結乾燥し、かつ本発明にしたがって使用した。
これらフラクションおよび凍結乾燥生成物にお〔ブる蛋白分解活性を、基質とし てヘモグロビンおよび/または力ぜインを用いて測定した[W、 1.リック、 [酵素分析法J 、H,II ベルブマイヤー編、第2巻、第1013−23頁 (1974)、アカデミツクブレス社、ニューヨークUSA]。このゲルクロマ トグラフィー法により、主として20.000〜40,000ダルトンの分子量 に相当するフラクションから酵素活性を回収した。上記方法により、15,00 0ダルトン以下または80,000ダルトン以上の分子量に相当するフラクショ ンには認めつる蛋白分解活性が検出しえなかった。
Cオキアミからの粗製抽出物の調製 オキアミ(Euphausia 5uperba) 60gを100tdの水と 共にホモゲナイズした。オキアミ材料および方法は、実施例1Aに記載したのど 同様である。ホモゲナイズの後、混合物な冷温(約0℃)にて12,500yで 30分間遠心分離した。上相をデカンテーションし、凍結し、次いで実施例13 で使用した。
実施例 2 マロラス・ピロススからの粗製抽出物の4カラフトシシヤモ(Mallotus  villosus)を9月にフィンマーク(ノルニー)の沖合で捕獲した。こ れを凍結しかつ一20℃にて1年間貯蔵した。凍結したカラフトシシャモを温度 +5℃の室内に入れた。24時間後、消化管を含め腸を、その時点までに1部解 凍しているカラフトシシャモから取り出した。60gの腸を100 dの脱イオ ン水と混合し、そして0℃にてホモゲナイズした。次いで、混合物を12.50 09にて30分間遠心分離した。やや濁った上相をデカンテーションし、かつ実 施例13で使用するために凍結した。
11亘−ユ 種々 なる 素活性の検 消化過程の助剤として実施例4〜12で使用した精製オキアミ調製物は、それぞ れトリプシン並びにカルボキシペプチダーゼAおよびBを代表とするエンドペプ チダーゼおよびエクソベブチダーゼ活性を有する。予備測定の結果、炭水化物分 解酵素およびホスファターゼの存在が示された。粗製の水性オキアミ抽出物は、 上記酵素の他にさらにアミノペプチダーゼ(Hw=120.000〜150,0 00ダルトン)をも含有した。
プロテアーゼ活性(トリプシン、カルボキシペプチダーゼAおよびB)を、下記 文献(1〜3)に記載された方法にしたがって精製抽出物につき測定した。全蛋 白分解活性は、基質として変性カゼインを用いて測定したく下記文献1,4)。
蛋白含有量はローリ−法(文献5)にしたがってホリン・シオカルトー・フェノ ール試薬(Folin C1ocalteu phenol reagent) を用いて分析した。
得られた酵素活性を計算し、かつ蛋白質11I!J当りの単位で比活性として表 わした(第1表)。
文 献 1、賀、リッチ;酵素分析法、)1. U、ベルブマイヤー編、第2版、アカデ ミツクブレス社、ニューヨーク(1974)、第2巻、第1013頁。
2、J、E、フォークおよびE、W、シルマー、J、 Biol、 Cheap 、第238巻(1963)、第3884頁。
3、J、E、フォーク、に、A、ビエズ、−1R,カロルおよびJ、グラドナー 、J、 Biol、 CheIIl、第235巻(1960)、第2272頁。
4H,クニツッ、J、 Gen、 Physiol、第30巻(19117)、 第291頁。
5、H,ローリ−1N、 J、ローゼンブロー、A、 L、ファールおよびR, J、ランダール、J、 Biol、 Chelll、第193巻(1951)、 第265頁。
蛋白分解活性 4.28単位”/Rg蛋白トリプシン 12.70 カルボキシペプチダーゼA386 カルボキシベブチダーゼ3 2.11 傘単位の定義 1迫m血亘 カゼインを基質とする。
1単位は、20分間以内に11d当り1μa+olのトリプシン当量を生成させ る。
トリプシン p−トルエンスルホニル−し−アルギニンメチルエステル(TAHE)を基質と する。
1単位は、毎分1μmolの基質を加水分解させる。
カルボキシペブチ −ゼ A ヒブリルーし一フェニルアラニンを基質とする。
1単位は、毎分1μmolの基質を加水分解させる。
カルボキシペプチダーゼ B ヒブリルーし一アルギニンを基質とする。
1単位は、毎分1μmolの基質を加水分解させる。
実施例 4 自消化に対するオキアミ酵素の作用 凍結肉(生)を小片に切断し、次いで解凍させて幾つかのアリコツトに分割した 。各部分(0,1〜0.2り)を秤量し、かつ凍結乾燥シたオキアミ酵素製剤( 実施例1Bからの0.01もしくは0.001Mm)またはパンフレオン(西ド イツ、ハノーバ在、カリ−ケミ−611bH社、0.01もしくは0.001g /d)のいずれかを含有する新たに作成した酵素溶液(試験溶液)1dに加えた 。試験溶液は、酵素製剤を蒸溜水中に溶解して作成した。予備秤量した肉片を試 験溶液中に入れ、かつ第2表に示したような種々の時間にわたりインキュベート した。この露出の後、肉を一紙上に15秒の間装置し、次いでこれを秤量した。
視覚検査は、オキアミ酵素が肉をパンフレオンの作用とは実質的に異なるように 変化させていることを示した。さらに、この実験は、同一実験条件下にて水中で インキュベートした肉片の比較をも含む。
1−λ−1 2〜14時間後の、初期数値の%として表わした@量減少(−)(r消化作用」 )または重量増加(÷)(「液化作用」)濃度 酵素組成物 、/、2 4 6 8 10 12 14パンクレオン 0.01  +(+)+ + + (−) −0,001+ + + + + + (+) オ キ ア ミ 0.01 + (+1(−) −−−−−−−−−−(−)o 、ooi÷ ++(+)(−) − 比 較 (水) ++ ++ ++ ++ ++十(÷)+(+)これらの結果 は、オキアミ酵素製剤がパンフレオンよりもずっと強力な肉d′i化剤であった ことを示している。
割九斑−玉 胃液の存在下−おける肉む化に対づ−るオキアミ酵素の作用手法は、酵素製剤を 水中でなく胃液中に溶解した以外は実施例4と同様にした。
第 3 表 2〜14時間後の、初期数値の%として表わした重量減少(−)(r消化作用j )または重量増加(+)(「液化作用」)濃度 酵素組成物 、/、2 4 6 8 10 12 14オキアミ 0.01 + (+) −−−−−−−” −−0,001十+++−−(−) −−−−−( −)比較 (胃液) −++(+1+(−) −−(−1一実施例4および5の 結果は、新たに集めた胃液がオキアミ酵素により発揮される作用を強力にするこ とを示している。この相乗作用は全試験時間(14時間)にわたって持続し、オ キアミ酵素がこれらの条件下で安定であることを示している。パンフレオンにつ いて得られた結果は、胃液内ではその作用が弱いという製造業者の情報と一致し ている。
実施例 6 胃および十二指腸からの液汁温合物の存在 における ヨ゛に対するオキアミ酵 素の作用 手法は、酵素組成物を水中でなく胃および一二指腸からの新たに作成した液汁温 合物に溶解した以外は実施例4におけると同様にした。
第 4 表 2〜14時間後の、初期数値の%として表わした重量減少(−)(r消化作用」 )または重量増加(+)(r液化作用」)濃度 酵素組成物 、/、2 4 6 8 10 12 14オキアミ 0.01 + (+)(−1−−−−−−−−−−−−−−(胃液および 十二指腸液) これらの結果J5よびそれから引き出される結論は、実施例5と同様である。
実施例 7 脂肪性組織の消化に対するオキアミ酵素の 用手法は、肉の代りに酵素の基質と して天然脂肪(生の脂肪性組織)を使用した以外は実施例4におけると同様であ る。
第 5 表 2〜14時間後の、初期数値の%として表わした重湯減少(−)(r消化作用」 )または重量増加(+)(r液化作用」)濃度 酵素組成物 、/、2 4 6 8 10 12 14パンクレオン0.01 0.001 + + + 比 較 (水) これらの結果は、オキアミ酵素が脂肪性組織を分解するのに極めて有効であるこ とを示している。
m一旦 胃液の 在 に ける の゛ に 」1ユJ」の作用 手法は、酵素製剤を水中でなく胃液中に溶解した以外は実施例7におけると同様 である。
2〜14時間後の、初期数値の%として表わした重量減少(−1(r消化作用」 )または重量増加(+)(r液化作用」)濃度 酵素組成物 、/、24 6 8 10 12 14オキアミ 0.01 −− −−−−(−)−−−−−−−−−=−−−−−0,001−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−比較(胃液) (−)−−一 実施例7および8の結果は、新たに集めた胃液がオキアミ酵素により発揮される 作用を強力にすることを示している。この相乗作用は全試験時間にわたって持続 し、オキアミ酵素がこれらの条件下にて安定であることを示している。パンフレ オンについて得られた結果は、実施例5に示した結果と同様である。
LUL一旦 /十二指腸液の における旨 の゛ に・ オキアミ酵素の作用 手法は、酵素製剤を水中でなく新たに作成した胃および十二指腸液の混合物に溶 解した以外は実施例7におけると同様にした。
第 7 表 脂肪への作用: 2〜14時間後の、初期数値の%として表わした重量減少(−)(r消化作用」 )または重量増加(+)(r液化作用」)濃度 酵素組成物 9/、!4 オキアミ o、oi −−− 〈胃液/十二指腸液) これらの結果およびそれから引き出される結論は、実施例8におけると同様であ る。パンフレオンについて得られた結果は、対照と比較して実質的な分解を示さ なかった。
実施例 10 唾液の存在下における肉のイに・するオキ ミ の手法は、酵素製剤を水中でな く新鮮唾液中に溶解した以外は実施例4におけると同様にした。
第 8 表 蛋白質への作用 2〜14時間後の、初期数値の%として表わした重」減少(−)(r消化作用」 )または重量増加(+)(r液化作用」)濃 度 酵素組成物 、/、2 4 6 810 12 14オキアミ 0.01 ++  + (+) −−(−) −−−−(−)0.001 ++ +++÷++( +) + +比 較 ++(+) +++ +++ +++ +++ +++  +++(+)これら結果によれば、検討したオキアミ酵素製剤は重量減少(「消 化作用」)を示した。パンフレオンについてGよ、予備結果はこの酵素が重量増 加(「液化作用」)のみを与えたことを示している。
唾液の存在下における脂肪性箱 の゛ に・するオキ ミの作用 手法は、基質を肉でなく脂肪性組織とした以外は実施例10におけると同様にし た。
第 9 表 脂肪性組織への作用: 2〜14時間後の、初期数値の%とじて表わした重量減少(−)(r消化作用」 )または重量増加(÷)(「液化作用」〉濃度 酵素組成物 、/、2 4 6 8 10 12 14(唾 液) これらの結果は、上記実施例におけると同様であり、オキアミ酵素が唾液の存在 下(すなわち口内)でも活性であることを示している。
重量的50Rgの皮膚バイオプシーを0.01iJ/d Iff度のオキアミ酵 素に露出させた。24時間後、皮膚片は完全に消化されており、もはや試験管内 に見ることができなかった。同じ濃度のトリプシンは、同じ長さの時間(24時 間)後に約50%の消化をもたらこの試験は実施例4(肉)および7(脂肪性箱 ta>にしたがって行なった。試験溶液中には、パンフレオンおよびオキアミ酵 素の代りにそれぞれ実施例1Cおよび実施例2にしたがって調製した抽出物(解 凍)+dを使用した。蒸溜水は加えなかった。
結果(肉)= 8〜10時間後、粗製のオキアミ抽出物は実施例4に示したと同 様なパターンであるがそれよりも若干少ない実質的重量減少(「消化作用」)を 示すことが観察された(オキアミ酵素0.001(1/ d )。粗製カラフト シシャモ抽出物は、対応のオキアミ抽出物よりも少ない重石減少(「消化作用] )を示した。各実験の開始時に、小間増加([液化−:)を観察することができ 、こねはオキアミ抽出物の実験におけるよりもカラフトシシ17F抽出物の実験 においてより顕署であった。
結果(脂肪性組織):各実験の開始時に、試験した両抽出勘はオキアミ抽出物の 場合には10時間また力ラフトシシャ[抽出物の場合には12時間持続J’る連 続191間にわたり@量増加(1−液化])を示した。この時間の後、オキアミ 抽出物の場合には相当な@吊減少く[消化作用1)が観察されたのに対(,2、 カラフトシシャモ抽出物の場合には極く弱い重量減少(「消化作用」)が観察さ れた。
国際調査報告 ぃlemame−^ee1icabニーPC丁/SE[]5100187−シー 仙−一り一−−−ms東 P口T/SE85100187

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.肉および/または脂肪性組織を含有する食物の分解を促進することができ、 かつオキアミ(Euphausiaceae)目の動物およびマロツス(Mal lotus)属の動物よりなる群から選択される水棲動物から生成される有効量 の酵素製剤を含有し、胃腸液中で消化促進剤として有用である医薬組成物。
  2. 2.水棲動物から得た酵素がプロテイナーゼ活性を示す請求の範囲第1項記載の 医薬組成物。
  3. 3.水棲動物からのプロテイナーゼが非凝集状態にて15,000〜200、0 00ダルトンの範囲の分子量を有する請求の範囲第2項記載の医薬組成物。
  4. 4.錠剤、顆粒剤、溶液、カプセルまたはペレットとして調製した請求の範囲第 1項、第2項または第3項記載の医薬組成物。
  5. 5.胃液の作用に対し耐性にした請求の範囲第1項記載の医薬組成物。
  6. 6.胆汁酸、胆汁塩、胃液、小腸液およびリパーゼよりなる群がら選択される添 加物をさらに含む請求の範囲第4項記載の医薬組成物。
  7. 7.有効量の酵素を含有する組成物を添加しまたは投与して胃腸液における食物 消化を促進する方法において、組成物がオキアミ(Euphausiaceae )目の動物およびマロツス(Mallotus)属の動物よりなる群から選択さ れる水棲動物から得た酵素製剤を含有することを特徴とする食物消化の促進方法 。
  8. 8.水棲動物から得た酵素がプロテイナーゼ活性を派す請求の範囲第7項記載方 法。
  9. 9.水棲動物から得た酵素が15,000〜200、000ダルトンの範囲の分 子量を有する請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 10.組成物が胆汁、リパーゼ、アミラーゼおよび胃腸液の成分よりなる群から 選択される活性添加物をさらに含有する請求の範囲第7項、第8項または第9項 記載の方法。
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