JPS61501698A - 荷積み及び荷下ろし時の船舶の不安定な横傾斜を無くす装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口　み及び荷下ろし時の船舶の不安定なを無くす装置 本発明は、不当に停泊した船舶の荷積み及び荷下ろし時の不安定な横傾斜を無く すための装置に関する。

船舶輸送の費用を安くするためには船舶の港での停泊期間を短かくすることが非 常に重要である。船舶の入港税と港湾ｍ設使用料は大変高い。従って船舶クレー ンはますます大型に、そしてより効率的なものにされている。

今日それらクレーンは、最大限の積載容量をもつ特別な船舶に積込み輸送するよ う設計された大型の標準的積荷を取扱うことができなければならない。その点と 関連して、船舶が運河の水門を両舷側及び船首船尾とも岸壁から数センチメート ル離れただけで通過するような寸法に建造されていることも少なくないことを付 言しておく。

そこで積荷取扱い装置の揚程がしばしば過大に高くなり、この結集積荷の上げ下 ろしの際に船が不安定に横に傾くようになる。

従って本発明の主要な目的は、荷積み及び荷下ろし時の船舶のそのような横傾斜 の危険を完全に無くして船舶の安全な安定性を確保できるような装置を提供する ことにある。この目的は本発明によれば、その船舶横領斜無くし装置が船舶上に 設置されるモータ操作されるウィンチを備え、このウィンチは、少なくとも１つ のワイヤ、ベルトその他局様なものの形の引き部材を有し、この引き部材が水面 下の個所で船舶から外へ延出して埠頭に係留される如き構成を備えることによっ て達せられる。

更にその装置は、積荷の上げ下ろし時に船舶に掛かる捩れ力を検知できるように される。これは、油圧システムによってブレーキ能力を調節できるモータブレー キをウィンチに備えることによって可能になされる。

好適には船舶の内側にプーリが装架され、そしてそのプーリを介して引き部材が ウィンチと船舶の一方の舷側に明けた穴との間のトンネルに通される。

以下、図面を参照に本発明の好適な実施例によって本発明のより詳細な説明を続 ける。

図面は、埠１！１１２に停泊中の、本発明による新規な横領斜無くし装置を備え た船舶１０の部分の断面図を示す。

図面には船舶の外部分及びクレーンの一部しか示されていないが、そのクレーン の重要な部分は基礎１４とクレーンビーム１６である。

図示の好適な実施例において、横領斜無くし装置は、クレーン基礎１４に近接し て船舶１０の長手方向のほぼ中央部に設置される。該装置に備えられる、モータ 操作されるウィンチ１８が上部デツキで容易に接近できるように設置される。ウ ィンチ１８がクレーンＭ礎１４と同じ側、即ち通常埠頭１２に対する側に設置さ れることは理解されよう。。

ウィンチ１８から引き部材２０が船体の内側部に沿ってプーリ２２を通り、舷側 の穴２４へ延びる。プーリ２２は、ウィンチ１８と穴２４との間に延在するトン ネル２６内に、自由に回転できるように装架される。穴２４は水面２８より下、 好適には船舶のローリングまたは捩れ軸心３０より下方に設けられる。従ってト ンネル２６内には常に、船の外側の水面２８と同じレベルまで水が入っている。

プーリ２２と穴２４を舷側に沿った可及的に低い位置にすることは重要である。

そうすることによって、引き部材２０を埠頭１２の係船柱３２その地間株なもの に係留した場合の、その引き部材の船舶横傾斜を無くする能力が大きくなる。

図示のウィンチ１８は例えば、引き部材２０が弛緩すると自動的に引張るように 構成されムアリングウインチとすることができる。ウィンチ１８のブレーキ能力 は好適には、例えば１０〜５０トンの値に油圧システムによって調節される。そ の調節されたブレーキ値でブレーキは引き部材２ｏの最大引張力を検知し、ブレ ーキを放す。

クレーンにその調節されたブレーキ能力以上の超負荷が掛かっても、引き部材２ ｏは弛緩した後また直ぐに引伸ばされ、船舶１０には殆んど感じられないＷＩＷ Ｊが生じるだけである。従って、船舶１０の積荷の上げ下ろしが行われるとき、 その喫水線は変動するが、これはウィンチ１８により既知の技術に従って自動的 に修正されるのである。本発明のこの新規な装置は好適には、引き部材２ｏの負 荷の値をブリッジ３４に備えたコンピュータにより連続的に可視表示できるよう にされる。

この船舶横領斜無くし装置が本発明の範囲内で変化形の可能なことはいうまでも ない。例えばウィンチは様々な型式のものが可能である。引き部材についてもそ うである。また引き部材をウィンチから船の外側に沿って水面下の折返し点へと 延ばすようにしてもよい。大型の船舶の場合には、２台またはそれ以上の横領斜 無（し装置を一方の舷側に沿って間隔を置いて配置することも可能であろう。

補正書の翻訳文提出書（持Ｊ゛醜第１８４条の７第１卯

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．埠頭（１２）に停泊した船舶（１０）の荷積み及び荷下ろし時の不安定な横 傾斜を無くすための装置において、該船舶上に設置されるモータ操作されるウイ ンチ（１８）を備え、このウインチは、少なくとも１つのワイヤ、ベルトその他 同様なものの形の引き部材（２０）を有し、この引き部材が水面下の個所（２４ ）で該船舶から外へ延出して埠頭に係留されることを特徴とする装置。 ２．請求の範囲第１項の装置において、該引き部材（２０）が該ウインチ（１８ ）からプーリ（２２）を通って該個所へ延びることを特徴とする装置。 ３．請求の範囲第２項の装置において、該プーリ（２２）が該船舶内側に装架さ れ、該引き部材（２０）が、該ウインチ（１８）と該船舶の一方の舷側に設けた 穴（２４）との間のトンネル（２６）内に延びることを特徴とする装置。 ４．請求の範囲第１項から第３項のいずれかの一項の装置において、該ウインチ （１８）が、油圧システムによってブレーキ能力を調節できるモータブレーキを 備えることを特徴とする装置。 ５．請求の範囲第１項から第４項のいずれかの一項の装置において、該ウインチ （１８）が、船舶クレーンの基礎（１４）に近接して該船舶（１０）の長手方向 の実質的に中央部に設置されることを特徴とする装置。