JPS61501430A - 修飾ガンマ・インタ−フェロン、そのifnをコ−ドするdna配列およびそのifnの生産方法 - Google Patents

修飾ガンマ・インタ−フェロン、そのifnをコ−ドするdna配列およびそのifnの生産方法

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JPS61501430A
JPS61501430A JP50204885A JP50204885A JPS61501430A JP S61501430 A JPS61501430 A JP S61501430A JP 50204885 A JP50204885 A JP 50204885A JP 50204885 A JP50204885 A JP 50204885A JP S61501430 A JPS61501430 A JP S61501430A
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アレツト,ベルナール
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バイオジェン インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 修飾ガンマ・インターフェロン、そのIFNをコードするDNA配列およびその IFNの生産方法発明の技術的分野 本発明は、修飾ガンマ・インターフェロン、それをコードするDNA配列、およ び生産方法に関する。より詳細には、本発明は、より易溶性を有し、従ってより 精製しゃすく、極めて安定であり、かつ全長の完全ヒトガンマ・インターフェロ ンと同様のレベルの抗ウィルス−1および抗増殖−生物活性をもつアミノ−Δ3 −ガンマ・インターフェロンに関する。
また、本発明はアミノ−Δ3−ガンマ・インターフェロンをコードするDNA配 列およびアミノ−Δ3−ガンマ・インターフェロンを生産するために、そのDN A配列を発現させる方法に関する。加えて、本発明は、抗ウィルス、抗腫瘍、抗 ガン、もしくは免疫調節への応用および方法に、このアミノ−Δ3−ガンマ・イ ンターフェロンを用いた組成物および方法に関する。最後に、本発明は、ガンマ ・インターフェロンに限らず、選定タンパクおよびポリペプチドをコードするD NA配列の発現レベルを上昇させるための方法およびDNA配列に関する。
技術的背景 本出願においては、ネイチャー、第286巻、第110頁(4980年7月10 日)に掲載されたインターフェロン命名法を用いる。r I FNJはインター フェロン、rlFN−αJは白血球インターフェロン、rlFN−β」はm維芽 細胞インターフェロン、そして、rIFN−γ」は免疫もしくはガンマ・インタ ーフェロンを示す。アミン末端から3つのアミノ酸を除去した本発明のアミノ− Δ3−ガンマ・インターフェロンはアミノ−Δ3−IFN−γとあらゎす。ここ では、便宜上、アミノ酸について、A、レーニンジャー、「バイオケミストリー 」、第73−76頁(第2版 1915年)に定義されたように3字の略字を用 いる。
IFNは、広範囲のウィルスについて、ウィルス複製に対して起こる細胞質RN Aとタンパク合成の誘導を通じて、抗ウィルス活性を示す細胞質タンパクである 。例えば、ヒトIFNは以下のようなウィルス活性に対抗するために用いられて いる:呼吸感染[テキサス・レポート・オン・バイオロジー・アンド・メディス ン、第35巻、第486−96頁(1977)(これ以後「テキサス・レポート 」と呼ぶ)〕;単純ヘルベ −ス角膜炎、[テキサス・レポート、第497−5 00頁;R,サンドマッヒャー、「眼病における外生インターフェロン」、イン ターナショナル・パイロ占ジー■、ハーグ、アブストラクト・n r 、 W2 /11、第99頁(197g> ] :急性出血結膜炎[テキサス・レポート、 第’501−510頁]:アデノウィルス性角膜−結膜炎[A、ロマー)等、I SMメモl−A3131(1979年10月)〕、水痘−帯状痘心〔テキサス・ レポート、第511−15頁;サイトメガロウィルス感染[テキサス・レポート 、第523−27頁]:およびB型肝炎[テキサス・レポート、第516−22 頁]。マたは、W、E、 スチュ’)−トTl、インターフェロン・システム、 第307−21頁、スブリンガー・ベルラーグ(第2版) (1981) (こ れ以後「インターフェロン・システムJと呼ぶ)も参照しうる。
IFNは、抗ウィルス作用に加えて、他の作用をも有する。
例えば、IFNはコロニー刺激因子の力を弱め、造血性コロニー形成細胞の成長 を阻害し、顆粒白血球とマクロファージ前駆体の正常な分化を妨害する[テキサ ス・レポート、第343−49頁]。また、DMSO処理したフレンドの白血病 細胞で、赤血球状体の分化を阻害する[テキサス・レポート、第 420−28 頁コ。
IFNは、また免疫応答の調節の役割も果す。例えば、抗原に関して、外用薬の 投与量と時間に依存して、IFNはインビボおよびインビトロで、免疫増強と免 疫抑制の両方に作用する[テキサス・レポート、第357−69頁1゜加えて、 IFNは、キラーリンパ球および抗体依存性細胞媒介細胞障害の活性を増大させ ることも知られている[R,R,ハーバ−マン等、「ヒトナチュラル・インター フェロンおよび抗体依存性細胞媒介細胞障害による増強」、ネイチャー、第22 7巻、第221−23頁(1979) ; P’、ベバリー及びり、ナイト、「 キリング カムス・ナチュラリー」、ネイチャー、第278巻、第119−20 頁(1979) :テキサス・レポート、第375−80頁:J、R,ツユ−ド ルストーン等、[インターフェロン治療法におけるヒトのナチュラル・キラー細 胞の誘導と反応速度論」、ネイチャー、第282巻、第417−19頁(197 9) :S、アインホルン等、「インターフェロンおよびヒトで自然発生する細 胞障害、■、外生白血球インターフェロンを受容する患者の研究」、アクタ・メ ディスン・イン・スカンディナビア、第204巻、第478−83頁(197g > ]。
キラーリンパ球と、抗体依存性細胞媒介細胞障害は、直接的あるいは間接的に、 腫瘍細胞への免疫攻撃に含まれうる。
従って、抗ウィルス剤としての使用に加えて、IFNは抗腫瘍および抗ガン治療 並びに免疫調節剤および方法への応用が可能である[インターフェロン・システ ム、第319−21頁、第250−56頁1゜現在、IFNが、多数の動物で、 多種の腫瘍の成長に影響することが知られている[インターフェロン・システム 、第292−304頁]。
インターフェロンは、他の抗腫瘍剤のように、小さなlff1に直接作用するの が最も効果的であると思われる。動物IFNの抗腫瘍作用は投与量と時間に依存 するが、毒素レベル以下の濃度で作用する。従って、多くの研究と臨床試験が、 ヒトIFNの抗腫瘍および抗ガン性につき行われ続けている。
これらには、骨肉腫、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫およびホジキン病のよう な、いくつかの悪性の病気が含まれる[テキサス・レポート、第429−35頁 ]。これらの臨床試験の結果は励みになるとはいえ、ヒトIFNの抗腫瘍、抗ガ ンおよび免疫調節への応用は、精IIFNの充分な供給がなされないためにひど く妨げられてきた。
ウィルスと腫瘍またはガンに対するインターフェロン治療法は、いろいろな投与 口といくつかの投与形態でなされてきた[インターフェロン・システム第306 −22頁]。例えば、インターフェロンは経口的に、または、接種により(静脈 内、筋肉内、鼻孔内、皮内、および皮下)、並びに目薬、軟膏、噴霧剤の形で効 果的に投与されてきた。通常、10 〜10 単位の投与口で1日に1〜3回投 薬される。
治療の程度と投与量とは、患者と治療の状態に依存する。
例えば、ウィルスの感染は、毎日もしくは毎日2回の割合で数日から2週間にわ たる投与がなされ、腫瘍およびガンは、通常、毎日または毎日複数回の割合で数 ケ月から数年にわたって投与される。勿論、投与された患者にとって最も効果的 な治療法は、病気の進行具合、以前に施された治療・投与法・投与】の選択にお ける患者のインターフェロンに対する応答などのような周知の因子について配慮 する主治医によって決定されるべきである。
インターフェロンは、1型IFNと■型IFNの2つのグループに分類される。
1型IFNはウィルスや合成ポリヌクレオチドによって誘導される「古典的な」 酸安定性IFNであり、一般的にIFN−αとTFN−βの2種より成る。■型 IFNは、IFN−γと名付けられた1種のみである。
rFN−γは免疫或いはガンマ・インターフェロンともよばれる。
IFN−γは、特異的抗原や種々のミトーゲンによってリンパ球で誘導される糖 タンパクであり、抗原的にfFN−αおよびIFN−βと区別される[A、ミッ ラヒ等、「インターフェロンのグリコジル化」、ジャーナル・オブ・バイオロイ ンターフェロン・システム、第107−08頁:P、グレイ等、「ヒト免疫イン ターフェロンCDNAの大腸菌(E−coli)およびサル細胞における発現」 、ネイチャー、第295巻、第503−508頁(1982) :M、 P、ラ ングフォード等、「ヒト免疫インターフェロンの大量生産と物理化学的特性J、 インフエクション・アンド・イムニティ、第26巻、第36−41頁1゜このタ ンパクは、40.000〜46.000ダルトンの分子口をもち、恐らくグリコ ジル化された状態では、65,000〜70.000の分子量をもつと報告され ている。しかしながら、グリコジル化なしでもタンパクの生物活性にはほとんど 影響しない。ざらに、IFN−γをグリコジル化したrDNAおよびグリコジル 化しないrDNAの両方についておこなった研究室の実験では、非グリコジル化 IFN−γは、抗ガン剤として、グリコジル化されたIFN−γに比べ、僅かな がら毒性が低くがっ僅がながら活性が高かった。しかしながら、非グリコジル化 IFN−γは抗ウィルス剤として僅かに活性が低い。
酸に不安定(pH2)であることに加えて、1FN−γは56℃で一時間おくと 不活性化することが報告されている。
[M、プレイ等、「ミトーゲンによりヒト白血球で誘導されるインターフェロン :生産、部分精製及び特性」、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・イムノロジー 、第10巻、第877−83頁(1980) :Y、 K、イエツブ等、「ヒト γ(免疫)インターフェロンの部分精製と特性」、プロシーディンゲス・オブ・ ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス USA、第78巻、第1601− 05頁(1981)をも参照コ、rFN−γ1.t、IFN−αやrFN−βよ りも他の異なった細胞リセブターを認識することが報告されている[A、A、ブ ランカ等、「T型及び■型インターフェロンは異なったりセブターを有する証拠 Jネイチャー、第294巻、第768−70頁(1981) ]。
さらに、IFN−γは、いろいろな研究官での研究で、ヘルペス・ジュニタリス のようなあるウィルスに対して効能をもつということが示されてきた。
抗ウィルス活性に加えて、IFN−γは抗腫瘍もしくは抗ガン活性を示す。いろ いろな研究から、IFN−γは直接的および間接的にある種の腫瘍細胞の成長を 阻害し或いは殺してしまうということが示されている。さらに、IFN−αおよ びIFN−βと比較して、IFN−γの抗腫瘍活性は少なくともマウスにおいて 腫瘍を抑制する。加えて、IFN−7によるナチュラル・キラー細胞の活性化は 、IFN−α及びIFN−βで観察されるようにプラトーには開運しない。また IFN−γは、循環しているガングリオシドのレベルによって、IFN−α及び IFN−βよりも阻害が少ない[H。
アンケル等、「マウス繊維芽細胞(1型)及び免疫(■型)インターフェロン: ガングリオシドとの親和性並びにマウス白血病L −121OR細胞に対する抗 ウイルス性及び抗成長力における明白な相違J、プロシーディンゲス・オブ・ナ ショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス USA、第77巻、第2528−3 2頁(1980) ]。従って、細胞もしくは腫瘍、特に固形腫瘍、例えば肺、 胸及び結腸−直腸ガンなどは、I FN−((もしくはrFN−βに対して、余 り応答を示さないが、IFN−7で効果的に治療されうるし例えば、フレイネ等 、ジャーナル・オブ・ナショナル・キャンサー・インスティチュート、第61巻 、第891頁(1978) :バーン等、アブストラクト・オブ・N、Y、アカ デミ−・オブ・サイエンス、第11巻(4979年10月23−26日);ブラ ロツク等、セルラー・イムノロジー、第49巻、第390−394頁(1980 ) :B、 Y、ルピン等、「抗ウィルス及び抗増殖剤としてのヒト工型及び■ 型インターフェロンの異なる効能」、プロシーディンゲス°オブ・ナショナル・ アカデミ−・オブ・サイエンス USA。
第77巻、第5928−32頁(1980) J。
IFN−γは、その他に免疫調箇剤として利用されうる。
形質転換細胞に対するIFN−γの抗増殖効果は、I FN−αもしくはIFN −βの10〜100倍大きいという報告がある[P、W、グレイ等、前出]。
ヒトIFN−γをコードするDNAIe列は、クローン化され、IFN−γを産 生するようないろいろな宿主を形質転換するために利用されてきた[例えば、W 、フィアーズ等、「ヒト繊維芽細胞及びヒト免疫インターフェロン遺伝子、並び に相同及び異質細胞におけるそれらの遺伝子の発現」フィル・トランス・アール ・ソサエティ ロンドン、B第299巻、第29−38頁(1982) : P 、 W、グレイ等、「ヒト免疫インターフェロンCDNAの大腸菌及びサル細胞 における発現」、ネイチャー、第295巻、第503−08頁(1982)コ。
IFN−γをコードする配列の構成として、TFN−γを適切に形質転換した細 胞内で、高レベル(全タンパクの10%以上)で産生させるような、いろいろな 発現制御配列が存在する。そのようなIFN−γのrDNA産生は、抗ウィルス 、抗ガン及び免疫調節の方法及び薬剤の臨床研究のためのこのタンパクの以前の 深刻な不足を解決するために望まれていた。しかしながら、かなえられていなか った。
むしろ、形質転換された細胞は大量の外来性IFN−γを蓄積するので、IFN −1分子はお互いに相互作用して、正常細胞にはあまり見られない極めて溶解し にくい凝集体を形成する。その細胞は、それから、外来性タンパク凝集体が包み こまれた包合体を形成することによって、このタンパクの蓄積物に反応する。こ の難溶性と細胞内パフケージングによって、IFN−γを含んだ凝集体は細胞か ら分離しうる。しかし、抽出と緩衝液への再懸濁をおこなったあとでも、IFN −γが産生される細菌やいろいろな宿主の細胞抽出物から、IFN−γを精製す ることは困難である。従って、これらのlidの問題は、抗ウィルス、抗ガン及 び免疫調節の方法及び組成物に利用するために必要な量のIFN−γを確保する ために欠点となった。
発明の開示 本発明は、[FN−γを、IFN−γの全長からアミン末端の3個のアミノ酸残 基を欠失させて、より溶解しゃすく、従って精製しやすいアミノ−Δ3−IFN −γを提供することにより、上記問題を解決するものである。この欠失は、タン パクの生物活性をほとんど変化させない。しかも、極めて安定であり、以前に作 られた組換えIFN−γに比べてより溶解しやすく、従って精製しゃすいIFN −γ様タンパクを提供する。
本発明のアミノ−Δ3− I FN−γは、医薬上有効ωのタンパクを含有する ような抗ウィルス、抗増殖もしくは免疫調節用組成物、またはそのような組成物 の医薬上有効団により医薬上許容しうる方法で細胞を処理することを特徴とする 抗ウィルス、抗増殖もしくは免疫調節方法に利用しうる。
本発明はまた、アミノ−Δ3− I FN−γをコードするDNA配列及びこれ らのDNA配列を用いてアミノ−Δ3−IFN−γを生産する方法をも含んでい る。より好ましくは、本発明のDNA配列は、IFN−γ遺伝子の非コード領域 のヌクレオチドの欠失によるが、少なくとも非コード領域のカルボキシ末端にポ リGテールを残すことにより、さらに煤飾される。この欠失により、形質転換さ れたいろいろな宿主内での遺伝子の発現がさらに増強され、その結果アミノ−Δ 3−−IFN−γの収量が増加する。また、他のIFN−γ様ポリペプチドの発 現レベルを上昇させるために単独で用いうる。
さらに、そのようなある選定タンパクもしくはポリペプチドをコードしかつ3′ ポリGテールをもつ全ゆるDNA配列の非コード領域における3′側の非コード 領域の欠失は、形質転換された宿主細胞内におけるそのDNA配列の発現レベル を上昇させ、かつその細胞内での選定タンパク生産世のレベルを増進させる。
第1図は、クローン化されたIFN−γ遺伝子の非コード領域のヌクレオチド欠 失を含む組換えDNA分子を作成するための、本発明の方法の一実施例を示す略 図である。
第2図は、上記ヌクレオチド欠失とアミノ−Δ3−IFN−γをコードするDN A配列とを含む組換えDNA分子を作成するための、本発明の方法の一実施例を 示す略図である。
第3図は、per ori γプラスミドの重要な部位を示す略図である。
第4図は、合成ヌクレオチド配列と、その配列を利用してIFN−γをコードす る配列に9つのヌクレオチド欠失を生じさせ、アミノ−Δ3− I FN−rを コードするCINA配列を作成することに関する略図である。
第5図は、本発明の方法の出発物質として有用な組換えDNA分子のI FN− 7を含む挿入物のDNA配列図である。
本発明の実施における居食方法 ここに開示する発明についてより充分に理解するため、以下詳細に説明する。
本発明には、以下の用語を用いた。
DNA配列:となりあったペントースの3′位および5′位の炭素がホスホジエ ステル結合によって、次々に連結した直鎖状ヌクレオチド。
ポリペプチド:となりあったアミノ酸のα−アミノ基とカルボキシ基がペプチド 結合によって次々に連結した直鎖状アミノ酸。
IFN−γ様ポリペプチド:完全IFN−γと実質的に同発現:あるポリペプチ ドをコードするDNA配列が、そのDNA配列をもつ宿主内でそのポリペプチド を産生するという転写と翻訳の組合せ。
発現制御配列二DNA配列に作用結合した際、そのDNA配列の発現を制御・調 節するヌクレオチド配列。発現ゐ1j仰配列は、例えばlac系、trp系、λ ファージの主要オペレーター・プロモーター領域、fdコートタンパクの制御領 域、TACおよびTRC系、並びに前核もしくは真@細胞およびそれらのウィル スのDNA配列で発現を制御していることが知られている他の配列、またはそれ らの組合せを含む。
クローニング・ビークル:宿主細胞内で複製が可能で1個もしくは少数のエンド ヌクレアーゼ認識部位によって特徴づけられ、その部位でWH、コートタンパク の産生もしくはプロモーターや結合部位等のDNAの本質的な生物別能の付随的 損失なしに決定できるように切断でき、かつテトラサイタリン耐性もしくはアン ピシリン耐性などの形質転換された細胞の同定に使用するのに適したマーカーを 含むプラスミド、ファージDNAまたは他のDNA配列。クローニング・ビーク ルはベクターとも呼ばれる。
クローニング:無性的再生によって、生物もしくはDNA配列に由来するような 生物もしくはDNA配列を大口に得るための方法。
組換えDNA分子もしくはバイブリドDNA :末端と末端を結合した異なるゲ ノムからのDNA断片を含む分子。
本発明は、完全IFN−γの7ミノ末端にて3つのアミンフィルス(Bacil lus StearOthermODllilUS >および他の細菌等のよう な細菌宿主、酵母、他の真菌類、培養した動物(ヒトを含む)および植物細胞の ような動物および植物宿主、または他の宿主を含む。特別な宿主の選定によって 、アミノ−Δ3−IFN−γがグリコジル化されるかどうかが決定されることを 了解すべきである。例えば、もしCHO細胞のような哺乳動物細胞で作られれば 、アミノ−Δ3 1FN−γはグリコジル化されるが、一方大腸菌で作られれば グリコジル化されないであろう。アミノ−Δ3− I FN−γの両形態とら本 発明に含まれる。
いろいろな発現制御配列が用いられうる。例えば、大腸菌のラクトース・オペロ ン(rlac系J)のオペレーター・プロモーターおよびリポソーム結合・相互 作用配列(シャインーダルガーノ配列のような配列を含む)、大腸菌のトリプト ファン合成系(「trp系」)のそれらに対応する配列、λファージの主要オペ レーター・プロモーター領域(oLPLおよび0RPR)、H&雑状(fila mentous )−重鎖DNAファージの制御領域、または前核・真核細胞お よびそれらのウィルスの組合せの遺伝子の発現を制御する他の配列などが含まれ る。
勿論、全てのベクター−発現制御配列−宿主の組合せが、等しい効率を持つわけ ではない。特異的な組合せの特定の選択は、本発明の範囲を逸脱することなく本 明細書の説明にしたがって当業者には可能である。
完全IFN−γをコードする配列もアミノ−Δ3−I FN−γをコードする配 列も、共にATG開始コドンで始まらないので、発現させる前に翻訳開始シグナ ルをコード配列の前に挿入しなければならないことに注意しなければならない。
ATGコード配列を組合せるというこのような構成は本発明の範囲内で当業者に よってなされうる。このような構成により、適切に形質転換された宿主内でf− met−IFN−γもしくはf−met−アミノ−Δ3−IFx−γの合成が可 能になる。しかしながら、アミノ末’U M e jが存在するがしないかによ って生じる異質性は、大腸菌などのいくつかの宿主が、ある程度まで7ミノ末端 のメチオニンを解離させることが知られているので、排除できない。
本発明およびそれを用いた方法を充分に理解するために、以下の実施例を示すが 、この実施例のみに限定されない。本発明の範囲からはずれることなしに、この アミノ−Δ3−IFN−γの構成、生産および使用の為には他の手段および方法 も用いられうる。
実施例 第1図および第2図を参照して、本発明のより好ましいDNA配列を作成する為 の方法の一実施例の概略を示した。
この配列は、アミノ−Δ3− I FN−γをコードし、またIFN−γの3′ 側の非コード領域に422個のヌクレオチドの欠失がある。この実施例に従って 、最初にヌクレオチド消化により、3′側の非コード領域から422@のヌクレ オチドを欠失させた。次いで、特定部位突然変異誘発(site 5pecif ic mutagenesis)により、IFN−γ遺伝子の5′端コード領域 (アミノ末端)にあるATG開始コドンのあとの9個のヌクレオチドを欠失させ た。
ここに記載する本発明の実施例に用いた出発材料は、trp−由来発現制御配列 に作用結合させた(例えば第3図および第5図参照)完全IFN−γをコードす るDNA配列を含むper ori 7 (第1図(a))を持つ組換えDNA 分子である。この分子はまた、完全IFN−γの最初のアミノ酸であるコード配 列(TGT)に付けた翻訳開始シグナル(ATG)を持ち、trp発現制御配° 列のシャインーダルガーノ配列と開始コドンとの間に1つのCIaI切断部位を 持っている(第3図および第5図)。第3図および第5図でより詳細に示される ように、この分子はまた3′側の非コード領域のカルボキシ末端の限界を示す3 amHI切断部位まで、rFN−γ遺伝子の3′側の非コード(非翻訳)領域部 分を含んでいる。この非コード領域はまた、その配列内にXho [およびRs a I制限切断部位を含んでいる。残りの分子(BamHI部位〜trp配列) は、プラスミドpBR322に含まれており、PstI制限切断部位を持ってい る。
本発明のこの実施例ではこの組換え分子を出発材料として用いたが、他のどんな 由来の[FN−γのコードもしくは非コード領域でもこのアミノ−Δ3−IFN −γを生産する為に同様に用いうろことを理解すべきである。
第10の工程(a)に示したように、最初にper ori γをRsaIで切 断し、IFN−γ遺伝子の3′側の非コード領域に)(indll[制限切断部 位を作るために、HindI[[リン切断し、直鎖状にしたDNAを2つに分け た(第1図 工程断DNAの1つを、HindIII切断後の部位を平滑末端に するために81ミクロコツカスヌクレアーゼで処理した。この処理DNAをアガ ロースゲルで精製し、psj工で切断し、生じた断片の大きい方(8amHI部 位を含む)を7ガロースゲルで精製した(第1図、工程(d))。
前記のHindll[切断DNAのもう一方は、2重鎮DNAを消化する酵素で あるBa131ヌクレアーゼを用いて、直鎖状DNAの各末端から422ヌクレ オチドが取除かれるような条件下で消化した(第1図、工程(C))。アガロー スゲルで、この消化DNAを117したのち、このDNAをPstIで切断し、 生じた断片の小さい方(trp1i+1111配列、IFN−γ遺伝子のコード 領域、およびIFN−γ遺伝子の非コード領域の始めの部分を含む)を精製した (第1図、工程(d))。選択された断片上のIFN−γ遺伝子の非コード領域 は、Hindl11部位がらIFN−γ遺伝子のコード領域に向かって消化され 、その結果この領域の422個のヌクレオチドの欠失が生じた。この欠失を、第 5図に角括弧で示す。
上記の2種のDNA断片を、次いでIFN−γ遺伝子の3′側の非コード領域に 422個のヌクレオチド欠失を生じたことを特徴とする再環状化DNAを作るた めに結合させた(第1図、工&(e))。この欠失により、このDNA分子で形 質転換した細胞内で、IFN−γ遺伝子は高頻度で発現した。すなわち、全細胞 タンパクのおよそ20〜30%に及んだ。この欠失は、全ゆる+FN−γコード 配列に有効である。従って、下記のように、アミノ−Δ3− I FN−γのコ ード配列と組合せることは必要でない。そのかわり、他の1FN−γやIFN− γ様ポリペプチドの生産において有効に用いうる。
前記の様に8a131ヌクレアーゼを用いて、より長時間消化しかつXba I リンカ−を用いることによって、IFN−T遺伝子の3′側の非コード領域に4 84gJAのヌクレオチド欠失を生じたことを特徴とするDNAを作成した。こ の欠失ではIFN−γの収缶は422個のヌクレオチド欠失と同等か、もしくは 幾分多かった。従って、本発明の方法を用いて、IFN−71伝子の3′側の非 コード領域の全ゆる長さの欠失をrFN−γの収□□□を増加させるために作成 しうる。
IFN−7遺伝子へ前述の欠失を組込んだあと、アミノ−へ3−IFN−γのコ ード配列を作るために、IFN−γの5′コード領域に9個のヌクレオチド欠失 を導入した。出発材料となった組換えDNA分子per ori γについて、 非コード領域に422個のヌクレオチド欠失を導入するための最初の処理をして いる間、アミノ末端の先頭に9ヌクレオチドの欠失の導入も行うこともでき、或 いはこの欠失と422個の非コード領域の欠失を組合せなくてもよいことを了解 すべきである。けれども、高レベルの発現が得られるので、この発現ご一クルは 両方の欠失をもっている方が望ましい。
第2図に示したように、再環状化したDNA分子を2つの方法で処理した。1つ は、Cla工とBamHIを、これらの制限酵素の製造元の提示した条件下で用 いて、このDNAを切断し、アガロースゲルで、大きい方のC1aニ−BamH I断片を単離・緒製した(第2図、工程(a))。
この断片は、trp制園配列の一部、PstI切断部位およびIFN−γ遺伝子 の3′側非コード領域の一部分を含んでいる(第2図)。次いで、この断片(2 本鎖)を1本鎖C1aI−BamHよりNA断片にするために、0.1NNaO H中で至温で10分間変性させたく第2図、工程(b))。
再環状化した分子のうち、もう1つは直鎖状化するためPstlで切断し、アガ ロースゲルでこの直鎖状DNAを精製した(第2図、工程(a))。次いで、こ の直鎖状2本鎖DNAを、1本鎖DNAにするために、0.lNNaOH中でV 温で10分間変性させたく第2図、工程(b))。
次に、上記の2つの制限切断によって生じた1本鎖DNA断片を、60℃でトリ ス−HCl (pH8)−EDTA−NaCl (rTENJ )ハイブリダイ ゼーション緩衝液中で2〜3時間混合したく第2図、工程(C))。一方のDN A鎖のCl aI−BamHI切断部位の間にギャップのある復元化2本鎖のプ ラスミドを作成するために、2つのDNA断片を巻きもどしさせた。それからこ の復元DNAをエタンール沈澱によって精製し、この精lDNAをリガーゼ/ポ リメラーゼ緩衝液に再溶解させた。
次に、CGATACTATGCAGGACCCという配列をもつ合成オリゴヌク レオチドブライマーを調製した。第4図に示したように、このプライマーは、t rc+td]l配列の領域とIFN−γのコード領域のper ori 1分子 のDNA配列に相補的である。しかしながら、このプライマーはper ori γのDNA配列と比較して、9個のヌクレオチドの欠失がある。この欠失配列、 TGTTACTGCは、IFN−γのアミノ末端の最初の3つのアミノ酸である システィン−チロシン−システィンのコード配列に対応する。従って、このプラ イマーはper ori γの一方のDNA鎖にバイブリド化したあと、それら の9個のヌクレオチドの欠落したDNA配列の合成を可能にする。
前述のように、上記のプライマーを復元DNAの一本鎖DNA部分にバイブリド 化した(第2図、工程(d))。このハイブリダイゼーションは、9ヌクレオチ ドの欠失がバイブリド形成を妨げないように、リガーゼ/ポリメラーゼ緩衝液中 で17℃にて行った。次に、4つのデオキシリボヌクレオチド三リン酸、D N 、Aポリメラーゼエ(フレノウ断片)およびリガーゼを用いて、−重鎖のDNA のギャップを埋めた(第2図、工程(e))。この操作によって、一方の鎖にr FN−γの完全なコード配列を有しかつ他方の鎖にIFN−γの7ミノ末端の最 初の3つのアミノ酸をコードする9個のヌクレオチドを欠いたDNA配列を有す る、二本鎖DNAを作成した(第4図)。
次いで、この埋め尽くした二本鎖DNAで大腸菌に12株細胞を形質転換し、片 方の鎖に9ヌクレオチドの欠失のあるDNA配列で形質転換された宿主を選択し た(第2図、工程(f))。選択の為に、グルンシュタインーホッグネス・ハイ ブリダイゼーション・スクリーニングにおいて、42℃で、先の合成プライマー 配列をプローブとして用いた[H。
グルンシュタイン及びO,S、ホッグネス、「コロニーハイブリダイゼーション :特定の遺伝子を含むクローン化DNAの単離の為の方法」、プロシーディンゲ ス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス USA、第72巻、第 3961−65頁(1975) ]。ハイブリダイゼーションによる選択を通じ て、弱いシグナル(間違って起こったもの)と強いシグナル(間違いないもの) とを区別した。
要求する9個のヌクレオチドの欠失をもつDNA配列を一方の鎖に有するとして 選択された宿主(強いシグナル、プローブの誤認ではない)をとり、栄養分を多 く含んだ培地で成育させ、溶菌すると、1つは全長のIFN−γに対応し、もう 1つはアミノ−Δ3−IFN−7に対応する2本のタンパクのバンドが観察され る。2本のバンドが観察されたのは、培養した細胞の複製が進行し、2つの型の 分子を含むようになったという理由による。(第2図、工程(f))。一方は全 長のIFN−γコード配列をもつDNA鎖から複製されたものであり、もう一方 はIFN−γ遺伝子の開始コドンに続く9個のヌクレオチドの欠失をもつDNA 鎖から複製されたものである。そこで、陽性宿主細胞から少量のプラスミドを取 出して、前述のように42℃で、合成プローブを用いて、グルンシュタインーホ ッグネス・ハイブリダイゼーション法で、強いシグナルを示すプラスミドを選ぶ ことによって、プラスミドを2つの型に分けた(第2図、工程(g))。
次いで、I FN−7コ一ド配列の5′末端に9つの欠失をもった配列のみを含 むように選んだこれらのプラスミドで、大腸菌に12vA胞を形質転換した(第 5図に枠で囲んだヌクレオチド配列参照)。これらのTa %を培養すると、ア ミノ−Δ3− I FN−γを示す一本のタンパクのバンドが観察された。全長 IFN−γにあたるバンドは検出されなかった。
IFN−γの5′末端に9つのヌクレオチドの欠失と3′側の非コード領域に4 22個のヌクレオチド欠失をもつDNA配列をもつプラスミドを、ptrp−ア ミノ−Δ3−IFN−γ−Δ422と名付けた。
次いで、上記のように作成されたアミノ−Δ3− I FN−γを、per o ri γで形質転換された大腸菌宿主から調製された全長のIFN−γと、抗ウ ィルス活性および抗増殖活性について比較した。この比較により、アミノ−Δ3 −IFN−γは、per ori γから得られた組換えrFN−γと少なくと も同程度の抗ウィルス活性および抗増殖活性をもつことが示された。更に、アミ ノ−Δ3−IFN−γは、極めて溶解しやすく、従って精製しやすかった。また 、溶液中で極めて安定であった。
勿論ここでは、アミノ−Δ3−IFN−γを作るために1つの方法な示しただけ であり、この修飾fFN−γをコードする配列を作成する為には種々の方法があ るということはいうまでもない。例えば、DNAレベルでは、アミノ−Δ3−I FN−γをコードする配列を作成する為に他の方法を用いつる。これには、合成 方法、他の突然変異誘発および欠失方法が含まれる。タンパクレベルでも、アミ ノ−Δ3− I FN−γを生産する為にいろいろな技術が存在する。
上記の例は、IFN−γ遺伝子の非コード領域にさらに422個もしくは484 個のヌクレオチド欠失をともにもつDNA配列によってコードされたアミノ−Δ 3− I FN−γを示しであるが、本発明はそれには限定されないことを了解 すべきである。むしろ、3′側の非コード領域におけるいろいろな長さのヌクレ オチドの欠失をもつDNA配列を含んでおり、この欠失はRsaIエンドヌクレ アーゼ認識部位から開始され、IFN−γ遺伝子のコード領域に向かって続いて いる方が好ましい。加えて、本発明は、遺伝子のコード領域のアミノ末端に9つ のヌクレオチド欠失のみをもつアミノ−へ3−IFN−γをコードするDNA配 列を含む。その様な例では、例えば、第2図の方式のみが用いられ、BamHI 切断のかわりにXho■切断によるのが好ましい。
更に、本発明は全ゆるタンパクもしくはポリペプチドをコードし、3′側にポリ Gテールを有するDNA配列にまで及び、そのDNA配列は遺伝子の3′側の非 コード領域にヌクレオチド欠失があるが、少なくとも非コード領域のカルボキシ 末端のポリGテールは残存するものである。この欠失は、マ哨、242 国際調査報告 一一ψ中−hamgmmm 11&PCT/EP f15100109入NNE X To TOfNTERN八τ工0NへL SE入RCHREPORT ON 頁の続き :1nt、CI、4 識別記号 庁内整理番号

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.全IFN−γのアミノ末端から、システイン、チロシン、システインのアミ ノ酸配列が欠失したアミノーΔ3−IFN−γを発現に際しコードするDNA配 列。
  2. 2.ATG開始コドンが、完全IFN−γのアミノ末端の第4番目のアミノ酸を コードするコドンに直接に接合している請求の範囲第1項記載のDNA配列。
  3. 3.インターフエロン様タンパクを発現の際にコードし、IFN遺伝子の3′側 非コード領域と3′ポリGテールとを含み、かつ3′側非コード領域の少なくと も一部分のヌクレオチドを欠失しているが、IFN遺伝子の非コード領域のカル ボキシ末端にポリGテールを保持しているDNA配列。
  4. 4.IFN遺伝子の3′側非コード領域に422個のヌクレオチドの欠失をもち 、その欠失がRsaI制限酵素認識部位で開始しかつIFN遺伝子のコード領域 に向かつて続いている請求の範囲第3項記載のDNA配列。
  5. 5.IFN遺伝子の3′側非コード領域に484個のヌクレオチドの欠失をもち 、その欠失がRsaI制限酵素認識部位で開始しかつIFN遺伝子のコード領域 に向かつて続いている請求の範囲第3項記載のDNA配列。
  6. 6.完全IFN−γのアミノ末端から、システイン、チロシン、システインのア ミノ酸配列が欠失しているアミノーΔ3−IFN−γを発現の際にコードし、か つIFN−γ遺伝子の3′側非コード領域と3′ポリGテールとを含み、3′側 非コード領域の少なくとも一部分のヌクレオチドを欠失しているが、この遺伝子 の3′非コード領域のカルボキシ末端のポリGテールを保持しているDNA配列 。
  7. 7.IFN遺伝子の3′側非コード領域に422個のヌクレオチドの欠失をもち 、その欠失がRsaI制限酵素認識部位で開始しかつIFN遺伝子のコード領域 に向かつて続いている請求の範囲第6項記載のDNA配列。
  8. 8.IFN遺伝子の3′側非コード領域に484個のヌクレオチドの欠失をもち 、その欠失がRsaI制限酵素認識部位で開始しかつIFN遺伝子のコード領域 に向かつて続いている請求の範囲第6項記載のDNA配列。
  9. 9.ATG開始コドンが、完全IFN−γのアミノ末端の第4番目のアミノ酸を コードするコドンに直接に接合している請求の範囲第6項記載のDNA配列。
  10. 10.請求の範囲第1項、第2項、第6項、第7項、第8項または第9項記載の DNA配列より成る群から選択し、前記DNA配列が組換えDNA分子内の発現 制御配列に作用結合したDNA配列を特徴とする組換えDNA分子。
  11. 11.請求の範囲第3項、第4項または第5項記載のDNA配列からなり、この DNA配列が組換えDNA分子内の発現制御配列に作用結合していることを特徴 とする組換えDNA分子。
  12. 12.請求の範囲第10項または第11項記載の組換えDNA分子の少なくとも 一つで形質転換された宿主。
  13. 13.アミノーΔ3−IFN−γ、f−met−アミノーΔ3−IFN−γおよ びその混合物より成る群から選択されるポリペプチド。
  14. 14.グリコシル化ポリペプチドおよび非グリコシル化ポリペプチドより成る群 から選択される請求の範囲第13項記載のポリペプチド。
  15. 15.請求の範囲第10項または第11項記載の組換えDNA分子によつて形質 転換された宿主の酸酵によつて生産されるポリペプチド。
  16. 16.請求の範囲第10項記載の組換えDNA分子で形質転換した宿主を培養し 、かつポリペプチドを回収することを特徴とするアミノーΔ3−IFN−γの生 産方法。
  17. 17.請求の範囲第11項記載の組換えDNA分子で形質転換した宿主を培養し 、ポリペプチドを回収することを特徴とするIFN−γ様ポリペプチドの生産方 法。
  18. 18.請求の範囲第13項乃至第15項のいずれかに記載のポリペプチドより成 る群から選択される少なくとも1種のポリペプチドを医薬上有効量含有する抗ウ イルス組成物。
  19. 19.請求の範囲第13項乃至第15項のいずれかに記載のポリペプチドより成 る群から選択される少なくとも1種のポリペプチドを医薬上有効量含有する抗増 殖組成物。
  20. 20.請求の範囲第13項乃至第15項のいずれかに記載のポリペプチドより成 る群から選択される少なくとも1種のポリペプチドを医薬上有効量含有する免疫 調節用組成物。
  21. 21.請求の範囲第13項乃至第15項のいずれかに記載のポリペプチドより成 る群から選択される少なくとも1種のポリペプチドを医薬上有効量含有する抗ガ ン組成物。
  22. 22.請求の範囲第13項乃至第15項のいずれかに記載のポリペプチドより成 る群から選択される少なくとも1種のポリペプチドを含む組成物の医薬上有効量 により、医薬上許容しうる方法で細胞を処理することを特徴とする抗ウイルス、 抗増殖、抗ガンもしくは免疫調節方法。
  23. 23.選定したタンパクもしくはポリペプチドを発現に際しコードするDNA配 列の3′側の非コード領域の少なくとも一部分を欠失させるが、3′ポリGテー ルを保持させ、上記DNA配列を含む組換えDNA分子で形質転換した宿主を培 養し、かつ前記タンパクもしくはポリペプチドを回収することを特徴とする、前 記選定タンパクもしくはポリペプチドをコードしかつ3′ポリGテールをもつD NA配列の宿主内での発現のレベルを上昇させる方法。
  24. 24.タンパクもしくはポリペプチドを発現の際にコードし、そのタンパクもし くはポリペプチド遺伝子の3′側の非コード領域および3′ポリGテールを含み 、かつ3′側の非コード領域の少なくとも一部分のヌクレオチドを欠失している が、この非コード領域のカルボキシ末端のポリGテールを保持しているDNA配 列。
  25. 25.請求の範囲第24項記載のDNA配列からなり、このDNA配列が組換え DNA分子内の発現制御配列に作用結合していることを特徴とする組換えDNA 分子。
  26. 26.請求の範囲第25項記載の組換えDNA分子の少なくとも一つで形質転換 した宿主。
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