JPS61500741A - 組合つたエンジン始動機および補機駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組合ったエンジン始動機および補機駆動装置技術分野 この発明は航空機の二次動力装置、特に補助動力装置が補機の駆動のために選択 的に作動できると共にエンジンの始動のためにも使用できる組合ったエンジン始 動機および補機駆動装置に関するものである。補機の駆動は、異った駆動比を有 する２つの異った駆動系を介してなされる。補機は、始動の後で且つ変換点以下 の速度にあるときに、大きな駆動比を有した駆動系を介して補助動力装置により 且つエンジンによって駆動される。エンジン速度が変換点に達したときｔこ、小 さい駆動比をもった駆動系を介して補機を駆動できるようにクラッチがきられ、 これによって補機はエンジン速度に対して低い速度で駆動される。

背景技術 航空機の二次動力装置、特に航空機用の組合ったエンジン始動機と補機駆動装置 は従来周知である。この様な装置の１つは本出願人に譲渡されたフォーフナ−の 米国特許第４，０４３．１１９号明細書に示されている。この装置は、トルクコ ンバータと始動機クラッチを含む適宜な構成部分を介して補機を駆動するよう作 動すると共にジェットエンジンを始動するよう使用できるジェット燃料始動機を 有している。

別の従来装置が添付図面に示されており、特に後で説明される。従来装置におい ては、多くの構成部分が大きく、広い範囲のエンジン速度に亘って出力を供給す るよう必要とされるために大きな熱拒絶を有する。

従来技術は、エンジンがアイドル速度以上の速度で作動するときに補機が一定比 のエンジンによって駆動されて補機の低速度範囲に起因するよう変換点を越えて エンジン速度が大きくなるときに一定比を低い比率に変換できる航空機二次動力 装置を備えていない。

発明の開示 この発明の主な特長は、補機を駆動し動力源からエンジンを始動するために、動 力源からの補機の駆動をエンジンからの駆動に変換すると共にエンジンが一定速 度に達したときにエンジンからの補機の駆動を低駆動比にてなす装置を有した航 空機二次動力装置を提供することにある。これは補機が駆動される最大速度の低 下ができ、従って補機からの熱拒絶を減少する。

この発明の別の特長は、１つの駆動系が動力源と補機を連結する異った駆動比の ２つの駆動系と、動力源からのエンジンの始動サイクルを制鳳するよう係合でき る切離し自在なりラッチとを有する組合ったエンジン始動機および補機駆動装置 を提供することにある。

エンジンが比較的高速度で作動するときに、エンジンの速度範囲に対する補機の 速度範囲を減縮するよう一方の駆動系から低駆動比の他方の駆動系への補機の駆 動の変換をなすようクラッチがきられる。

図面の簡単な説明 第１図は従来周知の航空機二次動力装置の概要図。

第２図は従来周知の別の航空機二次動力装置の概要図。

第３図は航空機二次動力装置の第１の実施例の概要図。

第４図は航空機二次動力装置の第２の実施例の概要図。

第５図は航空機二次動力装置の第３の実施例の概要図。

第６図はこの発明の実施例により達成される補機とエンジンとの速度間の関係を 示すグラフである。

従来技術の説明 Ｂ−７０爆撃機に使用される様に従来の航空機二次動力装置の伝動装置が第１図 に示され、動力源１ｏとエンジン、駆動軸１１と補機駆動軸１２とを有している 。

動力源１０は、圧力流体が供給されるときにモータとして作動し、エンジンによ り駆動されるときに圧力流体を１つ以上の装置（図示しない）に供給するようポ ンプとして作用する流体排出装置である。動力源１゜は、フリーホイールクラッ チ１６の駆動入力に連結された出力軸１５を有する。フリーホイールクラッチ１ ６からの出力軸１７は、エンジン駆動軸１１の歯車１９と補機駆動軸１２の歯車 ２ｏとに噛合う歯車１８を有する。エンジンの始動においては、動力源１ｏはフ リーホイールクラッチ１６を介してエンジン駆動軸１１と補機駆動軸１２の回転 をなす。

出力軸１５の歯車２１は、エンジン駆動軸１１に連結された入力軸２５を有する フリーホイールクラッチ２４からの出力軸２６の歯車２２と噛合う。矢印により 注意される様に、フリーホイールクラッチ１６は図面で見て右から左に駆動を伝 達し、フリーホイールクラッチ２４は左から右に伝達する。エンジンの速度が。

動力源１０からの駆動に起因するものよりも速い速度で歯車１８を回転するよう なすならば、補機の駆動はエンジンにより行われ、エンジンの速度が出力軸２４ よりも速くフリーホイールクラッチ２４の入力軸２５を回転するようにするとき に、ポンプとして動力源１０が作動するようにエンジンは動力源１０の作動を行 う。この装置において、補機はエンジンの速度の増大と直接関係して速度を増大 する。この装置は、ポンプとして作用してエンジンが補機を駆動するときの動力 源１０の速度を越ることなくエンジンを始動するときにエンジンに対して大きな 比率でモータとして動力源１０が作動するよう許す。

Ｆ−１６戦闘機における航空機二次動力装置の伝動装置を示す第２図に示される 従来装置においては、動力源３０は、トルクコンバータ３３の入力側に連結した 切離し可能な滑りクラッチ３２に連結された出力軸３１を有する補助動力装置で ある。トルクコンバータ３３の出力側は、歯車３５の回転のために第２図の矢印 により示される様に右から左に駆動を伝達するフリーホイールクラッチに連結し ている。歯車３５はエンジン駆動軸３７の歯車３６と噛合い、歯車３６は補機駆 動軸３９の歯車３８と噛合う。動力源３ｏの始動と滑りクラッチ３２の連結係合 によって、エンジン駆動軸３７が回転されるようなり、補機駆動軸３９が駆動さ れる。

トルクコンバータは低エンジン速度にて補助動力装置のトルクを増幅し、制御可 能な滑りクラッチは、補助動力装置速度を維持するようもし燃料制御が試みられ るならば補助動力装置タービンにおける過度な温度を、トルクコンバータ特性の 組合せと補助動力装置に対する周囲空気供給が生じるときに補助動力装置の過度 な負荷を制御可能な滑りクラッチは防止する。選ばれたエンジン速度にて、滑り クラッチ３２はきることができ、従って補機はエンジンにて駆動され、フリーホ イールクラッチはエンジンよりのトルクコンバータの駆動を防止する。

発明を実施するための最良の形態 この発明の第１の実施例が第３図に示され、動力源４０はエアタービン始動機か フリータービン補助動力装置で、矢印で示す方向に動力源から軸４３に駆動を伝 達するフリーホイールクラッチに連結された出力軸４１を有している。出力軸４ １は補機駆動軸４５とエンジン駆動軸４６を駆動するよう作動できる。動力源か ら補機駆動軸４５を駆動する第１駆動系は出力軸４１とフリーホイールクラッチ ４２と軸４３と、歯車４７と噛合う軸４３に支持された歯車４４とを有している 。歯車４７は、補機駆動軸４５の歯車４９と噛合う歯車４８と噛合う。

また、第１駆動系の一部分はエンジン駆動軸４６の回転によりエンジンの始動の ために使用される。エンジン始動は軸５１．５２が延びる接離自在な滑りクラッ チ５０の閉鎖により初められ、軸５２は先に述べた歯車４８を有し、軸５１はエ ンジン駆動軸４６の歯車５６と噛合う歯車５５を有する。第１駆動系は選ばれた 直径の歯車を有し、これによって動力源４ｏの出力軸４１の回転は低速度での補 機駆動軸４５とエンジン駆動軸４６の回転を生じる。エンジンは、動力源が特異 なトルク速度特性を与えるエアタービン始動機かフリータービン補助動力装置で あるために、説明する他の実施例に用いられるトルクコンバータを用いることな く動力源４０により始動できる。

滑りクラッチ５０は、エンジンがエンジンアイドル速度以上の一定速度に達する まで係合されている。軸点が到達されたときに、滑りクラッチ５ｏはきられ。

補機駆動軸４５は第１駆動系よりも低い駆動比をもった第２駆動系を介してエン ジン駆動軸４６にて駆動される。第２駆動系は、歯車４７，４８．４９を有する 第１駆動系と一部が共通で歯車５６．４５に固着された軸６１．６２に連結され たフリーホイールクラッチ６０を有し図面に示されて矢印により示される様に左 から右に駆動を伝達する歯車を有している。変換点での滑りクラッチ５０のきり 離しによって、補機に対する駆動はフリーホイールクラッチ６０を介して低駆動 比にてなされ、これによって補機駆動軸４５は滑りクラッチがまだ連結されてい ることが起るよりも低い速度で回転する。

この作動は、エンジン速度に達する補機速度を示し。

動力源４０により駆動されるときに比較的一定でとゾまる補機速度を示す第６図 のグラフに示される。エンジン速度がアイドル速度を越えるときに、補機速度は 傾斜した線６５により示されるように与えられた速度に対して一定の比率で増大 する。エンジンは滑りクラッチ５０と第１駆動系を介して補機を駆動する。クラ ッチ変換と同一の変換点にて、滑りクラッチ５０はきられ、補機の駆動は第２駆 動系を介して低い比率でされる。補機速度はエンジン速度が変換点を越えて増大 するように傾斜線６６により示される。結果として。

補機は、エンジンが高速度で作動するときほどの高い速度で作動する必要はない 。

エンジンから滑りクラッチ５０を介した補機の駆動はフリーホイールクラッチ６ ｏを介した駆動よりも高い比率である。動力源４ｏからのエンジンの始動の制御 に加えて滑りクラッチ５０は、きられる変換点を決める。滑りクラッチは当業者 周知の形とすることができ、相互係合する板を有し、開閉状態間にて流体作動で き、エンジンが高速度で作動するときに動力源の動力条件を減少する。

２つの駆動系の歯車直径は異った駆動比を設けるよう適宜選ばれる。

接離自在な滑りクラッチ５ｏは第１駆動系と第２駆動系に共通な歯車４８．５６ 間の第１の接離自在な連結を形成し、フリーホイールクラッチ６ｏはエンジン駆 動軸４６と共通歯車４８．５６間の第２の接離自在な連結を形成する。

この発明の第２の実施例が第４図に示され、動力源７０は固定軸形の補助動力装 置で、低エンジン速度にて動力源のトルクを増大するようトルクコンバータ７１ を用いている。この実施例にて、動力源からの出力軸７２は、歯車７４と噛合う 歯車７５とこの歯車７５と噛合う歯車７６とを有する第１駆動系の歯車７４に回 転を伝達するフリーホイールクラッチ７３に連結している。補機駆動軸７７は歯 車７６に連結され。

軸８０によってトルクコンバーク７１の一側に連結された接離可能な滑りクラッ チ７９に連結した軸７８を歯車７６は有する。また、トルクコンバータ７１は。

エンジン駆動軸８８の歯車８７と噛合う歯車８６を有する軸８５に連結されてい る。動力源７０は第１駆動系を介して補機駆動軸７７を駆動でき、エンジンが始 動されるときに、滑りクラッチ７９が連結され、動力源からの駆動が、第１駆動 系にあるトルクコンバータ７１を介してエンジン駆動軸８８に伝達される。トル クコンバータ７１は、滑りクラッチ７９が連結されるときと、動力源からの駆動 によって生じられる速度よりも速い速度にて歯車７６をエンジン速度が回転する ようなすときに、滑りクラッチ７９を介して補機駆動軸７７を駆動するよう図面 に矢印で示される様に左から右にエンジン駆動軸８８からの駆動を伝達するよう 関連したフリーホイールクラッチ９０を有する。

エンジン駆動軸８８は、歯車７５を有し矢印により示される様に左から右に駆動 を伝達する軸９３への連結を有する第２駆動系のフリーホイールクラッチ９２に 連結した軸９１に連結される。歯車直径の選択は。

滑りクラッチ７９を介したエンジン駆動軸８８の第１駆動系が、エンジン駆動軸 からフリーホイールクラッチ９２を介して補機駆動軸７７に延びる第２歯車列す なわち第２駆動系の駆動比よりも大きな駆動比を有するようになされる。

エンジン始動後に変換点にまで、エンジン速度がアイドル速度以上になるときに 、補機駆動軸７７の駆動はフリーホイールクラッチ９０と滑りクラッチ７９を介 してなされ、変換点が到達されたときに、滑りクラッチ７９はきられ、これによ って補機駆動軸は、低駆動比で補機軸を駆動するようフリーホイールクラッチ９ ２を有する第２駆動系を介して駆動され、エンジンの速度に対して一定の速度比 をなすが連結された滑り　、クラッチ７９におけるよりも小さい速度比の補機駆 動軸作動をなしている。

この作動が第６図に示されており、補機速度は線９５により示されるように一定 で、エンジン速度はトルクコンバータ７１を有する第１駆動系を介した駆動によ り増大される。アイドル速度にて、エンジンは傾斜線６５により示される様に補 機駆動軸７７の駆動を越え、滑りクラッチ７９がきられるときに、補機駆動軸７ ７は傾斜線６６により示されるように低い一定比にて駆動される。

エンジン始動のために高い速度比が必要とされる様な低いエンジン速度補機条件 とエンジン始動条件をなす場合に使用できるこの発明の第３の実施例が第５図に 示される。この実施例にて、動力源１００は固定軸型の補助動力装置で、従って トルクコンバータ１０１を用いている。動力源１００は、第１駆動系に対し矢印 で示されるように右から左に駆動を伝達するフリーホイールクラッチ１０５を介 して補機駆動軸１０２とエンジン駆動軸１０３とを駆動する。

第１駆動系は、補機駆動軸１０２と、接離自在な滑りクラッチ１０９に連結され た軸１０８とに連結された歯車１０７と噛合う歯車１０６を有する。クラッチ軸 １１０は、トルクコンバータ１０１に連結された歯車１１２と噛合う歯車１１１ を有する。軸１１５はトルクコンバータ１０１をフリーホイールクラッチ１１６ に連結し、エンジン駆動軸１０３に連結された歯車１１８と噛合う歯車１１７の 駆動のために矢印により示される様に図面で見て右から左に駆動を伝達する。

動力源１００は第１駆動系を介して補機駆動軸１０２とエンジン駆動軸１０３を 駆動できる。

エンジン駆動軸１０３は歯車１１１に連結されたフリーホイールクラッチ１２１ に連結された軸１２０に連結され、矢印で示される様に図面で見て左から右に駆 動を伝達する。エンジンがアイドル速度に到達するときに、補機駆動軸１０２は 滑りクラッチ１０９を介してエンジンから駆動される。エンジン速度が先に述べ た変換点に達するときに、滑りクラッチ１０９はきられ、補機、駆動軸１０２の 駆動は第２駆動系を介している。第２駆動系は歯車１０７，１０８と、歯車１１ ８と噛合う歯車１３０とを有し、歯車１０６を有する軸１３２を駆動するために 矢印で示される様に図面で見て左から右に駆動を伝達する。フリーホイールクラ ッチ１１６は、エンジンが補機を駆動するときに、トルクコンバータを最小損失 をもって駆動するようできる。

全ての実施例において、５駆動系の歯車の直径は互に関連しており、これによっ て滑りクラッチのきられた後にエンジン駆動軸から補機駆動軸を駆動する第２の 駆動系は第１駆動系よりも低い駆動比を有する。これはエンジン始動に起因し、 低速度エンジン作動は連結された滑りクラッチによって高駆動比にて達成される 。

高速エンジン作動において、補機駆動軸はエンジンの速度に対する一定された速 度比で且つ低速度で作動し。

従って速度範囲を拡げるように作動しない。

補正書の翻訳文提出書（特許法第４８４条の７第１項）昭和５０年８月１５日 特許長庁官　宇　賀　道　部　殿 １、特許出願の表示 ＰＣＴ／ＵＳ　８４１０２０５７ ２、発明の名称 組合ったエンジン始動機および補機駆動装置３、特許出願人 名　称　サンドストランド・コーポレーション４、代理人〒１００ 昭和６０年４月２５日 ６、補正書類の目録 補正された請求の範囲 １、（削除） ２、（削除） ３、（削除） ４、（削除） ５、（削除） ６、（補正後）出力軸を有した動力源、補機駆動軸、該両軸を連結して出力軸の 回転にて補機駆動軸を回転する一連の噛合う歯車およびフリーホイールクラッチ 、エンジン駆動軸、１つがエンジン駆動軸に連結された互に噛合う複数個の歯車 、互に噛合う該歯車の他と一連の該歯車の１つとの間にあって接離自在な滑りク ラッチを有した駆動連結、先の駆動連結と平列な駆動関係にエンジン駆動軸と一 連の噛合う歯車の間にあってエンジン駆動軸から一連の該噛合う歯車にだけ回転 を伝達するよう作動できるフリーホイールクラッチを備えた組合ったエンジン始 動機および補機駆動装置。

Ｚ　互に噛合う歯車の他と一連の噛合う歯車の１つとの間の駆動連結は動力源の トルクを増大するトルクコンバータを備えた請求の範囲第６項記載の組合ったエ ンジン始動機および補機駆動装置。

８、　エンジン駆動軸からトルクコンバータの入力側への駆動連結を有し、エン ジン速度がトルクコンバータ入力速度以上になるよう試みるときにトルクコンバ ータを固定するフリーホイルクラッチを備えた請求の範間第７項記載の組合った エンジン始動機および補機駆動装置。

９　（削除） １０、（削除） １１、（削除） １２、（削除） １５、（削除） １４、（補正後）出力軸を有する動力源、補機駆動軸、一連の噛合う歯車および 出力軸と補機駆動軸とを連結するフリーホイールクラッチを有し出力軸の回転で 補機、駆動軸を回転する駆動系、エンジン駆動軸、１つがエンジン駆動軸に連結 された相互に噛合う歯車、該相互に噛合う歯車の他の１つと一連の噛合う歯車の １つの間にあって且っ接離自在なりラッチとこのクラッチが接続されるときに動 力源からのエンジン駆動軸の駆動のためのトルクコンバータを有する。駆動連結 、該駆動連結と並列な駆動関係にエンジン駆動軸と一連の噛合う歯車との間にあ ってエンジン、駆動軸から一連の噛合う歯車にだけ回転を伝達するよう作動でき るフリーホイールクラッチを備えた組合ったエンジン始動機および補機駆動装置 。

１５、出力軸を有する動力源、補機駆動軸、一連の噛合う歯車と該両軸を相互に 連結するフリーホイールクラッチを有し出力軸の回転で補機駆動軸を回転する駆 動系、エンジン駆動軸、１つがエンジン駆動軸に連結された相互に噛合う歯車、 相互に噛合う歯車の他の１つと一連の歯車の１つとの間にあり且つ接離自在なり ラッチとこのクラッチが接続されるときに動力源からエンジン駆動軸の駆動のた めのトルクコンバータを有する駆動連結、エンジン駆動軸と接離自在な該クラッ チを経た該噛合う歯車との間にあって補機駆動軸に回転を伝達するよう作動でき るフリーホイールクラッチを有する第２の駆動連結、エンジン駆動軸と一連の噛 合う歯車の間にあって接離自在な該クラッチがきられるときにエンジン駆動軸か ら該一連の噛合う歯車に回転だけを伝達するよう作動できるフリーホイールクラ ッチを有する別の駆動連結を備えている組合ったエンジン始動機および補機駆動 装置。

１６、出力軸を有した動力源、歯車と出力軸および補機、駆動軸を連結するフリ ーホイールクラッチとエンジン駆動軸を有するエンジンとを有する第１駆動系、 トルクコンバータと１ルクコンバータからエンジン駆動軸に駆動を伝達するフリ ーホイールクラッチを有する伝動部材を駆動するよう連結された接離自在な滑り クラッチを有するエンジンを始動するよう出力軸からエンジン駆動軸に駆動を伝 達する装置、滑りクラッチを介して第１駆動系に且つエンジンが予定値に達した ときに一定駆動比にてエンジン駆動軸から補機駆動軸を駆動すべくトルクコンバ ータの入力側にエンジン駆動軸を連結するフリーホイールクラッチを有した装置 、エンジンが予定速度より速い速度に達して滑りクラッチがきられたときに低い 駆動比にてエンジン駆動軸から補機駆動軸を駆動すべく第１駆動系にエンジン駆 動軸を連結するフリーホイールクラッチを有した装置を備えた組合ったエンジン 始動機および補機駆動装置。

次の請求範囲を追加する。

１Ｚ　エンジン駆動軸、補機駆動軸、動力源に接続可能な動力駆動軸、動力駆動 軸からの補機の駆動のために動力駆動軸と補機駆動軸を連結し且つ動力駆動軸へ の逆駆動を避けるようフリーホイールクラッチを有した第１歯車装置、第１歯車 装置とエンジン駆動軸を連結し接触自在な滑りクラッチを有した第２歯車装置、 第２歯車装置と並列駆動関係にエンジン駆動軸と第１歯車装置を連結し滑りクラ ッチが連結されたときにエンジン駆動軸からだけの駆動を伝達して第２歯車装置 によるエンジン駆動軸からの補機の駆動を許す第３歯車装置を備え、第３歯車装 置は、滑りクラッチがきられたときにエンジン駆動軸と補機駆動軸間に低い駆動 比を達成するよう第２歯車装置とは異った駆動比を有するエンジン始動および補 機駆動をなす航空機二次動力装置。

国際調査報告 −１−−ａ−−軸１昧ｐ　Ｃ７／　’ｊ５９４　／　Ｑ　２０５７

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．補機を駆動し動力源からエンジンを始動するための装置．予定のエンジン速 度にて動力源からエンジン軸の駆動に補機の駆動を変換するための装置．エンジ ンが予定速度以上の所要速度に達したときにエンジン軸からの補機駆動を低駆動 比に変えるための装置を備えた航空機二次動力装置。
2. ２．動力源からエンジン駆動軸および補機駆動軸に動力を伝達すべく動力源およ び補機駆動軸に連結された１つの駆動系とエンジン駆動から補機駆動軸に動力を 伝達すべく補機駆動軸に連結された別の駆動系とから成り該第１駆動系が第２駆 動系よりも高い駆動比を有する２つの駆動系．および第１駆動系を介した動力伝 達を制御する第１駆動系のクラツチを備えた．エンジン駆動軸と補機駆動軸と選 択作動可能な動力源と使用する組合つたエンジン始動機および補機駆動装置。
3. ３．第２駆動系は動力源に連結され．且つ動力源から出力軸に連結されたフリー ホイールクラツチを有し、これによつて動力源がエンジン駆動によつて駆動され ないようになつた請求の範囲第２項記載の組合つたエンジン始動機および補機駆 動装置。
4. ４．駆動糸間の連結と．エンジン駆動軸から第２駆動系に駆動を伝達する該駆動 連結のフリーホイールクラツチとを備えた請求の範囲第２項記載の組合つたエン ジン始動機および補機駆動装置。
5. ５．駆動系は両駆動系に共通な複数個の歯車を有した互に噛合う歯車を備え．ク ラツチは共通の歯車とエンジン駆動軸間に第１の接離可能な連結を形成し．エン ジン駆動軸と共通の歯車間に第２の接離可能な連結を形成しエンジン駆動軸から 動力を伝達するよう作動できるフリーホイールクラツチを備えている請求の範囲 第２項記載の組合つたエンジン始動機および補機駆動装置。
6. ６．出力軸を有した動力源．補機駆動軸．該両軸を連結して出力軸の回転にて補 機駆動軸を回転する一連の噛合う歯車およびフリーホイールクラツチ．エンジン 駆動軸．１つがエンジン駆動軸に連結された互に噛合う複数個の歯車．互に噛合 う該歯車の他と一連の該歯車の１つとの間にあつて接離自在な滑りクラツチを有 した駆動連結．エンジン駆動軸と一連の該歯車の間にあつてエンジン駆動軸から 該一連の歯車にだけ回転を伝達するよう作動できるフリーホイールクラツチを有 した別の駆動連結を備えた組合つたエンジン始動機および補機駆動装置。
7. ７．互に噛合う歯車の他と一連の歯車の１つとの間の駆動連結は動力源のトルク を増大すべくトルクコンバータを備えた請求の範囲第６項記載の組合つたエンジ ン始動機および補機駆動装置。
8. ８．エンジン駆動軸からトルクコンバータの入力側への駆動連結を有し．エンジ ン速度がトルクコンバータ入力速度以上になるよう試みるときにトルクコンバー タを固定するフリーホイールクラツチを備えた請求の範囲第７項記載の組合つた エンジン始動機および補機駆動装置。
9. ９．補機のための補機駆動軸．エンジンのためのエンジン駆動軸．出力軸を有す る動力源．クラツチを有し出力軸の回転にて補機およびエンジン駆動軸を駆動す るよう予定された駆動比を有する出力軸から補機およびエンジン駆動軸への第１ の駆動系．第１駆動系よりも低い駆動比を有しクラツチがきられたときに作動で きるエンジン駆動軸および補機駆動軸間の第２駆動系を備え．補機駆動軸が出力 軸により駆動されるときよりも低い速度比にて補機駆動軸をエンジンが駆動でき るようになつた組合つたエンジン始動機および補機駆動装置。
10. １０．第１駆動系のクラツチが接離自在な滑りクラツチである請求の範囲第９項 記載の組合つたエンジン始動機および補機駆動装置。
11. １１．第１駆動系により出力軸の駆動を防止すべく出力軸を第１駆動系に連結す るフリーホイールクラツチを有する請求の範囲第９項記載の組合つたエンジン始 動機および補機駆動装置。
12. １２．各駆動系は．両駆動系に共通である全ての歯車以外の幾つかの歯車を有し ている請求の範囲第９項記載の組合つたエンジン始動機および補機駆動装置。
13. １３．出力軸を有する動力源．補機駆動軸．出力軸と補機駆動軸を連結するフリ ーホイールクラツチと歯車を有する第１の駆動系．エンジン駆動軸．第１駆動系 に連結された入力軸を有する滑りクラツチと１つがエンジン駆動軸に他の１つが 第１駆動系に夫々連結された一対の軸と歯車を有する第２の駆動系．第１駆動系 によるエンジン駆動軸の回転を防止するフリーホイールクラツチを備えた組合つ たエンジン始動機および補機駆動装置。
14. １４．出力軸を有する動力源．補機駆動軸．一連の噛合う歯車および出力軸と補 機駆動軸とを連結するフリーホイールクラツチを有し出力軸の回転で補機駆動軸 を回転する駆動系．エンジン駆動軸．１つがエンジン駆動軸に連結された相互に 噛合う歯車．該相互に噛合う歯車の他の１つと一連の噛合う歯車の１つの間にあ つて且つ接離自在なクラツチとこのクラツチか接続されるときに動力源からのエ ンジン駆動軸の駆動のためのトルクコンバータを有する駆動連結．エンジン駆動 軸から一連の噛合う歯車への回転だけを許すよう作動できるフリーホイールクラ ツチを有するエンジン駆動軸および一連の噛合う歯車間の別の駆動連結を備えた 組合つたエンジン始動機および補機駆動装置。
15. １５．出力軸を有する動力源．補機駆動軸．一連の噛合う歯車と該両軸を相互に 連結するフリーホイールクラツチを有し出力軸の回転で補機駆動軸を回転する駆 動系、エンジン駆動軸．１つがエンジン駆動軸に連結された相互に噛合う歯車． 相互に噛合う歯車の他の１つと一連の歯車の１つとの間にあり且つ接離自在なク ラツチとこのクラツチが接続されるときに動力源からエンジン駆動軸の駆動のた めのトルクコンバータを有する駆動連結。エンジン駆動軸と接離自在な該クラツ チを経た該■合う歯車との間にあつて補機駆動軸に回転を伝達するよう作動でき るフリーホイールクラツチを有する第２の駆動連結．エンジン駆動軸と一連の■ 合う歯車の間にあつて接離自在な該クラツチがきられるときにエンジン駆動軸か ら該一連の■合う歯車に回転だけを伝達するよう作動できるフリーホイールクラ ツチを有する別の駆動連結を備えている組合つたエンジン始動機および補機駆動 装置。
16. １６．出力軸を有した動力源。歯車と出力軸および補機駆動軸を連結するフリー ホイールクラツチとエンジン駆動軸を有するエンジンとを有する第１駆動系．ト ルクコンバータとトルクコンバータからエンジン駆動軸に駆動を伝達するフリー ホイールクラツチを有する伝動部材を駆動するよう連結された接離自在な滑りク ラツチを有するエンジンを始動するよう出力軸からエンジン駆動軸に駆動を伝達 する装置．滑りクラツチを介して第１駆動系に且つエンジンが予定値に達したと きに一定駆動比にてエンジン駆動軸から補機駆動軸を駆動すべくトルクコンバー タの入力側にエンジン駆動軸を連結するフリーホイールクラツチを有した装置． エンジンが予定速度より速い速度に達して滑りクラツチがきられたときに低い駆 動比にてエンジン駆動軸から補機駆動軸を駆動すべく第１駆動系にエンジン駆動 軸を連結するフリーホイールクラツチを有した装置を備えた組合つたエンジン始 動機および補機駆動装置。