JPS6148112B2 - - Google Patents

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JPS6148112B2
JPS6148112B2 JP55162154A JP16215480A JPS6148112B2 JP S6148112 B2 JPS6148112 B2 JP S6148112B2 JP 55162154 A JP55162154 A JP 55162154A JP 16215480 A JP16215480 A JP 16215480A JP S6148112 B2 JPS6148112 B2 JP S6148112B2
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JP
Japan
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time
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correction
circuit
write
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JP55162154A
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Hiroshi Myasaka
Shinji Yamada
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/219,910 priority patent/US4371268A/en
Publication of JPS5786084A publication Critical patent/JPS5786084A/ja
Publication of JPS6148112B2 publication Critical patent/JPS6148112B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G5/00Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
    • G04G5/04Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication by setting each of the displayed values, e.g. date, hour, independently

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエレクトロクロミツク表示時計の時刻
修正回路、特に表示時刻の速修正を行うことので
きる時刻修正回路に関するものである。
近年電子時計のデジタルあるいはアナログ表示
部にエレクトロクロミツク(以下ECという)表
示素子を用いた表示時計が実用化され、従来の発
光ダイオードあるいは液晶表示時計に比して良好
な表示作用が得られている。EC表示素子は電極
間に配置されたEC物質に電圧を加えた時に還元
酸化反応によつて物質が着色及び消色されるエレ
クトロクロミツク現象を利用したものであり、こ
れらのEC物質としてはビオロゲン化合物あるい
はWO3薄膜等が知られている。このEC素子は発
光ダイオードと異なり非発光型であるために消費
電流が小さく、また直射日光のもとにおいても明
瞭な表示が得られ、更に液晶と比較して極めて鮮
かな着色が得られ、更にいずれの角度からも明瞭
な表示を得ることができる、すなわち視角依存性
がない等多くの特徴を有し、時計等の時刻表示と
しては極めて好適である。そして、このEC素子
は電圧印加により着色した後は電圧を切つても一
定時間着色が残る不揮発性のメモリー機能を有す
る。
しかしながら、前述したEC素子は不揮発性で
あるために、表示を消すために逆電圧を印加しな
ければならず、また、その書込及び消去の応答速
度が比較的遅いという欠点があつた。この書込及
び消去時間は通常1〜2秒程度必要とし、時計に
おける通常の時刻表示状態では実用上ほとんど問
題が生じないが、時刻修正を行う場合、その修正
に必要な時間が前記書込消去応答速度によつて制
限され所望の速修正を行うことができないという
欠点が生じていた。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、修正速度を高めることのでき
るEC表示時計の改良された時刻修正回路を提供
することにある。
上記目的を達成するために、本発明の回路は、
時間基準信号をカウントして時刻を計時するとと
もに所望時刻をプリセツト可能なカウンタを有す
る計時回路と、カウンタの出力を表示するエレク
トロクロミツク表示部を有する時刻表示回路と、
時刻表示モードと修正モードとを選択的に切替る
修正モード切替スイツチと、少なくとも0〜9の
10種類のキーを有する時刻修正用キーボードと、
修正モード切替スイツチにより修正モードが選択
された時にのみキーボードから入力された修正時
刻を前記カウンタにプリセツトするデコーダ回路
と、エレクトロクロミツク表示部の書込及び消去
のタイミングを修正モード切替スイツチの選択モ
ードにより制御し修正モード切替スイツチにより
時刻表示モードを選択した時は時刻を前記エレク
トロクロミツク表示部に書込消去するために時刻
表示回路から発生する時刻表示用書込消去パルス
を前記エレクトロクロミツク表示部に印加し、修
正モードが選択された時はエレクトロクロミツク
表示部に前記時刻表示用書込消去パルスよりパル
ス幅の小さい着色度弱め消去信号を供給する書込
消去制御回路と、修正モード切替スイツチの時刻
修正モード選択時に前記時刻表示用書込消去パル
スよりパルス幅の小さい時刻表示を完全に消去す
るための時刻修正用消去パルス及び時刻の修正書
込のための時刻修正用書込みパルスを時刻修正ス
イツチの操作によりエレクトロクロミツク表示部
に供給する修正パルス発生回路とを含み、時刻修
正時にはパルス幅の小さい時刻修正用書込消去パ
ルスをEC表示部に供給することにより速修正を
可能とするものである。すなわち、EC素子にお
ける着色作用は物質の還元反応による着色物質の
析出と考えられ、またその酸化によつて前記析出
した着色物質が元の無色物質に戻るという可逆反
応から生じる。従つて、EC物質を挾んだ表示極
及び対応極に供給される電荷量によつて前記着色
の程度が変化し、このことは、印加電圧が一定の
場合その着色の程度が印加パルス幅によつて異な
り、またその消去のためにほぼ同一のパルス幅を
有する消去パルスが必要となることを示してい
る。
本発明は、このEC素子の着色現象に着目し、
通常の時刻表示時には充分なパルス幅を有する表
示パルスを印加することによつて着色の程度の強
い鮮明な表示を得るとともに、時刻修正時にはパ
ルス幅を減少して着色の程度を若干低下させ修正
速度の向上を図ることを特徴とする。実際の使用
状態において、時刻修正時にはその表示がある程
度不明瞭であつても確実な修正作用を得ることが
でき、特に、電極に供給される電荷はその初期に
おける増加量が大きいために、書込パルス幅を小
さくしてもその着色程度はパルス幅の減少程度に
比例することなく、充分に視認可能な表示が得ら
れるということが利用されている。例えば、パル
ス幅を半分に減少した場合においても、EC素子
における着色の程度はほぼ70〜80%程度にしか減
少することなく、修正時に必要な充分な表示作用
を行うことができる。
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説
明する。
第1図には本発明に係る時刻修正回路の好適な
実施例が示されている。
水晶発振器等を含む基準信号発生部10からの
時間基準信号は分周回路12を介して所望周波数
のパルス列に変換された後、計時回路14へ供給
される。実施例において、計時回路14へは分周
回路12から1Hzのパルス列が供給され、60進カ
ウンタ16、10進カウンタ18、6進カウンタ2
0、12進カウンタ22、2進カウンタ24からそれ
ぞれ60秒桁、1分桁、10分桁、時桁、AM/PM
の各信号が出力され、これらの出力が時刻表示信
号として時刻表示回路26へ供給されている。計
時回路14の分、時及びAM/PMカウンタ1
8,20,22,24はそれぞれプリセツトカウ
ンタからなり、後述する時刻修正時に各カウンタ
の表示を所望時刻にプリセツトすることができ
る。時刻表示回路26にはEC表示部28が設け
られ、EC表示部28は実施例においてデジタル
表示を行うための2セグメント電極から成る
AM/PM表示極30a、8セグメントから成る
時桁表示極30b、7セグメントから成る10分桁
セグメント30c、7セグメントから成る1分桁
表示極30dそして対向極32を含む。そして前
記計時回路14からの各秒、分そして時信号は時
刻表示回路26のデコーダ34b,34c,34
dに供給されて表示信号に変換される。計時回路
14のカウンタ24の出力そして前記各デコーダ
34の出力はアンドゲート36a,36b,36
c,36d及びオアゲート37a,37b,37
c,37dを介して3ステートインバータから成
る表示極ドライバ38a,38b,38c,38
dのゲート入力に供給され、駆動信号に変換され
た後に各表示極30へ供給される。前記各アンド
ゲート36、オアゲート37及びドライバ38の
入力には後述する書込消去制御回路からの制御信
号が供給され、実施例においては、時刻表示時に
は60秒毎にEC表示部28の表示更新が行われ、
また時刻修正時には修正信号印加毎に表示更新が
行われる。
EC表示部28の対向極32へは3ステートイ
ンバータから成る対向極ドライバ40から各表示
極ドライバ38と逆極性の電圧が印加され、前述
したエレクトロクロミツク現象が得られることと
なる。対向極ドライバ40のゲート入力にはオア
ゲート41を介して後述する書込消去制御回路か
らの信号が供給されるとともにその入力にはイン
バータ42からの制御信号が供給されている。前
記表示極ドライバ38及び対向極ドライバ40は
それぞれ前述したように3ステートインバータか
ら成り、そのゲート入力が「H」の時にのみ作動
状態となり入力レベルに応じた駆動出力をそれぞ
れ対向する表示極30及び対向極32へ出力し、
一方そのゲート入力が「L」の時には高インピー
ダンスのオフ状態となる。そして、EC表示部2
8はその表示極30が「L」そして対向極32が
「H」となつた時に所望の書込作用が得られ、逆
に表示極30が「H」そして対向極32が「L」
となつた時に消去作用が行われる。
前述したEC表示部28の書込及び消去を切替
制御し、同時に時刻表示及び時刻修正の切替を行
うために、書込消去制御回路46が設けられ、実
施例においては、計時回路14の60進カウンタ1
6から表示時刻の59秒に相当する59秒パルス10
0が書込消去制御回路46へ供給された時に消去
が行われ、また60秒に相当する60秒パルス102
が供給された時に書込が行われる。通常の時刻表
示時には書込消去制御回路46は前述した59秒パ
ルス及び60秒パルスによつて消去及び書込が1分
毎に行われるが、時刻修正時には修正信号によつ
て任意の修正時に表示の消去及び書込を行い、本
発明においては、時刻表示モードと時刻修正モー
ドとを選択的に切替るために修正モード切替スイ
ツチ48が設けられ、修正モード切替スイツチ4
8は時計に設けられたオン状態をロツク可能な押
しボタンスイツチ等から形成されている。修正モ
ード切替スイツチ48はその一端が抵抗50を介
して接地されており、そのオフ状態では「L」信
号が書込消去制御回路46へ供給され、修正モー
ド切替スイツチ48のオン作動によつて「H」信
号が書込消去制御回路46へ供給される。修正モ
ード切替スイツチ48は時刻表示モードと時刻修
正モードとを切替、そのオン作動によつて時刻修
正モードが選択されると、時刻修正用キーボード
52を有効とし、時刻修正用キーボード52から
修正時刻メモリ54を介して計時回路14の各カ
ウンタに修正信号が供給される。
キーボード52は時計の操作盤上に設けられ、
「0」〜「9」までの10個の数字キーと4個の桁
選択キーM1,M2,H1,H2及び午前/午後選択キ
ーAM/PMを含み、前記桁選択キーM1は分の1
位桁、M2は分の10位桁、H1は時の1位桁そして
H2は時の10位桁の選択を行なう。
前記キーボード52によつて選択された修正時
刻は修正時刻メモリ54に一旦記憶され、この記
憶された修正時刻は計時回路14の各カウンタ1
8,20,22,24へ入力され、各カウンタの
プリセツトを行ない、さらに修正時刻メモリ54
の修正時刻に対応して修正パルス発生回路56か
らは所望の修正用の書込消去信号が書込消去制御
回路46へ供給され、時刻表示回路26の表示時
刻を修正することができる。
修正時刻メモリ54はフリツプフロツプ(以下
FFという)群58を含み、該FF群58は前記キ
ーボード52と同一の配列を有し、キーボード5
2の各キーと対応して1個づつのFFが設けら
れ、対応するキー操作によりそのFFがセツトさ
れる。キーボード52とFF群58とのタイミン
グを調整するために、修正時刻メモリ54にはパ
ルス分配器60が設けられ、分周回路12のクロ
ツクパルスがパルス分配器60によつてそれぞれ
対応するキーボード52及びFF群58に供給さ
れ、キーボード52の修正時刻が正しくFF群5
8に記憶されることとなる。修正時刻メモリ54
にはさらにデコーダ回路62が設けられキーボー
ド52からFF群58に入力された修正時刻を計
時回路14のカウンタ18,20,22へプリセ
ツトする。
デコーダ回路62は信号変換回路からなり、
FF群58の出力を所望の修正信号に変換した
後、前記計時回路14の各カウンタ18,20,
22のプリセツト入力へ修正信号を供給し、この
時の各カウンタ18,20,22の表示時刻をキ
ーボード52によつて指定された修正時刻に切替
る。各カウンタ18,20,22のそれぞれのプ
リセツト作用はそれぞれキーボード52のM1
M2,H1の操作によつて可能となり、この時のFF
群58に記憶されている各修正時刻がデコーダ回
路62からの指令によつて入力される。そして、
実施例においては、AM/PMカウンタ24には
直接キーボード52のAM/PMキーからのプリ
セツト入力がFF群58を介して供給されてお
り、デコーダ回路62の信号変換作用はAM/
PM変換には適用されていない。
以上のようにして、修正時刻メモリ54により
キーボード52から選択指令された修正時刻が計
時回路14の各カウンタに供給され所望の修正時
刻設定可能であることが理解される。もちろん、
修正時刻メモリ54のパルス分配器60は修正モ
ード切替スイツチ48がオン作動されて修正モー
ドが選択された時のみにFF群58にクロツクパ
ルスを供給し、切替スイツチ48がオフ状態で時
刻表示モードが選択されている際にはキーボード
52は無効とされている。
また、修正時刻メモリ54にはFF群の出力が
供給されているオアゲート64が設けられ、キー
ボード52のM1,M2,H1のいずれかが操作され
た時に修正信号を出力し、後述する修正パルス発
生回路56への始動信号を供給することとなる。
次に修正パルス発生回路56の構成を説明す
る。
修正パルス発生回路56は修正モードが選択さ
れた時はEC表示部28の表示輝度を弱めるため
の半消し用FF66と、修正時刻を書き込むため
の修正消去用FF68及び修正書込用FF70、そ
して修正モードが通常の表示モードに戻された時
に弱め表示を通常の表示輝度に戻すための戻し書
込用FF72を含む。そして、半消し用FF66に
は修正モード切替スイツチ48の出力が供給さ
れ、また修正消去用FF68には修正時刻メモリ
54のオアゲート64から修正信号が供給され、
更に修正書込用FF70には修正消去用FF68の
出力が供給されている。また、戻し書込用FF7
2の入力には修正モード切替スイツチ48の出力
がインバータ76を介して更に他の信号とともに
アンドゲート78から供給されている。
修正パルス発生回路56には通常の時刻表示時
の書込消去パルス幅より短いパルス幅信号を供給
するためにタイマ回路74が設けられており、各
FF66,68,70,72の出力パルス幅は該
タイマ回路74のタイマ時間によつて定められて
いる。タイマ回路74の入力は前記分周回路12
のパルス列から形成され、実施例においては32Hz
の周波数を有するパルス列が用いられ、このパル
ス列をタイマ回路74の直例接続されたFF群で
分周することにより所望のタイマ時間を得ること
ができる。タイマ回路74の各FFをリセツトす
るために、FF80が設けられ、該FF80の入力
にはオアゲート82から各種のタイミング信号が
供給されている。タイマ回路74の出力は前記各
FF66,68,70,72のリセツト入力に供
給され、各FFの出力パルス幅を所望の値に設定
し、実施例において修正書込用FF70のリセツ
ト入力にはタイマ回路74の出力がFF68の出
力とともにアンドゲート84を介して供給されて
いる。
以上のようにして修正パルス発生回路56から
は4種類の書込あるいは消去信号が出力され、ま
た通常の時刻表示時には計時回路14から59秒パ
ルス100及び60秒パルス102が各正分毎に消
去及び書込信号として得られるが、これらを時刻
表示回路26の書込消去信号として用いるため書
込消去制御回路46が設けられている。実施例に
おいて書込消去制御回路46はEC表示部28を
書込消去状態とするためのオアゲート86と書込
と消去とを判別するオアゲート88とを含み、オ
アゲート86の出力は各3ステートインバータ3
8,40のゲート入力に供給され、またオアゲー
ト88の出力は各インバータ38,40の入力に
供給されている。オアゲート86の入力にはアン
ドゲート90及びオアゲート92を介して通常の
時刻表示用の59秒パルス100及び60秒パルス1
02が供給されており、またアンドゲート90の
他方の入力にはインバータ94を介して前述した
修正モード切替スイツチ48の出力が供給されて
いるので、前記59秒パルス100及び60秒パルス
102は切替スイツチがオフ状態である通常の時
刻表示モードが選択された時のみにオアゲート8
6から時刻表示回路26へ出力されることとな
り、切替スイツチ48のオン作動により修正モー
ドが選択されるとこれら時刻表示パルスはアンド
ゲート90によつてカツトされる。オアゲート8
6には更に前記修正パルス発生回路56のFF6
6,70及び72からの修正パルスが供給されて
おり、これらによつてEC表示部28が書込ある
いは消去可能な状態となることが理解される。ま
た書込消去制御回路46からは修正パルス発生回
路56のFF68からの信号が直接時刻表示回路
26へ供給されており、同様にEC表示部28を
消去可能な状態とすることができる。
一方、書込消去制御回路46のオアゲート88
には60秒パルス102、修正書込用FF70、戻
し書込用FF72の修正書込パルスが供給されて
おり、オアゲート88の出力が「H」である時
に、EC表示部28は書込状態となり、オアゲー
ト88の出力が「L」である時にEC表示部28
は消去状態となる。60秒パルス102はアンドゲ
ート95を介してオアゲート88に供給されてお
り、アンドゲート95の他方の入力にはインバー
タ94の出力が供給され、切替スイツチ48のオ
ン作動により修正モードが選択されると60秒パル
ス102は無効とされる。
本発明の実施例は以上の構成から成り、以下に
その作用を第2図の波形図を参照しながら説明す
る。
第2図において、時刻t2までは通常の時刻表示
状態が示され、修正モード切替スイツチ48はオ
フ状態にあり、修正モード切替信号104は
「L」であり、また時刻t1においてスイツチ48
がオン作動されると修正モード切替信号104は
「H」信号に切替る。
以下にまず通常の時刻表示作用を説明する。時
刻表示状態では、修正パルス発生回路56の各
FF66,68,70,72はリセツトされてお
り、時刻修正パルスが出力されることはない。ま
た、修正モード切替信号104により、書込消去
制御回路46のアンドゲート90はゲート開放状
態にある。この状態で、計時回路14の60進カウ
ンタ16から1秒のパルス幅を有する59秒パルス
100が書込消去制御回路46へ供給されると、
この「H」レベル信号はオアゲート92、アンド
ゲート90及びオアゲート86(信号106)を
通り、時刻表示回路26の各アンドゲート36を
介して表示極ドライバ38のゲート入力へ、そし
て対向極ドライバ40のゲート入力へ「H」信号
が供給され、この結果、EC表示部28は書込も
しくは消去準備状態となる。そして、この時、オ
アゲート88の出力108は「L」であるから、
EC表示部28の表示極30は「H」そして対向
極32(信号110)は「L」となつて、59秒パ
ルス100の「H」期間中EC表示部28は消去
作用が行われる。従つて、EC表示部28はこの
59秒パルス100によつてそれまでの時刻表示を
全て消去することができる。
そして、指示時刻が60秒になると、60秒パルス
102が出力され、オアゲート86の出力は
「H」状態を維持するのでEC表示部28の書込制
御準備状態が保たれたまま、オアゲート88の出
力108によつてEC表示部28の対向極32
(信号110)が「H」そして表示極30が
「L」となるので、表示部28は書込作用が行わ
れ、この時の計時回路14の内容がEC表示部2
8へ書込まれることとなる。
以上のようにして、通常の時刻表示が行われる
が、次の時刻t2において、修正作用が行われる状
態を説明する。
図示した実施例においては、修正作用は修正モ
ード切替スイツチ48のオン作動により開始さ
れ、このオン作動時にEC表示部28の着色程度
を半分以下に低下させる作用が行われる。すなわ
ち、後述する実際の時刻修正時には前述したよう
に、本発明において、その消去パルス幅が通常の
時刻表示パルス幅より小さいためにこの修正消去
パルスでは通常の時刻表示を完全に消去すること
ができず、このままでは、修正時に修正前の表示
が残り修正作用が行いにくくなるために、修正モ
ードが選択されると同時にEC表示部28の着色
程度を低下させて実際の修正時に完全な消去作用
を行うことを可能にする。すなわち、時刻t1にお
いて修正モード切替信号104が「H」となる
と、書込消去制御回路46のアンドゲート90が
閉じられ、この修正モードが選択されている間、
計時回路14からの59秒パルス100及び60秒パ
ルス102は無効とされる。
一方、修正モード切替信号104は修正パルス
発生回路56の半消し用FF66をセツトし、書
込消去制御回路46のオアゲート86から信号1
06を出力してEC表示部28を書込消去準備状
態とする。そして、この状態でオアゲート88の
出力108は「L」であるため時刻t1からEC表
示部28の消去作用が開始される。同時にFF6
6のQ出力はオアゲート82からFF80へ供給
されてタイマ回路74のリセツトが解除され、タ
イマ回路74は分周回路12からの32Hzのパルス
列を分周し、この結果、0.5秒経過後にタイマ回
路74からはパルス出力が行われ、前記FF66
及び80がリセツトされ、消去作用が完了すると
ともにタイマ回路74もリセツト状態に復帰す
る。前記0.5秒の消去作用により、EC表示部28
の表示輝度はほぼ半分に弱め消去され、次の修正
表示に備えまた修正状態であることを使用者が認
識することが可能となる。
次にキーボード52の操作による本発明にかか
る時刻修正作用を説明する。
今1例として「10時34分」に表示時刻を修正す
る場合を考える。キーボード52は
「1H20H13M24M1」からなる順次操作が行われ、
これによつて所望の時刻修正が行われる。すなわ
ち、キーボード52の1H2Oなる操作によつてデ
コーダ回路62は「10時」なる修正信号を時桁カ
ウンタ22のプリセツトデータ入力へ供給し、次
に「H1」なるキーボード操作により時桁を示す
12進カウンタ22のプリセツトイネイブル入力に
信号が供給され、前記「10時」なるプリセツトデ
ータがカウンタ22へ書き込まれることとなる。
同様に、10分桁カウンタ20に対しては「3」な
るキーボード操作がデコーダ62によつて10分桁
を示す6進カウンタ20のプリセツトデータ入力
へ供給され、この状態で「M2」なるキーボード
操作によりこの操作がカウンタ20に書き込まれ
ることとなり、同様に1分桁を示す10進カウンタ
18へは「4」なる修正時刻が書き込まれる。
前述した計時回路14の各カウンタへの書き込
みと同時に修正パルス発生回路56は計時回路1
4の内容を時刻表示回路26へ書き込む修正書込
作用を行い、実施例において、第2図の時刻t2
おいて時桁の修正書き込みがそして時刻t3におい
て時桁と10分桁の書き込みが更に時刻t4において
時桁、10分桁及び1分桁の全修正時刻の書き込み
が行われる。各修正書き込み時においてAM/
PMの修正があつた場合にはこれも同時に行うこ
とはもちろんである。前記各時刻t2・t3・t4にお
ける修正書込作用はその時の計時回路14の内容
が異なるのみであり、書込修正作用自体は全く同
様であるので以下に時刻t2における書込修正作用
のみを説明する。
キーボード52の「H1」が操作されると修正
時刻メモリ54のオアゲート64から修正パルス
発生回路56の修正消去用FF68に入力が供給
され、FF68がセツトされるのでEC表示部28
は書込消去準備作用が行われる。この時オアゲー
ト88の出力108は「L」であるため、EC表
示部28は消去状態にある。そして、前記オアゲ
ート64の出力は更にオアゲート84からFF8
0に供給されており、前述した修正モード選択時
の半消し作用と同様にタイマ回路74からは0.5
秒のタイマ出力作用が行われ、FF68は0.5秒間
セツト状態に維持され、その後直ちにタイマ出力
によつてリセツトされる。従つて、この間のEC
表示部28への消去信号の供給により、前述した
修正モード切替スイツチ48のオン作動時に弱め
られた表示が本発明にかかるパルス幅の小さい消
去パルスによつて完全に消去されることとなる。
次にFF68がリセツトされると、その出力
によつて修正書込用FF70がセツトされる。従
つて、書込消去制御回路46のオアゲート86か
らは依然として信号106が出力されEC表示部
28は書込消去準備状態を維持するとともに、こ
の時オアゲート88からは「H」なる信号108
が出力されるので、EC表示部28は書込状態と
なることが理解される。そして、FF70のQ出
力によつて前記タイマ回路74が再び0.5秒間の
タイマ作用を開始し、この間にその時の計時回路
14の修正時刻を時刻表示回路26へ書き込むこ
とができる。この書込み輝度は通常の時刻表示よ
り着色度が弱い薄い表示となる。
以上のようにして時刻t2において第1回目の時
刻修正が行われ、この時には計時回路14の時桁
カウンタ22のみが修正されており、以降同様に
時刻t3,t4において10分桁及び1分桁の修正時刻
を順次他の既修正桁と同様に修正表示することに
よつて時刻表示回路26は新たな修正された時刻
を表示することが可能となる。そしてこの修正モ
ード中59秒パルス100及び60秒パルス102は
書込消去制御回路46によつて無効とされている
ので、前記修正作用になんら影響を与えることは
ない。
次に修正モード切替スイツチ48をオフ作動さ
せて修正モードを通常の時刻表示モードに復帰さ
せる時刻t5における作用を説明する。
前述した修正時には弱め表示が行われているの
で、このままの状態で通常の時刻表示に移行する
とその移行直後においては表示が薄いという問題
があり、これを確実に通常の表示輝度へ戻すた
め、本実施例においては、時刻t3のスイツチオフ
時において戻し書込作用が行われている。すなわ
ち、スイツチ48からの信号104が「L」とな
るとこの信号がインバータ76によつて反転され
アンドゲート78から戻し書込用FF72へセツ
ト入力を供給し、FF72がセツトされることに
より、書込消去制御回路46はEC表示部28を
書込状態とする。そして、FF72は前記タイマ
回路74のタイマ作用を開始させるので、前述し
た各FFと同様にFF72も0.5秒間着色度強め書
込信号を出力し、この間にEC表示部28の表示
は通常の時刻表示輝度に戻し書き込みされること
となり、修正作用完了後直ちに通常の表示輝度が
得られるという利点を有する。
なお、前述した実施例においては、時刻修正用
の書込及び消去の両パルス幅が小さく設定されて
いるが、本発明では少なくとも書込パルス幅のみ
を小さくすることにより速修正を可能とし得る。
以上のようにして、修正モード切替スイツチ4
8がオン作動状態において、時刻修正用キーボー
ド52を作動させることによつて、所望の時刻修
正作用を得ることができ、この時刻修正は通常の
時刻表示より小さいパルス幅の時刻修正パルスに
よつて行われるので、EC表示部28の消去及び
書込を短時間に行い、この結果、速修正を行うこ
とができるという利点を有する。もちろん、この
修正時において、EC表示部28の時刻表示は通
常より若干着色度の弱い薄い表示となるが、修正
に充分な表示を得ることが可能である。
実施例では修正モード選択時に半消し作用が行
われているが、本発明において修正モード選択時
に通常の時刻表示時と同様のパルス幅を有する消
去パルスにより全消し作用を行い、この後にパル
ス幅の小さい修正書込消去を行うことも可能であ
る。
更に本実施例においては、時刻修正用の書込及
び消去の両パルス幅が小さく設定されているが、
書込パルス幅のみを小さくすることも実施可能で
あり、又、修正モード選択時に一番最初に印加さ
れる消去パルス幅を通常の時刻表示書込消去パル
スと同じパルス幅にして修正モードに選択された
時に着色度弱め消去信号を印加することを省略可
能である。
以上説明したように、本発明によれば、時刻修
正時の書込及び消去パルスを通常の時刻表示時よ
り小さいパルス幅にてEC表示部を駆動するの
で、応答速度の遅いEC表示部に対しても速修正
を行うことができ、デジタルあるいはアナログ表
示時計に広範囲に利用可能な時刻修正回路を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る時刻修正回路の好適な実
施例を示す回路図、第2図は第1図の各部波形図
である。 14……計時回路、18,20,22,24…
…カウンタ、26……時刻表示回路、28……
EC表示部、46……書込消去制御回路、48…
…修正モード切替スイツチ、52……時刻修正用
キーボード、56……修正パルス発生回路、62
……デコーダ回路、74……タイマ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時間基準信号をカウントして時刻を計時する
    とともに所望時刻をプリセツト可能なカウンタを
    有する計時回路と、カウンタの出力を表示するエ
    レクトロクロミツク表示部を有する時刻表示回路
    と、時刻表示モードと修正モードとを選択的に切
    替る修正モード切替スイツチと、少なくとも0〜
    9の10種類のキーを有する時刻修正用キーボート
    と、修正モード切替スイツチにより修正モードが
    選択された時にのみキーボードから入力された修
    正時刻を前記カウンタにプリセツトするデコーダ
    回路と、エレクトロクロミツク表示部の書込及び
    消去のタイミングを修正モード切替スイツチの選
    択モードにより制御し修正モード切替スイツチに
    より時刻表示モードを選択した時は時刻を前記エ
    レクトロクロミツク表示部に書込消去するために
    時刻表示回路から発生する時刻表示用書込消去パ
    ルスを前記エレクトロクロミツク表示部に印加
    し、修正モードが選択された時はエレクトロクロ
    ミツク表示部に前記時刻表示用書込消去パルスよ
    りパルス幅を小さくした着色度弱め消去信号を供
    給する書込消去制御回路と、修正モード切替スイ
    ツチの修正モード選択時に前記時刻表示用書込消
    去パルスよりパルス幅の小さい残りの時刻表示を
    消去するための時刻修正用消去パルス及び時刻の
    修正書込みのための時刻修正用書込パルスを時刻
    修正スイツチの操作によりエレクトロクロミツク
    表示部に供給する修正パルス発生回路と、を含む
    エレクトロクロミツク表示時計の時刻修正回路。 2 特許請求の範囲1記載の装置において、修正
    モード切替スイツチにより修正モードが時刻表示
    モードに復帰された時に、書込消去制御回路から
    はエレクトロクロミツク表示部に着色度強め書込
    信号が供給されることを特徴とするエレクトロク
    ロミツク表示時計の時刻修正回路。
JP55162154A 1979-12-28 1980-11-18 Time correcting circuit for clock with electrochromic display Granted JPS5786084A (en)

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JP55162154A JPS5786084A (en) 1980-11-18 1980-11-18 Time correcting circuit for clock with electrochromic display
US06/219,910 US4371268A (en) 1979-12-28 1980-12-24 Time correcting circuit for timepiece with electrochromic display

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JPS5786084A JPS5786084A (en) 1982-05-28
JPS6148112B2 true JPS6148112B2 (ja) 1986-10-22

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