JPS614735A - 成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物 - Google Patents

成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物

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JPS614735A
JPS614735A JP59126194A JP12619484A JPS614735A JP S614735 A JPS614735 A JP S614735A JP 59126194 A JP59126194 A JP 59126194A JP 12619484 A JP12619484 A JP 12619484A JP S614735 A JPS614735 A JP S614735A
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JP
Japan
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acrylic resin
weight
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acrylate
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JP59126194A
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English (en)
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Motoyuki Miyoshi
元之 三好
Tatsufumi Hiratsuka
平塚 龍文
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物に
関するものである。更に詳しくは、熱可塑性樹脂製の成
形品表面との密着性に優れ、かつ、成形品表面に塗布し
て成形した被覆膜を、水に長期間接触させ続けても、粗
面化されず、光沢を失なわない被覆膜が得られる、成形
品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来、主として屋外で使用される物品(商品)は、使用
環境が物品の性能、外観に与える好ましくない変化、例
えは日光の照射、降雨、温度種々の配慮がなされる。例
えば、金属板については腐蝕防止のために、木材につい
ては吸水防止のために、樹脂成形品については紫外線に
よる劣化防止のために、それぞれ目的に合った何等かの
対応処置がとられている。これら対応処置の具体策とし
ては、主に表面塗布剤が用いられる。そして塗布剤とし
ては、基体物品との親和性、流動性、着色性、塗布作業
性、塗布膜の透明性、強靭性、外観、耐候性等の観点か
ら、メタアクリル酸エステルを主成分とするアクリル系
樹脂製塗料が汎用されている。
物品が樹脂成形品であるときは、これら成形品の表面改
質用塗料として、例えば特公昭jtO−,5733号公
報、特開昭30−/ OF、273号公報、特開昭j≠
−7322号公報、特開昭5t−9り665号公報、特
開昭3;I−1,20117号公報、特開昭3g−/3
と6tII号公報等に記載されているものが知られてい
る。これら公報に記載されている塗料は、ヒドロキシア
ルキルアクリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレー
トとするものである。
本発明者らの実験によれば、上記極性単量体を重合して
得られた重合体、共重合体を主成分とする塗料から形成
した被覆膜は、長時間水に接触させた状態におくと、そ
の表面が粗くなり、表面光沢を失なうという欠点がある
とと°が判った。
「発明が解決しようとした問題点」 本発明者らは、かかる状況に鑑み、樹脂成形品表面に塗
布して被覆膜を形成し、この被覆膜は成形品表面との密
着性に優れ、かつ、この被覆膜を長時間水に接触させた
状態にしても、その表面が粗くならず、表面光沢を失な
わないようにした成形品表面被覆用アクIJ )し系樹
脂組成物を提供することを目的として鋭意検討した結果
、本発明を完成するに至ったものである。
「問題点を解決するだめの手段」 しかして本発明の要旨とするところは、ヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレート化合物/〜iio重量%、分
子内に7個ないし2個のカルボキシル基を含むα,βー
不飽和カルボン酸化合物0〜20重量%、及びこれら化
合物と共重合可能な他のビニル化合物とを共重合して得
られるアクリル系樹脂100重量部と、一般式〔(I)
式において、R1−R4は炭素数/〜≠のアルキル基、
nば/〜グの整数、Rば/〜≠価のカルボン酸から誘導
されるモノ−テトラアシル基を示す。〕で表わされるピ
ペリジン系化合物を0.07〜10重景部と重量有する
ことを特命とする成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組
成物に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に係るアクリル系樹脂組成物は、ヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレート化合物/〜≠0重量%、分子
内に/個々いし2個のカルボキシル基を含むα,βー不
飽和カルボン酸化合物0〜20重量%、及びこれら化合
物と共重合可能な他のビニル化合物とを共重合して得ら
れるアクリル系樹脂を主成分とする。
本発明において、ヒドロキンアルキル アクリレート化合物と#千は、ヒドロキシメチルアクリ
レート、ヒドロキンメチルメタクリレート、ノーヒドロ
キンエテルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、コーヒドロキンプロビルアクリレート、2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシア
ルキルアクリレート、3−ヒドロ上シフ0ロピルメタク
リレート、λーヒドロキシブチルアクリレート、λーヒ
ドロキシブチルメタクリレート、t−ヒドロキシブチル
アクリレート、’+ーヒドロキシブチルメタクリレート
、2−ヒドロキシペンチルアクリレート、スーヒドロキ
シペンチルメタクリレート、6−ヒドロキシへキシルア
クリレート、乙−ヒドロキシへキシルメタクリレート等
をいう。
これらヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート化合物
は、得られるアクリル系樹脂を有機溶媒に溶は易くし、
アクリル系樹脂と樹脂成形品表面との密着性を向上させ
、更には成形品表面にしみ出してくる各種樹脂添加物が
成形品表面に形成された被覆膜を通過しないように抑制
する機能を果すものである。
とのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート化合物の
アクリル系樹脂中で占める割合が、/重量係より少ない
ときは、有機溶媒との溶解性、樹脂成形品表面との密着
性、及び各種樹脂添加物の表面への移行を抑制する効果
を充分に発揮し得ないので、好ましくない。他方≠O重
量%より多い場合には、コスト高となりコスト上昇に較
べて得られる効果は大きくないので好ましくない。
分子内に7個もしくは2個以上のカルゲキフル基を含む
α、β−不飽和カルボン酸化合物としては、アクリル酸
、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、アコニット
酸、クロトン酸、α−メチレンクルタロ酸等があげられ
る。これら化合物を、前記ヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレート化合物と併用するときは、アクリル樹脂と
樹脂成形品表面との密着性を向上し゛、樹脂成形品表面
同士が付着し合う(ブロッキングする)性質を抑制する
効果を発揮する。これら化合物の使用量は、20重量係
までである。これ以上であると、樹脂成形品表面が水分
で潤れているときに樹脂成形品表面同士が付着し合う性
質(湿潤時のブロッキング性)が強化されるので、好ま
しくない。
前記化合物と共重合可能な他のビニル系化合物としては
、メチルメクリレート、エチルアクリレート、n−プロ
ピルアクリレート、i−プロピルアクリレート、n−ブ
チルアクリレート、1−ブチルアクリレート、シクロへ
キンルアクリレート、!−エチルへキシルアクリレート
、デシルアクリレート、ドデシルアクリレート、トリデ
シルアクリレート、ステアリルアクリレート等のような
アクリル酸の01〜C2□のアルキルエステル類;メチ
ルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピ
ルメタクリレート、1−プロピルメタクリレート、n−
ブチルメタクリレート、1−ブチルメタクリレート、シ
クロヘキシルメタクリレート、−一エチルへキシルメタ
クリレート、デシルメタクリレート、ドデシルメタクリ
レート、トリデシルメタクリレート、ステアリルメタク
リレート等のようなメタクリル酸の01〜C22のアル
キルエステル類;スチビン、アクリロニトリル、メタク
リレートリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アク
リルアミド、メタクリルアミド、N−ブトキシアクリロ
アミド、N−ブトキシメタクリロアミドなどをあげるこ
とができる。アクリル系樹脂は、上記単量体を所定量組
み合せて有機溶媒とともに重合缶に仕込み、重合開始剤
、必要に応じて分子量調節剤を加えて、攪拌しつつ加熱
し、重合する。この際、使用しうる重合開始剤としては
、α、α−アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパ
ーオキサイド、クメンハイドロバーオキサイド等のラジ
カル生成触媒があげられ、分子量調節剤としてはブチル
メルカプタン、n−ドテシルメルカプタン、 tert
−ドデシルメルカプタン、β−メルカプトエタノール等
があげられる。
こうして得られるアクリル系樹脂は、有機溶媒に溶解し
、後記するピペリジン化合物を添加して、樹脂成形品表
面に被覆膜を形成するために塗布される。
アクリル系樹脂を溶解するだめの有機溶媒としては、ア
クリル系樹脂の製造の際に使用する溶媒と同じであって
よい。具体的には、アルコール類が好適で、例えばメタ
ノール、エタノール、rr −フロパノール、インプロ
パ/−ル、n−ブタノール、5ec−ブタノール、te
rt−ブタノール、n−アミルアルコール、インアミル
アルコール、tert  7 ミルアルコール、n−ヘ
キシルアルコール、シクロヘキサノール等がアケられる
。上記アルコール類のほか、酢酸エチル、メチルエチル
ケトン、テトラヒドロフラン、ヘキサン、トルエン、キ
シレン、クロロホルム等も使用することΣ゛できる。こ
れらは、一種類でも、二種類以上を混合してもよい。
なお、アクリル系樹脂は水性媒体中で、乳化重合法によ
って製造し、水に分散させた!、ま樹脂成形品に被覆膜
形成用に供することもできる。
本発明に系る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物
は、上記アクリル系樹脂を主成分とし、これに前記一般
式(I)で表わされるピペリジン化合物を0.0 /〜
10重量部含有する。このピペリジン化合物は、樹脂成
形品表面に形成した本発明組成物に由来する被覆膜を、
長時間水に接触させた状態にしても、その表面が粗面化
きれず、表面光沢を失なわないように作用する。
前記(1)式で表わされるピペリジン系化合物としては
、グーアセトキシ−2,2,t、t−テトラメチルピペ
リジン、≠−ステアロイルオキ7−、!、、2.&、A
−テトラメチルピペリジン、t−アクリロイルオキシ−
2,2,1,、t−テトラメチルピペリジン、4=−(
フェニルアセトキシ)−2,2,t。
2−テトラメチルピペリジン、g−(フェノキシアセト
キシ) −2,2,t、t−テトラメチルピペリジン、
≠−7クロヘキサノイルオキシー2,2゜乙、乙−テト
ラメチルピペリジン、≠−ベンツ゛イルオキシー’ +
 2+ ’ 、’−テトラメチルピペリジン、を−(0
−クロロベンゾイルオキシ) −2,2,t。
乙−テトラメチルピペリジン、g−(m−クロロベンゾ
イルオキシ) −2,2,t、1.−テトラメチルピペ
リジン、”1−(p−クロロベンゾイルオキシ) −2
,2,t、t−テトラメチルピペリジン、弘−(0−ト
ルオイルオキシ)−2,2,乙、6−テトラメチルピペ
リジン、t−インニコチノイルオキシ−2,,2,A、
t−テトラメチルピペリジン、≠−(−一フロイルオキ
シ)−2,2,t、t−テトラメチルピペリジン、クー
(β−ナフトイルオキ7)−22,2+乙、6−テトラ
メチルピペリジン、ビス(、!、λ、g、g−テトラメ
チルー≠−ピロリジル)オキザレート、ビス(,2,,
2,乙、6−チトラメチルー≠−ピペリジル)マロネー
ト、ビス(2゜2+6.Z−テトラメチル−グーヒ°ベ
リジル)アジペート、ビス(’+’、’+乙−テトラメ
チルー弘−ヒ゛ベリジル)セバケート、ビス(2+2+
’、6−チトラメチルーグーピベリジル)フマレート、
ビ、z、 (2,−2,A、乙−テトラメチル−弘−ピ
ペリジル)へキサヒドロフタレート、ビス(2,,2,
1,6−チトラメチルー弘−ピベリジル)テレフタレー
ト、トリス(、!+21’l乙−テトラメチル−≠−ヒ
°ベリジル)ベンゼン−/、3.s −ト’)カルボキ
ンレート、ト)ノス(’+2+乙、2−テトラメチルー
≠−ピペリジル)トリアジンーー、乞乙−トリ力ルポキ
ンレート、トリス(2,2,鶴乙−テトラメチルー≠−
ピペリジル)ニトリロトリアセテート、トリス(2,2
,乙、乙−テトラメチル−グーピペリジル)ブタン−/
、2.3− トリカルボキシレート、テトラキス(,2
+2+乙、t−テトラメチル−t−ピペリジル)プロパ
ン−/、/、l、3−テトラカルボキシレート、テトラ
キス(2,2,A、乙−テトラフチルーt−ピペリジル
)ブタン−/ 、2.3 、弘−テトラカルボキシレー
ト、テトラキス(,2,,2,A、&−テトラメチルー
弘−ビベリジル)プロパン−7、/、3.3−テトラカ
ルボキンレート、テトラキス(2,2,t、乙−テトラ
メチル−t−ピペリジル)エテンー/ 、/ 、、2.
2−テトラカルボキシレート、トリス(2,2,A、l
、−テトラメチル−+−’ピペリジル)−2−アセトキ
ンプロパン−/ 、、2.3−トリカルボキシレート、
トリス(2,,2,乙、t−テトラメチル−7−ピペリ
ジル)−2−ヒドロキシ−フロパン−/2.2,3−ト
リカルボキンレート等があげられる。
アクリル系樹脂に配合される前記(1)式で表わされる
ピペリジン系化合物の量は、アクリル系樹脂100重量
部に対して、0.07〜70重量部とする。配合量が上
の範囲より少ないときは、本発明に係る組成物から樹脂
成形品表面に形成した被覆膜を、長時間水に接触させた
状態とすると、その表面が粗面化され、表面光沢が失な
われ、発明の目的が達成されないので好ましくない。逆
に、上の範囲より多いときは、本発明に係る組成物から
樹脂成形品表面に形成される被穆膜の外観が優れたもの
とはならず、好ましくない。上記範囲のうち、0,7〜
5重量部が特に好ましい。
本発明に係る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物
には、更に紫外線吸収剤、着色剤、界面活性剤、架橋剤
等を、被覆膜の性質を害しない範囲で、配合することが
できる。
本発明に係る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物
を、成形品表面に塗布するには、前記アクリル系樹脂を
既述のアクリル系樹脂製造の際に使用される有機溶媒に
溶解し又は水に分散させて、これにピペリジン系化合物
を分散させて、スプレィコート法、ロールコート法、グ
ラビアコート法、リバースコート法、ロッドコート法、
ディップコート法等のほか、スクリーン印刷法、フレキ
ン印刷法等のそれ自体公知の各種塗布方法によって塗布
し、乾燥するのがよい。利用できる乾燥方法は、例えば
熱風乾燥法、赤外線乾燥法、遠赤外乾燥法などである。
乾燥温度は、前記有機溶媒を飛散させる温度、すなわち
、アクリル系樹脂を溶解している有機溶媒の沸点以上、
又はアクリル系樹脂を分散させている水性媒体の沸点以
上とするのがよい。乾燥時間は、短い方がよい。従って
、有機溶媒又は水性媒体の沸点以上の温度で、できるだ
け短時間に乾燥するのがよい。
本発明に係る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物
を塗布し、被覆膜を形成することのできる成形品は、熱
可塑性樹脂の成形品である。
熱可塑性樹脂の種類としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニルを主成分とし、これと共重合可能な単量体との共重
合体等の塩化ビニル系樹脂:ポリスチレン、ゴム強化ポ
リスチレン(HニーPS)、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体(As樹脂)、アクリロニトリル−ブタジェ
ン−スチレン三元共重合体(ABS樹脂)等のスチレン
系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンを主
成分とし、これと共重合可能な単量体との共重合体等の
オレフィン系樹脂、ポリアクリル酸エステル、ポリメチ
ルメタクリレート等のアクリル系樹脂;ポリ酢酸ビニル
、ポリ酢酸ビニル部分ケン化物等の酢酸ビニル系樹脂;
ポリビニルエーテル、塩素化ポリエーテル等のポリエー
テル類、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステル類゛;ナイロン乙、ナイ
ロンt・乙、ナイロン乙・10、ナイロンタ、ナイロン
//、ナイロン/2等のポリアミド類、ポリサルファイ
ド類:ボリシロキサン類:ニトロセルロース、セルロー
スアセテートブチレート、セルロースアセテート等のセ
ルロース系樹脂、ポリカーボネート等があげられる。
上記熱可塑性樹脂の成形品としては、射出成各種成形法
で製造された成形品をいう。中でも、押出成形法、イン
フレーション成形法、カレンダー成形法によって製造さ
れたフィルム又はシートが適しており、屋外で長期間使
用される農業用のフィルム又はシートが好適な成形品で
ある。
「発明の効果」 本発明に係る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物
は、以上説明したとおシであり、次のように特別な顕著
な効果を奏し、そ″の産業上の利用価値は、極めて犬で
ある。
(1)本発明に係る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂
組成物は、特定組成のアクリル系樹脂を主成分としてい
るので、成形品表面との密着性に優れ、かつ、樹脂成形
品に配合された各種樹脂添加物が被覆膜を通過して表面
に噴き出すことがない。
(2)本発明に係る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂
組成物には、ピペリジン系化合物が配合されているので
、成形品表面に形成した被覆膜を、長時間水に接触させ
た状態に維持しても、その表面は粗面化されず、表面光
沢が失なわれることもない。
(3)本発明に係る成形品表面被覆用のアクリル系樹脂
組成物を、農業用の熱可塑性樹脂フィルム又はシートに
適用し被覆膜を形成すると、長期間の使用中に雨水が当
っても、表面は粗面化されず、光沢を失うことがないの
で、光線透過率が低下することがなく、好適である。
「実施例」 以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要旨をこえない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例/ 温度計、攪拌器、還流冷却器及び原材料添加用ノズルを
備えた反応器に、 メチルメタクリレート       j弘重量部n−ブ
チルメタクリレート    30  〃λ−ヒドロキシ
エチルメタクリレート    /j  〃アクリル酸 
         / 〃ラウロイルパーオキサイド 
     0.5trトルエン           
ioo重量部を仕込み、窒素雰囲気下、攪拌しつつ、7
0℃で5時間反応させた。
反応生成物にイソプロピルアルコールを加えて、固形分
濃度が7.2重量部になるように調節した。
この溶液に、ビス−(2,2,t、乙−テトラメチル−
≠−ピペリジル)セパゲート(三共■製、[サノールL
S−77(1)J)を、固形分100重量部に対して0
.7重量部に相当する量加えて、混合した。この組成物
を、「組成物IJという。
実施例コ 実施例/で用いたと同じ反応器に、 メチルメタクリレートJ O重量部 n−ブチルメタクリレート     、2♂ 〃ブチル
アクリレート       17  pヒドロキシエチ
ルメタクリレート     /7  〃メタアクリル酸
         / 〃ベンゾイルパーオキサイド 
     /、j〃イソプロピルアルコール     
100 〃を仕込み、窒素雰囲気下、攪拌しつつ、go
℃で5時間反応させた。
反応生成物に、ヘキサメトキシメチロールメラミン!、
0重量部を加え、更に、インプロピルアルコールと酢酸
エチルとを重量比で70対/の割合で混合した混合液を
加えて、固形分a度(ヘキサメトキシメチロールメラミ
ンも含む)が722重量部なるように調節した。
この溶液に、[サノールLs−770Jを、固形分(同
上)100重量部に対して0,1重量部に相当する量加
えて、混合した。との組成物を、「組成物■」という。
実施例3 実施例/で用いたと同じ反応器に、水7.25重量部、
過硫酸カリウムO,S重量部及びポリオキシエチレンオ
キサイドアルキルフェノール誘導体7.0重量部を仕込
んで、攪拌しつつ待機し、これに メチルメタクリレート       jり重量部n−ブ
チルメタクリレート    30  〃λ−ヒドロキシ
エチルメタクリレート    A重量部ブチルアクυレ
ート        ≠ 〃メタアクリル酸     
   /  nよりなる混合物を加えた。反応器内温を
70℃に昇温し、この温度で5時間反応させたのち、反
応生成液にアンモニア水を加えて、中性としに、反応生
成液に水を加えて、固形分濃′度/j重量係になるよう
に調節した。
この溶液に、[サノールLS−77(lullを、固形
分ioo重量部に対して0,7重量部に相当する量加え
て、混合した。この組成物を、「組成物■」という。
比較例/ 実施例/に記載した例において、[サノールLS−77
03を加えなかった組成物を、「組成物■」という。
比較例λ 実施例コに記載した例において、[サノールLS−77
0Jを加えたかった組成物を、「組成物■」という。
比較例3 実施例3に記載した例において、[サノールLS−77
0JJを加えなかった組成物を、「組成物■」という。
参考例 厚さo、immのポリエチレンテレフタレートフィルム
の片面に、「組成物1」〜「組成物■」のそれぞれ′一
種を、ロッドコート法によって塗布した。「組成物1」
、「組成物■」、「組成物■」及び「組成物■」を塗布
した≠種類のフィルムについては、130℃で30秒間
加熱し。
「組成物■」及び「組成物■」を塗布した2種類のフィ
ルムについては、150℃でtO秒間加熱し、それぞれ
被覆膜が約2ミクロンの厚さの乙種類のフィルムを調製
した。
得られた2種のフィルムについて、(イ)、26℃の水
へ30日間浸漬したあと、被覆膜の外観を肉眼で観察す
る方法。(ロ)≠O℃の温水にIO日間浸漬したあと、
被覆膜の外観を肉眼で観察する方法。の二種類の試験を
行なった。結果を、第1表に示す。
第1表 第1表より、本発明に係る組成物に由来する被覆膜は、
長時間水と接触させた状態を維持しても、その表面は変
化せず、粗面化されないが、比較例の組成物に由来する
被覆膜は、表面が粗面化し、光沢を失なうことが、明ら
かである。
手  続  補  正  書 昭和!9年//月乙 日 / 事件の表示 昭和59年特許願第12乙79Z号 2発明の名称 緘形鹸品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物3 補正を
する者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都港区芝二丁目7番30号氏 名  三
菱モンサント化成ビニル株式会社り代理人〒/θ0 住 所  東京都千代田区丸の内二丁目!番2号! 補
正命令の日付  自発補正      、−′−2補正
の対象 明細書の「発明の名称」の欄、「特許請求の範囲」の欄
および「発明の詳細な説明」の欄。
と 補正の内容 (1)明細書の第1頁第3行目の「発明の名称」を、以
下のとおシ補正する。
「成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物J(2)明
細書の「特許請求の範囲」の全文を、別紙のとおシ補正
する。
(3)明細書筒!頁第2行目〜最下行の記載を、次のと
おり補正する。
「しかして本発明の要旨とするところは、ヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレート化合物/〜グ0重量%、分
子内に1個ないし2個のカルボキシル基を含むα、β−
不飽和カルボン酸化合物0〜20重量%、及びこれら化
合物と共重合可能な他のビニル化合物とを共重合して得
られるアクリル系樹脂100重量部と、一般式 〔(1〕式において、R1−R4は炭素数/〜りのアル
キル基、へは水素またはこれにかわる置換基、へは少な
くとも7個の炭素を含む置換基、からそれぞれ選ばれた
ものであシ、nは/〜Zの整数を示す。〕で表わされる
ピペリジン系化合物を0.0 /〜10重量部とを含有
することを特徴とする成形品表面被覆用のアクリル系樹
脂組成物に存する。」(4)明細書第79頁「・・・−
トリカルボキシレート」のあとに、次の字句を挿入する
「、ビス(’+、2+’+乙、乙−ペンタメチルークビ
ペリジル)セバケート、ポリ〔〔乙−(/、/、3.3
−テトラメチルフ゛チル)アミノ−/、!、!  −1
リアジン−λ、Z−ジイル〕〔(2,2,6,6−テト
ラメチル−グー3ピペリジル)イミノ〕へキサメチレン
〔(2g2゜〕〕、/−〔ニー(3−(3,!−ジーt
θrt−フチルーグーヒドロキシフェニル)グロピオニ
ルオキシ〕エチル)−g−(3−(31!−ジーter
t−ブチルーグーヒドロキシフェニル)フロピオニルオ
キシ) −2g2゜乙、乙−テトラメチルピペリジン 以上 (別 紙) 特許請求の範囲(特願昭j9−/2≦/914)「(1
)  ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート化合物
/〜90重量%、分子内に7個ないし一個のカルボキシ
ル基を含むα,βー不飽和カルボン酸化合物0〜20重
量%、及びこれら化合物と共重合可能な他のビニル化合
物とを共重合して得られるアクリル系樹脂100重量部
と、一般式 〔(19式におけて、”1〜R4は炭素数/〜g。
ジン系化合物を0.07〜10重量部とを含有すること
を特徴とする成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物
(2)成形品が農業用の熱可塑性樹脂フィルム又はシー
トであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
載の成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物。」

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート化合物
    1〜40重量%、分子内に1個ないし2個のカルボキシ
    ル基を含むα,β−不飽和カルボン酸化合物0〜20重
    量%、及びこれら化合物と共重合可能な他のビニル化合
    物とを共重合して得られるアクリル系樹脂100重量部
    と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼…………( I ) 〔( I )式において、R_1〜R_4は炭素数1〜4
    のアルキル基、nは1〜4の整数、Rは1〜4価のカル
    ボン酸から誘導されるモノ〜テトラアシル基を示す。〕
    で表わされるピペリジン系化合物を0.01〜10重量
    部とを含有することを特徴とする成形品表面被覆用のア
    クリル系樹脂組成物。
  2. (2)成形品が農業用の熱可塑性樹脂フィルム又はシー
    トであることを特徴とする、特許請求の範囲第(1)項
    記載の成形品表面被覆用のアクリル系樹脂組成物。
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