JPS63162751A - 色安定性ポリマーブレンド - Google Patents

色安定性ポリマーブレンド

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JPS63162751A
JPS63162751A JP31910987A JP31910987A JPS63162751A JP S63162751 A JPS63162751 A JP S63162751A JP 31910987 A JP31910987 A JP 31910987A JP 31910987 A JP31910987 A JP 31910987A JP S63162751 A JPS63162751 A JP S63162751A
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JP
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weight
polymer blend
monomer
rubber
polymer
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JP31910987A
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English (en)
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リチャード ユージン ラヴエングツド
アレン ロバート パドワ
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Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/04Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、色安定性ポリマーブレンド、より詳しくは耐
紫外線退色性を改善したグラフトゴム組成物に関するも
のである。
グラフトゴム組成物、例えば飽和ゴム基材(subst
rate )にグラフトした熱可塑性重合体を含むもの
は望ましい物性を示すことが知られている。このような
グラフトゴム組成物はまた良好な耐候性、すなわち極端
な温度や湿度のような環境への長時間の曝露や、紫外線
例えば太陽光線に対する曝露の後にも、耐衝撃性などの
望ましい性質を保持する性能を示すものである。このよ
うなグラフトゴム組成物は一般に良好な耐候性を存して
いるにもかかわらず、多くの応用分野において、苛酷な
紫外線曝露に対してこのようなグラフトゴム組成物では
満足できないようなきびしい規格が色安定性について存
在している。
本発明の目的は、飽和ゴム基材に熱可塑性重合体をグラ
フト重合したグラフトゴム組成物を含む色安定性ポリマ
ーブレンドを提供することにある。
本発明の他の目的は、他の望ましい性質、例えば衝撃強
度などを損なうことなく、上記のようなポリマーブレン
ドを提供することである。
上記およびその他の目的は下記の発明の詳細な説明から
明らかであり、本発明において、ポリアミド樹脂(紫外
線曝露にたいして色安定性を持つとは知られていない材
料)を加えることにより、飽和ゴム基材に熱可塑性ポリ
マーをグラフトしたグラフトゴム組成物の色安定性が驚
くべきことに著しく増大することが発見された。
本発明は、 (A)炭素数が1ないし4のアルキルアクリレ−トート
、炭素数が1ないし4のアルキルメタアクリレート、メ
タクリロニトリルおよびアクリロニトリルからなる群か
ら選ばれた15ないし85重量部の少なくとも1種の極
性単量体と、85重量部ないし15重量部の芳香族ビニ
ル単量体とを、ガラス転移点が0℃以下の飽和ゴム基材
の存在下で重合させ、ゴムの重量が5ないし80重量%
、グラフト共重合体の重量が95ないし20重量%の範
囲になるように飽和ゴム基材にグラフト重合させたグラ
フト共重合体を含むグラフトゴム組成物を20ないし8
0重世%と、 (B)ポリアミド樹脂を70ないし19重量%と、(C
)芳香族ビニル単量体、極性単量体、ならびにポリアミ
ド樹脂と反応しうる官能性単量体から成り、ただし官能
性単量体濃度が0.05ないし4モル%である相容性付
与重合体を0.5ないし20重四%と、 (D)紫外線吸収剤、過酸化物分解剤またはこれらの混
合物を含む安定剤をO,lないし4重量%と、(E) 
酸含有アクリレート共重合体ゴムをOないし30重量%
、 とを含む耐紫外線性ポリマーブレンドならびにかかるブ
レンドから製作した成形もしくは押出し成形部品を提供
するものである。
グラフトゴム組成物の飽和ゴム基材としては、好ましく
はEPDMゴム、アルキルアクリレートゴムまたはこれ
らの混合物が含まれる。本発明においてより好ましい実
施H様では、グラフ、トゴム組成物中にアルキルアクリ
レートゴム基材を用いる。
本発明のポリマーブレンドにおけるグラフトゴム組成物
は、好ましくは飽和ゴム基材を有するグラフト共重合体
が少なくとも約50重量%、例えば約80重量%以上、
場合によっては100重量%であることが好ましい。
例えば、耐候性の低いブタジェンをベースとした基材の
ような不飽和ゴム基材に基づくグラフトゴム組成物は、
含有させるにしても少量であることが好ましい、不飽和
ゴム基材を、例えば加工容易性やその他の理由で使用す
る場合は、不飽和ゴム基材の量は少量、すなわち約15
重量%以下であることが好ましい。
グラフトゴム組 物 本発明のポリマーブレンドのグラフトゴム組成物に使用
されるアルキルアクリレートゴムとしては、好ましくは
0℃以下のガラス転移点(Tg)を有し、遊離基開始反
応によるエマルション製造技術によって重合しうる架橋
した、すなわち少なくとも部分的に架橋したアクリル重
合体またはアクリル共重合体が含まれる。これら粒子が
架橋とすることにより、以降の重合体の加工工程におい
て粒子のサイズや形状が保持されることになる0重合反
応に多官能エチレン性不飽和単量体を混在させることに
より、架橋を促進することができる。
架橋したゴムは、室温においてテトラヒドロフランやシ
クロヘキサノンのような有機溶剤に対し実質上不溶とな
る。
使用しうるアクリルゴムの例としては、炭素数が2ない
し10のアルキルアクリレートおよび炭素数が8ないし
22のアルキルのメタクリレート、好ましくはポリ (
2−エチルへキシルアクリレート)、より好ましくはポ
リブチルアクリレートのような炭素数が4ないし8のア
ルキルのアクリレートの架橋重合体を挙げることができ
る。この段階では少なくとも1種のアクリレート単量体
が使用される。必要があれば、スチレン、アクリルニト
リル、メタクリレートリル、メチルメタクリレート、メ
タクリル酸、アクリル酸、塩化ビニリデン、ビニルトル
エンアクリレート単量体のような任意の単量体を少量、
すなわちアクリレート単量体に対し1ないし20重量%
を単量体のチャージに加えることができる。
アクリレート単量体を架橋させるために、アクリレート
単量体に対し、約O,OSないし約10重量%、好まし
くは0.1ないし5重量%の少なくとも1種の架橋剤が
重合に使用される。本発明の目的を達成するために、か
かる架橋剤としては1.一般式H2C=CR−(ただし
Rは水素原子または低級アルキル基)で表わされるビニ
ル基を少なくとも1個含有する三官能または多官能エチ
レン性不飽和単量体である必要がある。当業者にとって
公知であるように、架橋単量体に含有されるビニル基は
、同種のビニル基(例えばジビニルベンゼン、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート等)または異種のビニ
ル基(アリルメタクリレート、ツマ・ル酸ジアリル、マ
レイン酸ジアリル等)であってもよい、当業者にとって
既知であり、使用しうる他の適当な架橋剤の例としては
、1.3−ブチレン・ジメタクリレート、ジエチレング
リコール・ジメタクリレート、エチレングリコール・ジ
メタクリレート、トリメチロールベロパン・トリメタク
リレート、メチレンビスアクリルアミド、ジエチレング
リコール・ジアクリレート、エチレングリコール・ジア
クリレート、ジビニルエーテル、フタル酸ジアリル、ジ
ビニルスルホン、ジビニルソルビトール、トリエチレン
グリコール・ジメタクリレート、トリメチレングリコー
ル・ジアクリレート、ブチレングリコール・ジアクリレ
ート、ブチレングリコール・ジメタクリレート、ペンタ
メチレングリコール・ジアクリレート、グリセリルトリ
アクリレート、オクチレングリコール・ジアクリレート
、トリメチロールプロパン・トリアクリレート、ペンタ
エリトリトールのテトラアクリレートエステルおよび各
種のジアリルホスホネートが挙げられる。
必要があれば、アクリレートゴムの重合反応においてグ
ラフト剤を使用することができる。グラフト剤としては
、重合反応において実質的に違った反応速度で関与する
2個以上の付加重合性不飽和反応基を有するものである
。このようなグラフト剤ならびにそれらの応用について
は米国特許第3.843,753号、第5欄第11行目
から第9欄第17行目にわたり詳細に記載されているこ
とを参考としてここに引用する。
n−ブチルアクリレート約95ないし99.9重量%、
およびブチレングリコール・ジアクリレート約0.1な
いし5重量%を含有する架橋共重合体により最適の結果
が得られる。
アルキルアクリレートを重合する際使用される乳化剤と
しては、以下のような通常の乳化剤を少なくとも1種使
用する。すなわち例えば炭素数2ないし22のカルボン
酸、炭素数6ないし22のアルコールのサルフェートま
たはスルホネート、あるいはアルキルフェノールのよう
な陰イオン性乳化剤、例えば脂肪酸、アミンまたはアミ
ドへのアルキルオキシドの付加物のような非イオン乳化
剤、上記の陰イオン乳化剤と非イオン性乳化剤の混合物
、もしくは例えば第4級アンモニウム含有化合物のよう
な陽イオン性乳化剤である。乳化剤量はエマルション中
に約0.5ないし約5重量%にする必要がある。
アクリレート単量体に対し約0.005ないし2重量%
の範囲の量の重合開始剤もエマルション中に加える。適
当な重合開始剤としては、過酸化水素、過硫酸アルカリ
金属塩およびアンモニウム塩のような水溶性過酸化化合
物、過酸化ベンゾイルまたはアゾビスイソブチロニトリ
ルのような油溶性有機過酸化物、またはアゾ化合物が適
しており、これらを単独または組合わせて使用する。過
酸化物触媒と、ヒドラジン、アルカリ金属の重亜硫酸塩
、チオ硫酸塩および亜硫酸水素塩、ならびに可溶性被酸
化性スルホキシル化合物のような還元剤との混合物であ
るレドックス触媒も使用することができる。
アルキルメルカプタン例えば1−−ドデシルメルカプタ
ン、トルエン、キシレン、クロロホルム、ハロゲン化炭
化水素、テルピノレンなどのような連鎖移動剤もまた使
用することができる。
エマルションのpt+を6.0以上に保つために緩衝液
がエマルションの最後の成分として使用される。
以上のようなアクリレート共重合体の製造法は公知であ
り、本明細書に記載する必要はない(例えば参考として
ここに米国特許第3,944,631号を引用する)。
グラフトゴム組成物に使用される芳香族ビニル単量体と
しては、スチレンおよびα−メチルスチレン、クロロス
チレン、ブロモスチレン、p−メチルスチレン、ビニル
トルエンのような置換スチレンが挙げられる。グラフト
共重合体中の芳香族ビニル単量体と極性単量体の重量比
は20:80ないし80 : 20の範囲にあることが
好ましく、ゴムの重量%はグラフトゴム組成物全重量に
対して5ないし60%の範囲にあることが好ましい。
芳香族ビニル単量体がスチレンであり、極性単量体がア
クリロニトリルである場合には、スチレンとアクリロニ
トリルのより好ましい重量比は80:20ないし50:
50の範囲である。グラフト共重合体のコモノマー比は
、好ましくは非グラフト共重合体部分の引張りモジュラ
スが少なくとも約L 760 kg/cm”  (25
,,000psi ) 、より好ましくは少なくとも約
3.520 kg/cn” (50,000psi )
になるように選ばれる。グラフト重合の有利な条件は、
グラフトゴム組成物中に存在する全共重合体に対するグ
ラフト共重合体の割合、すなわちグラフト率が少なくと
も20重量%、好ましくは少なくとも40重量%になる
ように選ばれ、グラフト共重合体部分が20重量%以上
である場合には、グラフト共重合体は、芳香族ビニル単
量体と極性単量体で別個に調製された共重合体を添加し
て希釈することができる。グラフト重合の有利な条件と
しては、以下に記載するようなゲルパーミェーションク
ロマトグラフィによって非グラフト部分について測定し
た場合の重量平均分子量が200,000以下、好まし
くは150,000以下の共重合体になるように選ばれ
る。グラフトゴム組成物の粒子サイズは有利には、0.
05ないし1.0ミクロンの範囲、好ましくは0.1な
いし0.5ミクロンの範囲である。
当業者であれば、他の飽和ゴム基材、例えばEPDMゴ
ムにグラフト重合法を適用して、同様なグラフトゴム組
成物を得ることができる。
ポリアミド樹脂 ポリアミド樹脂としては、ナイロン6 (ポリカプロラ
クタム)、ナイロン11 (ポリ11−アミノウンデカ
ン酸)、ナイロン12(ポリラウリルラクタム)、ナイ
ロン6.6 (ポリヘキサメチレンアジパミド)、ナイ
ロン6.9 (ポリデカメチレンアジパミド)、ナイロ
ン6.10(ポリへキサメチレンセバカミド)、ナイロ
ン6.12(ポリヘキサメチレンドデカノジアミド)、
ナイロン4(ポリラウリルラクタム)、ナイロン7(ポ
リ7−アミノへブタン酸)、ナイロン8 (ポリ8−ア
ミノカプリル酸)、ナイロン10.6(ポリデカメチレ
ンアジパミド)および多数の部分芳香族ナイロン(pa
rtially aromatic nylons(P
ARNs) )が含まれる。P A RNsは、脂肪族
ナイロン重合体の脂肪族残基または単位の全部もしくは
一部を芳香族残基または単位で置換して得られる。例え
ばナイロン6.6のアジピン酸[)100cm (CH
z) t−C00H)残基全部を、テレフタル酸30〜
60%/イソフタル酸70〜40%の混合物で置換する
と、高融点の部分結晶のナイロン6、TA−co−5ま
たはポリ (ヘキサメチレン・テレフタル酸−イソフタ
ル酸共アミド)である適当なP A RNsが得られる
。他の適当なP A RNsは部分結晶ナイロンである
。また各種の共重合ポリアミド、ブロック共重合体およ
びグラフト共重合体も適し・でいる。好ましいポリアミ
ド樹脂はナイロン6、ナイロン6.6およびナイロン6
.6−ナイロン6ランダム共重合体である。
ポリアミドの量は、ポリマーブレンドに対し約70重量
%以下であることが望ましい。これによりグラフトゴム
組成物が分散しポリアミドが連続相となった混合物にな
ることを一般的に避けることができる。このような混合
物になると、ナイロン重合体特有の色安定性の悪さを示
す傾向があるためである。
刈濱」」が11九生 ポリアミド樹脂は一般にグラフト共重合体、例えばグラ
フトゴム組成物のスチレン−アクリロニトリル共重合体
と混和性も相容性もないため、グラフト共重合体と混和
性(好ましくは十分な混和性)を有する相容性付与重合
体を加える必要がある。一般的に容認される意味で、2
種の重合体が一相の固溶体を形成する時混和性を有する
ものとされている。ポリマーブレンドの混和性は、ブレ
ンドのガラス転移点が単一であることによって確認され
るか、混合物の熱量測定、動的機械的分析もしくは光学
透明度を測定して確められる。相容性付与重合体は、ブ
レンドに所要の物性を保持させ、多くの場合、ブレンド
でいずれかの一成分よりも大きい物性、例えば衝撃強さ
を付与するものである。
相容性付与重合体は、芳香族ビニル単量体、極性単量体
およびポリアミド樹脂を反応しうる官能性単量体を含ん
でいる。例えば相容性付与重合体は、ポリアミド樹脂の
アミン基またはカルボン酸基と反応する官能基を含有す
る官能性単量体を約0.05ないし約4.0モル%、好
ましくは約0.1ないし約3モル%含んでふり、これは
好しくは、相容性付与重合体の平均分子当り官能基が1
ないし10個の範囲になるよう選ばれる。
官能性単量体は、アクリル酸またはメタクリル酸のよう
なカルボン酸、マレイン酸モノメチルやフマル酸モノド
デシルのようなジカルボン酸の炭素数1ないし12のモ
ノアルキルエステル、フマル酸、マレイン酸、イタコン
酸、アコニット酸またはシトラコン酸のようなジカルボ
ン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水アコニッ
ト酸または無水シトラコン酸のような無水物、もしくは
グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレートま
たはアリルグリシジルエーテルのようなエポキシドを有
するもの、あるいは同様な官能基を含有するその他の単
量体を含有しうる。
相容性付与重合体は、グラフト共重合体との混和性を付
与するために、含有する芳香族ビニル単量体と極性単量
体との比が、グラフト共重合体中のこれら単量体の比を
大きく違わないことが好ましい。相容性付与重合体中の
芳香族ビニル単量体の重量%は、グラフト共重合体中の
芳香族ビニル単量体の7%ポイント以内であることが好
ましい。
より好ましくは、芳香族ビニル単量体の重量%は5%ポ
イント以内である。
相容性付与重合体の数平均分子量は約21,000、好
ましくは少な(とも約30,000、重量平均分子量は
少なくとも約40.000、好ましくは少なくとも約6
0,000であることが好ましい。分子量はゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィにより便利良(測定できる
。分子量は原則として極端に高くすることもできるが、
加工容易性と他の成分とポリマーブレンドする時の混合
容易性を付与するために重量平均分子量が200,00
0以下、好ましくは100.000以下であることが有
利である。
好ましい相容性付与重合体は、スチレン(またはα−メ
チルスチレン、またはp−メチルスチレン)、アクリロ
ニトリルおよび約0.1ないし約3、0モル%の無水マ
レイン酸を含むターポリマーである。かかるターポリマ
ーとグラフトゴム組成物のグラフト共重合体との混和性
は、グラフト共重合体が同じくスチレン(またはα−メ
チルスチレンまたはp−メチルスチレン)とアクリロニ
トリルを含有し、グラフト共重合体中のスチレン単量体
の重量%と、相容性付与重合体中のスチレン単量体の重
量%が±5単位以上達わない場合に得られる。スチレン
−アクリロニトリル−無水マレイン酸ターポリマーは、
より好ましくは約0.3ないし約1.5モル%の無水マ
レイン酸を含有するが、約1モル%の無水マレイン酸を
含有することが最も好ましい。
ポリマーブレンド中の相容性付与重合体の量は好ましく
は1ないし15重量%の範囲であり、より好ましくは4
ないし12重量%の範囲である。
さらにもっと好ましい範囲は6ないし10重量%である
安定剤 所要の耐候性、特に耐紫外線性を付与するために、ポリ
マーブレンドには、紫外線吸収剤、過酸化物分解剤また
はそれらの混合物を含む安定剤をまた約4重世%まで含
有している。紫外線吸収剤として有用なものには、2(
2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾールのようなヒドロキシベンゾトリアゾール、およ
びチバガイギー社(Ciba−Geigy Corp、
)からチヌビン(Tinuvin■)Pならびにチヌビ
ン■ 328として市販されているような2 (2′−
ヒドロキシ−3’、5’−ジイソアミルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、さらにヒドロキシベンゾフェノン、ホ
ルムアミジンが含まれる。
有用な過酸化物分解剤としては、ビス(メチルピペリジ
ニル)セバケートのようなヒンダードアミン(hind
ered amine)  (一般にHALS (ヒン
ダードアミン光安定剤)として知られている〕、ジチオ
カーバメートの金属塩、ホスファイトエステルおよび高
分子材料とは通常非反応性で過酸化物だけを分解するよ
うなその他の化合物が含まれる。紫外線吸収剤および/
または過酸化物分解剤の使用量は、顔料の種類、負荷お
よび所要安定期間によって最良の結果が得られるよう経
験的に決められる。多くの場合、ポリマーブレンドへの
紫外線吸収剤および/または過酸化物分解剤のいずれか
の含有量は3゜5重量%が望ましく、好ましくは約2.
0重量%以下である。
ポリマーブレンドにはまた、加工時の熱安定性を付与す
るために酸化防止剤のような他の安定剤を加えることが
できる。
酸含有アクリレート共重合ゴム 本発明のポリマーブレンドにおいて場合によって有用と
なる酸含有アクリレート共重合ゴムとは、ポリアミドの
末端アミン基と反応しうる酸性基を有し、室温以下のガ
ラス転移点を有していることを特徴とするものである。
適当な酸含有アクリル共重合ゴムとしては、ゴム状のエ
チレン性不飽和カルボン酸−アクリルエステル共重合体
を含んでいる。ゴムにはアクリル酸またはメタクリル酸
のような単量体、もしくはマレイン酸モノメチルやフマ
ル酸モノドデシルのようなジカルボン酸の炭素数1ない
し12のモノアルキルエステル、あるいはフマル酸、マ
レイン酸、イタコン酸、アコニット酸またはシトラコン
酸のようなジカルボン酸を約o、sないし25モル%含
有している。この酸含有アクリレート共重合ゴムは、通
常木質的に非官能性アクリルエステル重合体であるポリ
アクリレートゴムとはその酸官能性において区別される
適当なゴムとしては、木質的に非晶質のアクリル酸−ア
クリルエステル−α−オレフィンターポリマーが含まれ
ている。このゴムは所要の酸性基を得るためアクリレー
ト−オレフィン共重合ゴムを部分加水分解して調製しう
る。適当なゴムは、炭素数1ないし10のアルキルアク
リレート、炭素数2ないし8のα−オレフィンおよびア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸とフマル酸の炭素
数1ないし4のモノアルキルエステルからなる群から選
ばれた酸性単量体を重合することにより調製するのが好
ましい。好ましいゴムは、エチレン、炭素数1ないし4
のアルキルアクリレートおよびマレイン酸モノエチルま
たはアクリル酸の重合体である。より好ましい酸官能性
ゴムは、エチレンが少なくとも50モル%、炭素数1な
いし4のアルキルアクリレートが約10ないし49.5
モル%、ならびにマレイン酸モノエチルまたはアクリル
酸が約0.5ないし10モル%を含む重合体であり、こ
れによりポリマーブレンドの衝撃特性を明らかに向上さ
せることになる。
酸含有アクリレート共重合ゴムをポリマーブレンドに対
し約1ないし約30重量%添加すると衝撃抵抗を改善す
るのに効果的である。アクリレート共重合ゴムのポリマ
ーブレンド中の好ましい世は5ないし15重量%、より
好ましい量は5ないし10重量%であり、これにより衝
撃特性を向上させることになる。
本発明のポリマーブレンドは、上記の成分以外に、可塑
剤、難燃剤、繊維、鉱物繊維、鉱物充填剤、染料、顔料
などの他の添加剤を含めることができる。
ポリマーブレンド成分は都合のよい方法で一緒に混合す
ることができる。しかし通常はバンバリーミキサ−のよ
うな富強カブレンダ−で押出し混合、または、コンパウ
ンディングされる。
本発明を以下の実施例にもとづいて説明するが、これは
説明の目的のためだけのものであって、本発明の範囲に
限定を加えようとするものではない。
下記の各成分は多数の混合比で混合し、各種物性につい
て試験を行なった。
狭里旦亙底分 (A)GRC(グラフトゴム成分)は、以下の方法によ
ってブチルアクリレートゴムラテックス(B A)に、
スチレン−アクリロニトリル共重合体(SAN)をグラ
フト重合させて調製した。
BAラテックスは、150部の水に過硫酸カリ(重合開
始剤)0.2部と重炭酸ナトリウム(衝撃剤)0.07
部を加え、60〜75℃でっぎの2種類の液の流を3な
いし5時間ががってひきつづいて加えて調製した。第1
番目の液はアクリル酸ブチル単量体49.5部および1
,3−ブチレングリコール・ジメタクリレート(架橋剤
)0.5部を含み、第2番目の液はアクリル酸ブチル単
量体48.5部に、■、3−プチレングリコールジメク
クリレ−ト0.5部とマレイン酸ジアリル(グラフト結
合剤)1.0部を含んだものであり、アメリカンサイア
ナミドのエアロプール(Aerosol ) TR(乳
化剤、商標)を2部を計量しながら上記2液流と同時に
供給した。
次のグラフト重合体のベースを70ないし80℃で調製
した。
BAラテンクス(上記により調製)250部水    
                  250  部過
硫酸カリ            0.05部重炭酸ナ
トリウム         0.07部グラフト共重合
ラテックスは、っぎの混合物を3ないし5時間かかって
攪拌しながらグラフト重合体ベースに計量しながら添加
して調製した。
tert、  ドデシルメルカプタン連鎖移動剤を0.
1ないし0.5部含有し S/AN重量比70/30のスチ レンとアクリロニトリル     170部過硫酸カリ
            0.2部ダウケミカルのダウ
ファックス (Dowfax商標)2部1界面活性剤  2,0部グ
ラフト共重合ラテックスを1時間撹拌し、ついて硫酸マ
グネシウムを添加して90℃で凝固させた。凝固物を洗
浄し、乾燥して、重量平均粒子直径0.15ミクロン、
ブチルアクリレートゴム含有率約38%、SAN含有率
約62%(グラフト化率は約70%)のグラフトゴム組
成物を得た。
(B)  SAN (スチレンアクリロニトリル共重合
体)はつぎの方法で調製した。
スチレン/アクリロニトリルが67.5 / 32.5
部と、テルビルンが0.22部の液状単量体流を、16
8℃に保った混合反応ゾーンに約0.9時間かかって連
続的に仕込んだ。この反応ゾーンでは、液体が約65容
量%占め、この液相の上にはほぼ平衡状態にある未反応
の単量体の気相が存在するよう保持した。液相は連続的
に取り出し、揮発分を除去してスチレン/アクリロニト
リルが67.5/ 32.5重量%重合した共重合体を
得た。
(C)ナイロン(Nycoa商標)525という商品名
のナイロン6 (ポリカプロラクタム)を米国ナイロン
コーポレーションから得た。
(D)スチレン、アクリロニトリルおよび無水マレイン
酸の相容性付与ターポリマー(CT)を、3種類の単量
体混合物を重合して調製した。ターポリマーの重壁平均
分子量は約60,000ないし100.000(ゲルパ
ーミェーションクロマトグラフィにより測定)の範囲に
あった。
(E)デュポン社(E、1.Dupont de Ne
mours & Co、)から得たハマソク(VAMA
C商標)Gという商品名の酸官能性アクリレートゴムは
、エチレン約73モル%、アクリル酸メチル約26モル
%、マレイン酸モノメチル約1モル%のクーポリマーで
ある。
(F)チバガイギー社から得たチヌビン(Tinuvi
n■)P(置換ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール
紫外線吸収剤)は、2(2′−ヒドロキシ−5′−メチ
ルフエニル)ベンゾトリアゾールであると同定されてい
る。
(G)チヌビン(Tinuvin■)770、過酸化物
分解剤はチバガイギー社から得たヒンダードアミン光安
定剤で、具体的にビス(2,2,6,6−チトラメチル
ーピペリジニルー4)セパケートであると同定されてい
る。
(11)チバガイギー社から得たイルガノックス(Ir
ganox■)1076酸化防止剤は、オクタデシル3
,5−ジーブチル−4−ヒドロキシ・シンナメートであ
ると同定されてている。
寒施桝土 この実施例は、主としてブチルアクリレートゴムとSA
N共重合体のグラフトゴム組成物を含む従来技術による
ポリマーブレンドtBJ ’Aについて説明するもので
ある。
ポリマーブレンドAは、S A N 47.4部を含む
GRCを約52.6部、チヌビンPを1.5部、チヌビ
ン770を0.5部およびイルガノックス1076を0
.3部を、ストック温度が199℃に到達するまで型式
番号69A4782のパンバリミキサー(ローター回転
数:100)で混合調製した。得た材料を二本ロールミ
ルでシートとし、ダイスで切断し、60℃、98N/m
で約16時間乾燥した、ペレット化した重合体は第1表
に示した条件で厚さ2.5fiのブラック(plaqu
e)に射出成型した。
第 1 表  射出成型 成型機:チェックリング(check ring)とス
トレートスルーノズル(straigM throug
h nozzle)を有し、汎用スクリューを備えた2
 8.3 gアルバーブ200”S”オールラウンダー
(Arbury 200 ”S”A I Iround
er)成型機(ドイツ、プルテンプルグ(Wurtem
burg)  、アルハーグマシネンファブリック(A
rburg Machinenfabrik)ポリマー
ブレンド ポリマーブレンド 成型条件   B、 CA 度(”C)リアーゾーン    260      2
57センターゾーン   260      263フ
ロントゾーン   260      266ノズル 
      260      282金型     
    43    60〜66スクリユ一速度(rp
n+)       94      140射出速度
(秒)1.3       4.5保圧および冷却時間
(秒)   25〜30     26水圧(kPa)
射出圧      5510     7930保持圧
      4820     6200背圧   3
45  1035 1止五1 この実施例は、ブチルアクリレートゴムとSA!+共重
合体とに、耐紫外線性を付与するポリアミドの有効量を
添加したグラフトゴム組成物を含む未発明によるポリマ
ーブレンド調製を説明するものである。
ポリマーブレンドBは、CTを6部有するGRCを50
部、チヌビン■Pを1.5部、チヌビン■770を0.
5部、イルガノックス■1076を0.3部により、実
施例工とほぼ同様にしてバンバリーミキサ−で混合調製
した。ペレット化し予備混合材料を、つぎに約1100
rpで回転する一段混和スクリニー(直径3.8 am
、長さ68、$1)を存するキリオン(Killion
 )押出し成形機によりナイロン6を44部混合する。
押出し成形機のリアーゾーンを約254℃、センターと
フロントゾーンを約260℃に加熱する。
押出し成形機は400〜600ミクロンのスクリーンパ
ンクと0.32 cmのオリフィスダイ (254℃)
を有している。
ポリマーブレンドBは水浴に押出しく7.3kg/hで
)、ペレット化した。
ポリマーブレンドCは、下記の量の材料を使用して、上
記とほぼ同様にして調製した。GRC30部、バフツク
8部、CTa部、チヌビン■PO05部、チヌビン■7
700.5部、イルガノ・7クス■10760.3部、
ナイロン−659部人鞭桝土 この実施例は、本発明のポリマーブレンドを紫外線に曝
露した時の色安定性について説明するものである。不透
明(すなわち顔料で着色していない)ブラックをポリマ
ーブレンドA、BおよびCからそれぞれ作製した。これ
らのブラックをAST?026−84に記載された試験
法にもとづいて紫外線に曝露した。ランプとして水冷6
500ワツトのキセノンアーク灯を使用し、ホウケイ酸
塩の内部および外部フィルターを用いた〔アトラスエレ
クトリック デバイス社(Atlas Electri
cDevices Co、 )製型式Ci −65ウエ
ザオメータ(Weatherometer)) o曝露
サイクルは、(a) 30%RH,63℃ブラックパネ
ル温度で照射162分間、(1))照射と水噴射18分
間とした。アーク灯の照射は340nmで0.35W/
mで、照射1時間は1.24KJ/n?に相当する。
試験ブラックは、2℃における発光体Cによるアプライ
ドカラーシステムスペクトロ−センサー■ (Appl
ied Co1or Systems 5pectyo
−5ensor II )を用いASTM  E−31
3にしたがって測定されたイエローイング インデック
ス(ΔYI)の変化を分光光度的に分析し、色の変化(
主に黄変)を定期に調べた。不透明なプラスチックは、
最初は一般に退色し色変化は負となる。しかし引き続き
曝露をうけると一般に変色して色変化は正となる。第1
図に示すように、ポリマーブレンドAは最初は退色し、
ついで正の色変化となる典型的な色変化を示した。第1
図のΔYlの目盛りが2単位変化すると、−Sに肉眼で
色の変化が識別できる。
さらに第1図に示すように、特別色安定性があるとは認
められていない重合体であるポリアミド(ナイロン6)
を含有するポリマーブレンドBおよびCは、初期の退色
が生じて以降圧の色変化がないという驚ろくような有利
な色安定性を示した。
大嵐炭l この実施例は、本発明のポリマーブレンドが、紫外線曝
露後においても機械的特性をよりよく保持することを説
明するためのものである。
実施例4に記載したように、紫外線に片面を曝露したポ
リマーブレンドASBおよびCの試料について、それら
の曝露しない面についてダーツ衝撃法(dart im
pacting)により強さを定期的に測定した。試料
を13龍の半球状のヘッドをもつダンクに対して一定速
度(1,86m/秒)で6進さ一+=た。
第2図によると、ポリアミドを含有するポリマーブレン
ドの方が、標準的な耐候性ポリマーブレンドよりも強じ
ん性の紫外線劣化に対する抵抗性が大きいという驚ろく
べき結果となっている。
実施例に の実施例は、本発明によるポリマーブレンドの紫外線曝
露に対する色安定性をさらに説明するためのものである
ポリマーブレンドA′およびB′をポリマーブレンドA
とBとほぼ同様にそれぞれ調製したが、ただしポリマー
ブレンドA′は、2.  (2’−ヒドロキシ−3’、
5’−ジイソアミルフェニル)ベンゾトリアゾールとし
て同定されているチヌビン■328(チバガイギー)を
1.5部、ケイ酸アルミニウム被覆酸化チタン顔料約2
部と、15%のブタジェンを含有しているゴム基材を含
んでおり、ポリマーブレンドB′は酸化チタン/ナイロ
ン顔料コンセントレートを約2部含んだ。これら顔料は
、全般的な退色(perspective bleac
hing)を防護して正の色変化(例えば黄変)のみし
かおこさせない。
ポリマーブレンドA′とB′のプラクを457MG26
−84の方法により紫外線に曝露した。ランプとしては
水冷ホウケイ酸塩の内部および外部フィルターを用いた
。6500ワツトのキセノンアーク灯を使用しくアトラ
ス エレクトリックデバイス社製型式C1−65ウエザ
ーオメーター)。
アーク灯の照射は340nmで0.55 W/ tri
であり、1時間の曝露は1.98KJ/n(に相当する
。曝露サイクルは(al 50%RH,89℃のブラッ
クパネル温度で照射3.8時間、(bl 100%RH
で1時間非照射(暗黒)とした。
ブランクは、実施例4に示した分光光度計とう77°を
使用し・ CIELab全色差(△E )  (CIE
LabTotal Cofor Change)を測定
する分光光度的分析により正の色変化を定期的に調査し
た。第3図に示すように、標準の耐紫外線性ポリマーブ
レンドA′の金色差は直線的であるのに対しナイロンで
安定化したポリマーブレンドB′は全色差において初期
に僅かな変化が生じた後は安定している。
本発明の特定の実施態様を記載したが、当業者にとって
は、本発明の真の意図ならびに範囲から逸脱することな
〈実施態様を種々変形しうろことは明らかである。従っ
て特許請求の範囲は、本発明の全概念内にあるこのよう
な全ての変形された実施態様を包含しようとするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は、本発明のポリマーブレンドを紫
外線に曝露した時の色安定性を示すグラフである。 第2図は、本発明のポリマーブレンドを紫外線に曝露し
た時の機械的特性保持を示すグラフである。 第   1   図 曝露時間(h、) 曝露時間(h、) 第  3[2I 曝露時間(h、)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)炭素数が1ないし4のアルキルのメタクリ
    レート、炭素数が1ないし4のアルキルのアクリレート
    、メタクリロニトリルおよびアクリロニトリルからなる
    群から選ばれた15重量部ないし85重量部の少なくと
    も1種の極性単量体と、85重量部ないし15重量部の
    芳香族ビニル単量体とを、ガラス転移点が0℃以下の飽
    和ゴム基材の存在下で重合させ、ゴムの重量が5ないし
    80重量%、グラフト共重合体の重量が95ないし20
    重量%の範囲になるように飽和ゴム基材にグラフト重合
    させたグラフト共重合体を含むグラフトゴム組成物を2
    0ないし80重量%と、 (B)ポリアミド樹脂を70ないし19重量%と、 (C)芳香族ビニル単量体、極性単量体ならびにポリア
    ミド樹脂と反応しうる官能性単量体を含む相容性付与重
    合体であって、官能性単量体濃度が該相容性付与重合体
    の0.05ないし4モル%である相容性付与重合体を0
    .5ないし20重量%と、 (D)紫外線吸収剤、過酸化物分解剤またはこれらの混
    合物から成る安定剤を0.1ないし4.0重量%と、 (E)ガラス転移点が0℃以下の酸含量アクリレート共
    重合ゴムを0ないし30重量%とを含む耐紫外線性ポリ
    マーブレンド。
  2. (2)前記グラフトゴム組成物の飽和ゴム基材がアクリ
    ルアクリレートゴムを含む特許請求の範囲第1項に記載
    のポリマーブレンド。
  3. (3)前記相容性付与重合体が、芳香族ビニル単量体、
    酸官能性単量体ならびに炭素数1ないし4のアクリルの
    メタクリレート、炭素数1ないし4のアルキルのアクリ
    レート、メタクリロニトリルおよびアクリロニトリルか
    らなる群から選ばれた極性単量体によるターポリマーで
    あり、かつ芳香族ビニル単量体と極性単量体の重量比が
    85:15ないし15:85の範囲にあり、前記グラフ
    ト共重合体中の芳香族ビニル単量体の重量%が、前記タ
    ーポリマー中の芳香族ビニル単量体の重量%の7%ポイ
    ント以内である特許請求の範囲第2項に記載のポリマー
    ブレンド。
  4. (4)前記グラフトゴム組成物がブチルアクリレートゴ
    ムにグラフト化されたアクリルニトリルとスチレン系単
    量体のグラフト共重合体を含み、かつ前記相容性付与重
    合体が、スチレン:アクリロニトリル重量比が80:2
    0ないし50:50の範囲にあり、無水マレイン酸の含
    有量が1ないし3モル%であるスチレン、アクリロニト
    リルおよび無水マレイン酸のターポリマーである特許請
    求の範囲第3項に記載のポリマーブレンド。
  5. (5)前記ポリアミド樹脂がナイロン6、ナイロン6,
    6、およびナイロン6,6−ナイロン6の共重合体から
    なる群から選ばれた特許請求の範囲第2項に記載のポリ
    マーブレンド。
  6. (6)紫外線吸収剤を0ないし3.5重量%含む特許請
    求の範囲第1項に記載のポリマーブレンド。
  7. (7)前記紫外線吸収剤が、ヒドロキシベンゾトリアゾ
    ール化合物を含む特許請求の範囲第6項に記載のポリマ
    ーブレンド。
  8. (8)過酸化物分解剤を0ないし1.5重量%含む特許
    請求の範囲第1項に記載のポリマーブレンド。
  9. (9)前記過酸化物分散剤が、ヒンダードアミン光安定
    剤化合物を含む特許請求の範囲第8項に記載のポリマー
    ブレンド。
  10. (10)前記グラフトゴム組成物の約50重量%までが
    芳香族ビニル単量体と極性単量体をブタジエンゴム基材
    にグラフト重合したグラフト共重合体である特許請求の
    範囲第1項に記載のポリマーブレンド。
  11. (11)前記酸官能性アクリルゴムが、α−オレフィン
    、炭素数が1ないし4のアルキルアクリレートおよび酸
    単量体の共重合体である特許請求の範囲第1項に記載の
    ポリマーブレンド。
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