JPS6147248B2 - - Google Patents

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JPS6147248B2
JPS6147248B2 JP13327982A JP13327982A JPS6147248B2 JP S6147248 B2 JPS6147248 B2 JP S6147248B2 JP 13327982 A JP13327982 A JP 13327982A JP 13327982 A JP13327982 A JP 13327982A JP S6147248 B2 JPS6147248 B2 JP S6147248B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support frame
shaft
handle
road surface
rotary cutter
Prior art date
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Expired
Application number
JP13327982A
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English (en)
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JPS5924012A (ja
Inventor
Teruo Fujimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEISHIN TETSUKO KK
Original Assignee
MEISHIN TETSUKO KK
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Publication date
Application filed by MEISHIN TETSUKO KK filed Critical MEISHIN TETSUKO KK
Priority to JP13327982A priority Critical patent/JPS5924012A/ja
Publication of JPS5924012A publication Critical patent/JPS5924012A/ja
Publication of JPS6147248B2 publication Critical patent/JPS6147248B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、走行車輪を有する台車上にロータ
リカツタやその駆動源、あるいはその他の機械要
素を搭載させた形式の路面上の白線等被着物除去
装置に関するものである。
路面上の白線等被着物除去装置は、アスフアル
ト路面などに施された横断歩道などの各種の路面
表示その他の被着物を除去するために使用され
る。
従来、この種の路面被着物を除去する方法とし
て、被着物を火炎で焼失させたり、路面に振動を
付与して被着物を路面から剥離させる手段が採ら
れていた。しかし、これらの方法は、高温加熱に
よつて路面を損傷したり、路面を地層から浮上が
らせるなどの欠点を有していた。
このような欠点を解消するためには路面被着物
を機械的に削り取り、これによつて被着物を除去
することが有効である。
この発明は以上の事情に鑑みてなされたもので
ある。
すなわち、この発明は、路面被着物を削り取る
ためのロータリカツタを、路面の傾斜に応じて容
易に姿勢変更させることにより、被着物を容易か
つ確実に除去することのできるものを提供するこ
とを目的としている。
上記目的を達成するために、この発明は、上記
ロータリカツタを支持する支持架台を、上記走行
車輪を有する台車上に、その前端縁部を中心とし
て上下揺動自在に支持するとともに、これを揺動
させるための支持架台傾動用ハンドルを、上記台
車を前後進させるための手押し用ハンドルにおけ
る把手部近傍に設けたものである。
以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図において、台車1はその前部に左右一対
の走行車輪2,2を有するとともに、その後部に
一つのキヤリヤ(図示せず。)を有する。また、
台車1はその前半部分に打抜状の透孔3が形成さ
れ、この透孔3の上部に支持架台4が配置され
る。この支持架台4は互に平行な上板5および下
板6を複数本(図示例では四本)のポスト7によ
つて枠組みしたものであり、その下板6の前端縁
部6aが、上記台車1上で軸受8,8によつて軸
支された支軸9に溶接等によつて固着される。一
方、上板5の後端部に平面視略コ字状をなす手押
し用ハンドル10の一対の脚部10a,10aが
固着される。この状態で手押し用ハンドル10は
台車1の後端側へ延び、その把手部10bの中央
部に、調整孔部11を有するブラケツト12が前
向きに固着される。これに対し、台車1の後端部
に、操作軸13の下端部が左右方向の水平ピン1
4によつて前後方向揺動自在にヒンジ結合15さ
れる。この操作軸13は、上半部にねじ部17を
有しており、操作軸13を前記ブラケツト12の
調整孔部11に嵌挿し、かつその上方からねじ部
17に支持架台傾動用ハンドル16を螺合させ、
このハンドル16にブラケツト12が下方から当
接することにより支持架台4の上方向傾動が制限
されるようになつている。
また、支持架台4を常時上動方向へ付勢するス
プリングなどの弾性部材18は、図示例では二つ
のものに分割されて、その一方の弾性部材18a
が台車1と上板5との間に介在され、他方の弾性
部材18bが上記ブラケツト12と操作軸13と
の間に嵌合状に介在される。この場合、弾性部材
18は、単一のものを使用してもよいが、上記の
ように分割する構成とすれば、その製作が安易な
ため安易なものとなるばかりでなく、容易に所望
の付勢力が得られるという利点がある。なお、上
記した一方の弾性部材18aは支持架台4の左右
にそれぞれ設けられる。
つぎに、第1図および第5図において、支持架
台4の上板5に形成された孔部21にボス22が
設けられる。このボス22はその上端にねじ孔2
2aを有しており、このねじ孔22aに、ボス2
2にスライド昇降自在に内嵌された昇降軸23の
上端ねじ軸部23aが螺入出自在に螺合される。
この昇降軸23の下端にフランジ部23bが設け
られ、このフランジ部23bと押輪24との間に
ベアリング25が保持される。これに対し、ロー
タリカツタ26が取付けられた回転軸27にピン
28aおよびキー28bによつて外歯平歯車29
が固着されており、この平歯車29が上記ベアリ
ング25に同心状に外嵌され、固定される。した
がつて、平歯車29ないしロータリカツタ26は
上記昇降軸23に対して軸心方向では一体であ
り、回転のみ可能である。なお、上記回転軸27
は、下板6に固着されたフランジユニツト30に
よつて、支持架台4の透孔31内で位置決めされ
ている。
一方、上記ボス22の上端部に筒状部材32が
軸心方向でスライド自在に外嵌されており、この
筒状部材32に固着された取付台33上で、前後
一対の軸受34a,34bにより前後方向の操作
杆35が水平に軸支される。この操作杆35に対
し、上記手押し用ハンドル10における把手部1
0bの近傍にロータリカツタ昇降操作用ハンドル
36が取付けられ、このハンドル36に、上記操
作杆35から延設されたユニバーサル継手37が
連結される。なお、このユニバーサル継手37
は、ハンドル36との連結部分に軸心方向スライ
ド機構37aを内蔵する。
つぎに、38は、互に噛合う一対のベベル歯車
38a,38bからなるベベル歯車機構を示し、
その一方のベベル歯車38aが上記昇降軸23の
上端に固着され、その他方のベベル歯車38bが
操作杆35に固着される。
また、第2図に示されるように、台車1上に
は、ガソリンエンジン、デイーゼルエンジン、電
動機等の駆動源40、変速機41、減速機42な
どが設置され、ベベルギヤボツクス43が支持架
台4の上板5に設置される。
ここにおいて、駆動源40は、ロータリカツタ
26の駆動用および走行車輪2の駆動用として兼
用されるものであり、これらのロータリカツタ2
6および走行車輪2に対しては、この駆動源40
の出力軸40aからそれぞれ第1動力伝達経路A
および第2動力伝達経路Bが分岐して各別に連結
される。すなわち、第1動力伝達経路Aは、駆動
源出力軸40aおよびこれに対向して台車1上に
軸支された回転軸44に各別に設けられたプーリ
45a,45bと、そのプーリ45a,45b相
互に巻掛けられたベルト45と、上記回転軸44
に設けられた別のプーリ46aおよび上記ベベル
ギヤボツクス43の入力軸43aに設けられたプ
ーリ46bと、そのプーリ46a,46b相互に
巻掛けられたベルト46と、上記ベベルギヤボツ
クス43の出力軸43bに設けられた外歯平歯車
47と、この外歯平歯車47と共働して歯車機構
48を構成する上述した外歯平歯車29(第5図
参照)とからなる。そして、ベルト46にはテン
シヨンプーリ49が付設される。また、第2動力
伝達経路Bは、駆動源出力軸40aおよび変速機
41の入力軸41aに各別に設けられたプーリ5
0a,50bと、これらのプーリ50a,50b
相互に巻掛けられたベルト50と、変速機41の
出力軸41bおよび減速機42の入力軸42aに
各別に設けられたプーリ51a,51bと、これ
らのプーリ51a,51b相互に巻掛けられたベ
ルト51と、減速機42の出力軸42bおよび一
対の走行車輪2,2の連結軸52に各別に設けら
れたプーリ53a,53bと、これらのプーリ5
3a,53b相互に巻掛けられたベルト53とか
らなる。また、走行車輪2を第2動力伝達経路B
から切り離すためのクラツチを、出力軸42bと
プーリ53aとの間に介装してもよい。
以上において、各ベルト45,46,50,5
1,53は、第4図でベルト46について例示さ
れるように、それらの内面に等ピツチおきに突条
54を設けたものであり、これに対して上記各プ
ーリは、この突条54に噛合うギヤ部を備え、両
者の噛合いによつてスリツプが防止されている。
また、第3図および第4図に示されるように、テ
ンシヨンプーリ49は、ベルト46の復路部分を
跨ぐ略形の支持金具55に支軸56によつて回
転自在に支持されたものであり、この支持金具5
5が台車1に設置された架台57にスプリング5
8を介して常時上方へ付勢された状態で取付けら
れている。
つぎに動作を説明する。支持架台傾動用ハンド
ル16を正逆方向に所定角度だけ回転させるのに
伴なつて、ブラケツト12が固着された手押し用
ハンドル10が上下動し、これによつて、支持架
台4が弾性部材18の付勢により、または、その
付勢に抗して支軸9を中心として上動あるいは下
動する。こうして上動したときの状態が第5図仮
想線Xで示され、このとき、ロータリカツタ26
は台車1ないし路面Gに対して傾斜状態となる。
また、下動したときには、第5図実線で示される
ように、支持架台4が水平となり、ロータリカツ
タ26は路面Gに対面する。したがつて、支持架
台傾動用ハンドル16を操作するだけで、路面G
に対するロータリカツタ26の任意の傾斜姿勢を
選ぶことができる。また、ロータリカツタ昇降操
作用ハンドル36の正逆回転は、ユニバーサル継
手37およびベベル歯車機構38を経て昇降軸2
3に伝わるので、昇降軸23とともにロータリカ
ツタ26が支持架台4およびそのボス22に対し
て昇降する。したがつて、ロータリカツタ昇降操
作用ハンドル36を操作するだけで、ロータリカ
ツタ26を路面Gに接触させたり、路面Gから離
反させることができる。すなわち、路面G上の白
線等の被着物Rを除去するときは、台車1を作業
位置まで移動させた後、上記二つのハンドル1
6,36を操作して、ロータリカツタ26を傾動
させたり、所定の高さに設定させる。なお、この
操作は、ロータリカツタ26を回転駆動させなが
ら行なうことができる。
つぎに、ロータリカツタ26を回転駆動させる
場合は、駆動源40を始動させる。これにより、
駆動源40の出力や第1動力伝達経路Aを経てロ
ータリカツタ26に伝わり、このロータリカツタ
26が所定方向に回転する。この場合において、
上記被着物Rの除去作業を台車1を走行させなが
ら行なうときは、変速機41を連結モードに設定
し、台車1を停止して行なうときは、変速機41
を開放モードに設定して、第2動力伝達経路Bの
途中を遮断する。
なお、支持架台4を傾動させたときには、ベル
ト46の緩みが問題となるが、この点は、テンシ
ヨンプーリ49が常時ベルト46を緊張させてい
るので問題はない。
上記の場合において、作業中にはロータリカツ
タ26に相当の振動が発生するが、この振動は、
ロータリカツタ26が台車1に直接取付けられず
に支持架台4に取付けられていること、および、
第1動力伝達経路A中にベルト伝達機構が介在さ
れていることによつてこのベルト伝達機構で吸収
され、駆動源40への伝達量が低減される。その
ため、駆動源40が振動から保護される。
一方、台車1を人力で押引きして移動させると
きは、変速機41を開放モードに設定する。これ
により、走行車輪2が軽く動くようになるので労
力が軽減される。
以上の説明から明らかなように、この発明によ
れば、手押しハンドルの把手部近傍に支持架台傾
動用ハンドルを設けたので、支持架台に支持され
たロータリカツタを路面の傾動状態に応じて姿勢
変更させるときに、手押し用ハンドルを手で持つ
たままその姿勢変更を行易に行なうことができ
る。また、ロータリカツタを路面状況に応じて適
正な傾斜角度に設定することができるので、路面
被着物が確実に除去されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例装置における台車と
支持架台との取合せを示す概略斜視図、第2図は
動力伝達経路を示す系統図、第3図は第2図にお
ける−矢視図に相当する断面図、第4図は第
3図における−断面矢視図、第5図はロータ
リカツタ昇降機構部の断面図である。 1…台車、2…走行車輪、4…支持架台、9…
支軸、10…手押し用ハンドル、11…調整孔
部、13…操作軸、15…ヒンジ結合部、16…
支持架台傾動用ハンドル、18…弾性部材、23
…昇降軸、26…ロータリカツタ、27…回転
軸、36…ロータリカツタ昇降操作用ハンドル、
38…ベベル歯車機構、48…平歯車機構、A,
B…動力伝達機構、R…被着物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 路面に対向させるロータリカツタを支持する
    支持架台を走行車輪を有する台車上に配置すると
    ともに、この支持架台の前端縁部を台車上に上下
    揺動自在に軸支し、この支持架台の後端縁部に、
    上記台車の後端側へ延びる手押し用ハンドルを設
    け、このハンドルの把手部近傍に調整孔部を設
    け、上方にねじ部を有する操作軸を前記調整孔部
    に嵌挿しかつ上方から前記ねじ部に支持架台傾動
    用ハンドルを螺合させるとともに、前記操作軸の
    下端部を上記台車に前後方向揺動自在に支持し、
    上記支持架台を常時上動方向へ付勢する弾性部材
    を設けた路面上の白線等被着物除去装置。 2 支持架台に設けられたボス部に上下方向螺入
    出自在に螺合された昇降軸の下端に、ロータリカ
    ツタが取付けられる回転軸を回転のみ可能に設
    け、この回転軸と、この回転軸に連結される動力
    伝達機構とを、相互に噛合つたまま上下方向で相
    対変位可能な一対の平歯車を備えた歯車機構によ
    つて連結し、上記ボス部側に支持されるとともに
    台車の後端側に延びる操作杆と上記昇降軸とをベ
    ベル歯車機構によつて連結し、上記操作杆の後端
    部にロータリカツタ昇降操作用ハンドルを固着し
    た特許請求の範囲第1項記載の路面上の白線等被
    着物除去装置。
JP13327982A 1982-07-29 1982-07-29 路面上の白線等被着物除去装置 Granted JPS5924012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13327982A JPS5924012A (ja) 1982-07-29 1982-07-29 路面上の白線等被着物除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13327982A JPS5924012A (ja) 1982-07-29 1982-07-29 路面上の白線等被着物除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5924012A JPS5924012A (ja) 1984-02-07
JPS6147248B2 true JPS6147248B2 (ja) 1986-10-18

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ID=15100918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13327982A Granted JPS5924012A (ja) 1982-07-29 1982-07-29 路面上の白線等被着物除去装置

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JP (1) JPS5924012A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646839U (ja) * 1987-07-01 1989-01-13

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646839U (ja) * 1987-07-01 1989-01-13

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Publication number Publication date
JPS5924012A (ja) 1984-02-07

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