JPS6147168A - 魚肉の有効利用法 - Google Patents
魚肉の有効利用法Info
- Publication number
- JPS6147168A JPS6147168A JP59166581A JP16658184A JPS6147168A JP S6147168 A JPS6147168 A JP S6147168A JP 59166581 A JP59166581 A JP 59166581A JP 16658184 A JP16658184 A JP 16658184A JP S6147168 A JPS6147168 A JP S6147168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish meat
- lactic acid
- acid bacteria
- fish
- processed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は魚肉若しくは≠の加工品を特定の処理を行なう
ことにより魚臭を除き、且つ所望の硬さにml製して魚
肉加工素材として有効に利用する方法に関するものであ
る。
ことにより魚臭を除き、且つ所望の硬さにml製して魚
肉加工素材として有効に利用する方法に関するものであ
る。
魚肉に乳酸菌などの微生物を加えて[酵させる技術は存
在していたが、得られる魚肉繊維が極めて硬く加工素材
として使用し難い欠点を有していた。
在していたが、得られる魚肉繊維が極めて硬く加工素材
として使用し難い欠点を有していた。
【発明の構成]
本発明は魚肉若しくはその加工品を加熱殺菌し、冷却後
別途に加熱殺菌したグルコース若しくは澱粉を酵素若し
くは酸により加水分解したものを加え、これに予め30
〜45℃の温度により培養したスターター゛を加え30
〜45℃で1〜4日間、通性嫌気的にs酵させる。次い
でアルカリ処理することを組合わせて魚肉を軟化させる
ことを特徴とする方法を開発したものである。スタータ
ーとしては、ラクトバチルスデルプリュツキイ (Lactobacillus delbruecki
i)、エルカセイ(L。 case i ) 、エルアシドフィルス(L、 ac
idophilus)。 ストレプトコッカスサーモフィルス (Streptococcus thermophil
us)などの乳USを用いる。 本発明ではR解により魚臭を除去し、得られた固形物を
その侭か、若しくは液汁を除去した債に0.4〜1.0
%′li度のアルカリ溶液に短時間浸漬し、使用途に適
した所望の硬さを有する魚肉加工素材を得る工程を適用
することにより、魚肉をより一同有効に利用する方法を
開発した。 【問題点を解決する手段】 以下にその方法を詳述し、本発明の意図する処を説明す
る。 助宗タラを始めとする多くの魚肉はRR処理により水溶
化するが、短期間のam処理では大半の魚肉は固形物と
して残り、ごの際に大部分の魚臭は水溶化部分に移り、
固形分、特に繊維質の硬い魚肉の部分は充分に水洗する
ことにより殆んど魚臭を感じないものとなる。しかし、
この侭では繊維質魚肉は極めて硬く、しかも充分に水洗
してもrjHfM性であり酸味を有している。そごで、
0.4〜1.0%の重炭酸ソーダ水溶液に5〜30分間
、加熱浸漬することにより硬質魚肉MA維は適度に軟化
し、同時に酸味も中和することが出来る。
別途に加熱殺菌したグルコース若しくは澱粉を酵素若し
くは酸により加水分解したものを加え、これに予め30
〜45℃の温度により培養したスターター゛を加え30
〜45℃で1〜4日間、通性嫌気的にs酵させる。次い
でアルカリ処理することを組合わせて魚肉を軟化させる
ことを特徴とする方法を開発したものである。スタータ
ーとしては、ラクトバチルスデルプリュツキイ (Lactobacillus delbruecki
i)、エルカセイ(L。 case i ) 、エルアシドフィルス(L、 ac
idophilus)。 ストレプトコッカスサーモフィルス (Streptococcus thermophil
us)などの乳USを用いる。 本発明ではR解により魚臭を除去し、得られた固形物を
その侭か、若しくは液汁を除去した債に0.4〜1.0
%′li度のアルカリ溶液に短時間浸漬し、使用途に適
した所望の硬さを有する魚肉加工素材を得る工程を適用
することにより、魚肉をより一同有効に利用する方法を
開発した。 【問題点を解決する手段】 以下にその方法を詳述し、本発明の意図する処を説明す
る。 助宗タラを始めとする多くの魚肉はRR処理により水溶
化するが、短期間のam処理では大半の魚肉は固形物と
して残り、ごの際に大部分の魚臭は水溶化部分に移り、
固形分、特に繊維質の硬い魚肉の部分は充分に水洗する
ことにより殆んど魚臭を感じないものとなる。しかし、
この侭では繊維質魚肉は極めて硬く、しかも充分に水洗
してもrjHfM性であり酸味を有している。そごで、
0.4〜1.0%の重炭酸ソーダ水溶液に5〜30分間
、加熱浸漬することにより硬質魚肉MA維は適度に軟化
し、同時に酸味も中和することが出来る。
ごの様にして得られた無味無臭の魚肉繊維はハンバーグ
、シューマイ、スリ身製品などの加工食品の蛋白質素材
として従来に無い食感を有するものへの魚肉の有効利用
となり得る方法である。
、シューマイ、スリ身製品などの加工食品の蛋白質素材
として従来に無い食感を有するものへの魚肉の有効利用
となり得る方法である。
次に、具体的な実施例により説明する。
実施例1
120℃で30分間加熱殺菌した助宗タラ落し身400
1)とグルコース129にエルカセイ(L、 case
i)をスターターとして20Qを加え30℃、48時間
乳Ra醇させて得られた助宗タラ魚肉m維200Qに0
.4%重炭酸ソーダ水溶Fa600m lを加え、70
℃、30分間浸漬させた、このものに2倍量の水道水を
加え、900RPM、5分間遠心脱水後、流水中で水晒
しを行なった。再び遠心脱水すると水分70%、l)8
7.2の軟質魚肉繊維2000を得た。得られた製品は
滑らかな食感を有する無味無臭の魚肉蛋白質であり、ハ
ンバーグに畜肉の50%を代替混合した処、極めて良好
なる食感であった。 実施例2 実施例1と同様にして得られた乳lS!U酵助宗タラ魚
肉111i20011に0.6%重炭酸ソーダ水溶液6
001を加え、加熱し、沸m後5分間浸漬させた。この
ものに2倍量の水道水を加え、実施例1と同様に脱水、
水晒し、脱水を繰り返えした処、水分74%、t)H6
,8の軟質無臭魚肉繊維200jJを得た。得られた魚
肉繊維を魚肉ソーセージにスリ身の50%を代替混合し
た処、従来に無い食感を有する極めて特徴のある製品が
得られた。
1)とグルコース129にエルカセイ(L、 case
i)をスターターとして20Qを加え30℃、48時間
乳Ra醇させて得られた助宗タラ魚肉m維200Qに0
.4%重炭酸ソーダ水溶Fa600m lを加え、70
℃、30分間浸漬させた、このものに2倍量の水道水を
加え、900RPM、5分間遠心脱水後、流水中で水晒
しを行なった。再び遠心脱水すると水分70%、l)8
7.2の軟質魚肉繊維2000を得た。得られた製品は
滑らかな食感を有する無味無臭の魚肉蛋白質であり、ハ
ンバーグに畜肉の50%を代替混合した処、極めて良好
なる食感であった。 実施例2 実施例1と同様にして得られた乳lS!U酵助宗タラ魚
肉111i20011に0.6%重炭酸ソーダ水溶液6
001を加え、加熱し、沸m後5分間浸漬させた。この
ものに2倍量の水道水を加え、実施例1と同様に脱水、
水晒し、脱水を繰り返えした処、水分74%、t)H6
,8の軟質無臭魚肉繊維200jJを得た。得られた魚
肉繊維を魚肉ソーセージにスリ身の50%を代替混合し
た処、従来に無い食感を有する極めて特徴のある製品が
得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加熱殺菌後に冷却した魚肉若しくはその加工品に別
途加熱殺菌処理および加水分解させた炭素源を加え、次
いで乳酸菌を加え、30〜45℃の温度範囲内で醗酵さ
せた後、その侭、または液汁を除去したものをアルカリ
中和して、使用途に適した所望の硬さを保持し魚臭の無
い繊維状の魚肉加工素材を得る工程を適用することによ
る魚肉の有効利用法。 2 炭素源がグルコースである特許請求の範囲第1項記
載の魚肉の有効利用法。 3 炭素源が澱粉の加水分解物である特許請求の範囲第
1項記載の魚肉の有効利用法。 4 乳酸菌がラクトバチルス デルブリツキイ(Lac
tobacillus delbrueckii)であ
る特許請求の範囲第1項ないし第3項中の何れか1項に
記載の魚肉の有効利用法。 5 乳酸菌がエル カセイ(L.casei)である特
許請求の範囲第1項ないし第3項中の何れか1項に記載
の魚肉の有効利用法。 6 乳酸菌がエル アシドフイルス(L. acido
philus)である特許請求の範囲第1項ないし第3
項中の何れか1項に記載の魚肉の有効利用法。 7 乳酸菌がストレプトコツカス サーモフイルス(S
treptcoccus thermophelus)
である特許請求の範囲第1項ないし第3項中の何れか1
項に記載の魚肉の有効利用法。 8 アルカリ中和が0.4〜1.0%重炭酸ソーダ水溶
液によるものである特許請求の範囲第1項ないし第7項
中の何れか1項に記載の魚肉の有効利用法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59166581A JPS6147168A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 魚肉の有効利用法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59166581A JPS6147168A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 魚肉の有効利用法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147168A true JPS6147168A (ja) | 1986-03-07 |
JPH0463669B2 JPH0463669B2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=15833925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59166581A Granted JPS6147168A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 魚肉の有効利用法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6147168A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088918A1 (ja) | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Hiroshima Prefecture | 食品及び食品の製造方法 |
JP2007252323A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Hiroshima Pref Gov | 食品およびその製造方法 |
EP2266675A2 (en) | 2009-06-25 | 2010-12-29 | Chisso Corporation | Chromatography medium, preparation method of the same, and method for producing virus vaccine using the chromatography medium |
-
1984
- 1984-08-10 JP JP59166581A patent/JPS6147168A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088918A1 (ja) | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Hiroshima Prefecture | 食品及び食品の製造方法 |
EP1987724A1 (en) * | 2006-02-01 | 2008-11-05 | Hiroshima Prefecture | Food and process for producing food |
EP1987724A4 (en) * | 2006-02-01 | 2009-04-01 | Hiroshima Prefecture | FOOD AND METHOD FOR PRODUCING A FOOD |
JP2007252323A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Hiroshima Pref Gov | 食品およびその製造方法 |
EP2266675A2 (en) | 2009-06-25 | 2010-12-29 | Chisso Corporation | Chromatography medium, preparation method of the same, and method for producing virus vaccine using the chromatography medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463669B2 (ja) | 1992-10-12 |
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