JPS6146696B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6146696B2 JPS6146696B2 JP4234277A JP4234277A JPS6146696B2 JP S6146696 B2 JPS6146696 B2 JP S6146696B2 JP 4234277 A JP4234277 A JP 4234277A JP 4234277 A JP4234277 A JP 4234277A JP S6146696 B2 JPS6146696 B2 JP S6146696B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- rope
- winding
- spring
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 28
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Blinds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ブラインドなどにおけるスプリン
グ式バランサーに関する。 〔従来の技術〕 通常、ブラインドは第3図に示すようになつて
いる。図において20はブラインドであり、日除
機能を有する複数のスラツト21,21…がラダ
ーテープ22で連結されており、使用時には各ス
ラツト21がこのラダーテープ22によつて等間
隔に保持されるようになつている。23はスラツ
ト21の昇降用の操作ロープであり、この操作ロ
ープ23はその一端23aが最下段のスラツト2
1に連結されるとともに、他端23bが各スラツ
ト21,21…を透通してプーリ24を経てロー
プ巻取りリール25に連結されている。このよう
に構成されたブラインド20は次のように作動す
る。 第3図イはブラインド20の使用時の状態を示
すものであり、複数のスラツト21,21…はラ
ダーテープ22によつて等間隔に保持されて効果
的に日除けをするようになつている。この状態で
は全部のスラツト21はラダーテープ22によつ
て吊持されているので操作ロープ23にはスラツ
ト21の重量は負荷されない。この状態で巻取り
リール25を矢印方向に回転させると操作ロープ
23はリール25に巻取られるとともに矢印方向
に引き上げられる。この引き上げの過程で操作ロ
ープ23は複数のスラツト21,21…を最下段
から一枚ずつ吊上げていく。第3図ロは最下段の
スラツト21を一枚吊上げた状態で、この状態で
は操作ロープ23はスラツト21の一枚分の重量
が負荷し、第3図ハはスラツト21を二枚吊上げ
た状態で、この状態では操作ロープ23に二枚分
のスラツト21の重量が負荷する。このように全
てのスラツト21は操作ロープ23によつて順次
吊上げられて収納されるが、この収納時には複数
のスラツト21の全重量が操作ロープ23に負荷
されることになる。 また、上記収納状態から使用状態にするには巻
取りリール25を矢印とは逆方向に回転させ、操
作ロープ23を下げながら複数のスラツト21を
上部から一枚ずつラダーテープ22で保持してい
く。しかしてブラインド20は最終的に第3図イ
の状態となり、使用される。 このようなブラインドは従来巻取りリール25
にデツドウエイトや定荷重ばねを巻取りのための
動力として用い操作ロープ23に負荷される荷重
とバランスさせることが試みられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながらこのようなブラインドにおいては
操作ロープに負荷される荷重が変動するので上記
したバランサーでは次のような不具合を生じてい
た。 即ち、上記したブラインドの場合はブラインド
を降ろすに従つて操作ロープを介してバランサー
に負荷されるスラツトの荷重が減少するので、一
定のトルクしか得られないデツドウエイトや定荷
重ばねを用いたバランサーでは特定の位置でしか
バランスが保てない。 そこでこのようなブラインドにおいてはブライ
ンドの降下に従つて、ばね特性がマイナス方向に
変動するばねをバランサーとして設計すればよい
が、このためにばねの断面形状をかえるなど、ば
ね構造を特殊にするのは、ばねの生産性の面で不
利であり、技術的にも困難が伴うものであつた。 本発明は上記したブラインドのように荷重が変
動する被作動部材に用いられるバランサーを、組
み立て容易な構造でしかも安価に提供することを
目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記した目的を達成するために、回転
軸方向に沿つて異径となる外形表面にロープガイ
ド溝が形成された巻取り胴を具備した第1の回転
リールと、回転軸方向に沿つて等径の円筒状巻取
り胴を具備しした第2の回転リールと、上記第1
及び第2の回転リールの巻取り胴間に掛け渡され
るとともに両巻取り可能に装着された伝達ロープ
と、上記第1の回転リールに連繋されたばねリー
ルと、このばねリールに巻回されて上記伝達ロー
プを上記第1の回転リールの巻取り胴に巻取る方
向へ第1の回転リールを回転付勢する定荷重ばね
と、上記第2の回転リールに一体的に取り付けら
れたドラムに巻回されるとともに引張により上記
伝達ロープを第2の回転リールの巻取り胴に巻取
る方向へ第2の回転リールを回転させる操作ロー
プとからなり、上記定荷重ばねのばね力を第1の
回転リールの伝達ロープの巻取り力に変換すると
ともに、この巻取り力を伝達ロープが巻取られる
胴径の大小によつて可変し、上記操作ロープに作
用する引張力を第2の回転リールの伝達ロープの
巻取り力に変換し、この第1及び第2の回転リー
ルの巻取り力を伝達ロープを介して釣り合うよう
に構成したことを特徴としている。 〔実施例〕 以下、この発明を図示の実施例に基づいて具体
的に説明する。第1図および第2図に示す実施例
において、符号1は、ばねリールで、そこには定
荷重ばね2が巻回してある。このばねリール1に
対応して、別にばねリール3が用意されており、
これには、上記定荷重ばね2が逆向きに巻込まれ
るようになつている。上記ばねリール3には、歯
車4が一体的に取り付けられており、該歯車4は
中間歯車5を介して、第1の回転リール6に一体
的に設けた歯車7に連繋されている。 ここで用いられる第1の回転リール6は、実施
例に示す円錐形に限定するものではなく、必要に
応じて多角円錐形状、たる形状、鼓形状のいずれ
をも選択することができる。要するに、第1の回
転リールは、回転軸方向に対して異径状となる形
状であれば足りるものであり、負荷変動の種類に
対応して選択される。 上記第1の回転リール6は、コニカルな巻取り
胴6aを具備しており、ここには、ロープガイド
溝6bに沿つてその巻取り胴6aには伝達ロープ
8が巻回されるようになつている。この第1の回
転リール6に対応して、別に第2の回転リール9
が用意されており、この巻取り胴9aは回転軸方
向に沿つて等径の円筒状をなしていて、そこに前
記伝達ロープ8の一端を巻込み可能に固着してい
る。上記第2の回転リール9には操作ロープ10
を巻回したドラム11が一定的に取り付けられて
いる。 定荷重ばね2は自由状態において歯車4,5,
7を介して伝達ロープ8を巻取り胴6aに巻取る
方向へ第1の回転リール6を回転付勢している。
この自由状態においては伝達ロープ8を介して第
2の回転リール9も又定荷重ばね2によつて操作
ロープ10をドラム11に巻取る方向へ回転付勢
されている。また、操作ロープ10を引き出すこ
とにより、第2の回転リール9が回転され、伝達
ロープ8は第1の回転リール6から第2の回転リ
ール9へと巻取られる。この時歯車4,5,7を
介してばねリール3を回転し、定荷重ばね2をば
ねリール1からばねリール3へとへと巻込む。そ
して、操作ロープ10の引き出し側端部には図示
しない被作動部材が連結されており、この被作動
部材の重量等の変動により操作ロープ10に作用
する引張力が変動する。この被作動部材は前述し
たブラインド20のスラツト21であり、操作ロ
ープ10はスラツト21の昇降用の操作ロープ2
3である。 このように構成されたバランサーは定荷重ばね
2のばね力を第1の回転リール6の伝達ロープ8
の巻取り力に変換するとともに、この巻取り力を
伝達ロープ8が巻取られる胴径の大小によつて可
変する。一方、操作ロープ10に作用する引張力
は第2の回転リール9の伝達ロープ8の巻取り力
に変換される。しかして、このバランサーにおい
ては、第1及び第2の回転リール6,9の伝達ロ
ープ8の巻取り力を伝達ロープ8を介して釣り合
うように構成されている。 即ち、操作ロープ10を前述したブラインド2
0の操作ロープ23として用いた場合、ブライン
ドを巻き上げるに従い伝達ロープ8はコニカルな
巻取り胴6aの小径部に向つて巻取られるため、
この径が小さくなつた分第1の回転リール6の巻
取りトルクは増加する。この増加したトルクと操
作ロープ10(23)に作用する増加した引張力
(複数のスラツト21の重量分だけ増加する)と
が釣り合うことになる。 この釣り合い状態をより詳細に検討すると次の
ようになる。 この定荷重ばね2がリール1から3へ巻込まれ
る時のトルクをt0(ばね形状材質及びリール3の
ドラム径とで定まる)とすると、リール6のトル
クT0は歯車比で定まり、一定である。 一方、リール6と9とは、ロープ8を介して互
いに所定張力で釣り合つている。 そこで、ロープリール6の任意の位置のロープ
ガイド溝6bの有効半径をrとし、rをロープガ
イド溝6bの展開長さについての関係とする
と、 r=f()…(1) また、ロープ8の張力Pは P=T0/γ…(2) 一方、ロープリール9のドラム9aの有効半径
をr0(一定)、ドラム11の有効半径をR0(一
定)ロープ10の引き出し長さを′、ロープリ
ール9の回転角をθとすると、 =r0θ…(3) ′=R0θ…(4) 張力Pによりリール9、ドラム11に発生するト
ルクをTとすると、 T=Pr0=r0T0/r……(5) ロープ10にかかる力をP′とすると、 P=T/R0=γ0T0/R0・1/γ=γ0T0/
R0・1/f()…(6) (3),(4)式より、=γ0/R0′ よつて、
グ式バランサーに関する。 〔従来の技術〕 通常、ブラインドは第3図に示すようになつて
いる。図において20はブラインドであり、日除
機能を有する複数のスラツト21,21…がラダ
ーテープ22で連結されており、使用時には各ス
ラツト21がこのラダーテープ22によつて等間
隔に保持されるようになつている。23はスラツ
ト21の昇降用の操作ロープであり、この操作ロ
ープ23はその一端23aが最下段のスラツト2
1に連結されるとともに、他端23bが各スラツ
ト21,21…を透通してプーリ24を経てロー
プ巻取りリール25に連結されている。このよう
に構成されたブラインド20は次のように作動す
る。 第3図イはブラインド20の使用時の状態を示
すものであり、複数のスラツト21,21…はラ
ダーテープ22によつて等間隔に保持されて効果
的に日除けをするようになつている。この状態で
は全部のスラツト21はラダーテープ22によつ
て吊持されているので操作ロープ23にはスラツ
ト21の重量は負荷されない。この状態で巻取り
リール25を矢印方向に回転させると操作ロープ
23はリール25に巻取られるとともに矢印方向
に引き上げられる。この引き上げの過程で操作ロ
ープ23は複数のスラツト21,21…を最下段
から一枚ずつ吊上げていく。第3図ロは最下段の
スラツト21を一枚吊上げた状態で、この状態で
は操作ロープ23はスラツト21の一枚分の重量
が負荷し、第3図ハはスラツト21を二枚吊上げ
た状態で、この状態では操作ロープ23に二枚分
のスラツト21の重量が負荷する。このように全
てのスラツト21は操作ロープ23によつて順次
吊上げられて収納されるが、この収納時には複数
のスラツト21の全重量が操作ロープ23に負荷
されることになる。 また、上記収納状態から使用状態にするには巻
取りリール25を矢印とは逆方向に回転させ、操
作ロープ23を下げながら複数のスラツト21を
上部から一枚ずつラダーテープ22で保持してい
く。しかしてブラインド20は最終的に第3図イ
の状態となり、使用される。 このようなブラインドは従来巻取りリール25
にデツドウエイトや定荷重ばねを巻取りのための
動力として用い操作ロープ23に負荷される荷重
とバランスさせることが試みられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながらこのようなブラインドにおいては
操作ロープに負荷される荷重が変動するので上記
したバランサーでは次のような不具合を生じてい
た。 即ち、上記したブラインドの場合はブラインド
を降ろすに従つて操作ロープを介してバランサー
に負荷されるスラツトの荷重が減少するので、一
定のトルクしか得られないデツドウエイトや定荷
重ばねを用いたバランサーでは特定の位置でしか
バランスが保てない。 そこでこのようなブラインドにおいてはブライ
ンドの降下に従つて、ばね特性がマイナス方向に
変動するばねをバランサーとして設計すればよい
が、このためにばねの断面形状をかえるなど、ば
ね構造を特殊にするのは、ばねの生産性の面で不
利であり、技術的にも困難が伴うものであつた。 本発明は上記したブラインドのように荷重が変
動する被作動部材に用いられるバランサーを、組
み立て容易な構造でしかも安価に提供することを
目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記した目的を達成するために、回転
軸方向に沿つて異径となる外形表面にロープガイ
ド溝が形成された巻取り胴を具備した第1の回転
リールと、回転軸方向に沿つて等径の円筒状巻取
り胴を具備しした第2の回転リールと、上記第1
及び第2の回転リールの巻取り胴間に掛け渡され
るとともに両巻取り可能に装着された伝達ロープ
と、上記第1の回転リールに連繋されたばねリー
ルと、このばねリールに巻回されて上記伝達ロー
プを上記第1の回転リールの巻取り胴に巻取る方
向へ第1の回転リールを回転付勢する定荷重ばね
と、上記第2の回転リールに一体的に取り付けら
れたドラムに巻回されるとともに引張により上記
伝達ロープを第2の回転リールの巻取り胴に巻取
る方向へ第2の回転リールを回転させる操作ロー
プとからなり、上記定荷重ばねのばね力を第1の
回転リールの伝達ロープの巻取り力に変換すると
ともに、この巻取り力を伝達ロープが巻取られる
胴径の大小によつて可変し、上記操作ロープに作
用する引張力を第2の回転リールの伝達ロープの
巻取り力に変換し、この第1及び第2の回転リー
ルの巻取り力を伝達ロープを介して釣り合うよう
に構成したことを特徴としている。 〔実施例〕 以下、この発明を図示の実施例に基づいて具体
的に説明する。第1図および第2図に示す実施例
において、符号1は、ばねリールで、そこには定
荷重ばね2が巻回してある。このばねリール1に
対応して、別にばねリール3が用意されており、
これには、上記定荷重ばね2が逆向きに巻込まれ
るようになつている。上記ばねリール3には、歯
車4が一体的に取り付けられており、該歯車4は
中間歯車5を介して、第1の回転リール6に一体
的に設けた歯車7に連繋されている。 ここで用いられる第1の回転リール6は、実施
例に示す円錐形に限定するものではなく、必要に
応じて多角円錐形状、たる形状、鼓形状のいずれ
をも選択することができる。要するに、第1の回
転リールは、回転軸方向に対して異径状となる形
状であれば足りるものであり、負荷変動の種類に
対応して選択される。 上記第1の回転リール6は、コニカルな巻取り
胴6aを具備しており、ここには、ロープガイド
溝6bに沿つてその巻取り胴6aには伝達ロープ
8が巻回されるようになつている。この第1の回
転リール6に対応して、別に第2の回転リール9
が用意されており、この巻取り胴9aは回転軸方
向に沿つて等径の円筒状をなしていて、そこに前
記伝達ロープ8の一端を巻込み可能に固着してい
る。上記第2の回転リール9には操作ロープ10
を巻回したドラム11が一定的に取り付けられて
いる。 定荷重ばね2は自由状態において歯車4,5,
7を介して伝達ロープ8を巻取り胴6aに巻取る
方向へ第1の回転リール6を回転付勢している。
この自由状態においては伝達ロープ8を介して第
2の回転リール9も又定荷重ばね2によつて操作
ロープ10をドラム11に巻取る方向へ回転付勢
されている。また、操作ロープ10を引き出すこ
とにより、第2の回転リール9が回転され、伝達
ロープ8は第1の回転リール6から第2の回転リ
ール9へと巻取られる。この時歯車4,5,7を
介してばねリール3を回転し、定荷重ばね2をば
ねリール1からばねリール3へとへと巻込む。そ
して、操作ロープ10の引き出し側端部には図示
しない被作動部材が連結されており、この被作動
部材の重量等の変動により操作ロープ10に作用
する引張力が変動する。この被作動部材は前述し
たブラインド20のスラツト21であり、操作ロ
ープ10はスラツト21の昇降用の操作ロープ2
3である。 このように構成されたバランサーは定荷重ばね
2のばね力を第1の回転リール6の伝達ロープ8
の巻取り力に変換するとともに、この巻取り力を
伝達ロープ8が巻取られる胴径の大小によつて可
変する。一方、操作ロープ10に作用する引張力
は第2の回転リール9の伝達ロープ8の巻取り力
に変換される。しかして、このバランサーにおい
ては、第1及び第2の回転リール6,9の伝達ロ
ープ8の巻取り力を伝達ロープ8を介して釣り合
うように構成されている。 即ち、操作ロープ10を前述したブラインド2
0の操作ロープ23として用いた場合、ブライン
ドを巻き上げるに従い伝達ロープ8はコニカルな
巻取り胴6aの小径部に向つて巻取られるため、
この径が小さくなつた分第1の回転リール6の巻
取りトルクは増加する。この増加したトルクと操
作ロープ10(23)に作用する増加した引張力
(複数のスラツト21の重量分だけ増加する)と
が釣り合うことになる。 この釣り合い状態をより詳細に検討すると次の
ようになる。 この定荷重ばね2がリール1から3へ巻込まれ
る時のトルクをt0(ばね形状材質及びリール3の
ドラム径とで定まる)とすると、リール6のトル
クT0は歯車比で定まり、一定である。 一方、リール6と9とは、ロープ8を介して互
いに所定張力で釣り合つている。 そこで、ロープリール6の任意の位置のロープ
ガイド溝6bの有効半径をrとし、rをロープガ
イド溝6bの展開長さについての関係とする
と、 r=f()…(1) また、ロープ8の張力Pは P=T0/γ…(2) 一方、ロープリール9のドラム9aの有効半径
をr0(一定)、ドラム11の有効半径をR0(一
定)ロープ10の引き出し長さを′、ロープリ
ール9の回転角をθとすると、 =r0θ…(3) ′=R0θ…(4) 張力Pによりリール9、ドラム11に発生するト
ルクをTとすると、 T=Pr0=r0T0/r……(5) ロープ10にかかる力をP′とすると、 P=T/R0=γ0T0/R0・1/γ=γ0T0/
R0・1/f()…(6) (3),(4)式より、=γ0/R0′ よつて、
この発明は定荷重ばねに、異径及び等径の回転
リールからなる簡単なトルク可変機構を組み合わ
せることで構成したので、撓み〜荷重変動のある
特殊構造はばねご設計するのに比べて組立てが容
易であるとともに安価に提供することができる。 また、定荷重ばねの使用にも拘らず、種々のば
ね特性のものが得られるとともに、ばねの大型可
を伴わなくとも回転リール外形の設計により非常
に大きなトルクをも得ることができ、それだけ設
計の自由度が拡大する。
リールからなる簡単なトルク可変機構を組み合わ
せることで構成したので、撓み〜荷重変動のある
特殊構造はばねご設計するのに比べて組立てが容
易であるとともに安価に提供することができる。 また、定荷重ばねの使用にも拘らず、種々のば
ね特性のものが得られるとともに、ばねの大型可
を伴わなくとも回転リール外形の設計により非常
に大きなトルクをも得ることができ、それだけ設
計の自由度が拡大する。
第1図は、この発明の一実施例を示す側面図、
第2図は同平面図、第3図イ、ロ、ハは従来のブ
ラインドの作動を説明するための概略図である。 1…ばねリール、2…定荷重ばね、3…ばねリ
ール、4,5…歯車、6…第1の回転リール、6
a…巻取り胴、6b…ロープガイド溝、7…歯
車、8…ロープ、9…第2の回転リール、9a…
巻き取り胴、10…操作ロープ、11…ドラム。
第2図は同平面図、第3図イ、ロ、ハは従来のブ
ラインドの作動を説明するための概略図である。 1…ばねリール、2…定荷重ばね、3…ばねリ
ール、4,5…歯車、6…第1の回転リール、6
a…巻取り胴、6b…ロープガイド溝、7…歯
車、8…ロープ、9…第2の回転リール、9a…
巻き取り胴、10…操作ロープ、11…ドラム。
Claims (1)
- 1 回転軸方向に沿つて異径となる外形表面にロ
ープガイド溝が形成された巻取り胴を具備した第
1の回転リールと、回転軸方向に沿つて等径の円
筒状巻取り胴を具備した第2の回転リールと、上
記第1及び第2の回転リールの巻取り胴間に掛け
渡されるとともに両巻取り胴に巻取り可能に装着
された伝達ロープと、上記第1の回転リールに連
繋されたばねリールと、このだねリールに巻回さ
れて上記伝達ロープを上記第1の回転リールの巻
取り胴に巻取る方向へ第1の回転リールを回転付
勢する定荷重ばねと、上記第2の回転リールに一
体的に取り付けられたドラムに巻回されるととも
に引張により上記伝達ロープを第2の回転リール
の巻取り胴に巻取る方向へ第2の回転リールを回
転させる操作ロープとからなり、上記定荷重ばね
のばね力を第1の回転リールの伝達ロープの巻取
り力に変換するとともにこの巻取り力を伝達ロー
プ8が巻取られる胴径の大小によつて可変し、上
記操作ロープに作用する引張力を第2の回転リー
ルの伝達ロープの巻取り力に変換し、この第1及
び第2の回転リールの巻取り力を伝達ロープを介
して釣り合うように構成したことを特徴とするス
プリング式バランサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234277A JPS53126478A (en) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | Spring type balancer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234277A JPS53126478A (en) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | Spring type balancer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53126478A JPS53126478A (en) | 1978-11-04 |
JPS6146696B2 true JPS6146696B2 (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=12633334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234277A Granted JPS53126478A (en) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | Spring type balancer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53126478A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0486997U (ja) * | 1990-12-05 | 1992-07-28 | ||
US10711517B2 (en) | 2015-01-21 | 2020-07-14 | Nien Made Enterprise Co., Ltd. | Lifting device of cordless covering |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58558B2 (ja) * | 1977-09-02 | 1983-01-07 | 立川ブラインド工業株式会社 | ベネシヤンブラインドの巻上装置 |
US6648050B1 (en) | 1997-11-04 | 2003-11-18 | Andrew J. Toti | Spring drive system and window cover |
JP2015014141A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 任昭 岩崎 | シャッタ装置 |
-
1977
- 1977-04-13 JP JP4234277A patent/JPS53126478A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0486997U (ja) * | 1990-12-05 | 1992-07-28 | ||
US10711517B2 (en) | 2015-01-21 | 2020-07-14 | Nien Made Enterprise Co., Ltd. | Lifting device of cordless covering |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53126478A (en) | 1978-11-04 |
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